JPH09137112A - 水性相変化インク組成物及びそのプリント方法 - Google Patents

水性相変化インク組成物及びそのプリント方法

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JPH09137112A
JPH09137112A JP8300930A JP30093096A JPH09137112A JP H09137112 A JPH09137112 A JP H09137112A JP 8300930 A JP8300930 A JP 8300930A JP 30093096 A JP30093096 A JP 30093096A JP H09137112 A JPH09137112 A JP H09137112A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水性相変化インクの特性を、良好な光沢、迅
速な乾燥、耐水性、及び優れた粘度とする。 【解決手段】 着色剤と、水分散性ポリエステル光沢剤
と、インク組成物を第1温度で液体状態とし、上記第1
温度よりも高い第2温度で固体状態とする濃度のハイパ
ーサーモゲリング成分とを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改良した相変化
(phase change)インク、特に、「ひげ」(フェザリン
グ)を低減し、耐水性を向上させ、光沢を高くするハイ
パーサーモゲリング(hyperthermogelling)成分を有す
るインクをプリントする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インク・ジェット・プリンタに使用され
る従来の相変化インクは、一般に室温(常温)では固相
であり、インク・ジェット・プリンタの作動時に適当な
温度まで加熱されると液相に変わる。その噴射動作温度
にて液相インクのインク滴は、プリンタから噴射され、
このインク滴が記録媒体の表面に接触すると、急速に固
化して固相のインク・ドットのパターンを形成する。
【0003】インパルス・ジェット又はバブルジェット
・プリンタ用の比較的新しいインクとして米国特許第
5,021,802号公報が開示しているインクは、着色
剤と共に水性のゾル−ゲル変化成分を含有する。このイ
ンクは熱によって可逆的なゾル−ゲル変化をし、従来の
相変化インクと同様に挙動して、常温ではゲル(固相)
であるが約摂氏40〜100度の温度でゾル(液相)に
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】オンデマンド型のカラ
ー・プリンタに水性インクを使用する場合に常に問題と
なることは、インク滴が紙等の記録媒体に付着した後に
「ひげ」が生じること(フェザリング:feathering)で
ある。「ひげ」は、インク滴が紙の繊維に沿って不規則
に拡散又は吸上する現象によるもので、もちろん好まし
くない現象である。「ひげ」は異なる色の境界でのにじ
み、解像度の不足等の原因になることがあり、印刷品質
に悪影響を及ぼす因子である。この問題を解決するた
め、溶剤を調節して乾燥時間を短縮したインクの使用、
ラテックスを基材とするインクの使用、両性イオン界面
活性剤を添加したインクの使用、着色剤を顔料にしたイ
ンクの使用、固体インクの使用などが試みられてきた。
固体インクを使用すれば、プリントの際に「ひげ」の発
生は抑制されるが、プリンタの機構が複雑になり、コス
トが著しく増大する。
【0005】しかし、水性基材インクには、それに固有
のいくつかの欠点がある。特に厄介な1つの問題は、紙
サブストレート内にインクが浸透することである。この
結果、粘り(粘度)及びインク滴の鮮明度が弱くなり、
紙の裏側に「ブルーム(かぶり)」又は「にじみ通し」
が鮮明となる。さらに、インクは、水にさらした際に、
流れたり(ラン)、汚れ(スメアー)が生じたりする。
インク、特に典型的には艶消し形式の仕上げ剤の光沢の
欠如が、水性インク使用の際の不足として見られ、特別
にコーティングした紙を用いるのみで、明るく光沢のあ
る画像が得られる。インクの耐水性は、他の重要な問題
である。
【0006】本発明は、上述の問題を解決するため、水
性インクは、スルホネート化ポリエステル及びそのコポ
リマー(共重合体)を用いて、良好な光沢、迅速な乾
燥、耐水性、及び優れた粘度のインクを得ることができ
る。
【0007】本発明の1つの観点によれば、水性インク
のプリントに関連して画像の劣化を防ぎ、光沢及び耐水
性の良好な水性基材インクを製造できる。本発明の他の
観点によれば、従来の相変化インクをプリントするプリ
ント技術のコスト及び複雑さを低減する。本発明の特徴
は、乾燥により、耐水性があり、光沢のよい仕上がりの
インクである。本発明の他の特徴は、インクがスルホネ
ート化ポリエステル及びそのコポリマーを光沢剤として
含有することである。本発明の別の特徴は、光沢剤が粘
結剤(バインダー)として作用し、水性インクでは通常
耐水性がない染料に耐水性を与える。
【0008】本発明の更に別の特徴は、光沢剤が溶液内
に残り、この溶液に沈殿しないことである。本発明の更
に他の特徴は、湿潤剤を調合物に添加して、詰まったイ
