JPH09142184A - ロック可能な自動車シート用摺動装置 - Google Patents
ロック可能な自動車シート用摺動装置Info
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- JPH09142184A JPH09142184A JP8309919A JP30991996A JPH09142184A JP H09142184 A JPH09142184 A JP H09142184A JP 8309919 A JP8309919 A JP 8309919A JP 30991996 A JP30991996 A JP 30991996A JP H09142184 A JPH09142184 A JP H09142184A
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- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 相対摺動可能な第1異形断面材(1) および第
2異形断面材(2) と第1異形断面材(1) に固定されたロ
ック手段とを有し、ロック手段が第2異形断面材(2) に
一定間隔で形成された一連のノッチ(24, 24') の1つま
たは複数のノッチ(25)と係合する、摺動装置、特に自動
車シート用摺動装置。 【解決手段】 ロック手段が少なくとも2枚の可撓性の
ある弾性ブレード (41、42、43、44) を有し、各弾性ブ
レードはロック位置でノッチと係合するロック部材(48)
を一端に有し且つこのロック部材から離れた位置で第1
異形断面材に固定され、ブレードの各ロック部材(48)は
それが係合するノッチに対して前後方向で間隔K*P+
P/n(Kは整数、Pはノッチのピッチ、nはブレード
数)だけ互いにズレており、さらに、各ブレードに同時
に作用してそれらを弾性で湾曲し、全てのブレードのロ
ック部材をノッチから外すロック解除手段(5) を有す
る。
2異形断面材(2) と第1異形断面材(1) に固定されたロ
ック手段とを有し、ロック手段が第2異形断面材(2) に
一定間隔で形成された一連のノッチ(24, 24') の1つま
たは複数のノッチ(25)と係合する、摺動装置、特に自動
車シート用摺動装置。 【解決手段】 ロック手段が少なくとも2枚の可撓性の
ある弾性ブレード (41、42、43、44) を有し、各弾性ブ
レードはロック位置でノッチと係合するロック部材(48)
を一端に有し且つこのロック部材から離れた位置で第1
異形断面材に固定され、ブレードの各ロック部材(48)は
それが係合するノッチに対して前後方向で間隔K*P+
P/n(Kは整数、Pはノッチのピッチ、nはブレード
数)だけ互いにズレており、さらに、各ブレードに同時
に作用してそれらを弾性で湾曲し、全てのブレードのロ
ック部材をノッチから外すロック解除手段(5) を有す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロック可能な自動車
シート用摺動(スライド)装置に関するものである。
シート用摺動(スライド)装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車シートは前後方向位置へ調節自在
な状態で車体の床に取り付けられ、しかも所定の調節位
置でロックでき、前後方向に移動しないようになってい
る。一般に、摺動装置は相対摺動可能な2つの異形断面
材(プロフィル)で構成されている。シートの前後方向
を調節する摺動装置の場合には、一方の要素、例えば雌
型異形断面材を車体の床に固定し、他方の要素、例えば
雄型異形断面材をシートの骨組みに固定する。
な状態で車体の床に取り付けられ、しかも所定の調節位
置でロックでき、前後方向に移動しないようになってい
る。一般に、摺動装置は相対摺動可能な2つの異形断面
材(プロフィル)で構成されている。シートの前後方向
を調節する摺動装置の場合には、一方の要素、例えば雌
型異形断面材を車体の床に固定し、他方の要素、例えば
雄型異形断面材をシートの骨組みに固定する。
【0003】一般に、シートの移動のロックはロック位
置で雌型異形断面材に形成された一連のノッチの1つま
たは複数のノッチと係合するロックで行われる。このロ
ックは雄型異形断面材に固定されており、バネ等の弾性
戻し手段の弾性によって押されてロック位置に入る。ロ
ックの解除はロック解除手段で行われ、弾性戻し手段に
逆らってロックを雌型異形断面材からノッチを外して、
摺動装置を摺動させることができるようにする。そし
て、シートが所定の調節位置に来た時に、ロック解除手
段を放してロックを自由にして弾性でロック位置に戻
し、雌型異形断面材のノッチと係合させる。
置で雌型異形断面材に形成された一連のノッチの1つま
たは複数のノッチと係合するロックで行われる。このロ
ックは雄型異形断面材に固定されており、バネ等の弾性
戻し手段の弾性によって押されてロック位置に入る。ロ
ックの解除はロック解除手段で行われ、弾性戻し手段に
逆らってロックを雌型異形断面材からノッチを外して、
摺動装置を摺動させることができるようにする。そし
て、シートが所定の調節位置に来た時に、ロック解除手
段を放してロックを自由にして弾性でロック位置に戻
し、雌型異形断面材のノッチと係合させる。
【0004】しかし、ロックが選択した所定の調節位置
で一つのノッチと正しく係合しない場合がある。この場
合にはロック可能な位置までシートを前後方向に摺動さ
せる必要がある。しかし、ノッチおよびロックを実際に
製造する上での制約とその機械的強度の問題からノッチ
のピッチは最小値以下にはできない。そのため、ロック
可能位置は所望の調節位置に対してズレることになる。
このズレは例えわずかであったとしても使用者には不便
である。しかも、所望の調節位置にシートを配置し終わ
った時に効果にロックされたか否かを使用者が確認しな
