JPH09137646A - 摘み部出没型扉用ロック装置 - Google Patents

摘み部出没型扉用ロック装置

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JPH09137646A
JPH09137646A JP31857695A JP31857695A JPH09137646A JP H09137646 A JPH09137646 A JP H09137646A JP 31857695 A JP31857695 A JP 31857695A JP 31857695 A JP31857695 A JP 31857695A JP H09137646 A JPH09137646 A JP H09137646A
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lock shaft
inner cylinder
shaft
cylinder
door
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Jun Utashiro
潤 歌代
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不使用時には没入位置に的確に保持され、扉
が解錠された使用時には摘み可能位置へと自動的に突出
すると共に、扉の開放操作が軽快かつ円滑になされる摘
み部出没型扉用ロック装置を提供する。 【解決手段】 外筒2内に軸方向に移動可能に内筒3を
嵌め込み、ハンドル26の基端部を外筒2に枢軸33に
よって枢着し、ハンドル26に内筒3の前面部がはまる
空孔26bを設け、内筒3の前後移動に連動させてハン
ドル26を前記枢軸33を中心に起伏回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、不使用時には摘
み部が没入位置に保持される扉用ロック装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 従来の扉用ロック装置は、扉を固定枠
体に錠止する機能を有するだけであり、扉を開放操作す
るには別途装着された摘み部材が使用されている。しか
しながら、摘み操作の便宜にために摘み部材は扉前面に
突出するように設けられているため、不使用時には摘み
部材に通行者の衣服や器物が引っ掛かり、衣服や器物あ
るいは摘み部材自体の損傷を招くことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、不使用時には没入位置に的確に保持され、扉が
解錠された使用時には摘み可能位置へと自動的に突出す
ると共に、扉の開放操作が軽快かつ円滑になされる摘み
部出没型扉用ロック装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると本発明の扉用ロック装置は、
扉1に固着される外筒2と;外筒2内に軸方向に移動可
能かつ回転不能に嵌め込まれた内筒3と;内筒3の前部
内に軸方向に移動可能に嵌め込まれ、内筒3の内鍔部6
の後面側の錠止溝7に係脱する錠止突起8を前面側に設
け、後面側に駆動軸部9を設けた前位ロック軸5と;内
筒3の後部内に回転可能かつ軸方向に移動不能に嵌め込
まれ、前位ロック軸5の駆動軸部9が軸方向に移動可能
かつ回転不能に嵌め込まれる受動孔11を前面側に設
け、後面側に連結軸部12を設け、前端部外面に制止突
起13を直径方向に突設した後位ロック軸10と;外筒
2の前面側に配置され、内筒3の前面部がはまる空孔2
6bを設け、内筒3の前端部と連動可能に設けられ、基
端部を外筒2に枢軸33によって枢着されたハンドル2
6を有する。
【0005】さらにこの扉用ロック装置は、外筒2の後
面側に配置され、後位ロック軸10の連結軸部12に固
着されるロックプレート14と;外筒2の前面鍵孔15
より挿入されて前位ロック軸5の前面受部16に係合
し、前位ロック軸5を回転操作する鍵17と;後位ロッ
ク軸10の受動孔11に収容され、前位ロック軸5を前
方に移動付勢するバネ18と;内筒3と後位ロック軸1
0の間に収容されて内筒3に固着され、円周方向の横溝
24と該横溝24の終端に連続した軸方向の縦溝25を
設けた規制円筒23を有する。
【0006】
【作用】 図3に示したようにロックプレート14が固
定枠体に対し扉1を施錠した位置にあるときには、前位
ロック軸5の錠止突起8は内筒3の錠止溝7に係合して
いるため、前位ロック軸5は内筒3に対して回転不能で
あり、前位ロック軸5の駆動軸部9が後位ロック軸10
の受動孔11に係合しているため、後位ロック軸10も
内筒3に対して回転不能である。後位ロック軸10の制
止突起13が規制円筒23の横溝24の始端に係合して
