JPH09140823A - 噴出流防止手段及び消火栓 - Google Patents

噴出流防止手段及び消火栓

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JPH09140823A
JPH09140823A JP30268695A JP30268695A JPH09140823A JP H09140823 A JPH09140823 A JP H09140823A JP 30268695 A JP30268695 A JP 30268695A JP 30268695 A JP30268695 A JP 30268695A JP H09140823 A JPH09140823 A JP H09140823A
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冨士夫 長尾
Kenji Kobayashi
健二 小林
Hisayoshi Sudo
久良 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消火栓などの点検作業において、水が噴出し
て作業者の顔面などに直撃するのを防止するとともに、
緊急時に消火栓を全開して使用するときには、従来通
り、何らの流体抵抗の増加もなく、水圧の高い放水が得
られること図ることにある。 【解決手段】 球体12に貫通孔14が形成された弁体
16と、該弁体16を回転可能に収納するとともに、消
火用水道管18に接続されて水を導く導水通路20と、
前記弁体16を介して導水通路20から導かれた水を放
出する放水通路22を備えた弁箱24と、該弁箱24の
放水通路22側に放水ホースを接続するための口金フラ
ンジ28と、前記貫通孔14の向きを任意の方向に変え
るために前記弁体16を回転させる作動手段(30)を
備えて構成された消火栓10において、前記弁箱16の
放水通路22側に噴出流50を遮って噴出方向を変える
リング状などの遮蔽板44,46から成る噴出流防止装
置32を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は噴出流防止手段及び
噴出流防止手段を備えた消火栓に関する。
【0002】
【従来の技術】消火栓は消火用水道管の側壁に多数取り
付けられていて、その一部は流速・流量計測器及び管内
診断器具を装着したり、あるいは高さの低い消火栓が必
要になった場合などには、図9に示すように、操作性・
信頼性が高いボール弁型のものが用いられることがあ
る。このボール弁型の消火栓1は球体に貫通孔2が形成
された弁体3と、この弁体3を回転可能に収納するとと
もに、消火用水道管に接続されて水を導く導水通路4と
弁体3を介して導水通路4から導かれた水を放出する放
水通路5とを備えた弁箱6と、弁箱6の放水通路5側に
放水ホースを接続するための口金7と、貫通孔2の向き
を任意の方向に変えるために弁体3を回転させる図示し
ない作動手段を備えて構成されている。そして、作動手
段を作動させて弁体3を回転させることにより、その貫
通孔2を導水通路4と放水通路5に一致させて水を通過
させたり、あるいは貫通孔2の向きを導水通路4及び放
水通路5の向きと交叉させて水の通過を遮断するように
構成されている。
【0003】この消火栓1は通常、地下に埋設されたマ
ンホール内に設けられていて、常時は全閉状態にされ、
緊急時などにのみ全開させられて使用される。このた
め、緊急時に備えて、1〜2ヶ月に1回程度の頻度で、
消火栓1が作動するか否か、消火栓1の放水通路5から
水が出るか否かなどの点検が行われている。この点検作
業は全ての消火栓1について一つ一つ行われるため、作
業効率の観点などから、消火ホースを口金7に接続しな
いで、消火栓1を少しだけ開けて水を出し、作動手段や
弁体3の作動状況や放水が可能か否かを確認していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この点検作
業において、消火栓1の弁体3を徐々に回転させていく
と、弁体3と弁座8との間に貫通孔2による隙間が形成
され、水道管内の圧力水が図中の仮想線に示すように一
気に流れて、噴出する。この噴出流9は斜め上方に噴水
のように流れ出るため、水が流れ出るのを確認するため
にマンホールなどの上から覗き込んでいた作業者の顔面
などをこの噴出流9が直撃することがあった。
【0005】そこで、本発明者らは消火栓の点検作業に
おいて、水が噴出流となって出るのを防止するととも
に、緊急時に消火栓を全開して使用するときには、従来