いことがあり、特にロックが弾性戻し手段で行われ、使
用者の自発的な動作で行われない場合にこの傾向があ
る。
で一つのノッチと正しく係合しない場合がある。この場
合にはロック可能な位置までシートを前後方向に摺動さ
せる必要がある。しかし、ノッチおよびロックを実際に
製造する上での制約とその機械的強度の問題からノッチ
のピッチは最小値以下にはできない。そのため、ロック
可能位置は所望の調節位置に対してズレることになる。
このズレは例えわずかであったとしても使用者には不便
である。しかも、所望の調節位置にシートを配置し終わ
った時に効果にロックされたか否かを使用者が確認しな
いことがあり、特にロックが弾性戻し手段で行われ、使
用者の自発的な動作で行われない場合にこの傾向があ
る。
【0005】この場合には、シートは所定位置に調節さ
れてはいるがロックされていないため、摺動装置が自動
車が加速または減速した時にロック可能な位置まで摺動
することになる。この移動は例えわずかであったとして
も移動時の加速は大きく、場合によっては衝撃となり、
ロックとノッチとが係合する際に極めて大きな力が加わ
り、ロック装置を破損したり、その運動が不可能になる
場合もある。この場合には摺動装置、従って、シートが
勝手に動く非常に危険な状態になる。
れてはいるがロックされていないため、摺動装置が自動
車が加速または減速した時にロック可能な位置まで摺動
することになる。この移動は例えわずかであったとして
も移動時の加速は大きく、場合によっては衝撃となり、
ロックとノッチとが係合する際に極めて大きな力が加わ
り、ロック装置を破損したり、その運動が不可能になる
場合もある。この場合には摺動装置、従って、シートが
勝手に動く非常に危険な状態になる。
【0006】欧州特許第 0,408,932号には、この問題を
解決するために、少なくとも1つのロックがロック可能
位置に来て、他のロックはノッチと対応しない位置に来
るような、前後方向にズレた複数のロックを用いること
を提案している。この方法では摺動装置のノッチのピッ
チに対してロック可能な位置のピッチを小さくすること
ができる。
解決するために、少なくとも1つのロックがロック可能
位置に来て、他のロックはノッチと対応しない位置に来
るような、前後方向にズレた複数のロックを用いること
を提案している。この方法では摺動装置のノッチのピッ
チに対してロック可能な位置のピッチを小さくすること
ができる。
【0007】一方、従来のロックシステムはロックおよ
び戻しバネの前後運動と回転とを案内する手段を有して
いる。この場合、上記のように複数のロックを用いる
と、各ロックは互いに独立して係合する必要があるた
め、各ロックに案内手段と戻しバネとを設けることが必
要になる。そうすると、ロックシステムがかなり複雑で
高価なものになってしまう。
び戻しバネの前後運動と回転とを案内する手段を有して
いる。この場合、上記のように複数のロックを用いる
と、各ロックは互いに独立して係合する必要があるた
め、各ロックに案内手段と戻しバネとを設けることが必
要になる。そうすると、ロックシステムがかなり複雑で
高価なものになってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、簡単
で信頼性のある安価な摺動システム、特に小さなロック
ピッチでロック可能な摺動装置を提供することにある。
で信頼性のある安価な摺動システム、特に小さなロック
ピッチでロック可能な摺動装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、相対摺動可能
な第1異形断面材および第2異形断面材と第1異形断面
材に固定されたロック手段とを有し、ロック手段が第2
異形断面材に一定間隔で形成された一連のノッチの1つ
または複数のノッチと係合する、摺動装置、特に自動車
シート用摺動装置において、ロック手段が少なくとも2
枚の可撓性のある弾性ブレードを有し、各弾性ブレード
はロック位置でノッチと係合するロック部材を一端に有
し且つこのロック部材から離れた位置で第1異形断面材
に固定され、ブレードの各ロック部材はそれが係合する
ノッチに対して前後方向で間隔K*P+P/n(Kは整
数、Pはノッチのピッチ、nはブレード数)だけ互いに
ズレており、さらに、各ブレードに同時に作用してそれ
らを弾性で湾曲し、全てのブレードのロック部材をノッ
チから外すロック解除手段を有することを特徴とする摺
動装置を提供する。
な第1異形断面材および第2異形断面材と第1異形断面
材に固定されたロック手段とを有し、ロック手段が第2
異形断面材に一定間隔で形成された一連のノッチの1つ
または複数のノッチと係合する、摺動装置、特に自動車
シート用摺動装置において、ロック手段が少なくとも2
枚の可撓性のある弾性ブレードを有し、各弾性ブレード
はロック位置でノッチと係合するロック部材を一端に有
し且つこのロック部材から離れた位置で第1異形断面材
に固定され、ブレードの各ロック部材はそれが係合する
ノッチに対して前後方向で間隔K*P+P/n(Kは整
数、Pはノッチのピッチ、nはブレード数)だけ互いに
ズレており、さらに、各ブレードに同時に作用してそれ
らを弾性で湾曲し、全てのブレードのロック部材をノッ
チから外すロック解除手段を有することを特徴とする摺
動装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のロック・ロック解除シス
テムは各用途に応じて下記で説明する多くの利点を有し
ている。ロック部材は各ブレードで互いにズレているの
で少なくとも1つのブレードで確実にロックされ、2つ
のロック可能位置の間の距離をノッチピッチの分数P/
nに小さくすることができる。また、複数のブレードを
使用することによって、1つのブレードでロックできな
かったとしても他のブレードでロックできるので、摺動
装置のロックの安全性が高くなる。また、ロック解除命
