JPH0914472A - スプール型サーボ弁 - Google Patents

スプール型サーボ弁

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JPH0914472A
JPH0914472A JP16173395A JP16173395A JPH0914472A JP H0914472 A JPH0914472 A JP H0914472A JP 16173395 A JP16173395 A JP 16173395A JP 16173395 A JP16173395 A JP 16173395A JP H0914472 A JPH0914472 A JP H0914472A
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JP
Japan
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spool
servo valve
ports
pair
port
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JP16173395A
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English (en)
Inventor
Masao Suzuki
正雄 鈴木
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TEKUNOPURASU KK
Technoplas Inc
Original Assignee
TEKUNOPURASU KK
Technoplas Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エネルギの減少により小型化を図って高速性及
び精密制御性のあるスプール型サーボ弁を得ることを目
的とする。 【構成】スプール2の各ランド21〜24に、ランドを
挟んで隣合う油室を連通させる貫通孔H…を配し、サー
ボ弁本体に、嵌合孔H…に連通させた供給ポートP、一
対のシリンダポートA,B及び排出ポートTを設け、供
給ポートPを分岐させて一対の分岐ポートP1 ,P2
形成し、この分岐ポートP1 ,P2 とシリンダポート
A,Bとを一対一対応させそれぞれ油室33a,33b
を共有させるとともに、スプール軸方向で分岐ポートP
1 ,P2 と嵌合孔1aとの連通部位間に油室間の作動油
の交流を遮断させる壁部12を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスプールを作動させて弁
の切り換えを行うスプール型サーボ弁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のスプール型サーボ弁(以下、サ
ーボ弁と称する)は、流体アクチュエータへの作動油の
供給を制御する弁であり、例えば、油圧アクチュエータ
の駆動回路に適用されている。
【0003】上記サーボ弁は、図7に示した如く、サー
ボ弁本体60の嵌合孔62にスプール64を摺動自在に
収容した構成であって、サーボ弁本体60には嵌合孔6
2と作動油供給元、作動油排出先、アクチュエータとの
間をそれぞれ結ばせた供給用のPポート、排出用のT
(T1 ,T2 )ポート、シリンダ用のA,Bポートが設
けられている。このPポート、Tポート、Aポート及び
Bポートにより4方向弁が形成される。また、スプール
64はランド64a…間に油室66を形成しており、軸
方向に作動して4方向弁の流路を切り換えることができ
る。
【0004】次に動作について説明する。図7に示した
サーボ弁では、電磁駆動方式によってスプール64が左
又は右に駆動され、これにより作動油をPからA、Bか
らT 2 方向又はPからB、AからT1 方向に流すように
流路が形成される。このように、弁を開閉駆動させて
A,Bポートから供給制御される作動油により油圧アク
チュエータが制御される。
【0005】なお、従来技術として、例えば、特開平6
−10910号公報、同280819号公報等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サーボ弁は以上のように構成されているので、油圧アク
チュエータに必要な油圧力を得るまでスプール64を駆
動させる際に、流れる油により流路に働く軸方向の流体
力によって各ランドの受圧面にかかる大きな圧力がスプ
