JPH09143238A - 新規なアミノ樹脂組成物 - Google Patents

新規なアミノ樹脂組成物

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JPH09143238A
JPH09143238A JP24588396A JP24588396A JPH09143238A JP H09143238 A JPH09143238 A JP H09143238A JP 24588396 A JP24588396 A JP 24588396A JP 24588396 A JP24588396 A JP 24588396A JP H09143238 A JPH09143238 A JP H09143238A
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JP
Japan
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group
resin composition
melamine
formaldehyde
amino resin
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Pending
Application number
JP24588396A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Takakura
誠 高倉
Hiroyuki Uehara
弘行 上原
Keisuke Nakayama
中山  圭介
Hiroko Furuya
裕子 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Chemical Corp filed Critical Nissan Chemical Corp
Priority to JP24588396A priority Critical patent/JPH09143238A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 メラミン樹脂の耐熱性、高い硬度、すぐれた
光沢などの特性を損なうことなく、強靱性、曲げ加工
性、親油性を与えるアミノ樹脂組成物。 【解決手段】 式[I] 〔式中、置換基R1 〜R6 は各々互いに独立しており、
それら置換基の1ないし5個は、C1-20のアルキル基、
2-20のアルケニル基またはフェニル基を表し、そして
残りの置換基は水素原子を表す。〕により表されるトリ
アジン誘導体の1種または2種以上の混合物とホルムア
ルデヒドとを反応させることにより製造される新規なア
ミノ樹脂組成物;前記トリアジン誘導体の1種又は2種
以上の混合物およびメラミン又は尿素の混合物にホルム
アルデヒドと反応させることにより製造される新規なア
ミノ樹脂組成物、及びメラミン樹脂、メラミン・尿素−
ホルムアルデヒド樹脂又は尿素ホルムアルデヒド樹脂か
らなるアミノ樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は強靱性、耐熱性、耐
光性、耐汚染性などにすぐれたアミノ樹脂組成物に関す
る。本発明組成物は成形材料、化粧材、塗料用硬化剤、
木質系接着剤等に有用である。
【0002】
【従来の技術】メラミン樹脂はそのすぐれた耐熱性、高
い硬度、高い光沢、硬化速度が早いこと、成形時金型と
の離形性が良い事などの理由により従来成形材料、化粧
材、塗料用硬化剤、木質系接着剤等に広く用いられてい
る。
【0003】一方、メラミンは6官能性である事、トリ
アジン骨核が剛直である事のためホルムアルデヒドとの
樹脂化に際し、その硬化物は極めて架橋密度が高くな
り、非常に硬く、耐熱性にすぐれる反面、もろく、その
成形材料を工業用部品として用いる場合には制約があっ
た。
【0004】そのため成形材料として用いる場合、メラ
ミン樹脂をゴムで変性したりフエノールで変性したりす
る試みがなされているが充分な効果を得るまでに至って
いないのが、現状である。又各種アルコール、糖類など
をメラミン樹脂組成物の中に加え耐クラック性、機械的
強度を向上する事が行なわれているが、製造時共縮合が
充分でないと経時的に添加物がブリードアウトし、機械
的強度の低下、耐クラック性の低下、表面光沢度低下な
どを引き起す欠点があった。
【0005】またメラミン樹脂は主としてアルキッド樹
脂の硬化剤として焼きつけ塗料に用いられるが、耐熱
性、耐候性、耐スクラッチ性にすぐれる反面、塗膜の曲
げ性、後加工性に劣り、そのためベンゾグアナミン、ア
セトグアナミン等のグアナミン類を用いる事があるが、
ベンゾグアナミン樹脂はその構造の中にベンゼン基を有
するため、耐光性が悪いことが知られており、使用用途
に制約がある。またメラミン−ホルムアルデヒド樹脂は
有機溶媒に対する溶解性がなくそのため有機溶媒系塗料
として用いる場合はメラミン−ホルムアルデヒド反応物
をさらにメタノール、エタノール、プロパノール、イソ
プロパノール及びブタノール等のアルコールでアルコキ
シ化し、溶媒に溶解させていたが、反応工程が長くなる
事、アルコキシ化反応は酸性で行うため縮合が進み分子
量の制御が難かしくなる等の欠点があった。
【0006】またメラミン樹脂は高い硬度、高い耐熱
性、高い光沢により、化粧材として主として家具の水平
化粧面に従来より使われている。近年意匠性を増すた
め、硬化後の化粧板を後加工する、いわゆるポストフォ
ーム加工が盛んに実施されている。また、メラミン化粧
板は高い硬度をもつ反面、経時的なクラックの発生が見
られる事があり、その改良が行われている。
【0007】そのためメラミン樹脂に各種共縮合性の化
合物で変性したり、各種添加剤を加えることにより、ポ
ストフォーム加工性を向上、また耐クラックの改良等が
行なわれているが、樹脂への組み込みが不良であると耐
水性の低下、光沢の低下となり、かならずしも満足のい
くものでなかった。
【0008】またメラミンは尿素と組み合わせて木質系
接着剤としてよく用いられている。同種用途に用いられ
ているフエノール系接着剤と比較して硬化速度が早いこ
とによる生産性にすぐれるが、メラミン系接着剤自体が
親油性に乏しいため近年とみに用いられるヤニ分の多い
針葉樹に対して不利があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はメラミン樹脂
の耐熱性、高い硬度、すぐれた光沢などの特性を損なう
ことなく、強靱性、曲げ加工性、親油性を与えるアミノ
樹脂組成物を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、式[I]
【0011】
【化3】
【0012】〔式中、置換基、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 およびR6 は各々互いに独立した置換基を表
し、それら置換基の1ないし5個は、C1-20のアルキル
基、C2-20のアルケニル基(該アルキル基またはアルケ
ニル基は、その構造中に任意に脂環式構造またはフェニ
ル基を有していても良く、また2個の該アルキル基また
はアルケニル基が同一窒素原子上にある場合はその窒素
原子と一緒になって3〜8員環を形成しても良い)また
はフェニル基を表し、そして残りの置換基は水素原子を
表す。〕により表されるトリアジン誘導体の1種または
2種以上の混合物にホルムアルデヒドを反応させること
により製造されるアミノ樹脂組成物に関する。
【0013】更に本発明は、式[I]により表されるト
リアジン誘導体の1種または2種以上の混合物およびメ
ラミン又は尿素からなる混合物にホルムアルデヒドを反
応させることにより製造されるアミノ樹脂組成物に関す
る。
【0014】そして、更に本発明は、式[I]により表
されるトリアジン誘導体の1種または2種以上の混合物
にホルムアルデヒドを反応させることにより製造される
アミノ樹脂組成物およびメラミン−ホルムアルデヒド樹
脂、メラミン・尿素−ホルムアルデヒド樹脂又は尿素ホ
ルムアルデヒド樹脂を含有するアミノ樹脂組成物に関す
る。以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】
【発明の実施形態】本発明のアミノ樹脂組成物の製造の
ために使用される置換トリアジン誘導体は、下記の公知
の合成方法と同様な方法で容易に得られる:例えばジャ
ーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ
(J.Am.Chem.Soc.)73巻、2984
頁、1951年に記載の2−クロロ−1,3,5−トリ
アジン誘導体とアルキルアミンを反応させて得る方法;
ヘミシェ・ベリヒテ(Chem Ber.)18巻、2
755頁、1885年に記載の2,4,6−トリメチル
チオ−1,3,5−トリアジン誘導体とアルキルアミン
を反応させて得る方法;米国特許第2,228,161
号(1941年)に記載の2,4,6−トリアミノ−
1,3,5−トリアジンとアルキルアミン塩酸塩を反応
させて得る方法;ドイツ特許第889,593号 (1
953年)に記載のシアノピペリジンとシアノグアニジ
ンを反応させて2−ピペリジノ−4,6−ジアミノ−
1,3,5−トリアジンを得る方法;特開平3−215
564号に記載の塩化シアヌルと相当するアルキルアミ
ン類とを反応させて得る方法等が挙げられる。
【0016】外の方法としては、本発明の出願人により
特許出願された下記の方法である: (a)特開平8−27128号に記載の1,3,5−トリ
アジン誘導体と周期律表第VII 族或いは第VIII触媒の存
在下、アルコールと反応させる方法; (b)特開平8−193071号に記載の1,3,5−ト
リアジン誘導体と周期律表第VII 族或いは第VIII触媒お
よび水素含有ガスの存在下でアルデヒドと反応させる方
法;及び (c)特開平8−27125号に記載の1,3,5−トリ
アジン誘導体と周期律表第VII 族或いは第VIII触媒およ
び一酸化炭素/水素混合ガスの存在下でオレフィンと反
応させる方法等が挙げられる。
【0017】本発明のアミノ樹脂組成物の製造に使用さ
れるトリアジン誘導体は、上記のいずれの方法により製
造される得るトリアジン誘導体であってもよい。しか
し、電子材料分野に使用する場合は、置換トリアジン中
に残留する加水分解性塩素の微小のもの乃至はないもの
が好ましい。従って、上記の文献(a)のメラミンに特定
の触媒存在下にてアルコール類を反応させる方法、(b)
のメラミンに水素雰囲気中で特定の触媒存在下にてアル
デヒド類を反応させる方法、又は(c)のメラミンに水素
/一酸化炭素雰囲気中で特定の触媒存在下にてオレフィ
ン類を反応させる方法により得られるトリアジン誘導体
が好ましい。
【0018】C1-20のアルキル基、C2-20のアルケニル
基(該アルキル基またはアルケニル基は、その構造中に
任意に脂環式構造またはフェニル基を有していても良
く、また2個の該アルキル基またはアルケニル基が同一
窒素原子上にある場合はその窒素原子と一緒になって3
〜8員の含窒素複素環を形成しても良い)またはフェニ
ル基で表される場合の置換基、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 およびR6 の具体例を下記する:メチル基、エ
チル基、n-プロピル基、iso-プロピル基、n-ブチル基、
iso-ブチル基、sec-ブチル基、tert- ブチル基、シクロ
プロピルメチル基、シクロブチル基、n-ペンチル基、is
o-ペンチル基、sec-ペンチル基、tert- ペンチル基、シ
クロペンチル基、n-ヘキシル基、シクロヘキシル基、シ
クロヘキシルメチル基、4−メチルシクロヘキシルメチ
ル基、n-オクチル基、2−エチルヘキシル基、n-ノニル
基、n-デシル基、n-ドデシル基、n-ヘキサデシル基、n-
オクタデシル基、ベンジル基、1−フェネチル基、2−
フェネチル基、1−フェニルプロピル基、3−フェニル
プロピル基、ビニル基、アリル基、メタリル基、クロチ
ル基、2−ペンテニル基、3−ヘキセニル基、スチリル
基及びフェニル基;そして、同一窒素原子上の2個の置
換基がその窒素原子と一緒になって複素環を形成した場
合の環構造としてはアジリジン環、アゼチジン環、ピロ
リジン環及びピペリジン環等が挙げられる。なお、これ
ら置換基の例示により、本発明のアミノ樹脂組成物の製
造のために使用されるトリアジン誘導体の範囲が限定さ
れるものではない。
【0019】本発明においては、上述の式[I]により
表されるトリアジン誘導体の1種または2種以上を組合
せて、ホルムアルデヒドとの反応、或いはメラミンまた
は尿素とホルムアルデヒドとの反応に用いることが可能
である。下記の表1に、本発明で用いられるトリアジン
誘導体の主なものを、その置換基の組合せによって、さ
らに具体的に示す。
【0020】尚、表中の置換基の略号は、以下の意味を
示す: Me:メチル基 Et:エチル基 Pr:ノルマルプロピル基 ME:イソプロピル基 Bu:ノルマルブチル基 IB:イソブチル基 MP:セカンダリーブチル基 TB:ターシャリーブチル基 PE:ノルマルペンチル基 HE:ノルマルヘキシル基 EH:2−エチルヘキシル基 Oc:ノルマルオクチル基 De:ノルマルデシル基 DD:ノルマルドデシル基 HD:ノルマルヘキサデシル基OD:ノルマルオクタデシル基 AL:アリル基 ST:スチリル基 Cy:シクロヘキシル基 CM:シクロヘキシルメチル基 Ph:フェニル基 Bz:ベンジル基。
【0021】
【化4】
【0022】
【表1】 表1 ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── Me H H H H H Me Me H H H H Me H Me H H H Me Me Me H H H Me H Me H Me H Me Me Me Me H H Me Me Me H Me H Me Me Me Me Me H Et H H H H H Et Et H H H H Et H Et H H H Et Et Et H H H Et H Et H Et H Et Et Et Et H H Et Et Et H Et H Et Et Et Et Et H Pr H H H H H Pr Pr H H H H Pr H Pr H H H Pr Pr Pr H H H Pr H Pr H Pr H Pr Pr Pr H Pr H ───────────────────────
【0023】
【表2】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── Pr Pr Pr Pr Pr H ME H H H H H ME ME H H H H ME H ME H H H ME ME ME H H H ME H ME H ME H ME ME ME ME H H ME ME ME H ME H ME ME ME ME ME H Bu H H H H H Bu Bu H H H H Bu H Bu H H H Bu Bu Bu H H H Bu H Bu H Bu H Bu Bu Bu Bu H H Bu Bu Bu H Bu H Bu Bu Bu Bu Bu H IB H H H H H IB IB H H H H IB H IB H H H IB IB IB H H H IB H IB H IB H ───────────────────────
【0024】
【表3】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── IB IB IB IB H H IB IB IB H IB H IB IB IB IB IB H MP H H H H H MP MP H H H H MP H MP H H H MP MP MP H H H MP H MP H MP H MP MP MP MP H H MP MP MP H MP H MP MP MP MP MP H TB H H H H H TB TB H H H H TB H TB H H H TB TB TB H H H TB H TB H TB H TB TB TB TB H H TB TB TB H TB H TB TB TB TB TB H PE H H H H H PE PE H H H H PE H PE H H H ───────────────────────
【0025】
【表4】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── PE PE PE H H H PE H PE H PE H PE PE PE PE H H PE PE PE H PE H PE PE PE PE PE H HE H H H H H HE HE H H H H HE H HE H H H HE HE HE H H H HE H HE H HE H HE HE HE HE H H HE HE HE H HE H HE HE HE HE HE H EH H H H H H EH EH H H H H EH H EH H H H EH EH EH H H H EH H EH H EH H EH EH EH EH H H EH EH EH H EH H EH EH EH EH EH H Oc H H H H H ───────────────────────
