JPH09138800A - 文書作成方法および装置 - Google Patents

文書作成方法および装置

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JPH09138800A
JPH09138800A JP7296589A JP29658995A JPH09138800A JP H09138800 A JPH09138800 A JP H09138800A JP 7296589 A JP7296589 A JP 7296589A JP 29658995 A JP29658995 A JP 29658995A JP H09138800 A JPH09138800 A JP H09138800A
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JP7296589A
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Inventor
Toru Takazawa
通 高澤
Hiroshi Nakayama
寛 中山
Hideaki Kitamura
秀明 北村
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り扱う文書の構造の変更に伴う作業負担が
小さく、そのような変更に迅速に対応することができる
文書作成方法および装置を提供する。 【解決手段】 データベース14には、名所案内など、
観光情報文書を構成する単位文書の文書データが格納さ
れている。また、割付けスタイル記憶部16には、それ
ら単位文書を組み合わせて1つの観光情報文書を構成す
る際の割付けスタイルが記憶されている。検索部12
は、割付けスタイル記憶部16から割付けスタイルを読
み出すとともに、検索条件入力部10から入力された検
索条件に適合する単位文書をデータベース14から検索
する。統合文書作成部18は、検索された各単位文書を
割付けスタイルに従って割付けることにより、観光情報
文書の統合文書データを作成する。作成された統合文書
データは、出力部20から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書作成方法およ
び装置に関し、特に構造化された文書を作成する方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文書情報のコンピュータによる管理が一
般的となった今日、作成した文書を他人と交換したり、
データベースなどに保管して再利用したりすることが多
くなっている。このため、文書の交換や再利用などが容
易に行えるような環境の整備が求められている。この要
望に応えるために、ISO(国際標準化機構)はSGM
L(Standard Generalized Markup Language)という文
書記述言語の標準規格を制定した。SGMLは、文書の
論理的な構造を記述するための記述言語であり、文書の
保存/検索や交換のための標準的な言語として普及しつ
つある。
【0003】SGMLでは、まず例えば領収書なら領収
書に共通する論理構造、取扱い説明書なら取扱い説明書
に共通する論理構造と言った具合に、同種の文書に共通
する論理構造を抽出する。そして、この抽出結果をSG
MLの文法に従って記述したものを、その種類の文書に
共通する論理構造を示した書式の定義として用いる。こ
のような書式の定義をDTD(Document Type Definiti
on:文書型定義)と言う。個々の文書は、その文書の種
類について定義されたDTDに従って作成される。これ
ら文書は、各文書種類ごとにそれぞれ共通のDTDに従
って作成されているので、検索や交換が容易となる。
【0004】これらSGMLに従った文書の保存・検索
などを行う文書管理装置は、すでにいくつか開発されて
いるが、これら従来装置の利用方法は、特定種類の文書
に特化し、当該種類の文書の構造を細部まですべて規定
した1つのDTDを用いるものが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現状では、
DTDが標準化されているのは特許明細書など極めて限
られた種類の文書についてのみであり、他の大多数の種
類の文書についてはDTDの標準化は達成されていな
い。
【0006】DTDが標準化されていない大多数の分野
では、暫定的なDTDを定め、これに従って個別の文書
を作成し、保存し、再利用に供することになるが、ここ
で用いられるDTDはあくまで暫定的なものであり、修
正や変更が必要となる場合も多い。実際のSGML文書
を取り扱う現場でも、DTDの変更・修正が容易にでき
る装置が求められている。
