JPH08172538A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

Info

Publication number
JPH08172538A
JPH08172538A JP6314710A JP31471094A JPH08172538A JP H08172538 A JPH08172538 A JP H08172538A JP 6314710 A JP6314710 A JP 6314710A JP 31471094 A JP31471094 A JP 31471094A JP H08172538 A JPH08172538 A JP H08172538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image information
color image
color
ink
communication device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6314710A
Other languages
English (en)
Inventor
Munenori Kimura
宗徳 木村
Yoshihiro Arai
義博 荒井
Shinji Okada
真二 岡田
Takeshi Mazaki
健 真崎
Seiji Yokono
政治 横野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6314710A priority Critical patent/JPH08172538A/ja
Publication of JPH08172538A publication Critical patent/JPH08172538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、カラー画像を形成するインク液の
インク切れが検出された場合、受信されるカラー画情報
を単色画情報に変換して単色のインク玉を噴射して単色
画像を記録紙上に形成できる通信装置を提供することを
目的とする。 【構成】 通信回線を介して送信側通信装置と接続した
後に、プロッタ部4の複数のインク切れセンサにより複
数種類の単色のインク液のうち少なくとも1つ以上イン
ク切れが検出された場合には、送信側ファクシミリ装置
から送信される変調された符号化カラー画情報をモデム
部2で受信して復調し、次に、符号化カラー画情報を符
号化復号化部8でカラー画情報に復号化する。次に、復
号化されたカラー画情報を画情報処理部10により単色
画情報に変換し、プロッタ部4により変換された単色画
情報に基づいて複数種類の単色のインク玉のうちいずれ
か1つを噴射して単色画像を記録紙上に形成するように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置やコ
ンピュータ通信やキャラクタデータの送受信等に適応で
きる通信装置に関し、特に、カラー画像を形成するイン
ク液のインク切れが検出された場合には、受信されるカ
ラー画情報を単色画情報に変換して単色のインク玉を噴
射して単色画像を記録紙上に形成する通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通信装置については、特開昭63
−278469号公報記載の「画像通信装置」が報告さ
れている。このものは、ファクシミリ受信機が2色の伝
送、記録手段を有しているか否かを表す情報をNSF信
号のような非標準機能の初期識別信号によってファクシ
ミリ送信機側に知らせ、受信機が黒のみを記録できる記
録部しか持たないような従来型の装置の場合には、原稿
画情報の加工処理として、例えば赤色の文字「A」の部
分を白抜きの輪郭のみの画情報に変換し、あるは白黒の
交互パターンによる表現等により中間色の情報に変換し
た後に、ファクシミリ受信機に送信するように構成する
ことで、相手側画像通信装置がカラー記録手段を有して
いない場合には、単色によっても色の異なる部分を識別
できるように画像情報を加工して単色によってカラー部
分を識別できる状態で画像情報を送信できるようにする
という利点を有するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信装置にあっては、ファクシミリ受信機がカラー記録
手段を有していない場合には、画像情報を加工して単色
によってカラー部分を識別できる状態で画像情報を送信
するので、例えばカラー記録手段を有しているにもかか
わらず、カラーインク液が切れてしまった場合には、送
信側通信装置は画情報を加工して送信することになり、
この加工された画情報を受信した受信側通信装置ではメ
モリ受信ができないため、例えカラーインク液を交換し
たとしてもカラー画情報を記録紙に印字できないといっ
た問題があった。
【0004】そこで、本発明は、受信側がカラー記録を
できない状態になっていても、受信拒否することなくカ
ラー画情報を受信し、単色原稿として記録紙に印字で
き、カラー画情報を所定の優先順位に基づいて単色原稿
として記録紙に印字でき、オペレータにカラー画情報を
単色画像に変換したことやカラー画情報を受信したこと
やインク液が切れたことを知らせることができる通信装
置を提供することを目的としている。
【0005】また、オペレータの要求に応じてカラー印
字または単色印字を行なうことができる通信装置を提供
することを目的としている。さらにまた、受信側がカラ
ー記録をできない状態になっていても、受信拒否するこ
となくカラー画情報をメモリ受信し、オペレータにカラ
ー画情報を受信したことやファイル番号を知らせること
ができ、オペレータにとって不必要になった内容のカラ
ー画情報のファイルに対してのみ破棄することができ、
メモリの有効利用と操作性の向上を図ることができる通
信装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、通信回線を介して送信側通信
装置から受信されたカラー画情報に基づいて複数種類の
単色のインク玉を噴射してカラー画像を記録紙上に形成
する通信装置において、通信回線を介して送信側通信装
置と接続した後に、複数種類の単色のインク液のインク
切れをそれぞれ検出するインク切れ検出手段と、該複数
種類の単色のインク液のうち少なくとも1つ以上インク
切れが検出された場合には、送信側通信装置から受信さ
れるカラー画情報に基づいて単色画情報に変換する単色
