JP2000231328A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2000231328A
JP2000231328A JP3328899A JP3328899A JP2000231328A JP 2000231328 A JP2000231328 A JP 2000231328A JP 3328899 A JP3328899 A JP 3328899A JP 3328899 A JP3328899 A JP 3328899A JP 2000231328 A JP2000231328 A JP 2000231328A
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Japan
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congestion
point
information
trajectory
route
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English (en)
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Naohito Furuya
尚人 古屋
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、走行予定の道路上に発生している
渋滞箇所を前もって容易に視認することができるナビゲ
ーション装置を提供することにある。 【解決手段】 道路交通情報を定期的に更新して提供す
るサービス局から送信される渋滞情報をVICS受信機
25で受信しておき、システム制御部7が出発地から目
的地に至る走行ルートをCD−ROMから探索し、この
走行ルートが含まれる広域地図を表示部21に表示して
おく。ここで、ステップS120では、受信された渋滞
情報に基づいて、走行ルート上に渋滞箇所があるかを検
出し、走行ルート上に渋滞箇所がある場合には、ステッ
プS170では、走行ルート上に渋滞箇所を重ね合わせ
て順次に狭域地図を用いて拡大表示するように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置に関し、特に、道路交通情報を受信して表示中の道路
に渋滞区間を表示することができるナビゲーション装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、道路交通の円滑性、安全性の向上
への寄与を目的とする道路交通情報通信システム(以
下、VICSと言う)が情報提供を開始している。
【0003】VICS(Vehicle Information and Comm
unication System)から提供される道路交通情報には、
警察の交通管制システム、日本道路公団、首都高速道路
公団の交通管制システム、その他の公的な機関が逐次収
集している正確度の高い道路交通情報が使われている。
日本道路交通情報センターを経由して道路交通情報を受
けたVICSセンタは、一元的な処理・編集を行ってい
る。VICSの基本的機能は、この一元化された交通情
報を複数のメディアによりドライバに提供することにあ
る。
【0004】道路交通情報としては、渋滞(区間・程
度)、事故(場所)、臨時規制(区間・場所、内容)、
旅行時間(区間、所要時間)、駐車場(場所、名称、満
空)、その他(注意メッセージなど)の6つのジャンル
がある。これらの道路交通情報を提供する方式には、通
信系メディアとして、電波ビーコン、光ビーコンが、ま
た放送系メディアとしてFM多重放送の3方式が採用さ
れている。
【0005】一方、車両側においては、ナビゲーション
装置のように、電波ビーコンや光ビーコンやFM多重放
送等を介して送られてくる道路交通情報を受信して、表
示中の道路に渋滞区間として表示するようにしている。
また、VICSセンタから送信される道路交通情報は、
約5分毎に更新されるため、最新の渋滞区間を表示する
ことができるといった利点を有している。
【0006】特に、VICSセンタから提供されるレベ
ル3情報は、車両側のナビゲーション装置等の地図表示
画面に、渋滞情報等を重ね書きすることが可能であり、
走行地点と渋滞箇所が一目で視認可能なので、刻々と変
化する道路状況に合わせて渋滞箇所を避けたコース選択