ンク・ジェットのクリーニングを可逆的に行えることで
ある。本発明の他の特徴は、水が吸上し、ゲル化が生じ
ると、プリントしたサブストレートの表面上に噴射した
インクの粘性を急速に変化させて、着色剤がサブストレ
ートの表面上に残る。本発明の利点は、インクが高速に
乾燥することである。本発明の他の利点は、インク調合
物が染料又は顔料(ピグメント)を着色剤として用い、
噴射可能で、永久的で、耐水性があり、高い光沢がある
ことである。
【0009】本発明の別の利点は、噴射したインクの高
速な粘度変化のために、インク調合物がフル・カラー展
開できることである。本発明の更に別の利点は、インク
調合物が、本質的に液体のポリマー着色剤を用い、この
着色剤がプリントした画像の表面に「ブルーム(かぶ
り)」又は移動せず、プリントしたサブストレートの裏
側に「しみ通し」しない。本発明の更に他の利点は、イ
ンク調合物が、透明シート(transparency)上に用いる
明るい色で耐水性のある噴射可能画像を与えると共に、
その画像がブロック、即ちオフセットしないことであ
る。本発明の他の利点は、インク調合物が安定してお
り、その成分が調合物内に残り、沈殿せず、有意酸を基
材とする形式の化学を可能とする。本発明の付加的な利
点は、インク調合物が、水分散性ポリマーである光沢剤
を用いている。この水分散性ポリマーは、pHに頼ら
ず、従来のアクリル・システムの通常ベースの中和の欠
点がない。なお、水の蒸発のために、pH変化を伴う粘
性のドリフトと、非可逆的な沈殿が生じる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱可逆特性を
呈する水可溶性化合物を包含する水性相変化インクを用
いる。これは、溶解温度が上昇するにつれて、化合物の
水溶性が低下することを意味する。これら選択した化合
物のインク溶液を、その熱変換点まで加熱すると、これ
ら化合物はハイパーサーモゲリング特性を表す。なお、
これら選択した化合物は、相変遷を受け、離散し安定し
たゲルを形成する。本発明においては、これがインク・
ドット・ゲルにて生じる。
【0011】低い濃度にて、これらハイパーサーモゲリ
ング化合物の水性溶液は、適度な粘度を表す。しかし、
特定のハイパーサーモゲリング化合物の臨界濃度にて、
化合物の濃度又は溶液の温度がわずかに上昇することに
より、粘度が急速に上昇し、最終的には、溶液をゲル化
する。温度及び濃度のこれらの効果を活用して、比較的
加熱された又は吸収性サブストレートに接触して直ちに
ゲル化する新規な環境の相変化インクを作る。ハイパー
サーモゲリング化合物を制限するものではないが、この
化合物は、ホモポリマー(単独重合体)、コポリマー
(共重合体)、非ポリマー界面活性剤、及びこれらの誘
導体を包含している。常温以上でこのハイパーサーモゲ
リング現象を表す化合物が好ましい。かかる化合物のイ
ンク組成物を常温で噴射し、加熱されていないサブスト
レート上で直ちにゲル化して、ひげのないインク滴を形
成する。
【0012】上述及び他の観念、特徴及び利点は、イン
ク調合物内の光沢剤として、pHに頼らない水分散性ポ
リマー混合剤を用いて、インク・ジェット・プリンタに
おける噴射に適する耐水性、高光沢の水性インクにおい
て得られる。
【0013】本発明のこれらの概念、特徴及び利点は、
添付図を参照した以下の詳細な説明から明らかになろ
う。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のハイパーサーモゲリング
水性相変化インクは、非イオン界面活性剤を含んでい
る。テトロニック(TETRONIC:商標)1307の如き非
イオン界面活性剤は、良好な熱可逆性ゲル化特性を示
す。図1は、TETRONIC(商標)1307界面活
性剤の種々の濃度のゲル化温度、即ち、熱転換点(ther
mo-inversion point)のグラフを表す。例えば、分子量
が17,000のTETRONIC(商標)1307界
面活性剤は、その臨界濃度(約13重量%)において約
摂氏30度でゲル化する。
【0015】TETRONIC(商標)1307界面活
性剤は、中心のアルキルジアミン(エチレンジアミン、
W=2)と、yプロピレンオキシド(酸化プロピレン)
単位の疎水性コアと、xエチレンオキシド(酸化エチレ
ン)ユニットの親水性エンドを有する次の如きポリオキ
アミンである。(なお、一般的には、wは、2から6ま
での整数であり、x及びyは、重量パーセント及び分子
量の範囲を満足する任意の整数である。)
【化13】 TETRONIC(商標)1307は、米国ニュージャ
ージ州パーシパニーのBASFコーポレーションから市
販されているエチレンオキシド・ブロック・コポリマー
界面活性剤である。本発明において、溶液を加熱した
際、疎水性成分は、互いに密集して、液相である水に膨
れた連続マトリクスの骨格ネットワークを形成する。親
水性成分は、水素結合により水と相互作用をして、ゲル
を形成する。水の陽子を有するエーテル酸素原子を介し
て、水性システムにおける水素結合により、ブロック・
コポリマー・ゲルを水素化して形成する。
【0016】ハイパーサーモゲリング水性相変化インク
