JPH09141141A - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置

Info

Publication number
JPH09141141A
JPH09141141A JP7301687A JP30168795A JPH09141141A JP H09141141 A JPH09141141 A JP H09141141A JP 7301687 A JP7301687 A JP 7301687A JP 30168795 A JP30168795 A JP 30168795A JP H09141141 A JPH09141141 A JP H09141141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
path
valve body
cleaning
dump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7301687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3069279B2 (ja
Inventor
Kojin Ono
行人 小野
Osamu Kageyama
修 景山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP7301687A priority Critical patent/JP3069279B2/ja
Priority to CA002185940A priority patent/CA2185940C/en
Priority to GB9619620A priority patent/GB2307195B/en
Priority to GB9724603A priority patent/GB2319737B/en
Priority to FR9611757A priority patent/FR2741284B1/fr
Priority to DE19640015A priority patent/DE19640015C2/de
Priority to US08/721,961 priority patent/US5851292A/en
Publication of JPH09141141A publication Critical patent/JPH09141141A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3069279B2 publication Critical patent/JP3069279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】経路の洗浄作業を効率的かつ確実に行うととも
に、構成を容易に簡素化する。 【解決手段】絶縁分離弁機構30は、供給路28aに第
1開閉弁54を介して連通自在な第1弁体部52と、供
給路28bに第2開閉弁100を介して連通自在な第2
弁体部96とを有し、第1および第2弁体部52、96
が接合されて形成される連通孔104が前記第2弁体部
96側の第2洗浄経路108から供給される洗浄液で洗
浄され、その洗浄液が第2ダンプ経路66に排出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電圧が印加され
る塗装ガンに塗料供給路を介して導電性塗料を供給して
静電塗装を行う静電塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、導電性塗料の静電塗装装置
は、高電圧が印加される塗装ガンに、塗料供給源から塗
料供給路を介して導電性塗料が供給されることにより、
ワークに対して静電塗装を行うように構成されている。
このため、塗装ガンによる静電塗装時に、前記塗装ガン
と塗料供給源とを電気的に絶縁する必要がある。
【0003】そこで、塗料供給源と塗装ガンを連通する
塗料供給路がその途上で絶縁距離を有して分離可能に構
成された導電性塗料の静電塗装装置が知られている(例
えば、実開平4−87755号公報参照)。これを、図
7を用いて概略的に説明すると、塗料供給源1に接続さ
れた塗料供給配管2に、シリンダ3を介して進退自在な
雄形カプラー4が設けられるとともに、雌形カプラー5
が接続された塗料流入口6がポンプ7に連通している。
さらに、ポンプ7には、塗料吐出口8を介して塗装機9
が連結される一方、雌形カプラー5を囲繞するように洗
浄カバー10が配設され、この洗浄カバー10に洗浄液
供給配管11と排出配管12とが接続されている。
【0004】そこで、雄形カプラー4と雌形カプラー5
が接続された状態で、塗料供給源1から塗料供給配管2
に所望の色の塗料が供給されると、この塗料は、塗料流
入口6からポンプ7に充填され、さらに塗料吐出口8を