画情報変換手段と、変換された単色画情報に基づいて前
記複数種類の単色のインク玉のうちいずれか1つを噴射
して単色画像を記録紙上に形成する単色画像形成手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の発明において、前記インク液検
出手段で所定の優先順位に基づいて単色のインク液があ
ることが検出された場合には、前記単色画情報変換手段
で変換された単色画情報に基づいて検出された当該単色
のインク玉を前記単色画像形成手段で噴射して単色画像
を記録紙上に形成することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1乃至2記載の発明において、前記単色
画像形成手段で単色のインク玉を噴射して単色画像を記
録紙上に形成した後に、当該記録紙上のヘッダ部あるい
はフッタ部に、カラー画情報を単色画像に変換したこと
を表す情報、カラー画情報を受信したことを表す情報、
インク液が切れたことを表す情報のうち少なくとも1つ
をメッセージ情報として画情報に付加する画情報付加手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、通信回線を介して送信側通信装置から受信され
たカラー画情報に基づいて複数種類の単色のインク玉を
噴射してカラー画像を記録紙上に形成する通信装置にお
いて、通信回線を介して送信側通信装置と接続した後
に、複数種類の単色のインク液のインク切れをそれぞれ
検出するインク切れ検出手段と、該複数種類の単色のイ
ンク液のうち少なくとも1つ以上インク切れが検出され
た場合には、送信側通信装置から受信されるカラー画情
報を記憶するカラー画情報記憶手段と、インクタンクの
交換を促す情報を表示する表示手段と、カラー印字また
は単色印字を選択して入力する入力手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、通信回線を介して送信側通信装置から受信され
たカラー画情報に基づいて複数種類の単色のインク玉を
噴射してカラー画像を記録紙上に形成する通信装置にお
いて、通信回線を介して送信側通信装置と接続した後
に、複数種類の単色のインク液のインク切れをそれぞれ
検出するインク切れ検出手段と、該複数種類の単色のイ
ンク液のうち少なくとも1つ以上インク切れが検出され
た場合には、送信側通信装置から受信されるカラー画情
報を記憶するカラー画情報記憶手段と、記憶されたカラ
ー画情報に基づいて単色画情報に変換する単色画情報変
換手段と、変換された単色画情報に基づいて前記複数種
類の単色のインク玉のうちいずれか1つを噴射して単色
画像を記録紙上に形成する単色画像形成手段と、カラー
印字することを選択して入力する入力手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項5記載の発明において、前記単色画像形
成手段で単色のインク玉を噴射して単色画像を記録紙上
に形成した後に、当該記録紙上のヘッダ部あるいはフッ
タ部に、カラー画情報を受信したことを表す情報および
ファイル番号を表す情報をメッセージ情報として画情報
に付加する画情報付加手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0012】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項5記載の発明において、メモリ破棄する
ことを選択して入力するメモリ破棄入力手段と、ファイ
ル番号を入力するファイル番号入力手段と、前記メモリ
破棄入力手段でメモリ破棄することが選択された場合
に、前記ファイル番号入力手段でファイル番号が入力さ
れたときには、当該ファイル番号に基づいて前記カラー
画情報記憶手段に記憶されたカラー画情報を破棄するよ
うに制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、通信回線を介して送
信側通信装置と接続した後に、インク切れ検出手段によ
り複数種類の単色のインク液のうち少なくとも1つ以上
インク切れが検出された場合には、単色画情報変換手段
により送信側通信装置から受信されるカラー画情報に基
づいて単色画情報に変換し、単色画像形成手段により変
換された単色画情報に基づいて複数種類の単色のインク
玉のうちいずれか1つを噴射して単色画像を記録紙上に
形成するように構成する。
【0014】請求項2記載の発明では、インク液検出手
段で所定の優先順位に基づいて単色のインク液があるこ
とが検出された場合には、単色画情報変換手段で変換さ
れた単色画情報に基づいて検出された当該単色のインク
玉を単色画像形成手段で噴射して単色画像を記録紙上に
形成するように構成する。請求項3記載の発明では、単
色画像形成手段で単色のインク玉を噴射して単色画像を
記録紙上に形成した後に、画情報付加手段により当該記
録紙上のヘッダ部あるいはフッタ部に、カラー画情報を
単色画像に変換したことを表す情報、カラー画情報を受
信したことを表す情報、インク液が切れたことを表す情
報のうち少なくとも1つをメッセージ情報として画情報
に付加し、画情報付加手段により付加されたメッセージ
情報に基づいて検出された当該単色のインク玉を単色画
像形成手段で噴射して単色画像を記録紙上に形成するよ
うに構成する。
【0015】請求項4記載の発明では、通信回線を介し
て送信側通信装置と接続した後に、インク切れ検出手段
により複数種類の単色のインク液のうち少なくとも1つ
以上インク切れが検出された場合には、送信側通信装置
から受信されるカラー画情報をカラー画情報記憶手段に
記憶し、インクタンクの交換を促す情報を表示手段に表
示し、入力手段によりカラー印字または単色印字を選択
して入力するように構成する。
【0016】請求項5記載の発明では、通信回線を介し
て送信側通信装置と接続した後に、インク切れ検出手段
により複数種類の単色のインク液のうち少なくとも1つ
以上インク切れが検出された場合には、送信側通信装置
から受信されるカラー画情報をカラー画情報記憶手段に
記憶した後に、単色画情報変換手段により記憶されたカ
ラー画情報に基づいて単色画情報に変換する。次に、変
換された単色画情報に基づいて前記複数種類の単色のイ
ンク玉のうちいずれか1つを噴射して単色画像を単色画
像形成手段により記録紙上に形成する。ここで、入力手
段によりカラー印字することを選択して入力するように
構成する。
