JPH09141727A - 熱可塑性樹脂管の成形装置 - Google Patents

熱可塑性樹脂管の成形装置

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JPH09141727A
JPH09141727A JP7304755A JP30475595A JPH09141727A JP H09141727 A JPH09141727 A JP H09141727A JP 7304755 A JP7304755 A JP 7304755A JP 30475595 A JP30475595 A JP 30475595A JP H09141727 A JPH09141727 A JP H09141727A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
semi
resin pipe
cylindrical
cylindrical molds
Prior art date
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Pending
Application number
JP7304755A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Touge
真司 藤解
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径の熱可塑性樹脂管も容易に成形するこ
とのできる熱可塑性樹脂管の成形装置を提供する。 【解決手段】 押出成形用金型から押出された熱可塑性
樹脂管Pを導入する冷却槽1内に2個の半円筒体状型
2、2が設けられ、熱可塑性樹脂管Pの両側から半円筒
体状型2、2を被せることにより熱可塑性樹脂管Pを真
円に矯正成形する熱可塑性樹脂管Pの成形装置におい
て、2個の半円筒体状型2、2が相互に接近移動して2
個の半円筒体状型同士が円筒状に閉合でき、更に、この
ように2個の半円筒体状型同士が円筒状に閉合した状態
から反対方向に移動して離隔できるように支持されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は熱可塑性樹脂管の成
形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、押出成形用金型から押し出された
熱可塑性樹脂管を冷却槽内に導入し、熱可塑性樹脂管の
両側から人手により2個の半円筒体状型を被せて熱可塑
性樹脂管を真円に成形矯正していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の熱可塑性樹脂管の成形装置においては、熱可
塑性樹脂管の外径が350mm程度以上の大口径となる
と、半円筒体状型の重量が大きくなり、半円筒体状型を
人手により被せる作業が困難となる。又、重量の大きい
半円筒体状型を熱可塑性樹脂管の上に載せると熱可塑性
樹脂管が変形する恐れがあった。
【0004】本発明は、従来の熱可塑性樹脂管の成形装
置におけるこのような問題点に着目してなされたもので
あり、その目的とするところは、上記の問題を解決し、
大口径の熱可塑性樹脂管も容易に成形することのできる
熱可塑性樹脂管の成形装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明熱可塑性樹脂管の成形装置
は、押出成形用金型から押出された熱可塑性樹脂管を導
入する冷却槽内に2個の半円筒体状型が設けられ、熱可
塑性樹脂管の両側から半円筒体状型を被せることにより
熱可塑性樹脂管を真円に矯正成形する熱可塑性樹脂管の
成形装置において、2個の半円筒体状型が相互に接近移
動して2個の半円筒体状型同士が円筒状に閉合でき、更
に、このように2個の半円筒体状型同士が円筒状に閉合
した状態から反対方向に移動して離隔できるように支持
されていることを特徴とするものである。
【0006】本発明において、本発明装置により成形さ
れる熱可塑性樹脂管としては、熱可塑性樹脂からなる管
であればいずれでもよいものであって、特に限定される
ものではなく、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート
等からなる管が挙げられる。
【0007】本発明において、冷却槽としては、熱可塑
性樹脂管を冷却できるものであればいずれでもよいもの
であって、特に限定されるものではなく、例えば、冷却
用水や冷風等の冷媒が収納された槽が挙げられる。
【0008】本発明において、半円筒体状型としては、
熱可塑性樹脂管を真円に成形矯正できるものであればい
ずれでもよいものであって、特に限定されるものではな
く、例えば、鋼、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属
やこれらの合金からなるものが使用できる。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明熱可塑性樹脂管の成形装
置においては、2個の半円筒体状型が相互に接近移動し
て2個の半円筒体状型同士が円筒状に閉合でき、更に、
このように2個の半円筒体状型同士が円筒状に閉合した
状態から反対方向に移動して離隔できるように支持され
ているので、2個の半円筒体状型を人手により本発明熱
可塑性樹脂管に被せる必要はなく、大口径の熱可塑性樹
脂管であっても容易に成形することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例を図
面を参照しながら説明する。図1は本発明熱可塑性樹脂
管の成形装置の一例を示す一部切欠正面図、図2は図1
に示す本発明熱可塑性樹脂管の成形装置の平面図であ
る。これらの図において、1は冷却槽であり、冷却槽1
は図示しない押出成形用金型の前方に設けられ、冷却槽
3の内部に冷却用水が収容されている。図示しない押出
成形用金型は図示しない押出成形機の先端に設けられ、
図示しない押出成形機から押出される溶融状態の熱可塑
性樹脂が図示しない押出成形用金型内で管状に成形さ
れ、押出成形用金型から熱可塑性樹脂管Pが押出され、
熱可塑性樹脂管Pが冷却槽3の内部に導入されるように
なっている。
【0011】2、2は対向して設けられた鋼製の半円筒
体状型であり、図3に示すように、2個の半円筒体状型
2、2が閉合されることにより円筒体が形成され、円筒
体が形成された2個の半円筒体状型の内面に真円が形成
されるようになっている。図5にも示すように、一方の