介して塗装機9に送られる。次いで、雄形カプラー4が
雌形カプラー5から分離されて絶縁距離を維持した状態
で、ポンプ7の作用下に塗装機9から塗料が噴射され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
高電圧が印加される塗装機9側に洗浄液供給配管11お
よび排出配管12が設けられている。従って、絶縁を図
るために、洗浄カバー10を洗浄した後、洗浄液供給配
管11および排出配管12を乾燥する作業に相当に多く
の時間がかかってしまい、洗浄作業の効率化が容易に遂
行されないという問題が指摘されている。
【0006】さらに、排出配管12の内面に塗料が付着
して堆積し易く、この堆積した塗料によって高電リーク
が発生するおそれがある。これにより、排出配管12を
専用に洗浄する手段を設ける必要があり、コストが高騰
するという問題が生じている。本発明は、この種の問題
を解決するものであり、経路の洗浄作業を効率的かつ確
実に行うことができるとともに、構成を簡素化すること
が可能な静電塗装装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、非印加側の第1弁体部の近傍に、第1
および第2弁体部が接合された際に形成される連通孔か
ら分岐されたダンプ経路を設けている。そして、第2弁
体部の近傍に設けられた洗浄液供給経路から連通孔に洗
浄液が供給されると、この洗浄液は、前記連通孔を洗浄
した後にダンプ経路に排出される。
【0008】このように、非印加側の第1弁体部側にダ
ンプ経路が設けられるため、このダンプ経路から高圧リ
ークが生じることがなく、連通路の洗浄作業が短時間か
つ少量の洗浄液で効率的に遂行される。また、ダンプ経
路には他の洗浄液供給経路が設けられている。このた
め、弁を介して他の洗浄液供給経路から連通路に洗浄液
が供給されることにより、前記連通路から塗装ガンまで
の高電圧印加側経路全体を確実に洗浄することができ
る。従って、経路が両方向から洗浄されるため、この経
路に塗料が残留することがなく、塗料の混色等を有効に
阻止することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本実施形態に係る静電塗
装装置20の概略構成説明図である。この静電塗装装置
20は、複数の異なる塗装塗料を選択的に供給する接地
された色替弁機構22と、塗料を噴射する塗装ガン24
と、前記色替弁機構22と前記塗装ガン24との間に介
装される中間貯留槽26と、前記中間貯留槽26と該色
替弁機構22との間に設けられる供給路28a、28b
を接離自在な絶縁分離弁機構30とを備える。
【0010】色替弁機構22は、エア(A)、水(W)
および洗浄液(S)等の供給を制御する第1洗浄弁32
と、異なる塗料を供給することが可能な複数の塗料弁3
4a〜34cとを備えている。絶縁分離弁機構30は、
色替弁機構22に非印加側の供給路28aを介して接続
される可動ブロック36を備え、図2に示すように、こ
の可動ブロック36は、駆動手段であるエアシリンダ3
8から延在するロッド40に連結され、レール42の案
内作用下に矢印A方向に進退自在である。
【0011】レール42は、図3に示すように、静電塗
装装置20を構成するケーシング44内に固定されてお
り、断面略アーチ形状を有し、そのケーシング44内に
延びる両脚部下端に外方に突出する突起部46a、46
bが形成される。可動ブロック36には、突起部46
a、46bに係合してこの可動ブロック36を前記突起
部46a、46bに支持させるための係止部材48a、
48bが固定される。可動ブロック36は、係止部材4
8a、48bを介して突起部46a、46bの水平面お
よび垂直面で支持されており、この可動ブロック36の
上端面36aとレール42の下端面42aとの間には、
間隙Hが形成されている。
【0012】図4に示すように、可動ブロック36に
は、供給路28aに連通する第1通孔50が形成された
第1弁体部52が設けられるとともに、この第1通孔5
0と前記供給路28aとが第1開閉弁54を介して開閉
される。第1開閉弁54は、ばね56の弾発力と空気ポ
ート58に導入、導出されるエアを介して進退自在な弁
体60と、この弁体60が着座可能な弁座62とを備え
る。
【0013】可動ブロック36には、第1弁体部52に
近接して供給路28aから分岐された第1および第2ダ
ンプ経路64、66が設けられる。この第1および第2
ダンプ経路64、66の途上には、第1開閉弁54に可
及的に近接して該第1および第2ダンプ経路64、66
を開閉する第1および第2ダンプ弁68、70が配設さ
れる。第1および第2ダンプ弁68、70は、ばね7
2、74の弾発力と空気ポート76、78に導入、導出
されるエアを介して進退自在な弁体80、82と、この
弁体80、82が着座自在な弁座84、86とを備え
る。
【0014】第1弁体部52の第1通孔50には、第2