ール64の駆動抵抗を増大させ、駆動源に大きく複雑な
負荷をかけていた。このスプール駆動のために大きな駆
動力を確保しなければならず、電磁駆動装置の可動部の
重量を大きくしていた。電磁駆動装置の可動部の増大に
伴ってスプール64の応答作動速度が低下して、サーボ
弁に要求される高速性、精密制御性には限界があるとい
う問題点があった。
【0007】さらに、スプール64の制御流量が多くな
ればなる程大きな駆動力が必要となり、前述の電磁駆動
方式では対応できなくなると、油圧パイロット方式への
転換が必要となるが、ここでメインスプールの制御流量
を増大させると、その駆動の為のパイロット流量が増大
しパイロット弁の高速性に限界が生じて、弁全体の高速
性に限界が生ずてしまうという問題点があった。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、エネルギの減少により小型化を
図って高速性及び精密制御性のあるサーボ弁を得ること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係るサーボ
弁は、サーボ弁本体に設けた嵌合孔に複数のランドを形
成したスプールを収容し、前記スプールを軸方向に駆動
させるスプール型サーボ弁において、前記スプールの各
ランドに、ランドを挟んで隣合う油室を連通させる貫通
孔を配し、前記サーボ弁本体に、前記嵌合孔に連通させ
た供給ポート、一対のシリンダポート及び排出ポートを
設け、前記供給ポートを分岐させて一対の分岐ポートを
形成し、該一対の分岐ポートと前記一対のシリンダポー
トとを一対一対応させそれぞれ油室を共有させるととも
に、前記スプール軸方向で前記一対の分岐ポートと前記
嵌合孔との連通部位間に油室間の作動油の交流を遮断さ
せる壁部を設けてなることを特徴とするものである。
【0010】請求項2の発明に係るサーボ弁は、サーボ
弁本体に設けた嵌合孔に複数のランドを形成したスプー
ルを収容し、前記スプールを軸方向に駆動させるスプー
ル型サーボ弁において、前記スプールの各ランドに、ラ
ンドを挟んで隣合う油室を連通させる貫通孔を配し、前
記サーボ弁本体に、前記嵌合孔に連通させた供給ポー
ト、一対のシリンダポート及び排出ポートを設け、前記
一対のシリンダポートをそれぞれ分岐させて一対の分岐
ポートを二組形成し、前記一対のシリンダポート間で隣
合う2つの分岐ポートと前記供給ポートとに前記複数の
油室の内の一油室を共有させるとともに、前記一対のシ
リンダポートのいずれにおいても前記スプール軸方向で
一対の分岐ポートと前記嵌合孔との連通部位間に油室間
の作動油の交流を遮断させる壁部を設けてなることを特
徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1及び2によれば、ランドに貫通孔を設
け、各ランドの両側面の圧力をランド毎にバランスさ
せ、供給ポートを分岐させその間に設けた壁部で供給側
ランド間の油圧室の作動油の交流を遮断させることによ
り、貫通孔を有するにもかかわらず弁が構成され、かつ
各ランドの平衡状態によってスプールの作動によりいず
れの油圧群で流路を形成しても流体力をかけずに適性な
位置までスプールを作動させる。
【0012】
【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明に係る
好適な一実施例を詳細に説明する。図1は本発明に係る
サーボ弁の第1実施例を概略的に示す側断面図である。
【0013】このサーボ弁は、図1に示した如く、サー
ボ弁本体1に嵌合孔1aを配してその嵌合孔1aにスプ
ール2を摺動自在に収容させている。なお、嵌合孔1a
はスプール2の摺動案内面をスリーブ3で形成してい
る。なお、本サーボ弁はパイロット式の一例を示してい
る。
【0014】上記サーボ弁本体1には、スプール2を駆
動させるためのパイロットサーボ弁Mが取り付けられる
とともに、このパイロットサーボ弁Mの駆動力を油圧に
て伝達するためにパイロット油路1b,1bが配設され
ている。嵌合孔1aの両端部とパイロット油路1b,1
bとの連結部位には、スプール2を駆動させるためにシ
リンダ部1c,1cにピストン1d,1dが摺動自在に
設けられている。また、嵌合孔1aにPポート、Tポー
ト、Aポート及びBポートが接続され、これで4方向弁
が形成される。
【0015】スプール2は、図1に示した如く、第1ス
プール2Aと第2スプール2Bとの連結構造である。こ
の連結部位において、第1スプール2Aの小径部先端に
凸部5を突設し、第2スプール2Bのランド23の部位
