JPH09136415A - インクジェットプリントヘッド、インクジェットプリンタおよびインクジェットプリントヘッドのメンテナンス方法 - Google Patents

インクジェットプリントヘッド、インクジェットプリンタおよびインクジェットプリントヘッドのメンテナンス方法

Info

Publication number
JPH09136415A
JPH09136415A JP29546795A JP29546795A JPH09136415A JP H09136415 A JPH09136415 A JP H09136415A JP 29546795 A JP29546795 A JP 29546795A JP 29546795 A JP29546795 A JP 29546795A JP H09136415 A JPH09136415 A JP H09136415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
print head
gas
gas holding
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29546795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3102324B2 (ja
Inventor
Jun Isozaki
準 磯崎
Yoshihiko Fujimura
義彦 藤村
Fumihiko Ogasawara
文彦 小笠原
Ichiro Tomikawa
伊知朗 富川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP29546795A priority Critical patent/JP3102324B2/ja
Priority to DE1996620979 priority patent/DE69620979T2/de
Priority to EP19960118185 priority patent/EP0774356B1/en
Publication of JPH09136415A publication Critical patent/JPH09136415A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3102324B2 publication Critical patent/JP3102324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/1707Conditioning of the inside of ink supply circuits, e.g. flushing during start-up or shut-down
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14016Structure of bubble jet print heads
    • B41J2/14145Structure of the manifold
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14379Edge shooter

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に安定したインク噴射が可能なインクジェ
ットプリンタおよびインクジェットプリントヘッドを提
供するとともに、常に安定したインク噴射を可能とする
ためのメンテナンス方法を提供する。 【解決手段】 共通リザーバ6にインクを供給するため
のインク供給管12が設けられたインク供給部材11
に、共通リザーバ6にのみ連通し、気体を内部に保持す
る複数の気体保持部13を設ける。発熱素子4で発生し
た気泡による圧力は、インクをノズル3から吐出させる
とともに共通リザーバ6にも伝搬し、内圧が変動する。
また、インクのリフィル時にも逆の圧力変動が生じる。
これらの圧力変動を気体保持部13中の気体の膨張/収
縮によって吸収し、共通リザーバ6内の圧力変動を抑
え、白抜けや濃度ムラ等の発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを吐出口か
ら噴射させて、被記録材に画像を形成するオンデマンド
型のインクジェットプリンタ、インクジェットプリント
ヘッド、およびインクジェットプリントヘッドのメンテ
ナンス方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタとして、
代表的なものに、圧電材料により圧力室を機械的に変形
させ、生じた圧力でインクをインク吐出口から噴射させ
る圧電型インクジェットプリントヘッドを用いたもの
や、インク流路に配されたヒータに通電し、インクを気
化させ、その圧力によりインクをインク吐出口から噴射
させるサーマルインクジェットプリントヘッドを用いた
ものなどが知られている。
【0003】ところで、これらのインクジェットプリン
タにおいては、画質および印字速度を向上させるため、
インクを吐出するノズルの本数を増加させる方向で開発
が進んでいる。ノズルの本数を増加させると、複数のノ
ズルが連通している共通液室へ圧力発生源から伝搬する