の好適な実施例は、水溶性又は水分散性ポリエステル、
若しくはホモポリマー(単独重合体)又はコポリマー
(共重合体)であり、高い光沢を与える光沢剤を含んで
いる。ポリエステルは、好適には、スルホネート化ポリ
エステルであり、これには、米国テネシー州キングスポ
ートのイーストマン・ケミカル・カンパニーが販売して
いる「イーステック(Eastek:商標)」ポリマー
1100、1200、1300及び2100であり、下
記に示す線形構造を生じるように選択されたジカルボン
酸(A)及びグリコール(G)のポリコンデンセイショ
ン(ポリ凝縮)反応により作ったサルフォポリエステル
がある。ポリエステルは、スルホン化グループを置換す
るカルボキシル化、ヒドロキシル化又はホスホネート化
グループにより水分散性にすることができるし、スルホ
ネート化グループと組み合わせて使用することもでき
る。ポリエステルのコポリマーは、親水性グループを用
いて、ポリエステルを水溶性にできる。ヒドロキシル化
ポリエステルは、これらに限定するものではないがメラ
ミン誘導材料又はフェノール・ベース(基材)の樹脂を
含む種々の機能的樹脂と交差結合(架橋)して、工業市
場のアプリケーションにおいて有用な耐溶剤性インクを
製造できる。スルホネート化ポリエステルは、次の化学
式で表せる。
【化14】
【0017】光沢剤として機能するポリエステル混合剤
は、pHに依存せず、従来のアクリル系(システム)の
ベース中和の欠点を被らない。好適なスルホネート化ポ
リエステルは、環境(ambient )インク調合剤において
は、ポリマー又は従来の酸性染料と互換性がある。水性
インク・ジェットのインクにおいて、低レベルの陽イオ
ンポリマーを使用できるので、イオン結合により、ポリ
マー染料がイオン的にポリマーと結合する。
【0018】通常は光沢のないが、艶消し仕上げの表示
用の水性インクに、光沢剤は、光沢性を付与する。ま
た、光沢剤は、結合剤としても作用し、水を基材とした
インクにおいては通常示さない特性である耐水性を染料
に与える。一過性塩の蒸発のために、pHの変動に対し
て、非可逆的沈殿及び粘度ドリフトに影響されやすい従
来のアクリル・ベース系の欠点を、瞬間光沢剤を用いる
インク調合剤がpHに依存しないことにより克服する。
本発明による光沢剤を使用して、インク調合剤における
沈殿及び粘度の変化を避ける。
【0019】3つの異なるイーステック(Eastek:商
標)ポリマーを用いた分散を3つのサンプルに利用し
て、インク・ベースの樹脂内のスルホネート化ポリエス
テルの希釈程度(dilutability)を決定する。分散を約
1重量%、約5重量%及び約10重量%に希釈化し、B
型(Brookfield)粘度計により各サンプルの粘度をセン
チポイズ(cPs)を測定すると、その結果は、表1の
ようになる。
【表1】 磁気拡散バーにより、室温で、約30分間、分散を混合
する。沈殿の兆候もなく、これら分散が良好に安定す
る。
【0020】水が吸上し、ゲル化が生じるにつれ、プリ
ント・サブストレートの表面上に噴射したインク粘度が
迅速に変化して、サブストレートの表面に着色剤が残る
ために、光沢剤を用いるインク調合剤は、インク・ジェ
ット・プリンタにおけるフル・カラー展開ができる。こ
の結果、カラー明度のこのレベルを達成するのに通常必
要な特にコーティングした紙を必要とすることなく、平
坦な紙上に明るく光沢のある画像が形成される。平坦な
紙、光沢のある紙、コピー紙又は透明シートなどの種々
のサブストレート上に均一で良好なプリントを行うの
に、この調合剤を使用できる。
【0021】異なる濃度のインク調合剤に用いる上述の
TETRONIC(商標)1307界面活性剤の水性溶
液の粘度及び表面張力を表2に示し、そのグラフを図2
に示す。
【表2】
【0022】溶液A〜Gを、留出した水及びTETRO
NIC(商標)1307界面活性剤の重みつき量(weig
hted amount )で調整し、摂氏15〜16度で一晩中攪
拌して、澄んだ溶液を得る。表面張力の測定は、チャン
(Cahn)ダイナミック接触角測定器で行う。粘度(セン
チポイズ(cPs))の測定は、約60rpmのスピン
ドル速度にて、ブルックフィールド・サーモセル粘度計
により測定する。
【0023】上述のTETRONIC(商標)界面活性
剤の構造式に関して、当業者は、界面活性剤の多数の同
族体を用いてもよいことが理解できよう。好ましい同族
体には、約10重量%から約80重量%のポリ(オキシ
エチレン)及び約20重量%から約60重量%のポリ
(オキシプロピレン)を含んでいる。なお、wは、2か
ら6までの整数であり、x及びyは、重量%及び分子量
の範囲を満足する任意の整数であり、約1,000から
約50,000の分子量を有する。次の化学式の同族体
が、同じ重量%及び分子量の範囲に好ましいことも、当
業者には理解できよう。
【化15】
【0024】
【実施例】分子量が約17,000で、TETRONI
C(商標)1307界面活性剤により作ったハイパーサ
ーモゲリング水性相変化インクを、実施例1として説明
する。
【0025】[実施例1]以下の手順で、試験用インク
溶液を調整した。留出した水内の約9重量%のTETR
ONIC(商標)1307界面活性剤の溶液を、摂氏約