【0017】請求項6記載の発明では、単色画像形成手
段で単色のインク玉を噴射して単色画像を記録紙上に形
成した後に、画情報付加手段により当該記録紙上のヘッ
ダ部あるいはフッタ部に、カラー画情報を受信したこと
を表す情報およびファイル番号を表す情報をメッセージ
情報として画情報に付加し、画情報付加手段により付加
されたメッセージ情報に基づいて検出された当該単色の
インク玉を単色画像形成手段で噴射して単色画像を記録
紙上に形成するように構成する。
【0018】請求項7記載の発明では、メモリ破棄入力
手段でメモリ破棄することが選択された場合に、ファイ
ル番号入力手段でファイル番号が入力されたときには、
制御手段により当該ファイル番号に基づいてカラー画情
報記憶手段に記憶されたカラー画情報を破棄するように
制御する。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る通信装置の実施例をファ
クシミリ装置に適応して説明する。まず、ファクシミリ
装置100のシステム構成について説明する。図1は本
発明に係わるファクシミリ装置100のシステム構成図
である。
【0020】図1に示すように、制御部1は、メモリ部
2に記憶された制御プログラムに従って本装置全体を制
御する。メモリ部2は、制御プログラムや制御に必要な
種々の制御データを記憶している。また、メモリ部2
は、受信したカラー画情報に対応するファイル番号を記
憶する。スキャナ部3は、送信原稿を光学的に読み取り
白黒画信号を白黒画情報に変換する。また、スキャナ部
3は、R・G・B各色に対応する色成分を有するLED
を各ラインに対してそれぞれ発光して送信原稿に照射
し、送信原稿の反射光を光学的に読み取りR・G・B各
色のカラー画信号をカラー画情報に変換する。
【0021】プロッタ部4は、イエロー(Y)やマゼン
タ(M)やシアン(C)や黒等の単色のインク玉を噴射
して記録紙上にカラー画像イメージを形成するインクジ
ェット方式の印字ヘッドを有し、原稿のコピーや受信原
稿の印刷出力を行う。また、プロッタ部4は、複数のイ
ンク切れセンサを有し、各色に対応してインク切れか否
かを検出する。
【0022】操作部5は、オペレータによる操作を入力
するとともに、操作情報を表示してオペレータに伝え
る。モデム部6は、送信信号の変調や受信信号の復調を
行うとともに、相手ファクシミリ装置との間でファクシ
ミリ制御信号を交換してファクシミリ通信手順を実行す
る。網制御部7は、通信回線との接続や切断を制御す
る。符号化復号化部8は、画情報をMH方式やMR方式
やMMR方式等の符号化方式に基づいて符号化画情報に
符号化するとともに、符号化画情報を画情報に復号化す
る。
【0023】カラー画情報記憶部9は、スキャナ部3で
読み取られたR・G・B各色のカラー画情報を順次に記
憶する。画情報処理部10は、R・G・B各色のカラー
画情報を1ライン分記憶できるラインメモリを有し、こ
のラインメモリから順次に出力されるR・G・B各色の
画情報が全て1のとき1を出力するように論理処理して
白黒画情報に変換する。
【0024】画情報付加部11は、入力された文字コー
ドに対応するキャラクタデータを発生して画情報に変換
した後に、印字すべき原稿画情報のヘッダ部やフッタ部
にヘッダ画情報やフッタ画情報を付加する。例えば、受
信原稿がカラー原稿だったことを表す情報を付加する。
補色生成部12は、入力されたR・G・B各色のカラー
画情報を補色処理してY・M・C各色のカラー画情報に
生成し、プロッタ部4にY・M・C各色のカラー画情報
を出力する。バス13は、これらの各部を接続する。
【0025】図2は本発明の一実施例であるファクシミ
リ装置の操作表示部5の構成図である。図2に示すよう
に、操作部5は、表示部21、設定キー22、カラー印
字キー23、白黒印字キー24、メモリ破棄25、ダイ
ヤルキー26、スタートキー29、ストップキー30、
コピーキー31によって構成されている。
【0026】表示部21は、液晶パネルによって構成さ
れ、操作情報を表示してオペレータに伝える。設定キー
22は、カラー画情報記憶部9にメモリ受信した場合の
カラー画情報のファイル番号を入力する際に、入力した
ファイル番号を確定するために押下される。
【0027】カラー印字キー23は、カラー画情報記憶
部9にメモリ受信した場合のカラー画情報をカラー印字
する際に押下される。単色印字キー24は、カラー画情
報記憶部9にメモリ受信した場合のカラー画情報を白黒
印字する際に押下される。メモリ破棄25は、カラー画
情報記憶部9にメモリ受信した場合のカラー画情報を破
棄する際に押下される。
【0028】ダイヤルキー26は、相手先ファクシミリ
装置をダイヤルする場合、操作条件を設定する場合、画
像情報に付加情報を入力する場合に使用される。スター
トキー29は、オペレータの所定の設定を終了後に、フ
ァクシミリ装置に送信の開始を指示する場合に使用され
る。ストップキー30は、通信中のファクシミリ装置の
動作ないし復写中の動作を中断する場合に使用される。
コピーキー31は、ファクシミリ通信とは独立に、単独
で複写機として使用する場合に、複写の開始を指示する
ときに使用される。
【0029】次に、図3は本発明に係わるファクシミリ
装置100の画情報処理部10の内部構成を示す図であ
る。図3に示すように、画情報処理部10は、マルチプ
レクサ40、R用ラインメモリ41、G用ラインメモリ
42、B用ラインメモリ43および3ゲートAND44
から構成されている。
【0030】R・G・B各色の1ライン分のカラー画情
報が順次に画情報処理部10に入力されるので、マルチ
プレクサ40を各色に対応するラインメモリ41〜43
に接続して記憶させる。ここで、ラインメモリ41〜4
3にR・G・B各色の1ライン分のカラー画情報が記憶
された場合には、ラインメモリ41〜43にシフトクロ
ックを入力し、このシフトクロックに対応してラインメ
モリ41〜43からR・G・B各色のカラー画情報を1
ビットずつ出力させる。なお、カラー画情報の論理は
「1」のときに画情報が存在することを示すものとす
る。
【0031】次に、ラインメモリ41〜43から出力さ
れたR・G・B各色のカラー画情報を3ゲートAND4
4に入力する。ここで、R・G・B各色のカラー画情報
の論理が全て「1」の場合には、論理出力「1」を出力
する。次に、図4は本発明に係わるファクシミリ装置1
00の伝送制御手順を示す図である。
【0032】図4に示すように、送信側ファクシミリ装