【0026】
【表5】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── Oc Oc H H H H Oc H Oc H H H Oc Oc Oc H H H Oc H Oc H Oc H Oc Oc Oc Oc H H Oc Oc Oc H Oc H Oc Oc Oc Oc Oc H De H H H H H De De H H H H De H De H H H De De De H H H De H De H De H De De De De H H De De De H De H De De De De De H DD H H H H H DD DD H H H H DD H DD H H H DD DD DD H H H DD H DD H DD H DD DD DD DD H H DD DD DD H DD H ───────────────────────
【0027】
【表6】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── DD DD DD DD DD H HD H H H H H HD HD H H H H HD H HD H H H HD HD HD H H H HD H HD H HD H HD HD HD HD H H HD HD HD H HD H HD HD HD HD HD H OD H H H H H OD OD H H H H OD H OD H H H OD OD OD H H H OD H OD H OD H OD OD OD OD H H OD OD OD H OD H OD OD OD OD OD H AL H H H H H AL AL H H H H AL H AL H H H AL AL AL H H H AL H AL H AL H ───────────────────────
【0028】
【表7】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── AL AL AL AL H H AL AL AL H AL H AL AL AL AL AL H ST H H H H H ST ST H H H H ST H ST H H H ST ST ST H H H ST H ST H ST H ST ST ST ST H H ST ST ST H ST H ST ST ST ST ST H Cy H H H H H Cy H Cy H H H Cy H Cy H Cy H CM H H H H H CM H CM H H H CM H CM H CM H Ph H H H H H Ph H Ph H H H Ph H Ph H Ph H Bz H H H H H Bz H Bz H H H ───────────────────────
【0029】
【表8】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── Bz H Bz H Bz H DD Me H H H H DD H Me H H H DD Me Me H H H DD H Me H Me H DD Me Me Me H H DD Me Me H Me H DD Me Me Me Me H DD Et H H H H DD H Et H H H DD Et Et H H H DD H Et H Et H DD Et Et Et H H DD Et Et H Et H DD Et Et Et Et H DD Pr H H H H DD H Pr H H H DD Pr Pr H H H DD H Pr H Pr H DD Pr Pr H Pr H DD Pr Pr Pr Pr H DD ME H H H H ───────────────────────
【0030】
【表9】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── DD H ME H H H DD ME ME H H H DD H ME H ME H DD ME ME ME H H DD ME ME H ME H DD ME ME ME ME H DD Bu H H H H DD H Bu H H H DD Bu Bu H H H DD H Bu H Bu H DD Bu Bu Bu H H DD Bu Bu H Bu H DD Bu Bu Bu Bu H DD IB H H H H DD H IB H H H DD IB IB H H H DD H IB H IB H DD IB IB IB H H DD IB IB H IB H DD IB IB IB IB H DD MP H H H H DD H MP H H H ───────────────────────
【0031】
【表10】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── DD MP MP H H H DD H MP H MP H DD MP MP MP H H DD MP MP H MP H DD MP MP MP MP H DD TB H H H H DD H TB H H H DD TB TB H H H DD H TB H TB H DD TB TB TB H H DD TB TB H TB H DD TB TB TB TB H DD PE H H H H DD H PE H H H DD PE PE H H H DD H PE H PE H DD PE PE PE H H DD PE PE H PE H DD PE PE PE PE H DD HE H H H H DD H HE H H H DD HE HE H H H ───────────────────────
【0032】
【表11】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── DD H HE H HE H DD HE HE HE H H DD HE HE H HE H DD HE HE HE HE H DD EH H H H H DD H EH H H H DD EH EH H H H DD H EH H EH H DD EH EH EH H H DD EH EH H EH H DD EH EH EH EH H DD Oc H H H H DD H Oc H H H DD Oc Oc H H H DD H Oc H Oc H DD Oc Oc Oc H H DD Oc Oc H Oc H DD Oc Oc Oc Oc H DD De H H H H DD H De H H H DD De De H H H DD H De H De H ───────────────────────
【0033】
【表12】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── DD De De De H H DD De De H De H DD De De De De H DD HD H H H H DD H HD H H H DD HD HD H H H DD H HD H HD H DD HD HD HD H H DD HD HD H HD H DD HD HD HD HD H DD OD H H H H DD H OD H H H DD OD OD H H H DD H OD H OD H DD OD OD OD H H DD OD OD H OD H DD OD OD OD OD H DD AL H H H H DD H AL H H H DD AL AL H H H DD H AL H AL H DD AL AL AL H H ───────────────────────
【0034】
【表13】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── DD AL AL H AL H DD AL AL AL AL H DD ST H H H H DD H ST H H H DD ST ST H H H DD H ST H ST H DD ST ST ST H H DD ST ST H ST H DD ST ST ST ST H DD H Cy H H H DD H Cy H Cy H DD H CM H H H DD H CM H CM H DD H Ph H H H DD H Ph H Ph H DD H Bz H H H DD H Bz H Bz H HD Me H H H H HD H Me H H H HD Me Me H H H HD H Me H Me H HD Me Me Me H H ───────────────────────
