JPH09136701A - 使い捨てごみ箱 - Google Patents

使い捨てごみ箱

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JPH09136701A
JPH09136701A JP31581095A JP31581095A JPH09136701A JP H09136701 A JPH09136701 A JP H09136701A JP 31581095 A JP31581095 A JP 31581095A JP 31581095 A JP31581095 A JP 31581095A JP H09136701 A JPH09136701 A JP H09136701A
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trash
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cylindrical body
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Tadao Watanabe
忠男 渡辺
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Daikiyoo Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は全体が容易可燃性素材で形成され、
組立て前は全体が扁平状に折畳まれており、これをワン
タッチで立体的に組立ててごみ箱を完成させることがで
き、中にゴミが溜った段階でごみ箱ごと回収し、ゴミを
ごみ箱と一緒にまとめて焼却等して廃棄処理できるよう
にしたものである。 【解決手段】 筒状本体を四枚の側板で構成し、上蓋を
側板の上縁に折畳み自在に連接し、底板片を側板の下縁
に折畳み自在に連接し、下面にゴミ袋を吊設した係止用
枠体を筒状本体と上蓋間に介挿保持し、前記上蓋と係止
用枠体の中央付近には透孔部が形成され、前記構成素材
を全て可燃性素材で形成し、使用前の保管時には係止用
枠体が分離されて全体を扁平状に折畳むことが可能であ
り、使用に際しては立体状に組立てられることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使い捨てごみ箱に関し、
さらに詳しくは全体が容易可燃性素材で形成され、組立
て前は全体が扁平状に折畳まれており、これをワンタッ
チで立体的に組立ててごみ箱を完成させることができ、
中にゴミが溜った段階でごみ箱ごと回収し、ゴミをごみ
箱と一緒にまとめて焼却等して廃棄処理できるようにし
た組立て式の使い捨てごみ箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボール紙等の厚紙を折り曲げたり
して簡単に組立てる形式の、簡易型の組立て式ごみ箱や
簡易な使用に向けたごみ箱は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の組立
て式ごみ箱はボール紙製であるため強度が弱く、ごみ箱
の外枠だけで全体が構成されていたため、ごみ箱の中に
捨てるゴミとして紙屑等にしか使えず、例えば病院等で
廃棄される使用済み注射針や濡れたくず物等からなるゴ
ミには不向きであるという問題点があった。
【0004】本発明は、外枠の中にポリエチレン製ゴミ
袋を吊下げ保持できるようにした、組立てが容易で使い
捨てが可能なごみ箱を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、上記の問
題点に鑑み、天面正四角形状を呈する筒状本体を四枚の
側板で構成し、この筒状本体の開放天面を塞ぐ上蓋を側
板の上縁に折畳み自在に連接し、この筒状本体の底面を
塞ぐ底板片を側板の下縁に折畳み自在に連接し、さらに
下面にゴミ袋を吊設した係止用枠体を筒状本体と上蓋間
に介挿保持し、前記上蓋と係止用枠体の中央付近には透
孔部が形成され、前記構成中ゴミ袋のみを可燃性ポリエ
チレン袋で形成し、その他の構成素材は段ボール紙にて
形成し、使用前の保管時には係止用枠体が分離されて全
体を扁平状に折畳むことが可能であり、使用に際しては
側板を広げて筒状本体を形成するとともに係止用枠体を
所定位置にセットし、蓋体で筒状本体の開放天面を塞ぐ
ことにより立体状に組立てられることを特徴とする使い
捨てごみ箱を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、前記従来技術による問
題点を上述の技術手段を講じることによって解決したも
のである。
【0007】本発明は、使用前の倉庫収納時には、扁平
状でコンパクトに折畳まれているので全体が嵩張らず保
管性に優れ、使用に際しては簡単に組立てが可能とな
る。また組立てられた状態では、構造的かつ素材的要因
により適度の強度が確保されているので使用性に優れ、
ゴミが満杯になったりして使用を終えた際にはごみ箱ご
と回収して、焼却場等にて全体をそのまま完全燃焼させ
ることができるので、環境保護面で優れると同時に、ゴ
