JPH0914288A - 摩擦クラッチ - Google Patents

摩擦クラッチ

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JPH0914288A
JPH0914288A JP8110663A JP11066396A JPH0914288A JP H0914288 A JPH0914288 A JP H0914288A JP 8110663 A JP8110663 A JP 8110663A JP 11066396 A JP11066396 A JP 11066396A JP H0914288 A JPH0914288 A JP H0914288A
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diaphragm
crown
friction clutch
cover plate
pressure plate
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JP8110663A
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Florian Schubert
フロリアン スチューベル
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Valeo SE
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D66/00Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来より正確に操作できる摩耗補償手段付き
摩擦クラッチを提供する。 【解決手段】 摩擦クラッチは、クラッチ摩擦ホィール
11及びクラッチの圧力板12と反応板に摩耗補償手段
を備えている。摩耗補償手段は、第1に、スラストバン
ド16と圧力板12との間で円周方向に働く少なくとも
1つのバネによって加圧されている環状の湾曲部を有す
る摩耗補償器22を備え、第2に、反応板の行程制限手
段24を備えており、前記行程制限手段24は、自動的
に転位でき、かつ前記圧力板12と覆い板17との間に
設けられており、前記スラストバンド16は、覆い板1
7と協動するストッパー45を備えており、それによ
り、クラッチが結合された状態で、前記ダイヤフラム1
3の位置を安定させるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦クラッチに関
する。より詳しく言うと、クラッチの摩耗を補償する手
段を有する摩擦クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】摩擦クラッチは、通常、圧力板、覆い
板、及びダイヤフラムを備え、全て共に回転するように
結合されており、ダイヤフラムは、クラッチ レリーズ
ベアリングにより、軸方向に撓ませられる。
【0003】圧力板に取り付けられているクラウン形の
スラストバンドは、ダイヤフラムと当接する。クラッチ
が結合されている状態では、圧力板は、ダイヤフラムに
よって、クラッチ摩擦ホィール、すなわちクラッチのク
ラッチ盤と接触している。
【0004】クラッチ盤は徐々に摩耗して、クラッチの
諸要素の軸方向の位置が少しづつ変り、その結果、ダイ
ヤフラムの作動状態は徐々に変る。
【0005】詳しく言うと、クラッチはまた、駆動軸と
共に回転するように駆動軸に取り付けられた反応板を備
え、クラッチ摩擦ホィールは、その外縁に摩擦ライナー
を有しており、反応板が摩擦ライナーにしっかりと、ま
たは弾性的に結合されている時に、駆動軸とクラッチ摩
擦ホィールを回すために、駆動軸に取り付けられている
ハブを、クラッチ摩擦ホィールの内縁に有している。
【0006】クラッチが結合されると、エンジントルク
は、ダイヤフラムの働きで、圧力板と反応板との間に把
持されている摩擦ライナーを介して、反応板からクラッ
チ摩擦ホィールのハブに伝達される。ダイヤフラムは、
自由の状態では円錐台形である。
【0007】摩耗は、摩擦ライナーのみならず、圧力板
と反応板にも若干生じる。これにより、クラッチの寿命
