JPH09144532A - 内燃機関の触媒劣化判定装置 - Google Patents
内燃機関の触媒劣化判定装置Info
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- JPH09144532A JPH09144532A JP7305319A JP30531995A JPH09144532A JP H09144532 A JPH09144532 A JP H09144532A JP 7305319 A JP7305319 A JP 7305319A JP 30531995 A JP30531995 A JP 30531995A JP H09144532 A JPH09144532 A JP H09144532A
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Abstract
る。 【解決手段】 三元触媒14上流の排気通路内に上流側
O2 センサ23を配置し、三元触媒14下流の排気通路
内に下流側O2 センサ24を配置してこれらO2センサ
23,24の出力信号から三元触媒14の劣化判定を行
う。劣化判定中にスロットル弁12を開弁すべき命令が
出された場合にはスロットル弁12をゆっくりと開弁さ
せる。
Description
判定装置に関する。
元触媒上流の機関排気通路内に上流側空燃比センサを配
置すると共に三元触媒下流の機関排気通路内に下流側空
燃比センサを配置してこれら上流側空燃比センサおよび
下流側空燃比センサの出力信号に基づいて三元触媒が劣
化したか否かを判定するようにした内燃機関が公知であ
る(特開平3−281960号公報参照)。このように
空燃比センサの出力信号に基づいて三元触媒の劣化を判
定するようにした場合、例えば機関の加減速運転のよう
に空燃比が変動しているときに三元触媒の劣化判定を行
うと三元触媒が劣化していないにもかかわらずに三元触
媒が劣化していると誤判定する可能性が極めて高くな
る。従って上述の内燃機関ではこのような誤判定をしな
いようにするために空燃比が安定しているとき、即ち機
関回転数および機関負荷が予め定められた範囲内にある
定常運転時に三元触媒の劣化を判定するようにしてい
る。
関の運転においては加減速運転が行われる機会が多く、
従って三元触媒の劣化判定を定常運転時にのみ行うよう
にすると劣化判定の機会が減少してしまい、斯くして三
元触媒の劣化判定を適切に行うことができないという問
題がある。
めに本発明によれば、機関排気通路内に排気ガス浄化用
触媒と空燃比センサを配置して空燃比センサの出力信号
から触媒が劣化したか否かを判定するようにした内燃機
関において、作動せしめられると機関出力トルクの増大
又は減少をもたらす作動要素を具備し、触媒の劣化判定
を行う際にこの作動要素を作動すべき命令が出されたと
きには作動要素の作動を緩慢化するか又は作動要素の作
動を一時的に停止する作動要素制御手段を具備してい
る。即ち、作動要素を作動すべき命令が出されたときに
作動要素の作動が緩慢化されるか又は作動要素の作動が
一時的に停止されるので空燃比の変動が低く抑えられ、
このように空燃比の変動が低く抑えられた状態で触媒の
劣化判定が行われる。
体、2はピストン、3は燃焼室、4は吸気ポート、5は
排気ポートを夫々示す。吸気ポート4は吸気枝管6を介
してサージタンク7に連結され、各吸気枝管6には対応
する吸気ポート4内に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁
8が取付けられる。サージタンク7は吸気ダクト9およ
びエアフローメータ10を介してエアクリーナ11に連
結され、吸気ダクト9内にはスロットル弁12が配置さ
れる。一方、排気ポート5は排気マニホルド13に連結
され、排気マニホルド13は排気ガス中の未燃HC,C
OおよびNOX を同時に低減可能な三元触媒14を内蔵
した触媒コンバータ15を介して排気管16に連結され
る。排気マニホルド13には2次空気供給導管17が接
続され、この2次空気供給導管17内には2次空気供給
制御弁18が配置される。また、スロットル弁12はス
ロットル弁12を駆動するためのアクチュエータ19に
連結される。このアクチュエータはステップモータ或い
はDCモータからなる。
ュータからなり、双方向性バス31によって相互に接続
されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセ
ッサ)34、常時電源に接続されたバックアップRAM
35、入力ポート36および出力ポート37を具備す
る。エアフローメータ10は吸入空気量に比例した出力
電圧を発生し、この出力電圧は対応するAD変換器38
を介して入力ポート36に入力される。スロットル弁1