令は全ブレードに同時に作用するので複雑な調節操作は
必要ない。
テムは各用途に応じて下記で説明する多くの利点を有し
ている。ロック部材は各ブレードで互いにズレているの
で少なくとも1つのブレードで確実にロックされ、2つ
のロック可能位置の間の距離をノッチピッチの分数P/
nに小さくすることができる。また、複数のブレードを
使用することによって、1つのブレードでロックできな
かったとしても他のブレードでロックできるので、摺動
装置のロックの安全性が高くなる。また、ロック解除命
令は全ブレードに同時に作用するので複雑な調節操作は
必要ない。
【0011】第1実施例の摺動装置は前後方向に互いに
隣に並んで配置された少なくとも2つのブレードと、ブ
レードの両側を前後方向へ延びたロック解除部材とを有
し、このロック解除部材は前後方向に対して直角に移動
して各ブレードに同時に作用するプランジャーの役目を
する。全てのブレードは互いに前後方向に配置され、ロ
ック部材は上記のようにズレて配置されて所定の一連ノ
ッチと係合できるようになっている。第2実施例では、
第2異形断面材の両側に各一連のノッチを有し、前後方
向の所定の位置で第1異形断面材に2つのブレードが固
定されていて、各ブレードのロック部材が一連のノッチ
と係合する。
隣に並んで配置された少なくとも2つのブレードと、ブ
レードの両側を前後方向へ延びたロック解除部材とを有
し、このロック解除部材は前後方向に対して直角に移動
して各ブレードに同時に作用するプランジャーの役目を
する。全てのブレードは互いに前後方向に配置され、ロ
ック部材は上記のようにズレて配置されて所定の一連ノ
ッチと係合できるようになっている。第2実施例では、
第2異形断面材の両側に各一連のノッチを有し、前後方
向の所定の位置で第1異形断面材に2つのブレードが固
定されていて、各ブレードのロック部材が一連のノッチ
と係合する。
【0012】ロック手段の全長は2つの部分に分けら
れ、この第2実施例では2つの一連ノッチを互いに反対
側に設けることができ、前後方向で同じ位置に設けた2
つのブレードのロック部材は上記のようにズレている。
ノッチのピッチより短い間隔で前後方向へオフセットし
た一連のノッチ構造でも当然同じ結果が得られる。この
間隔はノッチピッチの半ピッチが好ましく、2つのブレ
ードのロック部材は前後方向の同じ位置に設けるのが好
ましい。この場合にはロック部材のオフセットは実際に
オフセットしているロック部材の場合のように一つのブ
レードと別のブレードではなく、一つのノッチ群に対し
てオフセットした他のノッチ群での各ノッチに対するオ
フセットを考えなければならないということは理解でき
よう。こうした2つの可能性は幾何学的に等価であり、
第1実施例の構造と組合せることができ、使用するブレ
ードの数を増やしてロック可能位置のピッチを小さくす
ることができるということは容易に理解できよう。
れ、この第2実施例では2つの一連ノッチを互いに反対
側に設けることができ、前後方向で同じ位置に設けた2
つのブレードのロック部材は上記のようにズレている。
ノッチのピッチより短い間隔で前後方向へオフセットし
た一連のノッチ構造でも当然同じ結果が得られる。この
間隔はノッチピッチの半ピッチが好ましく、2つのブレ
ードのロック部材は前後方向の同じ位置に設けるのが好
ましい。この場合にはロック部材のオフセットは実際に
オフセットしているロック部材の場合のように一つのブ
レードと別のブレードではなく、一つのノッチ群に対し
てオフセットした他のノッチ群での各ノッチに対するオ
フセットを考えなければならないということは理解でき
よう。こうした2つの可能性は幾何学的に等価であり、
第1実施例の構造と組合せることができ、使用するブレ
ードの数を増やしてロック可能位置のピッチを小さくす
ることができるということは容易に理解できよう。
【0013】本発明摺動装置の他の特徴的な構造として
は下記を挙げることができる: a) 第1異形断面材が、雌型異形断面材を形成する第2
異形断面材の2つのフランジの間を前後方向に摺動する
雄型異形断面材で構成され、雄型異形断面材が雌型異形
断面材から離れる方向へ延びた前後方向へ延びたリブを
有し、各ブレードはリブの一端に固定され且つ雌型異形
断面材へ向かって延び、ロック部材はブレードに対して
ほぼ直角に延びた歯であり、この歯がロック位置で雌型
異形断面材のフランジに形成されたノッチと係合する。 b) 歯が雌型異形断面材のフランジの直ぐ近くに配置さ
れた雄型異形断面材の両側に形成された窓を通る。 c) ロック解除手段が下記1)〜4)を含む: 1) 複数のブレードに同時に作用するロック解除部材、 2) 前後方向に対してほぼ直角な軸線を有し、前後方向
に対して直角にリブ上を案内され且つロック解除部材が
固定されるピン、 3) ピンを収容し、リブに枢着されたロック解除レバ
ー、 4) このロック解除レバー用の戻しバネ。 本発明の上記の特徴および利点は添付図面を参照した下
記実施例から明らかになろう。下記実施例ではノッチピ
ッチの4分の1ピッチ毎にロック可能な4枚のブレード
を有する本発明摺動装置を説明する。
は下記を挙げることができる: a) 第1異形断面材が、雌型異形断面材を形成する第2
異形断面材の2つのフランジの間を前後方向に摺動する
雄型異形断面材で構成され、雄型異形断面材が雌型異形
断面材から離れる方向へ延びた前後方向へ延びたリブを
有し、各ブレードはリブの一端に固定され且つ雌型異形
断面材へ向かって延び、ロック部材はブレードに対して
ほぼ直角に延びた歯であり、この歯がロック位置で雌型
異形断面材のフランジに形成されたノッチと係合する。 b) 歯が雌型異形断面材のフランジの直ぐ近くに配置さ
れた雄型異形断面材の両側に形成された窓を通る。 c) ロック解除手段が下記1)〜4)を含む: 1) 複数のブレードに同時に作用するロック解除部材、 2) 前後方向に対してほぼ直角な軸線を有し、前後方向
