JPH09142414A - 油揚のパック方法及び装置 - Google Patents

油揚のパック方法及び装置

Info

Publication number
JPH09142414A
JPH09142414A JP29796995A JP29796995A JPH09142414A JP H09142414 A JPH09142414 A JP H09142414A JP 29796995 A JP29796995 A JP 29796995A JP 29796995 A JP29796995 A JP 29796995A JP H09142414 A JPH09142414 A JP H09142414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubular film
frying
opening
opening member
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29796995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Namikawa
豊 南川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MINAMI SANGYO KK
Original Assignee
MINAMI SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MINAMI SANGYO KK filed Critical MINAMI SANGYO KK
Priority to JP29796995A priority Critical patent/JPH09142414A/ja
Publication of JPH09142414A publication Critical patent/JPH09142414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロール巻きされた筒状フィルムを用いて油揚を
連続的に自動包装することができる油揚のパック方法及
び装置を提供する。 【解決手段】ロール2から引き出された筒状フィルム1
の端部付近の内側に、開口用スプリング9、11を備えた
開口部材8を常時挿入しておき、この開口部材8により
内側から開口させた筒状フィルム1の端部から油揚Aを
挿入したうえ、その前後両端をシールする。長尺の筒状
フィルム1が使用できるので、連続したパックが可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油揚を自動的にフ
ィルムでパックするための油揚のパック方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】油揚の自動パック方法としては、図11に
示すように帯状フィルム50をロールから引出しながら端
部を筒状に丸め、その内部に油揚を挿入したうえ上面と
前後両端をシールする三方シールと呼ばれる方法が知ら
れている。しかしこの方法では包装されたパックの上面
にシールラインが残り、店頭に陳列したときの美観が損
なわれるという問題がある。
【0003】この欠点を解決するためには、筒状フィル
ムを使用すればよいのであるが、筒状フィルムの内部に
油揚を自動的に挿入するためには、筒状フィルムの端部
を開口させておくための金具が必要となる。このため、
図12に示されるように筒状金具51の外側に筒状フィルム
52を予めセットしておき、その端部から油揚Aを挿入し
つつ筒状フィルム52を1パック分ずつ引き出す方法が開
発され、実用化されている。しかしこの方法では筒状金
具51の外側にセットできる筒状フィルム52はせいぜい数
m程度であるので、しばしば筒状フィルム52をセットし
直さなければならないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、ロール巻きされた筒状フィルムを用
いて油揚を連続的に自動包装することができる油揚のパ
ック方法及び装置を提供するためになされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の油揚のパック方法は、ロールから
引き出された筒状フィルムの端部付近の内側に、開口用
スプリングを備えた開口部材を常時挿入しておき、この
開口部材により内側から開口させた筒状フィルムの端部
から油揚を挿入したうえ、その前後両端をシールするこ
とを特徴とするものである。
【0006】また上記の課題を解決するためになされた
本発明の油揚のパック装置は、筒状フィルムのロール
と、このロールから一定量ずつ筒状フィルムを引き出す
引出し装置と、引き出された筒状フィルムの端部付近の
内側に挿入された開口用スプリングを備えた開口部材
と、筒状フィルムが引き出される際にこの開口部材を一
定位置に保持する外部ローラと、開口部材により内側か
ら開口させた筒状フィルムの端部から油揚を挿入する油
揚挿入装置と、油揚が挿入された筒状フィルムの前後を
シールするシール装置とからなることを特徴とするもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の
装置の概略的な平面図、図2はその正面図である。装置
の端部上方には筒状フィルム1のロール2がセットされ
ており、その端部はローラ3を介して水平に引き出され
ている。
【0008】装置の左右両側にはレールガイド4、4が
設置されており、このレールガイド4、4の内部を図
1、図2の左部に示されるクランク機構5によって往復
運動するレール4a、4aにクランプ爪6、6が設けられて
いる。このクランプ爪6、6はエアチャック7、7を備
えており、図3に示すように筒状フィルム1の端部をチ
ャックしてロール2から一定量ずつ筒状フィルム1を引
き出すことができる引出し装置を構成している。
【0009】8は筒状フィルム1の端部に常時挿入され
た開口部材である。図3〜図5に示されるように、この
開口部材8はロール2側がくさび状に狭く、端部側に開
口用スプリング9によって上下に開く2枚の平板10を備
えたものである。さらに2枚の平板10の両側には左右に
開く2本の棒状の開口用スプリング11を備えている。こ
れらの2枚の平板10及び2本の棒状の開口用スプリング
11は、筒状フィルム1を破るおそれのない程度の力で筒
状フィルム1を内側から開くためのものである。
【0010】また開口部材8の中央部分には、上下2本
のローラ12、12が設けられているほか、くさび状の入口
部分の左右両側にもやや大径のローラ13、13が設けられ
ている。一方、図5に示すように機台側には開口部材8
の上下2本のローラ12、12を前後両側から挟む外部ロー
ラ14、14が上下に設けられている。そのため、開口部材
8を外部ローラ14、14で一定位置に保持したままで、筒
状フィルム1のみをロール2から引き出すことができ
る。
【0011】図1、図2に示されるように、クランク機
構5には油揚Aのシュート15と、押し込み板16とからな
る油揚挿入装置が連設されている。シュート15は断面U
字状のものであるが、先端部は筒状部15a (図3参照)
となっている。これは開口部材8によって内側から拡げ
られた筒状フィルム1の端部に、シュート15の先端部を
スムーズに挿入するためのものである。後述するように
油揚Aは人手によってあるいはロボットによってシュー
ト15の断面U字状の部分に置かれ、シュート15とともに
開口部材8の前面位置まで移動する。そしてクランプ爪
6、6筒状フィルム1の左右両端をチャックし、開口部
