JPH09139826A - カラーファクシミリ装置 - Google Patents

カラーファクシミリ装置

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JPH09139826A
JPH09139826A JP7294362A JP29436295A JPH09139826A JP H09139826 A JPH09139826 A JP H09139826A JP 7294362 A JP7294362 A JP 7294362A JP 29436295 A JP29436295 A JP 29436295A JP H09139826 A JPH09139826 A JP H09139826A
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Wataru Tomita
渡 富田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カラー画像データを受信することに原因して、
たとえばメモリ容量不足に原因する通信エラーや受信し
た画像データの印字出力が困難になるといった不具合が
生じないようにすることができるカラーファクシミリ装
置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ通信によって受信したカラー
画像データを所定の記録用紙にカラー記録可能なカラー
ファクシミリ装置であって、予め設定された所定の条件
下でファクシミリ受信が実行されるときに(S3:YE
S,S4:YES,S5:YES)、このカラーファク
シミリ装置の受信機能が白黒画像データの受信機能であ
る旨のプロトコル信号を送信側の他のファクシミリ装置
へ送信する(S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ通信
によって受信したカラー画像データを所定の記録用紙に
カラー印字可能なカラーファクシミリ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、ファクシミリ通信によって
画像データの通信が実行される場合には、それに先立っ
て実行されるプロトコル信号の相互伝送時において送信
側ファクシミリ装置の送信機能と受信側ファクシミリ装
置の受信機能とのデータが互いに伝送されるようになっ
ている。そして、送信側と受信側との両者間で一致した
通信機能の内容に沿うかたちで画像データの送受信がそ
の後実行されるようになっている。
【0003】このため、従来のカラーファクシミリ装置
は、このカラーファクシミリ装置が受信側となった場合
には、送信側の他のファクシミリ装置に対して、常に、
この受信側となるカラーファクシミリ装置がカラー受信
機能を有している旨のプロトコル信号を送信するように
構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラーファクシミリ装置では、受信側になった場合には
常に自己のファクシミリ装置がカラー受信機能を有して
いる旨のデータを相手方ファクシミリ装置に対して送信
するように構成されているために、送信側となる相手方
のファクシミリ装置がカラーファクシミリ装置であっ
て、その送信対象となる画像データがカラー画像データ
である場合には、常にこのカラー画像データを受信する
こととなる。このため、従来では、次のような難点を生
じる場合があった。
【0005】すなわち、カラー画像データは、赤、緑、
青(R,G,B)の各色の階調を表す少なくとも三種類
のデータによって構成されているのが通例であり、
「0」または「1」のデジタル信号に2値化されている
白黒画像データと比較すると、同一原稿の画像であって
も、そのデータ量は格段に多くなるのが実情である。従
って、たとえばファクシミリ受信した画像データを順次
メモリに蓄積してゆくいわゆる代行受信(メモリ受信)
を実行する場合において、白黒画像データの受信ではそ
のメモリ残量に余裕がある場合であっても、データ量の
多いカラー画像データを受信した場合には、そのメモリ
残量が不足し、通信エラーを生じる場合があった。
【0006】また、カラーファクシミリ装置には、受信
したカラー画像データをカラーインクを用いて記録用紙
に印字出力するタイプのカラープリンタが組み込まれて
いる場合があるが、このようなカラーファクシミリ装置
では、カラーインクのインク切れ時には当然ながらカラ
ー印字を行うことができない。ところが、従来のカラー