中に、圧力板は反応板の方へ移動し、ダイヤフラムの傾
斜に変化が生じる。
【0008】従って、クラッチを結合した際、摩耗の影
響を補償して、ダイヤフラムが、おおむね形態を有する
ようにすることが望ましい。
【0009】スラストバンドと一体化した環状湾曲部を
有する摩耗補償装置からなる摩耗補償装置は公知であ
る。この摩耗補償装置は、スラストバンドと圧力板との
間に挿入される。
【0010】この摩耗補償装置はまた、摩耗の函数とし
て自動的に移動する圧力板の行程制限手段を備えてい
る。この摩耗は主に、クラッチ摩擦ホィールで生じ、か
つ行程制限手段は、圧力板と覆い板との間に働くように
接続されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この種の装置は、ダイ
ヤフラムの移動量について考慮していない。実際、クラ
ッチをきる時行き過ぎがある。すなわち、クラッチが有
効にきれる位置と、クラッチペダルの行程の最終点に対
応する最終位置との間で、ダイヤフラムはさらに傾斜す
る。そのため、摩耗補償装置の操作の正確性は低下す
る。
【0012】本発明の目的は、前記欠点を取り除くこと
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための本
発明の基本的原理は、クラッチが結合した時、スラスト
バンドの位置を注意深く制御することにより、ダイヤフ
ラムの位置を安定させることにある。
【0014】本発明による摩擦クラッチは、圧力板、覆
い板、及びダイヤフラムを備え、全てが共に回転し、ダ
イヤフラムは、前記圧力板に取り付けられているクラウ
ン形のスラストバンドと協動するようになっており、ま
た共に協動する摩耗補償手段は、第1に、スラストバン
ドと圧力板との間で円周方向に働く少なくとも1つのバ
ネによって加圧されている環状の湾曲部を有する摩耗補
償器を備え、第2に、反応板の行程制限手段を備え、前
記行程制限手段は、自動的に転位することができ、かつ
前記圧力板と覆い板との間に設けられており、前記スラ
ストバンドは、覆い板と協動するストッパーを備え、そ
れにより、クラッチが結合した状態で、前記ダイヤフラ
ムの位置を安定させるようになっている。
【0015】従って、クラッチを結合すると、ダイヤフ
ラムは、常に同じ位置を占め、その傾斜は、おおむね同
一であり、その位置は安定している。
【0016】前記ストッパーは、覆い板と直接に協動す
るか、または協動しない。すなわち、覆い板と、直接的
に、または間接的に有効に係合する。後者の場合、スト
ッパーは、覆い板に対して移動するようになっていない
他の要素、例えば、操作中変形しないダイヤフラムの固
定部と係合する。
【0017】換言すれば、ストッパーは、その旋回円、
すなわち覆い板との係合の旋回円のすぐ近くで、ダイヤ
フラムと当接する。
【0018】本発明の好ましい特徴によれば、スラスト
バンドは、湾曲部を備えており、かつ反対または共役の
湾曲部を備えるとともに、圧力板に取り付けられている
中間クラウンと協動するようになっているクラウンの一
部である。この中間クラウンは、圧力板の溝に取り付け
るのがよい。
【0019】本発明の更に好ましい特徴は、スラストバ
ンドのクラウンのセンタリングに関してである。
【0020】本発明の各種の実施例を示す図面に基づく
下記の説明によって、本発明の特徴や効果は、より明ら
かになると思う。なお、この実施例は単なる例示にすぎ
ず、本発明を限定するものではない。
【0021】
【実施例】図1〜図7は、摩擦クラッチの一部を示す。
【0022】詳しく言うと、本発明に関する要素、すな
わち外周に図に示す摩擦ライナーを有するクラッチ摩擦
ホィール、すなわち摩擦盤11、圧力板12、および圧
力板12に取り付けられたクラウン形の環状スラストバ
ンド16を介して、圧力板12を押圧するために、軸方
向に作用するバネを構成する円盤状の金属製ダイヤフラ
ム13を示す。
【0023】この実施例では、これら要素の全ては、ク
ラッチの反応板(図示せず)に固着される覆い板17内
に設けられている。詳しく言うと、スラストバンド16
は、先細端18を有し、そこにダイヤフラム13が係合
されている。
【0024】覆い板17の内側に固着されており、覆い