置が、通信回線を介して受信側ファクシミリ装置に呼び
出し音CNG信号を送信して発呼する。受信側ファクシ
ミリ装置は、CNG信号を検出した後に、被呼端末識別
信号CEDを送信し、次いで、カラー画情報を受信でき
ることを表す情報を非標準機能識別信号NSFに設定し
てを送信する。
【0033】これを受けて送信側ファクシミリ装置は、
カラー画情報に対応して送信機能を準備することを表す
送信準備情報を非標準機能設定信号NSSに設定してを
送信する。次に、送信側ファクシミリ装置は、送信端末
識別信号TSIを送信する。次いで、送信側ファクシミ
リ装置はトレーニングチェックTCFを開始する。
【0034】次に、受信側ファクシミリ装置は、トレー
ニングチェックTCFを受信た後に、受信準備確認信号
CFRを送信する。次に、送信側ファクシミリ装置は、
受信準備確認信号CFRを受信すると、原稿の1ページ
目の情報信号PIXを送信する。次に、最終ページの送
信が終わると、送信側ファクシミリ装置は手順終了信号
EOPを送信する。受信側ファクシミリ装置からメッセ
ージ確認信号MCFを受信し、送信側ファクシミリ装置
は切断命令信号DCNを送信して通信を終了する。
【0035】図5は本発明に係わるファクシミリ装置1
00が記録紙のヘッダ部またはフッタ部にメッセージを
印字したことを示す図である。図5(a)は、記録紙5
0のヘッダ部にメッセージとして、例えば、カラー画情
報を単色変換したことを示すメッセージ、カラー画情報
を受信したことを示すメッセージ、インク切れしたこと
を示すメッセージ、ファイル番号を示すメッセージを印
字したことを示す。
【0036】図5(b)は、記録紙50のフッタ部にメ
ッセージとして、図5(a)で説明した内容と同様のメ
ッセージを印字したことを示す。なお、図5(a)
(b)に示すようなメッセージは画情報付加部11で、
入力された文字コードに対応するキャラクタデータを発
生して画情報に変換した後に、印字すべき原稿画情報の
ヘッダ部やフッタ部にヘッダ画情報やフッタ画情報を付
加し、プロッタ部4で記録紙に印字するものである。
【0037】(実施例1)本実施例(請求項1〜3)は
図1で説明したファクシミリ装置に適用することができ
る。本実施例では、本発明(請求項1〜3)の特徴部分
を具体的に説明する。図6は本発明に係わるファクシミ
リ装置100がカラー受信原稿を単色印字するときの動
作を示すフローチャートである。
【0038】まず、通信回線を介して送信側ファクシミ
リ装置から送信される呼び出し音CNG信号を受信した
後に、網制御部7で通信回線と着呼する(処理S1)。
次に、カラー印字を行なうために、プロッタ部4の複数
のインク切れセンサで一つでもインク切れが発生したか
否か調べてカラー印字ができるか否かを判断する(処理
S2)。
【0039】処理S2で、カラー印字ができる場合に
は、通信回線を介して送信側ファクシミリ装置から送信
される変調された符号化カラー画情報をモデム部2で受
信して復調し、次に、符号化カラー画情報を符号化復号
化部8でR・G・B各色のカラー画情報に復号化し、こ
のR・G・B各色のカラー画情報を補色生成部12でY
・M・C各色のカラー画情報に生成した後に、プロッタ
部4で順次に記録紙に記録して(処理S3)、処理を終
了する。
【0040】一方、処理S2で、カラー印字ができない
場合には、通信回線を介して送信側ファクシミリ装置か
ら送信される変調された符号化カラー画情報をモデム部
2で受信して復調し、次に、符号化カラー画情報を符号
化復号化部8でカラー画情報に復号化する。次に、画情
報処理部10でR・G・B各色のカラー画情報を論理処
理して単色画情報に変換する(処理S4)。
【0041】ここで、プロッタ部4の黒インクに対応す
るインク切れセンサでインク切れが発生したか否か調べ
て黒インクありか否かを判断する(処理S5)。処理S
5で、黒インクがある場合には、画情報処理部10で変
換された単色画情報をプロッタ部4で黒インクを用いて
記録紙に印字する(処理S6)。一方、処理S5で、黒
インクがない場合には、プロッタ部4のシアンインクに
対応するインク切れセンサでインク切れが発生したか否
か調べてシアンインクありか否かを判断する(処理S
7)。処理S7で、シアンインクがある場合には、画情
報処理部10で変換された単色画情報をプロッタ部4で
シアンインクを用いて記録紙に印字する(処理S8)。
【0042】一方、処理S7で、シアンインクがない場
合には、プロッタ部4のマゼンタインクに対応するイン
ク切れセンサでインク切れが発生したか否か調べてマゼ
ンタインクありか否かを判断する(処理S9)。処理S
9で、マゼンタインクがある場合には、画情報処理部1
0で変換された単色画情報をプロッタ部4でマゼンタイ
ンクを用いて記録紙に印字する(処理S10)。
【0043】一方、処理S9で、マゼンタインクがない
場合には、画情報処理部10で変換された単色画情報を
プロッタ部4でイエローインクを用いて記録紙に印字す
る(処理S11)。次に、処理S6、処理S8、処理S
10および処理S11で、単色画情報をプロッタ部4で
各色インクを用いて記録紙に印字した後に、カラー画情
報を単色変換したことやカラー画情報を受信したことや
インク切れしたことを表すメッセージを画情報付加部1
1発生し、図5に示すように、プロッタ部4で記録紙の
ヘッダ部またはフッタ部にこれらのメッセージ情報を印
字する(処理S12)。
【0044】このように、本実施例(請求項1)では、
通信回線を介して送信側通信装置と接続した後に、プロ
ッタ部4の複数のインク切れセンサ(インク切れ検出手
段)により複数種類の単色のインク液のうち少なくとも
1つ以上インク切れが検出された場合には、通信回線を
介して送信側ファクシミリ装置から送信される変調され
た符号化カラー画情報をモデム部2で受信して復調し、
次に、符号化カラー画情報を符号化復号化部8でカラー
画情報に復号化する。次に、復号化されたカラー画情報
を画情報処理部10(単色画情報変換手段)により単色
画情報に変換し、プロッタ部4(単色画像形成手段)に
より変換された単色画情報に基づいて複数種類の単色の
インク玉のうちいずれか1つを噴射して単色画像を記録
紙上に形成するように構成する。
【0045】従って、カラー画像を形成する複数種類の
単色のインク液のうち少なくとも1つ以上インク切れが
検出された場合には、受信されるカラー画情報を単色画
情報に変換して単色のインク玉のうちいずれか1つを噴
射して単色画像を記録紙上に形成するので、受信側がカ
