JPH09141434A - 溶接機 - Google Patents

溶接機

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Publication number
JPH09141434A
JPH09141434A JP7303999A JP30399995A JPH09141434A JP H09141434 A JPH09141434 A JP H09141434A JP 7303999 A JP7303999 A JP 7303999A JP 30399995 A JP30399995 A JP 30399995A JP H09141434 A JPH09141434 A JP H09141434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
wire supply
welding wire
supply device
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP7303999A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhisa Sugimoto
光央 杉本
Shinichi Umeda
真一 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Aluminium Industry Co Ltd filed Critical Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶接ワイヤを溶接点に精度良く且つ正確に座屈
することなく給送させる。チューブがロボット動作中に
ロボットの腕等に絡まることのないようにする。 【解決手段】アーム1と、アーム1の先端部に設けた取
付部3と、取付部3に設けた溶接装置4と溶接ワイヤ供
給装置5とからなり、溶接ワイヤ供給装置5に設けたワ
イヤ供給ノズル8の先端を溶接点に隣接させて配置し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームによ
る溶接等のための溶接機に関するものであり、更に詳し
くは、溶接機の溶接ワイヤ供給装置の構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般的にロボットを利用した溶接機にお
ける溶接ワイヤ供給装置は、溶接ワイヤの供給部(リー
ル巻き)、巻き癖矯正部、駆動部、チューブ、及びノズ
ル(溶接点付近までのワイヤガイド)から構成されてい
る。
【0003】従来、溶接ワイヤ供給装置10は、例え
ば、図3、4に記載されているように、ロボット上腕1
1あるいはロボット台12周辺に配置されている。しか
しながら、このような配置は、溶接ワイヤは矯正された
後、駆動部13からノズル14までチューブ15を通り
供給されるが、このチューブ15はロボットの動きに合
わせ変形(曲がる)することから、一度矯正された溶接
ワイヤはチューブ15内で、新たに曲がり癖を持つこと
になり、この曲がり癖の方向性は特定できないことか
ら、ノズル14より出てくる溶接ワイヤは、溶接点に正
確に供給されないという問題があった。
【0004】また、図4に記載されているような手段が
採用されている場合には、チューブ15が長くなること
から、チューブ15がロボット動作中に引っかかり(絡
まる)易くなることから、引っかかりを避けるためロボ
ットの動きは限定を受けるという問題があった。更に、
従来技術のものは、チューブ15内で溶接ワイヤにかか
る応力、摩擦力が原因で溶接ワイヤは駆動部13とチュ
ーブ15との間で座屈を起こす原因ともなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記従来技術の問題点を解決することを課題とするもので
あり、即ち、溶接機において、溶接ワイヤ供給装置のノ
ズルより出てくる溶接ワイヤを溶接点に精度良く且つ正
確に座屈することなく送給させることを課題とするもの
である。
【0006】そして更に、溶接ワイヤ供給装置を構成す
るチューブがロボット動作中にロボットの腕等に引っか
かる(絡まる)ことのないようにし、且つ、ロボットの
動きに限定を与えないようにすることにある。
【0007】そして更に、上記課題に加えて、溶接ワイ
ヤ供給装置を構成する部品点数を削減して軽量化し、構
成全体の単純化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、これら課題を
達成する手段として、溶接機において、アームと、アー
ムに設けた溶接装置と、アームに溶接装置と隣接して設
けた溶接ワイヤ供給装置とからなり、溶接ワイヤ供給装
置に設けたワイヤ供給ノズルの先端を溶接点に隣接させ
て配置し、溶接ワイヤ供給装置のノズルより出てくる溶
接ワイヤを直接的に溶接点に送給させる。
【0009】更に、本発明は、上記手段において、アー
ムに取付部を設け、取付部に溶接装置と溶接ワイヤ供給
装置を設け、溶接装置と溶接ワイヤ供給装置との一体操
作性を高める。更に、本発明は、上記手段において、溶
接ワイヤ供給装置に取付部を設け、取付部に溶接装置を
装着し、溶接ワイヤ供給装置に対する溶接装置の位置関
係の保持を容易化する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1に従って説
明する。図1には第1実施例の概略説明図が示されてお
り、公知のロボット溶接機におけるロボットアーム上腕
1の先端に回動自在にアームを構成する装着アーム2が
取付けられており、装着アーム2の先端には取付部3が
設けられ、取付部3には溶接装置4と溶接ワイヤ供給装
置5とが装着されている。取付部3は溶接装置4と溶接
ワイヤ供給装置5との位置関係を確実化し、一体操作性
を高めるが、必ずしも必要とせず、装着アーム2に直接
溶接装置4と溶接ワイヤ供給装置5とを取り付けても良
い。
【0011】溶接装置4自体は新規なものではなく、レ
ーザビームによる溶接装置であり、そのハウジング4a
を介して取付部3に設けられた支持孔3aに挿通されて
設けられている。そして、この取付部3には、ハウジン
グ4aに隣接して溶接ワイヤ供給装置5が装着されてい
る。
【0012】溶接ワイヤ供給装置5は、長尺の溶接ワイ
ヤの巻取りドラム6、溶接ワイヤの送出駆動部7、及
び、ワイヤ供給ノズル8から構成されており、溶接装置
4と隣接して溶接ワイヤ供給装置5を設けたことから、
従来装置のように巻き癖矯正部や送出チューブは必要が
なく、従って具備していない。
【0013】ワイヤ供給ノズル8の先端は溶接点に隣接
させて配置されている。この実施例は、以上のように構
成されているので、従来技術のように溶接ワイヤ供給装
置5の巻取りドラム6がロボットのアーム或いはロボッ
ト台に取り付けられておらず、溶接装置4における溶接
点に隣接してハウジング4aを設けたことから、ワイヤ
供給ノズル8より出てくる溶接ワイヤを溶接点に精度良