圧力が大きくなり、その影響を受け、インク噴射状態が
不安定になったり、インク供給が阻害され噴射不可能と
なるなどの問題が発生する。
【0004】図19は、従来のインクジェットプリンタ
における共通液室における圧力変動の一例を示すグラフ
である。例えば、カバレッジの高いパターンの印字を開
始すると、すべてのノズルにおいてインクを吐出するた
めの圧力を発生する。各ノズルにおける圧力が共通液室
に伝搬するため、全体として一時的に大きな圧力がノズ
ルから共通液室に向く方向でかかることになる。その
後、次の印字を行なうために、共通液室からノズルへ向
けてインクを供給する。その際には、インクの流れによ
って共通液室からノズルに向く方向で圧力がかかること
になる。このように、共通液室内の圧力は図19に示す
ように、インクの慣性によって振動することになる。こ
のような圧力の変動は、最悪条件下では400mmH2
Oにも達する。このような圧力の変化によって、各印字
タイミングにおけるノズル内の圧力や供給されたインク
量等が変化し、インクの噴射状態は不安定となる。
【0005】図20は、従来のインクジェットプリンタ
における画質不良時の印字状態の説明図である。上述の
ような不安定な噴射状態で印字を行なうと、例えば共通
液室からノズルへの方向に大きな圧力が加わった場合、
図20(A)に示すように、正規のインク液滴によるド
ットのほかに、小さなインク液滴が印字タイミングとは
異なるタイミングで飛翔し、部分的に濃度が高くなって
しまうという現象が発生する。特に、共通液室内の負圧
がピークとなる瞬間にインク供給不足が発生し、ノズル
からインクが吐出されず、例えば、図20(B)に示す
ように白抜けが発生する。
【0006】このような問題を解決するために、例え
ば、特開昭63−128947号公報では、インク供給
路に空気層を有するダンパー室を設けている。共通液室
に伝搬した圧力はダンパー室へと進み、このダンパー室
内の空気層によって伝搬した圧力が緩和される。そのた
め、共通液室内の圧力変動を減少させ、インク噴射状態
を安定化させることができる。しかし、この文献に記載
されている構造では、インクの流れの激しい位置にダン
パー室の開口が面しているため、ダンパー室内にインク
の流れができやすく、そのためダンパー室内の空気が次
第に液室へ流失し、ダンパー室の機能が低下するという
問題がある。
【0007】また、例えば、特開平6−344558号
公報では、共通液室の後方に、共通液室に連通する空気
室を設けている。また、この文献に記載されている構成
では、共通液室と空気室の連通部分は狭く、また、空気
室が広いので、インクの流入による空気の流出が防止で
きる。そのため、圧力の緩衝機能を持続することが可能
である。しかし、この文献に記載されている構成では、
共通液室を形成した第2基板に空気室を設けているた
め、その分だけプリントヘッドが大型化してしまうとい
う問題がある。
【0008】さらに、特開平1−308644号公報で
は、圧力体積変換体を液室内に設けている。この構成で
は、空気を用いていないので安定した圧力の緩衝機能を
得ることができる。しかし、圧力体積変換体という新た
な部品を用いるため、製造プロセスの増加や、コストの
上昇といった問題が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、プリントヘッドを大型化せ
ず、また、新たな部品等を用いることなく、常に安定し
たインク噴射が可能なインクジェットプリンタおよびイ
ンクジェットプリントヘッドを提供することを目的とす
るものである。また、このようなインクジェットプリン
トヘッドにおいて、常に安定したインク噴射を可能とす
るためのメンテナンス方法を提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数のノズルからインクを吐出させ画像を形成する
インクジェットプリントヘッドにおいて、前記ノズルか
らインクを吐出させるための複数のエネルギー発生手段
と、該エネルギー発生手段にそれぞれ個別に対応して配
置され前記エネルギー発生手段にインクを供給する複数
のインク流路と、複数の前記インク流路が共通して連通
するインクリザーバが形成されたインクジェットヘッド
と、該インクジェットヘッドの前記インクリザーバにイ
ンクを供給するためのインク供給管が設けられたインク
供給部材を有し、該インク供給部材には前記インクリザ
ーバにのみ連通し気体を内部に保持する複数の気体保持
部が設けられていることを特徴とするものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のインクジェットプリントヘッドにおいて、前記気体保
持部の断面が略円形であることを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のインクジェットプリントヘッドにおいて、前記気体保
持部が前記インク流路の配列方向に沿って略等間隔に設
けられていることを特徴とするものである。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のインクジェットプリントヘッドにおいて、前記気体保
持部の総体積は、前記エネルギー発生手段により吐出さ
せるインク量1mm3 /sec当たり0.015mm3
