JPH09137771A - 水力発電所の調速機制御システム - Google Patents

水力発電所の調速機制御システム

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JPH09137771A
JPH09137771A JP7296598A JP29659895A JPH09137771A JP H09137771 A JPH09137771 A JP H09137771A JP 7296598 A JP7296598 A JP 7296598A JP 29659895 A JP29659895 A JP 29659895A JP H09137771 A JPH09137771 A JP H09137771A
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JP
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temperature
converter
vibration
pressure oil
control system
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JP7296598A
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English (en)
Inventor
Kenichi Shigeta
賢一 重田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Hydraulic Turbines (AREA)
  • Control Of Water Turbines (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の調速機制御システムにおいては、圧油
の粘着力によってパイロットバルブが吸着しないように
コンバータコイルを常に微振動させているが、温度によ
り圧油の粘着力が変化することによってガイドベーンの
誤動作が発生するという課題があった。 【解決手段】 本発明は、圧油の温度とその粘着力に影
響を与える温度を検出する温度検出器11と、温度検出
器11によって検出された温度afに対応する微振動信
号agを出力する温度/微振動信号変換回路18とを設
けて構成される。コンバータコイル13は、温度/微振
動信号変換回路18より出力された微振動信号agによ
って現在の温度に対応する微振動を起こす。これによ
り、低温時の圧油の粘着力の増加によるパイロットバル
ブの吸着を防止でき、また、高温時の圧油の粘着力の低
下によるパイロットバルブの過剰な圧油の流れを抑制で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水力発電所の調速
機を制御する調速機制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】水力発電所において、ガイドベーンを動
作させるためには、調速機制御装置からの信号によりコ
ンバータコイル、調速機、サーボモータを順に動作させ
ることが必要である。
【0003】図13にかかる従来の水力発電所の調速機
制御システムの構成例を示す。同図において1は調速機
制御装置である。この調速機制御装置1はその出力信号
cをコンバータコイル4に与えてコンバータコイル4を
上下方向に動作させる。コンバータコイル4はその動作
信号dを調速機6の構成要素であるパイロットバルブ7
に与えてパイロットバルブ7を動作させる。パイロット
バルブ7が動作することによって、圧油装置5からの圧
油eがパイロットバルブ7を経由してサーボモータ8に
(圧油fとして)供給される。すなわち、パイロットバ
ルブ7は、コンバータコイル4の動作信号dによって動
作されない限り、圧油fをサーボモータ8に供給しない
ものとなっている。サーボモータ8は圧油fの流れによ
り動作するピストンであり、このピストンの先にはガイ
ドベーン9が接続されている。このガイドベーン9はサ
ーボモータ8が動作してはじめて、つまりサーボモータ
8からのサーボモータ動作信号gが入力されることによ
って動作する。
【0004】ところで、調速機6においては、サーボモ
ータ8のピストンが1か所に長時間停止していると、圧
油の粘着力によりパイロットバルブ7が吸着して動作し
なくなり、ガイドベーン9が動作不能状態に陥ることが
知られている。このような事態を防止するために、現在
のガイドベーン9の状態に対して新たに動作を加える必
要がない時にも、調速機制御装置1からコンバータコイ
ル4に常に微小な信号cを入力することにより、ガイド