ラー記録をできない状態になっていても、受信拒否する
ことなくカラー画情報を受信し、カラー画情報を単色原
稿として記録紙に印字できる。
【0046】このように、本実施例(請求項2)では、
プロッタ部4の複数のインク切れセンサ(インク液検出
手段)で優先順位として黒、C、M、Yの順番に基づい
て単色のインク液があることが検出された場合には、画
情報処理部10(単色画情報変換手段)で変換された単
色画情報に基づいて検出された当該単色のインク玉をプ
ロッタ部4(単色画像形成手段)で噴射して単色画像を
記録紙上に形成するように構成する。
【0047】従って、所定の優先順位に基づいて単色の
インク液があることが検出された場合には、受信される
カラー画情報を単色画情報に変換して当該単色のインク
玉を噴射して単色画像を記録紙上に形成するので、受信
側でカラー記録ができなくなっても、受信拒否すること
なくカラー画情報を所定の優先順位に基づいて単色原稿
として記録紙に印字できる。なお、本実施例では、優先
順位として黒、C、M、Yの順番に基づいて単色のイン
ク液があることを検出した場合について述べたが、本発
明はこのような優先順位に限られることなく、例えば優
先順位として黒、Y、M、Cの順番に基づいて単色のイ
ンク液があることを検出した場合にも同様にして単色画
像を記録紙上に形成することができる。
【0048】このように、本実施例(請求項3)では、
プロッタ部4(単色画像形成手段)で単色のインク玉を
噴射して単色画像を記録紙上に形成した後に、画情報付
加部11(画情報付加手段)により当該記録紙上のヘッ
ダ部あるいはフッタ部に、カラー画情報を単色画像に変
換したことを表す情報、カラー画情報を受信したことを
表す情報、インク液が切れたことを表す情報のうち少な
くとも1つをメッセージ情報として画情報に付加し、画
情報付加部11(画情報付加手段)により付加されたメ
ッセージ情報に基づいて検出された当該単色のインク玉
をプロッタ部4(単色画像形成手段)で噴射して単色画
像を記録紙上に形成するように構成する。
【0049】従って、単色のインク玉を噴射して単色画
像を記録紙上に形成した後に、当該記録紙上のヘッダ部
あるいはフッタ部に、メッセージを付加するので、オペ
レータにカラー画情報を単色画像に変換したことやカラ
ー画情報を受信したことやインク液が切れたことを知ら
せることができる。 (実施例2)本実施例(請求項4,5)も実施例1と同
様に図1で説明したファクシミリ装置に適用することが
できる。本実施例では、本発明(請求項4,5)の特徴
部分を具体的に説明する。
【0050】図7は本発明に係わるファクシミリ装置1
00がカラー受信原稿をカラー印字するか単色印字する
かを選択する動作を示すフローチャートである。まず、
通信回線を介して送信側ファクシミリ装置から送信され
る呼び出し音CNG信号を受信した後に、網制御部7で
通信回線と接続する(処理S21)。次に、カラー印字
を行なうために、プロッタ部4の複数のインク切れセン
サで一つでもインク切れが発生したか否か調べてカラー
印字ができるか否かを判断する(処理S22)。
【0051】処理S22で、カラー印字ができる場合に
は、通信回線を介して送信側ファクシミリ装置から送信
される変調された符号化カラー画情報をモデム部2で受
信して復調し、次に、符号化カラー画情報を符号化復号
化部8でR・G・B各色のカラー画情報に復号化し、こ
のR・G・B各色のカラー画情報を補色生成部12でY
・M・C各色のカラー画情報に生成した後に、プロッタ
部4で順次に記録紙に記録して(処理S23)、処理を
終了する。
【0052】一方、処理S22で、カラー印字ができな
い場合には、通信回線を介して送信側ファクシミリ装置
から送信される変調された符号化カラー画情報をモデム
部2で受信して復調し、次に、符号化カラー画情報を符
号化復号化部8でカラー画情報に復号化する。次に、復
号化されたカラー画情報をカラー画情報記憶部9に順次
に記憶してメモリ受信する(処理S24)。
【0053】次に、操作部5の表示部21に「インクタ
ンクを交換して下さい」と表示してオペレータにインク
タンクの交換を促す(処理S25)。ここで、オペレー
タがインクタンクを交換したものとする。次に、操作部
5でカラー印字キー23または単色印字キー24のいず
れか一方が押されたか判断する(処理S26)。
【0054】処理S26で、カラー印字キー23が押さ
れた場合には、カラー画情報記憶部9に記憶されたカラ
ー画情報をプロッタ部4で順次に記録紙に記録して(処
理S27)、処理を終了する。一方、処理S26で、単
色印字キー24が押された場合には、カラー画情報記憶
部9に記憶されたカラー画情報を順次に読み出し、画情
報処理部10でR・G・B各色のカラー画情報を論理処
理して単色画情報に変換する(処理S28)。次に、画
情報処理部10で変換された単色画情報をプロッタ部4
で例えば黒インクを用いて記録紙に印字する(処理S2
9)。なお、単色画情報をプロッタ部4で記録紙に印字
する場合には、Y・M・C各色インクを用いて印字でき
ることはいうまでもない。
【0055】このように、本実施例(請求項4)では、
通信回線を介して送信側通信装置と接続した後に、プロ
ッタ部4の複数のインク切れセンサ(インク切れ検出手
段)により複数種類の単色のインク液のうち少なくとも
1つ以上インク切れが検出された場合には、通信回線を
介して送信側ファクシミリ装置から送信される変調され
た符号化カラー画情報をモデム部2で受信して復調し、
次に、符号化カラー画情報を符号化復号化部8でカラー
画情報に復号化する。次に、復号化されたカラー画情報
をカラー画情報記憶部9(カラー画情報記憶手段)に記
憶してメモリ受信し、インクタンクの交換を促す情報を
操作部5(表示手段)に表示し、操作部5(入力手段)
によりカラー印字または単色印字を選択して入力するよ
うに構成する。
【0056】従って、複数種類の単色のインク液のうち
少なくとも1つ以上インク切れが検出された場合には、
受信されるカラー画情報を記憶した後に、インクタンク
の交換を促す情報を表示してオペレータにインクタンク
の交換を促し、オペレータの要求に応じてカラー印字ま
たは単色印字を選択入力させることができるので、受信
拒否することなくカラー画情報を記憶でき、オペレータ
の要求に応じてカラー印字または単色印字を行なうこと
ができる。
【0057】このように、本実施例(請求項5)では、
通信回線を介して送信側通信装置と接続した後に、プロ