15〜16度にて調剤し、約12時間混合して、完全な
溶解とし、0.2マイクロメータ(ミクロン)のフィル
タでろ過した。2つの湿潤剤、即ち、約3重量%で分子
量が200のポリエチレングリコールであるPEG20
0と、米国ニューヨーク州ニューヨークのクロダ社(Cr
oda Inc.)から市販されている約5重量%のモノエタノ
ールアセトアミドとを溶液に添加した。約100mgか
ら約1mlのアセド・ブルー(Acid Blue )9(共通染
料)溶液を界面活性剤溶液に添加し、均一に混合して、
TETRONIC(商標)1307界面活性剤の量の約
9重量%のシアン・インク組成物を生成した。
【0026】このシアン・インクを、約摂氏30度で、
PZT駆動単一ジェットから噴射する。この噴射は、平
坦な紙の上にいくつかの点線をプリントした。
【0027】シアン及び黒インクについて、実験的イン
ク組成物からのドット・パターンと、ヒューレット・パ
ッカード(HP)1200C型インク・ジェット・プリ
ンタからのドット・パターンとを比較した。このシアン
・インクは、染料を用いて作り、固形分が高く、ドット
のエッジ(縁)が輪郭の明瞭な黒顔料(ピグメント)を
用いて、黒インクを作った。すべてのインク・ドット
は、約90ナノグラムのドロップ素材であり、噴射速度
は、毎秒約3〜4メートルである。しかしながら、水性
溶液の分散問題及びノズルの詰まりのために、黒顔料を
インク・ジェット・アプリケーションに用いるのは、一
層困難である。実験的インクのドットの分離性(discre
tness )は、HP1200C型のシアン又は黒インク・
ドットよりも良好であった。試験又は実験的インク組成
物のドット・エッジは、HP製シアン染料よりもシャー
プであり、「ひげ」は、HPのシアン及び黒のインクよ
りも大幅に少ない。
【0028】[実施例2]表3に示すように、ザ・ダウ
・ケミカルカンパニーから商標メソセル(METHOCEL)セ
ルロースエーテル(MECA−15)として市販されて
いる他のハイパーサーモゲリング物質であるメチルセル
ロースの試験インク溶液A〜Fを、実施例1で説明した
のと同様な方法で調整した。
【表3】 メチルセルロースの構造式は、次のようになる。
【化16】 好適なMEC同族体の分子量は、約1,000から約1
00,000である。なお、nは、環(リング)の総数
であり、分子量の範囲を満足する任意の整数である。
【0029】表3内のアセド・ブルー9及びアセド・レ
ッド52は、普通の染料を表し、PEG−200は、湿
潤剤及び粘度調節剤として作用する分子量200のポリ
エチレングリセリンを表す。これら水性溶液の粘度を表
3に表すと共に、図3にグラフとして表す。正確な表面
張力を溶液の各に対して測定できなかった。各表面張力
は、着色剤を添加していないベース溶液の分析から、約
48及び約55ダイン/cmの間であると予想された。
【0030】インク溶液を、常温にて、テクトロニクス
社製カラークイック(商標)水性インク・ジェット・プ
リントの64のノズル・プリント・ヘッドから約4KH
zで噴射して、一般的な分離したインク・ドットを形成
できた。
【0031】[実施例3]表4に示し、上述のように、
TETRONIC(商標)1307界面活性剤、PEG
−200及びアセド・ブルー9の試験インク溶液A〜E
を調整して、噴射した。各溶液の正確な表面張力を測定
しなかった。しかし、各表面張力は、着色剤を添加して
いないベース溶液の分析から、約38及び約39ダイン
/cmの間であると予想された。これらインク溶液は、
分離したインク・ドットを形成した。
【表4】
【0032】[実施例4]表5に示すように、PLUR
ONIC(商標)F127界面活性剤、PEG−200
及びアセド・ブルー9を用いた試験インク溶液A〜C
を、上述のように調整し、噴射した。PLURONIC
(商標)F界面活性剤は、米国ニュージャージ州パーシ
ッパニーのBASFコーポレーションから市販されてい
るエチレンオキサイドプロピレンオキサイド・ブロック
共重合体であり、TETRONIC(商標)界面活性剤
と同様のハイパーサーモゲリング特性を有する。PUR
ONIC(商標)界面活性剤用のポリ(エチレンオキサ
イド−コ−プロピレンオキサイド)及びポリ(プロピレ
ンオキサイド−コ−エチレンオキサイド)構造式の各々
を以下に示す。
【化17】
【化18】 好適なPLURONIC(商標)界面活性剤同族体の分
子量は、約1,000から約50,000であり、約1
0重量%から約80重量%のポリ(オキシエチレン)及
び約20重量%から約60重量%のポリ(オキシプロピ
レン)を含有しており、x及びyは、上述の重量%及び
分子量の範囲を満足する整数である。各溶液の正確な表
面張力を測定しなかった。しかし、各表面張力は、着色
剤を添加していないベース溶液の分析から、約38及び
約39ダイン/cmの間であると予想された。これらイ
ンク溶液は、分離したインク・ドットを形成した。
【表5】
【0033】[実施例5]表6に示すように、TETR
ONIC(商標)1307界面活性剤、PEG−20
0、SAG−47及び異なる着色剤の試験インク溶液A
〜Gを、上述と類似の方法で調整した。SAG−47
は、OSIスペシャリティーズ・インクから市販されて