通り、何らの流体抵抗の増加もなく、水圧の高い放水が
得られることを目的に鋭意研究を重ねた結果、本発明に
至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る噴出流防止
手段の要旨とするところは、圧力流体の放出部であっ
て、弁体の開放に伴い該圧力流体が噴出流となって噴出
する箇所に、該噴出流の噴出方向を変える遮蔽体が1又
は複数設けられ、且つ該遮蔽体は該弁体の開放時に放出
される圧力流体に流体抵抗を与えない大きさとされてい
ることにある。
【0007】また、かかる噴出流防止手段において、前
記遮蔽体は圧力流体の放出通路の内壁に沿ってリング状
に配設されるリング状部材であることにある。
【0008】次に、本発明に係る消火栓の要旨とすると
ころは、球体に貫通孔が形成された弁体と、該弁体を回
転可能に収納するとともに、消火用水道管に接続されて
水を導く導水通路と、前記弁体を介して導水通路から導
かれた水を放出する放水通路を備えた弁箱と、該弁箱の
放水通路側に放水ホースを接続するための口金と、前記
貫通孔の向きを任意の方向に変えるために前記弁体を回
転させる作動手段を備えて構成された消火栓において、
前記弁箱の放水通路側に前記噴出流防止手段が配設され
ていることにある。
【0009】また、かかる消火栓において、前記噴出流
防止手段が前記弁箱又は口金と一体に又は別体に構成さ
れていることにある。
【0010】更に、本発明に係る消火栓の他の要旨とす
るところは、球体に貫通孔が形成された弁体と、該弁体
を回転可能に収納する弁体収納部と消火用水道管に接続
されて水を導く導水通路と前記弁体を介して導水通路か
ら導かれた水を放出する放水通路を備えた弁箱と、該弁
箱の放水通路側に放水ホースを接続するための口金と、
前記貫通孔の向きを任意の方向に変えるために前記弁体
を回転させる作動手段を備えて構成された消火栓におい
て、前記弁箱における弁体収納部の軸心と放水通路の軸
心とを偏芯させて該放水通路の端部に不連続端面を形成
し、前記弁体の回転に伴い該球体と前記弁体収納部との
間に形成された隙間から噴出させられる噴出流が該不連
続端面に衝突し得るようにしたことにある。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る噴出流防止手
段及びその装置を備えた消火栓の実施の形態を図面に基
づいて詳しく説明する。
【0012】図1及び図2に示すように、本実施例に係
るボール弁型の消火栓10は従来のボール弁型の消火栓
と同様に、球体12に貫通孔14が形成された弁体16
と、この弁体16を回転可能に収納する弁体収納部17
と消火用水道管18に接続されて水を導く導水通路20
と弁体16を介して導水通路20から導かれた水を放出
する放水通路22を備えた弁箱24と、弁箱24の放水
通路22側に放水ホースを接続するための差し金具26
を備えた口金フランジ28と、貫通孔14の向きを任意
の方向に変えるために弁体16を回転させる作動手段3
0を備えて構成されていて、更に、弁箱24の放水通路
22側に噴出流防止手段32が配設されている。
【0013】ここで、弁体16は弁箱24内に配設され
た1対のリング状の弁座34に内接させられ、回転可能
に支持されている。この弁体16は作動手段30によっ
て回転させられ、この作動手段30は弁体16に連結さ
れる弁棒36と、弁棒36を回転させて動力を伝達する
ウォームギヤなどから構成されるギヤ機構38と、ギヤ
機構38を回転駆動させる入力棹40などから構成され
ている。したがって、作動手段30の入力棹40に専用
の工具を取り付けて、入力棹40を回転させることによ
り、ギヤ機構38及び弁棒36を介して弁体16を回転
させることができる。このようにして、作動手段30を
作動させて弁体16を回転させることにより、その貫通
孔14を導水通路20と放水通路22に一致させて水を
通過させたり、あるいは貫通孔14の向きを導水通路2
0及び放水通路22の向きと交叉させて水の通過を遮断
するようにされている。
【0014】また、弁体16を収納する弁体収納部17
を備える弁箱24は分割して形成されていて、弁座34
及び弁体16を配設した後、複数のボルト42にて液密
に固定されている。更に、弁箱24の放水通路22側に
は口金フランジ28が複数のボルト42にて液密に固定
されていて、また、口金フランジ28の開口部には放水
ホースを接続するための差し金具26が螺着あるいは圧
着などにより固定されている。
【0015】この弁箱24と口金フランジ28との接続
部の内部には噴出流防止手段32が設けられている。噴