以上であることを特徴とするものである。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
のインクジェットプリントヘッドにおいて、前記気体保
持部が前記インクリザーバに直接接合してできた連通部
分の面積が、前記気体保持部の前記インクリザーバに対
向する面の断面積よりも小さいことを特徴とするもので
ある。
【0015】請求項6に記載の発明は、熱により発生す
るバブルの圧力によってインクをノズルから噴出させて
画像を形成するインクジェットプリントヘッドにおい
て、前記バブルを生じさせるために発熱する複数の発熱
抵抗体を設けた第1の基板と、該第1の基板に対向して
設けられ前記発熱抵抗体上にインクを供給する複数のチ
ャネルおよび該複数のチャネルに共通した共通インクリ
ザーバを設けた第2の基板と、前記共通インクリザーバ
にインクを供給するインク供給路および空気を内部に保
持し前記共通インクリザーバにのみ連通した複数の空気
室を設けたインク供給部材を備えたことを特徴とするも
のである。
【0016】請求項7に記載の発明は、インクジェット
プリンタにおいて、請求項1ないし6のいずれか1項に
記載のインクジェットプリントヘッドを有することを特
徴とするものである。
【0017】請求項8に記載の発明は、圧力発生源によ
り圧力を発生させ、その圧力によりインクを吐出口から
噴出させて画像を形成し、前記圧力発生源から伝搬する
圧力振動を空気室で吸収するインクジェットプリントヘ
ッドのメンテナンス方法において、初期インク充填後、
またはインク交換後、またはインク吸引動作後に、イン
クジェットプリントヘッドの温度を上げ、前記吐出口か
らインクを吸引することを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1ないし図5は、本発明のイン
クジェットプリントヘッドの実施の一形態を示すもので
あり、図1は斜視図、図2はA−A’断面図、図3はB
−B’断面図、図4はD−D’断面図、図5はC−C’
断面図である。図中、1はヒータ基板、2はチャネル基
板、3はノズル、4は発熱素子、5はインク流路、6は
共通リザーバ、7は凹部、11はインク供給部材、12
はインク供給路、13は気体保持部である。
【0019】チャネル基板2には、各ノズル3に対応し
てインク流路5が形成されているとともに、複数のイン
ク流路5に共通して設けられた共通リザーバ6が形成さ
れている。共通リザーバ6は、チャネル基板2を貫通す
るように形成される。ここではすべてのインク流路5に
共通して1つの共通リザーバ6を形成しているが、複数
の共通リザーバに分割して形成することもできる。
【0020】一方、ヒータ基板1には、各インク流路5
に対応して発熱素子4が設けられ、図2、図3に示すよ
うに、各発熱素子4の上部から、インク流路5と共通リ
ザーバ6を連通させるように、それぞれ凹部7が設けら
れている。この凹部7は、図5に示すように、一部がく
びれた形状とし、また、共通リザーバ6側の壁面を弧状
に形成することができる。このような形状によって、発
熱素子4上で発生する圧力を共通リザーバ6へ伝えにく
くしている。
【0021】このヒータ基板1とチャネル基板2とを貼
り合わせることにより、共通リザーバ6から凹部7を介
してインク流路5へと通じるインクの流路が形成され
る。実際には、ヒータ基板1とチャネル基板2は、それ
ぞれウェハ上に多数形成され、貼り合わせ後、ダイシン
グなどによって切り離される。貼り合わされた状態で
は、インク流路5の端部と共通リザーバ6の貫通口が露
出している。このとき、インク流路5の端部がノズル3
となる。
【0022】共通リザーバ6の貫通口には、インク供給
部材11が取り付けられる。インク供給部材11には、
図示しないインクタンクから共通リザーバ6へインクを
供給するためのインク供給路12と、内部に気体を保持
する気体保持部13が形成されている。気体保持部13
は、この実施の一形態では図3に示すように共通リザー
バ6にのみ連通した貫通しない略円形の孔として形成さ
れている。インク充填後は、気体保持部13内に残留す
る気体によって共通リザーバ6内の圧力変動を緩和す
る。この気体保持部13は、図4に示すように、インク
供給路12とともに、略等間隔に複数配置されている。
気体保持部13は、インク供給路12とともにインク供
給部材11の成型時に形成することができるので、気体
保持部13を形成するために製造プロセスが複雑化する
ことはない。
【0023】インクは、図示しないインクタンクからイ
ンク供給部材11中のインク供給路12を介して、共通
リザーバ6へと導かれる。共通リザーバ6へ導かれたイ
ンクは、共通リザーバ6内に充填されるとともに、各イ
ンク流路5を満たす。このとき、インクタンク内で発生
する負圧と、各インク流路5におけるインクの界面にお
ける表面張力によって引き合い、印字しない状態ではノ
ズル3からインクが漏れることはない。また、共通リザ
ーバ6内にインクが充填されたとき、気体保持部13内
に気体が残留する。
【0024】その後、メンテナンス動作によって、各部
の圧力を安定させる。メンテナンス動作は、インクの初
期充填後、あるいは、インク交換後、あるいは、トラブ
ル発生時のインク吸引メンテナンス後に行なわれる。具