いる脱泡剤であり、アセド・イエロー23は、普通の着
色剤である。フード・ブラック2は、黒インク用の普通
の着色剤である。これらインク溶液を、352のノズル
の完全配列のプロトタイプのプリント・ヘッドにより1
1KHzで噴射した。溶液は、分離したインク・ドット
を形成した。
【表6】
【0034】TETRONIC(商標)1307界面活
性剤と類似の熱転換(thermo-inversion)作用を示すい
くつかの化合物を表7に示す。
【表7】
【0035】[実施例6]インク調合剤は、全調合剤の
約5重量%に等価な約20%のTETRONIC(商
標)1307界面活性剤の約25.32グラムと、米国
ニューヨーク州ニューヨークのクロダ・インクからAM
EA−100として市販されており全調合剤の約3重量
%となる湿潤剤アセトアミドモノエタノールアミンの約
3.08グラムと、米国ウイスコンシン州ミルウォキー
のアルドリッチ(Aldrich )ケミカルからPEG−20
0として市販されており全調合剤の約2重量%となる湿
潤剤ポリエチレングリセリンの約2.06グラムと、ア
ルドリッチ・ケミカルから市販されており全調合剤の約
5重量%であるメチルジエタノールアミンの約3.03
グラムと、米国デラウエア州ウイルミングトンのアイ・
シー・アイ・バイオサイズ(ICI Biocides)から市販さ
れている工業用マイクロ制生剤(microbiostat)である
Proxel GXLの約1滴と、米国テネシー州キン
グスポートのイーストマン・ケミカル・カンパニーから
市販されており全調合剤の約3重量%である約30%の
イーステック(Eastek)ポリマー1300光沢剤の約1
0.62グラムと、米国サウスカロライナ州スパータン
バーグのミリケン・アンド・カンパニー(Milliken and
Company)からMY−1869として市販されており全
調合剤の約5重量%であるポリマーのイエロー染料の約
5.07グラムと、調合剤の約79重量%の脱イオン水
の約52.27グラムとを混合して含有している。この
混合物は、室温にて約30分間、電磁攪拌器により攪拌
する。この分散の粘度をB型(Brookfield)粘度計で測
定したところ、約9.24センチポイズ(cPs)であ
った。表面張力は、米国カリフォルニア州セッリトスの
チャン・インスツルメンツ・インク(Cahn Instrument
s, Inc.)がモデルDCA−312として市販している
ダイナミック接触角分析器により測定したところ、約3
8.27ダイン/センチメートルであった。この調合剤
のpHは、約10.12であった。
【0036】このインク調合剤をエプソン・スタイラス
・カラー・プリンタにより噴射して、完全に埋まった画
像(solid fill image)を作成した。このプリントした
完全に埋まった画像は、光学的密度の程度が高く、いく
つかの耐水性試験を行った。1つの試験では、サンプル
を湿った指で擦ったが、完全に埋まった画像に目立った
汚れがなかった。第2の試験では、サンプルを蛇口から
流れる水にさらしたが、目立った色落ちがなく、見かけ
上100%の耐水性を示した。第3試験では、完全に埋
まった画像のサンプルを回転輪にくくり、この輪を回転
させて、10秒間に約1回転の速度で、このサンプルを
水の中に通した。試験の前後の色の比較における元の完
全に埋まった画像の色偏差を表すΔEを、1及び10回
転後に測定した。イエロー・インクにおけるΔE試験の
結果を表8に示す。なお、この色偏差ΔEは、色の明
度、暗さ及び陰を反映するACSスペクトロフォトメー
タで測定した。
【表8】
【0037】表8において、ヒューレット・パッカード
(HP)1200Cカラー・プリンタから噴射した市販
のHPイエロー・インクとの比較結果も示す。表8の値
に反映している如く、実施例6のインク調合剤の色偏差
は、市販のHPイエロー・インクよりも際だって良好で
あり、水車上で水にさらして1回転及び10回転の後の
色変化は、HPイエロー・インクよりも大幅に少なかっ
た。実施例6のインク調合剤は、明度及び色固着に関し
て、平坦の紙の上に大幅に改良された色を示した。
【0038】[比較の実施例1]インクは、全調合剤の
約5重量%に等価なTETRONIC(商標)1307
界面活性剤の約250.6グラム、米国ニューヨーク州
ニューヨークのクロダ・インクからAMEA−100と
して市販されており全調合剤の約3重量%である湿潤剤
アセトアミドモノエタノールアミンの約3.02グラム
と、米国ウイスコンシン州ミルイォーキのアルダリッチ
・ケミカルからPEG−200として市販されており全
調合剤の約2%である湿潤剤ポリエチレングリセリンの
約2.06グラムと、アルドリッチ・ケミカルから市販
されており全調合剤の約5重量%のメチルジエタノール
アミンの約5.01グラムと、米国デラウエア州ウイル
ミングトンのアイ・シー・アイ・バイオサイズから市販
されている工業マイクロバイオスタットであるProx
el GXLの約1滴と、米国サウスカロライナ州スパ
タンバーグのミリケン・アンド・カンパニーからMY−
1869として市販され全調合剤の約5重量%のポリマ
ーのイエロー染料の約5.06グラムと、約80重量%
の調合剤内の全含有水分のとなる脱イオン水の約62.