に凸部5を嵌入させる凹部6を配して、凹部6に凸部5
を圧入させその結合で一体化させることができる。この
連結は、第1スプール2Aの小径部を後述する壁部12
に挿通させた後に行われる。
【0016】また、スプール2は嵌合孔1aよりも小径
のスプール小径部2aに嵌合孔1aの径に略等しい径の
ランド21,22,23,24を所定の間隔で配置させ
た構成であり、嵌合孔1aにはスプール小径部2aの両
端と中央とを摺動自在に嵌挿させた壁部11,13が設
けられている。また、嵌合孔1aにおいて、スプール小
径部2aとランド21,22,23,24間には油室3
1,32,33,34,35が形成される。なお、油室
33は小油室33a,33bとからなり、これら小油室
33aと33bとは嵌合孔1a内に固設されスプール2
のスプール小径部2aと摺動可能に嵌合させた壁部12
により作動油の交流が遮断される。なお、第1及び第2
スプール2A,2Bの結合では、圧入嵌合に限らずネジ
止めを採用してもよい。
【0017】上記ランド21,22,23,24はいず
れもランド両側の油室間を連通させる貫通孔H…を有し
ており、貫通孔H…をどれも同径にしてどのランド側面
(受油面)も受圧面積を同一に設定する。
【0018】アクチュエータと嵌合孔1a間に流路を形
成するAポート及びBポートは、スプール2の駆動範囲
(スプール中立位置を含む)において常時油室32,3
4に連通される。また、サーボ弁本体1において、Pポ
ートは嵌合孔1aの手前で二股に分岐され、その一対の
分岐ポートP1 ,P2 はスプール2の移動によりAポー
ト、Bポートに連通可能に形成される。各ポート及び油
室のサイズについては、図1に示した中立位置より左方
にスプール2を駆動させたとき、Pポート(P 2 ポー
ト)とAポートとの連通及びBポートとTポートとの連
通が得られ、中立位置より右方にスプール2を駆動させ
たとき、Pポート(P1 ポート)とBポートとの連通及
びAポートとTポートとの連通が得られるように設定さ
れる。
【0019】次に動作について説明する。図1に示した
サーボ弁は中立状態を示しており、この中立状態ではス
プール2の両端に配したピストン1d,1dをスプリン
グの弾性を利用してシリンダ1c,1c内で作動させか
つ差動トランスDTの制御で初期位置への移動を可能に
する。またこの中立位置においてはAポート及びBポー
トはいずれも流路をブロックされた状態にある。この状
態では、アクチュエータが停止して安全な状態となる。
【0020】そして、スプール2を中立位置より左方へ
駆動させた場合、ランド22,23が中立位置より左方
に移動して、油室32がPポート(P2 ポート)とAポ
ートとを連通させ、かつ、油室34がBポートとTポー
トとを連通させるので、アクチュエータを介してP(P
2 )からA、BからT方向に作動油を流通させる流路が
形成される。
【0021】また逆に、スプール2を中立位置より右方
へ駆動させた場合、ランド22,23が中立位置より右
方に移動して、油室32がAポートとT1 ポートとを連
通させ、かつ、油室34がPポート(P1 ポート)とB
ポートとを連通させるので、アクチュエータを介してP
(P1 )からB、AからT方向に作動油を流通させる流
路が形成される。
【0022】作動油の状態については、弁内に作動油が
流れていないすなわち各ポートと油室とが連通していな
い状態では、各ランドに設けた貫通孔によって各ランド
の両側面の圧力がバランスして流体力がキャンセルされ
る。また弁内に作動油が流れている状態すなわち各ポー
トと油室とが連通している状態では、各油室内の圧力は
一様でなくなり同一油室内の圧力差が流体力を発生させ
る。
【0023】この場合、スプール2の駆動抵抗は減少さ
れるので、サーボ弁に要求される精密制御性を保ちつつ
高速性を生み出すことができるので、Pポートから供給
される作動油を円滑にアクチュエータに送り込むことが
可能になり、P(P2 )からA、BからT方向又はP
(P1 )からB、AからT方向に良好な流路を形成させ
ることができる。
【0024】また、スプール2を駆動させるためのシリ
ンダ部1cの受圧面積を小さくできるので、スプール移
動量を従来と同一とした場合、スプール2を駆動させる
ためのパイロット流量を減少させることができ、よっ
て、ピストン1dを小型化することができる。
【0025】さて、上述した第1実施例は、壁部12を
境に嵌合孔1aに連通されるPポートを2股に分岐さ
せ、その分岐させた流路の油室への流入を壁部12を間
