JPH09136566A - 可倒式リヤベルトインシートのハーフロック時の発車防止方法及びその装置 - Google Patents

可倒式リヤベルトインシートのハーフロック時の発車防止方法及びその装置

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JPH09136566A
JPH09136566A JP29824395A JP29824395A JPH09136566A JP H09136566 A JPH09136566 A JP H09136566A JP 29824395 A JP29824395 A JP 29824395A JP 29824395 A JP29824395 A JP 29824395A JP H09136566 A JPH09136566 A JP H09136566A
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lock
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JP29824395A
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Hiromi Yamamoto
博己 山本
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Delta Kogyo Co Ltd
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Delta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可倒式リヤベルトインシートのシートバック
がハーフロックの場合に、エンジンの始動あるいはシフ
トチェンジができないようにしてリヤシート乗員の安全
を確保すること。 【解決手段】 リヤシートバックがロックされているか
どうかを検出し、リヤシートバックがロックされている
場合にはエンジン始動可あるいはシフトチェンジ可とし
た。また、リヤシートバックがロックされていない場合
にはリヤシートバックが前倒されているかどうかを検出
し、リヤシートバックが前倒されている場合にはエンジ
ン始動可あるいはシフトチェンジ可とし、リヤシートバ
ックが前倒されていない場合にはエンジン始動不可ある
いはシフトチェンジ不可とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可倒式リヤベルト
インシートに関し、さらに詳しくは、可倒式リヤベルト
インシートのシートバックがハーフロックの場合に車両
発車を防止する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可倒式リヤベルトインシートを採用した
車両においては、リヤシートに乗員が着座しているにも
かかわらず、リヤシートバックをロックオフした状態で
発車すると乗員が危険にさらされることから、リヤシー
トバックの肩口付近に警告板が飛び出るようにしたもの
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、警告板
を設けても、リヤシートの乗員はハーフロック(疑似ロ
ック)のままでシートベルトを装着することができ、ハ
ーフロック状態で車両が衝撃を受けた場合、シートベル
トとともにシートバックが前方に倒れ、乗員がけがをす
る恐れがあった。
【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、可倒式リヤベルトイ
ンシートのシートバックがハーフロックの場合に、エン
ジンの始動あるいはシフトチェンジができないようにし
てリヤシート乗員の安全を確保した可倒式リヤベルトイ
ンシートのハーフロック時の発車防止方法及びその装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、可倒式リ
ヤベルトインシートのハーフロック時の発車防止方法で
あって、リヤシートバックがロックされているかどうか
を検出し、リヤシートバックがロックされている場合に
はエンジン始動可あるいはシフトチェンジ可とする一
方、リヤシートバックがロックされていない場合にはリ
ヤシートバックが前倒されているかどうかを検出し、リ
ヤシートバックが前倒されている場合にはエンジン始動
可あるいはシフトチェンジ可とし、リヤシートバックが
前倒されていない場合にはエンジン始動不可あるいはシ