2にはスロットル開度に比例した出力電圧を発生するス
ロットルセンサ20が取付けられ、このスロットルセン
サ20の出力電圧は対応するAD変換器38を介して入
力ポート36に入力される。
筒が吸気上死点にあることを示す信号を発生する上死点
センサ21aと、クランクシャフトが30度回転する毎
に出力パルスを発生するクランク角センサ21bとが取
付けられ、上死点センサ21aの出力信号およびクラン
ク角センサ21bの出力パルスは入力ポート36に入力
される。CPU34内では上死点センサ21aの出力信
号およびクランク角センサ21bの出力パルスから現在
のクランク角および機関回転数が算出される。機関本体
1には機関冷却水温に比例した出力電圧を発生する温度
センサ22が取付けられ、この温度センサ22の出力電
圧は対応するAD変換器38を介して入力ポート36に
入力される。
には排気ガス中の酸素濃度から空燃比を検出する空燃比
センサ23が配置され、三元触媒14下流の排気管16
内にも排気ガス中の酸素濃度から空燃比を検出する空燃
比センサ24が配置される。なお、以下三元触媒14の
上流側に配置された空燃比センサ23を上流側O2 セン
サと称し、三元触媒14の下流側に配置された空燃比セ
ンサ24を下流側O2センサと称する。これら上流側O
2 センサ23および下流側O2 センサ24の出力信号は
対応するAD変換器38を介して入力ポート36に入力
される。
ダル25の踏込み量に比例した出力電圧を発生する負荷
センサ26が連結され、この負荷センサ26の出力電圧
は対応するAD変換器38を介して入力ポート36に入
力される。更にエアコンディショナ27の作動スイッチ
28が入力ポート36に接続される。一方、出力ポート
37は対応する駆動回路39を介して燃料噴射弁8、2
次空気供給制御弁18、アクチュエータ19、警告ラン
プや警告ブザー等のアラーム装置29およびエアコンデ
ィショナ27に接続される。
Uが次式に基づいて算出される。 TAU=TP・FAF・K+γ ここでTPは基本燃料噴射時間、FAFはフィードバッ
ク補正係数、Kは増量係数、γは無効噴射時間を夫々示
す。基本燃料噴射時間TPは空燃比を理論空燃比とする
のに必要な噴射時間である。この基本燃料噴射時間TP
は機関負荷Q/N(吸入空気量Q/機関回転数N)およ
び機関回転数Nの関数として予め実験により求められて
おり、図2に示すように機関負荷Q/Nおよび機関回転
数Nの関数としてマップの形で予めROM32内に記憶
されている。
理論空燃比となるように上流側O2センサ23の出力信
号に基づいて変化せしめられ、このフィードバック補正
係数FAFは通常は1.0を中心として上下動してい
る。即ち、上流側O2 センサ23は図3に示されるよう
に空燃比がリーンのときには0.1(V)程度の出力電
圧を発生し、空燃比がリッチのときには0.9(V)程
度の出力電圧を発生する。上流側O2 センサ23の出力
電圧から空燃比がリーンであると判断されるとフィード
バック補正係数FAFが増大せしめられ、空燃比がリッ
チであると判断されるとフィードバック補正係数FAF
が減少せしめられ、それによって空燃比が理論空燃比に
制御される。
ック補正係数FAFが更に下流側O 2 センサ24の出力
信号に基づいて制御される。即ち、三元触媒14の上流
側における空燃比の変動中心が理論空燃比からずれたと
きに三元触媒14の上流側における空燃比の変動中心が
理論空燃比に近づくようにフィードバック補正係数FA
Fが下流側O2 センサ24の出力信号に基づいて判断さ
れる。この下流側O2センサ24も図3に示されるよう
に空燃比がリーンのときには0.1(V)程度の出力電
圧を発生し、空燃比がリッチのときには0.9(V)程
度の出力電圧を発生する。
り、燃料を増量すべきとき、即ち空燃比をリッチにすべ
きときには1.0よりも大きな値とされる。次に図4お
よび図5を参照しつつ上流側O2 センサ23の出力信号
に基づいて行われる空燃比フィードバックの制御ルーチ
ンについて説明する。なお、このルーチンは一定時間
毎、例えば4ms毎の割込みによって実行される。
テップ101において上流側O2 センサ23による空燃
比のフィードバック条件が成立しているか否かが判別さ
れる。機関冷却水温が設定値以下のとき、機関始動中、
始動直後における増量中、暖機増量中、パワー増量中、
触媒過熱防止のための増量中、上流側O2 センサ23が
活性化していないとき、減速運転中において燃料噴射が
停止せしめられているときにはいずれもフィードバック
条件が成立していないと判断される。フィードバック条
件が成立していないときにはステップ125に進んでフ
ィードバック補正係数FAFが1.0とされ、次いでス
テップ126では空燃比フィードバックフラグXMFB
が“0”とされる。これに対してフィードバック条件が
成立しているときにはステップ102に進む。