【0035】
【表14】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── HD Me Me H Me H HD Me Me Me Me H HD Et H H H H HD H Et H H H HD Et Et H H H HD H Et H Et H HD Et Et Et H H HD Et Et H Et H HD Et Et Et Et H HD Pr H H H H HD H Pr H H H HD Pr Pr H H H HD H Pr H Pr H HD Pr Pr H Pr H HD Pr Pr Pr Pr H HD ME H H H H HD H ME H H H HD ME ME H H H HD H ME H ME H HD ME ME ME H H HD ME ME H ME H HD ME ME ME ME H ───────────────────────
【0036】
【表15】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── HD Bu H H H H HD H Bu H H H HD Bu Bu H H H HD H Bu H Bu H HD Bu Bu Bu H H HD Bu Bu H Bu H HD Bu Bu Bu Bu H HD IB H H H H HD H IB H H H HD IB IB H H H HD H IB H IB H HD IB IB IB H H HD IB IB H IB H HD IB IB IB IB H HD MP H H H H HD H MP H H H HD MP MP H H H HD H MP H MP H HD MP MP MP H H HD MP MP H MP H HD MP MP MP MP H HD TB H H H H ───────────────────────
【0037】
【表16】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── HD H TB H H H HD TB TB H H H HD H TB H TB H HD TB TB TB H H HD TB TB H TB H HD TB TB TB TB H HD PE H H H H HD H PE H H H HD PE PE H H H HD H PE H PE H HD PE PE PE H H HD PE PE H PE H HD PE PE PE PE H HD HE H H H H HD H HE H H H HD HE HE H H H HD H HE H HE H HD HE HE HE H H HD HE HE H HE H HD HE HE HE HE H HD EH H H H H HD H EH H H H ───────────────────────
【0038】
【表17】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── HD EH EH H H H HD H EH H EH H HD EH EH EH H H HD EH EH H EH H HD EH EH EH EH H HD Oc H H H H HD H Oc H H H HD Oc Oc H H H HD H Oc H Oc H HD Oc Oc Oc H H HD Oc Oc H Oc H HD Oc Oc Oc Oc H HD De H H H H HD H De H H H HD De De H H H HD H De H De H HD De De De H H HD De De H De H HD De De De De H HD DD H H H H HD H DD H H H HD DD DD H H H ───────────────────────
【0039】
【表18】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── HD H DD H DD H HD DD DD DD H H HD DD DD H DD H HD DD DD DD DD H HD OD H H H H HD H OD H H H HD OD OD H H H HD H OD H OD H HD OD OD OD H H HD OD OD H OD H HD OD OD OD OD H HD AL H H H H HD H AL H H H HD AL AL H H H HD H AL H AL H HD AL AL AL H H HD AL AL H AL H HD AL AL AL AL H HD ST H H H H HD H ST H H H HD ST ST H H H HD H ST H ST H ───────────────────────
【0040】
【表19】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── HD ST ST ST H H HD ST ST H ST H HD ST ST ST ST H HD H Cy H H H HD H Cy H Cy H HD H CM H H H HD H CM H CM H HD H Ph H H H HD H Ph H Ph H HD H Bz H H H HD H Bz H Bz H OD Me H H H H OD H Me H H H OD Me Me H H H OD H Me H Me H OD Me Me Me H H OD Me Me H Me H OD Me Me Me Me H OD Et H H H H OD H Et H H H OD Et Et H H H OD H Et H Et H ───────────────────────
【0041】
【表20】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── OD Et Et Et H H OD Et Et H Et H OD Et Et Et Et H OD Pr H H H H OD H Pr H H H OD Pr Pr H H H OD H Pr H Pr H OD Pr Pr H Pr H OD Pr Pr Pr Pr H OD ME H H H H OD H ME H H H OD ME ME H H H OD H ME H ME H OD ME ME ME H H OD ME ME H ME H OD ME ME ME ME H OD Bu H H H H OD H Bu H H H OD Bu Bu H H H OD H Bu H Bu H OD Bu Bu Bu H H OD Bu Bu H Bu H ───────────────────────
【0042】
【表21】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── OD Bu Bu Bu Bu H OD IB H H H H OD H IB H H H OD IB IB H H H OD H IB H IB H OD IB IB IB H H OD IB IB H IB H OD IB IB IB IB H OD MP H H H H OD H MP H H H OD MP MP H H H OD H MP H MP H OD MP MP MP H H OD MP MP H MP H OD MP MP MP MP H OD TB H H H H OD H TB H H H OD TB TB H H H OD H TB H TB H OD TB TB TB H H OD TB TB H TB H OD TB TB TB TB H ───────────────────────
【0043】