に介在させるランド22,23によって制御していた
が、図2に示した第2実施例の如く、サーボ弁本体1’
に設けた壁部12a,12bを境に嵌合孔1aに連通さ
れるAポート、Bポートをそれぞれ2股に分岐させ、そ
の分岐させた流路の油室への流入を壁部12a,12b
をそれぞれ間に介在させるランド21,22及び23,
24によって制御するようにしてもよい。
【0026】図2に示したサーボ弁では、スプール2が
嵌合孔1a内で中立位置を保持するので、Aポート及び
Bポートはいずれもランド21,22及び23,24に
よって流路をブロックされた状態である。この状態で
は、アクチュエータが停止して安全な状態になる。
【0027】そして、スプール2を中立位置より左方へ
駆動させた場合、ランド21,22及び23,24が中
立位置より左方に移動して、油室31がAポートとT1
ポートとを連通させ、かつ、油室33がPポートとBポ
ートとを連通させるので、アクチュエータを介してPか
らB、AからT1 方向に作動油を流通させる流路が形成
される。
【0028】また逆に、スプール2を中立位置より右方
へ駆動させた場合、ランド21,22及び23,24が
中立位置より右方に移動して、油室33がAポートとP
ポートとを連通させ、かつ、油室35がBポートとT2
ポートとを連通させるので、アクチュエータを介してP
からA、BからT2 方向に作動油を流通させる流路が形
成される。
【0029】このように、スプール2を中立位置より左
右に駆動させることで、ランド21,22及び23,2
4が流路の開閉を切り換える役目を果たすことになる。
【0030】この第2実施例においても、各油室では作
動油の流れで圧力が一様でないために流体力が発生して
前述の流路を形成することになる。ところがランド2
1,22,23,24に貫通孔H…を設けたことで各ラ
ンド両側側面の圧力がバランスして流体力の影響を受け
ることなく適正な位置までスプール2を作動させること
ができる。これにより、スプール2の駆動抵抗は減少さ
れるので、サーボ弁に要求される精密制御性を保ちつつ
高速性を生み出すことができる。このようにして、Pポ
ートから供給される作動油を円滑にアクチュエータに送
り込むことが可能になって、PからB、AからT1 方向
又はPからA、BからT2 方向に流れる良好な流路が形
成される。
【0031】さて、上述した第1、第2実施例では、パ
イロット油路1b,1b内に通された油の移動に応じて
スプール2を駆動させるパイロット式が適用されていた
が、図3に示した第3実施例の如く、スプール2’をト
ルクモータTQ(あるいはフォースモータ)で直接駆動
させる例えば電磁式であったもよい。この場合には、ス
プール2’の第2スプール2B’内に小型のスプールS
UBを摺動自在に設けこのスプールSUBをトルクモー
タTQで駆動させその際の小さな駆動力をスプール2に
効率よく伝達してスプール2’を駆動させる大きな駆動
力に変換させるように構成したものである。これによ
り、スプール推力を小さく抑えることができることから
パワーも小さくて済み、よって、駆動のための電磁装置
を小型化できるというメリットがある。この第3実施例
でもメインのスプール2’を作動させるときに流体力の
影響を受けずに済む。
【0032】次に、第4実施例は図4に示した如く第3
実施例と同様にトルクモータTQを適用させたタイプで
あり、図5は壁部の形状の一例を示す分解斜視図であ
り、図6は図5に示した壁部の取付け状態を示す正面図
である。図4に示した壁部12’は図5に示した如くリ
ング状に形成され、二分割可能な割リング12A,12
Bで構成される。この割リング12A,12Bは螺合部
材として例えばボルトB,Bによって結合一体化させる
ことができる。また、リング部材12は図6に示した如
く嵌合孔1aのスリーブ3にピン孔を配して2本のピン
P,Pでピン止めされており、そのピン止め部位をリン
グ中心を通る少なくとも一本の対角線上に2ヵ所位置さ
せる。
【0033】このように、壁部12’を割リング12
A,12Bのように分割可能に構成した場合には、既に
設置されたスプール2’の小径部2aを挟むようにして
一体化させることが容易になるとともに、嵌合孔1aに
ピンP,Pでピン止めすれば確実に位置決めすることが
できる。
【0034】また、壁部12’において、例えば、ピン
P,Pを通す孔の位置はリング中心を通る少なくとも一
本の対角線上に2ヵ所配置すればよく、これによって壁
部12’に加わる応力を分散させ壁としての安定性を精