ファクシミリ装置では、このようにカラー印字が困難な
状況下であっても、これとは関係なくカラー画像データ
を受信してしまう。従って、従来では、受信したカラー
画像データを記録用紙へ適切に印字出力できず、受信し
た画像データの内容を確認できなくなる場合もあった。
【0007】その他、この種のカラーファクシミリ装置
では、カラー印字が適切に行える場合、あるいは画像デ
ータを蓄積するためのメモリ残量に充分な余裕がある場
合などであっても、カラーインクの節約や、メモリ容量
の確保、あるいは通信時間の短縮などの種々の観点か
ら、ユーザーが、カラー画像データに代えて白黒画像デ
ータの受信を望む場合がある。ところが、従来では、既
述した通り、送信側のファクシミリ装置がカラー画像デ
ータを送信するカラーファクシミリ装置である場合に
は、常に、カラー画像データを受信してしまい、上記の
ようなユーザーの要望には応えることはできなかった。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、カラー画像データを受信することに原因し
て、たとえばメモリ容量不足に原因する通信エラーや、
受信した画像データの印字出力が困難になるといった不
具合を生じないようにすることができ、またユーザーの
要望にできる限り沿ったかたちのファクシミリ受信を行
うことが可能なカラーファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明のカラーファクシミリ装置
は、ファクシミリ通信によって受信したカラー画像デー
タを所定の記録用紙にカラー印字可能なカラーファクシ
ミリ装置であって、予め設定された所定の条件下でファ
クシミリ受信が実行されるときに、このカラーファクシ
ミリ装置の受信機能が白黒画像データの受信機能である
旨のプロトコル信号を送信側の他のファクシミリ装置へ
送信するように制御する制御手段を備えている。
【0010】また、請求項2に記載した発明のカラーフ
ァクシミリ装置は、請求項1記載のカラーファクシミリ
装置であって、前記制御手段は、ファクシミリ受信した
画像データを蓄積するためのメモリの残量が予め定めら
れた所定の残量以下であるときには、前記白黒画像デー
タの受信機能である旨のプロトコル信号を送信側の他の
ファクシミリ装置へ送信するように制御すべく構成され
ている。
【0011】更に、請求項3に記載した発明のカラーフ
ァクシミリ装置は、請求項1記載のカラーファクシミリ
装置であって、前記制御手段は、記録用紙へのカラー印
字を行うための記録部がカラー印字不能な状態のときに
は、前記白黒画像データの受信機能である旨のプロトコ
ル信号を送信側の他のファクシミリ装置へ送信するよう
に制御すべく構成されている。
【0012】また、請求項4に記載した発明のカラーフ
ァクシミリ装置は、請求項1に記載のカラーファクシミ
リ装置であって、記録用紙へのカラー印字をカラーイン
クを用いて行う記録部を有しており、かつ前記制御手段
は、前記記録部のカラーインクの残量が予め定められた
残量以下であるときには、前記白黒画像データの受信機
能である旨のプロトコル信号を送信側の他のファクシミ
リ装置へ送信するように制御すべく構成されている。
【0013】更に、請求項5に記載した発明のカラーフ
ァクシミリ装置は、請求項1に記載のカラーファクシミ
リ装置であって、前記制御手段は、所定の操作スイッチ
の操作によって白黒画像データの受信モードが選択され
ているときには、前記白黒画像データの受信機能である
旨のプロトコル信号を送信側の他のファクシミリ装置へ
送信するように制御すべく構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0015】図1は、本発明に係るカラーファクシミリ
装置Fの一例を示す回路ブロック図である。このカラー
ファクシミリ装置Fは、CPU1、NCU2、RAM
3、モデム4、ROM5、ゲートアレイ6、読取部7、
表示部8、記録部9、および操作部10などを備えてい
る。CPU1、NCU2、RAM3、モデム4、ROM
5、およびゲートアレイ6は、バス線により相互に接続
されており、ゲートアレイ6には、読取部7、表示部
8、記録部9、および操作部10が接続されている。
【0016】CPU1は、カラーファクシミリ装置Fの
全体を制御するものである。このCPU1は、本発明に
いう制御手段の一例に相当し、後述するプロトコル信号
の伝送制御を行う。NCU2は、電話回線21に接続さ
れて網制御を行う。RAM3は、各種のデータなどを記