17グラムとを含む。この混合物を磁気攪拌器で、室温
にて約30分間攪拌した。次にB型粘度計で、分散の粘
度を測定したところ、約7.72センチポイズ(cP
s)であった。米国カリフォルニア州セリトスのチャン
・インストールメント・インクからモデルDCA−31
2型として市販されているダイナミック接触角分析器に
よる測定では、表面張力が約38.29ダイン/センチ
メートルであった。この調合剤のpHは、約9.3であ
った。このインク調合剤をエプソン・スタイラス・カラ
ー・プリンタから噴射して、完全に埋まった画像を作成
した。この完全に埋まった画像は、実施例6の完全に埋
まった画像よりも、光学密度が低かった。このプリント
した完全に埋まった画像に対して数回の耐水性試験を行
った。1つの試験では、このサンプルを塗れた指で擦っ
たが、目立った汚れがなかった。第2試験では、サンプ
ルを蛇口から流れる水にさらしたところ、わずかな色の
損失があったが、耐水性は優れていた。第3試験では、
サンプルを輪にくくり、この輪を回転させて、10秒間
に約1回転の速度で、このサンプルを水の中に通し、1
及び10回転後にΔE色偏差を測定した。イエロー・イ
ンクにおけるこの試験結果を以下に示す。なお、このΔ
Eは、明度、暗さ及び陰の色の変化を測定するACSス
ペクトロフォトメータにより測定した色偏差である。 1回転: 3.26 10回転:26.60
【0039】これらハイパーサーモゲリング成分及び光
沢剤の多くの濃度及び組み合わせを用いてもよいことに
留意されたい。当業者には、ハイパーサーモゲリング性
質を示す他の種々の成分を本発明のインク組成物に用い
てもよいことが理解されよう。かかる成分は、ホモポリ
マー、コポリマー、非ポリマーの又は非イオン界面活性
剤、天然高分子及びそれらの誘導体に限定するものでは
ないが、これらを含有してもよい。
【0040】例えば、以下に示すヒドロキシプロピルメ
チルエーテルセルロース(HPMEC)の如きセルロー
ス誘導体を用いてもよい。
【化19】 好適なHPMEC同族体の分子量は、約1,000から
100,000であり、nは、リングの総数で、分子量
範囲を満足する任意の整数である。
【0041】当業者には、光沢剤を有するハイパーサー
モゲリング成分が、この調合剤に添加可能な適切な染料
及び殺生剤(biocides)を含む種々の着色剤及びインバ
ータ混合剤と両立性があることが理解できよう。また、
当業者には、ハイパーサーモゲリング・インク組成物
が、種々のドロップ・オン・デマンド・インク・ジェッ
ト・プリンタ技術及び既存の装置と両立性があることも
理解できよう。
【0042】光沢剤を有するハイパーサーモゲリング成
分を含有するインク組成物を、従来のドロップ・オン・
デマンド・インク・ジェット・プリンタから紙の如き吸
収サブストレートに噴射して、ハイパーサーモゲリング
成分の濃度に関連したゲル化特性を利用する。インク滴
は、紙への浸透及び蒸発により水分を失う。水のわずか
な損失は、ゲル化化合物の濃度を増加させて、粘度を急
増させる。この粘度の増加により、インク滴の広がりが
縮小され、サブストレートの望ましくない過度の浸透が
困難になる。瞬間的な粘度の増加は、「ひげ」を少なく
し、ドットを鋭くするので、プリント品質が改善する。
代わりに、インク滴をわずかに疎水性の表面に噴射し
て、吸収サブストレートに転写してもよい。
【0043】別の実施例においては、光沢剤を有するイ
ンク滴を、インク組成物の熱転換点よりも暖かいサブス
トレートに噴射してもよい。暖かなサブストレートに接
触すると、直ちにインク滴がゲル化する。代わりに、イ
ンク滴を、インク組成物の熱転換点より低い温度の表面
に噴射して、暖かなサブストレートに転写してもよい。
【0044】同様に、ハイパーサーモゲリング・インク
組成物を調合して、その熱変換点が常温、例えば、摂氏
25度になるようにしてもよい。かかるインク組成物
を、常温未満の液体として噴射し、サブストレートに接
触直後にゲル化させることもできる。
【0045】本発明の光沢剤を有するゲル・インク調合
剤は、「固体」要素としての連続マトリクスを含有する
多孔質固体である点に留意されたい。この連続マトリク
ス又はスケレタル(骨格)ネットワークは、必要な機械
的安定性及び凝集のゲル・システムを与える。
【0046】ゲル・ネットワークを互いに保持する化学
結合の特定のゲルインク調合剤は、「開閉(make-and-b
reak)」できる。これら可逆ゲルインク調合剤は、プロ
ピレンオキシドの如き疎水基のクラスタの間に形成され
る。これらクラスタは、エチレンオキシド・プロピレン
オキシド・コポリマーの如きコポリマーでよく、また、
単に、メチルエーテルセルロースの如きホモポリマーで
もよい。
【0047】本発明の要旨を逸脱することなく、上述の
本発明の特定実施例の細部において多くの変更が可能な
ことが当業者には理解できよう。例えば、本発明の調合
剤を、バブル・ジェット又は連続インク・ジェット・プ
リンタ並びに圧電駆動プリンタに用いることもできる。
全体的なインク性質及び特性は、計量装置の形式に限定
されないが、フレキソ印刷インク調合剤を含む種々のア
プリケーション、及び凹版プリント・プレスにて動作す
るものである。また、このインク調合剤は、オフセット
・プリント・アーキテクチャに用いるにも適切であり、
ここでは、画像を中間転送表面に先ずプリントし、次に
最終受け表面に転送する。よって、本発明の要旨は、特
許請求の範囲により特定される。
【0048】
【発明の効果】上述の如く、本発明の水性相変化インク
は、着色剤と、水分散性ポリエステル光沢剤と、インク
組成物を第1温度で液体状態とし、上記第1温度よりも
高い第2温度で固体状態とする濃度のハイパーサーモゲ
リング成分とを含んでいる。よって、本発明の水性イン
クは、良好な光沢、迅速な乾燥、耐水性、及び優れた粘
度の特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる好適なハイパーサーモゲリング
成分の濃度に対するゲル化温度の関係を示すグラフであ
る。
【図2】本発明に用いるエチレンオキシド(酸化エチレ
ン)及びプロピレンオキシド(酸化プロピレン)のブロ
ック・コポリマーである2つのハイパーサーモゲリング
成分の濃度に対する粘度の関係を表すグラフである。
【図3】本発明に用いる他のハイパーサーモゲリング成
分であるメチルセルロースの濃度に対する粘度の関係を
表すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリフォード・アール・キング アメリカ合衆国 オレゴン州 97301セイ ラム マハロ・コート 3011 (72)発明者 ドナルド・アール・チタリントン アメリカ合衆国 オレゴン州 97062ツア ランチン サウス・ウエスト サイレツ・ ドライブ 10185 (72)発明者 バハールチャンドラ・エム・カランディカ ール アメリカ合衆国 オレゴン州 97035レイ ク・オスウェーゴ サウス・ウエストボニ ータ 6125アパートメント ジェイ301

