JP2019184418A - 地図表示システムおよび地図表示プログラム - Google Patents

地図表示システムおよび地図表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019184418A
JP2019184418A JP2018075261A JP2018075261A JP2019184418A JP 2019184418 A JP2019184418 A JP 2019184418A JP 2018075261 A JP2018075261 A JP 2018075261A JP 2018075261 A JP2018075261 A JP 2018075261A JP 2019184418 A JP2019184418 A JP 2019184418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
scale
recognition
user
degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018075261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6958463B2 (ja
Inventor
研二 佐々木
Kenji Sasaki
研二 佐々木
シン キン
Sin Kin
シン キン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2018075261A priority Critical patent/JP6958463B2/ja
Priority to PCT/JP2019/013275 priority patent/WO2019198510A1/ja
Publication of JP2019184418A publication Critical patent/JP2019184418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6958463B2 publication Critical patent/JP6958463B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/36Input/output arrangements for on-board computers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • G09B29/10Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの意図に反した縮尺が設定される可能性を低減できる技術の提供。【解決手段】地図表示システムは、地図に表示される地域に対するユーザの認知度を取得する認知度取得部と、前記認知度に基づいて前記地図の縮尺を設定する縮尺設定部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、地図表示システムおよび地図表示プログラムに関する。
走行中の道路が高速道路であるか細街路であるかに応じて地図の縮尺を設定する技術が知られている(特許文献1、参照。)。特許文献1において、ユーザが縮尺を変更する操作をしなくても、走行中の道路が高速道路であれば広域の地図が表示され、走行中の道路が細街路であれば詳細な地図が表示される。
特開2001−74488号公報
しかしながら、特許文献1において、必ずしも走行中の道路が細街路であれば詳細な地図をユーザが見たいと考えるとは限らない。すなわち、単に高速道路であるか細街路であるかに応じて縮尺を変更すると、ユーザの意図に反して地図の縮尺が変更されてしまう場合が生じ得るという問題があった。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、ユーザの意図に反した縮尺が設定される可能性を低減できる技術を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の地図表示システムは、地図に表示される地域に対するユーザの認知度を取得する認知度取得部と、認知度に基づいて地図の縮尺を設定する縮尺設定部と、を備える。
前記の目的を達成するため、本発明の地図表示プログラムは、コンピュータを、地図に表示される地域に対するユーザの認知度を取得する認知度取得部、認知度に基づいて地図の縮尺を設定する縮尺設定部、として機能させる。
前記の構成において、ユーザが見たいと意図する地図の縮尺は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に依存する。そのため、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に基づいて地図の縮尺を設定することにより、ユーザの意図に反した縮尺が設定される可能性を低減できる。例えば、ユーザがよく知っている地域なのに詳細すぎる地図が表示されてユーザが戸惑う可能性を低減できる。逆に、ユーザがよく知らない地域なのに広域すぎる地図が表示されてユーザが戸惑う可能性を低減できる。
地図表示システムのブロック図である。 図2A,図2Bは縮尺のグラフである。 地図表示処理のフローチャートである。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)地図表示システムの構成:
(2)地図表示処理:
(3)第2実施形態:
(4)他の実施形態:
(1)地図表示システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかる地図表示システム10の構成を示すブロック図である。地図表示システム10は、車両に備えられている。地図表示システム10は、制御部20と記録媒体30とを備えている。制御部20は、CPUとRAMとROM等を備え、記録媒体30やROMに記憶された地図表示プログラム21を実行する。