憶するものであるが、ファクシミリ受信した画像データ
や、読取部7で原稿を読取走査して得られる画像データ
などを記憶する画像メモリとしての役割も果たす。モデ
ム4は、送信データの変調や受信データの復調などを行
う。ROM5は、各種のプログラムなどを記憶するもの
である。
【0017】ゲートアレイ6は、CPU1の入出力イン
ターフェイスとして機能するとともに、読取部7から送
出されてくるRGBデータをCMYデータに変換する。
読取部7は、CCDや三色の色分解フィルタや原稿送り
モータなどを備えており、原稿を読み取ってR,G,B
のカラー信号を出力する。表示部8は、LCDなどから
なり、CPU1により制御されて各種の表示を行う。
【0018】記録部9は、たとえばインクジェットカラ
ープリンタによって構成されており、シアン、マゼン
タ、イエローの計三色のカラーインク、あるいはこれら
にブラックを加えた計四色のカラーインクによって、所
定の記録用紙にカラー印字が可能である。この記録部9
には、カラーインクの残量を検出するためのカラーイン
ク残量検知センサ9aが具備されており、いずれか1種
類のカラーインクの残量が予め設定された所定の残量よ
りも少なくなったときには、その旨の信号がCPU1に
対して出力されるように構成されている。
【0019】カラーインク残量検知センサ9aの一例と
しては、たとえばカラーインクを収容するインクタンク
あるいはインクカートリッジ内の所定高さに一対の電極
を配置させておき、この一対の電極よりもインク液面が
下がったときの電極間の電気抵抗値の変化などに基づい
てインク残量を検出するタイプのセンサを採用可能であ
る。ただし、本発明はこのようなセンサに代えて、光学
的にカラーインク残量を検出するセンサなどの他の種類
の検知手段を採用することもできる。また、本発明で
は、後述するように、インク残量があるか否かのみを検
知する検知手段を採用してもよい。
【0020】操作部10は、キースイッチ群などからな
り、使用者の操作に応じた信号を出力する。この操作部
10には、白黒画像データ受信選択スイッチ10aが設
けられており、この白黒画像データ受信選択スイッチ1
0aをONにすると、その旨の信号がCPU1に出力さ
れ、CPU1はこのファクシミリ装置Fを白黒画像デー
タの受信モードに設定するようになっている。
【0021】具体的には、CPU1は、白黒画像データ
受信選択スイッチ10aがONに設定されていない通常
モードの場合には、基本的には、ファクシミリ受信を開
始するときのプロトコル信号の相互伝送時において、こ
のカラーファクシミリ装置Fはカラー画像データの受信
機能を有する旨のプロトコル信号を送信側の他のファク
シミリ装置へ伝送するように制御すべく構成されてい
る。これに対し、白黒画像データ受信選択スイッチ10
aがONに設定され、白黒画像データの受信モードが設
定されている場合には、前記の場合とは異なり、CPU
1は、このカラーファクシミリ装置Fは白黒画像データ
の受信機能を有する旨のプロトコル信号を送信側の他の
ファクシミリ装置へ伝送するように制御すべく構成され
ている。
【0022】また、CPU1は、前記白黒画像データ受
信選択スイッチ10aの操作によって白黒画像データの
受信モードが設定されていない場合であっても、記録部
9のカラーインク残量検知センサ9aからインク残量が
所定量以下である旨の信号を受信している場合には、や
はりファクシミリ通信のプロトコル信号の相互伝送時に
おいてこのカラーファクシミリ装置Fが白黒画像データ
の受信機能を有する旨のプロトコル信号を伝送するよう
に制御すべく構成されている。
【0023】更に、CPU1は、ファクシミリ受信の開
始時にはRAM3にアクセスすることにより、このRA
M3のうち画像データを記憶可能なメモリ残量(メモリ
の空き容量)を算出する。そして、このメモリ残量が予
め設定されている所定の残量よりも少ないと判断したと
きには、やはりこのCPU1は、前記同様に、ファクシ
ミリ通信のプロトコル信号の相互伝送時においてこのカ
ラーファクシミリ装置Fが白黒画像データの受信機能を
有する旨のプロトコル信号を伝送するように制御すべく
構成されている。
【0024】次に、ファクシミリ受信がなされる場合の
処理手順について、図2に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。
【0025】先ず、このカラーファクシミリ装置Fに呼
出があり(S1:YES)、着信を行うと(S2)、そ