出流防止手段32は弁箱24の放水通路22に内設され
ていて、半径方向内側に突出した第1及び第2のリング
状部材44,46を備えて構成されている。このうち、
第1のリング状部材44は放水通路22側の弁座34の
近傍部に配設されていて、弁体16を徐々に回転させて
いったとき、弁座34と弁体16の球体12との間に生
じた隙間48から噴出する噴出流50を遮って方向を変
えるように配設されている。そして、第2のリング状部
材46は第1のリング状部材44によって方向の変えら
れた噴出流50を遮って、差し金具26の開口部から噴
出流50が直接噴出し得ない方向に変えることができる
位置に形成されている。一方、これら第1及び第2のリ
ング状部材44,46の半径方向内側に突出する幅は、
隙間48から噴出する噴出流50を遮ることができる最
小限の幅に設定されていて、たとえば火災などの緊急時
に消火栓10を全開して圧力水を流すとき、リング状部
材44,46が水の流れの抵抗とならないように設定さ
れる。
【0016】以上の構成に係る消火栓10は通常地下に
埋設されたマンホール内などに配設されていて、常時は
弁体16が閉止された状態で、図2に示すように、蓋5
2が差し金具26の開口部に被せられ、異物が中に入ら
ないようにされている。消火栓10は、緊急時に正常に
作動するか否かの点検が定期的にあるいは不定期的に行
われていて、その際、蓋52を外した後、専用工具を作
動手段30の入力棹40に取り付けて、徐々に回転させ
ることにより、弁体16が回転させられる。そして、弁
体16の球体12と弁座34との間に隙間48が生ずる
ことにより、消火用水道管18内の圧力水が導水通路2
0側の隙間48を通って、弁箱24及び弁体16の貫通
孔14内に流入し、その後、隙間48から噴出流50と
なって放水通路22内に噴出させられる。
【0017】放水通路22内に噴出させられた噴出流5
0は噴出流防止手段32の第1のリング状部材44に衝
突して噴出方向が変えられ、第2のリング状部材46の
下面に衝突するように噴出させられる。その結果、噴出
流50は第2のリング状部材46に遮られて、噴出速度
が遅くなり、放水通路22の中に蓄積し、差し金具26
の開口部から水が溢れ出るようになる。水が差し金具2
6から溢れ出ることにより、消火栓10が正常に作動す
ることが確認できることになる。
【0018】なお、弁体16の回転角度が小さく隙間4
8が小さいときには、放水通路22における噴出流50
の噴出方向は、放水通路22を横切る方向となる。更
に、弁体16が回転させられるのに伴って、噴出流50
の噴出方向は放水通路22の軸方向に変化することにな
るが、噴出流50は第1のリング部状材44に遮られ
て、その噴出方向が第2のリング状部材46の方向に変
えられることになる。一方、弁体16を回転させるのに
伴って、噴出させられる水量が増加し、差し金具26か
ら水が勢い良く溢れ出ることになるため、その時点で、
弁体16の回転が止められ、次いで、操作棹40が逆回
転させられて、水の噴出が止められることになる。
【0019】また、緊急時などにおいて、差し金具26
に放水ホースを取り付けて、消火栓10を全開させて放
水するとき、噴出流防止手段32のリング状部材44,
46は圧力水の流れを阻害したり、抵抗が大きく作用し
たりすることはほとんどないため、従来の消火栓と同様
に放水することができる。
【0020】以上、本発明に係る噴出流防止手段及びそ
の装置が組み込まれた消火栓の実施の形態を説明した
が、本発明はかかる例示に限定されるものではない。
【0021】たとえば上述の例示では噴出流防止手段は
弁箱あるいは口金フランジと別体として構成していた
が、図3に示すように噴出流防止手段54を口金フラン
ジ56と一体的に形成することも可能である。すなわ
ち、第1のリング状部材44と第2のリング状部材46
から成る噴出流防止手段54を口金フランジ56と一体
的に形成するのである。また、同様に図4に示すよう
に、噴出流防止手段54を弁箱58と一体的に形成する
ことも可能である。すなわち、第1のリング状部材44
と第2のリング状部材46から成る噴出流防止手段54
を弁箱58と一体的に形成するのである。いずれの構成
の噴出流防止手段54を備えた消火栓60であっても、
前述と同様の効果が得られるだけでなく、製造及び組み
立てが容易となる。
【0022】また、図5に示すように、噴出流防止手段
62を構成する第1のリング状部材64と第2のリング
状部材66をそれぞれ分割して、第1のリング状部材6
4を弁箱68と、第2のリング状部材66を口金フラン