記録媒体30は、地図情報30aと登録地点情報30bと通行履歴情報30cとを記録している。地図情報30aは、交差点や道路区間や施設等の各種地物について、位置や名称や形状や属性等を示す情報である。地図表示システム10は、地図情報30aに基づいて任意の縮尺で地図を描画する。また、地図情報30aは、道路区間ごとに道路種別を示す。地図情報30aにおいて、道路種別として、少なくとも細街路と細街路以外の道路(例えば高速道路,国道,県道,市道等)とが区別されている。道路区間とは、交差点等で区切られた道路の単位である。
登録地点情報30bは、ユーザが登録した登録地点についての情報である。登録地点情報30bは、登録地点としてユーザの自宅の位置を示す。通行履歴情報30cは、過去における車両の通行軌跡を示す。車両の通行軌跡は、車両に乗車するユーザの通行軌跡と同視できる。
車両は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信部41と車速センサ42とジャイロセンサ43とユーザI/F部44とを備えている。GNSS受信部41は、GNSS衛星からの電波を受信し、図示しないインタフェースを介して車両の現在地を算出するための信号を出力する。車速センサ42は、車両が備える車輪の回転速度に対応した信号を出力する。制御部20は、車速センサ42からの信号に基づいて車速を取得する。ジャイロセンサ43は、車両の水平面内の旋回についての角加速度を検出し、車両の向きに対応した信号を出力する。制御部20は、ジャイロセンサ43からの信号に基づいて車両の進行方向を取得する。制御部20は、車速センサ42およびジャイロセンサ43等の出力信号に基づいて車両の走行軌跡を特定することで車両の現在地を取得する。GNSS受信部41の出力信号は、車速センサ42およびジャイロセンサ43等から特定される車両の現在地を補正する等に利用される。
ユーザI/F部44は、ユーザに各種の情報を提供し、またはユーザの指示を入力するためのインタフェース部である。本実施形態のユーザI/F部44は、図示しないタッチパネルディスプレイと、音声を出力するスピーカーとを備えている。タッチパネルディスプレイは、本発明の地図を表示する表示部である。制御部20は、タッチパネルディスプレイに制御信号を出力し、地図を含む任意の画像と音声を出力させる。また、制御部20は、タッチパネルディスプレイに対するタッチ操作に基づいて利用者の操作を取得する。
地図表示プログラム21は、認知度取得モジュール21aと縮尺設定モジュール21bと地図表示モジュール21cとを含む。認知度取得モジュール21aと縮尺設定モジュール21bとは、それぞれコンピュータとしての制御部20を認知度取得部と縮尺設定部として機能させるプログラムモジュールである。
認知度取得モジュール21aの機能により制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度を取得する。本実施形態において表示される地図は、ユーザが通行中の地域を表示する地図であり、現在地周辺の地図である。具体的に、地図において、現在地が常に基準位置に表示される。基準位置は、例えば地図の横方向に二等分する中央線上の位置であってもよい。地図は、地図の方向が車両の進行方向に依存するヘディングアップで表示されてもよいし、北を指す方向が固定されるノースアップで表示されてもよい。
Figure 2019184418
表1は、ユーザの認知度を示す表である。認知度取得モジュール21aの機能により制御部20は、ユーザが登録した登録地点を含む地域に対する認知度として、登録地点を含まない地域に対する認知度よりも高い認知度を取得する。ここで、登録地点はユーザの自宅である。制御部20は、登録地点情報30bに基づいてユーザの自宅の位置を取得する。そして、制御部20は、現在地とユーザの自宅との間の距離が予め決められた基準距離(例えば10km)以下である場合、すなわち現在地が自宅周辺である場合に、地図に表示される地域にユーザの自宅が含まれると判定する。制御部20は、地図に表示される地域にユーザの自宅が含まれる場合に、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が『高』であると判定する。
なお、制御部20は、現在地が属する行政区画(市,区、郡,町,村)内に自宅が存在する場合に、地図に表示される地域にユーザの自宅が含まれると判定してもよい。さらに、制御部20は、実際に地図に表示される領域内に自宅が存在する場合に、地図に表示される地域にユーザの自宅が含まれると判定してもよい。本実施形態において、地図の縮尺は予めユーザが設定した縮尺となっていることとする。
一方、地図に表示される地域に、登録地点としてのユーザの自宅が含まれない場合、制御部20は、以下のようにしてユーザの認知度を取得する。認知度取得モジュール21aの機能により制御部20は、ユーザの通行頻度が第1地域よりも高い第2地域に対する認知度として、第1地域に対する認知度よりも高い認知度を取得する。制御部20は、現在地が存在している道路区間(以下、通行道路区間)の通行回数を、地図に表示される地域におけるユーザの通行頻度として取得する。そして、制御部20は、通行道路区間の通行回数が第1閾値N1(例えば4回)以上である場合に、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が『高』であると判定する。
制御部20は、通行道路区間の通行回数が第1閾値N1未満かつ第2閾値N2(例えば2回)以上である場合に、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が『中』であると判定する。さらに、制御部20は、通行道路区間の通行回数が第2閾値N2未満である場合に、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が『低』であると判定する。なお、第2閾値N2は第1閾値N1よりも小さい。