ミの回収作業性にも効果的である。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面の実施例により具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0009】本発明の筒状本体1は、四枚の側板2a、
2b、2c、2dを組み合せることにより構成される。
即ち各側板間には折り目線3、4、5が形成されてお
り、側板2dの側縁に設けられた糊代6を介して側板2
aと側板2dとが結合されており、これにより筒状本体
1が構成される。
【0010】また側板2aの上縁には上蓋10が折り目
線11を介して連接されており、上蓋10の先端には差
し込み片12が折り目線13を介して連接されている。
このため、筒状本体1の開放天面7に上蓋10をかぶせ
て差し込み片12を筒状本体1の内面に差し込むと、開
放天面7は上蓋10にて塞がれる。
【0011】この上蓋10の中央付近には透孔部14が
形成され、かつこの透孔部14を閉塞することができる
小蓋片15が、その透孔部14に隣接して取り付けられ
ている。この小蓋片15は、上蓋10にカットラインを
入れて切り込むことにより形成され、一部を連設部16
として残すことによりごみ箱使用中は透孔部14の内下
方に垂れ下がった状態で邪魔にならずに係止され、ごみ
箱の使用完了後は透孔部14を塞ぐ状態に起こされる。
【0012】前記側板2b,2cの上縁にはフラップ
8、9が連接されている。このフラップ8、9は、上蓋
10を筒状本体1にかぶせた際に、上蓋がその開放天面
1位置で正しく停止するために設けられたものであり、
これにより上蓋10が必要以上に筒状本体1の内方に侵
入しなくなる。
【0013】ついで、筒状本体1の下縁には底板片20
が取り付けられ、筒状本体1を組立てるだけで自動的に
底板片20も組立てられ、これにより筒状本体1の底面
が特別の操作をすることなく塞がれる。またごみ箱全体
の強度も確保される。
【0014】この底板片20の構成例として図6及び図
7に示す参考例があり、前記の側板2a〜2dの各下縁
に、底板片20を構成する個別底板片20a、20b、
20c、20dが連接されており、個別底板片20aと
20c,個別底板片20bと20dとをそれぞれ同一形
状に形成し、個別底板片20aと20cには、切り込み
21と折り目線22を形成する。図6においてハッチン
グを施した部分は、糊付けされている部分である。
【0015】この底板片20を構成する個別底板片20
a〜20dは、前記筒状本体1の一対の角部を押し込ん
で側板2aと側板2d,側板2bと側板2cとが対面す
る状態でそれぞれを重ね合わせ、前記個別底板片の折り
目線22に沿って四枚の個別底板片20a〜20dを筒
状本体1の内面方向に折れ曲げると、自動的に個別底板
片20a〜20dは筒状本体1内に引っ込んで扁平状に
納まることとなる。
【0016】さらにこれを二つ折にして、その間に上蓋
10を挾み込むと同時に、後述する係止用枠体30をも
挾みこむ(図8参照)。この際、本発明の筒状本体1の
天面形状は正四角形状であるため、折畳まれた側板2a
〜2dはずれることなく重ね折りすることが可能とな
る。
【0017】ついで係止用枠体30は、組立て時は筒状
本体1と上蓋10とで挾持されるように、筒状本体1の
上面に載せられるもので、その下面側にはゴミ袋33が
吊設されており、係止用枠体30の中央付近にも透孔部
32が形成されている(図4、図5参照)。
【0018】係止用枠体30の具体例としては、枠体表
板31と枠体裏板37との重ね合わせ面にゴミ袋33の
口部34を介挿させ、この状態で枠体表板31と枠体裏
板37とを接着剤等を介して接合するもので、前記枠体
表板31にはフラップ35、36が形成される。
【0019】このフラップ35、36の存在により、係
止用枠体30が筒状本体1の上面から筒状本体1の内方
に落下するのが防止される。
【0020】この係止用枠体30は、ごみ箱の組立て前
には、図8に示すように折畳まれた側板間に挾持される
状態で保持されているので、ごみ箱を構成する材料の全
体は扁平状でコンパクトなものとなる。
【0021】前述のゴミ袋31は可燃性ポリエチレン袋
にて形成され、そこに炭酸カルシウムを混入しておく
と、燃焼効率の点で一層望ましいものとなる。
【0022】このゴミ袋31以外の構成物は全て段ボー
ル紙又はこれに類似の可燃性素材で形成されるので、回
収時の焼却処理に好適である。
【0023】また他の実施例として、筒状本体1の表裏
面の少なくとも何れか一方の側に保護的にポリエチレン
製の防水フイルム40を張設することができ、このよう
にした場合にはごみ箱に対する内外からの耐水性を向上
させることが可能となる。もちろん筒状本体1以外に、
上蓋10、底板片20にも必要に応じて防水フイルム4
0を張設してもよい。
【0024】また組立てられたごみ箱内に消臭剤41を
備えることもでき、この場合にはごみ箱内の悪臭を押さ
える効果がある。
【0025】ごみ箱の使用完了後は、前記小蓋片15で
透孔部14を塞いだ後、テープ42で小蓋片15を固定
し、必要であれば底板片20もテープ42で固定して焼
却場等へ移送すると、移送途中で中のゴミがごみ箱から
