JPH09138134A - 車両用経路誘導装置 - Google Patents

車両用経路誘導装置

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JPH09138134A
JPH09138134A JP29525095A JP29525095A JPH09138134A JP H09138134 A JPH09138134 A JP H09138134A JP 29525095 A JP29525095 A JP 29525095A JP 29525095 A JP29525095 A JP 29525095A JP H09138134 A JPH09138134 A JP H09138134A
Authority
JP
Japan
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traffic information
information
reception time
vehicle
past
Prior art date
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Pending
Application number
JP29525095A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Hasegawa
俊一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP29525095A priority Critical patent/JPH09138134A/ja
Publication of JPH09138134A publication Critical patent/JPH09138134A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最新の交通情報が得られなかった場合には過
去に提供された情報を異なる形態で表示する。 【解決手段】 交通情報に関する放送電波を受信する受
信手段7と、受信手段7で受信した交通情報を受信時刻
とともに記憶する記憶手段1bと、道路地図上に受信時
刻に応じた形態で交通情報を表示する表示手段1,8と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路地図上に目的
地までの最適経路を表示して乗員を誘導する車両用経路
誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路地図上に車両の現在地と目的地まで
の最適経路を表示して乗員を誘導する車両用経路誘導装
置が知られている(例えば、特開平2−244188号
公報参照)。
【0003】また、FM多重放送や路車間ビーコンなど
により渋滞や駐車場の空き状況などの交通情報を提供す
るATISやVICSなどの道路交通情報通信システム
が整備されつつあり、走行中に常に最新の交通情報を入
手することができるようになった。図4は駐車場の空車
情報を道路地図上に重畳して表示した例を示す。通常、
車両用経路誘導装置のディスプレイには、車両周辺の道
路地図が表示され、その道路地図上に車両の現在地と目
的地への最適経路が表示されている。そして、道路交通
情報通信システムの放送電波を受信して交通情報を入手
すると、入手した最新の交通情報を現在表示中の道路地
図上に重畳して表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の車両
用経路誘導装置では、道路交通情報通信システムから交
通情報を受信すると、過去に受信した情報をすべて消去
し、今回受信した最新の情報だけを表示しているので、
過去に提供されたが今回は提供されなかった情報は消去
されてしまい、その情報を確認できなくなるという問題
がある。例えば、上述した駐車場の空車情報などは、過
去に提供された情報が前回または前前回の情報のように
それほど古くない限り、情報の信頼性が充分に高く利用
価値がある。しかし、過去に提供されたが今回は提供さ
れなかったという理由で、過去に提供された空車情報を
消去してしまうので、その駐車場の空き状況については
まったく確認できなくなる。
【0005】本発明の目的は、最新の交通情報が得られ
なかった場合には過去に提供された情報を異なる形態で
表示するようにした車両用経路誘導装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、道路地図を表示する表示手段を
備えた車両用経路誘導装置に適用され、交通情報に関す
る放送電波を受信する受信手段と、前記受信手段で受信
した交通情報を受信時刻とともに記憶する記憶手段とを
備え、前記表示手段により道路地図上に受信時刻に応じ
た形態で交通情報を表示する。請求項2の車両用経路誘
導装置は、前記表示手段によって、受信時刻に応じた色
で交通情報を表示するようにしたものである。請求項3
の車両用経路誘導装置は、前記表示手段によって、受信
時刻に応じた絵柄で交通情報を表示するようにしたもの
である。請求項4の車両用経路誘導装置は、前記表示手
段によって、交通情報とその受信時刻を表示するように
したものである。請求項5の車両用経路誘導装置は、過
去に受信した交通情報と同一の事物に対する交通情報を
受信した場合には、前記記憶手段の記憶内容を最新の情
報とその受信時刻で更新する更新手段を備えたものであ
る。請求項6の車両用経路誘導装置は、前記記憶手段に
記憶されている交通情報の中から所定時間前の交通情報
を消去する消去手段を備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。コントローラ1はマイクロコンピュー