ベーン9の状態が変化しない程度の微小動作をパイロッ
トバルブ7に行なわせている。
【0005】すなわち、調速機制御装置1の出力信号c
は、コンバータコイル4を微振動させるために微振動信
号設定回路2から常に出力される一定の微振動信号a
と、ガイドベーン9を動作させる必要がある時にサーボ
モータ8を動作させるために調速機制御演算回路3から
出力されるガイドベーン動作信号bとの和から成り立っ
ている。したがって、ガイドベーン9を動作させないつ
まりガイドベーン動作信号bが出力されていない時、調
速機制御装置1の出力信号cは微振動信号aそのものと
なり、運転員が微振動信号設定回路2の設定内容を変更
しない限り、その値は一定である。
【0006】しかしながら、このようにコンバータコイ
ル4を微振動させるための微振動信号aの大きさが常に
一定であることに起因して、次のような問題が発生す
る。
【0007】すなわち、調速機制御装置1、圧油装置5
及び調速機6は、水車発電機の近くに設置され、その周
囲温度は配電盤室のように空調設備により一定に保たれ
ているわけではなく環境温度に対応して変化する。一
方、圧油の粘着力は温度が低い時に増加し、高い時に減
少するので、温度低下によって圧油の粘着力が増加した
時、出力信号c(微振動信号a)の大きさが不足してコ
ンバータコイル4が微振動しなくなる。これに伴ってパ
イロットバルブ7の吸着が発生し、ガイドベーン動作信
号bが出力されているにも拘らずガイドベーン9が動作
しなくなる。また、高温時には圧油の粘着力が低下する
ことで、コンバータコイル4に微振動信号aのみが与え
られている期間のパイロットバルブ7の圧油流量が増大
し、ガイドベーン動作信号bが出力されていないにも拘
らずガイドベーン9が動作してしまうことがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の水力
発電所の調速機制御システムは、圧油の粘着力によって
パイロットバルブが吸着しないように、コンバータコイ
ルを微振動させるための一定の大きさの微振動信号を常
にコンバータコイルに出力していた。しかしながら、圧
油の粘着力は温度によって変化し、温度低下によって圧
油の粘着力が増加した時には、コンバータコイルに与え
られる微振動信号の大きさが不足してコンバータコイル
が微振動しなくなり、パイロットバルブの吸着が発生し
てガイドベーンが動作不能の状態に陥る。また温度上昇
により圧油の粘着力が減少した時には微振動信号によっ
てガイドベーンが動作してしまうという問題があった。
【0009】本発明はこのような課題を解決するための
もので、その目的とするところは、温度によって圧油の
粘着力が変化することに起因するガイドベーンの誤動作
を防止することのできる水力発電所の調速機制御装置を
提供することにある。
【0010】また、本発明は、コンバータの微振動の不
足・過大といった異常を実際にガイドベーンの誤動作が
生じる前に確実に検出することのできる水力発電所の調
速機制御装置の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の水力発電所の調
速機制御システムは、パイロットバルブを流れる圧油の
温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段によって
検出された圧油温度に対応する微振動をコンバータに発
生せしめるように、圧油温度に基づいてコンバータに供
給する微振動信号を制御する手段とを具備して構成され
る。
【0012】圧油の粘着力は温度が低い時増大し、温度
が高い時低減する。そこで本発明においては、検出温度
が低いほど大きい微振動をコンバータに発生せしめるよ
うにコンバータに供給する微振動信号を制御すること
で、低温時の圧油の粘着力の増加によるパイロットバル
ブの吸着を防止でき、また、高温時はコンバータの微振
動を減少させることによって、高温時の圧油の粘着力の
低下によるパイロットバルブの過剰な圧油の流れを抑制
できる。かくして、本発明によれば、温度によって圧油
の粘着力が変化することに起因するガイドベーンの誤動
作を防止することができる。
【0013】また本発明の水力発電所の調速機制御シス
テムは、調速機制御システムの設置環境の温度を検出す
る温度検出手段と、温度検出手段によって検出された環
境温度に対応する微振動をコンバータに発生せしめるよ
うに、環境温度に基づいてコンバータに供給する微振動
信号を制御する手段とを具備して構成される。
【0014】この発明においては、検出された環境温度
に対応する微振動をコンバータに発生せしめるように、
環境温度に基づいてコンバータに供給する微振動信号を