フトチェンジ不可としたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、リヤシー
トバックがロックされている場合には、イグニッション
スイッチを操作することによりリヤシートバックをロッ
ク解除不可としたことを特徴とする。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明は、リヤシ
ートバックがロックオフ状態で前倒されていない場合に
は、警告灯を点灯あるいは警告音を発生させるようにし
たことを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、可倒式リ
ヤベルトインシートのハーフロック時の発車防止装置で
あって、リヤシートバックのロック状態を検出する手段
と、リヤシートバックの前倒状態を検出する手段と、リ
ヤシートバックがロックオフ状態で前倒されていない場
合には、エンジン始動を禁止する手段を設けたことを特
徴とする。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、リヤシートバックのロック状態
で、イグニッションスイッチを操作することによりリヤ
シートバックのロック解除を禁止する手段をさらに設け
たことを特徴とする。
【0010】さらに、請求項6に記載の発明は、可倒式
リヤベルトインシートのハーフロック時の発車防止装置
であって、リヤシートバックのロック状態を検出する手
段と、リヤシートバックの前倒状態を検出する手段と、
リヤシートバックがロックオフ状態で前倒されていない
場合には、シフトレバーの操作を禁止する手段を設けた
ことを特徴とする。
【0011】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、リヤシートバックのロック状態
で、イグニッションスイッチを操作することによりリヤ
シートバックのロック解除を禁止する手段をさらに設け
たことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1のフローチャー
ト及び図2のブロック図は、本発明の第一の実施の形態
にかかる可倒式リヤベルトインシートのハーフロック時
の発車防止方法及びその装置をそれぞれ示しており、リ
ヤベルトインシートのシートバックがロックオフ状態
で、さらに前倒されていない所謂ハーフロック(疑似ロ
ック)の場合に車両を発車できないようにしたものであ
る。
【0013】図1及び図2に示されるように、ステップ
S1において、まずリヤシートバックがロックされてい
るかどうかをマイクロスイッチ2で検出する。ロックさ
れている場合には、ステップS2において、イグニッシ
ョンスイッチ4のロック用アクチュエータ6を作動させ
て、ロックを解除することによりエンジンを始動可能と
するとともに、ステップS3において、リヤシートバッ
クに設けられたロックピンアクチュエータ8を作動させ
てリヤシートバックのロックを解除できないようにす
る。
【0014】一方、ステップS1において、リヤシート
バックがロックされていない場合には、ステップS4に
おいて、リヤシートバックが前倒されているかどうかを
マイクロスイッチ10で検出する。可倒式リヤシート
は、トランクスルーとなっており、リヤシートバックが
前倒されている場合には、トランクとリヤシートバック
上に大きな荷物を載置するものと判断し、ステップS5
において、イグニッションロック用アクチュエータ6を
作動させることによりエンジンを始動可能とする。ステ
ップS4において、リヤシートバックが前倒されていな
い場合には、二つのマイクロスイッチ2,10がいずれ
もOFFの状態になっており、リヤシートバックのハー
フロックと判断される。その結果、ステップS6におい
て、アクチュエータ6が作動しないので、エンジンは始
動できない。
【0015】なお、図2に示されるように、アクチュエ
ータ6,8はいずれもバッテリー12に接続されてお
り、マイクロスイッチ2がONすることにより二つのア
クチュエータ6,8が作動し、マイクロスイッチ10が
ONすることによりアクチュエータ6が作動する構成と
なっている。
【0016】図3は、上記第一の実施の形態の変形例を
示しており、ステップS4において、リヤシートバック
が前倒されていないハーフロック時には、ステップS7
において、警告灯を点灯させるか、あるいは、警告音を
発生させるとともに、ステップS6においてエンジン始
動を禁止するようにしたものである。
【0017】図4のフローチャート及び図5のブロック
図は、本発明の第二の実施の形態にかかる可倒式リヤベ
ルトインシートのハーフロック時の発車防止方法及びそ