ダンプ経路66を介して第1洗浄経路(他の洗浄液経
路)88が連通しており、可動ブロック36には、この
第1洗浄経路88から前記第1通孔50に向かう洗浄液
の流れのみを許容する第1チェック弁90が装着され
る。第1洗浄経路88は、図1に示すように、第1切換
弁92を介して第2洗浄弁94に連通する。
【0015】図2に示すように、ケーシング44内に
は、第1弁体部52に対向するように固定型の第2弁体
部96が配置される。この第2弁体部96には、第2通
孔98が形成されており、この第2通孔98が第2開閉
弁100を介して印加側の供給路28bに連通自在であ
る。図5に示すように、第2弁体部96および第2開閉
弁100は、固定ブロック102内に設けられており、
この第2弁体部96は、雄形連結部である第1弁体部5
2を嵌合する雌形連結部を構成する。
【0016】絶縁分離弁機構30内には、第1および第
2弁体部52、96が接合された際に連通孔104が形
成され、第1開閉弁54が閉塞された状態で、この連通
孔104から第2ダンプ経路66が分岐されている(図
4参照)。図5に示すように、第2弁体部96の近傍に
は、第2チェック弁106を介して第2洗浄経路(洗浄
液供給経路)108が連通し、この第2洗浄経路108
が第2切換弁110を介して第2洗浄弁94に連通する
(図1参照)。
【0017】図2に示すように、中間貯留槽26は、シ
リンダ112を備え、このシリンダ112が4本の樹脂
チューブからなる絶縁柱114a〜114dを介してケ
ーシング44内で保持されるとともに、一の絶縁柱11
4aは、塗装ガン24側まで延在するように長尺に構成
されている。シリンダ112内には、ピストン116が
往復摺動自在に配置され、このシリンダ112の内壁部
と前記ピストン116の先端部によって塗料充填用シリ
ンダ室118が形成される。
【0018】ピストン116の先端面120は、シリン
ダ112のシリンダ器壁122側に向かって突出する凸
状テーパ面で構成される。シリンダ器壁122には、そ
の内周端縁部に位置して供給路28bに連通する注入孔
部124が形成される一方、その中央部に位置して塗装
ガン24に連通する排出孔部126が設けられる。ピス
トン116にプランジャ128が連結され、このプラン
ジャ128内に設けられたナット部材130は、サーボ
モータ132の回転軸134に連結されたボールねじ1
36が螺合する。
【0019】塗装ガン24は、低電圧ケーブル138に
接続された高電圧印加手段140を備えており、この低
電圧ケーブル138が絶縁柱114a内を通って図示し
ない電源に接続されている。塗装ガン24の先端側に
は、第3洗浄経路142を介して第3洗浄弁144が連
通している(図1参照)。このように構成される静電塗
装装置20の動作について、以下に説明する。
【0020】先ず、静電塗装に際して、絶縁分離弁機構
30を構成するエアシリンダ38の作用下に、可動ブロ
ック36がレール42に案内されて矢印A1方向に移動
する(図2中、二点鎖線参照)。これにより、第1弁体
部52が第2弁体部96に接合され、第1および第2通
孔50、98が互いに連通して連通孔104が形成され
る。
【0021】そこで、色替弁機構22の塗料弁34aか
ら所定の色の塗料が圧送されると、この塗料は、第1お
よび第2開閉弁54、100の開放作用下に、供給路2
8aから連通孔104を通って供給路28bに供給され
る。このため、塗料は、注入孔部124からシリンダ室
118に充填され、さらに排出孔部126を通って塗装
ガン24まで充填される。
【0022】次に、第1および第2開閉弁54、100
が閉じられた状態で、第1および第2弁体部52、96
の間に形成されている連通孔104の洗浄作業が行われ
る。すなわち、図1に示すように、第2切換弁110が
開放され、第2洗浄弁94から第2洗浄経路108を介
して第2弁体部96に水およびエアが順次供給される。
第2弁体部96に導入された水やエアは、第2弁体部9
6の第2通孔98側から連通孔104に残留する塗料を
洗浄した後、第2ダンプ弁70の開放作用下に第2ダン
プ経路66に排出される(図1中、矢印X参照)。
【0023】このように、本実施形態では、第2洗浄弁
94を介して連通孔104の洗浄作業が行われ、この洗
浄に使用された洗浄液が、非印加側の第2ダンプ弁70
から第2ダンプ経路66に排出されている。これによ
り、第2ダンプ経路66から高圧リークが生ずることが
なく、印加側の第2弁体部96側にダンプ経路を設ける
ものに比べて、連通孔104の洗浄作業が短時間かつ少
量の洗浄液で容易に遂行されるという効果が得られる。
【0024】つまり、第2ダンプ経路66が印加側にあ
る場合、この第2ダンプ経路66の内面に付着した塗料
による高圧リークを防止するため、極めて高いレベルの
ダンプ経路洗浄作業が必要になるのに対し、本実施形態