ッタ部4の複数のインク切れセンサ(インク切れ検出手
段)により複数種類の単色のインク液のうち少なくとも
1つ以上インク切れが検出された場合には、通信回線を
介して送信側ファクシミリ装置から送信される変調され
た符号化カラー画情報をモデム部2で受信して復調し、
次に、符号化カラー画情報を符号化復号化部8でカラー
画情報に復号化する。次に、復号化されたカラー画情報
をカラー画情報記憶部9(カラー画情報記憶手段)に記
憶してメモリ受信した後に、画情報処理部10(単色画
情報変換手段)により記憶されたカラー画情報に基づい
て単色画情報に変換する。次に、変換された単色画情報
に基づいて前記複数種類の単色のインク玉のうちいずれ
か1つを噴射して単色画像をプロッタ部4(単色画像形
成手段)により記録紙上に形成する。ここで、操作部5
(入力手段)によりカラー印字することを選択して入力
するように構成する。
【0058】従って、複数種類の単色のインク液のうち
少なくとも1つ以上インク切れが検出された場合には、
受信されるカラー画情報を記憶した後に、記憶されたカ
ラー画情報に基づいて単色画情報に変換して複数種類の
単色のインク玉のうちいずれか1つを噴射して単色画像
を記録紙上に形成し、引き続きオペレータにカラー印字
を選択入力させることができるので、受信拒否すること
なくカラー画情報を記憶でき、オペレータの要求に応じ
てカラー印字を行なうことができる。
【0059】(実施例3)本実施例(請求項6,7)も
実施例1と同様に図1で説明したファクシミリ装置に適
用することができる。本実施例では、本発明(請求項
6,7)の特徴部分を具体的に説明する。図8は本発明
に係わるファクシミリ装置100がカラー受信原稿を単
色印字する動作を示すフローチャートである。
【0060】まず、通信回線を介して送信側ファクシミ
リ装置から送信される呼び出し音CNG信号を受信した
後に、網制御部7で通信回線と接続する(処理S3
1)。次に、カラー印字を行なうために、プロッタ部4
の複数のインク切れセンサで一つでもインク切れが発生
したか否か調べてカラー印字ができるか否かを判断する
(処理S32)。
【0061】処理S32で、カラー印字ができる場合に
は、通信回線を介して送信側ファクシミリ装置から送信
される変調された符号化カラー画情報をモデム部2で受
信して復調し、次に、符号化カラー画情報を符号化復号
化部8でR・G・B各色のカラー画情報に復号化し、こ
のR・G・B各色のカラー画情報を補色生成部12でY
・M・C各色のカラー画情報に生成した後に、プロッタ
部4で順次に記録紙に記録して(処理S33)、処理を
終了する。
【0062】一方、処理S32で、カラー印字ができな
い場合には、通信回線を介して送信側ファクシミリ装置
から送信される変調された符号化カラー画情報をモデム
部2で受信して復調し、次に、符号化カラー画情報を符
号化復号化部8でカラー画情報に復号化する。次に、復
号化されたカラー画情報をカラー画情報記憶部9に順次
に記憶してメモリ受信する(処理S34)。この際、受
信したカラー画情報に対応するファイル番号をメモリ部
2に記憶する。
【0063】次に、カラー画情報記憶部9に記憶された
R・G・B各色のカラー画情報を順次に読み出し、画情
報処理部10でR・G・B各色のカラー画情報を論理処
理して単色画情報に変換する(処理S35)。次に、画
情報処理部10で変換された単色画情報をプロッタ部4
で例えば黒インクを用いて単色インクで記録紙に印字す
る(処理S36)。なお、単色画情報をプロッタ部4で
記録紙に印字する場合には、Y・M・C各色インクを用
いて印字できることはいうまでもない。
【0064】次に、単色画情報をプロッタ部4で記録紙
に印字した後に、カラー画情報を受信したことや受信し
たカラー画情報に対応するファイル番号を表すメッセー
ジを画情報付加部11で発生し、図5に示すように、プ
ロッタ部4で記録紙のヘッダ部またはフッタ部にこれら
のメッセージ情報を印字する(処理S37)。このよう
に、本実施例(請求項6)では、プロッタ部4(単色画
像形成手段)で単色のインク玉を噴射して単色画像を記
録紙上に形成した後に、画情報付加部11(画情報付加
手段)により当該記録紙上のヘッダ部あるいはフッタ部
に、カラー画情報を受信したことを表す情報およびファ
イル番号を表す情報をメッセージ情報として画情報に付
加し、画情報付加部11(画情報付加手段)により付加
されたメッセージ情報に基づいて検出された当該単色の
インク玉をプロッタ部4(単色画像形成手段)で噴射し
て単色画像を記録紙上に形成するように構成する。
【0065】従って、単色のインク玉を噴射して単色画
像を記録紙上に形成した後に、当該記録紙上のヘッダ部
あるいはフッタ部に、メッセージを付加するので、オペ
レータにカラー画情報を受信したことやファイル番号を
知らせることができる。図9は本発明に係わるファクシ
ミリ装置100がメモリ受信した原稿を破棄する動作を
示すフローチャートである。
【0066】まず、操作部5の表示部21に「メモリ受
信した内容を破棄しますか」と表示する(処理S4
1)。次に、操作部5のメモリ破棄キー25またはカラ
ー印字キー23が押下されたかを判断する(処理S4
2)。処理S42で、カラー印字キー23が押下された
場合には、カラー印字を行なうために、プロッタ部4の
複数のインク切れセンサで一つでもインク切れが発生し
たか否か調べてカラー印字ができるか否かを判断する
(処理S43)。処理S43で、カラー印字ができる場
合には、カラー画情報記憶部9に記憶された当該ファイ
ル番号のR・G・B各色のカラー画情報を順次に読み出
し、このR・G・B各色のカラー画情報を補色生成部1
2でY・M・C各色のカラー画情報に生成した後に、プ
ロッタ部4で順次に記録紙に印字する(処理S44)。
【0067】一方、処理S42で、メモリ破棄キー25
が押下された場合には、操作部5の表示部21に「ファ
イル番号を入力して下さい」と表示する(処理S4
5)。次に、操作部5のダイヤルキー26からファイル
番号が入力され、次いで、設定キー22が押下されたか
否かを判断する(処理S46)。処理S46でファイル
番号が設定された場合、または、処理S44で記録紙に
印字された場合には、制御部1がカラー画情報記憶部9
に記憶された当該ファイル番号に対応するアドレス上の
カラー画情報を破棄する(処理S47)。
【0068】このように、本実施例(請求項7)では、
制御部1(メモリ破棄入力手段)でメモリ破棄すること