ここで、制御部20は、公知のマップマッチングによって通行道路区間を取得してもよい。また、制御部20は、通行履歴情報30cに基づいて通行道路区間の通行回数を取得する。具体的に、制御部20は、過去における車両の通行軌跡が通行道路区間を何回通過しているかをカウントすることにより、通行回数を取得する。なお、制御部20は、通行道路区間の通行回数として、通行道路区間と反対方向の道路区間(以下、対向車線)の通行回数を合算した回数を取得してもよいし、対向車線の通行回数を合算しない回数を取得してもよい。
縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に基づいて地図の縮尺を設定する。具体的に、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、ユーザが通行中の路線の路線種別と、地図に表示される地域に対するユーザの認知度との組み合わせに基づいて地図の縮尺を設定する。本実施形態において、制御部20は、原則的に、通行道路区間の道路種別が細街路以外から細街路に変化した場合に、地図の縮尺が増大するように地図の縮尺を設定する。細街路を通行するユーザは、細街路まで詳細に表示される地図を視認する必要があるからである。
ただし、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が第1範囲内にある場合、ユーザが通行中の路線の路線種別が変化しても地図の縮尺を変化させないようにする。具体的に、制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が『高』である場合に、通行道路区間の道路種別が細街路以外から細街路に変化しても地図の縮尺を変化させない。認知度が『高』であることは、認知度が第1範囲内であることを意味する。
制御部20は、通行道路区間の道路種別が細街路以外から細街路に変化する前の地図の縮尺(以下、初期縮尺S0)であった場合、通行道路区間の道路種別が細街路以外から細街路に変化しても地図の縮尺を初期縮尺S0のまま維持する。
縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が高い地域ほど地図の縮尺として小さい縮尺を設定する。具体的に、制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が『中』である場合に、通行道路区間の道路種別が細街路以外から細街路に変化すると、地図の縮尺を初期縮尺S0から第1縮尺S1に変化させる。さらに、制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が『低』である場合に、通行道路区間の道路種別が細街路以外から細街路に変化すると、地図の縮尺を初期縮尺S0から第2縮尺S2に変化させる。
図2Aは、通行道路区間の道路種別が細街路以外から細街路に変化した際の縮尺を示すグラフである。図2Aにおいて、縮尺の変化を矢印で示す。図2Aに示すように、第1縮尺S1は、第2縮尺S2よりも小さい縮尺であり、第2縮尺S2よりも広域の地図を表示する縮尺である。従って、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が『中』である場合には、認知度が『低』である場合よりも広域の地図が表示されることとなる。
なお、初期縮尺S0が第1縮尺S1や第2縮尺S2よりも大きい場合、制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に拘わらず、地図の縮尺を初期縮尺S0のまま維持すればよい。初期縮尺S0はユーザが意図的に設定した縮尺であるため、ユーザの意図に反して詳細すぎる地図が表示されることとはならないからである。
縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、経路案内中において、通行道路区間の道路種別が細街路以外から細街路に変化した場合、地図の縮尺を初期縮尺S0から第3縮尺S3に変化させる。本実施形態において、第3縮尺S3は、第1縮尺S1と同じ大きさの縮尺であり、地図上において細街路が表示される最小の縮尺とされている。第2縮尺S2は、第1縮尺S1と第3縮尺S3の2倍の縮尺とされている。第1〜第3縮尺S1〜S3の具体的な大きさは、地図の表示サイズや描画方法に依存するため、特に限定されるものではない。
経路案内とは、ユーザが設定した目的地まで到達可能な経路上をユーザが通行できるように、ユーザを誘導することである。経路案内中においては、これから通行する道路区間を、地図を見ながらユーザが検討する可能性が低い。そのため、経路案内中においては、経路案内を行っていない場合よりも、ユーザの認知度が低い地域において詳細な地図を表示する必要性が低いくなる。なお、経路案内を行うための構成は特に限定されず、公知の構成を採用すればよい。
地図表示モジュール21cの機能により制御部20は、地図情報30aに基づいて地図を描画し、当該地図を示す画像データをユーザI/F部44に出力することにより、地図を表示する。このとき、制御部20は、ユーザによって設定された初期縮尺S0、または、縮尺設定モジュール21bの機能によって設定された第1〜第3縮尺S1〜S3で地図を描画する。
以上説明した本実施形態において、制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に基づいて地図の縮尺を設定する。ここで、ユーザが見たいと意図する地図の縮尺は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に依存する。そのため、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に基づいて地図の縮尺を設定することにより、ユーザの意図に反した縮尺が設定される可能性を低減できる。
ここで、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が高いほど、詳細な地図を確認する必要性が低下すると考えられる。従って、制御部20は、認知度が高い地域ほど地図の縮尺として小さい縮尺を設定することにより、ユーザの意図に反した縮尺が設定される可能性を低減できる。