板17内でダイヤフラム13の旋回円を形成しているワ
イヤリング20により、ダイヤフラム13の外端付近が
枢支されている。
【0025】この実施例では、ワイヤリング20は、覆
い板17とは別体であるが、プレス加工して、覆い板1
7と一体としてもよい。自由の状態では、ダイヤフラム
13は円錐台形であり、公知の態様で、この実施例で
は、クラッチ レリーズベアリング(図示せず)によ
り、軸方向に引張られている。
【0026】クラッチ レリーズ ベアリングは、クラ
ッチペダルと連係したクラッチ機構により転位させられ
る。圧力板12、ダイヤフラム13、スラストバンド1
6、及び覆い板17は、全て一緒に回転するようになっ
ている。
【0027】圧力板12は、クラッチ摩擦ホィール11
の支持板を、遊離位置に移動させるようになっている、
軸方向に作用する弾性手段である公知の接線方向に働く
舌部(図示せず)により、覆い板17に結合されてい
る。
【0028】圧力板12はまた、ベルビルリング部の内
周でダイヤフラム13に設けた孔、すなわち窓46の端
と協動するようになっている軸方向を向くピン(図示せ
ず)を有している。
【0029】これらの孔とピンの詳細、特に反応板とク
ラッチ レリーズ ベアリングについては、フランス国
特許公開第2,463,874号明細書の図14、図1
7を参照されたい。
【0030】この実施例では、孔は方形であるため以
後、窓46と呼ぶ。この窓46は、ダイヤフラム13の
指部を互いに分離するスロットの端部となっている。
【0031】クラッチ レリーズ ベアリングが引かれ
るのは、ダイヤフラム13の指部の内端である。上記か
ら分るように、前記ピンは、ダイヤフラム13の回転を
防ぐストップピンである。
【0032】変形例では、この回転は、覆い板17の底
部から突き出ており、窓46に相補的に係合している軸
方向の突起により防止できる。このような突起は、後述
の図11の突起48と似ている。
【0033】摩擦盤11の摩耗を補正する手段が設けら
れている。これは、第1に、スラストバンド16と圧力
板12との間に設けた摩耗補償器22と、第2に、圧力
板12の行程制限手段24からなっている。
【0034】この行程制限手段24は、摩耗時、特にク
ラッチ摩擦ホィール11の摩擦ライナーの摩耗時や、程
度は少ないが、圧力板12と反応板によって摩擦ライナ
ーに与えられた摩擦面の摩耗時に、ダイヤフラム13の
加圧下で移動することができる。行程制限手段24は、
圧力板12と覆い板17との間に設けられている。
【0035】この実施例における、図8は、摩耗補償器
22の最良の構成を示している。スラストバンド16の
クラウンは、圧力板12の円形の同軸の溝26にある中
間クラウン25に取り付けられている。
【0036】スラストバンド16のクラウンは、湾曲部
27を有し、中間クラウン25は、反対の湾曲部、すな
わち共役湾曲部28を有している。湾曲部27、28
は、互いに協動し、圧力板12とスラストバンド16の
端部18との間の軸方向の距離は、2つのクラウン16
と25との相対的回転中、変ることができる。
【0037】これら2つのクラウンは、この実施例で
は、プレス成形した金属板からなっている。少なくとも
1つの軸方向に働くバネ30が、2つのクラウン16と
25との間に設けられており、このような相対的回転
が、この距離を増すような方向で生じるようになってい
る。
【0038】この実施例では、3つのバネ30が設けら
れている。それらは、円周方向に一定間隔を有する引っ
張りバネである。
【0039】また行程制限手段24は、覆い板17に固
着され、かつ圧力板12の厚さ方向に設けられた外縁ノ
ッチ39に係合するL形の突起36を備えている。この
ノッチ39は、圧力板12の外縁の溝と置き換えてもよ
い。
【0040】各突起36は、その軸方向の楕円形の孔3
8を貫通するリベット37により、覆い板17に固着さ
れている。バネのワッシャーは、各突起36と対応する
リベット37の頭部との間に取り付けられている。
【0041】クラッチ摩擦ホィールに摩耗が生じた場
合、クラッチが結合されるやいなや、ワッシャー40に
かかる荷重により、ダイヤフラム13により加圧される
圧力板12の作用の下で、クラッチ摩擦ホィール11か