ジ70と、それぞれ一体的に形成することも可能であ
る。
【0023】次に、噴出流防止手段のみを図示して示す
が、たとえば図6に示すように、噴出流防止手段72は
3つのリング状部材74を有するものであっても良く、
更に4以上であっても良く、特に限定されない。リング
状部材74の個数を多く設ける場合は、リング状部材7
4の間隔を狭くしたりして、噴出流を遮り、あるいはそ
の勢いを吸収するように構成するのが好ましい。
【0024】また、図7に示すように、噴出流防止手段
76における遮蔽体78はリング状に限らず、半径方向
内側に突出する部材であっても良い。すなわち、弁座3
4と弁体16の球体12との間に形成される隙間48か
ら噴出させられる噴出流50は線状(棒状)であるた
め、その噴出流50のみを遮ることができれば足り、遮
蔽体78を全周に設ける必要がないからである。本例に
よれば、弁を全開にして圧力水を流す場合においても、
流体抵抗を最小限にすることができる。なお、噴出流防
止手段76における遮蔽体78を含む通路の形状を楕円
形に形成することも可能である。本例においても、前記
実施例と同様に、噴出流防止手段76を弁箱と一体的に
形成し、弁箱の放水通路の入口形状を楕円形状に形成す
ることも可能である。
【0025】次に、図8に示すように、本実施例に係る
ボール弁型の消火栓80は前述の消火栓と同様に、球体
12に貫通孔14が形成された弁体16と、この弁体1
6を回転可能に収納する弁体収納部81と、消火用水道
管に接続されて水を導く導水通路20と、弁体16を介
して導水通路20から導かれた水を放出する放水通路8
2を備えた弁箱84と、弁箱84の放水通路82側に放
水ホースを接続するための差し金具86を備えた口金8
8と、貫通孔14の向きを任意の方向に変えるために弁
体16を回転させる図示しない作動手段を備えて構成さ
れている。そして更に、この消火栓80は弁箱84にお
ける弁体収納部81の軸心Xと放水通路82の軸心Yと
を偏芯させて放水通路82の端部に不連続端面90を形
成し、弁体16の回転に伴い球体12と弁体収納部81
に配設された弁座34との間に形成された隙間92から
噴出させられる噴出流94が不連続端面90に衝突し得
るように構成されている。
【0026】したがって、本実施例に係る消火栓80に
おいては、弁体16の球体12と弁体収納部81に配設
された弁座34との間に形成された隙間92から噴出さ
せられる噴出流94は不連続端面90に衝突して噴出方
向を放水通路82の側面側に変え、噴出流94の噴出力
が弱められる。更に、放水通路82の側面に周方向の溝
96あるいは突条98を設けておくことにより、噴出流
94は溝96又は突条98によって更に噴出力が弱めら
れ、あるいは噴出方向が出口とは反対方向に向けられる
ことになる。その結果、噴出流94が作業者を直撃する
ような事態は防止される。
【0027】以上、本発明に係る噴出流防止手段及びそ
の噴出流防止手段が配設され、あるいは組み込まれた消
火栓について、図示して説明したが、本発明は図示した
例示に限定されないのは言うまでもない。特に、消火栓
の形状、構造は単なる例示であって、種々の形態の消火
栓についても適用し得るのは勿論である。また、ボール
弁式の消火栓が好適であるが、その他の形式の消火栓で
あっても、弁体をわずかに開放したときに、噴出流が開
口部から噴出することがある消火栓については本発明の
噴出流防止手段を適用することが可能である。
【0028】更に、本発明に係る噴出流防止手段は消火
栓以外のバルブについても適用し得るものである。ま
た、噴出流防止手段の材質は耐久性、耐腐食性、強度に
優れるものであれば、特に限定されない。その他、本発
明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基
づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施し得
るものである。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る噴出流防止手段は弁体をわ
ずかに開放させたときに噴出流が噴出する箇所に遮蔽体
が取り付けられ、その噴出流を遮り、その噴出方向を変
更させることにより、噴出流が勢い良く開口部から噴出
しないようにしているため、構成が簡単で、安価に提供
することができる。また、噴出流防止手段の遮蔽体とし
てリング状部材などによって構成することにより、製造
が容易で、しかも、バルブを全開させて圧力流体を流す
場合においても、ほとんど流体抵抗を増加させることは
