JPH0914423A - 自動変速機用油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機用油圧制御装置

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JPH0914423A
JPH0914423A JP16897295A JP16897295A JPH0914423A JP H0914423 A JPH0914423 A JP H0914423A JP 16897295 A JP16897295 A JP 16897295A JP 16897295 A JP16897295 A JP 16897295A JP H0914423 A JPH0914423 A JP H0914423A
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JP
Japan
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pressure
passage
hydraulic
control valve
clutch
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JP16897295A
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English (en)
Inventor
Akira Takagi
章 高木
So Yokoyama
創 横山
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アキュームレータを廃止し、体格を低減し、
高応答性を確保しつつ電磁弁の個数を低減可能な自動変
速機用油圧制御装置を提供する。 【構成】 クラッチ1を解除状態から係合状態に切換え
る場合、オンオフ電磁弁13を開にすると、スプール6
が図2に示す状態から右方向に移動し、圧力供給通路8
からスプール6を経由して出力圧力ポート4に圧油が流
れる。この圧油の流れにより固定絞り10の前後に差圧
が生じ、図2に示すスプール16が右方向に移動し、そ
の結果、排出通路18とクラッチ入力ポート2とが連通
し、クラッチ1の油圧室の充填中の圧力を流入時制御弁
24によりデューティ制御する。クラッチ1の油圧室へ
の充填が終了すると、固定絞り10に差圧が発生しなく
なる。すると、スプール16が左方向に移動し図2に示
す位置に戻り充填通路17および排出通路18とクラッ
チ入力ポート2とを遮断する。これによりクラッチ1の
充填が終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の変速
機構を油圧で変速制御する自動変速機用油圧制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用等に多く利用されている自
動変速機は、回転駆動力を負荷に応じてスムーズに伝達
するため、油圧弁により各摩擦係合装置に加わる油圧を
切換え制御して変速制御を行っている。変速制御は、乗
員による前進、中立および後退のいずれかを選択するセ
レクトレバーによる手動操作と、エンジンのスロットル
開度などからエンジン制御コンピュータにより適正なギ
ア比になるように摩擦係合装置の係合状態を決定する自
動変速とにより行われる。
【0003】このような従来の自動変速機用油圧制御装
置のクラッチ圧力制御機構としては、次の二つの方式
(1) アキュームレータ背圧制御方式(特公平5−757
9号公報参照)と(2) 電磁弁直接制御方式(欧州特許第
564017−A1、特開平5−65957号公報参
照)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(1) アキュームレータ背圧制御方式を採用するもので
は、単一の電磁弁によって複数のアキュームレータの背
圧を制御するもので、少ない個数の電磁弁で多数のクラ
ッチを制御することができる。しかし、アキュームレー
タの体格が大きくこのアキュームレータ配置のスペース
を大きく必要とするということと、アキュームレータの
動作を高速化することが困難であるため素早い変速の実
現が困難であるという問題がある。
【0005】(2) 電磁弁直接制御方式を採用するもので
は、電磁弁で直接クラッチ圧を制御する方式を採用し、