【表22】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── PE PE H H H H OD H PE H H H OD PE PE H H H OD H PE H PE H OD PE PE PE H H OD PE PE H PE H OD PE PE PE PE H OD HE H H H H OD H HE H H H OD HE HE H H H OD H HE H HE H OD HE HE HE H H OD HE HE H HE H OD HE HE HE HE H OD EH H H H H OD H EH H H H OD EH EH H H H OD H EH H EH H OD EH EH EH H H OD EH EH H EH H OD EH EH EH EH H OD Oc H H H H ───────────────────────
【0044】
【表23】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── OD H Oc H H H OD Oc Oc H H H OD H Oc H Oc H OD Oc Oc Oc H H OD Oc Oc H Oc H OD Oc Oc Oc Oc H OD De H H H H OD H De H H H OD De De H H H OD H De H De H OD De De De H H OD De De H De H OD De De De De H OD DD H H H H OD H DD H H H OD DD DD H H H OD H DD H DD H OD DD DD DD H H OD DD DD H DD H OD DD DD DD DD H OD HD H H H H OD H HD H H H ───────────────────────
【0045】
【表24】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── OD HD HD H H H OD H HD H HD H OD HD HD HD H H OD HD HD H HD H OD HD HD HD HD H OD AL H H H H OD H AL H H H OD AL AL H H H OD H AL H AL H OD AL AL AL H H OD AL AL H AL H OD AL AL AL AL H OD ST H H H H OD H ST H H H OD ST ST H H H OD H ST H ST H OD ST ST ST H H OD ST ST H ST H OD ST ST ST ST H OD H Cy H H H OD H Cy H Cy H OD H CM H H H ───────────────────────
【0046】
【表25】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── OD H CM H CM H OD H Ph H H H OD H Ph H Ph H OD H Bz H H H OD H Bz H Bz H Me H EH H H H Me Me EH H H H Me H EH H Me H Me Me EH H Me H Me Me Me Me EH H Me H Cy H H H Me Me Cy H H H Me H Cy H Me H Me Me Cy H Me H Me Me Me Me Cy H Me H Bz H H H Me Me Bz H H H Me H Bz H Me H Me Me Bz H Me H Me Me Me Me Bz H Et H EH H H H Et Et EH H H H ───────────────────────
【0047】
【表26】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── Et H EH H Et H Et Et EH H Et H Et Et Et Et EH H Et H Cy H H H Et Et Cy H H H Et H Cy H Et H Et Et Cy H Et H Et Et Et Et Cy H Et H Bz H H H Et Et Bz H H H Et H Bz H Et H Et Et Bz H Et H Et Et Et Et Bz H ME H EH H H H ME H Cy H H H ME H Cy H ME H ME H Bz H H H ME H Bz H ME H Bu H EH H H H Bu Bu EH H H H Bu H EH H Bu H Bu Bu EH H Bu H ───────────────────────
【0048】
【表27】 表1続き ─────────────────────── R123456 ─────────────────────── Bu Bu Bu Bu EH H Bu H Cy H H H Bu Bu Cy H H H Bu H Cy H Bu H Bu Bu Cy H Bu H Bu Bu Bu Bu Cy H Bu H Bz H H H Bu Bu Bz H H H Bu H Bz H Bu H Bu Bu Bz H Bu H Bu Bu Bu Bu Bz H AL H EH H H H AL AL EH H H H AL H EH H AL H AL AL EH H AL H AL AL AL AL EH H AL H Cy H H H AL AL Cy H H H AL H Cy H AL H AL AL Cy H AL H AL H Bz H H H AL AL Bz H H H ───────────────────────
【0049】
【表28】
【0050】
【表29】
【0051】
【表30】
【0052】上記の式[I]の置換基の組み合わせの
中、好ましいものは、置換基、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 およびR6 のうち、R1 、R3 およびR5 の1
ないし3個がC1-10のアルキル基を表し、残りの置換基
が水素原子を表す群である。
【0053】上記の式[I]の置換基の組み合わせの
中、更に好ましいものは、置換基、R 1 、R2 、R3
4 、R5 およびR6 のうち、R1 、R3 およびR5
1ないし3個がメチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、シクロヘキシル基又は
2−エチルヘキシル基を表し、残りの置換基が水素原子
を表す群である。
【0054】アミノ樹脂組成物を製造するための、式
[I]により表されるトリアジン誘導体の1種又は2種
以上の混合物とホルムアルデヒドとの反応において、ト
リアジン誘導体の1種又は2種以上の混合物1モルに対
するホルムアルデヒドのモル数はトリアジン誘導体1モ
ルに対し1モルからトリアジン誘導体のアミノ基の未置
換水素原子と同数のモル数が好ましい。ホルムアルデヒ
ドのモル数が1より少ないと樹脂組成物の熱硬化により
生成した構造体が充分なる架橋構造を形成し得ず、アミ
ノ樹脂組成物の熱硬化物の耐熱性、高い硬度、強靭性等
の物性が満足できるものとはならない。他方トリアジン
誘導体のアミノ基の未置換水素原子と同数のモル数より
多いと、トリアジン誘導体と付加反応にあずかれなかっ
たホルムアルデヒドが残存する。そして、残存するホル
マリンの除去が難かしく、そのため、アミノ樹脂組成物
のホルマリン臭が著るしく好ましくない。熱硬化の際の
ホルマリン臭も著しい。又過剰のホルムアルデヒドの使
用は経済的に不利である。
【0055】本発明のトリアジン誘導体とホルムアルデ
ヒドとの反応は通常水性媒体中で行われるが、本発明の
トリアジン誘導体は通例、有機溶媒に可溶のため水にも
可溶な有機溶媒を加えるとホルムアルデヒドとの反応が
円滑に進む。有機溶媒としてはメタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、プロパノールなどのアルコール
類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメト
キシエタン等のエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドなどの極性溶媒が好ましい。
【0056】トリアジン誘導体とホルムアルデヒドとの
反応である樹脂化反応において、通常、反応温度は50
〜95℃の範囲内である。しかし、この範囲より低い温
度でも反応は進行することがあり、例えば有機溶媒を加
えた場合は、50℃より低温で樹脂化反応が進行する。
【0057】樹脂化反応時の反応液のpHは6〜10、
好適には7〜9である。樹脂化反応による生成物の分子
量を増大させるためにはpHは中性側、例えば7〜7.
