JPH09144745A - ピポットおよび窓用ステー - Google Patents

ピポットおよび窓用ステー

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JPH09144745A
JPH09144745A JP7344693A JP34469395A JPH09144745A JP H09144745 A JPH09144745 A JP H09144745A JP 7344693 A JP7344693 A JP 7344693A JP 34469395 A JP34469395 A JP 34469395A JP H09144745 A JPH09144745 A JP H09144745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
rivet
head
disc spring
belleville spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP7344693A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Matsumoto
治男 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OMUNI TECHNO KK
Original Assignee
OMUNI TECHNO KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピボット部における移動部材の回転トルクを
一定に制御して窓の開閉をスムーズにできるピボットお
よび窓用ステーを提供する。 【構成】 軸体の長手方向の一端に頭部を、他端にかし
め部を有しているリベットにおいて、該リベットの軸体
を第1部材と第2部材のそれぞれの貫通孔に貫通せしめ
て、該リベットの頭部を第2部材の外側に、該リベット
のかしめ部を第1部材の外側に臨ませて、該かしめ部の
かしめ加工によって第1部材と第2部材とが相対的に回
転自在に枢動連結されてなるピボットにおいて、前記第
1部材と第2部材との間にナイロンワッシャ等のかとう
性ワッシャを介在しており、第2部材と頭部との間には
ナイロンワッシャ等のかとう性ワッシャを第2部材側
に、皿バネを前記ワッシャと頭部との間に介在してお
り、前記皿バネの圧力で第2部材の回転トルクを一定に
なるように構成していることを特徴とするピボット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピボットおよび窓用
ステーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ピボットおよび窓用ステーに関する
技術は公知であり、例えば実公昭52−15974号公
報、特公平2−43870号公報に開示されている。こ
れらの技術は相対的に回転するように第1部材と第2部
材とをワッシャを介してリベットにてかしめ加工されて
いる。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】かかる従来技術のピボ
ットは相対的に回転する部材の回転トルクの安定に問題
があり、ことにワッシャの材質、形状、構造、かしめ力
の度合いなどによって回転トルクにばらつき又は変化が
生じると言うことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】その1つは「軸体の長手
方向の一端に頭部を、他端にかしめ部を有しているリベ
ットにおいて、該リベットの軸体を第1部材と第2部材
のそれぞれの貫通孔に貫通せしめて、該リベットの頭部
を第2部材の外側に、該リベットのかしめ部を第1部材
の外側に臨ませて、該かしめ部のかしめ加工によって第
1部材と第2部材とが相対的に回転自在に枢動連結され
てなるピボットにおいて、前記第1部材と第2部材との
間にナイロンワッシャ等のかとう性ワッシャを介在して
おり、第2部材と頭部との間にはナイロンワッシャ等の
かとう性ワッシャを第2部材側に、皿バネを前記ワッシ
ャと頭部との間に介在しており、前記皿バネの圧力で第
2部材の回転トルクを一定になるように構成しているこ
とを特徴とするピボット」である。その2つは「リベッ
トの頭部において皿バネに当たる面に皿バネの勾配に沿
うようにテーパ部を形成することを特徴とする前記構成
のピボット」である。その3つは「第1部材が窓枠又は
サッシ等の固定部材であり、第2部材がリンク等の移動
部材である前記構成のピボットを備える窓用ステー」で
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のピボットおよび窓用ステ
ーは前記したとおりの構成を備えており、かとう性ワッ
シャはナイロンワッシャ、その他合成樹脂製ワッシャ等
が含まれる。皿バネは金属薄板をプレス成型して、中央
に貫通孔のある皿状に製作している。したがって皿バネ
がリベットのかしめ圧力を受けると、弾性押圧力(弾性
復元力)がリベットの頭部側とワッシャ側にかかった状
態で保持される。それゆえに第2部材にはナイロンワッ
シャを介して皿バネの弾性押圧力が作用しており、回転
トルクが一定に規制される状態となる。その他の実施形
態は従来同様の構成を採用することができる。
【0006】
【実施例】図1から図3は本発明の実施例を示す。図1
は窓用ステーのピボットの要部断面図、図2は同じくピ
ボット部の別の実施例の要部断面図、図3は皿バネの縦
断面図である。図1において1はリベットで、2はそれ