ら最も離れた所にあるノッチ39の面または端との協動
により、突起36は矢印Fで示す方向に移動できる。
【0042】しかし突起36は、前記接線方向の舌部に
より加圧される圧力板12の作用により、反対方向に戻
ることはできない。クラッチ摩擦ホィール11に最も近
いノッチ39の面は、突起36の横方向部との協動によ
り、圧力板12が覆い板17の底部方向にずれるのを制
限している。従って、クラッチの有効期間中、突起36
は、矢印Fの方向に平行に徐々に移動する。
【0043】また本発明により設けられたクラッチで
は、スラストバンド16は、クラッチの係合状態で、ダ
イヤフラム13の位置を安定(または限定)化するため
の覆い板17と協動するストッパーとなる。
【0044】このストッパーは、実施例では、スラスト
バンド16の側部に固着され、ダイヤフラム13の窓4
6を貫通する突出部45で、覆い板17、詳しく言う
と、覆い板17の底部を押圧するようになっている。図
1に示すように、突出部45はL形である。
【0045】次に、摩耗補償手段の作動を、図1〜図8
を参照しながら述べる。図1は、新しい状態の、クラッ
チ摩擦ホィールの摩擦ライナーを有するクラッチで、ク
ラッチが適正に結合されている状態を示す。
【0046】従って、圧力板12は、ダイヤフラム13
の力により、クラッチ摩擦ホィール11に当接し、突起
36は、対応するノッチ39の裏面、すなわち後端と接
触している。この実施例では、表裏または前後とは、矢
印Fの方向から見た場合のことである。
【0047】クラウン16,25は、図8に示すように
配置され、湾曲部27,28は、クラウン16,25の
結合幅が軸と平行方向に最小値となるように、互いに内
側に係合している。
【0048】各突起36は、対応する楕円形の孔38の
前端がリベット37と接触するように位置づけされてい
る。従って、各孔38と前端とそれに関連するリベット
37との間に、小さなスペースがある。各ノッチ39の
幅は、もちろん関連する突起36の厚さよりも大きい。
【0049】各突出部45と覆い板17の後壁(すなわ
ち底部)との間に、所定の間隔eが、設けられている。
この所定の間隔eは、通常各ノッチ39と関連する突起
36との間にある間隔と等しい。それは、圧力板12の
持ち上げ、すなわち圧力板12とクラッチ摩擦ホィール
との距離を定めている。
【0050】図2、図3に示すクラッチをきる操作で
は、ダイヤフラム13は、変形すなわち傾斜し、突起3
6が対応するノッチ39の前端と接触するまで、圧力板
12を後退させることができる。同時に突出部45は、
覆い板17の後壁と接触するようになる。
【0051】図2に示す状態は、クラッチを有効にきる
ことができるダイヤフラム13の行程を示し、圧力板1
2とクラッチ摩擦ホィール11との間に隙間ができ、接
触しなくなる。
【0052】図3は、ダイヤフラム13の行き過ぎを示
し、スラストバンド16は、突出部45により不動とな
り、ダイヤフラム13とスラストバンド16との間は離
れる。
【0053】図4では、クラッチ摩擦ホィール11があ
る程度摩耗したと仮定する。ここでは、クラッチが結合
していることを示す。この状態では、ダイヤフラム13
は、突起36をクラッチ摩擦ホィールの摩耗に対応する
距離を押す。
【0054】対照的に、スラストバンド16の摩耗はま
だ除かれていない。これは、次の続くクラッチをきる操
作の間になされる。その結果、突出部45と覆い板17
の後壁との間の距離は、摩耗分だけ増し、隙間e1は、
隙間eより大きくなる。
【0055】次に、図5〜図7に示すようにクラッチを
きると、まずダイヤフラム13の傾斜によって圧力板1
2は後退し、図5に示すように、クラッチ摩擦ホィール
11から遊離させる。
【0056】図6に示すように、ダイヤフラム13をさ
らに傾斜させると、突出部45は覆い板17と接触す
る。ダイヤフラム13のこれら2つの位置の間で、2つ
のクラウン16,25は、バネ30の働きで、互いに対
して回転でき、スラストバンド16の端部18は最初の
位置に戻ることができる。
【0057】詳しく言うと、第1段階では、圧力板12
は、突起36と当接し、ノッチ39の前端は、図5に示