では、非印加側に前記第2ダンプ経路66が設けられる
ため、該第2ダンプ経路66の内面に塗料が残った状態
となっていても、全く問題がない。従って、実際上、ダ
ンプ経路洗浄作業が不要になる。
【0025】なお、上記連通孔104の洗浄作業が行わ
れている間、塗装ガン24の先端側は、第3洗浄弁14
4の作用下に第3洗浄経路142を通って供給される水
およびエアにより洗浄される。上記連通孔104の洗浄
作業終了後、エアシリンダ38が駆動されて第1弁体部
52が第2弁体部96から絶縁距離を有して分離される
(図2中、実線および図6参照)。そして、色替洗浄作
業を行うべく、第1洗浄弁32を介して供給路28aか
ら第1開閉弁54に至るまでの間が洗浄され、この洗浄
に用いられた洗浄液が第1ダンプ弁68の開放作用下に
第1ダンプ経路64に排出される(図6中、矢印Y参
照)。これにより、色替弁機構22は、異なる色の塗料
を供給することが可能な状態になり、この色替弁機構2
2は、例えば、塗料弁34bから供給路28aに新たな
塗料を供給して待機する。
【0026】一方、中間貯留槽26では、サーボモータ
132の作用下に回転軸134と一体的にボールねじ1
36が回転される。このため、ボールねじ136に螺合
するナット部材130を介して、プランジャ128がピ
ストン116と一体的に、図2中、矢印A1方向に移動
するとともに、高電圧印加手段140が駆動される。こ
れにより、高電圧が印加された塗料が、塗装ガン24か
ら図示しないワークに向かって塗布される。
【0027】中間貯留槽26のシリンダ室118に充填
されていた塗料による塗装が完了し、この塗料とは異な
る色の塗料が使用される場合には、先ず、前記塗料への
高電圧の印加が解除された後、エアシリンダ38の作用
下に第1弁体部52が第2弁体部96に接合される。次
いで、第2洗浄弁94を介して中間貯留槽26側(高圧
印加側)の洗浄作業が行われる。すなわち、サーボモー
タ132の作用下にピストン116が所定の位置に配置
された後、第2開閉弁100が開放された状態で、第1
切換弁92を介して第2洗浄弁94から水およびエアが
順次第1洗浄経路88を通って供給路28bに導入され
る。この水やエアは、注入孔部124からシリンダ室1
18内に導入され、このシリンダ室118内を洗浄した
後に排出孔部126から塗装ガン24に導入されて外部
に排出される(図1中、破線Z参照)。
【0028】このように、本実施形態では、連通孔10
4を印加側から非印加側に向かって洗浄した後、この連
通孔104に非印加側から印加側に向かって洗浄液が供
給される。これにより、極めて簡単な構成で、絶縁分離
弁機構30内に塗料が残留することを阻止でき、この残
留塗料が乾燥固化して高圧リークや塗料の混色が生じる
という不具合を確実に回避することが可能となる。
【0029】また、静電塗装装置20内における色替洗
浄を行う際、高電圧印加手段140を介して塗装ガン2
4に高電圧が印加されて静電塗装が行われている間、供
給路28aから第1開閉弁54までの洗浄および乾燥処
理が施され、新たな塗料がこの供給路28aに充填され
ている。従って、静電塗装が終了した後、第2洗浄弁9
4を介して高圧印加側である供給路28b以降の経路の
洗浄および乾燥作業を行うだけでよく、色替洗浄作業全
体が極めて迅速かつ効率的に遂行されるという効果が得
られる。
【0030】さらに、本実施形態では、可動ブロック3
6がレール42に対して係止部材48a、48bを介し
て支持されており、この可動ブロック36の上端面36
aとこのレール42の下端面42aとの間に間隙Hが形
成されている。このため、可動ブロック36が矢印A方
向に進退変位する際、下端面42aと上端面36aとが
摺動して削粉が生ずることがなく、例えば、第2弁体部
96から供給路28bに前記削粉が入り込むという不具
合を回避することができる。
【0031】さらにまた、本実施形態では、図2に示す
ように、低電圧ケーブル138が塗装ガン24まで延び
る長尺な絶縁柱114a内に配設されている。これによ
り、高電圧印加手段140により塗装ガン24に高電圧
が印加される際、低電圧ケーブル138がアース体とな
ることを防止することが可能となる。なお、図4に示す
ように、第1および第2ダンプ経路64、66は、第1
開閉弁54の弁座62に近接して供給路28aから分岐
するとともに、第1および第2ダンプ弁68、70がこ
の第1開閉弁54に可及的に近接して設けられている。
従って、塗料の洗浄残りを有効に削減することができ、
しかも無駄な塗料を大幅に低減し得るという利点があ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る静電塗装装
置では、非印加側の第1弁体部の近傍にダンプ経路が設
けられ、印加側の第2弁体部に設けられた洗浄液供給経
路から連通孔に供給された洗浄液がこのダンプ経路に排
出される。このため、ダンプ経路から高圧リークが生じ