【0007】しかしながら、従来装置のように文書の構
造を細部まですべて1つのDTDによって規定する装置
には、DTDの変更に対処しにくいという問題があっ
た。すなわち、従来装置では、DTDを変更した場合、
装置に保存されているすべての文書のデータを新たなD
TDに合う形式に修正しなければならなかったので、D
TDの変更に伴う作業負担は膨大なものとなり、DTD
の変更に迅速に対応することが困難であった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、取り扱う文書の構造の変更に伴
う作業負担が小さく、そのような変更に迅速に対応する
ことができる文書作成方法および装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明に係る文書作成方法は、複数の単位文書を
所定の割付けスタイルで編集統合して統合文書を作成す
る文書作成方法であって、各単位文書には、当該単位文
書の種類を示すあらかじめ定義された種類名が与えら
れ、割付けスタイルは統合文書中の各割付け位置とこれ
に割り付けられる単位文書の種類名との対応情報を有し
ており、前記割付けスタイルの各割付け位置に、対応す
る種類名の単位文書を割り付けることにより統合文書を
作成することを特徴とする。
【0010】この方法では、各単位文書には種類名が与
えられており、割付けスタイルに規定される種類名と割
付け位置との対応情報に従って、各単位文書を対応する
割付け位置に割り付けることにより1つの統合文書を作
成する。ここで種類名は、個々の単位文書にそれぞれ別
個に与えられる文書名とは異なり、同一種類の単位文書
に共通のものである。
【0011】また、本発明に係る文書作成装置は、複数
の単位文書を所定の割付けスタイルで編集統合して統合
文書を作成する文書作成装置であって、あらかじめ定義
された種類名が与えられた単位文書を格納する単位文書
データベースと、入力された検索条件に適合する単位文
書を前記単位文書データベースから検索する単位文書検
索手段と、統合文書中の各割付け位置とこれに割り付け
られる単位文書の種類名との対応情報を示す割付けスタ
イルに従って、前記単位文書検索手段で検索された単位
文書を当該単位文書の種類名に対応する割付け位置に割
付ける割付け手段と、を有することを特徴とする。
【0012】この構成では、単位文書検索手段によって
検索された各単位文書を、割付け手段にて割付けスタイ
ルに従って割り付けることにより、1つの統合文書を作
成する。
【0013】また、本発明に係る文書作成装置は、上記
構成に加えて、複数の割付けスタイルを格納したスタイ
ルデータベースと、入力された検索条件に適合する割付
けスタイルを前記スタイルデータベースから検索するス
タイル検索手段とを有し、前記割付け手段は、前記スタ
イル検索手段にて検索された割付けスタイルに従って単
位文書を割付けることを特徴とする。
【0014】この構成では、複数の割付けスタイルから
検索条件に適したものを選び出し、それに従って統合文
書を構成することができる。
【0015】なお、本発明に係る文書作成方法および装
置においては、単位文書をSGMLにおける所定の文書
型定義に従って記述し、当該単位文書に与えられる種類
名は文書型定義の名称とすることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る文書作成方法
および装置の好適な実施形態を図面に基づいて説明す
る。
【0017】実施形態1.以下では観光情報文書を作成
する場合を例にとって説明する。
【0018】図2は、本実施形態で取り扱う観光情報文
書の形式の一例を示す図である。
【0019】図2に示す観光情報文書には、例えば金閣
寺なら金閣寺という1つの名所の地図や概要説明などを
記した名所案内、その名所の近くの有名なレストランの
住所や特徴などを記したレストラン案内、およびその名
所の近くで開かれるイベントの内容説明や開催日などを
記したイベント案内が含まれる。
【0020】本実施形態では、このような観光情報文書
をいくつかの構成要素に分けて管理する。すなわち、本
実施形態では、図2に示す観光情報文書を、名所案内、
レストラン案内およびイベント案内の3つの構成要素に
分け、それら各構成要素の文書を組み立てることにより
一つの観光情報文書を作成する。以下では、名所案内や
レストラン案内などのように、大きな文書の構成要素と
なる個々の文書のことを単位文書と呼ぶ。そして、それ
ら単位文書を組み立てて作成する観光情報文書などの大
きな文書のことを統合文書と呼ぶ。従って、観光情報文
書は、名所案内などの単位文書から構成される統合文書
ということができる。