が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ナビゲーション装置にあっては、出発地から目的地に至
る走行ルートや、走行頻度が高い通勤ルート等の予め登
録されている登録軌跡を全体が視認可能なように広域地
図上に表示していた。
【0008】このため、このような広域地図上にVIC
Sセンターから提供される渋滞情報を重ね合わせて表示
した場合、渋滞箇所の詳しい状況を確認し難くなるとい
った問題があった。
【0009】また、このような広域地図の一部分を詳細
に表示して、例えば走行ルート上をスクロールして渋滞
箇所を表示することができるが、操作が煩雑になり煩わ
しくなるといった問題があった。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、走行予定の道路上に発生している渋
滞箇所を前もって容易に視認することができるナビゲー
ション装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、道路交通情報を定期的に更新
して提供するサービス局から渋滞情報を受信する受信手
段と、出発地から目的地に至る走行ルートを探索する走
行ルート探索手段と、この走行ルートが含まれる広域地
図を表示する表示手段とを備えたナビゲーション装置で
あって、前記受信手段により受信された渋滞情報に基づ
いて、前記走行ルート上に渋滞箇所があるかを検出する
渋滞箇所検出手段と、前記走行ルート上に渋滞箇所があ
る場合には、前記走行ルート上に渋滞箇所を重ね合わせ
て順次に狭域地図を用いて拡大表示するように制御する
制御手段とを有することを要旨とする。
【0012】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、道路交通情報を定期的に更新して提供するサー
ビス局から渋滞情報を受信する受信手段と、過去に車両
が走行した軌跡を登録軌跡として記録する登録軌跡記録
手段と、この登録軌跡のうちの所望の1つが含まれる広
域地図を表示する表示手段とを備えたナビゲーション装
置であって、前記受信手段により受信された渋滞情報に
基づいて、前記登録軌跡上に渋滞箇所があるかを検出す
る渋滞箇所検出手段と、前記登録軌跡上に渋滞箇所があ
る場合には、前記登録軌跡上に渋滞箇所を重ね合わせて
順次に狭域地図を用いて拡大表示するように制御する制
御手段とを有することを要旨とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、道路交
通情報を定期的に更新して提供するサービス局から渋滞
情報を受信しておき、出発地から目的地に至る走行ルー
トを探索し、この走行ルートが含まれる広域地図を表示
しておく。ここで、受信された渋滞情報に基づいて、走
行ルート上に渋滞箇所があるかを検出し、走行ルート上
に渋滞箇所がある場合には、走行ルート上に渋滞箇所を
重ね合わせて順次に狭域地図を用いて拡大表示するよう
に制御することで、走行ルート上の渋滞箇所を1箇所ず
つ順次に拡大表示することができ、走行予定の道路上に
発生している渋滞箇所を前もって容易に視認することが
できる。
【0014】また、請求項2記載の本発明によれば、道
路交通情報を定期的に更新して提供するサービス局から
渋滞情報を受信しておき、過去に車両が走行した軌跡を
登録軌跡として記録しておき、この登録軌跡のうちの所
望の1つが含まれる広域地図を表示しておく。ここで、
受信された渋滞情報に基づいて、登録軌跡上に渋滞箇所
があるかを検出し、登録軌跡上に渋滞箇所がある場合に
は、登録軌跡上に渋滞箇所を重ね合わせて順次に狭域地
図を用いて拡大表示するように制御することで、登録軌
跡上の渋滞箇所を1箇所ずつ順次に拡大表示することが
でき、走行予定の道路上に発生している渋滞箇所を前も
って容易に視認することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0016】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るナビゲーション装置1のシステム
構成を示す図である。
【0017】同図において、GPS(Global Positioni
ng System )受信機5は、アンテナ3を介して受信され
るGPS衛星からの電波に付加されている時間情報に基
づいて、緯度経度で表される車両の現在位置とその軌跡
による方位角とを計測するための受信機であり、GPS
受信機5で計測された現在位置データはシステム制御部