いるため、バネ18の付勢にもかかわらず、内筒3は外
筒2内に後退した位置に制止されており、内筒3の前端
部は外筒2内に没入した位置に保持されている。
【0007】図4に示したように鍵17を前位ロック軸
5の前面受部16に係合させて押し込むと、バネ18の
付勢に抗して前位ロック軸5が後退し、前位ロック軸5
の錠止突起8が内筒3の錠止溝7より離脱する。これに
よって内筒3に対する前位ロック軸5の回転拘束が解除
されるため、図5に示したように鍵17を押し込んだま
ま回転させると、前位ロック軸5と後位ロック軸10が
一体的に回転し、ロックプレート14が解錠位置に来
る。これによって固定枠体に対する扉1の錠止が解除さ
れ、扉1は開放可能な状態になる。
【0008】このようにロックプレート14が解錠位置
まで回転したとき、後位ロック軸10の制止突起13
は、規制円筒23の横溝24の終端に到達している。図
6に示したように鍵17を外筒2の鍵孔15から抜き取
ると、前位ロック軸5を介して作用するバネ18の付勢
力によって内筒3は前進し、後位ロック軸10の制止突
起13は規制円筒23の縦溝25内に入り込む。内筒3
の前端部が外筒2の前面側に所定長さ突出したとき、制
止突起13は縦溝25の内底面に当接し、内筒3のそれ
以上の突出を制止する。同時に、内筒3の前端部と連動
したハンドル26は、枢軸33を中心に起き上がる。扉
1の開放操作は突出位置にあるハンドル26を使用して
行われる。
【0009】扉1を閉鎖した後、内筒3の前端部を外筒
2内に押し込むと、後位ロック軸10の制止突起13が
規制円筒23の横溝24の終端に入り込む。そこで、鍵
17によって前位ロック軸5と後位ロック軸10を逆回
転させると、ロックプレート14が再び施錠位置に戻
り、後位ロック軸10の制止突起13は規制円筒23の
横溝24の始端に到達する。鍵17を外筒2の鍵孔15
から抜き取ると、バネ18の付勢によって前位ロック軸
5が若干前進し、前位ロック軸5の錠止突起8が内筒2
の錠止溝7に係合する。
【0010】
【発明の実施の形態】 図示した実施形態では、不正解
錠をできるだけ防止するために前位ロック軸5の前面受
部16には、中央部が窪んだ非円形の鍵用凹部16aが
設けられている。前位ロック軸5の前面受部16の形状
はこれに限定されず、通常のドライバーやはさみ工具等
の適用が不可能または困難な形状が適宜選択される。ま
た、前面受部16の形状が外から判別できないよう、内
筒3の前端部にカラー34を回転可能に嵌め込む。規制
円筒23は直径方向の固定ピン27によって内筒2に固
着されている。前位ロック軸5の直径方向の受孔19に
は球形のクリック部材22が収容され、バネ20に付勢
されたクリック部材22は内筒3の内面受溝21,21
に係脱して、前位ロック軸5の回転位置を係合音や感触
によって使用者に知らせる。規制内筒23の横溝24の
始端と終端間の開き角度が90度であるので、これに対
応して内面受溝21,21は90度間隔に設けられてい
る。
【0011】内筒3の付勢用バネ18とクリック部材2
2の付勢用バネ20は、いずれも圧縮コイルバネで構成
されている。内筒3の前端部外側には係止突起4と駆動
用凹部32を設けてあり、ハンドル26の空孔26bの
内面に直径方向に設けられた受動軸部26aが、両部材
の弾性を利用して該凹部32に嵌め込まれている。該凹
部32にはハンドル26の起伏回転の前後を通じて受動
軸部26aが係合している。前位ロック軸5の連動軸部
9は断面角形に形成され、後位ロック軸10の受動孔1
1も同様に角形に形成されている。後位ロック軸10の
連結軸部12の断面は角形であり、これに嵌められたロ
ックプレート14はボルト28によって後位ロック軸1
0に固着されている。ロックプレート14には、固定枠
体側の受部に直接係脱する錠止部を設けることもできる
が、この実施形態では、固定枠体側の受部と係脱する別
のロック部材が連結される連結孔29をロックプレート
14に設けている。扉1の取付孔31に前面側から挿入
された外筒2は、ナット30によって扉1に締付け固着
されている。内筒3の外周断面は、左右両側に平坦部の
ある所謂小判型に形成され、外筒2の内周断面も同様に
形成されている。そのため、内筒3は外筒2に対して回
転不能である。
【0012】
【発明の効果】 以上のように本発明の扉用ロック装置
では、後位ロック軸10の制止突起13が規制円筒23
の横溝24に係合することによって内筒3が外筒2内に
拘束されるため、内筒3の前端部の摘み部4が不使用時
に扉1の前面側に突出しない位置に的確に保持されるた
め、摘み部4が通行の障害となったり、通行者の衣服や
器物あるいは摘み部自体の損傷を招く恐れがない。
【0013】また、ロックプレート14が解錠位置に来