【0021】各単位文書は、それぞれ所定のDTDに従
って記述される。図3、図4および図5に、名所案内、
レストラン案内およびイベント案内のDTDをそれぞれ
示す。各DTDには、まず先頭にその単位文書の種類を
示す文書種類名が規定されており、以下その単位文書に
含まれる文書要素が列挙されている。
【0022】例えば「金閣寺の名所案内」という文書名
の単位文書は、図3に示す名所案内のDTDに従って、
「名所案内」という文書種類名に続き、名所名(金閣
寺)や地図などの必要な文書要素が記述される。そし
て、本実施形態では、このような名所案内の単位文書
を、各名所について個々に作成し、データベースに保存
する。同様に、レストラン案内やイベント案内の単位文
書についても、各レストランや各イベントごとに、対応
するDTDに従って個々に作成しデータベースに保存す
る。データベースに保存された各単位文書は、先頭に記
された文書種類名によりどの文書種類に属するかを区別
することができる。
【0023】そして、本実施形態では、名所案内、レス
トラン案内およびイベント案内の単位文書を組み立てる
ことにより観光情報文書という一つの統合文書を構成す
る。このときの単位文書の組み立て方のことを割付けス
タイルと呼ぶ。
【0024】図6に、本実施形態における観光情報文書
の割付けスタイルの例を示す。図6の割付けスタイルに
は、観光情報文書を出力する際の用紙などのサイズや組
み方向を示す書式指定が規定される。そして、割付けス
タイルには、さらに各単位文書が統合文書たる観光情報
文書全体のうちのどの位置に割付けられるかが規定され
る。例えば、図6の割付けスタイルでは、「名所案内」
に属する単位文書は、1ページの上全段に割り付けられ
ることが規定されている。
【0025】このような割付けスタイルに従って、各単
位文書をそれぞれ定められた割付け位置に割付けること
により、1つの観光情報文書を構成することができる。
【0026】図1は、本実施形態に係る文書作成装置の
概略構成を示すブロック図であり、図7はこの文書作成
装置を用いた文書作成処理の流れを示すフローチャート
である。以下、図1および図7を参照して、本実施形態
に係る文書作成装置について説明する。
【0027】図1において、データベース14には、名
所案内などの各文書種類についてのDTD(図3〜図5
参照)と、それらDTDに従って記述されている複数の
単位文書とが格納されている。また、割付けスタイル記
憶部16には、図6に示した割付けスタイルが記憶され
ている。
【0028】検索条件入力部10には、操作者から文書
検索のための検索条件が入力される(S10)。例え
ば、ここで金閣寺についての観光情報が欲しいという検
索条件が検索条件入力部10に入力されたとする。この
検索条件を受け取った検索部12では、まず割付けスタ
イル記憶部16から観光情報文書の割付けスタイルを取
り出す(S12)。それから、検索部12は、割付けス
タイルの<内容>をキーワードにしてデータベース14
を検索し、金閣寺についての名所案内の単位文書を読み
出すとともに、さらに住所などのデータから金閣寺の近
くのレストランのレストラン案内、および金閣寺の近く
のイベントのイベント案内の各単位文書を探索する(S
14)。これら単位文書のデータには、単位文書の論理
構造をDTDに従って記述したSGML文書と、このS
GML文書を印刷あるいはディスプレイ表示する際の各
文書要素の配置位置や書体などを指定した図11に示す
様なテンプレートとが含まれる。そして、検索部12
は、検索により得られた各単位文書を割付けスタイルと
共に統合文書作成部18に入力する。
【0029】統合文書作成部18は、これら各単位文書
を割付けスタイルに従って割付けることにより、観光情
報文書の統合文書データを作成する(S16)。このと
き、統合文書作成部18は、各単位文書に記されている
文書種類名を参照して、各単位文書を、割付けスタイル
に規定された各文書種類名に対応する割付け位置に割付
ける。さらに、統合文書作成部18は、各単位文書のテ
ンプレート情報もこれに加えることにより、印刷などの
出力に適した形の統合文書データを作成する。作成され
た統合文書データは、出力部20から出力される(S1
8)。出力部20は、例えば校正用のプリンターやディ
スプレイなどである。出力部20からは、図2に示すよ
うな観光情報文書が出力される。
【0030】以上説明したように、本実施形態は、この
ような構成を採ったことにより、次のような利点が得ら
れる。
【0031】まず第1に本実施形態では、統合文書全体
の割付け構造を変更する場合には、割付けスタイルを変
更するだけでよく、個々の単位文書のデータを変更する
必要がない。