直動型とパイロット型の二方式がある。この二方式のい
づれでも、変速応答性が高く、上記アキュームレータに
対応する要素が廃止できることから体格が小さくなり構
成が簡単になるという利点がある。しかし、電磁弁の個
数がクラッチの個数と同等数必要となることから、アキ
ュームレータを廃止したとはいえ、必ずしも低コストに
はならないという問題がある。
【0006】本発明は、前記 (1)、(2) の問題を解決す
るためになされたもので、アキュームレータを廃止し、
体格を低減し、高応答性を確保しつつ電磁弁の個数を低
減可能な自動変速機用油圧制御装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動変速機用油圧制御装置は、自動変速機に設けられる
複数の摩擦係合要素に加わる油圧をそれぞれ切換え、前
記複数の摩擦係合要素をそれぞれ係合または解除させる
ことにより、複数の変速段を切換え制御する自動変速機
用油圧制御装置であって、前記摩擦係合要素の係合また
は解除を選択し、前記摩擦要素の油圧室に連通され、前
記油圧室を高圧または低圧に切換える第1切換手段と、
前記油圧室と前記第1切換手段との間の連通路に設けら
れた固定絞りと、前記固定絞りに発生する前後差圧に応
じて前記油圧室と前記固定絞りとの間の油路を閉状態
に、または充填通路または排出通路側を開状態に切換え
る第2切換手段と、前記固定絞りと前記油圧室と間の連
通路から分岐された分岐通路と前記充填通路または前記
排出通路とを前記第2切換手段により連通したとき、指
令された信号に応じて前記充填通路または前記排出通路
を経由して前記油圧室の油圧力を制御する電気油圧制御
弁とを備え、前記固定絞りの前記第1切換手段側の圧力
が前記油圧室側の圧力よりも所定値以上高いとき、前記
第2切換手段を排出通路側に切換え、前記電気油圧制御
弁を制御し、前記固定絞りの前記第1切換手段側の圧力
が前記油圧室側の圧力よりも所定値以上低いとき、前記
第2切換手段を充填通路側に切換え、前記電気油圧制御
弁を制御することを特徴とする。
【0008】この請求項1記載の自動変速機用油圧制御
装置によると、アキュームレータを廃止し、第1切換手
段と第2切換手段と電気油圧制御弁とにより、摩擦係合
要素の油圧室の圧力を制御することができるため、油圧
制御装置の体格を低減することができる。または摩擦係
合要素の油圧室の高圧保持、充填制御、排出制御、低圧
保持のうち充填制御モードと排出制御モードの高い応答
性を確保することができる。しかも摩擦係合要素が多数
あるとき、共通の電気油圧制御弁を使用することができ
るので、高価な電気油圧制御弁の個数を低減して各種複
数の摩擦係合要素を相互に干渉することなしに独立して
制御することができる。
【0009】本発明の請求項2載の自動変速機用油圧制
御装置では、請求項1記載の前記電気油圧制御弁は、前
記充填通路に設けられる遮断と供給を行う第1電気油圧
制御弁と、前記排出通路に設けられる遮断と排出を行う
第2電気油圧制御弁とから構成される。また、前記第2
切換手段は、前記固定絞りの前後差圧に応じて前記分岐
通路へ連通する通路を前記充填通路または前記排出通路
に選択的に切換え、第1電気油圧制御弁または第2電気
油圧制御弁を制御することを特徴とする。
【0010】この請求項2記載の自動変速機用油圧制御
装置によると、電気油圧制御弁を構成する第1電気油圧
制御弁と第2電気油圧制御弁とにより、摩擦係合要素の
油圧室の圧力を充填制御または排出制御することができ
るため、精密な制御が可能になる。また固定絞りの前後
差圧に応じて摩擦係合要素の油圧室の充填制御または排
出制御を行うため、変速ショックを低減できる。
【0011】
【発明の実施の形態】前記摩擦係合要素は、クラッチの
ほかブレーキ等がある。前記摩擦係合要素の油圧室の油
圧を高圧または低圧に切換える第1切換手段は、例えば
オンオフ電磁制御弁を用いる。この第1切換手段は例え
ばオンオフ電磁制御弁により油路を切換ることで圧力室
の圧力を変化させてスプールの位置を制御するスプール
弁を用いる。第2切換手段は、スプール弁に代わるその
他の弁手段を用いることができる。前記電気油圧制御弁
は、例えば第1電気油圧制御弁と第2電気油圧制御弁か
らなり、これらの電気油圧制御弁は例えばデューティ制
御可能なデューティ制御弁を用いることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例)本発明の第1実施例を図2に示す。この