の装置をそれぞれ示している。
【0018】第二の実施形態が第一の実施形態と相違し
ている点は、アクチュエータ6でシフトレバー14をロ
ックするようにしたこと、リヤシートバックがロックさ
れている場合、あるいは、前倒されている場合、シフト
レバーの操作を可能にした(ステップS2あるいはS
5)こと、リヤシートバックのハーフロック状態で、シ
フトレバーの操作をできないようにした(ステップS
6)ことである。
【0019】図6は、上記第二の実施の形態の変形例を
示しており、ステップS4において、リヤシートバック
が前倒されていないハーフロック時には、ステップS7
において、警告灯を点灯させるか、あるいは、警告音を
発生させるとともに、ステップS6においてシフトレバ
ー14の操作を禁止するようにしたものである。
【0020】なお、図3及び図6に示されるフローチャ
ートにおいて、ステップS6を削除し、ハーフロック時
には警告灯のみの点灯、及び/又は、警告音のみの発生
で対応することもできる。
【0021】次に、上記マイクロスイッチ2、イグニッ
ションスイッチ4あるいはシフトレバー14のロック用
アクチュエータ6、ロックピンアクチュエータ8、マイ
クロスイッチ10の取付構造を説明する。
【0022】図7及び図8に示されるように、マイクロ
スイッチ2及びロックピンアクチュエータ8はシートバ
ックフレーム16に螺着されており、ロックピンアクチ
ュエータ8にはさらに、ロックピン18が進退自在に連
結されている。また、互いに係合するロックプレート2
0とカム22がシートバックフレーム16に揺動自在に
取り付けられており、スプリング24,26によりそれ
ぞれ矢印A及びBで示される方向に付勢されている。
【0023】シートバックフレーム16にはさらに、ロ
ック解除後のロックプレート20の揺動を停止させるス
トッパピン28が植設されるとともに、ロックピン18
が進退する開口16aが穿設されている。また、カム2
2の後端はシートバックに昇降自在に取り付けられたロ
ック解除レバー30に連結されている。
【0024】図9は、イグニッションスイッチ4と、こ
のイグニッションスイッチ4の近傍に取り付けられるア
クチュエータ6を示しており、アクチュエータ6にはロ
ックレバー32が進退自在に取り付けられる一方、イグ
ニッションスイッチ4にはピン34が回動自在に取り付
けられている。また、図9(a)に示されるように、キ
ー36をキー溝38に挿入して矢印C方向に回転しない
状態では、ピン34はロックレバー32に穿設された長
孔32aに遊挿されている。
【0025】図10及び図11は、リヤシートバックの
前倒検出用マイクロスイッチ10の取付構造を示してお
り、マイクロスイッチ10はブラケット40を介してシ
ートクッションフレーム42に固定されている。シート
クッションフレーム42には、シートバックフレーム4
4がピン46を介して揺動自在に取り付けられるととも
に、ディスク48がピン46に固定されており、シート
バックフレーム44が揺動すると、ディスク48はシー
トバックフレーム44と一体的に揺動する。
【0026】上記構成を有する本発明の第一の実施の形
態にかかる可倒式リヤベルトインシートのハーフロック
時の発車防止装置の作動を図1のフローチャートを基に
以下説明する。
【0027】エンジン停止中は、ロックプレート20
が、車体に固定されたストライカ50と嵌合し、かつ、
ロックプレート20の突起部20aがカム22の後端と
当接することにより、シートバックはロックされている
(ステップS1:YES)。したがって、マイクロスイ
ッチ2のレバー2aはロックプレート20に押圧されて
いるが、バッテリ12から給電されないので、ロックピ
ンアクチュエータ8は非作動状態にあり、ロックピン1
8はシートバックフレーム16に穿設された開口16a
よりマイクロスイッチ8側に退避している。
【0028】かかる状態では、図9(b)に示されるよ
うに、イグニッションスイッチ4のロック用アクチュエ
ータ6も非作動状態にあり、イグニッションスイッチ4
はOFF位置よりACC位置までの回転しか許されな
い。しかしながら、イグニッションスイッチ4をACC
位置まで回転すると、バッテリ12からの給電を受けて
アクチュエータ6が作動し、図9(a)に示されるよう
に、ロックレバー32が延出せしめられる。その結果、
ピン34のロックが解除されるので、イグニッションス
イッチ4を矢印Cの方向にさらに回転することによりエ
ンジンを始動することができる(ステップS2)。
【0029】また、バッテリ12からの給電を受けるこ
とにより、ロックピンアクチュエータ8もONとなり、