に対して直角にリブ上を案内され且つロック解除部材が
固定されるピン、 3) ピンを収容し、リブに枢着されたロック解除レバ
ー、 4) このロック解除レバー用の戻しバネ。 本発明の上記の特徴および利点は添付図面を参照した下
記実施例から明らかになろう。下記実施例ではノッチピ
ッチの4分の1ピッチ毎にロック可能な4枚のブレード
を有する本発明摺動装置を説明する。
【0014】
【実施例】図1〜図3に示す摺動装置は雄型異形断面材
1と雌型異形断面材2とで構成され、雄型異形断面材1
は自動車シートの骨組み(図示せず)に固定され、雌型
異形断面材2は自動車の床に固定される。一般に、雌型
異形断面材2は上方が開いたU字形の断面を有し、この
雌型異形断面材2のフランジ21はフランジ折返し部22、
22' を介して内側且つ下方へ延びている。
1と雌型異形断面材2とで構成され、雄型異形断面材1
は自動車シートの骨組み(図示せず)に固定され、雌型
異形断面材2は自動車の床に固定される。一般に、雌型
異形断面材2は上方が開いたU字形の断面を有し、この
雌型異形断面材2のフランジ21はフランジ折返し部22、
22' を介して内側且つ下方へ延びている。
【0015】雄型異形断面材1は下方が開いた逆U字形
断面の中心部分11を有している。この雄型異形断面材1
のフランジ12、12' はフランジ折返し部13を介して外側
へ延びている。このフランジ折返し部13は雌型異形断面
材2のフランジ折返し部22、22' の下側に挿入されてい
る。雄型異形断面材1の折返し部13と、雌型異形断面材
2の底とフランジ22との間のコーナー23とによってボー
ル3の転動路が形成される。ボール4は異形断面材3、
5の相対摺動を容易にする役目をする。ノッチ25はフラ
ンジ折返し部22、22’の端縁部に2列のノッチ24、24'
として形成されている。これらのノッチ25は雄型異形断
面材1のフランジ12、12' の直ぐ近くに平行に配置され
ている。雄型異形断面材1は縦方向リブ14を有し、この
縦方向リブ14はU字形の中心部11の底から上方へ延びて
いる。
断面の中心部分11を有している。この雄型異形断面材1
のフランジ12、12' はフランジ折返し部13を介して外側
へ延びている。このフランジ折返し部13は雌型異形断面
材2のフランジ折返し部22、22' の下側に挿入されてい
る。雄型異形断面材1の折返し部13と、雌型異形断面材
2の底とフランジ22との間のコーナー23とによってボー
ル3の転動路が形成される。ボール4は異形断面材3、
5の相対摺動を容易にする役目をする。ノッチ25はフラ
ンジ折返し部22、22’の端縁部に2列のノッチ24、24'
として形成されている。これらのノッチ25は雄型異形断
面材1のフランジ12、12' の直ぐ近くに平行に配置され
ている。雄型異形断面材1は縦方向リブ14を有し、この
縦方向リブ14はU字形の中心部11の底から上方へ延びて
いる。
【0016】雌型異形断面材2に対する雄型異形断面材
1の前後運動を固定するためのロック手段が設けられて
いる。図示した実施例では、このロック手段は弾性変形
可能な材料、例えばバネ鋼で作られた4枚のブレード4
1、42、43、44で構成されている。各ブレードの上端45
は例えばリベット46を用いてリブ14の側面に固定され、
その下部は雄型異形断面材1のU字形の中心部11の底に
形成された窓15を通って下方へ延びている。リブ14の片
側に2枚のブレード41、42 が配置され、残りの2枚のブ
レードがリブの反対側に配置されている。ブレード41と
43(42と44)は同じ前後方向位置に同じリベット46で固
定されている。
1の前後運動を固定するためのロック手段が設けられて
いる。図示した実施例では、このロック手段は弾性変形
可能な材料、例えばバネ鋼で作られた4枚のブレード4
1、42、43、44で構成されている。各ブレードの上端45
は例えばリベット46を用いてリブ14の側面に固定され、
その下部は雄型異形断面材1のU字形の中心部11の底に
形成された窓15を通って下方へ延びている。リブ14の片
側に2枚のブレード41、42 が配置され、残りの2枚のブ
レードがリブの反対側に配置されている。ブレード41と
43(42と44)は同じ前後方向位置に同じリベット46で固
定されている。
【0017】各ブレードの下端47はほぼ直角に曲げられ
ており、切込みによってロック歯48を形成している。こ
のロック歯48の幅は雌型異形断面材2のノッチ25の幅と
ほぼ同じ長さである。ブレードがロック位置にある場合
(図3の左側のブレード43参照)には、雄型異形断面材
1のフランジ12に形成された窓17を通ったブレードの下
端47のロック歯48が雌型異形断面材2のノッチ25と係合
する。フランジ折返し部22の端縁は雄型異形断面材1の
フランジ12の直ぐ近くにあるので、雄型異形断面材1を
雌型異形断面材2の内部で摺動させる力はロック歯48に
剪断応力のみを加える。ブレードを作っている鋼はこの
剪断力に十分耐えることができる。ロック位置ではブレ
ードの中間部分49が垂直方向に対してわずかに傾斜し、
リブ14から離れている。ロック歯48をノッチ25から外し
てロック解除位置(図3の右側のブレード41参照)へ移
動する場合には、ブレードを弾性で湾曲することができ
る。
ており、切込みによってロック歯48を形成している。こ
のロック歯48の幅は雌型異形断面材2のノッチ25の幅と
ほぼ同じ長さである。ブレードがロック位置にある場合
(図3の左側のブレード43参照)には、雄型異形断面材
1のフランジ12に形成された窓17を通ったブレードの下
端47のロック歯48が雌型異形断面材2のノッチ25と係合
する。フランジ折返し部22の端縁は雄型異形断面材1の
フランジ12の直ぐ近くにあるので、雄型異形断面材1を
雌型異形断面材2の内部で摺動させる力はロック歯48に
剪断応力のみを加える。ブレードを作っている鋼はこの