く且つ正確に座屈することなく送給させる。
【0014】そして更に、チューブが存在しないことか
ら、ロボット動作中にロボットの腕等に引っかかる(絡
まる)ことのなく、且つ、ロボットの動きに限定を与え
ない。図2には、本発明の第2実施例が示されており、
ロボットアーム上腕1の先端に回動自在にロボットアー
ムを構成する装着アーム2が取付けられている点は第1
実施例と同じである。本実施例は、ロボットアームの先
端部の装着アーム2の先端に溶接ワイヤ供給装置5を設
け、溶接ワイヤ供給装置5の機枠5aに取付部3を介在
させて溶接装置4が装着されている。
【0015】即ち、装着アーム2の下端には溶接ワイヤ
供給装置5の取付部5aが取付けられており、この取付
部5aには溶接ワイヤの巻取ドラム6が軸着されている
とともに、取付部5aの下部には溶接ワイヤの送出のた
めの駆動部7と共に、ワイヤ供給ノズル8が取付けられ
ている。
【0016】この実施例においても、溶接ワイヤ供給装
置5の巻き癖矯正部や送出チューブを省いたことによっ
て、溶接ワイヤ供給装置5の軽量化、小型化を行え、ロ
ボット先端部に設置することが可能となった。また、駆
動部とノズル(溶接点付近までのワイヤガイド)との間
のチューブを排除したことによって、溶接ワイヤに余計
な力を加えることが無くなり、特定の巻き癖でノズルよ
り溶接点に溶接ワイヤを座屈させることなく、精度良く
供給できる。
【0017】更に、ロボットの動きも制限されなくなる
ので、ロボットの稼動域は拡大する。特に、本実施例
は、比較的重量の大きな溶接ワイヤの巻取りドラム6を
アームの先端の装着アームに設けることによって、アー
ムに加わる溶接ワイヤ供給装置5の荷重に伴うモーメン
トが大きくなる不利点があるものの、アームがそれほど
頻繁に大きな動きをしない溶接機には特に有効である。
【0018】上記実施例は、溶接ワイヤ供給装置5に取
付部5aを設け、取付部5aに溶接装置4を装着した
が、この逆、即ち溶接装置4に取付部を設け、この取付
部に溶接ワイヤ供給装置5を装着しても実施例と同様の
作用・効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので下記の効果を奏する。 1.請求項1に記載の発明によれば、溶接ワイヤ供給装
置の巻き癖矯正部やチューブ等の構成部品を削減するこ
とにより、軽量化を実現し、アームの動きに限定を受け
ることがないから、溶接装置の移動範囲を拡大する。ま
た、溶接ワイヤを座屈させることもなく、正確に溶接点
に供給することができる。
【0020】2.請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の効果に加えて、アームに取付部を設
け、取付部に溶接装置と溶接ワイヤ供給装置とを装着し
たことにより、溶接装置と溶接ワイヤ供給装置との一体
性を高め取扱が容易になる。
【0021】3.請求項3に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の効果に加えて、溶接ワイヤ供給装置
の取付部に溶接装置を装着したことにより、溶接ワイヤ
供給装置に対して溶接装置が一体であることから、相互
の位置関係の設定が正確で溶接ワイヤの供給を一層正確
にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の第2実施例を示す斜視図。
【図3】従来技術を示す斜視図。
【図4】従来技術を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・ロボット上腕(アーム) 2・・・装着アーム(アーム) 3・・・取付部 3a・・・支持孔 4・・・溶接装置 4a・・・(溶接装置の)ハウジング 5・・・溶接ワイヤ供給装置 5a・・・取付部 6・・・巻取りドラム 7・・・送出駆動部 8・・・ワイヤ供給ノズル 10・・溶接ワイヤ供給装置 11・・・ロボット上腕 12・・・ロボット台 13・・・駆動部 14・・・ノズル 15・・・チューブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アームと、アームに設けた溶接装置と、ア
    ームに溶接装置と隣接して設けた溶接ワイヤ供給装置と
    からなり、溶接ワイヤ供給装置に設けたワイヤ供給ノズ
    ルの先端を溶接点に隣接させて配置したことを特徴とす
    る溶接機。
  2. 【請求項2】アームに取付部を設け、取付部に溶接装置
    と溶接ワイヤ供給装置を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の溶接機。
  3. 【請求項3】溶接ワイヤ供給装置に取付部を設け、取付
    部に溶接装置を装着したことを特徴とする請求項1記載
    の溶接機。
JP7303999A 1995-11-22 1995-11-22 溶接機 Pending JPH09141434A (ja)

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JP7303999A JPH09141434A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 溶接機

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JP7303999A JPH09141434A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 溶接機

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JP7303999A Pending JPH09141434A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 溶接機

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JP (1) JPH09141434A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7105771B2 (en) 2003-01-23 2006-09-12 Fanuc Ltd Torch cable accommodating structure of arc welding robot
CN109909589A (zh) * 2019-04-15 2019-06-21 泉州速创时代工业设计有限公司 一种新型弧焊机械人

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7105771B2 (en) 2003-01-23 2006-09-12 Fanuc Ltd Torch cable accommodating structure of arc welding robot
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