ロックピン18がシートバックフレーム16の開口16
aに挿入されるので、シートバックのロック解除ができ
なくなる(ステップS3)。
【0030】一方、客室後部とトランクに大きな荷物を
収容したい場合には、図8(b)に示されるように、ロ
ック解除レバー30を引き上げることにより、ロックプ
レート20とカム22との係合が解除され、ロックプレ
ート20はスプリング24の付勢力によりストッパピン
28に当接するまで回転する。その結果、ロックプレー
ト20とストライカ50との嵌合が解除され(ステップ
S1:NO)、シートバックを矢印Dの方向に前倒する
ことが可能となる。
【0031】シートバックを所定角以上前倒すると(ス
テップS4:YES)、マイクロスイッチ10がONと
なり、アクチュエータ6が作動してロックレバー32を
延出させるので、キー36を回転することによりエンジ
ン始動が可能となる(ステップS5)。
【0032】また、図8(b)に示されるロックオフ状
態で、シートバックを所定角以上前倒しないハーフロッ
ク時には(ステップS4:NO)、マイクロスイッチ2
及びマイクロスイッチ10がいずれもOFFとなってお
り、アクチュエータ6が作動しないので、キー36をS
TART位置まで回転することができず、エンジンを始
動させることができない(ステップS6)。
【0033】なお、図3のフローチャートに示されるス
テップS7は、マイクロスイッチ2及びマイクロスイッ
チ10がいずれもOFFの時、例えばダッシュボードに
設けた警告灯を点灯させたり、ブザーにより警告音を発
生させることにより達成できる。
【0034】また、本発明の第二の実施の形態にかかる
可倒式リヤベルトインシートのハーフロック時の発車防
止装置は図9に示される構成を図12の構成で置き換え
たものである。
【0035】図12において、シフトレバー14は、車
体に固定されたベースプレート52に揺動自在に取り付
けられており、プッシュボタン54と、このプッシュボ
タン54により昇降するガイドピン56とを備えてい
る。ガイドピン56の上方のシフトレバー14には板バ
ネ58を介してローラ60が回動自在に取り付けられて
おり、ローラ60は、ベースプレート52に立設せしめ
られたガイドプレート62に板バネ58により付勢され
ている。
【0036】ベースプレート52にはまた、ロックレバ
ー64がピン66を介して揺動自在に取り付けられると
ともに、ロックレバー64の中間部はアクチュエータ6
に連結されている。
【0037】上記構成を有する本発明の第二の実施の形
態にかかる可倒式リヤベルトインシートのハーフロック
時の発車防止装置の作動を図4のフローチャートに基づ
いて以下説明する。
【0038】エンジン停止中は、ロックプレート20
が、車体に固定されたストライカ50と嵌合し、かつ、
ロックプレート20の突起部20aがカム22の後端と
当接することにより、シートバックはロックされており
(ステップS1:YES)、ロックピン18はシートバ
ックフレーム16に穿設された開口16aよりマイクロ
スイッチ8側に退避している。
【0039】かかる状態では、図12に示されるよう
に、アクチュエータ6も非作動状態にあり、ガイドピン
56の直下にロックレバー64の上端が位置することに
なり、プッシュボタン54を押下することができない。
しかしながら、イグニッションスイッチ4を少なくとも
ACC位置まで回転すると、バッテリ12からの給電を
受けてアクチュエータ6が作動し、ロックレバー62が
矢印Eの方向に揺動する。その結果、ガイドピン56の
ロックが解除されるので、プッシュボタン54を押下す
ることによりガイドピン56が下降し所望のシフトチェ
ンジが可能となる(ステップS2)。
【0040】また、バッテリ12からの給電を受けるこ
とにより、ロックピンアクチュエータ8もONとなり、
ロックピン18がシートバックフレーム16の開口16
aに挿入されるので、シートバックのロック解除ができ
なくなる(ステップS3)。
【0041】一方、客室後部とトランクに大きな荷物を
収容したい場合には、図8(b)に示されるように、ロ
ック解除レバー30を引き上げることにより、ロックプ
レート20とカム22との係合が解除され、ロックプレ
ート20はスプリング24の付勢力によりストッパピン
28に当接するまで回転する。その結果、ロックプレー
ト20とストライカ50との嵌合が解除され(ステップ
S1:NO)、シートバックを矢印Dの方向に前倒する
ことが可能となる。
【0042】シートバックを所定角以上前倒すると(ス
テップS4:YES)、マイクロスイッチ10がONと