ることがなく、連通路の洗浄作業が短時間かつ少量の洗
浄液で効率的に遂行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電塗装装置の概略構成説明図で
ある。
【図2】前記静電塗装装置の要部縦断面説明図である。
【図3】図2中、III−III線断面図である。
【図4】前記静電塗装装置を構成する可動ブロックの断
面説明図である。
【図5】前記静電塗装装置を構成する固定ブロックの断
面説明図である。
【図6】前記静電塗装装置を構成する第1および第2弁
体部が分離された状態の説明図である。
【図7】従来技術に係る静電塗装装置の概略構成説明図
である。
【符号の説明】
20…静電塗装装置 22…色替弁
機構 24…塗装ガン 26…中間貯
留槽 28a、28b…供給路 30…絶縁分
離弁機構 32、94…洗浄弁 34a〜34
c…塗料弁 36…可動ブロック 38…エアシ
リンダ 42…レール 52、96…
弁体部 54、100…開閉弁 64、66…
ダンプ経路 68、70…ダンプ弁 88、108
…洗浄経路 90、106…チェック弁 92、110
…切換弁 102…固定ブロック 104…連通
孔 112…シリンダ 118…シリ
ンダ室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高電圧が印加される塗装ガンに塗料供給路
    を介して導電性塗料を供給して静電塗装を行う静電塗装
    装置であって、 前記塗料供給路を前記高電圧が印加される印加側供給路
    とそれ以外の非印加側供給路とに電気的に絶縁して分離
    可能な絶縁分離弁機構を備え、 前記絶縁分離弁機構は、前記非印加側供給路に第1開閉
    弁を介して連通自在な第1弁体部と、 前記印加側供給路に第2開閉弁を介して連通自在な第2
    弁体部と、 前記第1弁体部と前記第2弁体部とを互いに接合および
    分離自在な駆動手段と、 を有し、 前記第1弁体部の近傍には、前記第1および第2弁体部
    が接合された際に形成される連通孔から分岐されたダン
    プ経路が設けられるとともに、前記ダンプ経路の途上に
    該ダンプ経路を開閉するダンプ弁が配設されており、 前記第2弁体部の近傍には、弁を介して前記連通路を洗
    浄するための洗浄液供給経路が設けられることを特徴と
    する静電塗装装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の静電塗装装置において、前
    記ダンプ経路には、前記ダンプ弁に近接して他の洗浄液
    供給経路が設けられ、弁を介して前記他の洗浄液供給経
    路から前記連通路に洗浄液を供給することにより、前記
    印加側供給路を洗浄することを特徴とする静電塗装装
    置。
JP7301687A 1995-11-20 1995-11-20 静電塗装装置 Expired - Fee Related JP3069279B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7301687A JP3069279B2 (ja) 1995-11-20 1995-11-20 静電塗装装置
GB9619620A GB2307195B (en) 1995-11-20 1996-09-19 Method and apparatus for cleaning electrostatic coating apparatus
GB9724603A GB2319737B (en) 1995-11-20 1996-09-19 Electrostatic coating apparatus
CA002185940A CA2185940C (en) 1995-11-20 1996-09-19 Electrostatic coating method and apparatus
FR9611757A FR2741284B1 (fr) 1995-11-20 1996-09-26 Procede et appareil de revetement electrostatique de pieces
DE19640015A DE19640015C2 (de) 1995-11-20 1996-09-27 Vorrichtung zum elektrostatischen Sprühbeschichten eines Werkstücks
US08/721,961 US5851292A (en) 1995-11-20 1996-09-27 Electrostatic coating method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7301687A JP3069279B2 (ja) 1995-11-20 1995-11-20 静電塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09141141A true JPH09141141A (ja) 1997-06-03