て、後位ロック軸10の制止突起13が規制円筒23の
縦溝25に入り込んだときには、バネ18の付勢によっ
て内筒3が外筒2の軸方向に前進し、内筒3に連動しハ
ンドル26が枢軸33を中心に起き上がり回転して、外
筒2の前面側に自動的に傾斜突出するため、扉1の開放
操作がハンドル26を用いることによって比較的小さな
力で軽快かつ円滑になされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る扉用ロック装置の
施錠状態の正面図である。
【図2】 該扉用ロック装置に使用されるハンドルの底
面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 該扉用ロックハンドル装置の鍵押し込み状態
の断面図である。
【図5】 該扉用ロックハンドル装置の鍵押し回し状態
の断面図である。
【図6】 該扉用ロックハンドル装置の鍵抜き取り状態
の断面図である。
【図7】 該扉用ロックハンドル装置に用いた規制円筒
の斜視図である。
【図8】 図3のB−B線断面図である。
【図9】 図3のC−C線断面図である。
【図10】 図6のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 外筒 3 内筒 4 内筒の係止部 5 前位ロック軸 6 内筒の内鍔部 7 内筒の錠止溝 8 前位ロック軸の錠止突起 9 前位ロック軸の駆動軸部 10 後位ロック軸 11 後位ロック軸の受動孔 12 後位ロック軸の連結軸部 13 後位ロック軸の制止突起 14 ロックプレート 15 鍵孔 16 前位ロック軸の前面受部 17 鍵 18 内筒の付勢用バネ 19 前位ロック軸のクリック部材用受孔 20 クリック部材の付勢用バネ 21 内筒の内面受溝 22 クリック部材 23 規制円筒 24 規制円筒の横溝 25 規制円筒の縦溝 26 ハンドル 27 規制内筒の固定ピン 28 ロックプレートの固着用ボルト 29 ロック部材の連結孔 30 外筒の固着用ナット 31 扉の外筒の取付孔 32 内筒の駆動環状凹部 33 枢軸 34 カラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉1に固着される外筒2と;外筒2内に
    軸方向に移動可能かつ回転不能に嵌め込まれた内筒3
    と;内筒3の前部内に軸方向に移動可能に嵌め込まれ、
    内筒3の内鍔部6の後面側の錠止溝7に係脱する錠止突
    起8を前面側に設け、後面側に駆動軸部9を設けた前位
    ロック軸5と;内筒3の後部内に回転可能かつ軸方向に
    移動不能に嵌め込まれ、前位ロック軸5の駆動軸部9が
    軸方向に移動可能かつ回転不能に嵌め込まれる受動孔1
    1を前面側に設け、後面側に連結軸部12を設け、前端
    部外面に制止突起13を直径方向に突設した後位ロック
    軸10と;外筒2の前面側に配置され、内筒3の前面部
    がはまる空孔26bを設け、内筒3の前端部と連動可能
    に設けられ、基端部を外筒2に枢軸33によって枢着さ
    れたハンドル26と;外筒2の後面側に配置され、後位
    ロック軸10の連結軸部12に固着されるロックプレー
    ト14と;外筒2の前面鍵孔15より挿入されて前位ロ
    ック軸5の前面受部16に係合し、前位ロック軸5を回
    転操作する鍵17と;後位ロック軸10の受動孔11に
    収容され、前位ロック軸5を前方に移動付勢するバネ1
    8と;内筒3と後位ロック軸10の間に収容されて内筒
    3に固着され、円周方向の横溝24と該横溝24の終端
    に連続した軸方向の縦溝25を設けた規制円筒23とか
    らなり、ロックプレート14が施錠位置にあるとき、前
    位ロック軸5の錠止突起8を内筒3の錠止溝7に係合さ
    せ、後位ロック軸10の制止突起13を規制円筒23の
    横溝24の始端内に位置させて、内筒3の摘み部4を外
    筒2内に没入させた摘み部出没型扉用ロック装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114233739A (zh) * 2021-12-20 2022-03-25 房晓勇 一种用于连接和紧固零件的截断式防止螺母回旋松动装置

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CN114233739A (zh) * 2021-12-20 2022-03-25 房晓勇 一种用于连接和紧固零件的截断式防止螺母回旋松动装置

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