ない。
【0030】次に、本発明に係る噴出流防止手段が取り
付けられたバルブ、特に消火栓においては、点検作業時
に、作業者が噴出流を顔面などに受けることがなくな
り、安全且つ安心して点検作業を行うことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る噴出流防止手段が配設された消火
栓の実施例を示す側面任意断面図である。
【図2】図1に示す消火栓の正面任意断面図である。
【図3】本発明に係る噴出流防止手段が組み込まれた消
火栓の他の実施例を示す側面任意断面図である。
【図4】本発明に係る噴出流防止手段が組み込まれた消
火栓の更に他の実施例を示す側面任意断面図である。
【図5】本発明に係る噴出流防止手段が組み込まれた消
火栓の更に他の実施例を示す側面任意断面図である。
【図6】本発明に係る噴出流防止手段の他の実施例を示
す正面断面説明図である。
【図7】本発明に係る噴出流防止手段の更に他の実施例
を示す説明図であり、同図(a)は平面図、同図(b) は正
面断面図である。
【図8】本発明に係る噴出流の防止が図られた消火栓を
示す側面任意断面図である。
【図9】従来の消火栓を示す側面任意断面図である。
【符号の説明】
10,60,80:消火栓 12:球体 14:貫通孔 16:弁体 17,81:弁体収納部 18:消火用水道管 20:導水通路 22,82:放水通路 24,58,68,84:弁箱 28,56,70:口金フランジ(口金) 30:作動手段 32,54,62,72,76:噴出流防止手段 34:弁座 36:弁棒 44,46,64,66,74:リング状部材(遮蔽
体) 48,92:隙間 50,94:噴出流 78:遮蔽体 88:口金 90:不連続端面 96:溝 98:突条

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力流体の放出部であって、弁体の開放
    に伴い該圧力流体が噴出流となって噴出する箇所に、該
    噴出流の噴出方向を変える遮蔽体が1又は複数設けら
    れ、且つ該遮蔽体は該弁体の開放時に放出される圧力流
    体に流体抵抗を与えない大きさとされていることを特徴
    とする噴出流防止手段。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽体は圧力流体の放出通路の内壁
    に沿ってリング状に配設されるリング状部材であること
    を特徴とする請求項1に記載する噴出流防止手段。
  3. 【請求項3】 球体に貫通孔が形成された弁体と、該弁
    体を回転可能に収納する弁体収納部と消火用水道管に接
    続されて水を導く導水通路と前記弁体を介して導水通路
    から導かれた水を放出する放水通路を備えた弁箱と、該
    弁箱の放水通路側に放水ホースを接続するための口金
    と、前記貫通孔の向きを任意の方向に変えるために前記
    弁体を回転させる作動手段を備えて構成された消火栓に
    おいて、前記弁箱の放水通路側に前記請求項1又は2に
    記載する噴出流防止手段が配設されていることを特徴と
    する消火栓。
  4. 【請求項4】 前記噴出流防止手段が前記弁箱又は口金
    と一体に又は別体に構成されていることを特徴とする請
    求項3に記載する消火栓。
  5. 【請求項5】 球体に貫通孔が形成された弁体と、該弁
    体を回転可能に収納する弁体収納部と消火用水道管に接
    続されて水を導く導水通路と前記弁体を介して導水通路
    から導かれた水を放出する放水通路を備えた弁箱と、該
    弁箱の放水通路側に放水ホースを接続するための口金
    と、前記貫通孔の向きを任意の方向に変えるために前記
    弁体を回転させる作動手段を備えて構成された消火栓に
    おいて、前記弁箱における弁体収納部の軸心と放水通路
    の軸心とを偏芯させて該放水通路の端部に不連続端面を
    形成し、前記弁体の回転に伴い該球体と前記弁体収納部
    との間に形成された隙間から噴出させられる噴出流が該
    不連続端面に衝突し得るようにしたことを特徴とする消
    火栓。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001324033A (ja) * 2000-03-06 2001-11-22 Maezawa Ind Inc ボールバルブ

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