3の出力VOMがA/D変換されて取込まれ、ステップ
103ではVOMが比較電圧VR1以下か否かに基づいて
空燃比がリッチであるかリーンであるかが判別される。
この比較電圧VR1はO2 センサ出力の振幅中心の電圧と
されており、本実施例ではVR1=0.45Vである。ス
テップ103において空燃比がリーン(VOM≦VR1)
であると判別されるとステップ104に進んでディレイ
カウンタCDLYが正であるか否かが判別され、CDL
Y>0であればステップ105においてCDLYが0と
された後ステップ106に進む。ステップ106ではデ
ィレイカウンタCDLYが1だけディクリメントされ、
次いでステップ107,108においてディレイカウン
タCDLYが最小値TDLでガードされる。この場合、
ディレイカウンタCDLYが最小値TDLに到達したと
きにはステップ109において空燃比フラグF1が
“0”(リーン)とされる。なお、この最小値TDLは
負の値である。
ッチ(VOM>VR1)であると判別されるとステップ1
10に進んでディレイカウンタCDLYが負であるか否
かが判別され、CDLY<0であればステップ111に
おいてCDLYが0とされた後ステップ112に進む。
ステップ112ではディレイカウンタCDLYが1だけ
インクリメントされ、次いでステップ113,114に
おいてディレイカウンタCDLYが最大値TDRでガー
ドされる。この場合、ディレイカウンタCDLYが最大
値TDRに到達したときにはステップ115において空
燃比フラグF1が“1”(リッチ)とされる。なおこの
最大値TDRは正の値である。
F1の符号が反転したか否かが判別される。空燃比が反
転したときにはステップ117に進んで空燃比フラグF
1の値より、リッチからリーンへの反転か、リーンから
リッチへの反転かが判別される。リッチからリーンへの
反転であればステップ118においてFAFがFAF←
FAF+RSRとスキップ的に増大せしめられ、これに
対してリーンからリッチへの反転であればステップ11
9においてFAFがFAF←FAF−RSLとスキップ
的に減少せしめられる。即ち、スキップ処理が行われ
る。
グF1の符号が反転していないと判断されたときにはス
テップ120,121,122において積分処理が行わ
れる。即ち、ステップ120においてF1=“0”であ
るか否かが判別され、F1=“0”(リーン)であれば
ステップ121においてFAF←FAF+KIRとさ
れ、一方、F1=“1”(リッチ)であればステップ1
22においてFAF←FAF−KILとされる。ここ
で、積分定数KIR,KILはスキップ量RSR,RS
Lに比して十分小さく設定してあり、KIR(KIL)
<RSR(RSL)である。この積分処理によってF1
=“0”(リーン)のときには燃料噴射量が徐々に増大
せしめられ、F1=“1”(リッチ)のときには燃料噴
射量が徐々に減少せしめられる。
8,119,121,122において演算されたフィー
ドバック補正係数FAFが最小値、例えば0.8により
ガードされ、また最大値、例えば1.2によりガードさ
れる。これにより、何らかの原因でフィードバック補正
係数FAFが大きくなり過ぎ、若しくは小さくなり過ぎ
た場合に機関の空燃比が変動するのが抑制され、それに
よって空燃比がオーバリッチ或いはオーバリーンになる
のが防止される。次いでステップ124では空燃比フィ
ードバックフラグXMFBが“1”とされる。
よる動作を説明するためのタイミングチャートである。
上流側O2 センサ23の出力VOMにより図6(A)に
示すごとくリッチ、リーン判別の空燃比信号A/Fが得
られると、ディレイカウンタCDLYは図6(B)に示
すごとく、リッチ状態でカウントアップされ、リーン状
態でカウントダウンされる。この結果、図6(C)に示
すごとく、遅延処理された空燃比信号A/F′(フラグ
F1に相当)が形成される。例えば、時刻t1において
空燃比信号A/Fがリーンからリッチに変化しても、空
燃比信号A/F′はリッチ遅延時間TDRだけリーンに
保持された後に時刻t2 においてリッチに変化する。ま
た、時間t3 において空燃比信号A/Fがリッチからリ
ーンに変化しても、空燃比信号A/F′はリーン遅延時
間(−TDL)相当だけリッチに保持された後に時刻t
4 においてリーンに変化する。しかしながら空燃比信号
A/Fが時刻t5 ,t6 ,t7 のごとくリッチ遅延時間
TDRより短い期間で反転するとディレイカウンタCD
LYが最大値TDRに到達するのに時間を要し、その結
果、時刻t8 において空燃比信号A/F′が反転され
る。即ち、遅延処理された空燃比信号A/F′は遅延処
理される前の空燃比信号A/Fに比べて安定となる。こ
のように遅延処理後の安定した空燃比信号A/F′に基
づいて図6(D)に示すフィードバック補正係数FAF
が得られる。
空燃比フィードバック制御について説明する。第2の空
燃比フィードバック制御としては、第1の空燃比フィー
ドバック制御に関与する定数としてのスキップ量RS
R,RSL、積分定数KIR,KIL、遅延時間TD
R,TDL、若しくは上流側O2 センサ23の出力VO
Mの比較電圧VR1を制御するシステムと、第2の空燃比
補正係数FAF2を導入するシステムとがある。
すると制御空燃比をリッチ側に移行でき、またリーンス
キップ量RSLを小さくしても制御空燃比をリッチ側に
移行でき、一方、リーンスキップ量RSLを大きくする
と制御空燃比をリーン側に移行でき、またリッチスキッ
プ量RSRを小さくしても制御空燃比をリーン側に移行
できる。従って、下流側O2 センサ24の出力に応じて
リッチスキップ量RSRおよびリーンスキップ量RSL
を補正することにより空燃比を制御できることになる。
また、リッチ積分定数KIRを大きくすると制御空燃比
をリッチ側に移行でき、またリーン積分定数KILを小
さくしても制御空燃比をリッチ側に移行でき、一方、リ
ーン積分定数KILを大きくすると制御空燃比をリーン
側に移行でき、またリッチ積分定数KIRを小さくして
も制御空燃比をリーン側に移行できる。従って、下流側
O2 センサ24の出力に応じてリッチ積分定数KIRお
よびリーン積分定数KILを補正することにより空燃比
を制御できることになる。また、リッチ遅延時間TDR
を大きく若しくはリーン遅延時間(−TDL)を小さく
すれば制御空燃比をリッチ側に移行でき、一方リーン遅
延時間(−TDL)を大きく若しくはリッチ遅延時間
(TDR)を小さくすれば制御空燃比をリーン側に移行
できる。即ち、下流側O2 センサ24の出力VOSに応
じて遅延時間TDR,TDLを補正することにより空燃
比を制御できることになる。更に比較電圧VR1を大きく
すると制御空燃比をリッチ側に移行でき、また比較電圧
VR1を小さくすると制御空燃比をリーン側に移行でき
る。従って、下流側O2 センサ24の出力VOSに応じ
て比較電圧VR1を補正することにより空燃比を制御でき
ることになる。
比較電圧を下流側O2 センサ24によって制御すること
はそれぞれに長所がある。たとえば、遅延時間を制御と
することにより非常に微妙な空燃比の調整が可能とな
り、またスキップ量を制御とすることにより空燃比のフ
ィードバック周期を長くすることなくレスポンスの良い
制御が可能となる。なお、これら制御量は当然2つ以上
組み合わされて用いることもできる。
る定数としてのスキップ量を制御するようにしたダブル
O2 センサシステムについて説明する。図7および図8
は下流側O2 センサ24の出力VOSに基づく第2の空
燃比フィードバック制御ルーチンであって、一定時間毎
の、例えば512ms毎の割込みによって実行される。ス
テップ201から206では下流側O2 センサ24によ
るフィードバック条件が成立しているか否かが判別され
る。例えば、上流側O2センサ23によるフィードバッ
ク条件の不成立(ステップ201)に加えて、冷却水温
THWが設定値(例えば70℃)以下のとき(ステップ
202)、スロットル弁22がアイドリング開度(LL
=“1”)のとき(ステップ203)、機関回転数、車
速、スロットルセンサ20の信号、冷却水温THW等に
基づいて2次空気が導入されているとき(ステップ20
4)、軽負荷のとき(Q/N<X1)(ステップ20
5)、下流側O2 センサ24が活性化していないとき
(ステップ206)にはフィードバック条件が不成立と
判断され、その他の場合にはフィードバック条件が成立
したと判断される。フィードバック条件が不成立のとき
にはステップ208に進んで空燃比フィードバックフラ
グXSFBがリセット(“0”)され、フィードバック
条件が成立したときにはステップ207に進んで空燃比
フィードバックフラグXSFBがセット(“1”)され
た後ステップ209に進む。
の出力VOSがA/D変換されて取り込まれ、ステップ
210においてVOSが比較電圧VR2(例えばVR2=
0.55V)以下か否かが、即ち空燃比がリッチかリー
ンかが判別される。ステップ210においてVOS≦V
R2(リーン)であると判断されたときにはステップ21
1,212,213に進み、VOS>VR2(リッチ)で
あると判断されたときにはステップ214,215,2
16に進む。即ち、ステップ211ではRSR←RSR
+ΔRS(一定値)とし、即ちリッチスキップ量RSR
を増大させて空燃比をリッチ側に移行させ、ステップ2
12,213においてRSRが最大値MAX(=7.5
%)によりガードされる。一方、ステップ214ではR
SR←RSR−ΔRSとし、即ちリッチスキップ量RS
Rを減少させて空燃比をリーン側に移行させ、ステップ
215,216においてRSRが最小値MIN(=2.
5%)によりガードされる。
量RSLがRSL←10%−RSRとされる。即ち、R
SR+RSL=10%とされる。次いでステップ218
ではスキップ量RSR,RSLがRAM33に格納され
る。図9は燃料噴射制御ルーチンであって、例えば一定
クランク角毎の割込みによって実行される。
01において図2に示されるマップから基本燃料噴射時
間TPが算出される。次いでステップ302では機関の
運転状態により定まる補正係数Kの値が算出される。次
いでステップ303では補正係数Kの値が1.0である
か否かが判別される。K=1.0のときにはステップ3
05にジャンプする。これに対してK=1.0でないと
きにはステップ304に進んでフィードバック補正係数
FAFが1.0に固定され、次いでステップ305に進
む。ステップ305では燃料噴射時間TAU(=TP・
FAF・K+γ)が算出される。
において用いられている三元触媒14の劣化判定の基本
的なやり方について説明する。図10(A)は空燃比の
フィードバック制御が行われているときの上流側O2セ
ンサ23の出力電圧VOMを示しており、図10(B)
は空燃比のフィードバック制御が行われているときの下
流側O2 センサ24の出力電圧VOSを示している。本
発明において用いられている三元触媒14の劣化判定方
法では各O2 センサ23,24の出力の軌跡長および各
O2 センサ23,24の出力の面積という概念が導入さ
れている。ここで各O2 センサ23,24の軌跡長とは
図10(A)および(B)に示すように縦軸に出力電圧
VOM,VOSをとり、横軸に時間をとったときの出力
電圧VOM,VOSの変化曲線の長さを言う。
する値として一定時間当りの各O2センサ23,24の
出力電圧VOM,VOSの変化量の累積値を用いてい
る。即ち、上流側O2 センサ23の軌跡長ΣLMは図1
0(A)に示されるように時刻i−1における出力電圧
VOMi-1 と時刻iにおける出力電圧VOMi との差の
絶対値|VOMi −VOMi-1 |の累積値で表わされ、
下流側O2 センサ24の軌跡長ΣLSは図10(B)に
示されるように時刻i−1における出力電圧VOSi-1
と時刻iにおける出力電圧VOSi との差の絶対値|V
OSi −VOSi- 1 |の累積値で表わされる。
積とは図10(A)および(B)に示すように縦軸に出
力電圧VOM,VOSをとり、横軸に時間をとったとき
の出力電圧VOM,VOSと比較電圧VR1,VR2とによ
り囲まれたハッチングで示される面積を言う。本発明に
よる実施例ではこの面積を代表する値として一定時間毎
の各O2 センサ23,24の出力電圧VOM,VOSと
比較電圧VR1,VR2との差の累積値を用いている。即
ち、上流側O2 センサ23の出力の面積ΣAMは図10
(A)に示されるように各時刻における出力電圧VOM
i と比較電圧VR1との差の絶対値|VOMi −VR1|の
累積値で表わされ、下流側O2 センサ24の出力の面積
ΣASは図10(B)に示されるように各時刻における
出力電圧VOSi と比較電圧VR2との差の絶対値|VO
Si −VR2|の累積値で表わされる。
ΣLSと上流側O2 センサ23の出力の軌跡長ΣLMと
の比(ΣLS/ΣLM)が軌跡長比と定義され、下流側
O2センサ24の出力の面積ΣASと上流側O2 センサ
23の出力の面積ΣAMとの比(ΣAS/ΣAM)が面
積比と定義される。これら軌跡長比および面積比を用
い、図11に示されるように縦軸に軌跡長比(ΣLS/
ΣLM)をとり、横軸に面積比(ΣAS/ΣAM)をと
ると基本的には図11に示される破線Wよりも下方の領
域では三元触媒14が劣化しておらず、破線Wよりも上
方の領域では三元触媒14が劣化していると判断できる
ことになる。次にこのことについて図12を参照しつつ
説明する。
23が劣化していない場合の上流側O2 センサ23の出
力電圧VOMの変化を示しており、図12(B)の曲線
Xおよび図12(C)の曲線Xは下流側O2 センサ24
が劣化しておらず、しかも三元触媒14が劣化していな
い場合の下流側O2 センサ24の出力電圧VOSの変化
を示している。このようにいずれのO2 センサ23,2
4も劣化しておらず、しかも三元触媒14も劣化してい
ないときの面積比と軌跡長比との関係が図11の点aで
表わされるとする。
したとすると図12(A)の曲線Yで示されるように上
流側O2 センサ23の出力電圧VOMの振幅が小さくな
る。このとき図12(A)の曲線Xと曲線Yからわかる
ように軌跡長ΣLMが小さくなると共にこれに比例して
面積ΣAMも小さくなる。従って軌跡長比が大きくなる
と共にこれに比例して面積比も大きくなり、斯くしてこ
のとき図11のa点はa′点に移動することになる。
したとすると図12(B)の曲線Yで示されるように下
流側O2 センサ24の出力電圧VOSの振幅が小さくな
る。このとき図12(B)の曲線Xと曲線Yからわかる
ように軌跡長ΣLSが小さくなると共にこれに比例して
面積ΣASも小さくなる。従ってこのときには軌跡長比
が小さくなると共にこれに比例して面積比も小さくな
り、斯くしてこのとき図11のa点はa″点に移動する
ことになる。このようにO2 センサ23,24が劣化し
たときには軌跡長比と面積比との関係を表す点が原点0
を通る直線A上を移動することになる。
レージ機能に基づく未燃HC,COの酸化作用およびN
OX の還元作用が十分に行われなくなるために三元触媒
14の下流側の空燃比も短かい周期で変動するようにな
る。この場合、三元触媒14が劣化するほど下流側O2
センサ24の出力電圧VOSの変動周期は短かくなり、
三元触媒14が完全に劣化してしまうと下流側O2 セン
サ24の出力電圧VOSは上流側O2 センサ23の出力
電圧VOMと同じ周期でもって変動するようになる。図
12(C)の曲線Yは三元触媒14が劣化したときを示
しており、図12(C)の曲線Xと曲線Yからわかるよ
うに三元触媒14が劣化すると下流側O 2 センサ24の
変動周期は短かくなる。
側O2 センサ24の変動周期が短かくなるので軌跡長Σ
LSが大きくなる。一方、下流側O2 センサ24の変動
周期が変化しても一定期間内における面積ΣASはほと
んど変化しない。従って三元触媒14が劣化すると軌跡
長比は大きくなるが面積比はほとんど変化しないので図
11のa点はb点に移動することになる。また、三元触
媒14が劣化した状態でO2 センサ23,24が劣化す
ると軌跡長比と面積比との関係を表す点は原点0を通る
直線B上を移動することになる。従って前述したように
基本的には軌跡長比と面積比との関係を表す点が原点0
を通る直線Wよりも上方の領域に位置すると三元触媒1
4が劣化したと判断できることになる。
4の出力電圧VOSは図12(B),(C)に示される
ようなきれいな波形でもって変化するのではなく、図1
2(B),(C)に示される曲線X,Y上に細かな振動
が重畳されたような形となる。このような細かな振動は
下流側O2 センサ24の出力電圧VOMの面積ΣAMに
はさほど影響を与えないが軌跡長ΣLSに対しては軌跡
長比(ΣLS/ΣLM)が小さくなるほど大きな影響を
与えることになる。即ち、曲線X,Yに重畳した細かな
振動により軌跡長ΣLSが一定量だけ増大したとすると
軌跡長比が小さいときほど軌跡長比の増大量が大きくな
ることになる。従って直線Wを越えたということで三元
触媒14が劣化したと判断するようにしておくと軌跡長
比が小さいときに三元触媒14が劣化していないにもか
かわらずに三元触媒14が劣化したと誤判断をする危険
性がある。
されるように触媒劣化判断のスレッシュホルドレベルT
hを軌跡長比および面積比が或る程度大きい領域では直
線Wに一致したスレッシュホルドレベルTh1 としてお
き、軌跡長比および面積比が小さい領域ではスレッシュ
ホルドレベルTh2 を一定の軌跡長比としている。従っ
て本発明による実施例では軌跡長比および面積比との関
係を示す点が図11において設定値、即ちスレッシュホ
ルドレベルTh1 ,Th2 よりも上方領域に位置すると
三元触媒14が劣化したと判断するようにしている。な
お、スレッシュホルドレベルTh2 は理論から導びかれ
るのではなく実験に基づいて誤判断しないように定めら
れる。
触媒14の劣化判定ルーチンについて説明する。なお、
このルーチンは一定時間毎の割込みによって実行され
る。図13および図14を参照するとまず初めにステッ
プ401において劣化判定が完了したことを示す判定完
了フラグがセットされているか否かが判別される。判定
完了フラグがセットされている場合にはただちに処理サ
イクルを完了する。これに対して判定完了フラグがセッ
トされていないと判別されたときにはステップ402に
進んで上流側O2 センサ23による空燃比のフィードバ
ック制御が行われていることを示す空燃比フィードバッ
クフラグXMFBがセット(=“1”)されているか否
かが判別される。空燃比フィードバックフラグXMFB
がセットされていないとき(=“0”)にはステップ4
16にジャンプする。これに対して空燃比フィードバッ
クフラグXMFBがセットされている(=“1”)と判
別されたときにはステップ403に進む。
による空燃比のフィードバック制御が行われていること
を示す空燃比フィードバックフラグXSFBがセット
(=“1”)されているか否かが判別される。空燃比フ
ィードバックフラグXSFBがセットされていないとき
(=“0”)にはステップ416にジャンプし、空燃比
フィードバックフラグXSFBがセットされているとき
(=“1”)にはステップ404に進む。ステップ40
4では他の判定条件が成立しているか否かが判別され
る。例えば機関の暖機が完了しており、即ち、機関冷却
水温が設定温度以上であり、かつ負荷センサ26の出力
信号に基づいてアクセルペダル25が急激に踏込まれた
り、アクセルペダル25の踏込み動作が急激に解放され
たりしていないと判断されたときに他の判定条件が成立
していると判断される。他の判定条件が成立していない
ときにはステップ416にジャンプし、他の判定条件が
成立したときにはステップ405に進んで劣化判定が開
始される。
される。次いでステップ406では次式に基づいて上流
側O2 センサ23の出力電圧VOMの軌跡長ΣLMの積
算処理が行われる。 ΣLM=ΣLM+|VOMi −VOMi-1 | 次いでステップ407では次式に基づいて上流側O2 セ
ンサ23の出力電圧VOMの面積ΣAMの積算処理が行
われる。
ンサ24の出力電圧VOSの軌跡長ΣLSの積算処理が
行われる。 ΣLS=ΣLS+|VOSi −VOSi-1 | 次いでステップ409では次式に基づいて下流側O2 セ
ンサ24の出力電圧VOSの面積ΣASの積算処理が行
われる。
リメントされ、次いでステップ411ではカウント値C
が設定値C0 を越えたか否かが判別される。C≦C0 の
ときには処理サイクルを完了する。これに対してC>C
0 になると、即ち劣化判定が開始されてから一定時間を
経過するとステップ412に進む。
Mおよび面積比ΣAS/ΣAMが算出される。次いでス
テップ413では図11に示す関係から三元触媒14が
劣化しているか否かが判別される。三元触媒14が劣化
していないと判断されたときにはステップ415に進ん
で判定完了フラグがセットされる。これに対して三元触
媒14が劣化していると判断されたときにはステップ4
14に進んでアラーム装置29が作動せしめられ、次い
でステップ415に進む。次いでステップ416では判
定中フラグがリセットされ、次いでステップ417では
劣化判定に関与する種々の値がクリアされる。
クセルペダル25の踏込み量が急激に増大せしめられた
り急激に減少せしめられたときには劣化判定が行われな
いがアクセルペダル25の踏込み量がそれほど急激でな
い加速運転時およびアクセルペダル25の踏込み量がそ
れほど急激でない減速運転時には劣化判定が行われる。
即ち、本発明による実施例では作動せしめられると機関
出力トルクの増大又は減少をもたらす作動要素に対して
作動命令が出されたとき、例えばスロットル弁12に対
してアクセルペダル25により作動命令が出されたとき
スロットル弁12の開弁速度又は閉弁速度がそれほど速
くないときには劣化判定が行われる。
は閉弁速度がそれほど速くなくてもスロットル弁12が
開弁動作又は閉弁動作を行えば空燃比が変動し、斯くし
て三元触媒14の劣化について誤判断を生ずることにな
る。そこで本発明による第1の実施例では劣化判定が開
始されて判定中フラグがセットされたときにはスロット
ル弁12の開弁動作および閉弁動作を緩慢化するように
している。
スロットル弁12の制御ルーチンを参照しつつ説明す
る。なお、このルーチンは一定時間毎の割込みによって
実行される。図15を参照するとまず初めにステップ5
01においてスロットル弁12の開度の目標値TAが算
出される。この目標値TAは図16(A)に示すように
アクセルペダル25の踏込み量Lの関数として予めRO
M32内に記憶されている。次いでステップ502では
前回の割込み時におけるスロットル開度と現在のスロッ
トル弁開度の差、即ちスロットル12の開閉速度ΔTA
が算出される。次いでステップ503では劣化判定中で
あることを示す判定中フラグがセットされているか否か
が判別される。判定中フラグがセットされていないとき
にはスロットル開度の目標値TAが実際の目標スロット
ル開度TAEとされ、次いでステップ508においてス
ロットル開度がこの目標スロットル開度TAEとなるよ
うにアクチュエータ19が駆動される。一方、判定中フ
ラグがセットされるとステップ503からステップ50
4に進んでスロットル弁12の開閉速度ΔTの絶対値|
ΔT|が一定値Xよりも小さいか否かが判別される。|
ΔTA|<Xのとき、即ちスロットル弁12の開度が変
化しないか或いは開閉速度ΔTが極めて小さいときには
ステップ507に進む。これに対して|ΔTA|≧Xの
ときにはステップ505に進んでなまし係数nの値が算
出される。このなまし係数nの値は図16(B)に示さ
れるようにスロットル弁12の開閉速度の絶対値|ΔT
A|が大きくなるほど小さくなる。図16(B)に示す
関係もROM32内に記憶されている。次いでステップ
506では次式に基づいて目標スロットル開度TAEが
算出される。
トル開度を示している。図17(A)および(B)はア
クセルペダル25の踏込み量Lから定まるスロットル開
度の目標値TAと実際の目標スロットル開度TAEとの
関係を示している。なお、図17(A)は|ΔTA|が
小さく、従ってなまし係数nの値が大きい場合を示して
おり、図17(B)は|ΔTA|が大きく、従ってなま
し係数nの値が小さい場合を示している。図17(A)
および(B)からわかるようにTAEで示される実際の
スロットル開度の変化はアクセルペダル25の踏込み量
により定まる目標値TAの変化に比べて緩慢化せしめら
れ、更に|ΔTA|が小さくなってなまし係数nが大き
くなるほど実際のスロットル開度TAEはゆっくりと変
化せしめられる。このように三元触媒14の劣化判断が
行われるときには実際のスロットル開度変化が緩慢化さ
れるために空燃比の変動は小さくなり、斯くして三元触
媒14が劣化したか否かを正確に判定できることにな
る。
の実施例を示す。この実施例では三元触媒14の劣化判
定が行われるときにはスロットル弁12の開閉動作が一
時的に中止される。即ち、図18を参照するとまず初め
にステップ601において図16(A)に示す関係から
スロットル開度の目標値TAが算出される。次いでステ
ップ602では判定中フラグがセットされたか否かが判
別される。判定中フラグがセットされていないときには
ステップ603に進んで目標値TAが実際の目標スロッ
トル開度TAEとされ、次いでステップ604ではスロ
ットル弁12の開度がこの目標スロットル開度TAEと
なるようにアクチュエータ19が制御される。一方、判
定中フラグがセットされるとステップ602からステッ
プ604にジャンプする。このときスロットル弁12の
開度は判定中フラグがセットされる直前の目標スロット
ル開度TAEに維持される。
ル弁12の開度が変化した場合だけではなく、機関に加
わる外部負荷が変化したとき、例えばエアコンディショ
ナ27が作動せしめられたときおよび作動が停止された
ときにも生ずる。即ち、このエアコンディショナ27も
作動せしめられると機関出力トルクの増大又は減少をも
たらす作動要素を構成している。
御するためのルーチンを示している。図19を参照する
とまず初めにステップ701においてエアコンディショ
ナ27の作動スイッチ28がオフからオンに切換えられ