第1実施例は、摩擦係合要素が一個の油圧装置に本発明
を適用した基本的な油圧制御回路を示している。摩擦係
合要素としてのクラッチ1の油圧室にクラッチ入力ポー
ト2が連通し、このクラッチ入力ポート2に出力圧力ポ
ート4が連通し、クラッチ入力ポート2と出力圧力ポー
ト4の間に固定絞り3が設けられている。
【0013】第1切換手段としての第1切換弁5は、ス
プール6の位置に応じて出力圧力ポート4をドレン通路
7または圧力供給通路8に選択的に連通または遮断す
る。第1切換弁5は、スプール6が圧縮コイルスプリン
グ9により圧力室10側に付勢されている。圧力室10
は、圧力供給通路8に連通する第2圧力供給通路11と
連通し、第2圧力供給通路11の途中には固定絞り12
が設けられている。また圧力室10の圧力はオンオフ電
磁弁13により制御される。オンオフ電磁弁13が開に
なると、圧力供給通路8の圧力が次第に圧力供給通路1
1の固定絞り12におよびオンオフ電磁弁13を通して
ドレンに導かれ、圧力供給通路8と出力圧力ポート4が
連通し、出力圧力ポート4から固定絞り3を経由してク
ラッチ入力ポート2に圧力が導かれてクラッチ1の油圧
室の圧力が上昇し、クラッチ1を係合状態に移行する。
反対に、オンオフ電磁弁13を閉状態に切換えると、圧
力供給通路8の圧力が第2圧力供給通路11を経由して
圧力室10に導かれて圧力室10の圧力を上昇させる。
これにより、図2に示すように出力圧力ポート4がドレ
ン通路7および圧力供給通路8とスプール6により遮断
状態になる。さらに圧力室10の圧力が上昇すると、圧
縮コイルスプリング9に抗してスプール6がさらに図2
に示す位置から左方向に移行し、出力圧力ポート4とド
レン通路7とが連通する。これによりクラッチ1の油圧
室の圧力が下降し、クラッチの係合が解除される。
【0014】第2切換手段としての第2切換弁15は、
クラッチ入力ポート2と連通する分岐通路26に設けら
れるスプール弁である。第2切換弁15のスプール16
は、その位置に応じてクラッチ入力ポート2を充填通路
17または排出通路18のいずれか一方と連通または両
方と遮断の各状態に切換える。スプール16は、その一
方側の端部にクラッチ入口ポート2と連通路28を介し
て連通する第1圧力室21を有し、他方側の端部に出力
圧力ポート4と信号通路27を介して連通する第2圧力
室22を有する。また充填通路17には第1電気油圧制
御弁としての流出時制御弁(排出制御弁)23が設けら
れ、排出通路18には第2電気油圧制御弁としての流入
時制御弁(充填制御弁)24が設けられている。出力圧
力ポート4からクラッチ入力ポート2に圧油が流入する
とき、第1圧力室22の圧力が相対的に上昇し、スプー
ル16が図2で右方向に移動し、クラッチ入力ポート2
と排出通路18とが連通し、流入時制御弁24の開閉制
御によりクラッチ1の油圧室の圧力が制御される。また
反対に、クラッチ入力ポート2から出力圧力ポート4に
圧油が流出するとき、第1圧力室21の圧力が相対的に
降下し、クラッチ入力ポート2と充填通路17とが連通
し、流出時制御弁23の制御によりクラッチ1の油圧室
の圧力が緩やかに下降する。これによりクラッチ1の油
圧室への圧油の充填または排出時にクラッチ1の油圧室
の圧力つまりクラッチ圧が制御される。すなわち急激な
クラッチ圧の変化が防止される。
【0015】次に、第1実施例の作動について説明す
る。まずクラッチ1を解除状態から係合状態に切換える
場合、オンオフ電磁弁13を開にし圧力室10の圧力を
低圧にすると、スプール6が図2に示す状態から右方向
にスプリング9の付勢力により移動し、圧力供給通路8
と出力圧力ポート4と連通する。出力圧力ポート4が高
圧になると、圧力供給通路8からスプール6を経由して
出力圧力ポート4に圧油が流れる。この圧油の流れによ
り固定絞り10の前後に差圧が生じ、クラッチ入力ポー
ト2の圧力よりも出力圧力ポート4の圧力の方が高い圧
力になる。この固定絞り3の前後の圧力差によって第2
切換弁15が駆動される。すなわち図2に示すスプール
16の位置からスプール16が右方向に移動し、その結
果、排出通路18とクラッチ入力ポート2とが連通し、
クラッチ1の油圧室の充填中の圧力を流入時制御弁24
によりデューティ制御する(図3参照)。クラッチ1の
油圧室への充填が終了すると、固定絞り10に差圧が発