剪断力に十分耐えることができる。ロック位置ではブレ
ードの中間部分49が垂直方向に対してわずかに傾斜し、
リブ14から離れている。ロック歯48をノッチ25から外し
てロック解除位置(図3の右側のブレード41参照)へ移
動する場合には、ブレードを弾性で湾曲することができ
る。
【0018】ロック解除手段5はリブ14に回動自在に取
り付けられたロック解除レバー51を有している。このロ
ック解除レバー51の一端はピボット52から離れた位置に
あり且つ前後方向でブレード41、43と42、44との間の中
間位置にあり、ピン53が取り付けられている。このピン
53の軸線は前後方向に対して直角である。このピン53は
リブ14に形成された垂直に延びた溝54の内部に、回転し
ない状態でその軸線に対して直角な方向へ移動できるよ
うに、案内されている。このピン53にはリブ14の両側に
配置された2つのロック解除部材55、55' が剛体固定さ
れる。各ロック解除部材の端部56はリブ14の同じ側にあ
るブレード41、42(43、44)の所まで前後方向へ延びて
いる。ロック解除部材55、55’とリブ14との距離は、ロ
ック解除手段がロック位置(図1および図3の左側参
照)にある時に、ロック解除部材の端部56がブレード14
の外側表面と当接するように決める。戻しバネ60の一端
はピン53に連結され、他端はリブ14に固定されていて、
ピン53を上方へ付勢して、溝54の上端と当接させてい
る。
り付けられたロック解除レバー51を有している。このロ
ック解除レバー51の一端はピボット52から離れた位置に
あり且つ前後方向でブレード41、43と42、44との間の中
間位置にあり、ピン53が取り付けられている。このピン
53の軸線は前後方向に対して直角である。このピン53は
リブ14に形成された垂直に延びた溝54の内部に、回転し
ない状態でその軸線に対して直角な方向へ移動できるよ
うに、案内されている。このピン53にはリブ14の両側に
配置された2つのロック解除部材55、55' が剛体固定さ
れる。各ロック解除部材の端部56はリブ14の同じ側にあ
るブレード41、42(43、44)の所まで前後方向へ延びて
いる。ロック解除部材55、55’とリブ14との距離は、ロ
ック解除手段がロック位置(図1および図3の左側参
照)にある時に、ロック解除部材の端部56がブレード14
の外側表面と当接するように決める。戻しバネ60の一端
はピン53に連結され、他端はリブ14に固定されていて、
ピン53を上方へ付勢して、溝54の上端と当接させてい
る。
【0019】レバー51に連結されたロック解除ハンドル
57を図1の矢印方向へ動かすと、レバー51が回動され、
戻しバネ60に逆らってピン53を下へ押す。その結果、ピ
ン53と一緒にロック解除部材55、55’が移動し、ロック
解除部材の端部56がブレード41、42、43、44の傾斜した
中間部分49に当接した状態で垂直方向へ摺動され、ブレ
ード41、42、43、44をリブ14の方向へ押す。それによっ
て全てのブレードの歯48が同時にノッチ25から外れる。
57を図1の矢印方向へ動かすと、レバー51が回動され、
戻しバネ60に逆らってピン53を下へ押す。その結果、ピ
ン53と一緒にロック解除部材55、55’が移動し、ロック
解除部材の端部56がブレード41、42、43、44の傾斜した
中間部分49に当接した状態で垂直方向へ摺動され、ブレ
ード41、42、43、44をリブ14の方向へ押す。それによっ
て全てのブレードの歯48が同時にノッチ25から外れる。
【0020】図4はロック解除システムの変形例を示し
ている。図2ではレバー51がリブ14の両側へ延びた2つ
の枝部になっているが、図4ではレバー51がリブ14を構
成する2つの壁(これらの壁はロック解除システムの所
で互いに離れている)の間に配置された一つの部材で構
成されている。この変形例では、ピン53が各壁16の端部
58が平らになっており、この端部58が回転しない状態で
上記の壁に形成された溝54の内部を摺動する。ロック解
除部材にはこの平らな端部58を挿入する長孔58が形成さ
れていて、ロック解除部材を正確な位置に容易に維持で
きるようになっている。ロック解除部材55の端部56がブ
レード41、42上を容易に摺動できるようにするために、
この端部56に斜め部分59を設けて相対摺動中に引っかか
らずにブレードの押圧部分49と当接する。
ている。図2ではレバー51がリブ14の両側へ延びた2つ
の枝部になっているが、図4ではレバー51がリブ14を構
成する2つの壁(これらの壁はロック解除システムの所
で互いに離れている)の間に配置された一つの部材で構
成されている。この変形例では、ピン53が各壁16の端部
58が平らになっており、この端部58が回転しない状態で
上記の壁に形成された溝54の内部を摺動する。ロック解
除部材にはこの平らな端部58を挿入する長孔58が形成さ
れていて、ロック解除部材を正確な位置に容易に維持で
きるようになっている。ロック解除部材55の端部56がブ
レード41、42上を容易に摺動できるようにするために、
この端部56に斜め部分59を設けて相対摺動中に引っかか
らずにブレードの押圧部分49と当接する。
【0021】次に、ノッチ25のピッチの4分の1に等し
いロックピッチでロックできる本発明の摺動装置の特徴
を説明する。先ず、図5、図6および図7を用いて、ノ
ッチピッチより短いロックピッチを得るためのロック要
素の原理を説明する。図5は、2つのロック70、71が摺
動装置の前後方向に互いに隣合った位置にある例を示し
ており、ノッチ列25のピッチはPである。2つのロック
70、71は各歯48の間隔がK*P+P/2(Kは任意の整
数)となるように位置決めされる。すなわち、一方のロ
ックの歯、例えばロック70の歯がノッチ25の正面と対向
した時に、他方のロック71の歯は2つのノッチの間の中
間位置に来る。従って、第1のロック70の歯がノッチ25
と係合してロックが行われる。次に、ロックを解除し、
半ピッチの奇数倍すなわち(2m+1)P/2(mは任
意の整数)だけ相対移動すると、第2のロック71の歯が
ノッチに対向し、この第2のロック71によってロックが
行われ、第1のロックの歯は2つのノッチ間の中間位置
に来る。このように、2つのロックによって半ピッチ毎
に交互に確実にロックされる。
いロックピッチでロックできる本発明の摺動装置の特徴
を説明する。先ず、図5、図6および図7を用いて、ノ
ッチピッチより短いロックピッチを得るためのロック要
素の原理を説明する。図5は、2つのロック70、71が摺
動装置の前後方向に互いに隣合った位置にある例を示し
ており、ノッチ列25のピッチはPである。2つのロック
70、71は各歯48の間隔がK*P+P/2(Kは任意の整
数)となるように位置決めされる。すなわち、一方のロ
ックの歯、例えばロック70の歯がノッチ25の正面と対向
した時に、他方のロック71の歯は2つのノッチの間の中
間位置に来る。従って、第1のロック70の歯がノッチ25
と係合してロックが行われる。次に、ロックを解除し、
半ピッチの奇数倍すなわち(2m+1)P/2(mは任
意の整数)だけ相対移動すると、第2のロック71の歯が
ノッチに対向し、この第2のロック71によってロックが
行われ、第1のロックの歯は2つのノッチ間の中間位置
に来る。このように、2つのロックによって半ピッチ毎
に交互に確実にロックされる。
【0022】図6は同じ方法で3つのロックを用いた場
合を示し、各ロックの歯は間隔K*P+P/3(Kは任
意の整数)だけズレており、ノッチ25のピッチの3分の
1のロックピッチを得ることができる。一般に、歯がK
*P+P/n(Kは整数)だけズレたn個のロックを用
いることによってロックピッチをP/nにすることがで
きる。従って、上記実施例の摺動装置で用いた4枚のブ
レード41〜44の場合は機能的に図7に示す4つのロック
を用いた場合に対応し、例えばノッチピッチPが10mmの
場合、ロックピッチP/4は2.5 mmになるということは
容易に理解できよう。
合を示し、各ロックの歯は間隔K*P+P/3(Kは任
意の整数)だけズレており、ノッチ25のピッチの3分の
1のロックピッチを得ることができる。一般に、歯がK
*P+P/n(Kは整数)だけズレたn個のロックを用
いることによってロックピッチをP/nにすることがで
きる。従って、上記実施例の摺動装置で用いた4枚のブ
レード41〜44の場合は機能的に図7に示す4つのロック
を用いた場合に対応し、例えばノッチピッチPが10mmの
場合、ロックピッチP/4は2.5 mmになるということは
容易に理解できよう。
【0023】上記実施例のように摺動装置の両側にロッ
ク構造を配置した場合には、装置の全長を縮くでき、ロ
ック解除手段の製造が簡単になるという利点がある。既
に述べたように、2列のノッチ24、24' を互いに正確に
対向させることができる。この場合にはブレード41〜44
の歯48を互いに間隔K*P+P/4だけズラす。他の可
能性としては、2列のノッチを前後方向にP/2だけズ
ラし、前後方向位置で同じ位置にある2つのブレード4
1、43の歯をそれに対応して配置し、残りの2つのブレ
ード42、 44の歯をブレード41、43に対してK*P+P/
4だけズラすこともできる。
ク構造を配置した場合には、装置の全長を縮くでき、ロ
ック解除手段の製造が簡単になるという利点がある。既
に述べたように、2列のノッチ24、24' を互いに正確に
対向させることができる。この場合にはブレード41〜44
の歯48を互いに間隔K*P+P/4だけズラす。他の可
能性としては、2列のノッチを前後方向にP/2だけズ
ラし、前後方向位置で同じ位置にある2つのブレード4
1、43の歯をそれに対応して配置し、残りの2つのブレ
ード42、 44の歯をブレード41、43に対してK*P+P/
4だけズラすこともできる。
【0024】図8は側部に斜角面75を設けた改良型のロ
ック歯48を示している。この斜角面75の幅lはP/n以
上(nはロック数)である。この構造でも上記の有効な
ロックピッチを変えるものではないが、使用者の選択し
た調節位置が2つのロック可能位置の間に位置した場合
でも、ノッチと少なくとも1つのブレードの歯との間の
ズレは最大P/nであり且つ斜角面はこの値より少なく
とも大きいので、2つの斜角面75の間に設けられた少な
くとも1つのブレードの歯の先端が摺動装置のノッチの
正面に来る。この中間位置では1つのブレードの歯が少
なくとも少しだけ雌型異形断面材のノッチの中に入り、
ロック始まり、その後は、ノッチの端縁部に斜角面が係
合して生じる力で摺動装置をわずかだけ摺動させるだけ
で容易にロックできる。
ック歯48を示している。この斜角面75の幅lはP/n以
上(nはロック数)である。この構造でも上記の有効な
ロックピッチを変えるものではないが、使用者の選択し
た調節位置が2つのロック可能位置の間に位置した場合
でも、ノッチと少なくとも1つのブレードの歯との間の
ズレは最大P/nであり且つ斜角面はこの値より少なく
とも大きいので、2つの斜角面75の間に設けられた少な
くとも1つのブレードの歯の先端が摺動装置のノッチの
正面に来る。この中間位置では1つのブレードの歯が少
なくとも少しだけ雌型異形断面材のノッチの中に入り、
ロック始まり、その後は、ノッチの端縁部に斜角面が係
合して生じる力で摺動装置をわずかだけ摺動させるだけ
で容易にロックできる。
【0025】本発明のロック手段の一つの利点は各ブレ
ードに複数のロック歯が形成できる点にある。すなわ
ち、この構造にすることによって摺動装置を摺動させる
力をブレードの歯全体に分散するので、この力に対する
ロック抵抗を低下させずに歯の幅を小さくすることがで
きる。歯の幅を小さくすることでノッチ列のピッチを短
くすることができ、従って、極めて短いピッチのロック
可能位置に設定することができる。本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない
限り、ブレードの形状、ブレードを異形断面材に固定す
る方法、ロック解除手段を種々変更することができる。
ードに複数のロック歯が形成できる点にある。すなわ
ち、この構造にすることによって摺動装置を摺動させる
力をブレードの歯全体に分散するので、この力に対する
ロック抵抗を低下させずに歯の幅を小さくすることがで
きる。歯の幅を小さくすることでノッチ列のピッチを短
くすることができ、従って、極めて短いピッチのロック
可能位置に設定することができる。本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない
限り、ブレードの形状、ブレードを異形断面材に固定す
る方法、ロック解除手段を種々変更することができる。
【図1】 本発明の摺動装置の側面図。
【図2】 本発明摺動装置の平面図。
【図3】 図1の線III-III による断面図で、左側はロ
ック位置、右側はロック解除位置である。
ック位置、右側はロック解除位置である。
【図4】 ロック解除システムの原理を示すための一部
を断面で示したロック解除手段の1つの変形例の投影
図。
を断面で示したロック解除手段の1つの変形例の投影
図。
【図5】 ノッチピッチの2分の1のロックピッチのロ
ック部材の構造図。
ック部材の構造図。
【図6】 ノッチピッチの3分の1のロックピッチのロ
ック部材の構造図。
ック部材の構造図。
【図7】 ノッチピッチの4分の1のロックピッチのロ
ック部材の構造図。
ック部材の構造図。
【図8】 正確にロック可能な2つの位置の間の中間調
節位置にシートがある場合でもロック可能な特殊形状の
ロック部材を示す図。
節位置にシートがある場合でもロック可能な特殊形状の
ロック部材を示す図。
1 第1異形断面材 2 第2異形断
面材 5 ロック解除手段 12、12' フラン
ジ 14 リブ 17 窓 22、22' フランジ折返し部 24、24' ノッチ
群 25 ノッチ 41、42、43、44
ブレード 48 歯 49 押圧部分 51 ロック解除レバー 53 ピン 55 ロック解除部材 59 傾斜部 60 戻しバネ
面材 5 ロック解除手段 12、12' フラン
ジ 14 リブ 17 窓 22、22' フランジ折返し部 24、24' ノッチ
群 25 ノッチ 41、42、43、44
ブレード 48 歯 49 押圧部分 51 ロック解除レバー 53 ピン 55 ロック解除部材 59 傾斜部 60 戻しバネ
Claims (9)
- 【請求項1】 相対摺動可能な第1異形断面材(1) およ
び第2異形断面材(2)と第1異形断面材(1) に固定され
たロック手段とを有し、ロック手段が第2異形断面材
(2) に一定間隔で形成された一連のノッチ(24, 24') の
1つまたは複数のノッチ(25)と係合する、摺動装置、特
に自動車シート用摺動装置において、 ロック手段が少なくとも2枚の可撓性のある弾性ブレー
ド (41、42、43、44)を有し、各弾性ブレードはロック
位置でノッチと係合するロック部材(48)を一端に有し且
つこのロック部材から離れた位置で第1異形断面材に固
定され、ブレードの各ロック部材(48)はそれが係合する
ノッチに対して前後方向で間隔K*P+P/n(Kは整
数、Pはノッチのピッチ、nはブレード数)だけ互いに
ズレており、さらに、各ブレードに同時に作用してそれ
らを弾性で湾曲し、全てのブレードのロック部材をノッ
チから外すロック解除手段(5) を有することを特徴とす
る摺動装置。 - 【請求項2】 前後方向に互いに隣に並んで配置された
少なくとも2枚のブレード(41 、42) と、このブレード
の両側を前後方向に延びたロック解除部材(55)とを有
し、このロック解除部材(55)は前後方向に対して直角に
移動でき、各ブレードに同時に作用するプランジャーの
役目をする請求項1に記載の摺動装置。 - 【請求項3】 第2異形断面材(2) に両側で形成された
2つの一連(24、24')のノッチ(25)と、それと前後方向
で同じ位置で第1異形断面材に固定された2つのブレー
ド(41 、43) とを有し、各ブレードのロック部材が一連
のノッチと係合するようになっている請求項1に記載の
摺動装置。 - 【請求項4】 一連のノッチ(24、24')がノッチのピッ
チより短い間隔で前後方向へズレている請求項3に記載
の摺動装置。 - 【請求項5】 2つのブレード(41, 43)が共通の固定部
品で固定されている請求項3に記載の摺動装置。 - 【請求項6】 第1異形断面材が、雌型異形断面材(2)
を形成する第2異形断面材の2つのフランジ(22 、22')
の間を前後方向に摺動する雄型異形断面材(1)で構成さ
れ、雄型異形断面材が雌型異形断面材から離れる方向へ
延びた前後方向へ延びたリブ(14)を有し、各ブレード(4
1, 42, 43, 44)はリブの一端に固定され且つ雌型異形断
面材へ向かって延び、ロック部材はブレードに対してほ
ぼ直角に延びた歯(48)であり、この歯(48)がロック位置
で雌型異形断面材のフランジに形成されたノッチ(25)と
係合する請求項1に記載の摺動装置。 - 【請求項7】 歯(48)が雌型異形断面材のフランジ(22
、22')の直ぐ近くに配置された雄型異形断面材の両側
(12 、12')に形成された窓(17)を通る請求項6に記載の
摺動装置。 - 【請求項8】 ロック解除手段(5) が下記1)〜4)を含む
請求項6に記載の摺動装置: 1) 複数のブレード(41, 42)に同時に作用するロック解
除部材(55) 2) 前後方向に対してほぼ直角な軸線を有し、前後方向
に対して直角にリブ上を案内され且つロック解除部材(5
5)が固定されるピン(53) 3) ピン(53)を収容し、リブに枢着されたロック解除レ
