JPH09141034A - 除塵装置及びその運転方法 - Google Patents

除塵装置及びその運転方法

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JPH09141034A
JPH09141034A JP32953795A JP32953795A JPH09141034A JP H09141034 A JPH09141034 A JP H09141034A JP 32953795 A JP32953795 A JP 32953795A JP 32953795 A JP32953795 A JP 32953795A JP H09141034 A JPH09141034 A JP H09141034A
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JP
Japan
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filter
dust
dust collector
air
shaped filter
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Application number
JP32953795A
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English (en)
Inventor
Mikihiko Ono
幹彦 大野
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】換気ファンが消費する電気エネルギーを節約で
きる除塵装置及びその運転方法を提供する。 【解決手段】含塵空気の流路を遮るように電気集塵機を
配置し、該電気集塵機の上流側にのみダンパ列を配置し
て、該電気集塵機の下流側にフィルタ部材の存在しない
窓部を有する正逆巻取式の帯状フィルタを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は除塵装置及びその運
転方法に関する。例えば自動車用トンネルには、トンネ
ル内の含塵空気を除塵用の流路に導き、該流路において
該含塵空気から塵埃を除去する除塵装置が使用されてい
る。本発明はかかる除塵装置及びその運転方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような除塵装置として、含
塵空気の流路を遮るように電気集塵機が配置されてお
り、該電気集塵機の上流側及び下流側にダンパが配置さ
れて成るものが提案されている(特公昭57−1686
4)。また別の除塵装置として、含塵空気の流路を遮る
ように電気集塵機が配置されており、該電気集塵機の下
流側に複数のプレート状フィルタが配置されていて、該
電気集塵機の上流側及び該プレート状フィルタの下流側
にダンパ列が配置されて成るものも提案されている(特
開平5−31316)。これらの従来装置は、電気集塵
機或はまたプレート状フィルタの再生時に、上流側及び
下流側のダンパ又はダンパ列を閉じ、電気集塵機或はま
たプレート状フィルタにこれらの下流側から空気を噴射
し、これらに捕捉されている塵埃を吹き落として排出す
るようになっている。ところが、これらの従来装置に
は、上流側及び下流側に開閉機構を備えるダンパ又はダ
ンパ列が配置されているため、これらに起因する圧損が
大きく、したがって含塵空気を除塵用の流路に導くため
の換気ファンが相当に大きな電気エネルギーを消費する
という欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来装置では、換気ファンが大きな電気エ
ネルギーを消費する点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、含塵
空気の流路を遮るように電気集塵機が配置されており、
該電気集塵機の上流側にのみダンパ列が配置されてい
て、該電気集塵機の下流側にフィルタ部材の存在しない
窓部を有する正逆巻取式の帯状フィルタが配置されて成
ることを特徴とする除塵装置に係る。また本発明は上記
除塵装置の運転方法であって、電気集塵機の作動時には
ダンパ列を開き、流路に帯状フィルタの窓部を出現させ
ておき、該電気集塵機の再生時には該ダンパ列を閉じ、
流路に該帯状フィルタのフィルタ部材を出現させておく
ことを特徴とする除塵装置の運転方法に係る。
【0005】本発明では、含塵空気の流路を遮るように
電気集塵機が配置されており、該電気集塵機の上流側に
のみダンパ列が配置されている。電気集塵機の下流側に
はダンパ列は配置されていない。電気集塵機の下流側に
はフィルタ部材の存在しない窓部を有する正逆巻取式の
帯状フィルタが配置されている。正逆巻取式の帯状フィ
ルタは、複数の回転ロールへ蛇行状に巻掛けた帯状フィ
ルタを上下の駆動ドラムで正逆方向へ巻取るようになっ
ており、該帯状フィルタの蛇行部分に出現させたフィル
タ部材で含塵空気を濾過し、また上下の駆動ドラム近傍
に設けたノズルから空気を噴射して該帯状フィルタを再
生するようになっていて、それ自体としては公知である
(特開平1−224026)。またかかる正逆巻取式の
帯状フィルタであって、フィルタ部材の存在しない窓部
を有するものも、それ自体としては公知である。(特開
平7−80229)。本発明では、フィルタ部材の存在
しない窓部を有する正逆巻取式の帯状フィルタそれ自体
としては上記のような公知のものを使用できる。
【0006】本発明でも、電気集塵機の下流側に、より
具体的には電気集塵機と正逆巻取式の帯状フィルタとの
間に、電気集塵機を臨んでノズルが配置されており、電
気集塵機の下部には貯留室が形成されている。ノズルか
ら空気を噴射して電気集塵機に捕捉されている塵埃を吹
き落とすことにより該電気集塵機を再生し、吹き落とし
た塵埃を貯留室に集めて排出するようになっているので
ある。
【0007】本発明では、電気集塵機の作動時には上流
側のダンパ列を開き、下流側の流路に帯状フィルタの窓
部を出現させておいて、含塵空気を該電気集塵機で除塵
する。一定時間、かかる除塵を行なった後、電気集塵機
の再生時には、上流側のダンパ列を閉じ、下流側の流路
に帯状フィルタのフィルタ部材を出現させておいて、前