7に与えられる。
【0018】システム制御部7は、時間間隔を計測する
タイマを有し、メモリ部9内の制御ROMに記憶される
所定の制御プログラムに従って本装置全体を制御する。
また、この制御ROMには、ナビゲーション機能に対応
する実行プログラムや制御データ等が記憶されている。
【0019】車速センサ11は、ミッション内に設けら
れたロータリエンコーダにより、ミッションの回転数に
対応するパルス信号を発生することで車両の走行速度を
検出する。
【0020】CD−ROM駆動装置15は、CD−RO
Mを駆動するドライブ機構を有し、CD−ROMに記録
されている緯度経度もしくはそれに準ずる形式(以下、
地図座標という)を用いて位置を表す広域及び狭域の地
図データを読み出す装置である。CD−ROM駆動装置
15内に記録されている地図データは、シリアル通信や
パラレル通信等の伝送方法を用いてシステム制御部7に
送られる。
【0021】表示制御部17は、システム制御部7とV
RAM部19との間で画像データのやりとりを行って画
像データを描画処理してVRAM部19に記憶するとと
もに、VRAM部19に記憶された画像データを読み出
して表示部21に表示する。VRAM(Video Random A
ccess Memory)部19は、表示部21に表示可能な地図
データや渋滞区間データを展開して記憶する。表示部2
1は、液晶表示パネル等を有し、表示制御部17で作成
された表示データを表示する。
【0022】画面タッチパネル部23は、表示部21の
画面上に配置されるタッチパネルであり、接触があった
場合の位置データを画面上の位置に対応づけて入力する
装置である。なお、画面タッチパネル部23は、周知の
電子式や静電式や光学式等の方式を用いて操作者による
指先の触れを位置データとして入力するものである。ま
た、表示部21に操作ガイド情報を表示して画面タッチ
パネル部23上の所望の部分を触れることで、例えばル
ート検索に必要な出発地データや目的地データ等を入力
するようにしている。
【0023】VICS受信機25は、アンテナ27aを
介してFM電波を受信し、文字情報フレームに復調して
道路交通情報を出力する。また、VICS受信機25
は、アンテナ27bを介して電波ビーコンを受信し、道
路交通情報を復調して出力する。さらに、VICS受信
機25は、光センサ27cを介して光ビーコンを用いて
道路交通情報を相互に通信する。なお、FM電波を受信
する場合には伝送速度が6.8kビット/秒に規定され
ているため約5分毎に道路交通情報が更新されてVIC
S受信機25内の内部RAMに一時記憶される。また、
本実施の形態においては、VICS受信機25から出力
される道路交通情報のうちレベル3の渋滞情報に含まれ
るリンク渋滞情報を用いるものである。
【0024】次に、図2に示すフローチャート、図3〜
図6に示す地図を参照して、ナビゲーション装置1の動
作を説明する。
【0025】予め、システム制御部7は、目的地を設定
するためのメニュー画面データをメモリ部9から読み出
し、表示制御部17を介してVRAM部19に記憶さ
せ、表示制御部17を介してVRAM部19からメニュ
ー画面データを読み出して表示部21に表示してあるも
のとする。なお、表示部21にはメニュー画面として、
目的地設定スイッチや確認スイッチ等のタッチスイッチ
画像が表示されている。
【0026】まず、ステップS110では、操作者が指
先で画面上に表示されている目的地設定スイッチに画面
タッチパネル部23上から触れると、位置データが画面
タッチパネル部23を介してシステム制御部7に入力さ
れる。システム制御部7では、この位置データが目的地
設定スイッチの範囲内に入っていると判断し、目的地を
設定するための目的地設定操作画面データをメモリ部9
から読み出し、表示制御部17を介してVRAM部19
に記憶させ、表示制御部17を介してVRAM部19か
ら目的地設定操作画面データを読み出して表示部21に
表示する。以上のようにして、順次にポップアップメニ
ューを操作しながら目的地データがシステム制御部7に
入力される。なお、ポップアップメニューを用いた選択
方法については、本発明と直接関係がないので、その説
明を省略する。
【0027】そして、ステップS120では、まず、G
PS受信機5で検出される現在位置データをシステム制
御部7に取り込む。次に、画面タッチパネル部23を介
して操作者により指定された目的地データと、GPS受
信機5で検出される出発地となる現在位置データに対応
させ、周知のダイクストラ法等に基づいてCD−ROM
に記録されているノードや道路リンクを探索して推奨す
べき走行ルートのルートデータを作成する。
【0028】そして、ステップS130では、システム
制御部7は、表示制御部17を介してVRAM部19に
ルートデータを展開して記憶させる。次に、作成された
目的地までのルートが全て表示可能な広域地図データを
CD−ROM駆動装置15を介してCD−ROMから読
み出し、表示制御部17を介してVRAM部19に広域
地図データを展開する。次に、システム制御部7は、表
示制御部17を介してVRAM部19に記憶されている
地図データ上にルートデータを重ね合わせて読み出して
表示部21に推奨ルートを表示させる。この結果、図3
に示すように、出発地41から目的地43に至る走行ル
ート45が表示部21に表示される。
【0029】そして、ステップS140では、VICS
受信機25で受信される道路交通情報のうちレベル3の
渋滞情報に含まれるリンク渋滞情報に対して、走行ルー
ト上の地点の渋滞情報をメモリ部9に一時記憶する。な
お、この時、走行ルート上の渋滞箇所の個数Nも計数し
ておくこととする。
【0030】そして、ステップS150では、メモリ部
9を参照して、走行ルート上に渋滞箇所があるか否かを
判断する。ここで、走行ルート上に渋滞箇所がない場合
には処理を終了する。
【0031】一方、走行ルート上に渋滞箇所がある場合
にはステップS160に進み、レジスタ上のカウンタK
に初期値1を代入する。
【0032】そして、ステップS170では、レジスタ
上のカウンタKに対応させて出発地からK番目の渋滞箇
所に相当する狭域地図データをCD−ROM駆動装置1
5を介してCD−ROMから読み出し、表示制御部17
を介してVRAM部19に地図データを展開する。次
に、システム制御部7は、表示制御部17を介してVR
AM部19に記憶されている地図データ上にルートデー
タと渋滞箇所を重ね合わせて読み出して表示部21に推
奨ルートを表示させる。
【0033】この結果、レジスタ上のカウンタKが1番
目の場合には、図4に示すように、渋滞箇所P1を中心
とした走行ルート45と渋滞箇所47が狭域地図を用い
て拡大表示される。同様に、K=2,3の場合にはそれ
ぞれ図5,図6に示すように、走行ルート45と渋滞箇
所47が狭域地図を用いて拡大表示される。
【0034】そして、ステップS180では、操作者が
指先で画面上に表示されている確認スイッチ49に画面
タッチパネル部23上から触れたかを判断する。確認ス
イッチ49に画面タッチパネル部23上から触れられた
場合にはステップS200に進む。
【0035】一方、確認スイッチ49に画面タッチパネ
ル部23上から触れられなかった場合には、ステップS
190では、所定時間として例えば5sec経過したか
を判断し、所定時間が経過していない場合にはステップ
S180に戻り、上述した処理を繰り返す。
【0036】ここで、確認スイッチ49に画面タッチパ
ネル部23上から触れられた場合、又は、所定時間が経
過した場合、ステップS200では、走行ルート上の全
ての渋滞箇所を拡大表示したかを判断する。
【0037】すなわち、カウンタKの計数値が、 K=N となったかを判断する。カウンタKの値がNに達してい
ない場合には、ステップS210に進む。
【0038】そして、ステップS210では、カウンタ
Kの値に対して1を加算して、 K=K+1 と設定し、ステップS170に進む。以後、上述したス
テップS170以降の処理を繰り返す。
【0039】一方、カウンタKの値がNに達した場合に
は、ステップS220では、出発地から目的地までの走
行ルート上に渋滞箇所を付加した広域地図を表示部21
に表示し、処理を終了する。
【0040】このように、受信された渋滞情報に基づい
て、走行ルート上に渋滞箇所があるかを検出し、走行ル
ート上に渋滞箇所がある場合には、走行ルート上に渋滞
箇所を重ね合わせて順次に狭域地図を用いて拡大表示す
るように制御することで、走行ルート上の渋滞箇所を1
箇所ずつ順次に拡大表示することができ、走行予定の道
路上に発生している渋滞箇所を前もって容易に視認する
ことができる。
【0041】(第2の実施の形態)図7は、本発明の第
2の実施の形態に係るナビゲーション装置51のシステ
ム構成を示す図である。
【0042】図7に示す例では、図1に示す第1の実施
の形態に対して、軌跡メモリ部13を追加している。軌