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤と、 水分散性ポリエステル光沢剤と、 インク組成物を第1温度で液体状態とし、上記第1温度
    よりも高い第2温度で固体状態とする濃度のハイパーサ
    ーモゲリング成分とを含有する水性相変化インク組成
    物。
  2. 【請求項2】 上記水分散性ポリエステル光沢剤は、カ
    ルボキシル化ポリエステル、ヒドロキシル化ポリエステ
    ル、ホスホネート化ポリエステル、スルホネート化ポリ
    エステル、これらのホモポリマー又はコポリマー、若し
    くはこれらの組み合わせから成るグループから選択され
    た1つであることを特徴とする請求項1のインク組成
    物。
  3. 【請求項3】 上記水分散性ポリエステル光沢剤は、ス
    ルホネート化ポリエステル、又は、スルホネート化ポリ
    エステルのコポリマーであることを特徴とする請求項1
    のインク組成物。
  4. 【請求項4】 上記ハイパーサーモゲリング成分の熱転
    換点は、約摂氏マイナス20度及び約摂氏140度の間
    であることを特徴とする請求項1のインク組成物。
  5. 【請求項5】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、上
    記第2温度で安定したゲルを形成することを特徴とする
    請求項1のインク組成物。
  6. 【請求項6】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、非
    イオンポリマーを含有することを特徴とする請求項1の
    インク組成物。
  7. 【請求項7】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、約
    10重量%から約80重量%のポリ(オキシエチレン)
    及び約20重量%から約60重量%のポリ(オキシプロ
    ピレン)を含む 【化1】 を含有し(なお、x及びyは、重量パーセント及び分子
    量の範囲を満足する任意の整数である)、上記ハイパー
    サーモゲリング成分の分子量の範囲が約1,000から
    約50,000であることを特徴とする請求項1のイン
    ク組成物。
  8. 【請求項8】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、 【化2】 を含有すると共に、約10重量%から約80重量%のポ
    リ(オキシエチレン)及び約20重量%から約60重量
    %のポリ(オキシプロピレン)を含み(なお、x及びy
    は、重量パーセント及び分子量の範囲を満足する任意の
    整数である)、上記ハイパーサーモゲリング成分の分子
    量の範囲が約1,000から約50,000であること
    を特徴とする請求項1のインク組成物。
  9. 【請求項9】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、 【化3】 を含有すると共に、約10重量%から約80重量%のポ
    リ(オキシエチレン)及び約20重量%から約60重量
    %のポリ(オキシプロピレン)を含み(なお、wは、2
    から6までの整数であり、x及びyは、重量パーセント
    及び分子量の範囲を満足する任意の整数である)、上記
    ハイパーサーモゲリング成分の分子量の範囲が約1,0
    00から約50,000であることを特徴とする請求項
    1のインク組成物。
  10. 【請求項10】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、 【化4】 を含有すると共に、約10重量%から約80重量%のポ
    リ(オキシエチレン)及び約20重量%から約60重量
    %のポリ(オキシプロピレン)を含み(なお、wは、2
    から6までの整数であり、x及びyは、重量パーセント
    及び分子量の範囲を満足する任意の整数である)、上記
    ハイパーサーモゲリング成分の分子量の範囲が約1,0
    00から約50,000であることを特徴とする請求項
    1のインク組成物。
  11. 【請求項11】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、 【化5】 を含有し(なお、nは、環の総数を表し、分子量の範囲
    を満足する任意の整数である)、上記ハイパーサーモゲ
    リング成分の分子量の範囲が約1,000から約10
    0,000であることを特徴とする請求項1のインク組
    成物。
  12. 【請求項12】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、 【化6】 を含有し(なお、nは、環の総数を表し、分子量の範囲
    を満足する任意の整数である)、上記ハイパーサーモゲ
    リング成分の分子量の範囲が約1,000から約10
    0,000であることを特徴とする請求項1のインク組
    成物。
  13. 【請求項13】 上記ハイバーサーモゲリング成分の濃
    度が、約0.05重量%と、略その臨界濃度との間であ
    ることを特徴とする請求項1のインク組成物。
  14. 【請求項14】 ハイパーサーモゲリング水性相変化イ
    ンク組成物をプリント表面に高い光沢でプリントする方
    法であって、 上記ハイパーサーモゲリング水性相変化インク組成物内
    に水分散性ポリエステルを光沢剤として用い、 上記ハイパーサーモゲリング水性相変化インク組成物が
    液体状態となる第1濃度のハイパーサーモゲリング成分
    を有する上記ハイパーサーモゲリング水性相変化インク
    組成物をドロップ・オン・デマンド・インク・ジェット
    ・プリンタから上記プリント表面に噴射し、 上記インク組成物が安定したゲルを形成するように上記
    インク組成物内の上記ハイパーサーモゲリング成分の濃
    度を高くしたことを特徴とするプリント方法。
  15. 【請求項15】 上記水分散性ポリエステルは、カルボ
    キシル化ポリエステル、ヒドロキシル化ポリエステル、
    ホスホネート化ポリエステル、スルホネート化ポリエス
    テル、これらのホモポリマー又はコポリマー、若しくは
    これらの組み合わせから成るグループから選択された1
    つであることを特徴とする請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 上記水分散性ポリエステル光沢剤は、
    スルホネート化ポリエステル、又は、スルホネート化ポ