制御することで、温度によって圧油の粘着力が変化する
ことに起因するガイドベーンの誤動作を防止することが
できる。
【0015】さらに本発明の水力発電所の調速機制御シ
ステムは、調速機制御システムの設置環境の温度を検出
する温度検出手段と、温度検出手段によって検出された
環境温度からパイロットバルブを流れる圧油の温度を推
定する圧油温度推定手段と、圧油温度推定手段によって
推定された圧油温度に対応する微振動をコンバータに発
生せしめるように、推定された圧油温度に基づいてコン
バータに供給する微振動信号を制御する手段とを具備し
て構成される。
【0016】この発明においては、調速機制御システム
の設置環境の温度から圧油の粘着力を直接左右する圧油
温度を推定し、この推定圧油温度に対応する微振動をコ
ンバータに発生せしめるように、推定された圧油温度に
基づいてコンバータに供給する微振動信号を制御するの
で、単に設置環境の温度を基に微振動信号を制御する方
法に比べて、より信頼性の高い制御が可能となる。
【0017】さらに、本発明の水力発電所の調速機制御
システムは、コンバータの目標微振動を設定する目標微
振動設定手段と、コンバータの微振動を検出する微振動
検出手段と、微振動検出手段によって検出されたコンバ
ータの微振動と目標微振動設定手段にて設定された目標
微振動との偏差を求める演算手段と、演算手段により得
た偏差に基づいてコンバータの微振動の異常検出を行う
異常検出手段とをさらに具備して構成される。
【0018】この発明においては、コンバータに起きた
実際の微振動と予め設定された目標微振動との偏差を基
に、コンバータの微振動の不足・過大といった異常を実
際にガイドベーンの誤動作が生じる前に確実に検出する
ことができる。
【0019】さらに、本発明の水力発電所の調速機制御
システムは、コンバータの目標微振動を設定する目標微
振動設定手段と、コンバータの微振動を検出する微振動
検出手段と、微振動検出手段によって検出されたコンバ
ータの微振動と目標微振動設定手段にて設定された目標
微振動との偏差を求める演算手段と、演算手段により得
た偏差に基づいてコンバータに供給する微振動信号を制
御する手段とを具備して構成される。
【0020】本発明においては、圧油温度の変化によっ
て圧油の粘着力が変動しても、コンバータが目標の微振
動を維持するように、コンバータに実際に起きた微振動
と目標微振動との偏差を基にコンバータに供給する微振
動信号を制御することで、ガイドベーンの誤動作を防止
することができる。
【0021】さらに、本発明の水力発電所の調速機制御
システムは、上記水力発電所の調速機制御システムにお
いて、演算手段により得た偏差に基づいてコンバータの
微振動の異常検出を行う異常検出手段とをさらに具備し
て構成されるので、コンバータの微振動の不足・過大と
いった異常を実際にガイドベーンの誤動作が生じる前に
確実に検出することができる。
【0022】さらに、本発明の水力発電所の調速機制御
システムは、コンバータの目標微振動を複数種類設定す
る目標微振動設定手段と、目標微振動設定手段によって
設定された複数種類の目標微振動のなかから任意の目標
微振動を選択する選択手段と、選択手段によって選択さ
れた目標微振動をコンバータに発生せしめるように、コ
ンバータに供給する微振動信号を制御する手段とを具備
して構成される。
【0023】この発明によれば、非常に簡単な構成で、
温度により圧油の粘着力が変化することに起因するガイ
ドベーンの誤動作の発生頻度を、実用上全く問題無いレ
ベルに低減することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施形態である水力
発電所の調速機制御システムの構成を示す図である。
【0026】同図に示すように、この調速機制御システ
ムは、圧油の温度とその粘着力に影響を与える温度(例
えば室内雰囲気温度、調速機周辺温度等)を検出する温
度検出器11、調速機制御装置12、コンバータコイル
13、調速機14、圧油装置15、サーボモータ16、
ガイドベーン17から構成される。調速機制御装置12
は、温度検出器11によって検出された温度afに対応
する微振動信号agを出力する温度/微振動信号変換回
路18と、ガイドベーン動作信号bを発生する調速機制
御演算回路19と、温度/微振動信号変換回路18の微
振動信号agと調速機制御演算回路19のガイドベーン
動作信号bとを加算する加算回路20とから構成され
る。
【0027】ここで、温度/微振動信号変換回路18
は、温度と圧油の粘着力との相関を基に、検出温度af
に対して最適な微振動信号agを出力するように構成さ
れている。図2にこの温度/微振動信号変換回路18の
変換特性を示す。具体的には、圧油の粘着力は温度が低