跡メモリ部13は、RAM及びバックアップ電池を有
し、走行頻度が高い通勤ルートや買物ルート等の軌跡を
登録軌跡として予めこのRAMに記録する。なお、この
登録軌跡は、過去の走行終了時に運転者により登録され
た特定の走行経路であり、それぞれの登録軌跡に対して
固有の登録軌跡番号を付加して軌跡メモリ部13に記録
されている。また、登録軌跡の登録方法は周知の技術で
あり、順次にポップアップメニューを操作しながらシス
テム制御部7により登録処理される。
【0043】次に、図8に示すフローチャート、図3〜
図6に示す地図を参照して、ナビゲーション装置51の
動作を説明する。
【0044】まず、ステップS310では、システム制
御部7は、所望の登録軌跡を指定するためのメニュー画
面データをメモリ部9から読み出し、表示制御部17を
介してVRAM部19に記憶させ、表示制御部17を介
してVRAM部19からメニュー画面データを読み出し
て表示部21に表示してあるものとする。なお、表示部
21にはメニュー画面として、複数の登録軌跡をそれぞ
れ指定するための登録軌跡スイッチや確認スイッチ等の
タッチスイッチ画像が表示されている。
【0045】そして、ステップS320では、操作者が
指先で画面上に表示されている所望の登録軌跡スイッチ
に画面タッチパネル部23上から触れると、位置データ
が画面タッチパネル部23を介してシステム制御部7に
入力される。そこで、システム制御部7は、運転者によ
り所望の登録軌跡が指定されたかを判断する。所望の登
録軌跡が指定されるまでこの処理を繰り返す。所望の登
録軌跡が指定された場合には、画面上の位置データが示
す登録軌跡スイッチに対応する登録軌跡番号が設定され
る。
【0046】そして、ステップS330では、システム
制御部7は、設定された登録軌跡番号に対応する登録軌
跡を軌跡メモリ部13から読み出し、表示制御部17を
介してVRAM部19に登録軌跡を展開して記憶させ
る。次に、作成された登録軌跡が全て表示可能な広域地
図地図データをCD−ROM駆動装置15を介してCD
−ROMから読み出し、表示制御部17を介してVRA
M部19に広域地図データを展開する。次に、システム
制御部7は、表示制御部17を介してVRAM部19に
記憶されている地図データ上に登録軌跡を重ね合わせて
読み出して表示部21に登録軌跡を表示させる。この結
果、図3に示すように、登録軌跡55が表示部21に表
示される。
【0047】そして、ステップS340では、VICS
受信機25で受信される道路交通情報のうちレベル3の
渋滞情報に含まれるリンク渋滞情報に対して、登録軌跡
上の地点の渋滞情報をメモリ部9に一時記憶する。な
お、この時、登録軌跡上の渋滞箇所の個数Nも計数して
おくこととする。
【0048】そして、ステップS350では、メモリ部
9を参照して、登録軌跡上に渋滞箇所があるか否かを判
断する。ここで、登録軌跡上に渋滞箇所がない場合には
処理を終了する。
【0049】一方、登録軌跡上に渋滞箇所がある場合に
はステップS360に進み、レジスタ上のカウンタKに
初期値1を代入する。
【0050】そして、ステップS370では、レジスタ
上のカウンタKに対応させて登録軌跡上の出発地からK
番目の渋滞箇所に相当する狭域地図データをCD−RO
M駆動装置15を介してCD−ROMから読み出し、表
示制御部17を介してVRAM部19に地図データを展
開する。次に、システム制御部7は、表示制御部17を
介してVRAM部19に記憶されている地図データ上に
登録軌跡と渋滞箇所を重ね合わせて読み出して表示部2
1に登録軌跡を表示させる。
【0051】この結果、レジスタ上のカウンタKが1番
目の場合には、図4に示すように、渋滞箇所P1を中心
とした登録軌跡55と渋滞箇所47が狭域地図を用いて
拡大表示される。同様に、K=2,3の場合にはそれぞ
れ図5,図6に示すように、登録軌跡55と渋滞箇所4
7が狭域地図を用いて拡大表示される。
【0052】そして、ステップS380では、操作者が
指先で画面上に表示されている確認スイッチ49に画面
タッチパネル部23上から触れたかを判断する。確認ス
イッチ49に画面タッチパネル部23上から触れられた
場合にはステップS400に進む。
【0053】一方、確認スイッチ49に画面タッチパネ
ル部23上から触れられなかった場合には、ステップS
390では、所定時間として例えば5sec経過したか
を判断し、所定時間が経過していない場合にはステップ
S380に戻り、上述した処理を繰り返す。
