JPH09143975A - 高圧ジェット噴射混合処理工法 - Google Patents
高圧ジェット噴射混合処理工法Info
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- JPH09143975A JPH09143975A JP30891995A JP30891995A JPH09143975A JP H09143975 A JPH09143975 A JP H09143975A JP 30891995 A JP30891995 A JP 30891995A JP 30891995 A JP30891995 A JP 30891995A JP H09143975 A JPH09143975 A JP H09143975A
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Abstract
設けることで、無駄な排泥の処理が必要でなくなり、セ
メント分の廃棄をなくすことができる。 【構成】 ガイドホールを削孔して地盤に建込む二重管
の下端から圧縮空気を伴った超高圧水を噴射し、回転さ
せながら二重管を引き上げて地盤を切削し、次いで、リ
ボーリングして注入管を建込み、または高圧水噴射に用
いたパイプを一部残しておき、その先端からセメントミ
ルク等の固化材を注入して円柱状の固結体を造成する、
または、ガイドホールを削孔して地盤に建込む三重管の
下端から圧縮空気、超高圧水、硬化材を注入して、三重
管を回転しながら引き揚げ、円柱状の固結体を造成する
高圧ジェット噴射混合処理工法において、超高圧水噴射
とセメントミルク等の固化材注入の時間的間隔を長くす
る。
Description
混合処理工法いわゆるジェットグラウト工法に関するも
のである。
高い圧力を加えて得られる強力なエネルギーによって地
盤の組織を破壊し、スライムを地表に排出することによ
って地中に人為的空間を作り、硬化材を充填して強固な
固結体を造成するものである。
図24に示すように、使用する装置として削孔用の羽根ビ
ット2を有する二重管1を使用し、圧縮空気3を伴った
超高圧硬化材4の液を地盤中に回転させ地盤を切削し、
スライム5を地表に排出させると同時に、円柱状の固結
体を造成する二重管工法と、図25に示すように、三重管
8を使用し、圧縮空気3を伴った超高圧水6を地盤に回
転して噴出させて地盤を切削し、そのスライム5を地表
に排出させるとともに硬化材7を同時充填させ、円柱状
の固結体を造成する三重管工法に分かれる。
順を示すもので、まず、図13に示すように削孔改良マシ
ン9を所定の施工位置に据付け、図14に示すように、地
質条件に応じたロッド回転とストローク速度で計画深度
まで削孔する。
ル投入、回転速度、引き上げ速度を設定し、噴射テスト
する。
びノズルの回転により円柱状の固結体を造成する。そし
て、造成完了後、二重管1を地上まで引き抜き、管内を
清水により洗浄する。
もので、図18に示すように、ボーリングマシン10で先端
にメタルクラウン11、スタビライザー12を有するケーシ
ングパイプ13でガイドホールを施工し、図19に示すよう
に、トラッククレーン等でこのケーシングパイプ13内に
三重管8を建込む。
引き抜き(状況によってはケーシングパイプを残すこと
もある)、図21に示すようにコラムマシン14を設置し、
また三重管8の上端に三重管スイベル15を設置し、圧縮
空気3、超高圧水6、硬化材7を注入して、三重管8を
回転しながら引き上げる。
ム施工完了となるが、図23に示すように穴埋めを行う。
ト噴射混合処理工法は二重管工法の場合も三重管工法の
場合も、超高圧水(ウォータージェット)で地盤を切削
し、スライムを排出すると同時に、超高圧硬化材や硬化
材としてのセメントミルクを注入し、しかも、圧縮空気
を併用しているため、エアリフトによりセメント分を含
んだ泥水が排出されることになる。
らに大量のセメントミルクを注入しなければならない。
し、固化材としてのセメント注入量を減らすことで、排
泥水の量は確実に減り、その結果、無駄な排泥の処理が
必要でなくなり、セメント分の廃棄も減る高圧ジェット
噴射混合処理工法を提供することにある。
するため、ガイドホールを削孔して地盤に建込む二重管
の下端から圧縮空気を伴った超高圧水を噴射し、回転さ
せながら二重管を引き上げて地盤を切削し、次いで、リ
ボーリングして注入管を建込み、または高圧水噴射に用
いたパイプを一部残しておき、その先端からセメントミ
ルク等の固化材を注入して円柱状の固結体を造成するこ
と、または、ガイドホールを削孔して地盤に建込む三重
管の下端から圧縮空気、超高圧水、硬化材を注入して、
三重管を回転しながら引き揚げ、円柱状の固結体を造成
する高圧ジェット噴射混合処理工法において、超高圧水
の噴射ノズルとセメントミルク等の固化材の注入ノズル
との間隔を長くすることを要旨とするものである。
を伴った超高圧水の噴射工程とセメントミルク等の固化
材の注入工程を分離しているので、エアーリフト作用に
よりセメントミルク等の固化材が地上に排出されること
もない。
の噴射ノズルとセメントミルク等の固化材の注入ノズル
とが位置的に離れているので、エアーリフトによるセメ
ントミルク等の固化材の誘導排出作用を減らすことがで
きる。
る。図1〜図7は本発明の高圧ジェット噴射混合処理工
法の第1実施形態を示す各工程の縦断正面図である。
削ロッド16でガイドホール17を削孔し、図2に示すよう
にこのガイドホール17内に圧縮空気と超高圧水を下端か
ら噴射できる二重管18を建て込む。この掘削ロッド16は
前記図18に示すような先端にメタルクラウン、スタビラ
イザーを有するケーシングパイプのごときものでよい。
込んだ二重管18の下端から圧縮空気を伴った超高圧水19
を噴射し、図4に示すように回転させながらこの二重管
18を引き上げてに地盤の切削を完了する。その際スライ
ムを排除する。このとき、セメントミルク注入用のパイ
プを同時に、孔内に挿入建込んでおいてもよい。この場
合は、リボーリングが不要である。
削ロッド16またはその他の掘削機でリボーリングして図
6に示すように先端からセメントミルク等の固化材20を
吐出できる注入管21を建込み、または高圧水噴射に用い
たパイプを一部残しておき、その先端から固化材20を高