すように、突起36の径方向部と当接する。この位置
で、摩擦ライナー又は圧力板12と反応板に生じた摩耗
と対応する隙間e2は、突出部45と覆い板17の底部
との間に存在する。
【0058】ダイヤフラム13の動きがさらに続くと、
圧力板12は不動となり、隙間は、ダイヤフラム13と
スラストバンド16との間に現れる。この隙間は、バネ
30により自動的に生じ、ベネ30は、クラウン25を
回転させ、スラストバンド16を、共役湾曲部27,2
8の存在により、軸方向に動かす。
【0059】この相関的動きは、突出部45が中空の覆
い板17の底部と当接するまで続く。圧力板12は移動
せず、接線方向の舌部による戻る力は、突起36をずら
すのに不十分である。この位置は、自動的に安定する。
【0060】すなわち、図7に示すように、突出部45
によりスラストバンド16が静止しているので、ダイヤ
フラム13の行き過ぎにかかわらず、全く同じである。
従って、ダイヤフラム13は、クラッチが結合している
時、まだ同じ位置を占めており、前記位置は安定してい
る。
【0061】摩耗の補償は、第1のクラッチを切る操作
の間、自動的に調整される。ちなみに、覆い板17、圧
力板12、及びダイヤフラム13からなるアセンブリー
が、反応板でクラッチ摩擦ホィールに固着された後、圧
力板12はまず突起に当接し、それからクラウン16
は、突出部45を介して、図7に示すように、覆い板1
7に当接する。
【0062】このため、隙間が図8のクラウン25と1
6との間に現れ、クラッチは、図1のところで述べたよ
うに調整される。
【0063】図9〜図12は、スラストバンド16に固
着されたストッパーの変形例を示す。これらの図では、
前記実施例と同じ要素には同一符号を付してある。
【0064】図9に示す実施例では、ストッパーは、ス
ラストバンド16の側面に固着されている突出部45a
からなり、スラストバンド16の径方向外側に突き出て
いる。突出部45aは、ダイヤフラム13を通過するこ
となく、覆い板17の外縁近くにある覆い板17の一部
を押圧している。
【0065】図10に示す同様の実施例では、ストッパ
ーは、スラストバンド16に固着されている突出部45
bからなり、スラストバンド16から径方向外側に突き
出ており、覆い板17と係合する円周、すなわち旋回円
のすぐ近くで、ダイヤフラム13を押圧するようになっ
ている。
【0066】詳しく言うと、突出部45bの端部は、ダ
イヤフラム13の外端や、当接リング20の方を向いて
いる。突出部45bは、ダイヤフラム13の変形部より
は固定部を介して覆い板17と係合している。
【0067】図11に示す実施例では、ストッパーはま
ず、覆い板17にプレス成形され、図11に示すよう
に、軸方向の内方へ曲がっている突起48を備えてい
る。突起48は、ダイヤフラム13の窓46を貫通し、
圧力板12の方を向いている。
【0068】この場合、スラストバンド16は、覆い板
17の突起48と協動する少なくとも1つの側方延長部
49を備えている。側方延長部49と突起48の端部と
の間に隙間eがある。側方延長部49は、連続するクラ
ウン、または各々が1つの突起48に対応する別の突起
からなっていてもよい。
【0069】突起48は、窓46と端部と協動して、ダ
イヤフラム13が回転するのを防ぐことができる。突起
48は平らで薄い。すなわち、それは径方向に薄く、円
周方向に長い。
【0070】図12に示す実施例では、各ストッパー
は、突出ピン51を有する側方突起50からなってい
る。この構成によれば、ストッパーと覆い板17との間
の所定の距離の調整が容易になる。
【0071】図1と図12に示す実施例では、スラスト
バンド16は、ダイヤフラム13に対して回転すること
はできないので、摩耗を除く間、溝26の中で代わって
回転するのはクラウン25である。
【0072】従って、クラウン25は、回転方向には可
動であるが、直線的には不動であり、スラストバンド1
6のクラウンは、直線動(または移行)に対しては可動
であるが、回転に対しては不動である。
【0073】図9〜図11に示す実施例では、ストッパ
ー45a,45b,49は、ダイヤフラム13を通過せ
ず、クラウン16は、回転中可動であり、従って、クラ
ウン25は、反応板12に固定することができ、反応板