【0032】第2に、統合文書の一部の構造に変更があ
る場合には、その変更箇所を含む単位文書についてのみ
変更するだけでよい。すなわち、例えば観光情報文書の
名所案内の部分の構造に変更がある場合、従来は観光情
報文書全体のDTDを変更し、さらにデータベースに格
納された観光情報文書全部を読み出してその変更に対応
した変更を行う必要があったが、本実施形態では、この
ような場合は名所案内の単位文書についてのみ変更すれ
ば足りる。
【0033】第3に、単位文書の追加・削除による新た
な統合文書の作成が容易となる。すなわち、従来手法で
は、例えば観光情報文書に新たな構成要素を加えて新た
なDTDを作成した場合は、データベースに保存されて
いるすべての観光情報文書を新たなDTDに従って修正
しなければならなかったが、本実施形態によれば、追加
する各単位文書およびDTDを作成し、この新たに追加
された単位文書を割付けスタイルに組み込むだけで、新
たな観光情報文書を構成することができる。また、単位
文書の削除の場合も、本実施形態では割付けスタイルを
変更するだけでよく、データベースのデータに手を加え
なくても済む。
【0034】このように、本実施形態は、文書構造の変
更に対して容易に対応できるとともに、新たな文書構造
の構築を容易に行うことができる。
【0035】なお、以上の実施形態の説明では、観光情
報文書について割付けスタイルを1つしか示していなか
ったが、割付けスタイル記憶部16に複数の割付けスタ
イルを格納しておき、検索条件に応じて適切な割付けス
タイルを検索する構成とすることもできる。すなわち、
本実施形態では、要素として含む単位文書の種類が同じ
でもそれらの配置構造が異なる割付けスタイルや、要素
として含む単位文書の種類自体が異なる割付けスタイル
などの複数の割付けスタイルを割付けスタイル記憶部1
6に格納しておき、検索条件に適合した割付けスタイル
を検索して用いることも可能である。なお、割付けスタ
イルの検索は、所望の割付けスタイルを指定する検索条
件を検索条件入力部10から入力することにより行って
もよく、また単位文書に対する検索条件から適切な割付
けスタイルを自動的に選択する構成としてもよい。
【0036】このような構成によれば、従来の手法に比
して次のような効果が得られる。すなわち、従来手法で
は、例えば、名所案内、レストラン案内およびイベント
案内を含む観光情報文書1と、名所案内およびレストラ
ン案内のみからなる観光情報文書2の2種類の文書形式
があった場合、各名所について、観光情報文書1および
観光情報文書2のそれぞれの形式で文書をあらかじめ作
成しておく必要があった。これに対して、本実施形態で
は、名所案内、レストラン案内およびイベント案内の個
々の単位文書は既に作成されているので、後は観光情報
文書1および観光情報文書2の形式に合う割付けスタイ
ルを作成するだけで、各名所ごとについては何ら追加処
理を行う必要なく、それら2つの形式に適合した観光情
報文書を作成することができる。
【0037】また、従来は、各名所ごとに、観光情報文
書1および観光情報文書2の2つの形式で記述された文
書データを両方ともデータベースに格納しておく必要が
あったのに対し、この構成では、各単位文書のデータ
と、観光情報文書1および観光情報文書2にそれぞれ対
応する割付けスタイルとを用意するだけで済むので、デ
ータベースのサイズを大幅に縮小することができる。
【0038】さらに、本実施形態では、検索によって、
データベースに格納されている複数の単位文書から必要
な単位文書を取り出し、それら単位文書を割付けること
で統合文書を作成するので、目的とする文書を効率的に
作成することができる。
【0039】実施形態2.本実施形態は、コンピュータ
ディスプレイに階層的にウインドウ表示するための文書
データの作成を対象とする。以下、ここでも、観光情報
文書を例にとって説明する。
【0040】本実施形態において作成される観光情報文
書は、最終的には図8に示すように階層的に表示され
る。図8に示す表示形式について説明すると、まず初期
画面Aには「金閣寺のご案内」というタイトルと「案内
説明」および「外観図」のアイコンとが表示される。こ
の表示を見たユーザが例えば「案内説明」のアイコンを
クリックすると、案内説明のウインドウA.1が開く。
ウインドウA.1には、「地図」および「見所」のアイ
コンと、金閣寺の概要説明の文書が表示される。以下、
ウインドウ内のアイコンがクリックされると、そのアイ
コンに対応するウインドウが開き、そのウインドウの内
部の文書が表示される。
【0041】本実施形態の装置は、図1の構成と同様の
構成を有する。本実施形態における出力部20はウイン
ドウ表示機能を有するコンピュータのディスプレイであ
