JPH09142233A - バンパー構造 - Google Patents
バンパー構造Info
- Publication number
- JPH09142233A JPH09142233A JP32249995A JP32249995A JPH09142233A JP H09142233 A JPH09142233 A JP H09142233A JP 32249995 A JP32249995 A JP 32249995A JP 32249995 A JP32249995 A JP 32249995A JP H09142233 A JPH09142233 A JP H09142233A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- face
- resin
- vertical
- sheet metal
- Prior art date
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- Granted
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】樹脂バンパーの上縁部に組付けられる板金バン
パーの構造を簡素化し、また、組付作業性と板金バンパ
ーの補修性を向上した。 【解決手段】樹脂バンパー１の上縁部に垂直面１ａと水
平面１ｂとからなるＬ字状の凹部を設け、板金バンパー
２には前記垂直面１ａに対接する垂直折れフランジ２ａ
と前記水平面１ｂに対接する水平折れフランジ２ｂとを
設け、この板金バンパー２を樹脂バンパー１の凹部に少
なくとも垂直面１ａと垂直折れフランジ２ａの対接部で
ボルト４によって締め付け固着した。
パーの構造を簡素化し、また、組付作業性と板金バンパ
ーの補修性を向上した。 【解決手段】樹脂バンパー１の上縁部に垂直面１ａと水
平面１ｂとからなるＬ字状の凹部を設け、板金バンパー
２には前記垂直面１ａに対接する垂直折れフランジ２ａ
と前記水平面１ｂに対接する水平折れフランジ２ｂとを
設け、この板金バンパー２を樹脂バンパー１の凹部に少
なくとも垂直面１ａと垂直折れフランジ２ａの対接部で
ボルト４によって締め付け固着した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂バンパーの上
縁部に板金バンパーを装着したバンパー構造に関するも
のである。
縁部に板金バンパーを装着したバンパー構造に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】自動車の車体に取付けられるバンパーに
おいて、メッキ等を施したコーナー部を含む板金バンパ
ーの下側に樹脂のバランスバンパーを装着したものが提
供されている。
おいて、メッキ等を施したコーナー部を含む板金バンパ
ーの下側に樹脂のバランスバンパーを装着したものが提
供されている。
【０００３】その構造は図３で示すように、板金バンパ
ーはセンター部１０とコーナー部１１との２部材をブラ
ケット１２を介してボルト１３により結合し、樹脂のバ
ランスバンパー１４を図４にも示すように、スクリュー
１５及びグロメットスクリュー１６によってセンター部
１０の下側に締め付け固着した構造である。
ーはセンター部１０とコーナー部１１との２部材をブラ
ケット１２を介してボルト１３により結合し、樹脂のバ
ランスバンパー１４を図４にも示すように、スクリュー
１５及びグロメットスクリュー１６によってセンター部
１０の下側に締め付け固着した構造である。
【０００４】また、図５で示すように、センター部１０
の一部にブラケット１７を溶接等により固着し、このブ
ラケット１７に車体に取付けるためのバンパーアーム１
８をボルトで固定し、バランスバンパー１４をバンパー
サポート１９を介してバンパーアーム１８に連結してい
る。
の一部にブラケット１７を溶接等により固着し、このブ
ラケット１７に車体に取付けるためのバンパーアーム１
８をボルトで固定し、バランスバンパー１４をバンパー
サポート１９を介してバンパーアーム１８に連結してい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造では、板
金バンパーが車体への取付固定が基本となり、樹脂のバ
ランスバンパー１４を板金バンパーに取付けるような構
造となっている。そのため、傷付きやすいコーナー部が
損傷して交換する場合には、板金バンパーを車体から取
り外して新品の板金バンパーを車体に取付固定する面倒
な作業が必要である。
金バンパーが車体への取付固定が基本となり、樹脂のバ
ランスバンパー１４を板金バンパーに取付けるような構
造となっている。そのため、傷付きやすいコーナー部が
損傷して交換する場合には、板金バンパーを車体から取
り外して新品の板金バンパーを車体に取付固定する面倒
な作業が必要である。
【０００６】また、板金バンパーはセンター部１０とコ
ーナー部１１との結合構造に多くの部品を必要としてお
り、複雑な構造でコスト高になっている問題がある。
ーナー部１１との結合構造に多くの部品を必要としてお
り、複雑な構造でコスト高になっている問題がある。
【０００７】本発明の目的は、樹脂バンパーを主体にし