JP3069279B2 JP3069279B2 (ja) 2000-07-24

Family

ID=17899940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7301687A Expired - Fee Related JP3069279B2 (ja) 1995-11-20 1995-11-20 静電塗装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3069279B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263548A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Taikisha Ltd 塗装装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101926611B1 (ko) * 2017-09-29 2018-12-07 안준희 창틀에 설치되는 커텐봉 브라켓
KR102519870B1 (ko) * 2020-05-13 2023-04-14 (주) 삼성텍 클램프형 창틀선반

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263548A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Taikisha Ltd 塗装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3069279B2 (ja) 2000-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101021894B1 (ko) 에어 무화형 도장 장치
KR0124188B1 (ko) 전도성 도료의 정전 도장장치
KR101258552B1 (ko) 분사 코팅제 도포구 시스템
US5288029A (en) Apparatus for electrostatically spray-coating workpiece with paint
JPH02293064A (ja) 導電性液状剤をスプレーするための静電スプレー装置及び導電性液状剤の循環路のための絶縁装置
JPH08215613A (ja) 導電性のコーティング材料を供給する装置
US8007872B2 (en) Electrostatic coating method and apparatus for the same
US5208078A (en) Method of paint application by electrostatic spraying
US5851292A (en) Electrostatic coating method and apparatus
JPH09141141A (ja) 静電塗装装置
KR20110104005A (ko) 이동 분사기에 코팅 물질을 다시 로딩하기 위한 스테이션 및 방법
JP3069278B2 (ja) 静電塗装装置
JP2000233142A (ja) 導電性塗料の多色静電塗装色替え装置
GB2319737A (en) Electrostatic coating method
JPH08257443A (ja) 導電性塗料の静電塗装装置
JP3658086B2 (ja) 静電塗装方法および装置
JP4736064B2 (ja) 流路切替え装置
JP3658085B2 (ja) 静電塗装装置
JP4736063B2 (ja) 流路切替え装置
JP2526393Y2 (ja) 静電塗装装置
JP3554090B2 (ja) 導電性塗料の供給装置
JP2509538Y2 (ja) 静電塗装装置の絶縁機構
JPH09141139A (ja) 静電塗装装置の色替洗浄方法
JPH09313991A (ja) 塗装ガン
JP4713909B2 (ja) 塗装装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080519

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090519

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090519

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140519

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees