JPH09140774A - 医療液体用容器 - Google Patents
医療液体用容器Info
- Publication number
- JPH09140774A JPH09140774A JP8258524A JP25852496A JPH09140774A JP H09140774 A JPH09140774 A JP H09140774A JP 8258524 A JP8258524 A JP 8258524A JP 25852496 A JP25852496 A JP 25852496A JP H09140774 A JPH09140774 A JP H09140774A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- medical liquid
- sealing member
- protective cap
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61J—CONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
- A61J1/00—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
- A61J1/05—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes for collecting, storing or administering blood, plasma or medical fluids ; Infusion or perfusion containers
- A61J1/10—Bag-type containers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、薬品等の医療液体を入れるブロー・
フィル・シール容器を汚染に対する安全性に関して改善
するとともに、定められた外部装置との連結を容易にす
ることが可能な医療液体用容器を提供する。 【解決手段】本発明の医療液体用容器は、容器頚部(11)
上に載置され細菌の侵入を防止する方法で溶着される保
護キャップ(12)を具備する医療液体用容器であって、前
記保護キャップは排出口(16)と注入口(17)とを具備し、
前記排出口と前記注入口とはそれぞれ、破断線(19,24)
に沿って保護キャップ(12)に一体成形され、裂断し除去
可能な密閉部材(18,25)で閉鎖された接合部(14,15)から
構成される。
フィル・シール容器を汚染に対する安全性に関して改善
するとともに、定められた外部装置との連結を容易にす
ることが可能な医療液体用容器を提供する。 【解決手段】本発明の医療液体用容器は、容器頚部(11)
上に載置され細菌の侵入を防止する方法で溶着される保
護キャップ(12)を具備する医療液体用容器であって、前
記保護キャップは排出口(16)と注入口(17)とを具備し、
前記排出口と前記注入口とはそれぞれ、破断線(19,24)
に沿って保護キャップ(12)に一体成形され、裂断し除去
可能な密閉部材(18,25)で閉鎖された接合部(14,15)から
構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細菌の侵入を防止
する方法を用いて液体を封入し、伝達装置によって取出
し可能であるとともに、容器の内容物に薬品を追加可能
な医療液体用容器に関するものである。
する方法を用いて液体を封入し、伝達装置によって取出
し可能であるとともに、容器の内容物に薬品を追加可能
な医療液体用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】医療技術の分野においては、いわゆるブ
ロー・フィル・シール(blow-fill-seal)容器というもの
が知られている。この容器は、吹込成形処理によって製
造されたプラスティック製のビン状の容器で、製造直後
に液体を充填した後、細菌等の侵入を防止する方法を用
いて密閉される。
ロー・フィル・シール(blow-fill-seal)容器というもの
が知られている。この容器は、吹込成形処理によって製
造されたプラスティック製のビン状の容器で、製造直後
に液体を充填した後、細菌等の侵入を防止する方法を用
いて密閉される。
【0003】このような容器を密閉するためには、蓋を
接合部分に載せ、射出成形又は熱ジグ溶接により、環状
カラーに沿って容器本体にしっかりと耐久的に結合され
る。密閉キャップには、裂断し除去可能な端面の壁の一
区域の下に配置された、突き刺し可能なゴム製ダイヤフ
ラムが含まれている。
接合部分に載せ、射出成形又は熱ジグ溶接により、環状
カラーに沿って容器本体にしっかりと耐久的に結合され
る。密閉キャップには、裂断し除去可能な端面の壁の一
区域の下に配置された、突き刺し可能なゴム製ダイヤフ
ラムが含まれている。
【0004】その端面の壁を裂断し除去した後、伝達装
置の穴開けマンドレルでそのダイヤフラムを突き通す
と、内容物が流れ出るようにできる。ダイヤフラムに注
射針を刺し込み、次に注射針を通して薬品を容器内に注
入することで、薬品を内容物に加えることも可能であ
る。このような容器は、「エコフラック」という商標で
販売されている。
置の穴開けマンドレルでそのダイヤフラムを突き通す
と、内容物が流れ出るようにできる。ダイヤフラムに注
射針を刺し込み、次に注射針を通して薬品を容器内に注
入することで、薬品を内容物に加えることも可能であ
る。このような容器は、「エコフラック」という商標で
販売されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、汚染に対す
る安全性に関して上記種類の容器を改善し、定められた
外部装置との連結を容易にすることを目的とする。
る安全性に関して上記種類の容器を改善し、定められた
外部装置との連結を容易にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、容器を
封印し密閉する保護キャップには、少なくとも2つの
口、すなわち排出口と注入口が提供される。容器に液体
を注入したり容器から液体を取り出したりするために、
保護キャップの比較的大きな表面を裂断して除去し、そ
の下に位置するダイヤフラムの一部を広く露出させる必
要はない。使用する口から密閉部材だけを取り除くこと
でほとんど十分である。
封印し密閉する保護キャップには、少なくとも2つの
口、すなわち排出口と注入口が提供される。容器に液体
を注入したり容器から液体を取り出したりするために、
保護キャップの比較的大きな表面を裂断して除去し、そ
の下に位置するダイヤフラムの一部を広く露出させる必
要はない。使用する口から密閉部材だけを取り除くこと
でほとんど十分である。
【0007】関連する伝達装置はそれぞれの口に導か
れ、排出口は現在一般に使用される全出力伝達装置に対
応するように適切に成形されている。これは、排出口や
注入口の通水管の断面が、出力伝達装置の共通の穴開け
マンドレルの断面より実質的に広くならないように設け
てあることを意味する。これによって、突き通し可能な
ダイアフラムである封印部材の一部を広く露出させるこ
と、または機構的にあけることが可能なバルブの使用が
回避される。
れ、排出口は現在一般に使用される全出力伝達装置に対
応するように適切に成形されている。これは、排出口や
注入口の通水管の断面が、出力伝達装置の共通の穴開け
マンドレルの断面より実質的に広くならないように設け
てあることを意味する。これによって、突き通し可能な
ダイアフラムである封印部材の一部を広く露出させるこ
と、または機構的にあけることが可能なバルブの使用が
回避される。
【0008】その口の下側または内側に配置される封印
部材の一部をそれぞれの口の開封時に広く露出させない
ので、封印部材の汚染の危険性は削減される。例えば、
封印部材に指が届かないといったことである。一方、そ
の口は、上下逆さまに口に装着可能であり密閉部材を抱
持する必要のない各伝達装置を連結可能にする。
部材の一部をそれぞれの口の開封時に広く露出させない
ので、封印部材の汚染の危険性は削減される。例えば、
封印部材に指が届かないといったことである。一方、そ
の口は、上下逆さまに口に装着可能であり密閉部材を抱
持する必要のない各伝達装置を連結可能にする。
【0009】2つの口を使用することのもう一つの利点
は、伝達装置を指向性を持たせて装着可能なことであ
る。各伝達装置は各口の接合部によって一列に整列し、
その結果、各伝達装置が、保護キャップに対して互いに
斜めに垂れ下がることはなく、でたらめで無秩序に見え
ることがない。
は、伝達装置を指向性を持たせて装着可能なことであ
る。各伝達装置は各口の接合部によって一列に整列し、
その結果、各伝達装置が、保護キャップに対して互いに
斜めに垂れ下がることはなく、でたらめで無秩序に見え
ることがない。
【0010】好ましくは、密閉部材の少なくとも1つ
が、把手部と、把手部・破断線間に位置した保護プレー
トとを有する切断トグルであることである。保護プレー
トは、保護キャップの側の密閉部材の破断線の所で、把
手部を掴む手による接触汚染から切断面を保護し、切断
トグルを捩じ取る時に、手が破断線に近づくことを防ぐ
保護シールドを形成する。適切に、注入口には保護カバ
ーを保持しておくための縁状留め具が設けられている。
この保護カバーにより、薬品を容器内に加えた後再び注
入口を閉鎖することが可能となる。
が、把手部と、把手部・破断線間に位置した保護プレー
トとを有する切断トグルであることである。保護プレー
トは、保護キャップの側の密閉部材の破断線の所で、把
手部を掴む手による接触汚染から切断面を保護し、切断
トグルを捩じ取る時に、手が破断線に近づくことを防ぐ
保護シールドを形成する。適切に、注入口には保護カバ
ーを保持しておくための縁状留め具が設けられている。
この保護カバーにより、薬品を容器内に加えた後再び注
入口を閉鎖することが可能となる。
【0011】保護カバーは、回復不可能なように縁状留
め具に装着してもよい。これは、一旦保護カバーを縁状
留め具上に取り付けると、壊す以外には取り外せないと
いうことを意味する。このように、内容物に後から物質
を追加することを防止すること、または少なくともそう
いうことがあった場合にすぐ分かることで、安全性を保
証するための保護が達成される。
め具に装着してもよい。これは、一旦保護カバーを縁状
留め具上に取り付けると、壊す以外には取り外せないと
いうことを意味する。このように、内容物に後から物質
を追加することを防止すること、または少なくともそう
いうことがあった場合にすぐ分かることで、安全性を保
証するための保護が達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、保護キャップ12をブ
ロー・フィル・シール容器10の容器頚部11上に取り
付けた状態が示される。容器頚部11と保護キャップ1
2とには、互いに覆い被さり合った周フランジが設けら
れ、それらは、射出成形又は熱ジグ溶接により、一体化
され環状カラー13を形成する。
ロー・フィル・シール容器10の容器頚部11上に取り
付けた状態が示される。容器頚部11と保護キャップ1
2とには、互いに覆い被さり合った周フランジが設けら
れ、それらは、射出成形又は熱ジグ溶接により、一体化
され環状カラー13を形成する。
【0013】保護キャップ12はひっくり返した丸いキ
ャップの形を有する。保護キャップ12の端面の壁から
は、2つの接合部14、15は垂直方向に突出する。接
合部14は排出口16の一部を、接合部15は注入口1
7の一部を形成する。接合部14は、密閉部材18によ
って閉鎖されるが、その密閉部材18は、接合部14と
一体成形され、厚みが他より薄い一本の筋である破断線
19に沿って、封印するように接合部の端と繋がってい
る。
ャップの形を有する。保護キャップ12の端面の壁から
は、2つの接合部14、15は垂直方向に突出する。接
合部14は排出口16の一部を、接合部15は注入口1
7の一部を形成する。接合部14は、密閉部材18によ
って閉鎖されるが、その密閉部材18は、接合部14と
一体成形され、厚みが他より薄い一本の筋である破断線
19に沿って、封印するように接合部の端と繋がってい
る。
【0014】密閉部材18は、切断トグルとして形作ら
れる。すなわち、密閉部材18は、親指と人差し指で掴
むことができる羽状の形をした把手部20を有し、密閉
部材18を捻り、破断線19に沿って接合部14から分
離させることができる。把手部20と破断線19との間
において、保護プレート21は、密閉部材18と一体成
形されるが、その保護プレートの直径は、破断線19の
直径より大きい。保護プレート21は破断線19を覆
い、破断線19に手が触れることを防ぐ保護シールドを
形成している。
れる。すなわち、密閉部材18は、親指と人差し指で掴
むことができる羽状の形をした把手部20を有し、密閉
部材18を捻り、破断線19に沿って接合部14から分
離させることができる。把手部20と破断線19との間
において、保護プレート21は、密閉部材18と一体成
形されるが、その保護プレートの直径は、破断線19の
直径より大きい。保護プレート21は破断線19を覆
い、破断線19に手が触れることを防ぐ保護シールドを
形成している。
【0015】接合部14には、破断線19に隣接し接合
部を越えて横にはみ出した環状の縁状留め具22が設け
られている。破断線19は、横にはみ出した縁状留め具
22と保護プレート21との間という限られた場所に位
置し、手が触れることがない。周囲を取り巻き横にはみ
出した縁状留め具23も同様にして、注入口17の接合
部15に設けられる。密閉部材25と接合部15の端面
の壁と結合している破断線24は、その上に位置してい
る。
部を越えて横にはみ出した環状の縁状留め具22が設け
られている。破断線19は、横にはみ出した縁状留め具
22と保護プレート21との間という限られた場所に位
置し、手が触れることがない。周囲を取り巻き横にはみ
出した縁状留め具23も同様にして、注入口17の接合
部15に設けられる。密閉部材25と接合部15の端面
の壁と結合している破断線24は、その上に位置してい
る。
【0016】保護カバー26は密閉部材25と一体成形
されているが、密閉部材が切り取られると、その密閉部
材は、その時には開放状態となった接合部15上に取り
付けられ、縁状留め具23と係合してその場所に留ま
る。好ましくは、この係合によって逆方向には動かず、
その結果、保護カバー26は一旦接合部15上に取り付
けられると分離することが不可能となることである。
されているが、密閉部材が切り取られると、その密閉部
材は、その時には開放状態となった接合部15上に取り
付けられ、縁状留め具23と係合してその場所に留ま
る。好ましくは、この係合によって逆方向には動かず、
その結果、保護カバー26は一旦接合部15上に取り付
けられると分離することが不可能となることである。
【0017】密閉部材25の端面の壁と破断線24とは
離され、保護カバー26は密閉部材25の端面の壁に接
するような位置となる。保護カバーから法線方向に突き
出した把手翼27によって、接合部15から密閉部材2
5を捩じ切ることが容易になる。
離され、保護カバー26は密閉部材25の端面の壁に接
するような位置となる。保護カバーから法線方向に突き
出した把手翼27によって、接合部15から密閉部材2
5を捩じ切ることが容易になる。
【0018】保護キャップ12の内部には、保護キャッ
プ12の端面の壁に支えられ、接合部14、15内を通
っている通水管31、32を覆うダイヤフラム30が配
置されている。ダイヤフラム30には、接合部15の通
水管32内に突出した延長部33が設けられている。注
入口17を使用する時、密閉部材25を破断線24に沿
って接合部15から捩り取り、それからダイヤフラム3
0を、というよりむしろ延長部33を点滴装置の針で突
き刺す。その時、点滴装置は縁状留め具23の所で可逆
的に固定でき、点滴装置によって薬品は針を通して容器
内に注入される。その後、点滴装置は再び取り外され、
注入口17は保護カバー26により閉鎖される。
プ12の端面の壁に支えられ、接合部14、15内を通
っている通水管31、32を覆うダイヤフラム30が配
置されている。ダイヤフラム30には、接合部15の通
水管32内に突出した延長部33が設けられている。注
入口17を使用する時、密閉部材25を破断線24に沿
って接合部15から捩り取り、それからダイヤフラム3
0を、というよりむしろ延長部33を点滴装置の針で突
き刺す。その時、点滴装置は縁状留め具23の所で可逆
的に固定でき、点滴装置によって薬品は針を通して容器
内に注入される。その後、点滴装置は再び取り外され、
注入口17は保護カバー26により閉鎖される。
【0019】容器10に入っている液体を取り出すため
には、注出口16の密閉部材18を接合部14から捩り
取る。次に、伝達装置の穴開けマンドレルを通水管31
に差し込み、穴開けマンドレルの先端をダイヤフラム3
0に突き刺す。穴開けマンドレルは、通水管31にしっ
かりと導かれる。その上、通水管31には、穴開けマン
ドレルより下に、例えば差し込み留め具を用いるような
方法で、互いに係合し、穴開けマンドレルが軸方向に引
き抜かれることを防止する共同固定部材を設けてもよ
い。
には、注出口16の密閉部材18を接合部14から捩り
取る。次に、伝達装置の穴開けマンドレルを通水管31
に差し込み、穴開けマンドレルの先端をダイヤフラム3
0に突き刺す。穴開けマンドレルは、通水管31にしっ
かりと導かれる。その上、通水管31には、穴開けマン
ドレルより下に、例えば差し込み留め具を用いるような
方法で、互いに係合し、穴開けマンドレルが軸方向に引
き抜かれることを防止する共同固定部材を設けてもよ
い。
【0020】最後に、縁状留め具22は、接合部14で
伝達装置を固定することにも役立つ。伝達装置が排出口
16に結合された後、容器10は頭を下にして吊るさ
れ、その結果、伝達装置を通して内容物が流れ出すこと
ができる。
伝達装置を固定することにも役立つ。伝達装置が排出口
16に結合された後、容器10は頭を下にして吊るさ
れ、その結果、伝達装置を通して内容物が流れ出すこと
ができる。
【0021】図4の第2の実施の形態は、大半の部分に
おいて第1の実施の形態と類似しているので、それらの
相違点に限り次に記述する。図4において、あいている
注入口17を閉鎖するための保護カバー26は、保護キ
ャップ12に一体成形される。そのために、保護キャッ
プのどの部分にでも繋がる、柔軟な連結部材35が設け
られる。連結部材35は密閉部材25を捩り取ることを
妨げず、また、この密閉部材を必要なだけ回転させ、保
護カバー26を接合部15上に取り付け可能としてい
る。
おいて第1の実施の形態と類似しているので、それらの
相違点に限り次に記述する。図4において、あいている
注入口17を閉鎖するための保護カバー26は、保護キ
ャップ12に一体成形される。そのために、保護キャッ
プのどの部分にでも繋がる、柔軟な連結部材35が設け
られる。連結部材35は密閉部材25を捩り取ることを
妨げず、また、この密閉部材を必要なだけ回転させ、保
護カバー26を接合部15上に取り付け可能としてい
る。
【0022】さらに、図4に示されるように、接合部1
5の通水管32にのみ突き通し可能なダイヤフラム36
が設けられている。接合部14の通水管31は、伝達装
置の穴開けマンドレルで満たして封印するような形にす
ることができる。あるいは、伝達装置を差し込む時に開
くバルブを設け、縁状留め具22の外側で接合部14を
封印することも可能である。
5の通水管32にのみ突き通し可能なダイヤフラム36
が設けられている。接合部14の通水管31は、伝達装
置の穴開けマンドレルで満たして封印するような形にす
ることができる。あるいは、伝達装置を差し込む時に開
くバルブを設け、縁状留め具22の外側で接合部14を
封印することも可能である。
【0023】図5の第3の実施の形態において、排出口
16は、先の実施の形態における方法と同様の方法で形
成される。注入口17は密閉部材25で閉鎖されるが、
その密閉部材は、保護キャップのない形をしており、こ
こでは、図1の保護プレート21と類似した保護プレー
ト37が設けられた、単純な把手部から構成される。密
閉部材18において、把手部には、点滴(Infusion)時に
用いる排出口を示す“I”を、密閉部材25において
は、把手部に、容器に液体を加える(Adding)ための注入
口であることを示す“A”を設ける。
16は、先の実施の形態における方法と同様の方法で形
成される。注入口17は密閉部材25で閉鎖されるが、
その密閉部材は、保護キャップのない形をしており、こ
こでは、図1の保護プレート21と類似した保護プレー
ト37が設けられた、単純な把手部から構成される。密
閉部材18において、把手部には、点滴(Infusion)時に
用いる排出口を示す“I”を、密閉部材25において
は、把手部に、容器に液体を加える(Adding)ための注入
口であることを示す“A”を設ける。
【0024】図6の第4の実施の形態は、図5の第3の
実施の形態とほぼ同じものであるが、ただ注入口17の
デザインのみが変更され、把手翼27が全体として、容
器に液体を加える(Adding)注入口として文字“A”の形
となっている。
実施の形態とほぼ同じものであるが、ただ注入口17の
デザインのみが変更され、把手翼27が全体として、容
器に液体を加える(Adding)注入口として文字“A”の形
となっている。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、汚染に対する安全性に
関してブロー・フィル・シール容器を改善し、定められ
た外部装置との連結を容易にすることが可能となる。
関してブロー・フィル・シール容器を改善し、定められ
た外部装置との連結を容易にすることが可能となる。
【図1】 第1の実施の形態における保護キャップを装
着した容器上部の前面図(一部断面図を含む)
着した容器上部の前面図(一部断面図を含む)
【図2】 第1の実施の形態における保護キャップの側
面図
面図
【図3】 第1の実施の形態における保護キャップの上
面図
面図
【図4】 第2の実施の形態における保護キャップの前
面図
面図
【図5】 第3の実施の形態における保護キャップを装
着した容器上部の前面図(一部断面図を含む)
着した容器上部の前面図(一部断面図を含む)
【図6】 第4の実施の形態における保護キャップの前
面図
面図
10…容器、 11…容器頚部、 12…保護キャッ
プ、 13…環状カラー、 14…接合部、 15…接
合部、 16…排出口、 17…注入口、 18…密閉
部材、 19…破断線、 20…把手部、 21…保護
プレート、 22…縁状留め具、 23…縁状留め具、
24…破断線、 25…密閉部材、 26…保護カバ
ー、 27…把手翼、 30…ダイヤフラム、 31…
通水管、32…通水管、 33…延長部、 35…連結
部材、 36…ダイヤフラム、37…保護プレート
プ、 13…環状カラー、 14…接合部、 15…接
合部、 16…排出口、 17…注入口、 18…密閉
部材、 19…破断線、 20…把手部、 21…保護
プレート、 22…縁状留め具、 23…縁状留め具、
24…破断線、 25…密閉部材、 26…保護カバ
ー、 27…把手翼、 30…ダイヤフラム、 31…
通水管、32…通水管、 33…延長部、 35…連結
部材、 36…ダイヤフラム、37…保護プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61J 1/00 335B (72)発明者 ユルゲン・フックス ドイツ連邦共和国34308バート・エムスタ ル、ヴォルフハーガー・シュトラーセ45番 (72)発明者 フランツ・フィッシャー ドイツ連邦共和国34281グーデンスベルク、 ツム・ロッテルベルク16番 (72)発明者 アンドレアス・ラオ ドイツ連邦共和国34119カッセル、ヘルク レスシュトラーセ5番 (72)発明者 ヴォルフガング・シュランメル ドイツ連邦共和国34212メルズンゲン、シ ュロットベーク13番
Claims (7)
- 【請求項1】 容器頚部(11)上に載置され細菌の侵入を
防止する方法で溶着される保護キャップ(12)を具備する
医療液体用容器であって、 前記保護キャップは排出口(16)と注入口(17)とを具備
し、前記排出口と前記注入口とはそれぞれ、破断線(19,
24)に沿って保護キャップ(12)に一体成形され、裂断し
除去可能な密閉部材(18,25)で閉鎖された接合部(14,15)
から構成されることを特徴とする医療液体用容器。 - 【請求項2】 密閉部材(18,25)の少なくとも1つは、
把手部(20)と把手部(20)・破断線(19)間に位置する保護
プレート(21)とを具備する切断トグルであり、前記保護
プレートは、破断線(19)において把手部(20)への接触に
よる汚染から前記密閉部材の切断面を保護することを特
徴とする請求項1記載の医療液体用容器。 - 【請求項3】 注入口(17)は、保護カバー(26)を保持す
るための縁状留め具(23)を具備することを特徴とする請
求項1または2記載の医療液体用容器。 - 【請求項4】 保護カバー(26)は、密閉部材(25)の一部
を形成することを特徴とする請求項3記載の医療液体用
容器。 - 【請求項5】 保護カバー(26)は、保護キャップ(12)の
キャップ本体の一部を形成し、前記キャップ本体は前記
容器頚部上に留まることを特徴とする請求項3記載の医
療液体用容器。 - 【請求項6】 保護カバー(26)と縁状留め具(23)とは、
互いに噛合し、その結果破損させる以外に分離不可能で
あることを特徴とする請求項3、4または5記載の医療
液体用容器。 - 【請求項7】 排出口(16)と注入口(17)との両方または
一方は、伝達装置に上下逆さまに装着するための連結手
段である縁状留め具(22,23)を具備することを特徴とす
る請求項1から6のいずれか記載の医療液体用容器。
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