て、その上縁部に板金バンパーを装着した見栄え及び補
修性を良好にし、かつコストを低減したことである。
て、その上縁部に板金バンパーを装着した見栄え及び補
修性を良好にし、かつコストを低減したことである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成要旨は、樹脂バンパーの上縁部に垂直
面と水平面とからなるＬ字状の凹部を設け、前記垂直面
に対接する垂直折れフランジと前記水平面に対接する水
平折れフランジとを備えた板金バンパーを前記樹脂バン
パーの凹部に少なくとも前記垂直折れフランジ及び水平
折れフランジのいずれかの対接部で機械的締結したこと
を特徴とするものである。
めの本発明の構成要旨は、樹脂バンパーの上縁部に垂直
面と水平面とからなるＬ字状の凹部を設け、前記垂直面
に対接する垂直折れフランジと前記水平面に対接する水
平折れフランジとを備えた板金バンパーを前記樹脂バン
パーの凹部に少なくとも前記垂直折れフランジ及び水平
折れフランジのいずれかの対接部で機械的締結したこと
を特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図１において、１は樹脂バンパーであ
り、２は前記樹脂バンパー１に取付けられた板金バンパ
ーである。前記樹脂バンパー１は図２で示すように、そ
の上縁部に垂直面１ａと水平面１ｂとからなるＬ字状の
凹部が設けられている。
いて説明する。図１において、１は樹脂バンパーであ
り、２は前記樹脂バンパー１に取付けられた板金バンパ
ーである。前記樹脂バンパー１は図２で示すように、そ
の上縁部に垂直面１ａと水平面１ｂとからなるＬ字状の
凹部が設けられている。
【００１０】前記板金バンパー２はセンター部とコーナ
ー部とが一体に成形されたものであり、前記樹脂バンパ
ー１の垂直面１ａに対接する垂直折れフランジ２ａと前
記水平面１ｂに対接する水平折れフランジ２ｂとを備え
ている。
ー部とが一体に成形されたものであり、前記樹脂バンパ
ー１の垂直面１ａに対接する垂直折れフランジ２ａと前
記水平面１ｂに対接する水平折れフランジ２ｂとを備え
ている。
【００１１】この板金バンパー２の垂直折れフランジ２
ａには例えばナット３が溶接されており、この垂直折れ
フランジ２ａを前記樹脂バンパー１の垂直面１ａに対接
してボルト４を前記ナット３に螺合して板金バンパー２
を樹脂バンパー１の上縁部の凹部に締め付け固着した構
造である。
ａには例えばナット３が溶接されており、この垂直折れ
フランジ２ａを前記樹脂バンパー１の垂直面１ａに対接
してボルト４を前記ナット３に螺合して板金バンパー２
を樹脂バンパー１の上縁部の凹部に締め付け固着した構
造である。
【００１２】図２において、６はバンパーアームであ
り、前記樹脂バンパー１の垂直面１ａと水平面１ｂに渡
る直角面に図略のボルトによって固設されている。
り、前記樹脂バンパー１の垂直面１ａと水平面１ｂに渡
る直角面に図略のボルトによって固設されている。
【００１３】本発明は上記の通りの構造であるから、板
金バンパー２は樹脂バンパー１の上縁部の凹部にボルト
４による簡単な結合構造によって組付けられ、板金バン
パー２の回りを樹脂バンパー１によるバランスパネルで
囲んだ意匠を具現する。
金バンパー２は樹脂バンパー１の上縁部の凹部にボルト
４による簡単な結合構造によって組付けられ、板金バン
パー２の回りを樹脂バンパー１によるバランスパネルで
囲んだ意匠を具現する。
【００１４】また、この板金バンパー２が組み込まれた
樹脂バンパー１は、その上部がアッパリテーナ５に支持
され、バンパーアーム６を介して車体へ取付固定される
のである。
樹脂バンパー１は、その上部がアッパリテーナ５に支持
され、バンパーアーム６を介して車体へ取付固定される
のである。
【００１５】このように、本発明のバンパーは樹脂バン
パー１がバンパーアーム６を介して車体への取付固定が
基本となっており、この樹脂バンパー１に組み込まれる
板金バンパー２は樹脂バンパー１の凹部に対し容易に脱
着することができる。
パー１がバンパーアーム６を介して車体への取付固定が
基本となっており、この樹脂バンパー１に組み込まれる
板金バンパー２は樹脂バンパー１の凹部に対し容易に脱
着することができる。
【００１６】従って、傷付きやすい板金バンパー２のコ
ーナー部等が損傷して交換する場合には、樹脂バンパー
１を車体へ取付けた状態のままで板金バンパー２の脱着
交換作業ができ、この板金バンパー２のみを交換するこ
とで補修が可能となる。
ーナー部等が損傷して交換する場合には、樹脂バンパー
１を車体へ取付けた状態のままで板金バンパー２の脱着
交換作業ができ、この板金バンパー２のみを交換するこ
とで補修が可能となる。
【００１７】尚、上記の実施例では板金バンパー２の垂
直折れフランジ２ａと樹脂バンパー１の垂直面１ａとを
ボルト４によって締め付け固着したが、板金バンパー２
の水平折れフランジ２ｂと樹脂バンパー１の水平面１ｂ
とをボルト締め固着してもよいし、両方でもよい。ま
た、上記の実施例では機械的締結手段としてボルト締め
付けで例示したが、クリップ等でも可能である。
直折れフランジ２ａと樹脂バンパー１の垂直面１ａとを