い時増大し、温度が高い時低下することから、温度/微
振動信号変換回路18は、検出温度afが低い時ほど振
幅の大きい(上限値の高い)微振動信号agを出力する
ように構成されている。
【0028】加算回路20にて加算された微振動信号a
gとガイドベーン動作信号bは、調速機制御装置12の
出力信号cとしてコンバータコイル13に与えられる。
コンバータコイル13は調速機制御装置12の出力信号
cに基づき上下方向に動作し、その動作信号dは調速機
14の構成要素であるパイロットバルブ21に与えられ
る。これによりパイロットバルブ21が動作する。パイ
ロットバルブ21が動作すると、圧油装置15からの圧
油eがパイロットバルブ21を経由してサーボモータ1
6に(圧油fとして)供給される。よって、サーボモー
タ16が動作し、その動作信号gがサーボモータ16に
入力されることでガイドベーン17が動作する。
【0029】ここで、ガイドベーン17を動作させない
時つまりガイドベーン動作信号bが出力されていない時
を考える。この時、調速機制御装置12の出力信号cは
温度/微振動信号変換回路18が出力する微振動信号a
gそのものとなる。この微振動信号agによってコンバ
ータコイル13が現在の温度に対応する微振動を起し、
その動作信号dがパイロットバルブ21に与えられるこ
とで、パイロットバルブ21が現在の温度に対応する微
小動作を行う。
【0030】したがって、低温時はコンバータコイル1
3の微振動及びパイロットバルブ21の微小動作を増大
させることによって、低温時の圧油の粘着力の増加によ
るパイロットバルブ21の吸着を防止でき、高温時はコ
ンバータコイル13の微振動及びパイロットバルブ21
の微小動作を減少させることによって、高温時の圧油の
粘着力の低下によるパイロットバルブ21の過剰な圧油
の流れを抑制できる。かくして、温度により圧油の粘着
力が変わることに起因するガイドベーン17の誤動作を
防止することができる。
【0031】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0032】図3に示すように、この調速機制御システ
ムは、調速機制御装置32、コンバータコイル33、調
速機34、圧油装置35、サーボモータ36、ガイドベ
ーン37、室温を検出する室温検出器31から構成され
る。調速機制御装置32は、室温検出器31によって検
出された室温wを補正して推定圧油温度w′を求める補
正回路42と、補正回路42より出力された推定圧油温
度w′に対応する微振動信号jを出力する圧油温度/微
振動信号変換回路38と、ガイドベーン動作信号bを発
生する調速機制御演算回路39と、圧油温度/微振動信
号変換回路38の微振動信号jと調速機制御演算回路3
9のガイドベーン動作信号bとを加算する加算回路40
とから構成される。
【0033】圧油温度/微振動信号変換回路38は、図
2に示した温度/微振動信号変換回路18の変換特性と
同等の変換特性を有する。
【0034】室温の変動に比べ圧油温度の変動は緩やか
である。したがって、室温をそのまま微振動信号に変換
したものは、本来目標とする微振動信号に対して多少の
ギャップを含んでいることになる。そこで、この実施形
態においては、補正回路42にて室温と圧油温度の各変
動傾向の相関に基づき、室温検出器31によって検出さ
れた室温wから圧油温度w′を推定し、この推定圧油温
度w′を圧油温度/微振動信号変換回路38に出力する
ものとしている。このように構成することで、室温から
本来の目標値に近い微振動信号jをコンバータコイル3
3に与えることができる。
【0035】次に本発明の第3の実施形態について説明
する。
【0036】図4に示すように、この調速機制御システ
ムは、調速機制御装置52、コンバータコイル53、調
速機54、圧油装置55、サーボモータ56、ガイドベ
ーン57から構成される。調速機54は、パイロットバ
ルブ61と、圧油の温度を検出するための温度センサ5
1を有している。また調速機制御装置52は、温度セン
サ51によって検出された圧油温度hに対応する微振動
信号jを出力する圧油温度/微振動信号変換回路58
と、ガイドベーン動作信号bを発生する調速機制御演算
回路59と、圧油温度/微振動信号変換回路58の微振
動信号jと調速機制御演算回路59のガイドベーン動作
信号bとを加算する加算回路60とから構成される。
【0037】圧油温度/微振動信号変換回路58は、圧
油の温度と圧油の粘着力との相関を基に、圧油温度hに
対応する最適な微振動信号jを出力するように構成され
ている。図5にかかる圧油温度/微振動信号変換回路5
8の変換特性iを示す。圧油の粘着力は圧油温度が低い
時増大し、圧油温度が高い時低減する。したがって、圧