の後CPU1は、送信側(発呼側)の他のファクシミリ
装置との相互間で、プロトコル信号の相互伝送を開始す
る。そして、このプロトコル信号の相互伝送時におい
て、白黒画像データ受信選択スイッチ10aがONにさ
れておらず(S3:NO)、かつカラーインク残量検知
センサ9aからインク残量が少ない旨の信号をCPU1
が受けていない場合であって(S4:NO)、RAM3
のメモリ残量が所定量以上である場合には(S5:N
O)、CPU1は、このカラーファクシミリ装置Fはカ
ラー画像データ受信機能を有している旨のプロトコル信
号を、送信側の他のファクシミリ装置に対して送信する
ように制御する(S6)。
【0026】従って、送信側の他のファクシミリ装置が
カラー画像データを送信するカラーファクシミリ装置で
ある場合には、受信側のカラーファクシミリ装置Fは、
S7の画像データの受信時においてカラー画像データを
適切に受信することとなる。このようにして受信された
カラー画像データは、その後CPU1によって復号化さ
れてからRAM3に記憶される。あるいは、復号化され
てから記録部9に転送されて記録用紙に印字出力され
る。また、画像データの全量の受信を終了すると(S
9:YES)、その後回線が遮断され(S10)、ファ
クシミリ通信が終了する。
【0027】上記のようなカラー画像データの受信は、
RAM3のメモリ残量が一定量以上であることが前提で
なされている。従って、上記カラー画像データを代行受
信(メモリ受信)する場合であっても、前記RAM3の
メモリ容量が直ちに不足するようなことはなく、適切な
代行受信が行える。
【0028】また、上記カラー画像データの受信は、記
録部9を構成するインクジェットカラープリンタのカラ
ーインク残量も充分にあることを前提として行われてい
る。従って、カラー画像データを受信しながらの記録用
紙へのカラー印字も適切に行うことができ、ファクシミ
リ受信中にインク切れが安易に生じるようなこともな
い。
【0029】一方、前記の場合とは異なり、カラーファ
クシミリ装置Fの着信時において、白黒画像データ受信
選択スイッチ10aがONにされており、白黒画像デー
タの受信モードが選択されているときには(S3:YE
S)、CPU1は、このカラーファクシミリ装置Fは白
黒画像データ受信機能である旨のプロトコル信号を送信
側の他のファクシミリ装置に送出する(S8)。
【0030】また、仮に前記白黒画像データ受信選択ス
イッチ10aがONにされていない場合であっても(S
3:NO)、CPU1がカラーインク残量検知センサ9
aからカラーインクの残量が所定量以下である旨の信号
を受けている場合(S4:YES)、あるいはRAM3
のメモリ残量が所定量以下である場合には(S5:YE
S)、やはりCPU1は、このカラーファクシミリ装置
Fは白黒画像データ受信機能である旨のプロトコル信号
を送信側のファクシミリ装置に送出する(S8)。
【0031】従って、この場合には、仮に送信側のファ
クシミリ装置がカラーファクシミリ装置であっても、こ
の受信側のカラーファクシミリ装置Fを白黒用のファク
シミリ装置であると認識することとなる。その結果、送
信側の他のファクシミリ装置は、カラー画像データを白
黒画像データに変換してから、この白黒画像データをカ
ラーファクシミリ装置Fに対して送信してくることとな
り、S7の画像データ受信時においてカラーファクシミ
リ装置Fは白黒画像データを受信する。
【0032】白黒画像データは、カラー画像データと比
較すると、そのデータ量は格段に少ないために、代行受
信を行う場合には、RAM3のメモリ容量に不足が生じ
て、通信エラーになる虞れを少なくすることが可能とな
る。また、カラーインクのインク切れが生じ、記録部9
でのカラー印字が困難であっても、上記のように白黒画
像データを受信させるようにすれば、これを記録部9で
白黒画像として印字出力させることによって適切なファ
クシミリ受信を行わせることも可能となる。
【0033】更に、白黒画像データ受信選択スイッチ1
0aをONにしておけば、カラーインク残量やRAM3
のメモリ残量の多少には関係なく、常に白黒画像データ
を受信できることとなるために、カラーインクの節約を
図りたい場合、あるいはRAM3のメモリ残量を確保し
ておきたいような場合には、ユーザーにとって好都合と
なる。また、データ量の少ない白黒画像データの通信に
要する時間は、カラー画像データの通信時間よりも短縮
することができる。従って、通信時間の短縮によるカラ
ーファクシミリ装置の稼働効率の向上、あるいは通信料
金の節約などにも役立つ。