ボルト４によって締め付け固着したが、板金バンパー２
の水平折れフランジ２ｂと樹脂バンパー１の水平面１ｂ
とをボルト締め固着してもよいし、両方でもよい。ま
た、上記の実施例では機械的締結手段としてボルト締め
付けで例示したが、クリップ等でも可能である。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、板金
バンパーの構成が従来のように複数部品と、その結合部
品を不要としており、しかも車体への取付固定を基本と
する樹脂バンパーに対して板金バンパーを簡単な結合構
造によって組付けられるため、組付作業性と板金バンパ
ーの補修性を向上し、部品点数削減による精度の向上と
コストの低減が得られ、板金バンパーの回りを樹脂バン
パーによるバランスパネルで囲んだ意匠のバンパーを提
供することができる利点を有している。
バンパーの構成が従来のように複数部品と、その結合部
品を不要としており、しかも車体への取付固定を基本と
する樹脂バンパーに対して板金バンパーを簡単な結合構
造によって組付けられるため、組付作業性と板金バンパ
ーの補修性を向上し、部品点数削減による精度の向上と
コストの低減が得られ、板金バンパーの回りを樹脂バン
パーによるバランスパネルで囲んだ意匠のバンパーを提
供することができる利点を有している。
【図１】本発明によるバンパーの一部斜視図
【図２】図１のＡ−Ａ断面図
【図３】従来のバンパーの一部斜視図
【図４】図３のＢ−Ｂ断面図
【図５】従来のバンパーにおけるバンパーアーム部の断
面図
面図
１ 樹脂バンパー １ａ 垂直面 １ｂ 水平面 ２ 板金バンパー ２ａ 垂直折れフランジ ２ｂ 水平折れフランジ ３ ナット ４ ボルト ５ アッパリテーナ ６ バンパーアーム
Claims (1)
- 【請求項１】 樹脂バンパーの上縁部に垂直面と水平面
とからなるＬ字状の凹部を設け、前記垂直面に対接する
垂直折れフランジと前記水平面に対接する水平折れフラ
ンジとを備えた板金バンパーを前記樹脂バンパーの凹部
に少なくとも前記垂直折れフランジ及び水平折れフラン
ジのいずれかの対接部で機械的締結したことを特徴とす
るバンパー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32249995A JP3370837B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | バンパー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32249995A JP3370837B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | バンパー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09142233A true JPH09142233A (ja) | 1997-06-03 |
| JP3370837B2 JP3370837B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=18144335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32249995A Expired - Fee Related JP3370837B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | バンパー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370837B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6893078B2 (en) | 2001-11-13 | 2005-05-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | Front body structure for vehicle |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP32249995A patent/JP3370837B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6893078B2 (en) | 2001-11-13 | 2005-05-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | Front body structure for vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3370837B2 (ja) | 2003-01-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071115 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115 |
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