なり、アクチュエータ6が作動してロックレバー64を
揺動させるので、所望のシフトチェンジが可能となる
(ステップS5)。
【0043】また、図8(b)に示されるロックオフ状
態で、シートバックを所定角以上前倒しないハーフロッ
ク時には(ステップS4:NO)、マイクロスイッチ2
及びマイクロスイッチ10がいずれもOFFとなってお
り、アクチュエータ6が作動しないので、ガイドピン5
6を下降させることができず、シフトチェンジができな
い(ステップS6)。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで、請求項1に記載の発明によれば、リヤシ
ートバックがロックされているかどうかを検出し、リヤ
シートバックがロックされている場合にはエンジン始動
可あるいはシフトチェンジ可とする一方、リヤシートバ
ックがロックされていない場合にはリヤシートバックが
前倒されているかどうかを検出し、リヤシートバックが
前倒されている場合にはエンジン始動可あるいはシフト
チェンジ可とし、リヤシートバックが前倒されていない
場合にはエンジン始動不可あるいはシフトチェンジ不可
としたので、リヤシートバックのハーフロック時には車
両を発進させることができずリヤシート乗員の安全を確
保することができる。
【0045】また、請求項2に記載の発明によれば、リ
ヤシートバックがロックされている場合には、イグニッ
ションスイッチを操作することによりリヤシートバック
をロック解除できないようにしたので、従来のように、
走行中リヤシートバックを不用意にロック解除した時、
車両衝突によりリヤシート乗員がけがをする心配がな
い。
【0046】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
リヤシートバックがロックオフ状態で前倒されていない
場合には、警告灯を点灯あるいは警告音を発生させるよ
うにしたので、ドライバを含む全ての乗員がリヤシート
のハーフロック状態を容易に認識できる。
【0047】また、請求項4に記載の発明によれば、リ
ヤシートバックのロック状態を検出する手段と、リヤシ
ートバックの前倒状態を検出する手段と、リヤシートバ
ックがロックオフ状態で前倒されていない場合には、エ
ンジン始動を禁止する手段を設けたので、リヤシートバ
ックのハーフロック時には車両を発進させることができ
ずリヤシート乗員の安全を確保することができる。
【0048】また、請求項5に記載の発明によれば、リ
ヤシートバックのロック状態で、イグニッションスイッ
チを操作することによりリヤシートバックのロック解除
を禁止する手段をさらに設けたので、従来のように、走
行中リヤシートバックを不用意にロック解除した時、車
両衝突によりリヤシート乗員がけがをする心配がない。
【0049】また、請求項6に記載の発明によれば、リ
ヤシートバックのロック状態を検出する手段と、リヤシ
ートバックの前倒状態を検出する手段と、リヤシートバ
ックがロックオフ状態で前倒されていない場合には、シ
フトレバーの操作を禁止する手段を設けたので、リヤシ
ートバックのハーフロック時には車両を発進させること
ができずリヤシート乗員の安全を確保することができ
る。
【0050】また、請求項7に記載の発明によれば、リ
ヤシートバックのロック状態で、イグニッションスイッ
チを操作することによりリヤシートバックのロック解除
を禁止する手段をさらに設けたので、従来のように、走
行中リヤシートバックを不用意にロック解除した時、車
両衝突によりリヤシート乗員がけがをする心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態にかかる可倒式リ
ヤベルトインシートのハーフロック時の発車防止方法を
示すフローチャートである。
【図2】 本発明の第一の実施の形態にかかる可倒式リ
ヤベルトインシートのハーフロック時の発車防止装置の
ブロック図である。
【図3】 図1の変形例にかかる可倒式リヤベルトイン
シートのハーフロック時の発車防止方法を示すフローチ
ャートである。
【図4】 本発明の第二の実施の形態にかかる可倒式リ
ヤベルトインシートのハーフロック時の発車防止方法を
示すフローチャートである。
【図5】 本発明の第二の実施の形態にかかる可倒式リ
ヤベルトインシートのハーフロック時の発車防止装置の
ブロック図である。
【図6】 図4の変形例にかかる可倒式リヤベルトイン
シートのハーフロック時の発車防止方法を示すフローチ
ャートである。
【図7】 リヤシートバックのロック構造を示す分解斜
視図である。
【図8】 リヤシートバックのロック構造を示す斜視図