5であり、分子量を低く抑える場合にはアルカリ側例え
ばpH8〜9で樹脂化反応を進行させる。
【0058】反応時間、即ち樹脂化反応開始から反応終
了に至るまでの時間は、所望の分子量の樹脂組成物が得
られる時点を反応終了時点とすることにより決められ
る。分子量は、反応中適宜サンプリングし、白濁温度
法、水混和度法および/またはゲルパーミュエーション
クロマト法による分子量測定により決定される。上述の
ように、本発明では、式[1]により表されるトリアジ
ン誘導体の1種または2種以上の混合物とホルムアルデ
ヒドとの反応において、トリアジン誘導体の1種または
2種以上の混合物にメラミンまたは尿素を混合させて樹
脂化することも行われる。
【0059】トリアジン誘導体の1種または2種以上の
混合物に混合させるメラミンまたは尿素のトリアジン誘
導体に対する量の制限はないが一般的にいって含有させ
るメラミンまたは尿素の量が大きくなると架橋密度が高
くなり、硬度は増すが、脆くなり強靱性が低下する。含
有させるメラミンまたは尿素のモル量は、トリアジン誘
導体1モルに対して0.05から20モル、好ましくは
0.1モルから10モルである。
【0060】メラミンまたは尿素と混合した式[I]に
表されるトリアジン誘導体の1種又は2種以上の混合物
とホルムアルデヒドの反応における反応条件、即ち溶
媒、反応温度、反応液のpH、反応温度等は、上述した
トリアジン誘導体とホルムアルデヒドとの反応のそれら
と同じである。この反応におけるホルムアルデヒドのモ
ル数は、メラミン、尿素とトリアジン誘導体の合計モル
数に対し等しいモル数からメラミン、尿素、トリアジン
誘導体のアミノ基の未置換水素原子と同数のモル数が好
ましい。等しいモル数より少ないと、架橋が充分に形成
し得ず物性が劣る。他方メラミン、尿素、トリアジン誘
導体のアミノ基の未置換水素原子と同数のモル数より多
いと、アミノ基との付加反応又は縮合反応にあずかれな
かったホルムアルデヒドが残存し、又この除去が難かし
いため、組成物にホルマリン臭が著るしく好ましくな
い。又過剰のホルムアルデヒドの使用は経済的に不利で
ある。
【0061】又、本発明の式[1]により表されるトリ
アジン誘導体の1種又は2種以上の混合物とホルムアル
デヒドとを反応させて得られるアミノ樹脂組成物とメラ
ミン−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン・尿素−ホルム
アルデヒド樹脂又は尿素−ホルムアルデヒド樹脂との混
合物を用いることも行われる。混合物とは本発明のトリ
アジン誘導体の1種又は2種以上の混合物とホルムアル
デヒドとを反応させて得られるアミノ樹脂組成物の液状
品又は固体状品と、公知の方法で得られた中から選ばれ
た少なくとも1種のメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、
メラミン・尿素−ホルムアルデヒド樹脂又は尿素−ホル
ムアルデヒド樹脂の液状品又はそれの固体状品を任意の
割合で混合してなるものをいう。
【0062】公知の方法で得られるメラミン−ホルムア
ルデヒド樹脂の例示としては、メラミン1モル、ホルム
アルデヒド1.6モルをpH8で温度95℃時間60分
程度反応させて得た固形分濃度55%、分子量600程
度の樹脂液である。又、メラミン・尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂の例示としてはメラミン0.2モル、尿素1モ
ル、ホルムアルデヒド1.8モルをpH7.9、温度9
0℃、時間120分程度反応させて得た固形分濃度55
%、分子量700程度の樹脂液である。更に又、尿素樹
脂の例示としては、尿素1モル、ホルムアルデヒド1.
8モルをpH8.0、温度90℃、時間150分程度反
応させて得た固形分濃度50%、分子量500程度の樹
脂液である。
【0063】トリアジン誘導体−ホルムアルデヒド樹脂
組成物と前記のメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、メラ
ミン・尿素−ホルムアルデヒド樹脂及び尿素−ホルムア
ルデヒド樹脂の混合割合は、広い範囲のものであるが、
トリアジン誘導体−ホルムアルデヒド樹脂組成物の割合
が高いと強靱性、曲げ加工性、親油性等に与える改良効
果が大きく、一方割合が低いと改良効果が乏しくなる。
配合量は、用途、目的によって異なるが、トリアジン誘
導体−ホルムアルデヒド樹脂組成物100重量部に対し
てメラミン−ホルムアルデヒド樹脂又はメラミン・尿素
−ホルムアルデヒド樹脂又は尿素−ホルムアルデヒド樹
脂は20〜1000重量部、好適には、50〜500重
量部である。
【0064】上述のようにして製造されたアミノ樹脂組
成物は木質材料接着剤、成形材、化粧材、塗料、等の分
野に使用される。木質材料の接着剤として使用される場
合は、硬化剤を混合し、木材の上に塗布あるいは木粉と
混合し熱圧プレスによりアミノ樹脂組成物が熱硬化され
る。その際必要に応じ増粘剤、浸透コントロール剤等が
添加される。
【0065】成形材として使用される場合は、液状のま
ま、あるいは乾燥粉末にした後、硬化剤を添加し、木
粉、パルプ粉、無機粉末等と混合し熱圧成形により付形
されると共にアミノ樹脂組成物が熱硬化される。化粧材
として使用される場合は、硬化剤を添加したアミノ樹脂
組成物樹脂液を紙等に含浸し乾燥され、フェノール樹脂
含浸紙あるいは木質板と組み合わせ熱圧プレスによりア
ミノ樹脂組成物が熱硬化される。
【0066】塗料に使用される場合は、アミノ樹脂組成
物はアルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂
等と組み合わせ硬化剤及びその他の添加剤を添加し塗料
組成とし、加熱により組み合わせた樹脂のOH基と反応
する架橋剤として使用される。その際、塗料の要求形態
により、水溶解型、有機溶剤溶解型、固形型等の樹脂と
される。
【0067】
【実施例】以下に実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明するが、これらの実施例の記載は本発明の範
囲の限定を意図するものではない。実施例に用いるトリ
アジン誘導体は以下の参考例の方法により合成した。 参考例1:2,4−ジアミノ−6−ノルマルブチルアミ
ノ−1,3,5−トリアジンの合成
【0068】(a)2,4−ジアミノ−6−クロル−1,
3,5−トリアジンの合成 塩化シアヌール184.5g(1.0モル)をアセトニ
トリル800mLに室温にて溶解後、0℃に冷却した溶
液に、激しく攪拌しながら28%アンモニア水溶液30
3.7g(5.0モル)を反応温度を10℃以下を保つ
ように、2時間で滴下した。滴下終了後、冷却を停止し
室温で1時間攪拌した後に、徐々に加温して45℃とし
て更に4時間反応させた。冷却後、生成物をロ別し、さ
らに大量の水にて洗浄した。ロ過物を、真空下、50℃
で6時間乾燥することで、表記化合物を115g(収率
79%)得た。
【0069】(b)2,4−ジアミノ−6−ノルマルブチ
ルアミノ−1,3,5−トリアジンの合成 (a)で合成した2,4−ジアミノ−6−クロル−1,
3,5−トリアジン14.5g(0.1モル)、水10
0mLおよびブチルアミン29.2g(0.4モル)の
混合溶液を、攪拌しながら加温して、最終的に還流温度
にて6時間反応させた。反応液を冷却後、生成物をロ別
し、さらに大量の水で充分に洗浄し、次にトルエンで洗
浄した。ロ過物を、真空下、70℃で6時間乾燥するこ
とで、表記の化合物を17.5g(収率96%)得た。
融点;167℃。
【0070】参考例2:2,4,6−トリス(ノルマル
ブチルアミノ)−1,3,5−トリアジンの合成 撹拌機、温度計を備えたオートクレーブに、メラミン1
2.6g(0.1モル)、1,4−ジオキサン200
g、n−ブチルアルデヒド72.0g(1.0モル)、
5%Pd担持活性炭2.0gを仕込み、窒素ガス置換
後、水素ガスを初期圧40kg/cm2 として、激しく
撹拌しながら反応温度180℃にて6時間反応させた。
反応終了後、室温までゆっくり冷却し、ロ別して触媒及
び固形物を除去した後、溶剤を留去し、粘ちょうな液状
の反応生成物の粗物を得た。これをシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにてアセトン/ヘキサン混合溶剤を溶
離液として、混合比率を100/1〜1/100に逐次
濃度を変えつつ展開し、生成物を単離した後、溶剤を留
去して、液状の表記化合物19.6gを得た。
【0071】参考例3:4,6−ジアミノ−2−シクロ
ヘキシルアミノ−1,3,5−トリアジンの合成 参考例1で合成した中間体の2,4−ジアミノ−6−ク
ロル−1,3,5−トリアジン14.5g(0.1モ
ル)、水140mLおよびシクロヘキシルアミン29.