に直接機械加工できる。
【0074】全ての場合、クラウン16のセンタリング
行うことに問題がある。クラウン16は、これに関連し
て、常にクラウン25の軸方向の延長部にあらねばなら
ない。
【0075】例えば、図1に示す実施例では、円周方向
に等間隔に置かれ、2つのクラウンの径方向外側に配置
されている少なくとも3つのバネ30を介して、スラス
トバンド16のクラウンと中間クラウン25は、円周方
向に互いに結合されているので、このセンタリングは、
簡単な方法で得られる。
【0076】従って、その場合、スラストバンド16の
クラウンのセンタリングを決めるのは、バネの数と、バ
ネの円周方向の配置である。
【0077】詳しく言うと、この実施例では、バネ30
は、前記のごとく引っ張りバネであり、クラウン25と
クラウン16にそれぞれ両端が固着されている。しか
し、他の構成も可能である。
【0078】図13に示す実施例では、スラストバンド
16のクラウンは、溝26の1つの壁の少なくとも1つ
の円筒状の延長部55によって、中心に保たれている。
この延長部55は、クラウン16の側面の一部と接触し
て、それを中心に保っている。
【0079】この延長部55を、溝26の壁を延長する
円筒面に円周方向に離して設けた簡単なストッパーと置
き換えてもよい。
【0080】図14に示す実施例では、スラストバンド
16のクラウンは、突出部45によって構成されたスト
ッパーに固着されている突起56によって、中心に保た
れている。突起56は、反応板12の中心上の円筒面5
7と協動している。
【0081】最後に、図15に示す実施例では、スラス
トバンド16のクラウンは、突出部45と、それが通る
ダイヤフラム13の窓46の端との間で協動することに
より中心に保たれている。この構成によると、突出部4
5とダイヤフラム13の窓46の端との間の隙間を定め
易い。
【0082】図9において、突出部45を、例えば図9
の鎖線で示すように、蛇状に曲げて、覆い板17の径方
向外側のフランジと係合するようにしてもよい。
【0083】2つのクラウン16,25は、互いに軸方
向の延長部であることは前に述べた。それは、同じチュ
ーブから作ることができる。そのため金属製であるのが
よい。単一チューブから、湾曲部27,28を、レーザ
ービームを用いて、同時に正確にカットすることができ
る。
【0084】2つのクラウン16,25は、安価に、し
かもレーザーカッティングで非常に精密に得られる。鋳
造可能な材料からなる圧力板12は、単純な形をしてお
り、クラウン25を収容するための溝26は、例えば鋳
型で容易に作られる。必要なら、旋盤で最終仕上げをす
ればよい。
【0085】このようにして、摩耗補償器22は、簡単
で安価な方法で作られ、操作上信頼性が置ける。本発明
は、もちろん前記し、かつ図示した実施例に限定される
ものではない。特に、ノッチ39は、圧力板12の外縁
に取り付けられる要素としてもよい。例えば、複数のね
じの頭部にノッチ39を形成してもよい。
【0086】圧力板12の行程制限手段24を別な形と
してもよい。例えば、弾性的に変形し、軸方向に伸びる
ワイヤリングを有する杆からなるものとしてもよい。こ
の杆は、適当な場所にスライドし、圧力板12の軸方向
の孔に把持され、覆い板17に固着される。この杆につ
けたワイヤリングは、この孔の中をスライドする。
【0087】この構成についての詳細は、フランス国特
許公開第2,599,446号明細書と図3を参照され
たい。
【0088】この明細書の図1、図5に示す圧力板の行
程制限手段、すなわち圧力板の孔に摩擦によって動くよ
うに取り付けられているスプリットピンと、圧力板の外
縁に摩擦によって動くように取り付けられ、覆い板の楕
円形の孔に嵌合される径方向の突起を有するリングを採
用することもできる。
【0089】同じフランス国特許公開第2,599,4
46号明細書は、またその図1,図3で、ダイヤフラム
の回転を防止するピンを示している。
【0090】
【発明の効果】本発明による摩耗補償手段により、クラ
ッチを結合すると、ダイヤフラムは、常に同じ位置を占
める。すなわちその傾斜は、おおむね同一であり、その