【0034】なお、上記実施形態では、カラーインクジ
ェットプリンタで構成された記録部のカラーインク残量
が予め定められた所定量以下である場合に白黒画像デー
タを受信するように構成されているが、本発明はこれに
限定されない。本発明では、たとえばカラーインクの残
量の有無のみをセンサによって検知できるように構成し
た上で、全ての色のカラーインクの残量がある場合には
その残量の多少には関係なく、カラー画像データの受信
機能である旨のプロトコル信号が送信される一方、いず
れか1色でもカラーインクの残量がゼロになっている場
合には白黒画像データの受信機能である旨のプロトコル
信号が送信されるように構成しても構わない。
【0035】また、本発明では、記録用紙へのカラー印
字を行うための記録部がカラー印字不能な状態にある場
合の具体例としては、上述したカラーインクのインク切
れが生じた場合に限らない。記録部として、たとえば発
色性の感熱記録用紙を用いるタイプのプリンタを用いた
ような場合には、この感熱記録用紙が記録部の所定位置
へセットされていない場合、あるいは紙切れを生じてい
るような場合も、カラー印字不能な状態であり、このよ
うな事態を生じているときに、白黒画像データの受信機
能である旨のプロトコル信号が送信されるように構成し
てもよい。また、インクジェットプリンタを用いた場合
において、所定のカラーインクのインクノズルが所定本
数以上詰まっていることを検出する手段を設けた場合に
は、その検出手段により所定のカラーインクのノズル詰
まりが検出されたときに、白黒画像データの受信機能で
ある旨のプロトコル信号が送信されるように構成しても
よい。
【0036】更に、本発明では、白黒画像データ受信選
択スイッチ10aは、それ専用の操作スイッチとして設
けられている必要はなく、たとえばテンキーなどの複数
のスイッチの組合せ操作によって白黒画像データの受信
モードを選択できるように構成されていても構わない。
【0037】その他、本発明に係るカラーファクシミリ
装置の各部の構成は、上記実施形態に限定されず、各部
の具体的な構成は種々に設計変更自在である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明のカラーファクシミリ装置によれば、予め設定さ
れた所定の条件下でファクシミリ受信が実行されるとき
に、このカラーファクシミリ装置の受信機能が白黒画像
データの受信機能である旨のプロトコル信号を送信側の
他のファクシミリ装置へ送信するように制御する制御手
段を備えているために、従来とは異なり、送信側の他の
ファクシミリ装置がカラー画像データを送信するカラー
ファクシミリ装置であっても、このカラー画像データが
常に受信されるようなことが回避でき、カラー画像デー
タに代えて白黒画像データを受信することができる。従
って、カラー画像データを受信すると、そのカラー画像
データの処理などに不具合が生じてしまう虞れがあるよ
うな場合には、カラー画像データに代えて白黒画像デー
タを受信することによって、受信側のカラーファクシミ
リ装置に不具合が生じないようにすることができ、適切
なファクシミリ受信を行うことができるという効果が得
られる。
【0039】とくに、請求項2に記載した発明のカラー
ファクシミリ装置によれば、ファクシミリ受信した画像
データを蓄積するためのメモリの残量が予め定められた
所定の残量以下であるときには、カラー画像データに代
えて白黒画像データを受信することができるために、白
黒画像データよりもデータ量の多いカラー画像データを
受信することによって前記メモリのメモリ容量が即座に
満杯となってメモリ残量が不足する虞れを少なくするこ
とができる。したがって、メモリ残量不足に原因しての
通信エラーなどの発生頻度を少なくすることができると
いう利点が得られる。
【0040】また、請求項3に記載した発明のカラーフ
ァクシミリ装置によれば、記録用紙へのカラー印字を行
うための記録部がカラー印字不能な状態にあるときに
は、カラー画像データに代えて白黒画像データを受信す
ることができるために、カラー印字が不能な状況下でカ
ラー画像データを受信した場合にその受信した画像デー
タの印字出力が困難となって、受信した画像データの内
容を確認できなくなるといった事態の解消が可能となる
利点が得られる。
【0041】更に、請求項4に記載した発明のカラーフ
ァクシミリ装置によれば、カラーインクを用いてカラー
印字を行う記録部のカラーインク残量が予め定められた
残量以下であるときには、カラー画像データに代えて白