が選択された場合に、操作部5(ファイル番号入力手
段)でファイル番号が入力されたときには、制御手段に
より当該ファイル番号に基づいてカラー画情報記憶部9
(カラー画情報記憶手段)に記憶されたカラー画情報を
破棄するように制御する。
【0069】従って、受信側がカラー記録をできない状
態になっていても、受信拒否することなくカラー画情報
をメモリ受信し、オペレータによってメモリ破棄するこ
とが選択された場合に、ファイル番号が入力されたとき
には、当該ファイル番号に基づいて記憶されたカラー画
情報を破棄するので、オペレータにとって不必要になっ
た内容のカラー画情報のファイルに対してのみ破棄する
ことができ、メモリの有効利用と操作性の向上を図るこ
とができる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、受信側がカラー記録を
できない状態になっていても、受信拒否することなくカ
ラー画情報を受信し、カラー画情報を単色原稿として記
録紙に印字でき、カラー画情報を所定の優先順位に基づ
いて単色原稿として記録紙に印字でき、オペレータにカ
ラー画情報を単色画像に変換したことやカラー画情報を
受信したことやインク液が切れたことを知らせることが
できる。
【0071】また、オペレータの要求に応じてカラー印
字または単色印字を行なうことができる。さらにまた、
受信側がカラー記録をできない状態になっていても、受
信拒否することなくカラー画情報をメモリ受信し、オペ
レータにカラー画情報を受信したことやファイル番号を
知らせることができ、オペレータにとって不必要になっ
た内容のカラー画情報のファイルに対してのみ破棄する
ことができ、メモリの有効利用と操作性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるファクシミリ装置100のシス
テム構成図である。
【図2】本発明の一実施例であるファクシミリ装置の操
作表示部5の構成図である。
【図3】本発明に係わるファクシミリ装置100の画情
報処理部10の内部構成を示す図である。
【図4】本発明に係わるファクシミリ装置100の伝送
制御手順を示す図である。
【図5】本発明に係わるファクシミリ装置100が記録
紙のヘッダ部またはフッタ部にメッセージを印字したこ
とを示す図である。
【図6】本発明に係わるファクシミリ装置100がカラ
ー受信原稿を単色印字するときの動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明に係わるファクシミリ装置100がカラ
ー受信原稿をカラー印字するか単色印字するかを選択す
る動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係わるファクシミリ装置100がカラ
ー受信原稿を単色印字する動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明に係わるファクシミリ装置100がメモ
リ受信した原稿を破棄する動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 制御部 2 メモリ部 3 スキャナ部 4 プロッタ部 5 操作部 6 モデム部 7 網制御部 8 符号化復号化部 9 カラー画情報記憶部 10 画情報処理部 11 画情報付加部 12 補色生成部 13 バス 21 表示部 22 設定キー 23 カラー印字キー 24 白黒印字キー 25 メモリ破棄 26 ダイヤルキー 29 スタートキー 30 ストップキー 31 コピーキー 40 マルチプレクサ 41 R用ラインメモリ 42 G用ラインメモリ 43 B用ラインメモリ 44 3ゲートAND 50 記録紙 100 ファクシミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/23 101 C B41J 3/04 102 Z (72)発明者 真崎 健 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 横野 政治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して送信側通信装置から受信
    されたカラー画情報に基づいて複数種類の単色のインク
    玉を噴射してカラー画像を記録紙上に形成する通信装置
    において、通信回線を介して送信側通信装置と接続した
    後に、複数種類の単色のインク液のインク切れをそれぞ
    れ検出するインク切れ検出手段と、該複数種類の単色の
    インク液のうち少なくとも1つ以上インク切れが検出さ
    れた場合には、送信側通信装置から受信されるカラー画
    情報に基づいて単色画情報に変換する単色画情報変換手
    段と、変換された単色画情報に基づいて前記複数種類の
    単色のインク玉のうちいずれか1つを噴射して単色画像
    を記録紙上に形成する単色画像形成手段と、を備えたこ
    とを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】前記インク液検出手段で所定の優先順位に
    基づいて単色のインク液があることが検出された場合に
    は、前記単色画情報変換手段で変換された単色画情報に
    基づいて検出された当該単色のインク玉を前記単色画像
    形成手段で噴射して単色画像を記録紙上に形成すること
    を特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】前記単色画像形成手段で単色のインク玉を
    噴射して単色画像を記録紙上に形成した後に、当該記録
    紙上のヘッダ部あるいはフッタ部に、カラー画情報を単
    色画像に変換したことを表す情報、カラー画情報を受信
    したことを表す情報、インク液が切れたことを表す情報
    のうち少なくとも1つをメッセージ情報として画情報に
    付加する画情報付加手段と、を備えたことを特徴とする
    請求項1乃至2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】通信回線を介して送信側通信装置から受信
    されたカラー画情報に基づいて複数種類の単色のインク
    玉を噴射してカラー画像を記録紙上に形成する通信装置
    において、通信回線を介して送信側通信装置と接続した
    後に、複数種類の単色のインク液のインク切れをそれぞ