る。なお、本実施形態では、データベース14内のデー
タが、図9に示すように、名所案内などのDTDに従っ
て記述された単位文書データと地図や写真などの画像デ
ータとに分けて格納されている。各単位文書データは、
各々の文書種類に応じたDTDに従って記述されてい
る。例えば、名所案内の単位文書は、DTD1に従って
記述されている。また、画像データには、画像データの
種類(地図画像、写真画像など)を示すデータや、その
画像データについての検索キー(例えば、金閣寺の写真
なら「金閣寺」という検索キーが与えられる)などの識
別情報が付加されている。
【0042】そして、本実施形態では、このようなデー
タベースから検索した単位文書データや画像データを図
10に示す割付けスタイルに従って割付けることによ
り、階層構造の観光情報文書を作成する。
【0043】図10の割付けスタイルでは、図8の表示
構造を次のように表している。
【0044】まず割付けスタイルの最初の行には、初期
画面のウインドウAの書式がスタイルaであることが示
されている。ここで、スタイルaは、図11に示すテン
プレートに規定されている。テンプレートには、ウイン
ドウ内の表示要素(アイコン、テキストデータ、画像デ
ータなど)がどのようなレイアウトや書体で表示される
かが規定されている。例えば、スタイルaには、A4サ
イズのウインドウを縦置にして開き、ウインドウの上部
に「タイトル」を文字サイズ18Q、書体1の文字を用
いて中揃えで表示し、ウインドウの左上部に「アイコン
1」を、ウインドウの右下部に「アイコン2」を、それ
ぞれ16Q、書体1の文字で右揃えで表示することが規
定されている。すなわち、本実施形態では、割付けスタ
イルは観光情報文書の階層的な論理構造を示し、スタイ
ルテンプレートは当該観光情報文書を表示する場合の各
ウインドウ内の要素のレイアウトを示す。このスタイル
テンプレートは、割付けスタイルと共に割付けスタイル
記憶部16に登録される。
【0045】ウインドウAのスタイル指定の次の行に
は、ウインドウAのタイトルが「(名所名)のご案内」
と表示されることが示されている。ここで、括弧でくく
った(名所名)の中には、検索条件によって与えられる
具体的な名所名が入る。また、図10には、ウインドウ
Aには「案内説明」のアイコン(アイコン1)が表示さ
れることが示されている。
【0046】さらに、案内説明のアイコン1の宣言の次
には、このアイコン1をクリックしたときに開くウイン
ドウA.1の内容が規定されている。すなわち、そこに
は、ウインドウA.1はスタイルbで表示され、ウイン
ドウA.1には「案内」というタイトルと、概要説明の
文書と、「地図」のアイコンとが表示されることが示さ
れている。ここで、概要説明としては、データベースか
ら検索された単位文書データが表示される。図10の割
付けスタイルでは、概要説明の具体的な内容として、個
別の文書ファイル名を指定するのではなく、そこに表示
されるべき文書の種類名、すなわち表示されるべき文書
のDTDの名前を指定している。例えば、A.1の概要
説明には、DTD1で記述された名所案内の単位文書が
入る。
【0047】図10の割付けスタイルは、以下同様にし
て各ウインドウの表示要素を階層的に規定している。
【0048】図1を参照して、本実施形態における処理
の流れを説明する。
【0049】検索条件入力部10から「金閣寺」という
検索キーが入力されると、検索部12は、割付けスタイ
ル記憶部16から図10に示す割付けスタイルや図11
に示すテンプレートの情報を読み出す。そして、検索部
12は、データベース14から、検索キーの「金閣寺」
に適合する名所案内やイベント案内などの文書データお
よび地図や写真などの画像データを検索する。
【0050】統合文書作成部18は、データベース14
から検索された各データを、割付けスタイルの該当箇所
に割付ける。例えば、DTD1で記述された金閣寺の名
所案内は、ウインドウA.1の「内容」の部分に割付け
られる。この割付けは、例えば、割付けスタイルのウイ
ンドウA.1の「内容」に、検索された金閣寺の名所案
内のファイル名をリンクすることによって行う。このよ
うな処理の結果、階層的な論理構造を有する金閣寺の観
光情報文書の統合文書データが出来上がる。
【0051】そして、出力部20は、この統合文書デー
タをテンプレートに従って表示する。
【0052】このように、本実施形態は、割付けスタイ
ルにおいていわば単位文書の論理的な意味での割付け位
置を規定している。本実施形態でも、前記実施形態1と
同様、文書構造の変更に容易に対応することができ、ま