不用意に飛び出す事故を防止することができる。テープ
42のみで透孔部14を塞ぐことができるときは、小蓋
片15を採用しないことも可能である。
【0026】このようにすると、本発明の使い捨てごみ
箱を病院での使用済み注射針の廃棄処理用に用いること
が可能であり、かつゴミ袋31がごみ箱内でごみ箱の側
板と密着しない状態で吊下げられるようにその大きさや
取付位置を調節しておけば、廃棄した注射針がごみ箱を
刺通して手に刺さる等の事故を防ぐこともできる。
【0027】
【発明の効果】よって本発明の使い捨てごみ箱は、保管
時は省スペース化が図られ、使用に際しては筒状本体を
広げて係止用枠体をセットした後、上蓋の差し込み片を
差し込むだけで簡単に組立てが完了する特徴がある。
【0028】このため災害緊急時の仮設住宅や非難所、
あるいは催事場での使用に優れるが、特に病院等での使
用済み注射針のゴミ収納用として最適である。
【0029】使用後には、全体をそのまま焼却処分する
ことができ、ごみ箱の重量は軽量であるため扱い易く、
処分作業性に優れる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組立て状態の斜視図である。
【図2】前図のA−A線断面図である。
【図3】本発明の組立て状態において、係止用枠体をセ
ットする前の上蓋を開いた状態の部分斜視図である。
【図4】係止用枠体の分解斜視図である。
【図5】係止用枠体の縦断面図である。
【図6】本発明の組立て状態において、底板片部の斜視
図である。
【図7】筒状本体の展開内面図である。
【図8】本発明の折畳み状態の斜視図である。
【図9】本発明に消臭剤を収納した実施例の縦断面図で
ある。
【図10】本発明のごみ箱回収時の斜視図である。
【図11】本発明の筒状本体の表裏面に防水性フイルム
を貼設した実施例の部分断面図である。
【符号の説明】
1 筒状本体 2a、2b、2c、2d 側板 3、4、5、11、13、22 折り目線 6 糊代 7 開放天面 8、9、35、36 フラップ 10 上蓋 12 差し込み片 14、32 透孔部 15 小蓋片 16 連設部 20 底板片 20a、20b、20c、20d 個別底板片 21 切り込み 30 係止用枠体 31 枠体表板 33 ゴミ袋 34 ゴミ袋の口部 37 枠体裏板 40 防水フイルム 41 消臭剤 42 テープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天面正四角形状を呈する筒状本体を四枚
    の側板で構成し、この筒状本体の開放天面を塞ぐ上蓋を
    側板の上縁に折畳み自在に連接し、この筒状本体の底面
    を塞ぐ底板片を側板の下縁に折畳み自在に連接し、さら
    に下面にゴミ袋を吊設した係止用枠体を筒状本体と上蓋
    間に介挿保持し、前記上蓋と係止用枠体の中央付近には
    透孔部が形成され、前記構成中ゴミ袋のみを可燃性ポリ
    エチレン袋で形成し、その他の構成素材は段ボール紙に
    て形成し、使用前の保管時には係止用枠体が分離されて
    全体を扁平状に折畳むことが可能であり、使用に際して
    は側板を広げて筒状本体を形成するとともに係止用枠体
    を所定位置にセットし、蓋体で筒状本体の開放天面を塞
    ぐことにより立体状に組立てられることを特徴とする使
    い捨てごみ箱。
  2. 【請求項2】 上蓋の透孔部には、ごみ箱の使用完了後
    に、該透孔部を閉塞自在となる小蓋片を連結してなる請
    求項1記載の使い捨てごみ箱。
  3. 【請求項3】 側板の表裏面の少なくとも何れかの片面
    に防水性フイルムを張設してなる請求項1、2記載の使
    い捨てごみ箱。
  4. 【請求項4】 ごみ箱内の適所に消臭剤を備えてなる請
    求項1、2、3記載の使い捨てごみ箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2793217A1 (fr) * 1999-05-06 2000-11-10 Smurfit Socar Sa Boite en un materiau semi-rigide pour le conditionnement de dechets divers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2793217A1 (fr) * 1999-05-06 2000-11-10 Smurfit Socar Sa Boite en un materiau semi-rigide pour le conditionnement de dechets divers
EP1052195A1 (fr) * 1999-05-06 2000-11-15 Société Anonyme dite SMURFIT-SOCAR Boíte en un matériau semi-rigide pour le conditionnement de déchets divers

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