生しなくなる。すると、スプール16が左方向に移動し
図2に示す位置に戻り充填通路17および排出通路18
とクラッチ入力ポート2とを遮断する。これによりクラ
ッチ1の充填が終了する。
【0016】本実施例によると、クラッチ1の油圧室へ
の圧油の充填時または排出時にクラッチ圧の急激な変動
を防止すると共に高い応答性をもってクラッチ圧の降下
ならびに上昇を行うことができる。 (第2実施例)図2に示す基本的な構成を取り入れた第
2実施例を図4に示す。
【0017】図4に示す第2実施例は、4個のクラッチ
A、B、C、Dの油圧室の圧力を単一の流出時制御弁2
3と単一の流入時制御弁24により排出制御または充填
制御する例である。図2に示す構成と基本的に同一の構
成部分については図4のクラッチA、B、C、Dにおい
て同一符号を付し、それぞれの作動については説明を省
略する。
【0018】クラッチ1の油圧室の充填または排出は、
基本的には、それぞれの第1切換弁5に設けられるオン
オフ電磁弁13により制御される。図4に示す状態は、
クラッチAが高圧保持状態、クラッチBが充填制御状
態、クラッチCが排出制御状態、クラッチDが低圧保持
状態を示している。クラッチAの高圧保持状態およびク
ラッチDの低圧保持状態では、第2切換弁15のスプー
ル16が充填通路17および排出通路18を閉状態にし
ている。そして充填制御状態にあるクラッチBにおいて
は流入時制御弁24により充填制御を行っており、排出
制御状態にあるクラッチCについては流出時制御弁23
により排出制御を行っている。各状態において過渡的な
制御状態にあるとき流出時制御弁23および流入時制御
弁24の作動によりクラッチ圧の急変動が防止されてい
る。
【0019】この第2実施例では、高価な電磁弁で構成
される流出時制御弁23および流入時制御弁24により
4個のクラッチA、B、C、Dを制御するため、電気油
圧制御弁としての電磁弁の個数を低減できている。この
第2実施例では、クラッチA、B、C、Dの圧力を制御
するいわゆるアキュームレータを廃止することで油圧制
御装置の体格が小さくなっている。また各オンオフ電磁
弁13のオンオフ制御によりクラッチA、B、C、Dの
油圧室への油圧の充填制御または排出制御を高速に行う
ことができるし、さらに充填制御時および排出制御時の
圧力過渡状態を流出時制御弁23および流入時制御弁2
4により精密にデューティ制御することができる。
【0020】(第3実施例)次に、本発明の自動変速機
用油圧制御装置を車両用の自動変速機(以下、「自動変
速機」をATという)に適用したシステム構成を図1に
示す。図1において、EVは電磁弁を表す。そして、上
記図4で示した油圧回路を図1に示す自動変速機用油圧
制御装置に取り込んでいる。
【0021】自動変速機はエンジンで発生したトルクを
トルクコンバータなどの流体伝動装置を介して変速駆動
装置に伝達し、この変速駆動装置内の複数の遊星歯車装
置によって変速して出力する。車両用ATの動作は、周
知のように自動または手動でトランスミッション300
内のギヤ接続が切換られ、トルクコンバータ200に接
続された図示しないエンジンからの回転力が車両の後輪
または前輪に伝達される。自動変速手段90とその周辺
装置全体は、トランスミッション300下部のAT内部
の図示しないオイルパン内部にあり、オイルパン内部の
油圧制御装置400の周囲は油圧回路のドレンになって
いる。
【0022】トランスミッション300内には、エンジ
ンの回転軸に直結して回転駆動される公知の油圧ポンプ
56が設けられており、各油圧装置からオイルパン等に
排出された駆動油を吸入ポート57より吸入し、ライン
圧制御弁64を介し各装置へ圧油を供給している。この
油圧ポンプ56からの圧油は、変動のある高ポンプ油圧
であり、電磁制御式圧力制御弁であるライン圧制御弁6
4により一定の高圧なライン圧に制御し各油圧機器へ供
給される。
【0023】油圧制御装置400には係合油圧制御弁6
5が設けられている。係合油圧制御弁65は、ライン圧
制御弁64から供給される圧油のライン圧を任意に制御
し、所定の制御圧にした圧油を圧力供給通路8に供給し
ている。各摩擦係合装置は、トランスミッション300
内にある図示しないプラネタリギア等の各変速比を構成
するギアに連結されており、これら摩擦係合装置を係合
または解除することにより、変速比を切換えて車両の変
速制御を行っている。