材8により内側から開口させた筒状フィルム1をシュー
ト15の先端の筒状部15a のまわりに引出す。その後、押
し込み板16を残したままでシュート15が後退して油揚A
を筒状フィルム1の中に入れ、最後に押し込み板16も後
退する。このようなシュート15と押し込み板16の動き
は、前記のクランク機構5によりタイミングをずらせて
行えるようになっている。
【0012】このほか、油揚Aが挿入された筒状フィル
ム1の前後をシールするための、前部のシール装置17と
後部のシール装置18とが設けられている。さらに後部の
シール装置18よりわずかにロール2側の位置には、カッ
タ装置19が設けられている。これらのシール装置17、1
8、カッタ装置19はいずれも、上下動して筒状フィルム
1をヒートシールしたり切断したりすることができる。
【0013】なお20は左右方向に傾斜することができる
排出板である。この排出板20は通常時は水平であり、油
揚Aを挿入した筒状フィルム1が切断された後、排出板
20を傾斜させて外部へ落下させる。また30は開口部材8
の平板10の押さえ装置であり、図6に示すように開口部
材8の平板10を押さえたり、開放させたりすることがで
きる。
【0014】以下に、図6〜図10により上記の装置を使
用した油揚のパック方法を説明する。なお、これらの図
ではシュート15の先端の筒状部15a は図示されていな
い。まず図6のように、油揚Aをシュート15の断面U字
状の部分に置く。次に引出し装置のクランプ爪6、シュ
ート15、押し込み板16が同時に図7のように左方向に移
動する。このときシュート15の先端が排出板20の上に乗
る。
【0015】次に図8のように引出し装置のクランプ爪
6、6が筒状フィルム1の左右両端部をチャックしてロ
ール2から引き出し、シュート15の先端部に被せる。こ
のとき筒状フィルム1は内側の開口部材8の開口用スプ
リング9によって2枚の平板10が上下に開くとともに、
2本の棒状の開口用スプリング11も左右に開く。このよ
うに2枚の平板10及び2本の棒状の開口用スプリング11
により、筒状フィルム1の端部は内側から上下左右に拡
げられているので、シュート15の筒状の先端部を包み込
むように筒状フィルム1が引き出される。なお、前記し
たように、このとき開口部材8は外部ローラ14、14によ
って一定位置に保持されているので、筒状フィルム1の
みを引き出すことができる。
【0016】次に図9に示すように油揚挿入装置のシュ
ート15のみが後退するが、押し込み板16は元の位置にあ
るので、シュート15内に置かれた油揚Aはもとの位置に
留まり、引き出された筒状フィルム1の内部に入る。最
後に、図10のように押し込み板16も後退すると、油揚A
のみが筒状フィルム1の内部に入った状態となる。
【0017】その後、押さえ装置30とともに前部のシー
ル装置17と後部のシール装置18とが下降してきて筒状フ
ィルム1の前後をヒートシールする。またカッタ装置19
が、後部のシール装置18によりシールされた位置よりわ
ずかにロール2側の位置で、筒状フィルム1を切断す
る。このようにして1袋のパックが完了し、パックされ
た油揚Aは排出板20を傾斜させることにより、外部に排
出される。以下同様の工程が繰り返される。
【0018】上記したように、本発明の方法及び装置に
よれば、ロール巻きされた筒状フィルム1の端部内側に
開口部材8を挿入して内側から筒状フィルム1の端部を
開口させるようにしたので、筒状フィルム1に容易に油
揚Aを挿入することができる。従って図11の従来技術の
三方シールとは異なり上面のシールラインがなくなり、
店頭に陳列したときの美観が損なわれることはない。ま
たこのロール巻きされた筒状フィルム1の長さには制限
がないので、非常に多数の油揚Aのパックを連続して行
うことができ、図12の従来技術のようにしばしば筒状フ
ィルムのセットを行う必要もない。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明はロール
巻きされた筒状フィルムを用いて油揚を連続的に自動包
装することができるものであるから、従来の問題点を解
消した油揚のパック方法及び装置として、業界に大きく
寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を示す概略的な平面図である。
【図2】本発明の装置を示す正面図である。
【図3】開口部材の斜視図である。
【図4】開口部材の平面図である。
【図5】開口部材の側面図である。
【図6】油揚の挿入工程の最初の状態を示す平面図であ
る。
【図7】シュート等が開口部材の方向に移動した状態を
示す平面図である。
【図8】筒状フィルムが引き出された状態を示す平面図
である。
【図9】シュートのみが後退した状態を示す平面図であ
る。
【図10】押し込み板が後退した状態を示す平面図であ
る。
【図11】従来の三方シールの原理を示す概念的な斜視
図である。
【図12】他の従来技術を示す概念的な断面図である。
【符号の説明】
1 筒状フィルム 2 ロール 3 ローラ 4 レールガイド 4a レール 5 クランク機構 6 クランプ爪 7 エアチャック 8 開口部材 9 開口用スプリング 10 平板 11 棒状の開口用スプリング 12 ローラ 13 ローラ 14 外部ローラ 15 油揚のシュート 15a 筒状部 16 押し込み板 17 前部のシール装置 18 後部のシール装置 19 カッタ装置 20 排出板 30 押さえ装置 50 従来の帯状フィルム 51 筒状金具 52 従来の筒状フィルム A 油揚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロールから引き出された筒状フィルムの端
    部付近の内側に、開口用スプリングを備えた開口部材を
    常時挿入しておき、この開口部材により内側から開口さ
    せた筒状フィルムの端部から油揚を挿入したうえ、その
    前後両端をシールすることを特徴とする油揚のパック方
    法。
  2. 【請求項2】筒状フィルムのロールと、このロールから
    一定量ずつ筒状フィルムを引き出す引出し装置と、引き
    出された筒状フィルムの端部付近の内側に挿入された開
    口用スプリングを備えた開口部材と、筒状フィルムが引
    き出される際にこの開口部材を一定位置に保持する外部
    ローラと、開口部材により内側から開口させた筒状フィ
    ルムの端部から油揚を挿入する油揚挿入装置と、油揚が
    挿入された筒状フィルムの前後をシールするシール装置
    とからなることを特徴とする油揚のパック装置。
JP29796995A 1995-11-16 1995-11-16 油揚のパック方法及び装置 Pending JPH09142414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29796995A JPH09142414A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 油揚のパック方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29796995A JPH09142414A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 油揚のパック方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09142414A true JPH09142414A (ja) 1997-06-03