    リエステルのコポリマーであることを特徴とする請求項
    14の方法。
  17. 【請求項17】 上記プリント表面は吸収表面であり、
    上記インク組成物からの水が上記吸収表面に浸透して、
    ハイパーサーモゲリング成分の濃度を高めることを特徴
    とする請求項14の方法。
  18. 【請求項18】 上記表面は疎水性サブストレートであ
    り、上記インク組成物が吸収性サブストレートに移行さ
    れて、上記インク組成物からの水が上記吸収性サブスト
    レートに浸透して、上記ハイパーサーモゲリング成分の
    濃度を高くすることを特徴とする請求項14の方法。
  19. 【請求項19】 上記インク組成物は、熱転換点を有
    し、該熱転換点まで加熱されて安定なゲルを形成するこ
    とを特徴とする請求項14の方法。
  20. 【請求項20】 上記プリント表面は、上記熱転換点以
    上の温度であることを特徴とする請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 上記プリント表面は、上記熱転換点未
    満の温度であり、上記インク組成物が上記プリント表面
    から、上記熱転換点以上の温度のサブストレートに転移
    されることを特徴とする請求項19の方法。
  22. 【請求項22】 上記インク組成物は、常温の熱転換点
    を有し、上記インク組成物を冷却して、噴射を促進する
    ことを特徴とする請求項14の方法。
  23. 【請求項23】 上記ハイパーサーモゲリング成分の熱
    変換点は、約摂氏マイナス20度及び約摂氏140度の
    間であることを特徴とする請求項14の方法。
  24. 【請求項24】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、
    熱変換点で安定したゲルを形成することを特徴とする請
    求項14の方法。
  25. 【請求項25】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、
    非イオンポリマーを含有することを特徴とする請求項1
    4の方法。
  26. 【請求項26】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、
    約10重量%から約80重量%のポリ(オキシエチレ
    ン)及び約20重量%から約60重量%のポリ(オキシ
    プロピレン)を含む 【化7】 を含有し(なお、x及びyは、重量パーセント及び分子
    量の範囲を満足する任意の整数である)、上記ハイパー
    サーモゲリング成分の分子量の範囲が約1,000から
    約50,000であることを特徴とする請求項14の方
    法。
  27. 【請求項27】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、 【化8】 を含有すると共に、約10重量%から約80重量%のポ
    リ(オキシエチレン)及び約20重量%から約60重量
    %のポリ(オキシプロピレン)を含み(なお、x及びy
    は、重量パーセント及び分子量の範囲を満足する任意の
    整数である)、上記ハイパーサーモゲリング成分の分子
    量の範囲が約1,000から約50,000であること
    を特徴とする請求項14の方法。
  28. 【請求項28】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、 【化9】 を含有すると共に、約10重量%から約80重量%のポ
    リ(オキシエチレン)及び約20重量%から約60重量
    %のポリ(オキシプロピレン)を含み(なお、wは、2
    から6までの整数であり、x及びyは、重量パーセント
    及び分子量の範囲を満足する任意の整数である)、上記
    ハイパーサーモゲリング成分の分子量の範囲が約1,0
    00から約50,000であることを特徴とする請求項
    14の方法。
  29. 【請求項29】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、 【化10】 を含有すると共に、約10重量%から約80重量%のポ
    リ(オキシエチレン)及び約20重量%から約60重量
    %のポリ(オキシプロピレン)を含み(なお、wは、2
    から6までの整数であり、x及びyは、重量パーセント
    及び分子量の範囲を満足する任意の整数である)、上記
    ハイパーサーモゲリング成分の分子量の範囲が約1,0
    00から約50,000であることを特徴とする請求項
    14の方法。
  30. 【請求項30】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、 【化11】 を含有し(なお、nは、環の総数を表し、分子量の範囲
    を満足する任意の整数である)、上記ハイパーサーモゲ
    リング成分の分子量の範囲が約1,000から約10
    0,000であることを特徴とする請求項14の方法。
  31. 【請求項31】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、 【化12】 を含有し(なお、nは、環の総数を表し、分子量の範囲
    を満足する任意の整数である)、上記ハイパーサーモゲ
    リング成分の分子量の範囲が約1,000から約10
    0,000であることを特徴とする請求項14の方法。
  32. 【請求項32】 上記ハイバーサーモゲリング成分の濃
    度が、約0.05重量%と、略その臨界濃度との間であ
    ることを特徴とする請求項14の方法。
  33. 【請求項33】 上記ハイパーサーモゲリング成分は、
    疎水性成分及び親水性成分であることを特徴とする請求
    項1のインク組成物。
  34. 【請求項34】 着色剤と、 水分散性ポリエステル光沢剤と、 インク着色剤キャリア組成物とを含有する水性インク組
    成物。
  35. 【請求項35】 上記水分散性ポリエステル光沢剤は、
    カルボキシル化ポリエステル、ヒドロキシル化ポリエス
    テル、ホスホネート化ポリエステル、スルホネート化ポ
    リエステル、又はこれらの組み合わせから成るグループ
    から選択された1つであることを特徴とする請求項34
    の組成物。
  36. 【請求項36】 上記インク着色剤キャリア組成物は、
    インク組成物を第1温度で液体状態とし、上記第1温度
    よりも高い第2温度で固体状態とする濃度のハイパーサ
    ーモゲリング成分を含むことを特徴とする請求項34の
    組成物。
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