圧噴射注入して図7に示すように引き上げながら円柱状
の固結体を造成する。
ト注入の工程が完全に分離されるので、両者の液が混合
することはあり得ない。また、セメント分を含む排泥は
出ない。
もので、まず、図8に示すようにボーリングマシン等の
掘削ロッド16でガイドホール17を削孔する点は前記第1
実施形態と同様である。なお、この第2実施形態は前記
図18〜図22での従来例である三重管工法とほとんど同一
であり、掘削ロッド16は図18におけるボーリングマシン
10で先端にメタルクラウン11、スタビライザー12を有す
るケーシングパイプ13に該当し、これでガイドホール17
を施工する。
22は前記従来例における三重管8が超高圧水の噴射ノズ
ル23とセメントミルク等の固化材の注入ノズル24との間
隔が40〜50cm程度であるのに対して、1〜3m程度の間
隔の長いものとした。
示は省略するが三重管22の上端に三重管スイベルを設置
し、超高圧水の噴射ノズル23から圧縮空気3、超高圧水
6を、また、固化材の注入ノズル24から硬化材7を注入
して、三重管22を回転しながら引き上げる。(図10、図
11参照)
ム施工完了となるが、その後穴埋めを行う。
射とセメント注入のノズル間隔を離すことで、ジェット
水とセメントミルクの混合が防止できる。
噴射混合処理工法は、固化材としてのセメント注入量を
減らすことで、排泥水の量は確実に減り、その結果、無
駄な排泥の処理が必要でなくなり、セメント分の廃棄も
減らすことができるものである。
実施形態を示す第1工程の縦断正面図である。
実施形態を示す第2工程の縦断正面図である。
実施形態を示す第3工程の縦断正面図である。
実施形態を示す第4工程の縦断正面図である。
実施形態を示す第5工程の縦断正面図である。
実施形態を示す第6工程の縦断正面図である。
実施形態を示す第7工程の縦断正面図である。
実施形態を示す第1工程の縦断正面図である。
実施形態を示す第2工程の縦断正面図である。
2実施形態を示す第3工程の縦断正面図である。
2実施形態を示す第4工程の縦断正面図である。
2実施形態を示す第5工程の縦断正面図である。
管工法の第1工程を示す正面図である。
管工法の第2工程を示す正面図である。
管工法の第3工程を示す正面図である。
管工法の第4工程を示す正面図である。
管工法の第5工程を示す正面図である。
管工法の第1工程を示す正面図である。
管工法の第2工程を示す正面図である。
管工法の第3工程を示す正面図である。
管工法の第4工程を示す正面図である。
管工法の第5工程を示す正面図である。
管工法の第6工程を示す正面図である。
管工法の概要を示す正面図である。
管工法の概要を示す正面図である。
シン 11…メタルクラウン 12…スタビライザ
ー 13…ケーシングパイプ 14…コラムマシン 15…三重管スイベル 16…掘削ロッド 17…ガイドホール 18…二重管 19…超高圧水 20…固化材 21…注入管 22…三重管 23…超高圧水の噴射ノズル 24…固化材の注入
ノズル
Claims (2)
- 【請求項1】 ガイドホールを削孔して地盤に建込む二
重管の下端から圧縮空気を伴った超高圧水を噴射し、回
転させながら二重管を引き上げて地盤を切削し、次い
で、リボーリングして注入管を建込み、または高圧水噴
射に用いたパイプを一部残しておき、その先端からセメ
ントミルク等の固化材を注入して円柱状の固結体を造成
することを特徴とした高圧ジェット噴射混合処理工法。 - 【請求項2】 ガイドホールを削孔して地盤に建込む三
重管の下端から圧縮空気、超高圧水、硬化材を注入し
て、三重管を回転しながら引き揚げ、円柱状の固結体を
造成する高圧ジェット噴射混合処理工法において、超高
圧水の噴射ノズルとセメントミルク等の固化材の注入ノ
ズルとの間隔を長くすることを特徴とした高圧ジェット
噴射混合処理工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30891995A JP3410596B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 高圧ジェット噴射混合処理工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30891995A JP3410596B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 高圧ジェット噴射混合処理工法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000357570A Division JP3552164B2 (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 高圧ジェット噴射混合処理工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09143975A true JPH09143975A (ja) | 1997-06-03 |
JP3410596B2 JP3410596B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=17986862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30891995A Expired - Lifetime JP3410596B2 (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 高圧ジェット噴射混合処理工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3410596B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP30891995A patent/JP3410596B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3410596B2 (ja) | 2003-05-26 |
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