【0054】ここで、確認スイッチ49に画面タッチパ
ネル部23上から触れられた場合、又は、所定時間が経
過した場合、ステップS300では、登録軌跡上の全て
の渋滞箇所を拡大表示したかを判断する。
【0055】すなわち、カウンタKの計数値が、 K=N となったかを判断する。カウンタKの値がNに達してい
ない場合には、ステップS310に進む。
【0056】そして、ステップS310では、カウンタ
Kの値に対して1を加算して、 K=K+1 と設定し、ステップS370に進む。以後、上述したス
テップS370以降の処理を繰り返す。
【0057】一方、カウンタKの値がNに達した場合に
は、ステップS420では、出発地から終着地までの登
録軌跡上に渋滞箇所を付加した広域地図を表示部21に
表示し、処理を終了する。
【0058】このように、受信された渋滞情報に基づい
て、登録軌跡上に渋滞箇所があるかを検出し、登録軌跡
上に渋滞箇所がある場合には、登録軌跡上に渋滞箇所を
重ね合わせて順次に狭域地図を用いて拡大表示するよう
に制御することで、登録軌跡上の渋滞箇所を1箇所ずつ
順次に拡大表示することができ、走行予定の道路上に発
生している渋滞箇所を前もって容易に視認することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置1のシステム構成を示す図である。
【図2】ナビゲーション装置1の動作を説明するための
フローチャートである。
【図3】ナビゲーション装置1,51の動作を説明する
ための広域地図表示である。
【図4】渋滞箇所P1を含む狭域地図表示である。
【図5】渋滞箇所P2を含む狭域地図表示である。
【図6】渋滞箇所P3を含む狭域地図表示である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置51のシステム構成を示す図である。
【図8】ナビゲーション装置51の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
5 GPS受信機 7 システム制御部 9 メモリ部 11 車速センサ 13 軌跡メモリ部 15 CD−ROM駆動装置 17 表示制御部 19 VRAM部 21 表示部 23 画面タッチパネル部 25 VICS受信機
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB23 HB24 HC24 HC27 HD16 HD23 2F029 AA02 AB07 AC02 AC13 AC14 AC20 5H180 AA01 BB02 BB04 BB13 FF05 FF10 FF12 FF13 FF22 FF24 FF27 FF33 FF35 9A001 JJ78

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路交通情報を定期的に更新して提供す
    るサービス局から渋滞情報を受信する受信手段と、 出発地から目的地に至る走行ルートを探索する走行ルー
    ト探索手段と、 この走行ルートが含まれる広域地図を表示する表示手段
    とを備えたナビゲーション装置であって、 前記受信手段により受信された渋滞情報に基づいて、前
    記走行ルート上に渋滞箇所があるかを検出する渋滞箇所
    検出手段と、 前記走行ルート上に渋滞箇所がある場合には、前記走行
    ルート上に渋滞箇所を重ね合わせて順次に狭域地図を用
    いて拡大表示するように制御する制御手段とを有するこ
    とを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 道路交通情報を定期的に更新して提供す
    るサービス局から渋滞情報を受信する受信手段と、 過去に車両が走行した軌跡を登録軌跡として記録する登
    録軌跡記録手段と、 この登録軌跡のうちの所望の1つが含まれる広域地図を
    表示する表示手段とを備えたナビゲーション装置であっ
    て、 前記受信手段により受信された渋滞情報に基づいて、前
    記登録軌跡上に渋滞箇所があるかを検出する渋滞箇所検
    出手段と、 前記登録軌跡上に渋滞箇所がある場合には、前記登録軌
    跡上に渋滞箇所を重ね合わせて順次に狭域地図を用いて
    拡大表示するように制御する制御手段とを有することを
    特徴とするナビゲーション装置。
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