また、制御部20は、ユーザが通行中の道路の道路種別と、地図に表示される地域に対するユーザの認知度との組み合わせに基づいて地図の縮尺を設定する。これにより、ユーザが通行中の道路の道路種別と、地図に表示される地域に対するユーザの認知度との組み合わせに基づいて最適な地図の縮尺を設定できる。
また、制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が『高』である場合、ユーザが通行中の道路区間の道路種別が変化しても地図の縮尺を初期縮尺S0から変化させない。これにより、認知度が『高』である地域においては、道路種別が変化しても地図の縮尺が変化しないようにすることができる。従って、認知度が『高』である地域において、意図に反して大縮尺へと地図の縮尺が変化してユーザが戸惑う可能性を低減できる。
制御部20は、ユーザが登録した登録地点を含む地域に対する認知度として、登録地点を含まない地域に対する認知度よりも高い認知度を取得する。ここで、登録地点は何らかの知識を持ってユーザが登録した地点であるため、登録地点を含む地域の認知度が高いと推定できる。具体的に、自宅を含む地域は認知度が極めて高いと推定できるため、制御部20は、自宅を含む地域に対する認知度として、自宅を含まない地域に対する認知度よりも高い認知度を取得することができる。また、ユーザの通行回数が多い地域ほど認知度が高いと推定できるため、制御部20は、ユーザの通行回数が第1地域よりも高い第2地域に対する認知度として、第1地域に対する認知度よりも高い認知度を取得できる。
(2)地図表示処理:
次に、地図表示プログラム21の機能により実行される地図表示処理を説明する。地図表示処理は、現在地周辺の地図を表示している期間に実行される処理である。まず、認知度取得モジュール21aの機能により制御部20は、登録地点情報30bと通行履歴情報30cとを取得する(ステップS100)。これにより、すなわち、制御部20は、登録地点としてユーザの自宅と、通行道路区間の通行回数とを取得可能となる。
次に、認知度取得モジュール21aの機能により制御部20は、通行道路区間の路線種別を取得する(ステップS110)。すなわち、制御部20は、ユーザが現在通行している通行道路区間の路線種別として細街路または細街路以外のいずれかを取得する。次に、認知度取得モジュール21aの機能により制御部20は、通行道路区間の道路種別が細街路に変化したか否かを判定する(ステップS120)。すなわち、制御部20は、ユーザが乗車する車両が細街路以外の道路区間から細街路の通行道路区間へと進入したか否かを判定する。このような場合、原則的には、細街路まで表示される詳細な地図を表示するべきである。
通行道路区間の道路種別が細街路に変化したと判定した場合(ステップS120:Y)、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、経路案内中であるか否かを判定する(ステップS130)。すなわち、制御部20は、細街路を通行中のユーザが、地図を見ながらこれから通行する道路区間を検討する必要性が低いか否かを判定する。
経路案内中であると判定した場合(ステップS130:Y)、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、地図の縮尺を第3縮尺S3に変更する(ステップS140)。これにより、これから通行する道路区間をユーザが検討する必要性が低い状態において、細街路が表示される最小の縮尺の地図を表示できる。
一方、経路案内中であると判定しなかった場合(ステップS130:N)、認知度取得モジュール21aの機能により制御部20は、現在地が自宅周辺であるか否かを判定する(ステップS150)。すなわち、制御部20は、地図に表示される地域に、登録地点としてのユーザの自宅が含まれるか否か(認知度が『高』であるか否か)を判定する。
現在地が自宅周辺であると判定した場合(ステップS150:Y)、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、地図の縮尺を変更しない(ステップS160)。すなわち、制御部20は、もともと表示していた地図の縮尺である初期縮尺S0を維持する。これにより、ユーザの認知度が極めて高い自宅周辺の地図が詳細すぎる縮尺で表示される可能性を低減できる。
現在地が自宅周辺であると判定しなかった場合(ステップS150:N)、認知度取得モジュール21aの機能により制御部20は、通行道路区間の通行回数が第1閾値N1以上であるか否かを判定する(ステップS170)。すなわち、制御部20は、地図に表示される地域の通行頻度が高く、認知度が『高』であるか否かを判定する。通行道路区間の通行回数が第1閾値N1以上であると判定した場合(ステップS170:Y)、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、地図の縮尺を変更しない(ステップS160)。
一方、通行道路区間の通行回数が第1閾値N1以上であると判定しなかった場合(ステップS170:N)、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、通行道路区間の通行回数が第2閾値N2以上であるか否かを判定する(ステップS180)。すなわち、制御部20は、地図に表示される地域の通行頻度が中程度であり、認知度が『中』であるか否かを判定する。
通行道路区間の通行回数が第2閾値N2以上であると判定した場合(ステップS180:Y)、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、地図の縮尺を第1縮尺S1に変更する(ステップS190)。これにより、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が中程度である場合に、ほどよく詳細な地図を表示することができる。
通行道路区間の通行回数が第2閾値N2以上であると判定なかった場合(ステップS180:N)、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、地図の縮尺を第2縮尺S2に変更する(ステップS200)。これにより、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が低い場合に、詳細な地図を表示することができる。
なお、通行道路区間の道路種別が細街路に変化したと判定しなかった場合(ステップS120:N)、制御部20は、ステップS120に戻る。すなわち、道路種別が細街路以外の通行道路区間を継続して通行する場合には、初期縮尺S0の地図を継続して表示する。
(3)第2実施形態:
図2Bおよび表2は第2実施形態における地図の縮尺を説明するグラフおよび表である。
Figure 2019184418
第1実施形態においては、通行道路区間の道路種別が細街路へと変化した際における変更後の縮尺が予め決められていたが、変更後の縮尺が変更前の初期縮尺S0に変化倍率を乗算した大きさの縮尺に設定されてもよい。通行道路区間の道路種別が細街路へと変化した際に、初期縮尺S0に1よりも大きい変化倍率を乗算した縮尺に変化させることにより、地図を詳細化することができる。
以上の構成において、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、地図に表示される地域に対するユーザの認知度が第2範囲内にある場合、認知度が第2範囲内にない場合よりも、ユーザが通行中の路線の路線種別が変化したことに応じて変化させる地図の縮尺の変化量(変化倍率)を小さく設定してもよい。図2Bおよび表2に示すように、本実施形態において、通行道路区間の通行回数が第1閾値N1未満かつ第2閾値N2以上である場合に、認知度が『中』であることは、認知度が第2範囲内であることを意味する。また、通行道路区間の通行回数が第2閾値N2未満である場合に、認知度が『低』であることは、認知度が第2範囲外であることを意味する。
地図に表示される地域に対するユーザの認知度が第2範囲内である場合、制御部20は、初期縮尺S0に第1変化倍率K1を乗算した縮尺を変化後の縮尺として設定する。一方、認知度が第2範囲外である場合、制御部20は、初期縮尺S0に第2変化倍率K2を乗算した縮尺を変化後の縮尺として設定する。ここで、第1変化倍率K1(例えば3倍)は、第2変化倍率K2(例えば4倍)よりも小さい。このように、認知度が第2範囲内にある地域において地図の縮尺の変化倍率を小さくすることにより、意図よりも大幅に縮尺が増大してユーザが戸惑う可能性を低減できる。
また、縮尺設定モジュール21bの機能により制御部20は、認知度が第3範囲内にある場合、認知度が第3範囲内にない場合よりも、ユーザが通行中の路線の路線種別が変化したことに応じて変化可能な地図の縮尺の上限値または下限値を小さく設定してもよい。図2Bおよび表2に示す例において、初期縮尺S0がもともと大きかった場合、初期縮尺S0に第1変化倍率K1や第2変化倍率K2を乗算した縮尺が大きくなりすぎる場合がある。このような場合に備えて縮尺の上限値が定められてもよい。
本実施形態において、通行道路区間の通行回数が第1閾値N1未満かつ第2閾値N2以上である場合に、認知度が『中』であることは、認知度が第3範囲内であることを意味する。また、通行道路区間の通行回数が第2閾値N2未満である場合に、認知度が『低』であることは、認知度が第3範囲外であることを意味する。
地図に表示される地域に対するユーザの認知度が第3範囲内である場合、制御部20は、縮尺の上限値として第1縮尺S1を設定する。一方、認知度が第3範囲外である場合、制御部20は、縮尺の上限値として第2縮尺S2を設定する。第1実施形態と同様に、縮尺S1は縮尺S2よりも小さい。制御部20は、初期縮尺S0に第1変化倍率K1や第2変化倍率K2を乗算した変化後の縮尺S0*K1,S0*K2が上限値の縮尺S1,S2よりも大きくなる場合、地図の縮尺として上限値の縮尺S1,S2を設定する。このように、認知度が第3範囲内にある地域においては、地図の縮尺の上限値を小さくすることにより、意図よりも詳細な地図が表示されてユーザが戸惑う可能性を低減できる。
さらに、制御部20は、地図の縮尺を減少させる際(地図を広域化させる際)における変化量を、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に基づいて設定してもよい。例えば、制御部20は、初期縮尺S0を変化倍率で除算した縮尺を変化後の縮尺として設定してもよく、この変化倍率を地図に表示される地域に対するユーザの認知度に基づいて設定してもよい。さらに、制御部20は、変化後の縮尺の上限値だけでなく、下限値を設定してもよい。以上の構成により、ユーザの意図に反して広域すぎる地図が表示される可能性を低減できる。さらに、制御部20は、ユーザの操作に応じて地図の縮尺を変更する際に、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に基づいて、縮尺の変化量や上限値や下限値を設定してもよい。
(4)他の実施形態:
第1実施形態において、通行道路区間の道路種別が細街路へと変化した際に縮尺を増大させる場合において、地図に表示される地域に対するユーザの認知度を考慮する例を挙げたが、本発明はこの例に限定されるものではない。例えば、制御部20は、通行道路区間の道路種別が細街路以外へと変化した際に縮尺を減少させる場合において、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に基づいて縮尺を設定してもよい。これにより、ユーザの意図に反して広域すぎる地図が表示される可能性を低減できる。