Family

ID=17853444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29796995A Pending JPH09142414A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 油揚のパック方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09142414A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0669101B2 (ja) * 1983-08-25 1994-08-31 松下電子工業株式会社 半導体装置の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0669101B2 (ja) * 1983-08-25 1994-08-31 松下電子工業株式会社 半導体装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2180596C (en) Device and method for creating a vacuum in bags
US4790124A (en) Article packaging apparatus
EP0509666B1 (en) Wrapping method and apparatus
JP2650115B2 (ja) 連続包装装置
JP2003524561A (ja) 真空包装袋
US6189298B1 (en) Method and apparatus for opening a package utilizing bonded portions thereof
KR101034218B1 (ko) 팩 비닐 자동 포장기
US4472923A (en) Carton loader
US5471820A (en) Method of and apparatus for wrapping tampons
JPH088965Y2 (ja) 鉛直な成形、充填及びシール機械
JPH09142414A (ja) 油揚のパック方法及び装置
JPS6322325A (ja) 真空圧で製品を包装するための方法および装置
JP2538098B2 (ja) 野菜包装装置
JP2538833B2 (ja) ダンボ―ルケ―ス包装の内袋嵌込装置
JPH07112709A (ja) 縦形四方シール製袋充填包装機
KR102563368B1 (ko) 걸이끈 수납불량 방지형 마스크 포장장치
JPH07205910A (ja) 包装装置
JPH09254930A (ja) チャック付袋体の開口装置
JPH08244705A (ja) ばら物の縦型製袋充填包装方法
JPH05254517A (ja) ガセット袋の開袋方法
JP2503424Y2 (ja) フイルム包装装置の搬入コンベヤ構造
JPH03226421A (ja) 野菜包装装置
JP2751148B2 (ja) 包装装置
KR100417735B1 (ko) 종이컵 자동포장기의 비닐포장대 패킹장치
JPH01240414A (ja) フイルム包装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980508