位置は安定しており、操作がより正確になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による摩擦クラッチの、新しい(すなわ
ち未使用時の)状態,及びクラッチが結合されている状
態での部分断面図である。
【図2】クラッチをきる操作の行程の最後における、同
じ新しいクラッチの図1と同様の部分断面図である。
【図3】ダイヤフラムのオーバーランの間のクラッチの
動きを示す、図2と同様の部分断面図である。
【図4】クラッチ摩擦ホィールが、もはや補正されえな
い程摩耗した状態のクラッチを示す図1と同様の部分断
面図である。
【図5】クラッチをきっている間、いかに摩耗が補償さ
れるかを示す、前の図と同様の部分断面図である。
【図6】クラッチをきっている間、いかに摩耗が補償さ
れるかを示す、前の図と同様の部分断面図である。
【図7】クラッチをきっている間、いかに摩耗が補償さ
れるかを示す、前の図と同様の部分断面図である。
【図8】摩耗を補償しうるスラストバンド、及び湾曲部
付き摩耗補償手段の詳細部分斜視図である。
【図9】ストッパーの第1変形例を示す、図1と同様の
部分断面図である。
【図10】ストッパーの第2変形例を示す、図1と同様
の部分断面図である。
【図11】ストッパーの第3変形例を示す、図1と同様
の部分断面図である。
【図12】ストッパーの第4変形例を示す、図1と同様
の部分断面図である。
【図13】スラストバンドのクラウンを中心に位置させ
て手段の第1変形例を示す、図1と同様の部分断面図で
ある。
【図14】スラストバンドのクラウンを中心に位置させ
る手段の第2変形例を示す、図1と同様の部分断面図で
ある。
【図15】スラストバンドのクラウンを中心に位置させ
る手段の第3変形例を示す、図1と同様の部分断面図で
ある。
【符号の説明】
12...圧力板 13...ダイヤフラム 16...スラストバンド、クラウン 17...覆い板 20...旋回円 22...摩耗補償器 24...行程制限手段 25...中間クラウン 26...円形溝 27...湾曲部 28...共役湾曲部 30...バネ 45,45a,45b...ストッパー、突出部 46...窓 48...突起 49...側方延長部 51...強化ピン 55...円筒状延長部 56...突起

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力板(12)、覆い板(17)、及び
    ダイヤフラム(13)を備え、全てが共に回転し、ダイ
    ヤフラム(13)は、前記圧力板(12)に取り付けら
    れているクラウン形のスラストバンド(16)と協動す
    るようになっており、また共に協動する摩耗補償手段
    は、第1に、スラストバンド(16)と圧力板(12)
    との間で円周方向に働く少なくとも1つのバネによって
    加圧されている環状の湾曲部を有する摩耗補償器(2
    2)を、また第2に、反応板の行程制限手段(24)を
    備え、前記行程制限手段(24)は、自動的に転位する
    ことができ、かつ前記圧力板(12)と覆い板(17)
    との間に配置されている摩擦クラッチにおいて、 前記スラストバンド(16)は、覆い板(17)と協動
    するストッパー(45)を備えており、それにより、ク
    ラッチが結合した状態で、前記ダイヤフラム(13)の
    位置を安定させるようになっていることを特徴とする摩
    擦クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記ストッパーは、前記スラストバンド
    (16)に固着されており、かつダイヤフラム(13)
    の窓(46)を貫通する側方突出部(45)(51)を
    備え、前記覆い板(17)を押圧できるようになってい
    ることを特徴とする請求項1記載の摩擦クラッチ。
  3. 【請求項3】 前記突出部(45)が、L形であること
    を特徴とする請求項2記載の摩擦クラッチ。
  4. 【請求項4】 前記ストッパーは、スラストバンド(1
    6)に固着されており、スラストバンド(16)から径
    方向外側に伸びる側方突出部(45a)を備え、前記ダ
    イヤフラム(13)を貫通することなく、覆い板(1
    7)を押圧できるようになっていることを特徴とする請
    求項1記載の摩擦クラッチ。
  5. 【請求項5】 前記ストッパーは、スラストバンド(1
    6)に固着されており、覆い板(17)に対してダイヤ
    フラム(13)の旋回円(20)のすぐ近くでダイヤフ
    ラム(13)と係合するようになっている側方突出部
    (45b)を備え、この突出部(45b)が、ダイヤフ
    ラム(13)の変形部よりはむしろ固定部を介して、覆
    い板(17)と当接することができるようになっている
    ことを特徴とする請求項1記載の摩擦クラッチ。
  6. 【請求項6】 前記ストッパーは、第1に、覆い板(1
    7)をプレス加工で曲げ戻した突起(48)を備えてお
    り、突起(48)は、ダイヤフラム(13)の窓(4
    6)を圧力板(12)の方へ貫通しており、第2に、ス
    ラストバンド(16)の少なくとも1つの側方延長部
    (49)は、覆い板(17)の前記突起と協動するよう
    になっていることを特徴とする請求項1記載の摩擦クラ
    ッチ。
  7. 【請求項7】 各前記突起が、強化ピン(51)を備え
    ていることを特徴とする請求項2記載の摩擦クラッチ。
  8. 【請求項8】 前記スラストバンドのクラウン(16)
    は、圧力板(12)に取り付けられている共役湾曲部
    (28)と協動する湾曲部(27)を備えており、共役
    湾曲部(28)は、スラストバンド(16)のクラウン
    と圧力板(12)との間に挿入されている中間クラウン
    (25)の一部であり、かつ前記中間クラウン(25)
    は、圧力板(12)の中央の円形溝(26)に収容され
    ていることを特徴とする請求項1記載の摩擦クラッチ。
  9. 【請求項9】 前記スラストバンドのクラウン(16)
    は、前記溝の壁または前記壁の延長部である円筒状面に
    分布された円周方向の突出部の少なくとも1つの円筒状
    延長部(55)によって、中央に保持されていることを
    特徴とする請求項8記載の摩擦クラッチ。
  10. 【請求項10】 前記スラストバンドのクラウン(1
    6)は、前記ストッパー(45)に固着されており、圧
    力板(12)の中央の円筒状面と協動する突起(56)
    により、中央に保持されていることを特徴とする請求項
    8記載の摩擦クラッチ。
  11. 【請求項11】 前記スラストバンドのクラウン(1
    6)は、前記ストッパー(45)と、それが通過するダ
    イヤフラム(13)の窓(46)の端との間で協動する
    ことにより、中央に保持されていることを特徴とする請
    求項2記載の摩擦クラッチ。
  12. 【請求項12】 前記スラストバンドのクラウン(1
    6)及び中間クラウン(25)は、円周方向に等間隔に
    あり、前記クラウンの径方向外側に配置されている少な
    くとも3つのバネ(30)を介して円周方向に互いに結
    合されていることを特徴とする請求項8記載の摩擦クラ
    ッチ。
  13. 【請求項13】 中間クラウン(25)とスラストバン
    ドのクラウン(16)は、同じチューブからレーザーカ
    ッティングにより、同時に形成されることを特徴とする
    請求項8記載の摩擦クラッチ。
JP8110663A 1995-05-02 1996-05-01 摩擦クラッチ Pending JPH0914288A (ja)

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FR9505198A FR2733808B1 (fr) 1995-05-02 1995-05-02 Embrayage a friction a rattrapage d'usure
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KR (1) KR100415887B1 (ja)
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