2g(0.3モル)の混合溶液を、攪拌しながら加温し
て、還流温度にて1時間反応させた。さらに水酸化ナト
リウム12gの水40mL溶液を1時間かけて滴下し、
1時間熟成した。得られた反応混合物にトルエン200
mLを加え、その後に室温に冷却した。得られた結晶を
濾取し、トルエン100mL、続いて水100mLで順
次洗浄後、減圧下に乾燥することで、表記化合物を1
7.9g(収率86%)得た。融点;151℃。
【0072】参考例4:4,6−ジアミノ−2−(2−
エチルヘキシルアミノ)−1,3,5−トリアジンの合
成 シクロヘキシルアミン29.2g(0.3モル)に換え
て2−エチルヘキシルアミン12.9g(0.1モル)
を用いる以外は、参考例3と同様に合成した。得量1
8.6g(収率78%)。融点;81℃。
【0073】参考例5:2,4,6−トリス(メチルア
ミノ)−1,3,5−トリアジンの合成 塩化シアヌール184.5g(1.0モル)をトルエン
920gに室温で溶解後、0℃に冷却した溶液に、激し
く撹拌しながら40%のメチルアミン水溶液308g
(4.0モル)滴下する。滴下終了後、撹拌しつつ2時
間0℃保持した後、徐々に加温して30℃としてさらに
1時間撹拌を行った。その溶液を更に40℃に昇温し2
時間撹拌し、70℃まで昇温した。その溶液を70℃に
保持しつつジオキサンを46gと40%のメチルアミン
水溶液464g(6.0モル)滴下し9時間撹拌を続け
た。30℃に冷却後40%水酸化ナトリウム水溶液を3
00g(3.0モル)を加え1時間撹拌し、更に5℃に
冷却し2時間撹拌した。生成物を濾別し水で洗浄した。
濾過物を50℃で6時間乾燥することで、表記化合物を
93g(収率55%)を得た。融点133℃。
【0074】実施例1 参考例1の方法で合成した2,4−ジアミノ−6−ノル
マルブチルアミノ−1,3,5−トリアジン455g、
40%ホルマリン300g、水184.3g、ジオキサ
ン455gを撹拌機、温度計及び冷却管を備えた2L4
つ口フラスコに仕込み5%KOHにてpHを8.0に調
整した。その後、撹拌しながら、昇温し、温度を70℃
に保ち、2時間反応させ、その後室温まで冷却した。
【0075】40℃で減圧濃縮し、黄色透明油状の樹脂
組成物を540gを得た。ゲルパーミュエーションクロ
マト法(GPC法)で測定した分子量は580であっ
た。
【0076】実施例2 参考例2に記載の方法で得た2,4,6−トリス(ノル
マルブチルアミノ)−1,3,5−トリアジン264.
6g、40%ホルマリン150g、水50g、ジオキサ
ン150gを2L4つ口フラスコに仕込んだ。実施例1
に準拠し、褐色油状の樹脂組成物300gを得た。GP
C法で測定した分子量は520であった。
【0077】実施例3 参考例3に記載の方法で得た4,6−ジアミノ−2−シ
クロヘキシルアミノ−1,3,5−トリアジン520
g、40%ホルマリン300g、水184.3g、ジオ
キサン520gを2L4つ口フラスコに仕込み、実施例
1に準拠し油状の樹脂組成物を589gを得た。GPC
法による分子量は720であった。
【0078】実施例4 参考例4の方法で得た4,6−ジアミノ−2−(2−エ
チルヘキシルアミノ)−1,3,5−トリアジン476
g、40%ホルマリン240g、水147.5g、ジオ
キサン455gを2L4つ口フラスコに仕込み、実施例
1に準拠しワックス状の樹脂組成物を得た。GPC法に
よる分子量は670であった。
【0079】実施例5 メラミン63g、参考例1の方法で合成した2,4−ジ
アミノ−6−ノルマルブチルアミノ−1,3,5−トリ
アジン91g、40%ホルマリン120g、水50g、
ジオキサン181gを撹拌機、温度計及び冷却管を備え
た1L4つ口フラスコに仕込み、10%NaOH水溶液
にてpHを9.2に調整した。その後、撹拌しながら、
昇温し、温度を80℃に保ち90分間反応させた。その
後室温まで冷却し、透明液を得た。GPC法による分子
量は850であった。
【0080】実施例6 参考例1の方法で合成した2,4−ジアミノ−6−ノル
マルブチルアミノ−1,3,5−トリアジン455g、
40%ホルマリン300g、水184.3g、ジオキサ
ン455gを撹拌機、温度計及び冷却管を備えた2L4
つ口フラスコに仕込み5%KOH水溶液にてpHを8.