    れ検出するインク切れ検出手段と、該複数種類の単色の
    インク液のうち少なくとも1つ以上インク切れが検出さ
    れた場合には、送信側通信装置から受信されるカラー画
    情報を記憶するカラー画情報記憶手段と、インクタンク
    の交換を促す情報を表示する表示手段と、カラー印字ま
    たは単色印字を選択して入力する入力手段と、を備えた
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】通信回線を介して送信側通信装置から受信
    されたカラー画情報に基づいて複数種類の単色のインク
    玉を噴射してカラー画像を記録紙上に形成する通信装置
    において、通信回線を介して送信側通信装置と接続した
    後に、複数種類の単色のインク液のインク切れをそれぞ
    れ検出するインク切れ検出手段と、該複数種類の単色の
    インク液のうち少なくとも1つ以上インク切れが検出さ
    れた場合には、送信側通信装置から受信されるカラー画
    情報を記憶するカラー画情報記憶手段と、記憶されたカ
    ラー画情報に基づいて単色画情報に変換する単色画情報
    変換手段と、変換された単色画情報に基づいて前記複数
    種類の単色のインク玉のうちいずれか1つを噴射して単
    色画像を記録紙上に形成する単色画像形成手段と、カラ
    ー印字することを選択して入力する入力手段と、を備え
    たことを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】前記単色画像形成手段で単色のインク玉を
    噴射して単色画像を記録紙上に形成した後に、当該記録
    紙上のヘッダ部あるいはフッタ部に、カラー画情報を受
    信したことを表す情報およびファイル番号を表す情報を
    メッセージ情報として画情報に付加する画情報付加手段
    と、を備えたことを特徴とする請求項5記載の通信装
    置。
  7. 【請求項7】メモリ破棄することを選択して入力するメ
    モリ破棄入力手段と、ファイル番号を入力するファイル
    番号入力手段と、前記メモリ破棄入力手段でメモリ破棄
    することが選択された場合に、前記ファイル番号入力手
    段でファイル番号が入力されたときには、当該ファイル
    番号に基づいて前記カラー画情報記憶手段に記憶された
    カラー画情報を破棄するように制御する制御手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項5記載の通信装置。
JP6314710A 1994-12-19 1994-12-19 通信装置 Pending JPH08172538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6314710A JPH08172538A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6314710A JPH08172538A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08172538A true JPH08172538A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18056633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6314710A Pending JPH08172538A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08172538A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5896207A (en) Color printer and facsimile apparatus which outputs in color or monochrome based on predetermined conditions
US6809836B1 (en) Image communication apparatus and its control method
US6359707B1 (en) Communication apparatus which outputs communication status data in plural different colors
US6970262B1 (en) Color image communication apparatus
JPH08172538A (ja) 通信装置
JP3461476B2 (ja) ファクシミリ装置
US20040070780A1 (en) Color image communication device
JP3632261B2 (ja) カラーファクシミリ装置
JP3556301B2 (ja) ファクシミリ装置
US6775035B1 (en) Image communication apparatus and method of controlling same
JP3718885B2 (ja) 画像通信装置
US20080192308A1 (en) Color Image Communication Device and Color Image Communication Method
JPH09193511A (ja) データ通信装置
JPH08167991A (ja) ファクシミリ装置
JP3332538B2 (ja) 画像通信装置および画像通信方法
JP3491996B2 (ja) カラーファクシミリ装置
JP3369341B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2824990B2 (ja) 画像通信方法
JPH09149276A (ja) 画像処理装置
JP3492174B2 (ja) コピー装置及びそれを備えたファクシミリ装置
JPH03259657A (ja) ファクシミリ装置
JPH08317231A (ja) カラーファクシミリ装置
JP2001309146A (ja) 画像形成装置
JPH09163123A (ja) カラーファクシミリ装置
JPH0630288A (ja) カラーファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041005