の軸体、3は該軸体の長手方向の一端に形成した頭部、
4はそれの他端に形成したかしめ部である。5は第1部
材で、例えばサッシ、窓枠などの固定部材である。5a
は軸体の貫通孔である。
【0007】6は第2部材で、リンクなどの移動部材で
ある。6aは軸体の貫通孔である。7はナイロンワッシ
ャ、その他合成樹脂等からなるかとう性のワッシャであ
る。そのワッシャが第1部材と第2部材との間に介在さ
れる。
【0008】第2部材と頭部との間にはワッシャ7と同
様のかとう性のワッシャ8と、皿バネ9が介在されてい
る。そしてワッシャ8は第2部材の側に、皿バネ9はワ
ッシャ8と頭部3との間に介在されている。しかしてリ
ベットの軸体2を皿バネ9、ワッシャ8、第2部材6、
ワッシャ7、第1部材5のそれぞれの貫通孔に、かしめ
部4の自由端から挿通し、しかるのちにかしる加工によ
ってかしめ部をかしめることによって上記第1部材と第
2部材は相対的に回転自在に枢動連結される。
【0009】さらにこの状態では皿バネ9が頭部3とワ
ッシャ8間においてリベットのかしめ圧力を受けている
ので、弾性押圧力(弾性復元力)がリベットの頭部側
と、ワッシャ8側にかかった状態で保持される。また頭
部3は皿バネ9に面接触状態で当接している。それゆえ
に第2部材にはナイロンワッシャを介して皿バネの弾性
押圧力が作用しており、回転トルクが一定に制御される
状態となる。
【0010】図2は図1とほぼ同様の構成である。異な
るところはリベット1の頭部3において、皿バネ9の上
面を面接触状態で押さえるために、皿バネの勾配に合致
するようなテーパ部3aを設けて肉厚にしている。よっ
て皿バネの復元力が第2部材の回転トルクを一定に制御
するために影響を及ぼしている。上記図面ではいずれも
リベットは頭部が中央部中空であるが、中実でもよい。
【0011】図3において、9は皿バネで、9aは貫通
孔である。これは金属薄板をプレス成型で製作できる。
皿バネの平面視形状は円形で中央に貫通孔9aを設けて
いる。
【0012】
【効果】本発明のピボットおよびそれを有する窓用ステ
ーは、まず第1部材と第2部材とが相対的に回転自在に
枢動連結されており、しかも皿バネの復元力が第2部材
の回転トルクを一定になるように制御するごとく作用す
るので、たとえばサッシの窓用ステーとして用いれば、
窓の開閉が安定してスムーズにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明窓用ステーのピボット部の要部断面図。
【図2】同じくピボット部の別の実施例を示す要部断面
図。
【図3】皿バネの縦断面図。
【符号の説明】
1 リベット 2 軸体 3 頭部 3a テーパ部 4 かしめ部 5 第1部材(固定部材) 5a 貫通孔 6 第2部材(移動部材) 6a 貫通孔 7 かとう性ワッシャ 8 かとう性ワッシャ 9 皿バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸体の長手方向の一端に頭部を、他端にか
    しめ部を有しているリベットにおいて、該リベットの軸
    体を第1部材と第2部材のそれぞれの貫通孔に貫通せし
    めて、該リベットの頭部を第2部材の外側に、該リベッ
    トのかしめ部を第1部材の外側に臨ませて、該かしめ部
    のかしめ加工によって第1部材と第2部材とが相対的に
    回転自在に枢動連結されてなるピボットにおいて、前記
    第1部材と第2部材との間にナイロンワッシャ等のかと
    う性ワッシャを介在しており、第2部材と頭部との間に
    はナイロンワッシャ等のかとう性ワッシャを第2部材側
    に、皿バネを前記ワッシャと頭部との間に介在してお
    り、前記皿バネの圧力で第2部材の回転トルクを一定に
    なるように構成していることを特徴とするピボット。
  2. 【請求項2】リベットの頭部において皿バネに当たる面
    に皿バネの勾配に沿うようにテーパ部を形成することを
    特徴とする請求項1記載のピボット。
  3. 【請求項3】第1部材が窓枠又はサッシ等の固定部材で
    あり、第2部材がリンク等の移動部材である請求項1ま
    たは請求項2記載のピボットを備える窓用ステー。
JP7344693A 1995-11-25 1995-11-25 ピポットおよび窓用ステー Pending JPH09144745A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011153685A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Toyoda Gosei Co Ltd ヒンジ構造
CN102198483A (zh) * 2010-03-26 2011-09-28 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 铆接结构以及铆接设备
JP2016532027A (ja) * 2013-07-19 2016-10-13 エイエスエスエイ・アブロイ・ニュージーランド・リミテッド ウインドーステーおよびウインドーステーコンポーネント

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JP2018080577A (ja) * 2013-07-19 2018-05-24 エイエスエスエイ・アブロイ・ニュージーランド・リミテッド ウインドーステーおよびウインドーステーコンポーネント

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