また、本発明は、通行道路区間の道路種別が変化した際に、地図に表示される地域に対するユーザの認知度に基づいて縮尺を設定するものに限られない。例えば、制御部20は、ユーザが指定した指定地点の周辺の地図を表示する際に、指定地点を含む地域に対するユーザの認知度に応じて地図の縮尺を設定してもよい。指定地点は、ユーザが地図をスクロールさせて指定した地点であってもよいし、ユーザが検索した地点であってもよい。ユーザの認知度が高い地域に存在する指定地点を敢えてユーザが指定した場合、ユーザがより詳細に指定地点周辺を調べたいと考えている可能性が高い。そのため、制御部20は、指定地点周辺に対するユーザの認知度が高いほど、地図の縮尺として大きい縮尺を設定してもよい。
本発明において、地図表示システムは、地図を表示する機能を有する装置であればよく、地図を表示するディスプレイを制御可能な装置であればよい。従って、地図表示システムはディスプレイを備えていなくてもよく、ディスプレイに対して通信を介して表示データを送信する装置であってもよい。具体的に、地図表示システムは、スマートフォン等の携帯端末であってもよいし、パーソナルコンピュータであってもよいし、カーナビゲーションシステムであってもよいし、車両等の乗り物に内蔵された地図表示装置であってもよい。また、地図表示システムによって表示される地図の用途は特に限定されない。
地図に表示される地域に対するユーザの認知度とは、地図を視認するユーザ個人が認知している認知度であってもよいし、平均的なユーザが認知している認知度であってもよい。認知度取得部が認知度を取得する手法は種々考えられ、ユーザが地域ごとに設定した認知度を取得してもよいし、ユーザのプロファイル等に基づいて認知度を取得してもよい。
地図に表示される地域とは、実際に地図に表示される領域であってもよいし、地図に表示される地点から一定距離以内の領域であってもよいし、地図に表示される地点を含む行政区画(都道府県市区町村等)であってもよい。
縮尺設定部は、認知度に基づいて地図の縮尺を設定すればよく、少なくとも認知度に基づいて2段階の地図の縮尺が設定されればよい。むろん、縮尺設定部は、認知度に応じて地図の縮尺を連続的に変化させてもよい。
ここで、縮尺設定部は、認知度が高い地域ほど地図の縮尺として小さい縮尺を設定してもよい。地図に表示される地域に対するユーザの認知度が高いほど、詳細な地図を確認する必要性が低下すると考えられる。従って、認知度が高い地域ほど地図の縮尺として小さい縮尺を設定することにより、ユーザの意図に反した縮尺が設定される可能性を低減できる。
ただし、縮尺設定部は、認知度が高い地域ほど地図の縮尺として大きい縮尺を設定してもよい。これにより、認知度が高い地域については、より詳細に地図を表示することができ、ユーザがより認知度を高めることができる地図を表示することができる。さらに、認知度が高い地域ほど地図の縮尺として小さい縮尺を設定するのか、認知度が高い地域ほど地図の縮尺として大きい縮尺を設定するのかを、ユーザが切替可能に構成されてもよいし、地図の用途に応じて切替可能に構成されてもよい。例えば、縮尺設定部は、常時表示されるナビゲーション用の地図においては認知度が高い地域ほど地図の縮尺として小さい縮尺を設定してもよい。また、縮尺設定部は、ユーザが地域を詳細に調べる可能性が高い地図(例えば検索地点の周辺地図)においては認知度が高い地域ほど地図の縮尺として小さい縮尺を設定してもよい。
また、地図はユーザが通行中の地域を表示する地図であり、縮尺設定部は、ユーザが通行中の路線の路線種別と認知度との組み合わせに基づいて地図の縮尺を設定してもよい。ユーザが通行中の路線の路線種別と、地図に表示される地域に対するユーザの認知度との組み合わせに基づいて最適な地図の縮尺を設定できる。ここで、路線とは、ユーザが通行可能な路線であればよく、路線上を移動する移動手段は特に限定されない。縮尺設定部は、分岐点の間隔が広い路線種別であるほど、地図の縮尺として小さい縮尺を設定してもよい。これにより、分岐点が地図上に表示されるようにすることができ、地図を見て分岐点における進行方向を検討することができる。分岐点として、交差点やインターチェンジやジャンクションや駅や港や空港等が挙げられる。
また、縮尺設定部は、認知度が第1範囲内にある場合、ユーザが通行中の路線の路線種別が変化しても地図の縮尺を変化させないようにしてもよい。これにより、認知度が第1範囲内にある地域においては、路線種別が変化しても地図の縮尺が変化しないようにすることができる。従って、認知度が第1範囲内にある地域において、意図に反して大縮尺へと地図の縮尺が変化したり、小縮尺へと地図の縮尺が変化したりしてユーザが戸惑う可能性を低減できる。
また、縮尺設定部は、認知度が第2範囲内にある場合、認知度が第2範囲内にない場合よりも、ユーザが通行中の路線の路線種別が変化したことに応じて変化させる地図の縮尺の変化量を小さく設定してもよい。すなわち、認知度が第2範囲内にある地域においては、地図の縮尺の変化量を小さくすることにより、意図よりも大幅に縮尺が変化(増大または減少)してユーザが戸惑う可能性を低減できる。
また、縮尺設定部は、認知度が第3範囲内にある場合、認知度が第3範囲内にない場合よりも、ユーザが通行中の路線の路線種別が変化したことに応じて変化可能な地図の縮尺の上限値または下限値を小さく設定してもよい。すなわち、認知度が第3範囲内にある地域においては、地図の縮尺の上限値または下限値を小さくすることにより、意図よりも詳細または広域の地図が表示されてユーザが戸惑う可能性を低減できる。
また、認知度取得部は、ユーザが登録した登録地点を含む地域に対する認知度として、登録地点を含まない地域に対する認知度よりも高い認知度を取得してもよい。ここで、登録地点は何らかの知識を持ってユーザが登録した地点であるため、登録地点を含む地域の認知度が高いと推定できる。
より具体的に、登録地点はユーザの自宅であってもよい。自宅を含む地域は認知度が極めて高いと推定できるからである。ただし、登録地点はユーザの自宅に限らず、ユーザの勤務地であってもよいし、ユーザが任意の名称を指定して登録した地点であってもよい。
さらに、認知度取得部は、ユーザの通行頻度が第1地域よりも高い第2地域に対する認知度として、第1地域に対する認知度よりも高い認知度を取得してもよい。ユーザの通行頻度が高い地域ほど認知度が高いと推定できるからである。通行頻度は、累積の通行回数であってもよいし、単位時間あたりの通行回数や通行確率であってもよい。
さらに、本発明のように、ユーザの地域に対する認知度に応じて地図の縮尺を設定する手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような装置を備えたナビゲーションシステム、ナビゲーションシステムや方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…地図表示システム、20…制御部、21…地図表示プログラム、21a…認知度取得モジュール、21b…縮尺設定モジュール、21c…地図表示モジュール、30…記録媒体、30a…地図情報、30b…登録地点情報、30c…通行履歴情報、41…GNSS受信部、42…車速センサ、43…ジャイロセンサ、44…ユーザI/F部

Claims (10)

  1. 地図に表示される地域に対するユーザの認知度を取得する認知度取得部と、
    前記認知度に基づいて前記地図の縮尺を設定する縮尺設定部と、
    を備える地図表示システム。
  2. 前記縮尺設定部は、前記認知度が高い地域ほど前記地図の縮尺として小さい縮尺を設定する、
    請求項1に記載の地図表示システム。
  3. 前記地図は前記ユーザが通行中の地域を表示し、
    前記縮尺設定部は、前記ユーザが通行中の路線の路線種別と前記認知度との組み合わせに基づいて前記地図の縮尺を設定する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の地図表示システム。
  4. 前記縮尺設定部は、前記認知度が第1範囲内にある場合、前記ユーザが通行中の路線の路線種別が変化しても前記地図の縮尺を変化させない、
    請求項3に記載の地図表示システム。
  5. 前記縮尺設定部は、前記認知度が第2範囲内にある場合、前記認知度が第2範囲内にない場合よりも、前記ユーザが通行中の路線の路線種別が変化したことに応じて変化させる前記地図の縮尺の変化倍率を小さく設定する、
    請求項3または請求項4のいずれかに記載の地図表示システム。
  6. 前記縮尺設定部は、前記認知度が第3範囲内にある場合、前記認知度が第3範囲内にない場合よりも、前記ユーザが通行中の路線の路線種別が変化したことに応じて変化可能な前記地図の縮尺の上限値または下限値を小さく設定する、
    請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の地図表示システム。
  7. 前記認知度取得部は、前記ユーザが登録した登録地点を含む地域に対する前記認知度として、前記登録地点を含まない地域に対する前記認知度よりも高い前記認知度を取得する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の地図表示システム。
  8. 前記登録地点は前記ユーザの自宅である、
    請求項7に記載の地図表示システム。
  9. 前記認知度取得部は、前記ユーザの通行頻度が第1地域よりも高い第2地域に対する前記認知度として、前記第1地域に対する前記認知度よりも高い前記認知度を取得する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の地図表示システム。
  10. コンピュータを、
    地図に表示される地域に対するユーザの認知度を取得する認知度取得部、
    前記認知度に基づいて前記地図の縮尺を設定する縮尺設定部、
    として機能させる地図表示プログラム。
JP2018075261A 2018-04-10 2018-04-10 地図表示システムおよび地図表示プログラム Active JP6958463B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018075261A JP6958463B2 (ja) 2018-04-10 2018-04-10 地図表示システムおよび地図表示プログラム
PCT/JP2019/013275 WO2019198510A1 (ja) 2018-04-10 2019-03-27 地図表示システムおよび地図表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018075261A JP6958463B2 (ja) 2018-04-10 2018-04-10 地図表示システムおよび地図表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019184418A true JP2019184418A (ja) 2019-10-24
JP6958463B2 JP6958463B2 (ja) 2021-11-02

Family

ID=68163614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018075261A Active JP6958463B2 (ja) 2018-04-10 2018-04-10 地図表示システムおよび地図表示プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6958463B2 (ja)
WO (1) WO2019198510A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4314258A1 (en) 2021-04-02 2024-02-07 uniQure biopharma B.V. Methods for producing single insect cell clones

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09329457A (ja) * 1996-06-12 1997-12-22 Alpine Electron Inc ナビゲーション装置
JP2000231328A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Nissan Motor Co Ltd ナビゲーション装置
JP2001208562A (ja) * 1999-11-18 2001-08-03 Toyota Motor Corp ナビゲーションシステム、遠隔ナビゲーション装置並びに方法、及び車載ナビゲーション装置
JP2012037354A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置、方法およびプログラム
JP2015010833A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 株式会社デンソー ナビゲーション装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09329457A (ja) * 1996-06-12 1997-12-22 Alpine Electron Inc ナビゲーション装置
JP2000231328A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Nissan Motor Co Ltd ナビゲーション装置
JP2001208562A (ja) * 1999-11-18 2001-08-03 Toyota Motor Corp ナビゲーションシステム、遠隔ナビゲーション装置並びに方法、及び車載ナビゲーション装置
JP2012037354A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置、方法およびプログラム
JP2015010833A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 株式会社デンソー ナビゲーション装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6958463B2 (ja) 2021-11-02
WO2019198510A1 (ja) 2019-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8108135B2 (en) Traffic congestion degree determination device, traffic congestion degree notification device, and program
US6542814B2 (en) Methods and apparatus for dynamic point of interest display
JP3555466B2 (ja) ナビゲーションセンタ装置及びナビゲーション装置
US20140229101A1 (en) System, components and methodologies for navigation route planning
US20110060523A1 (en) Method of utilizing a personal navigation device to suggest alternate routes being identified by recognizable street names
US20090112463A1 (en) Navigation device
JPH1151666A (ja) 移動通信端末向け情報検索配信装置および移動通信端末
US20100114480A1 (en) Navigation apparatus
US20080051992A1 (en) Information system, terminal device, and information center device
JP2008096361A (ja) 車両用走行経路案内装置
US20060025924A1 (en) Information distribution system, method, and program
US7164988B2 (en) Map display system
KR20070099726A (ko) 네비게이션 시스템의 경로 탐색 방법
JP2016057088A (ja) 地図表示システム、方法およびプログラム
JP6958463B2 (ja) 地図表示システムおよび地図表示プログラム
JP2007263581A (ja) 経路探索装置、経路探索方法、経路探索プログラムおよび記録媒体
JP6184250B2 (ja) 運転支援装置および運転支援方法
JP2005214783A (ja) ナビゲーション装置及び施設マーク表示方法
JPH04213019A (ja) 位置検出精度判定方法およびその方法を用いた車両誘導装置
CN102097012A (zh) 呈现替代路线的个人导航装置及导航方法
JP2006317341A (ja) 車載ナビゲーション装置
US11536584B2 (en) Map display system and map display program
JP2009186381A (ja) カーナビゲーション装置
WO2019016882A1 (ja) 通知制御装置及び通知制御方法
KR20180061899A (ko) 내비게이션의 경로 탐색 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20201104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20201104

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210920

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6958463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151