油温度/微振動信号変換回路58は、圧油温度hが低い
ほど大きい、つまり上限値の高い微振動信号jを出力す
るものとされている。
【0038】しかして、ガイドベーン57を動作させな
い時つまりガイドベーン動作信号bが出力されていない
時、調速機制御装置52の出力信号cは圧油温度/微振
動信号変換回路58が出力する微振動信号jそのものと
なる。この微振動信号jによってコンバータコイル53
が現在の圧油温度hに対応する微振動を起し、その動作
信号dがパイロットバルブ61に与えられることでパイ
ロットバルブ61が現在の圧油温度hに対応する微小動
作を行う。
【0039】したがって、この実施形態においても、温
度により圧油の粘着力が変わることに起因するガイドベ
ーン57の誤動作を防止することができる。しかも、こ
の実施形態においては、パイロットバルブ61に供給さ
れる圧油の温度を直接検出して、その圧油温度hに対応
する微振動信号jをコンバータコイル53に付与してい
るので、室温やその補正値に対応する微振動信号をコン
バータコイルに出力するものに比べてより高精度な制御
が可能になる。
【0040】次に本発明の第4の実施形態について説明
する。
【0041】図6に示すように、この調速機制御システ
ムは、調速機制御装置72、コンバータコイル73、調
速機74、圧油装置75、サーボモータ76、ガイドベ
ーン77、及びコンバータコイル73に起きた微振動a
aを検出する微振動センサ82から構成される。調速機
74は、パイロットバルブ81と、圧油の温度を検出す
るための温度センサ71を有している。また調速機制御
装置72は、温度センサ71によって検出された圧油温
度hに対応する微振動信号jを出力する圧油温度/微振
動信号変換回路78と、ガイドベーン動作信号bを発生
する調速機制御演算回路79と、圧油温度/微振動信号
変換回路78の微振動信号jと調速機制御演算回路79
のガイドベーン動作信号bとを加算する加算回路80
と、コンバータコイル73の目標微振動信号aを設定す
る目標微振動信号設定回路83と、微振動センサ82よ
り出力された検出微振動信号kと目標微振動信号aとの
偏差lを求める減算回路84と、上記偏差lを基にコン
バータコイル73の微振動の不足/過大といった異常を
検出する微振動異常検出回路85とから構成される。圧
油温度/微振動信号変換回路78は、図5に示したよう
な変換特性iを有している。
【0042】このように構成された調速機制御システム
において、圧油温度/微振動信号変換回路78は、温度
センサ71によって検出された圧油温度hに対応する微
振動信号jをコンバータコイル73に出力することによ
って、コンバータコイル73が圧油温度hに対応する微
振動を起す。すると、微振動センサ82がこのコンバー
タコイル73の微振動aaを検出し、検出微振動信号k
を調速機制御装置72に送る。調速機制御装置72に送
られた検出微振動信号kは、減算回路84にて、目標微
振動信号設定回路83において予め設定された目標微振
動信号aから減算され、その偏差lが微振動異常検出回
路85に与えられる。
【0043】微振動異常検出回路85は、図7に示すよ
うに、微振動不足判定回路85aと、微振動不足継続判
定回路85bと、微振動過大判定回路85cと、微振動
過大継続判定回路85dとから構成される。微振動不足
判定回路85aは、偏差lと不足判定値mとを比較し、
l>mの時、不足判定信号nを微振動不足継続判定回路
85bに出力する。微振動不足継続判定回路85bは、
不足判定信号nが不足継続判定値oより長い時間継続し
た場合に不足継続信号pを出力する。微振動過大判定回
路85cは、偏差lと過大判定値qとを比較し、1<q
の時、過大判定信号rを微振動過大継続判定回路85d
に出力する。微振動過大継続判定回路85dは、過大判
定信号rが過大継続判定値sより長い時間継続した場合
に過大継続信号tを出力する。不足継続信号p及び過大
継続信号tは、コンバータコイル73の微振動の不足、
過大といった異常の検出結果として出力され、操作員に
表示装置等を通じて通知される。
【0044】このように、この調速機制御システムによ
れば、コンバータコイル73の目標微振動aを予め設定
しておき、圧油温度hに対応する微振動信号jによって
実際にコンバータコイル73に起きた微振動kと目標微
振動aとの偏差lを基に、コンバータコイル73の微振
動の不足、過大といった異常を、実際にガイドベーン7
7の誤動作が生じる前に検出して、操作員に通知するこ
とが可能になる。
【0045】次に本発明の第5の実施形態について説明
する。
【0046】図8に示すように、この調速機制御システ
ムは、調速機制御装置92、コンバータコイル93、調
速機94、圧油装置95、サーボモータ96、ガイドベ
ーン97、コンバータコイル93の微振動aaを検出す
る微振動センサ102から構成される。調速機94はパ
イロットバルブ101を有している。また調速機制御装
置92は、ガイドベーン動作信号bを発生する調速機制
御演算回路99と、コンバータコイル93の目標微振動
信号aを設定する目標微振動信号設定回路103と、微
振動センサ102より出力された検出微振動信号kと目
標微振動信号aとの偏差lを求める減算回路104と、
偏差lを基にコンバータコイル93に与える最適な微振
動信号zを求める微振動信号制御回路105と、微振動
信号制御回路105の微振動信号zと調速機制御演算回
路99のガイドベーン動作信号bとを加算する加算回路
100とから構成される。
【0047】このように構成された調速機制御システム
において、ガイドベーン動作信号bが出力されていない
時、微振動センサ102によって検出されたコンバータ
コイル93の微振動aaは検出微振動信号kとして調速
機制御装置92に送られる。調速機制御装置92に送ら
れた検出微振動信号kは、減算回路104にて、目標微
振動信号設定回路103において予め設定された目標微
振動信号aから減算され、その偏差lが微振動信号制御
回路105に与えられる。
【0048】微振動信号制御回路105は、図9に示す
ように、不感帯105a、微振動信号演算回路105
b、微振動信号制限回路105cから構成される。不感
帯105aは偏差lと不感帯設定値uとを比較し、l≧
uの場合に偏差lを有効偏差vとして出力し、l<uの
場合に有効偏差vがないものと判断する。不感帯105
aで得た有効偏差vは微振動信号演算回路105bに入
力される。微振動信号演算回路105bは、入力した有
効偏差vを基に、偏差lが不感帯設定値uより小さくな
るような微振動信号xを求めてこれを微振動信号制限回
路105cに出力する。微振動信号制限回路105c
は、微振動信号xの上限値を設定上限値y以下に制限し
て、その結果を微振動信号zとして出力する。
【0049】このように微振動信号制御回路105で得
た微振動信号zは加算回路100を通じてコンバータコ
イル93に与えられ、これによってコンバータコイル9
3は目標の微振動を起す。
【0050】かくしてこの調速機制御システムでは、コ
ンバータコイル93の目標微振動aを予め設定してお
き、コンバータコイル93に実際に起きた微振動kと目
標微振動aとの偏差lが許容範囲(不感帯設定値u未
満)に収まるように最適な微振動信号zを求めてこれを
コンバータコイル93に与えることで、圧油温度の変化
によって圧油の粘着力が変動してもコンバータコイル9
3の目標の微振動を維持することができ、ガイドベーン
97の誤動作を防止することができる。
【0051】また、図10に示すように、この第5の実
施形態の調速機制御システムに、第4の実施形態の調速
機制御システムと同様に、コンバータコイル93の微振
動の不足、過大といった異常を検出して操作員に通知す
るための微振動異常検出回路106を付加しても構わな
い。
【0052】次に本発明の第6の実施形態について説明
する。
【0053】図11に示すように、この調速機制御シス
テムは、調速機制御装置112、コンバータコイル11
3、調速機114、圧油装置115、サーボモータ11
6、ガイドベーン117から構成される。調速機114
はパイロットバルブ121を有している。また調速機制
御装置112は、ガイドベーン動作信号bを発生する調
速機制御演算回路119と、複数例えば3種類の微振動
信号ab、ac、adを予め設定する微振動信号設定回
路122と、上記複数種類の微振動信号ab、ac、a
dのなかからいずれかの微振動信号を任意に選択するた
めの切替スイッチ123と、調速機制御演算回路119
のガイドベーン動作信号bと切替スイッチ123で任意
に選択された微振動信号aeとを加算する加算回路12
0とから構成される。
【0054】上記3種類の微振動信号ab、ac、ad
は各々異なった温度に対応したものであり、例えば、図
12に示すように、1年間を夏(高気温時)、冬(低気
温時)、春夏(中気温時)に別けてそれぞれの平均気温
に対して設定されたものである。これらの微振動信号a
b、ac、adは、保守員による切替スイッチ123の
操作によっていずれか1つが任意に選択され、加算回路
120を通じてコンバータコイル113に与えられる。
これにより、コンバータコイル113は現在の平均気温
に対応する微振動を起すことになり、圧油の温度による
粘着力の変動に起因するガイドベーン117の誤動作の
発生頻度を実用上問題無いレベルまで低減することがで
きる。ガイドベーン117の誤動作は比較的極端な低高
温時に集中して起るものと考えることができる。このよ
うな状況においては、本実施形態のように、高気温時、
低気温時、中気温時といった比較的広い温度範囲に対す
る微振動信号ab、ac、adを設定するだけでも、ガ
イドベーン117の誤動作を十分防止することが可能で
ある。
【0055】なお、高気温時、低気温時、中気温時をさ
らに細分化してそれぞれに対応する微振動信号を設定で
きるように構成してもよいことは言うまでもない。
【0056】したがって、この実施形態によれば、温度
により圧油の粘着力が変化することに起因するガイドベ
ーン117の誤動作を、実用上まったく問題無い程度に
防止できる信頼性の高い調速機制御システムを簡単な構
成で実現することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明の水力発電所
の調速機制御システムによれば、低温時の圧油の粘着力
の増加によるパイロットバルブの吸着を防止でき、ま
た、高温時の圧油の粘着力の低下によるパイロットバル
ブの過剰な圧油の流れを抑制できることで、ガイドベー
ンの誤動作を防止することができる。
【0058】また本発明によれば、コンバータの微振動
の不足・過大といった異常を実際にガイドベーンの誤動
作が生じる前に確実に検出することができる。
【0059】さらに本発明によれば、圧油温度の変化に
よって圧油の粘着力が変動しても、コンバータが目標の
微振動を維持するように、コンバータに実際に起きた微
振動と目標微振動との偏差を基にコンバータに供給する
微振動信号を制御することで、ガイドベーンの誤動作を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である調速機制御シス
テムの構成を示す図
【図2】図1のシステムの温度/微振動信号変換回路の
変換特性を示す図
【図3】本発明の第2の実施形態である調速機制御シス
テムの構成を示す図
【図4】本発明の第3の実施形態である調速機制御シス
テムの構成を示す図
【図5】図4のシステムの圧油温度/微振動信号変換回
路の変換特性を示す図
【図6】本発明の第4の実施形態である調速機制御シス
テムの構成を示す図
【図7】微振動異常検出回路の構成を示す図
【図8】本発明の第5の実施形態である調速機制御シス
テムの構成を示す図
【図9】図8のシステムの微振動信号制御回路の構成を
示す図
【図10】第5の実施形態の変形例を示す図
【図11】本発明の第6の実施形態である調速機制御シ
ステムの構成を示す図
【図12】第6の実施形態における3種類の微振動信号
と平均気温との関係を示す図
【図13】従来の調速機制御システムの構成例を示す図
【符号の説明】 11………温度検出器 12………調速機制御装置 13………コンバータコイル 14………調速機 17………ガイドベーン 18………温度/微振動信号変換回路 21………パイロットバルブ 31………室温検出器 32………調速機制御装置 33………コンバータコイル 34………調速機 37………ガイドベーン 38………圧油温度/微振動信号変換回路 41………パイロットバルブ 42………補正回路 51………温度センサ 52………調速機制御装置 53………コンバータコイル 54………調速機 57………ガイドベーン 58………圧油温度/微振動信号変換回路 61………パイロットバルブ 71………温度センサ 72………調速機制御装置 73………コンバータコイル 78………圧油温度/微振動信号変換回路 81………パイロットバルブ 82………微振動センサ 83………目標微振動信号設定回路 84………減算回路 85………微振動異常検出回路 92………調速機制御装置 93………コンバータコイル 101………パイロットバルブ 102………微振動センサ 103………目標微振動信号設定回路 104………減算回路 105………微振動信号制御回路 112………調速機制御装置 113………コンバータコイル 122………微振動信号設定回路 123………切替スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドベーンの開度指令を機械的変位量
    に変換する変換部と前記機械的変位量に基づく圧油の流
    れにより前記ガイドベーンの開度を操作する操作部とを
    備えた水力発電所の調速機制御システムにおいて、 前記操作部を流れる圧油の温度を検出する温度検出手段
    と、 前記温度検出手段によって検出された温度に対応する微
    振動を前記変換部に発生せしめるように、前記温度に基
    づいて前記変換部に供給する微振動信号を制御する手段
    とを具備することを特徴とする水力発電所の調速機制御
    システム。