黒画像データを受信することができるために、カラーイ
ンクのインク切れに原因して受信したカラー画像データ
の印字記録が困難となって受信した画像データの内容を
確認できなくなるといった事態の解消が可能となる利点
が得られる。
【0042】また、請求項5に記載した発明のカラーフ
ァクシミリ装置によれば、所定の操作スイッチの操作に
よって白黒画像データの受信モードが選択されていると
きには、カラー画像データに代えて白黒画像データを受
信することができるために、たとえばカラーインクの節
約、メモリ残量の確保、通信時間の短縮などの観点から
ユーザーがあえてカラー画像データの受信よりも白黒画
像データの受信を要望する場合に、このような要望に的
確に沿うファクシミリ受信が可能となり、甚だ便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラーファクシミリ装置の一例を
示す回路ブロック図である。
【図2】本発明に係るカラーファクシミリ装置の受信処
理手順の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU(制御手段) 3 RAM(メモリ) 9 記録部 10 操作部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ通信によって受信したカラ
    ー画像データを所定の記録用紙にカラー印字可能なカラ
    ーファクシミリ装置であって、 予め設定された所定の条件下でファクシミリ受信が実行
    されるときに、このカラーファクシミリ装置の受信機能
    が白黒画像データの受信機能である旨のプロトコル信号
    を送信側の他のファクシミリ装置へ送信するように制御
    する制御手段を備えていることを特徴とするカラーファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、ファクシミリ受信した
    画像データを蓄積するためのメモリの残量が予め定めら
    れた所定の残量以下であるときには、前記白黒画像デー
    タの受信機能である旨のプロトコル信号を送信側の他の
    ファクシミリ装置へ送信するように制御すべく構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のカラーファク
    シミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、記録用紙へのカラー印
    字を行うための記録部がカラー印字不能な状態のときに
    は、前記白黒画像データの受信機能である旨のプロトコ
    ル信号を送信側の他のファクシミリ装置へ送信するよう
    に制御すべく構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のカラーファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 記録用紙へのカラー印字をカラーインク
    を用いて行う記録部を有しており、かつ、 前記制御手段は、前記記録部のカラーインクの残量が予
    め定められた残量以下であるときには、前記白黒画像デ
    ータの受信機能である旨のプロトコル信号を送信側の他
    のファクシミリ装置へ送信するように制御すべく構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のカラーファ
    クシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、所定の操作スイッチの
    操作によって白黒画像データの受信モードが選択されて
    いるときには、前記白黒画像データの受信機能である旨
    のプロトコル信号を送信側の他のファクシミリ装置へ送
    信するように制御すべく構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のカラーファクシミリ装置。
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JP2019179976A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 ブラザー工業株式会社 ファクシミリシステム及びファクシミリ装置。

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