【0024】この第3実施例は、手動変速手段80に収
容された図示しない手動操作により作動する油圧切換弁
と、自動変速手段90に収容された自動変速4段用のオ
ンオフ電磁弁13からなる油圧切換弁とが各々独立して
操作可能な自動変速機用油圧制御装置である。遊星歯車
装置の各要素は、各種クラッチC0 、C1 、C2 、ブレ
ーキB0 、B1 、B2 、B3 によって選択的に係合また
は解除され、所定の変速比を得るようになっていて、ク
ラッチC0 、C1 、C2 、ブレーキB0 、B1 、B2 、
B3 の油圧室に連通する分岐通路26と充填通路17ま
たは排出通路18とを第2切換弁15により連通または
遮断し、充填通路17または排出通路18を流出時制御
弁23または流入時制御弁24によりデューティ制御し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第3実施例による自動変速機装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例による油圧制御回路の基本
的構成を示す油圧回路図である。
【図3】図2に示す油圧制御回路における充填制御の一
例を示す特性図である。
【図4】本発明を4個のクラッチをもつ油圧制御装置に
適用した第2実施例の油圧回路図である。
【符号の説明】
1 クラッチ(摩擦係合要素) 2 クラッチ入力ポート 3 固定絞り 4 出力圧力ポート 5 第1切換弁(第1切換手段) 6 スプール 7 ドレン通路 8 圧力供給通路 9 圧縮コイルスプリング 10 圧力室 11 第2圧力供給通路 12 固定絞り 13 オンオフ電磁弁(第1切換手段) 15 第2切換弁(第2切換手段) 16 スプール 17 充填通路 18 排出通路 21 第1圧力室 22 第2圧力室 23 流出時制御弁(第1電気油圧制御弁) 24 流入時制御弁(第2電気油圧制御弁)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機に設けられる複数の摩擦係合
    要素に加わる油圧をそれぞれ切換え、前記複数の摩擦係
    合要素をそれぞれ係合または解除させることにより、複
    数の変速段を切換え制御する自動変速機用油圧制御装置
    であって、 前記摩擦係合要素の係合または解除を選択し、前記摩擦
    要素の油圧室に連通され、前記油圧室を高圧または低圧
    に切換える第1切換手段と、 前記油圧室と前記第1切換手段との間の連通路に設けら
    れた固定絞りと、 前記固定絞りに発生する前後差圧に応じて前記油圧室と
    前記固定絞りとの間の油路を閉状態に、または充填通路
    または排出通路側を開状態に切換える第2切換手段と、 前記固定絞りと前記油圧室と間の連通路から分岐された
    分岐通路と前記充填通路または前記排出通路とを前記第
    2切換手段により連通したとき、指令された信号に応じ
    て前記充填通路または前記排出通路を経由して前記油圧
    室の油圧力を制御する電気油圧制御弁とを備え、 前記固定絞りの前記第1切換手段側の圧力が前記油圧室
    側の圧力よりも所定値以上高いとき、前記第2切換手段
    を排出通路側に切換え、前記電気油圧制御弁を制御し、 前記固定絞りの前記第1切換手段側の圧力が前記油圧室
    側の圧力よりも所定値以上低いとき、前記第2切換手段
    を充填通路側に切換え、前記電気油圧制御弁を制御する
    ことを特徴とする自動変速機用油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電気油圧制御弁は、前記充填通路に
    設けられる遮断と供給を行う第1電気油圧制御弁と、前
    記排出通路に設けられる遮断と排出を行う第2電気油圧
    制御弁とから構成され、 前記第2切換手段は、前記固定絞りの前後差圧に応じて
    前記分岐通路へ連通する通路を前記充填通路または前記
    排出通路に選択的に切換え、第1電気油圧制御弁または
    第2電気油圧制御弁を制御することを特徴とする請求項
    1記載の自動変速機用油圧制御装置。
JP16897295A 1995-07-04 1995-07-04 自動変速機用油圧制御装置 Pending JPH0914423A (ja)

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