タ1aとメモリ1bなどの周辺部品から構成され、後述
する制御プログラムを実行して道路地図上に車両の現在
地と目的地までの最適経路を表示するとともに、道路交
通情報通信システムにより提供された交通情報を表示す
る。コントローラ1には方位センサ2、距離センサ3、
GPS受信機4、記憶装置5、入力装置6、受信機7が
接続される。方位センサ2は車両の進行方位を検出し、
距離センサ3は車両の走行距離を検出する。GPS受信
機4は衛星からのGPS信号を受信して車両の現在地や
進行方位などを検出する。また、記憶装置5は道路地図
データを記憶するCD−ROMなどの装置であり、入力
装置6は目的地などを入力する装置である。受信機7
は、道路交通情報通信システムによる交通情報に関する
放送電波を受信するための受信機である。なお、この明
細書ではVICS、ATIS、ビーコン、FM多重な
ど、車両に交通情報を提供するすべてのシステムを道路
交通情報通信システムと呼び、受信機7はそれらのシス
テムから送信されるすべての交通情報を受信可能とす
る。コントローラ1にはまた、道路地図や文字情報を表
示するディスプレイ8と、音声による誘導を行なうため
のスピーカー9などが接続される。
【0008】図2はコントローラ1の地図描画処理を示
すフローチャートである。このフローチャートにより、
一実施形態の動作を説明する。入力装置6のメインスイ
ッチが投入されると、コントローラ1はこの地図描画処
理を開始する。ステップ1において入力装置6により設
定された目的地を読み込み、続くステップ2で方位セン
サ2、距離センサ3およびGPS受信機4により車両の
現在地と進行方位を検出する。ステップ3で、記憶装置
5の道路地図データを参照して現在地から目的地までの
最適経路を演算する。なお、最適経路は例えば周知のダ
イクストラ法により演算する。ステップ4において、車
両の現在地と進行方位、最適経路、指定縮尺などに基づ
いて、ディスプレイ8に表示する道路地図の表示領域を
演算し、続くステップ5で記憶装置5から表示領域を含
む道路地図データを読み込む。ステップ6で、道路地図
をディスプレイ8に描画する。さらに、ステップ7で、
描画した道路地図上の、電波航法あるいは推測航法によ
り検出した車両の現在地に現在地マークを描画するとと
もに、上記ステップで演算した目的地までの最適経路を
描画する。ステップ8で、車両が移動または回転したか
どうかを確認し、車両の移動または回転があればステッ
プ4へ戻り、上記処理を繰り返す。
【0009】図3は交通情報受信割り込みルーチンを示
すフローチャートである。受信機7で交通情報が受信さ
れると、コントローラ1のマイクロコンピュータ1aに
割り込みが発生し、マイクロコンピュータ1aはこの割
り込みルーチンを実行する。ステップ11において、メ
モリ1bに記憶されている過去に受信した交通情報を検
索し、今回受信した交通情報が過去に提供があった情報
かどうかを確認する。過去に提供があった情報の場合は
ステップ12へ進み、メモリ1bの記憶情報を今回受信
した最新の情報で更新する。その際、今回の最新情報と
ともに情報の受信時刻を合わせて記憶する。一方、過去
に提供がなかった情報の場合はステップ13へ進み、今
回受信した最新情報とその受信時刻とを対にしてメモリ
1bに記憶する。その後、ステップ14へ進み、ディス
プレイ8の道路地図上に今回受信した最新情報を赤色で
描画する。今回受信した交通情報を道路地図上に描画し
たらステップ15へ進み、メモリ1bに記憶されている
交通情報を検索し、過去に提供された情報の中で今回提
供されなかったものがあるかどうかを調査する。交通情
報はその情報の受信時刻と対でメモリ1bに記憶するの
で、今回の最新情報の受信時刻よりも前の受信時刻の情
報を検索すればよい。過去に提供されながら今回は提供
されなかった情報があれば、ステップ16でその情報を
ディスプレイ8の道路地図上に橙色で描画する。ところ
で、過去に提供されてもその後しばらく提供されない情
報はメモリ1bに長く記憶されることになる。そのよう
な古い交通情報は信頼性が低いので、ステップ17にお
いて、メモリ1bに記憶されている交通情報の中の古い
ものを消去する。例えば、情報の受信時刻をチェックし
て所定時間以上前に受信した情報を消去すればよい。
【0010】図4〜図6はこの実施形態による交通情報
の表示例を示す。図4は、JR東京駅周辺の道路地図上
に本町駐車場の空車情報を表示した12時35分現在の
表示例を示す。その後、12時40分に駐車場の空車情
報を受信したので、過去の空車情報を更新し、図5に示
すように、最新の空車情報が得られた駐車場に対しては
最新の情報であることを示す赤色で駐車場のPマークを
表示する。さらにその後、12時45分に駐車場の空車
情報を受信したが、本町駐車場に関しては最新の空車情
報が得られなかったので、5分前の12時40分に得ら
れた空車情報を表示し、過去の情報であることを示す橙
色で本町駐車場のPマークを表示する。なお、本町駐車
場以外の駐車場についても同様な表示処理を行なうが、
それらについての説明を省略する。また、ここでは交通
情報の表示例として駐車場の空車情報を例に上げて説明
したが、渋滞情報、交通規制などの他の交通情報につい
ても同様に表示処理を行なう。
【0011】なお、上述した実施形態では交通情報の受
信時刻に応じて情報の表示色を変える例を示したが、交
通情報の受信時刻に応じて交通情報マークの絵柄を変え
るようにしてもよい。また、図7に示すように、各交通
情報マークの近傍にそれぞれの情報の受信時刻を表示す
るようにしてもよい。さらに、上述した実施形態では平
面図道路地図を表示する例を示したが、鳥瞰図道路地図
を表示するようにしてもよい。
【0012】以上の一実施形態の構成において、コント
ローラ1およびディスプレイ8が表示手段を、受信機7
が受信手段を、メモリ1bが記憶手段を、コントローラ
1が更新手段および消去手段をそれぞれ構成する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、道
路地図上に受信時刻に応じた形態、例えば受信時刻に応
じた色や、受信時刻に応じた絵柄で交通情報を表示した
り、あるいは交通情報をその受信時刻と同時に表示する
ようにしたので、今回は受信できなかったが過去に受信
した交通情報が消去されずに表示され、充分に信頼性の
高い交通情報を有効に活用することができる。また、各
交通情報の新しさ、古さを認識できるので、情報を活用
する際に正しい判断をすることができる。また、過去に
受信した交通情報と同一の事物に対する交通情報を受信
した場合には記憶されている過去の情報の内容を最新の
情報とその受信時刻で更新し、記憶されている交通情報
の中で所定時間前の情報を消去するようにしたので、信
頼性の高い交通情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の構成を示す図。
【図2】 道路地図描画処理を示すフローチャート。
【図3】 交通情報受信割り込みルーチンを示すフロー
チャート。
【図4】 交通情報の表示例を示す図。
【図5】 交通情報の表示例を示す図。
【図6】 交通情報の表示例を示す図。
【図7】 交通情報の表示例を示す図。
【符号の説明】
1 コントローラ 1a マイクロコンピュータ(CPU) 1b メモリ 2 方位センサ 3 距離センサ 4 GPS受信機 5 記憶装置 6 入力装置 7 受信機 8 ディスプレイ 9 スピーカー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路地図を表示する表示手段を備えた車
    両用経路誘導装置において、 交通情報に関する放送電波を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した交通情報を受信時刻とともに記
    憶する記憶手段とを備え、 前記表示手段は、道路地図上に受信時刻に応じた形態で
    交通情報を表示することを特徴とする車両用経路誘導装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用経路誘導装置に
    おいて、 前記表示手段は、受信時刻に応じた色で交通情報を表示
    することを特徴とする車両用経路誘導装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の車両用経路誘導装置に
    おいて、 前記表示手段は、受信時刻に応じた絵柄で交通情報を表
    示することを特徴とする車両用経路誘導装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の車両用経路誘導装置に
    おいて、 前記表示手段は、交通情報とその受信時刻を表示するこ
    とを特徴とする車両用経路誘導装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの項に記載の車
    両用経路誘導装置において、 過去に受信した交通情報と同一の事物に対する交通情報
    を受信した場合には、前記記憶手段の記憶内容を最新の
    情報とその受信時刻で更新する更新手段を備えることを
    特徴とする車両用経路誘導装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの項に記載の車
    両用経路誘導装置において、 前記記憶手段に記憶されている交通情報の中から所定時
    間前の交通情報を消去する消去手段を備えることを特徴
    とする車両用経路誘導装置。
JP29525095A 1995-11-14 1995-11-14 車両用経路誘導装置 Pending JPH09138134A (ja)

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JP29525095A JPH09138134A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 車両用経路誘導装置

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JPH09138134A true JPH09138134A (ja) 1997-05-27

Family

ID=17818164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29525095A Pending JPH09138134A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 車両用経路誘導装置

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JP (1) JPH09138134A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11272983A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Fujitsu Ltd 経路計画装置,到着時間予測装置,走行記録保存装置および経路計画/到着時間予測システム
WO2004061394A1 (ja) * 2002-12-27 2004-07-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 交通情報提供システム、交通情報表現方法及び装置

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