述したようにノズルから空気を噴射する。帯状フィルタ
の駆動はこれを巻取る上下の駆動ドラムの回転によって
なされるので、含塵空気の流路に帯状フィルタの窓部を
出現させたり或はフィルタ部材を出現させる手段として
は、例えば電気集塵機の作動開始からの時間経過を指標
として駆動ドラムの回転を制御する方法が採用でき、或
はまた電気集塵機の近くにおける上流側と下流側との間
の圧損を指標として駆動ドラムの回転を制御する方法が
採用できる。
【0008】電気集塵機の作動時には下流側の流路に帯
状フィルタの窓部が出現しており、これによる圧損は殆
ど無いので、下流側にダンパ又はダンパ列を配置した従
来装置に比べ、換気ファンが消費する電気エネルギーを
節約できる。電気集塵機の再生時には上流側のダンパ列
は閉じており、下流側の流路に帯状フィルタのフィルタ
部材が出現しているので、ノズルから空気を噴射して電
気集塵機から吹き落とされた塵埃が上流側或は下流側へ
と漏出することはない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る除塵装置を例
示する縦断面図、図2は図1の帯状フィルタを示す部分
平面図である。含塵空気の流路11を遮るように電気集
塵機21が配置されており、電気集塵機21を臨む流路
11の下部に貯留室22が形成されていて、貯留室22
は図示しないバグフィルタへと接続されている。
【0010】また流路11を遮るように電気集塵機21
の下流側に正逆巻取式の帯状フィルタ31が配置されて
おり、帯状フィルタ31は複数のガイドロール41へ蛇
行状に巻掛けられている。蛇行状に巻掛けられた帯状フ
ィルタ31を臨む流路11の上下部には再生室42a,
42bが形成されており、再生室42a,42bには駆
動ドラム43a,43bが装備されていて、帯状フィル
タ31は上下の駆動ドラム43a,43bで正逆方向へ
巻取られるようになっている。再生室42a,42bに
は駆動ドラム43a,43bへ巻取られる前の帯状フィ
ルタ31を臨んで空気噴射ノズル44a,44bが取付
けられており、再生室42a,42bは図示しないバグ
フィルタへと接続されている。
【0011】帯状フィルタ31は、幅方向両端部のベル
ト32a,32bと、ベルト32aとベルト32bとの
間に張設されたフィルタ部材33と、ベルト32aとベ
ルト32bとの間において長さ方向両端部に形成された
窓部34a,34b(但し、窓部34bは図示しない、
以下同じ)とを備えている。窓部34a,34bにはフ
ィルタ部材33は存在せず、したがって窓部34a,3
4bは空間となっていて、ベルト32a,32bを複数
のガイドロール41へ巻掛けた状態で流路11の上下方
向全体に出現できる長さを有している。
【0012】流路11には、電気集塵機21の上流側に
ダンパ列51が配置されており、また電気集塵機21と
帯状フィルタ31との間に電気集塵機21を臨んで空気
噴射ノズル53が配置されている。
【0013】電気集塵機21及び駆動ドラム43a,4
3bは制御装置61に接続されており、これらの作動は
制御装置61から発せられる信号により制御されてい
て、更に図示を省略するが、通常は空気噴射ノズル44
a,44b、ダンパ列51及び空気噴射ノズル53の作
動も制御装置61から発せられる信号により制御されて
いる。
【0014】ダンパ列51を開き、流路11に帯状フィ
ルタ31の窓部34aを出現させた状態で電気集塵機2
1を作動させ、図示しない換気ファンにより含塵空気を
流路11へ導入し、含塵空気を電気集塵機21で除塵す
る。一定時間、かかる除塵を行なった後、流路11へ含
塵空気を導入するのを中止し、また電気集塵機21の作
動も中止して、ダンパ列51を閉じ、流路11に帯状フ
ィルタ31のフィルタ部材33を出現させた状態で、空
気噴射ノズル53から電気集塵機21へ空気を噴射し
て、電気集塵機21を再生する。再生によって電気集塵
機21から吹き落とされた塵埃は貯留室22から図示し
ないバグフィルタへと吸引される。電気集塵機21を再
生した後、駆動ドラム43a又は駆動ドラム43bを回
転させて、流路11に帯状フィルタ31の窓部34a又
は窓部34bを出現させておく。帯状フィルタ31を駆
動ドラム43a又は駆動ドラム43bへ巻取る際に、空
気噴射ノズル44a,44bからフィルタ部材33へ空
気を噴射して、フィルタ部材33を再生する。再生によ
ってフィルタ部材33から吹き落とされた塵埃は再生室
42a,42bから図示しないバグフィルタへと吸引さ
れる。以下は、以上説明した操作の繰り返しである。
【0015】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、換気ファンが消費する電気エネルギーを節約で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除塵装置を例示する縦断面図。
【図2】図1の帯状フィルタを示す部分平面図。
【符号の説明】
11・・・流路、21・・・電気集塵機、31・・・帯
状フィルタ、33・・・フィルタ部材、34a・・・窓
部、43a,43b・・・駆動ドラム、51・・・ダン
パ列、61・・・制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含塵空気の流路を遮るように電気集塵機
    が配置されており、該電気集塵機の上流側にのみダンパ
    列が配置されていて、該電気集塵機の下流側にフィルタ
    部材の存在しない窓部を有する正逆巻取式の帯状フィル
    タが配置されて成ることを特徴とする除塵装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の除塵装置の運転方法であ
    って、電気集塵機の作動時にはダンパ列を開き、流路に
    帯状フィルタの窓部を出現させておき、該電気集塵機の
    再生時には該ダンパ列を閉じ、流路に該帯状フィルタの
    フィルタ部材を出現させておくことを特徴とする除塵装
    置の運転方法。
JP32953795A 1995-11-25 1995-11-25 除塵装置及びその運転方法 Pending JPH09141034A (ja)

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