半円筒体状型2の端面には凹部21が凹設され、他方の
半円筒体状型2の端面には凸部22が突設され、2個の
半円筒体状型2、2が閉合されたときは、凹部21に凸
部22が嵌合されるようになっている。23は半円筒体
状型2、2に穿設された取付孔であり、半円筒体状型
2、2は円弧状共通プレート3、3にビスネジBにより
取付けられている。2個の半円筒体状型2、2は種々の
サイズのものを用意することにより種々の口径の熱可塑
性樹脂管Pの成形に対応できる。
【0012】円弧状共通プレート3、3の両端には取付
片31、32が設けられ、上端の取付片31にはカギ孔
状の取付孔311が穿設され、下端の取付片32には下
方に開口する切欠321が穿設されている。33は円弧
状共通プレート3に設けられた取付孔である。円弧状共
通プレート3、3は、そのカギ孔状の取付孔311にく
の字形のスライドベース4、4に突設されたピン41に
引掛けられると共に切欠321にスライドベース4、4
に突設されたピン41が嵌合されることによりスライド
ベース4、4に取付けられている。
【0013】共通プレート3、3をスライドベース4、
4に取付ける際には、1を共通プレート3に穿設された
カギ孔状の取付孔311の円孔部312にスライドベー
ス4のピン41を挿通し、共通プレート3を降下させる
ことによりピン41をカギ孔状の取付孔311の長孔部
313に係止させることによりピン41にカギ孔状の取
付孔311が引掛けられるようになっている。
【0014】上下端部には貫通孔42が設けられ、貫通
孔42にはスライドバー5が挿通され、スライドバー5
は腕51により冷却槽1に支持されている。スライドベ
ース4、4の中央部にはねじ杆6の先端が回転可能に取
付けられ、ねじ杆6の中途部は冷却槽1に設けられた軸
受11に軸支されている。軸受11には図示しない雌ね
じが設けられ、ねじ杆6の冷却槽1外の後端に設けられ
たハンドル61を正逆方向に回転することによりねじ杆
6が往復移動し、ねじ杆6の往復移動によりスライドベ
ース4が往復移動し、スライドベース4の往復移動によ
りスライドベース4に取付けられた共通プレート3及び
共通プレート3に取付けられた半円筒体状型2が矢印で
示すように往復移動できるようになっている。スライド
ベース4の往復移動の際には、貫通孔42内をスライド
バー5が摺動するようになっている。
【0015】図1、2に示す本発明熱可塑性樹脂管の成
形装置の使用状態について説明する。当初は、2個のス
ライドベース4、4が二点鎖線で示すように最も離れた
状態にあり、従って、2個の半円筒体状型2、2も最も
離れた状態にあり、このような状態において、冷却槽1
内に熱可塑性樹脂管Pが導入されると、ハンドル61を
回転することにより熱可塑性樹脂管Pに2個の半円筒体
状型2、2が接近し、2個の半円筒体状型2、2が閉合
し、2個の半円筒体状型2、2が閉合されることにより
形成される円筒状の半円筒体状型2、2内を熱可塑性樹
脂管Pが通過することにより真円に矯正成形される。熱
可塑性樹脂管Pは真円に成形された状態で冷却槽1内の
冷却水により冷却され固化される。
【0016】以上、図により本発明の実施の形態例を説
明したが、本発明の具体的な構成は図に示す実施の形態
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い設計変更は本発明に含まれる。例えば、図1に示す実
施の形態例のように、共通プレート3とスライドベース
4との取付をスライドベース4に突設されたピンと共通
プレート3に穿設された鍵形孔と切欠との嵌合とする代
わりに、ビスネジを使用して一方を他方に取付けるよう
にしてもよい。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の本発明熱可塑性樹脂管の
成形装置においては、2個の半円筒体状型が相互に接近
移動して2個の半円筒体状型同士が円筒状に閉合でき、
更に、このように2個の半円筒体状型同士が円筒状に閉
合した状態から反対方向に移動して離隔できるように支
持されているので、2個の半円筒体状型を人手により本
発明熱可塑性樹脂管に被せる必要はなく、大口径の熱可
塑性樹脂管であっても容易に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明熱可塑性樹脂管の成形装置の一例を示す
一部切欠正面図。
【図2】図1に示す本発明熱可塑性樹脂管の成形装置の
平面図。
【図3】図1に示す本発明熱可塑性樹脂管の成形装置の
半円筒体状型の正面図。
【図4】図3に示す半円筒体状型の側面図。
【図5】図3のA部を拡大して示す正面図。
【図6】図1に示す本発明熱可塑性樹脂管の成形装置の
共通プレートを示す正面図。
【図7】図6に示す共通プレートの側面図。
【符号の説明】
1 冷却槽 2 半円筒体状型 3 共通プレート 4 スライドベース 5 スライドバー 6 ねじ杆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出成形用金型から押出された熱可塑性
    樹脂管を導入する冷却槽内に2個の半円筒体状型が設け
    られ、熱可塑性樹脂管の両側から半円筒体状型を被せる
    ことにより熱可塑性樹脂管を真円に矯正成形する熱可塑
    性樹脂管の成形装置において、2個の半円筒体状型が相
    互に接近移動して2個の半円筒体状型同士が円筒状に閉
    合でき、更に、このように2個の半円筒体状型同士が円
    筒状に閉合した状態から反対方向に移動して離隔できる
    ように支持されていることを特徴とする熱可塑性樹脂管
    の成形装置。
JP7304755A 1995-11-22 1995-11-22 熱可塑性樹脂管の成形装置 Pending JPH09141727A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113370510A (zh) * 2021-08-13 2021-09-10 江苏徐瓷精密科技有限公司 一种工程塑料管生产用外形矫圆装置
WO2022088638A1 (zh) * 2020-10-30 2022-05-05 浙江松华新材股份有限公司 一种塑料棒材热压挤出装置
CN115195169A (zh) * 2022-07-15 2022-10-18 天津市宇刚保温建材有限公司 一种保温管外护管真空定径设备

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