  2. 【請求項2】 調速機内のパイロットバルブをコンバー
    タを介して制御する水力発電所の調速機制御システムに
    おいて、 前記調速機制御システムの設置環境の温度を検出する温
    度検出手段と、 前記温度検出手段によって検出された温度に対応する微
    振動を前記コンバータコイルに発生せしめるように、前
    記温度に基づいて前記コンバータコイルに供給する微振
    動信号を制御する手段とを具備することを特徴とする水
    力発電所の調速機制御システム。
  3. 【請求項3】 調速機内のパイロットバルブをコンバー
    タを介して制御する水力発電所の調速機制御システムに
    おいて、 前記パイロットバルブを流れる圧油の温度を検出する温
    度検出手段と、 前記温度検出手段によって検出された温度に対応する微
    振動を前記コンバータに発生せしめるように、前記温度
    に基づいて前記コンバータに供給する微振動信号を制御
    する手段とを具備することを特徴とする水力発電所の調
    速機制御システム。
  4. 【請求項4】 調速機内のパイロットバルブをコンバー
    タを介して制御する水力発電所の調速機制御システムに
    おいて、 前記調速機制御システムの設置環境の温度を検出する温
    度検出手段と、 前記温度検出手段によって検出された温度から前記パイ
    ロットバルブを流れる圧油の温度を推定する圧油温度推
    定手段と、 前記圧油温度推定手段によって推定された圧油温度に対
    応する微振動を前記コンバータに発生せしめるように、
    前記推定された圧油温度に基づいて前記コンバータに供
    給する微振動信号を制御する手段とを具備することを特
    徴とする水力発電所の調速機制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載のいずれかの水力発
    電所の調速機制御システムにおいて、 前記コンバータの目標微振動を設定する目標微振動設定
    手段と、 前記コンバータの微振動を検出する微振動検出手段と、 前記微振動検出手段によって検出された前記コンバータ
    の微振動と前記目標微振動設定手段にて設定された目標
    微振動との偏差を求める演算手段と、 前記演算手段により得た偏差に基づいて前記コンバータ
    の微振動の異常検出を行う異常検出手段とをさらに具備
    することを特徴とする水力発電所の調速機制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 調速機内のパイロットバルブをコンバー
    タを介して制御する水力発電所の調速機制御システムに
    おいて、 前記コンバータの目標微振動を設定する目標微振動設定
    手段と、 前記コンバータの微振動を検出する微振動検出手段と、 前記微振動検出手段によって検出された前記コンバータ
    の微振動と前記目標微振動設定手段にて設定された目標
    微振動との偏差を求める演算手段と、 前記演算手段により得た偏差に基づいて前記コンバータ
    に供給する微振動信号を制御する手段とを具備すること
    を特徴とする水力発電所の調速機制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の水力発電所の調速機制御
    システムにおいて、 前記演算手段により得た偏差に基づいて前記コンバータ
    の微振動の異常検出を行う異常検出手段とをさらに具備
    することを特徴とする水力発電所の調速機制御システ
    ム。
  8. 【請求項8】 調速機内のパイロットバルブをコンバー
    タを介して制御する水力発電所の調速機制御システムに
    おいて、 前記コンバータの目標微振動を複数種類設定する目標微
    振動設定手段と、 前記目標微振動設定手段によって設定された複数種類の
    目標微振動のなかから任意の目標微振動を選択する選択
    手段と、 前記選択手段によって選択された目標微振動を前記コン
    バータに発生せしめるように、前記コンバータに供給す
    る微振動信号を制御する手段とを具備することを特徴と
    する水力発電所の調速機制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013001112A1 (es) * 2011-06-27 2013-01-03 Ruis Gomis Vicente Dispositivo de control para turbinas hidráulicas
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