であり、(a)はロック状態を、(b)はロックオフ状
態を示している。
【図9】 イグニッションスイッチのロック構造を示す
斜視図であり、(a)はロックオフ状態を、(b)はロ
ック状態を示している。
【図10】 リヤシートバックの前倒状態検出手段の分
解斜視図である。
【図11】 図10のリヤシートバックの前倒状態検出
手段の正面図であり、(a)はリヤシートバックが前倒
される途中で前倒検出手段がONとなる状態を、(b)
はリヤシートバックが前倒されていない状態を示してい
る。
【図12】 シフトレバーのロック構造を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 マイクロスイッチ 4 イグニッションスイッチ 6 アクチュエータ 8 ロックピンアクチュエータ 10 マイクロスイッチ 12 バッテリ 14 シフトレバー 16 シートバックフレーム 18 ロックピン 20 ロックプレート 22 カム 30 ロック解除レバー 32 ロックレバー 34 ピン 36 キー 42 シートクッションフレーム 48 ディスク 50 ストライカ 54 プッシュボタン 56 ガイドピン 62 ガイドプレート 64 ロックレバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可倒式リヤベルトインシートのハーフロ
    ック時の発車防止方法であって、 リヤシートバックがロックされているかどうかを検出
    し、リヤシートバックがロックされている場合にはエン
    ジン始動可あるいはシフトチェンジ可とする一方、リヤ
    シートバックがロックされていない場合にはリヤシート
    バックが前倒されているかどうかを検出し、リヤシート
    バックが前倒されている場合にはエンジン始動可あるい
    はシフトチェンジ可とし、リヤシートバックが前倒され
    ていない場合にはエンジン始動不可あるいはシフトチェ
    ンジ不可としたことを特徴とする可倒式リヤベルトイン
    シートのハーフロック時の発車防止方法。
  2. 【請求項2】 リヤシートバックがロックされている場
    合には、イグニッションスイッチを操作することにより
    リヤシートバックをロック解除不可とした請求項1に記
    載の可倒式リヤベルトインシートのハーフロック時の発
    車防止方法。
  3. 【請求項3】 リヤシートバックがロックオフ状態で前
    倒されていない場合には、警告灯を点灯あるいは警告音
    を発生させるようにした請求項1に記載の可倒式リヤベ
    ルトインシートのハーフロック時の発車防止方法。
  4. 【請求項4】 可倒式リヤベルトインシートのハーフロ
    ック時の発車防止装置であって、 リヤシートバックのロック状態を検出する手段と、リヤ
    シートバックの前倒状態を検出する手段と、リヤシート
    バックがロックオフ状態で前倒されていない場合には、
    エンジン始動を禁止する手段を設けたことを特徴とする
    可倒式リヤベルトインシートのハーフロック時の発車防
    止装置。
  5. 【請求項5】 リヤシートバックのロック状態で、イグ
    ニッションスイッチを操作することによりリヤシートバ
    ックのロック解除を禁止する手段をさらに設けた請求項
    4に記載の可倒式リヤベルトインシートのハーフロック
    時の発車防止装置。
  6. 【請求項6】 可倒式リヤベルトインシートのハーフロ
    ック時の発車防止装置であって、 リヤシートバックのロック状態を検出する手段と、リヤ
    シートバックの前倒状態を検出する手段と、リヤシート
    バックがロックオフ状態で前倒されていない場合には、
    シフトレバーの操作を禁止する手段を設けたことを特徴
    とする可倒式リヤベルトインシートのハーフロック時の
    発車防止装置。
  7. 【請求項7】 リヤシートバックのロック状態で、イグ
    ニッションスイッチを操作することによりリヤシートバ
    ックのロック解除を禁止する手段をさらに設けた請求項
    6に記載の可倒式リヤベルトインシートのハーフロック
    時の発車防止装置。
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JP2003011712A (ja) * 2001-07-03 2003-01-15 Delta Kogyo Co Ltd シートのロック確認装置
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