たか否かが判別される。作動スイッチ28がオフのとき
にはステップ704にジャンプし、作動スイッチ28が
オンのときにはステップ702に進む。ステップ702
では判定中フラグがセットされているか否かが判別され
る。判定中フラグがセットされていないときにはステッ
プ703に進んでエアコンディショナ27が作動せしめ
られる。これに対して判定中フラグがセットされている
ときにはステップ704にジャンプする。即ち作動スイ
ッチ28がオンにされても判定中フラグがセットされて
いるときにはエアコンディショナ27は作動せしめられ
ず、劣化判定が完了して判定中フラグがリセットされた
後にエアコンディショナ27が作動せしめられる。従っ
て劣化判定中の出力トルクの変動が阻止され、斯くして
三元触媒14の劣化を正確に判定することができること
になる。
ョナ27の作動スイッチ28がオンからオフに切換えら
れたか否かが判別される。作動スイッチ28がオンのと
きには処理サイクルを完了し、作動スイッチ28がオフ
のときにはステップ705に進む。ステップ705では
判定中フラグがセットされているか否かが判別される。
判定中フラグがセットされていないときにはステップ7
05に進んでエアコンディショナ27の作動が停止せし
められる。これに対して判定中フラグがセットされてい
るときには処理サイクルを完了する。即ち作動スイッチ
28がオフにされても判定中フラグがセットされている
ときにはエアコンディショナ27の作動は停止せしめら
れず、劣化判定が完了して判定中フラグがリセットされ
た後にエアコンディショナ27の作動が停止せしめられ
る。従って劣化判定中の出力トルクの変動が阻止され、
斯くして三元触媒14の劣化を正確に判定することがで
きることになる。
判定の機会を増大することができる。
る。
ーチャートである。
ーチャートである。
タイムチャートである。
フローチャートである。
フローチャートである。
る。
説明するための図である。
る。
ートである。
ートである。
トである。
る。
ロットル開度TAEの変化を示す図である。
トである。
チャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 機関排気通路内に排気ガス浄化用触媒と
空燃比センサを配置して該空燃比センサの出力信号から
触媒が劣化したか否かを判定するようにした内燃機関に
おいて、作動せしめられると機関出力トルクの増大又は
減少をもたらす作動要素を具備し、触媒の劣化判定を行
う際に該作動要素を作動すべき命令が出されたときには
該作動要素の作動を緩慢化するか又は該作動要素の作動
を一時的に停止する作動要素制御手段を具備した内燃機
関の触媒劣化判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30531995A JP3232987B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 内燃機関の触媒劣化判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30531995A JP3232987B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 内燃機関の触媒劣化判定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09144532A true JPH09144532A (ja) | 1997-06-03 |
JP3232987B2 JP3232987B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=17943684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30531995A Expired - Lifetime JP3232987B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 内燃機関の触媒劣化判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232987B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106769072A (zh) * | 2015-11-23 | 2017-05-31 | 广州汽车集团股份有限公司 | 三元催化剂的老化试验装置及老化试验方法 |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP30531995A patent/JP3232987B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106769072A (zh) * | 2015-11-23 | 2017-05-31 | 广州汽车集团股份有限公司 | 三元催化剂的老化试验装置及老化试验方法 |
CN106769072B (zh) * | 2015-11-23 | 2019-03-29 | 广州汽车集团股份有限公司 | 三元催化剂的老化试验方法 |
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---|---|
JP3232987B2 (ja) | 2001-11-26 |
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