4に調整した。その後、撹拌しながら、昇温し、温度を
70℃に保ち2時間反応させた。
【0081】室温まで冷却し、冷却後5%KOHにてp
Hを9.0に調整し樹脂液を得た。この樹脂液500g
とメラミン樹脂液(日産化学工業社製 商品名 サント
ップ・M700 樹脂固型分55%)500gとを混合
した。樹脂液は室温で1ケ月保存して安定であった。
【0082】実施例7 参考例5の方法で合成した2,4,6−トリス(メチル
アミノ)−1,3,5−トリアジン420g、40%ホ
ルマリン300g、水360gを2L4つ口フラスコに
仕込み、実施例1に準拠し反応させた。生成物のGPC
法による分子量は420であった。
【0083】比較例1 メラミン1260g、40%ホルマリン1200g、水
1400gを撹拌機、温度計及び冷却管を備えた5L4
つ口フラスコに仕込み10%KOHにて、pHを8.4
に調整した。その後、撹拌しながら、昇温し、温度を9
5℃に保ち、60分反応させた。その後室温まで冷却
し、10%KOH水溶液にてpHを9.0に調整し透明
水性樹脂を得た。GPC法で測定した分子量は680で
あった。
【0084】評価例1 実施例1〜4で得た樹脂液に少量のアセトンと硬化剤と
してパラトルエンスルホン酸の30%アセトン溶液を樹
脂液に対し3重量%加え低粘度液体とした。その液体を
化学濾紙(東洋濾紙社製 商品名 5C)に含浸し、そ
の後105℃で乾燥させ、アセトンを除去し、濾紙の重
さに対する樹脂の付着量を60%とした含浸紙を得た。
実施例5、6及び比較例1についてはそれぞれの樹脂液
を濾紙に含浸させ、105℃で乾燥後、樹脂の付着量を
60%とする含浸紙を得た。
【0085】得られたそれぞれの含浸紙を5枚積層し1
50℃、圧力10kg/cm2 、 10分間熱プレスし厚
み0.8mmの積層硬化シートを得た。積層シートを長
さ40mm、幅25mm、厚み0.8mmの短冊型のサ
ンプルを切り出し、それを強度試験機(オリエンテック
社製 商品名 テンシロン UCT−10T)に直立さ
せ、屈曲速度5mm/分で破断するまで折り曲げた。
【0086】元の長さをL0 とし、破断した時の長さを
1 として屈曲性FをF=(L0 −L1)×100/L0
として求めた。結果を表2に示す。
【0087】
【表31】
【0088】評価例2 実施例7で得た樹脂液200gとメラミン樹脂液(日産
化学工業株式会社製商品名 サントップM700固形分
55%)800gとを混合した樹脂液、及びメラミン樹
脂液(日産化学工業株式会社製 商品名 サントップ
M700固形分55%)単独に、それぞれパラトルエン
スルホン酸30%水溶液を、樹脂液に対し3%添加し含
浸用の樹脂液とした。それぞれの樹脂液を80g/m2
の化粧紙に含浸させ、105℃で乾燥後、樹脂の付着量
60%の含浸紙を得た。
【0089】得られたそれぞれの含浸紙を3枚積層し1
50℃、圧力10kg/cm2 、10分間熱圧プレスし
0.5mmの積層硬化シートを得た。それぞれの積層シ
ートを120℃で曲げ加工を実施した結果、メラミン樹
脂単独では12mmRでもクラックが発生したが、実施
例7で得た樹脂液を20%混合した物は6mmRでもク
ラックが発生しなかった。
【0090】評価例1及び2の結果から明らかなよう
に、実施例の樹脂液を使用して得られた積層硬化シート
の屈曲性及びポストフォーム性はメラミン樹脂単独のそ
れより顕著に高い。上記のように本発明のアミノ樹脂組
成物は、メラミン樹脂の耐熱性、高い硬度、優れた光沢
などの特性を損なうことなく、強靭性、ポストフォーム
性を有するので、積層シート、化粧板、成形材料等へ利
用出来るだけでなく、置換基を選ぶことで有機溶媒溶解
性、新油性等の付与が可能なため、塗料、難接着木材の
接着等の分野へも利用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の屈曲性試験において加重をかける前
の状態を示す。
【図2】 本発明の屈曲性試験において加重をかけてい
る状態を示す。
【符号の説明】
0 加重をかける前の長さ。 L 加重をかけている時の長さ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋 裕子 富山県婦負郡婦中町笹倉635 日産化学工 業株式会社富山工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式[I] 【化1】 〔式中、置換基、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 および
    6 は各々互いに独立しており、それら置換基の1ない
    し5個は、C1-20のアルキル基、C2-20のアルケニル基
    (該アルキル基またはアルケニル基は、その構造中に任
    意に脂環式構造またはフェニル基を有していても良く、
    また2個の該アルキル基またはアルケニル基が同一窒素
    原子上にある場合はその窒素原子と一緒になって3〜8
    員の含窒素複素環を形成しても良い)またはフェニル基
    を表し、そして残りの置換基は水素原子を表す。〕によ
    り表されるトリアジン誘導体の1種または2種以上の混
    合物にホルムアルデヒドを反応させることにより製造さ
    れることを特徴とするアミノ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 式[I]により表されるトリアジン誘導
    体の1種または2種以上の混合物1モルに対して1モル
    から該トリアジン誘導体の1種または2種以上の混合物
    のアミノ基の未置換水素原子と同数のモルのホルムアル
    デヒドを反応させることにより製造される請求項1記載
    のアミノ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 式[I] 【化2】 〔式中、置換基、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 および
    6 は各々互いに独立しており、それら置換基の1ない
    し5個は、C1-20のアルキル基、C2-20のアルケニル基
    (該アルキル基またはアルケニル基は、その構造中に任
    意に脂環式構造またはフェニル基を有していても良く、
    また2個の該アルキル基またはアルケニル基が同一窒素
    原子上にある場合はその窒素原子と一緒になって3〜8
    員の含窒素複素環を形成しても良い)またはフェニル基
    を表し、そして残りの置換基は水素原子を表す。〕によ
    り表されるトリアジン誘導体の1種または2種以上の混
    合物およびメラミン又は尿素からなる混合物にホルムア
    ルデヒドを反応させることにより製造されることを特徴
    とするアミノ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のアミノ樹脂組成物及び
    メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン・尿素−ホ
    ルムアルデヒド樹脂又は尿素ホルムアルデヒド樹脂を含
    有するアミノ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 置換基、R1 、R2 、R3 、R4 、R5
    およびR6 のうち、R1 、R3 およびR5 の1ないし3
    個がC1-10のアルキル基を表し、残りの置換基が水素原
    子を表す請求項1ないし4のいずれかに記載のアミノ樹
    脂組成物。
  6. 【請求項6】 置換基、R1 、R2 、R3 、R4 、R5
    およびR6 のうち、R1 、R3 およびR5 の1ないし3
    個がメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
    ル基、n−ブチル基、シクロヘキシル基又は2−エチル
    ヘキシル基を表し、残りの置換基が水素原子を表す請求
    項5に記載のアミノ樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のア
    ミノ樹脂組成物を含む化粧板、積層板、成形材料、塗料
    又は接着剤。
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