バー(51) 4) このロック解除レバー(51)用の戻しバネ(60)。 - 【請求項9】 固定端と歯(48)との間の各ブレードの一
部(49)がロック解除部材が作用するスラスト部分を有
し、ロック解除部材が、それが作用する各ブレードの所
に、各ブレードのスラスト部分と当接する傾斜部(59)を
有する請求項8に記載の摺動装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9513370 | 1995-11-08 | ||
FR9513370A FR2740743B1 (fr) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | Glissiere verrouillable, notamment pour siege de vehicule automobile |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09142184A true JPH09142184A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=9484466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8309919A Withdrawn JPH09142184A (ja) | 1995-11-08 | 1996-11-07 | ロック可能な自動車シート用摺動装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5772173A (ja) |
JP (1) | JPH09142184A (ja) |
DE (1) | DE19644768A1 (ja) |
FR (1) | FR2740743B1 (ja) |
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JP2007186143A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Toyo Seat Co Ltd | スライドレールのロック機構 |
JP2012508132A (ja) * | 2008-11-07 | 2012-04-05 | カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー | 車両シート用の縦方向アジャスタ |
KR101136824B1 (ko) * | 2010-07-16 | 2012-04-19 | (주)케이엠앤아이 | 차량용 시트트랙 로킹 시스템 |
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JP2017100516A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 株式会社今仙電機製作所 | シートスライド装置 |
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FR2759330B1 (fr) * | 1997-02-13 | 1999-04-30 | Faure Bertrand Equipements Sa | Glissiere de siege de vehicule automobile |
FR2767096B1 (fr) * | 1997-08-05 | 1999-10-01 | Faure Bertrand Equipements Sa | Glissiere pour siege de vehicules automobiles, comportant un verrou constitue d'une lame elastiquement flexible |
JP4106137B2 (ja) * | 1998-11-13 | 2008-06-25 | アイシン精機株式会社 | 車両用シートスライド装置 |
GB2345242B (en) * | 1998-12-29 | 2002-11-20 | Johnson Controls Automotive Uk | Track locking system |
DE19937652A1 (de) * | 1999-08-12 | 2001-02-15 | Hammerstein Gmbh C Rob | Betätigungsvorrichtung für eine Arretierung eines Fahrzeugsitzes |
US6322036B1 (en) * | 1999-10-19 | 2001-11-27 | Magna Seating Systems, Inc. | Seat track assembly having a locking mechanism with infinite engagement |
JP2001138778A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-05-22 | Aisin Seiki Co Ltd | シートスライド装置 |
DE10039510B4 (de) * | 2000-08-12 | 2004-07-29 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Sitzschienenpaar für einen Fahrzeugsitz |
DE10040593C2 (de) * | 2000-08-16 | 2002-08-01 | Keiper Gmbh & Co | Verriegelungseinrichtung für längsverstellbare Sitze, insbesondere Kraftfahrzeugsitze |
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