た新たな文書構造の構築も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る文書作成装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】 実施形態1における観光情報文書の出力形式
の一例を示す図である。
【図3】 実施形態1における名所案内の単位文書のD
TDを示す図である。
【図4】 実施形態1におけるレストラン案内の単位文
書のDTDを示す図である。
【図5】 実施形態1におけるイベント案内の単位文書
のDTDを示す図である。
【図6】 実施形態1における観光情報文書の割付けス
タイルの一例を示す図である。
【図7】 図1の文書作成装置の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図8】 実施形態2における観光情報文書の出力形式
の一例を示す図である。
【図9】 実施形態2におけるデータベースのデータ内
容を示す説明図である。
【図10】 実施形態2における割付けスタイルの一例
を示す図である。
【図11】 テンプレートの内容を示す図である。
【符号の説明】
10 検索条件入力部、12 検索部、14 データベ
ース、16 割付けスタイル記憶部、18 統合文書作
成部、20 出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 秀明 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単位文書を所定の割付けスタイル
    で編集統合して統合文書を作成する文書作成方法であっ
    て、 各単位文書には、当該単位文書の種類を示すあらかじめ
    定義された種類名が与えられ、 割付けスタイルは、統合文書中の各割付け位置とこれに
    割り付けられる単位文書の種類名との対応情報を有して
    おり、 前記割付けスタイルの各割付け位置に、対応する種類名
    の単位文書を割り付けることにより統合文書を作成する
    ことを特徴とする文書作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書作成方法において、 前記単位文書はSGMLにおける所定の文書型定義に従
    って記述され、当該単位文書に与えられる種類名は前記
    文書型定義の名称であることを特徴とする文書作成方
    法。
  3. 【請求項3】 複数の単位文書を所定の割付けスタイル
    で編集統合して統合文書を作成する文書作成装置であっ
    て、 あらかじめ定義された種類名が与えられた単位文書を格
    納する単位文書データベースと、 入力された検索条件に適合する単位文書を前記単位文書
    データベースから検索する単位文書検索手段と、 統合文書中の各割付け位置とこれに割り付けられる単位
    文書の種類名との対応情報を示す割付けスタイルに従っ
    て、前記単位文書検索手段で検索された単位文書を当該
    単位文書の種類名に対応する割付け位置に割付ける割付
    け手段と、 を有することを特徴とする文書作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の文書作成装置において、 複数の割付けスタイルを格納したスタイルデータベース
    と、 入力された検索条件に適合する割付けスタイルを前記ス
    タイルデータベースから検索するスタイル検索手段と、 を有し、 前記割付け手段は、前記スタイル検索手段にて検索され
    た割付けスタイルに従って単位文書を割付けることを特
    徴とする文書作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3、4いずれかに記載の文書作成
    装置において、 前記単位文書はSGMLにおける所定の文書型定義に従
    って記述され、当該単位文書に与えられる種類名は前記
    文書型定義の名称であることを特徴とする文書作成装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100290665B1 (ko) * 1999-01-19 2001-05-15 남궁석 구조화 문서를 관계형 데이터베이스에 저장/관리하는 방법
KR100709379B1 (ko) * 2004-12-30 2007-04-20 주식회사 엔리치텍 메타파일을 이용한 문서양식 제작방법
US7281204B1 (en) 1999-11-23 2007-10-09 Fujitsu Limited Hub document preparation method

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