度高く保持できる。この割リング12A,12Bからな
る壁部12’は前述の第1〜第3実施例にも適用可能で
ある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように請求項1乃至2の発
明によれば、弁内に作動油が流れていない状態すなわち
各ポートと油室とが連通していない状態では、各ランド
に設けた貫通孔によって各ランドの両側面の圧力がバラ
ンスして流体力がキャンセルされる。また弁内に作動油
が流れている状態すなわち各ポートと油室とが連通して
いる状態では、各油室内の圧力は一様でなくなり同一油
室内の圧力差が流体力を発生させ、スプールの駆動抵抗
を減少させて駆動エネルギのロスを減退させるので、小
エネルギの駆動源で小型化を実現でき、これはサーボ弁
に要求される精密さや高速性を生み、実用性の高いサー
ボ弁を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーボ弁の第1実施例を概略的に
示す側断面図である。
【図2】本発明に係るサーボ弁の第2実施例を概略的に
示す側断面図である。
【図3】本発明に係るサーボ弁の第3実施例を概略的に
示す側断面図である。
【図4】本発明に係るサーボ弁の第4実施例を概略的に
示す側断面図である。
【図5】壁部の形状の一例を示す分解斜視図である。
【図6】図2に示した壁部の取付け状態を示す正面図で
ある。
【図7】従来例によるサーボ弁を概略的に示す側断面図
である。
【符号の説明】
1,1’ サーボ弁本体 1a 嵌合孔 1b パイロット油路 1c シリンダ部 1d ピストン 2 スプール 2a スプール小径部 3 スリーブ 11,12,12A,12B,13 壁部 21,22,23,24 ランド 31,32,33,34,35 油室 32a,32b,33a,33b,34a,34b 小
油室 A,B,P,T,T1 ,T2 ポート H 貫通孔 M パイロットサーボ弁 SUB スプール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボ弁本体に設けた嵌合孔に複数のラ
    ンドを形成したスプールを収容し、前記スプールを軸方
    向に駆動させるスプール型サーボ弁において、 前記スプールの各ランドに、ランドを挟んで隣合う油室
    を連通させる貫通孔を配し、前記サーボ弁本体に、前記
    嵌合孔に連通させた供給ポート、一対のシリンダポート
    及び排出ポートを設け、前記供給ポートを分岐させて一
    対の分岐ポートを形成し、該一対の分岐ポートと前記一
    対のシリンダポートとを一対一対応させそれぞれ油室を
    共有させるとともに、前記スプール軸方向で前記一対の
    分岐ポートと前記嵌合孔との連通部位間に油室間の作動
    油の交流を遮断させる壁部を設けてなることを特徴とす
    るスプール型サーボ弁。
  2. 【請求項2】 サーボ弁本体に設けた嵌合孔に複数のラ
    ンドを形成したスプールを収容し、前記スプールを軸方
    向に駆動させるスプール型サーボ弁において、 前記スプールの各ランドに、ランドを挟んで隣合う油室
    を連通させる貫通孔を配し、前記サーボ弁本体に、前記
    嵌合孔に連通させた供給ポート、一対のシリンダポート
    及び排出ポートを設け、前記一対のシリンダポートをそ
    れぞれ分岐させて一対の分岐ポートを二組形成し、前記
    一対のシリンダポート間で隣合う2つの分岐ポートと前
    記供給ポートとに前記複数の油室の内の一油室を共有さ
    せるとともに、前記一対のシリンダポートのいずれにお
    いても前記スプール軸方向で一対の分岐ポートと前記嵌
    合孔との連通部位間に油室間の作動油の交流を遮断させ
    る壁部を設けてなることを特徴とするスプール型サーボ
    弁。
JP16173395A 1995-06-28 1995-06-28 スプール型サーボ弁 Pending JPH0914472A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111946861A (zh) * 2020-09-27 2020-11-17 兰州理工大学 一种液压伺服阀中的抗冲蚀功率级滑阀
CN113236817A (zh) * 2021-05-31 2021-08-10 江苏金陵智造研究院有限公司 一种流量控制阀及安全控制方法

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