体的なメンテナンス動作としては、例えば、インクジェ
ットプリントヘッドを例えば60度程度まで昇温した
後、さらにノズル3側からインクを吸引する。このよう
にすると、気体保持部13に保持されていた気体は温度
の上昇によって膨張する。そして、温度上昇で膨張した
分の気体が共通リザーバ6内に放出されるので、この放
出された気体をインクの吸引によって外部へ排出する。
このようなメンテナンス動作後は、実使用状態でヘッド
温度が上がっても、気体保持部13に保持されている気
体が共通リザーバ6へ放出されることはなく、印字は常
に安定したものとなる。このようなメンテナンス動作に
よって、より確実な圧力変動を抑制する効果を維持する
ことが可能となる。
【0025】印字時には、インクを吐出すべきノズル3
に対応するインク流路5に配された発熱素子4に通電
し、発熱させる。これによりインク中に発生した気泡の
圧力により、インクがノズル3から噴射し、被記録媒体
に飛翔して記録が行なわれる。その際、気泡の圧力は、
凹部7の後部にも伝搬し、さらに共通リザーバ6へと伝
搬する。このときの圧力は、インク流路5から共通リザ
ーバ6へ向かう方向の力である。その後、気泡の消滅と
ともに発熱素子4上でインクの不足した状態となり、共
通リザーバ6からインク流路5へ向かう方向に力が働
き、共通リザーバ6からインクがインク流路5へと供給
される。
【0026】このように、気泡の成長から消滅までの短
時間に、共通リザーバ6内では相反する力が作用する。
そのため、気泡保持部13が存在しない従来のインクジ
ェットヘッドにおいては、上述したように図13に示す
ような圧力変動を起こし、吐出不良などを引き起こして
いた。本発明では、気泡成長時に共通リザーバ6へと伝
わる圧力は、気体保持部13にも伝搬し、気体保持部1
3内の気体を圧縮して伝播した圧力が緩和される。ま
た、気泡消滅時には、気体保持部13内の気体が膨張す
ることによって急激なインク不足による負圧の増大を軽
減する。このようにして、気体保持部13は、共通リザ
ーバ6内の圧力変動を少なくするように働く。
【0027】また、インク供給時におけるインクの流れ
は、インク供給路12から各インク流路5に対応した凹
部7へ向く方向である。そのため、気体保持部13が共
通リザーバ6に連通している位置はインクの流れの少な
い部分であり、従来のようなインクの流れによる気体保
持部13内の気体の流出を抑えることができ、安定して
圧力変動を抑制することができる。
【0028】図6は、本発明のインクジェットプリント
ヘッドの実施の一形態において共通リザーバで発生する
圧力変動の一例を示すグラフである。上述のように、こ
の実施の形態によれば、気体保持部13によって共通リ
ザーバ6内の圧力変動が抑制されるので、図13に示し
た場合と同様な条件下での印字を行なう場合でも、図6
に示すように大きな圧力変動は見られなくなり、印字も
正常に行われた。
【0029】図7、図8は、本発明のインクジェットプ
リントヘッドの実施の一形態における第1の変形例を示
すものであり、図7は図1におけるB−B’断面図、図
8は図1におけるD−D’断面図である。この例では、
気体保持部13の断面積を大きくした例を示している。
このように気体保持部13の断面積を大きくすることに
よって、気体保持部13の容積を大きくし、内部に保持
される気体の量を多くすることができる。そのため、圧
力変動を抑制する機能を増大させることができる。ま
た、気体保持部13の長さが取れない場合に、この例の
ように断面積を大きくして気体の量を確保することもで
きる。
【0030】図9、図10は、本発明のインクジェット
プリントヘッドの実施の一形態における第2の変形例を
示すものであり、図9は図1におけるB−B’断面図、
図10は図1におけるD−D’断面図である。この例で
は、気体保持部13の位置をずらして配置した例であ
る。この構成では、気体保持部13と共通リザーバ6と
の連通部の断面積が小さくなるので、気体保持部13内
へのインクの流入および気体の流出をさらに抑え、圧力
変動の抑制を安定して行なうことができる。また、この
例では、気体保持部13の位置をノズル3とは反対側に
ずらしているので、例えばノズル3を下向きにして、下
方へインク滴を飛翔させるようなインクジェットプリン
タにおいても、気体保持部13内の気体は流出せずに良
好に圧力変動を抑えることができる。
【0031】図11、図12は、本発明のインクジェッ
トプリントヘッドの実施の一形態における第3の変形例
を示すものであり、図11は図1におけるB−B’断面
図、図12は図1におけるD−D’断面図である。この
例では、気体保持部13を斜め後方に延在させた例であ
る。この例では、気体は気体保持部13の最深部から保
持されるため、インク滴の噴射方向が水平方向の場合で
も、また、下方へインク滴を噴射する場合でも適用で
き、気体保持部13内の気体がインクと置換されること
が防止できる。
【0032】図13は、本発明のインクジェットプリン
トヘッドの実施の一形態における第4の変形例を示す図
1におけるB−B’断面図である。この例では、インク
供給部材11の表面に気体保持部13となる溝を形成
し、チャネル基板2に貼着した例である。この場合、気
体保持部13の1つの面は、チャネル基板2の表面とな
る。この例は特に下方へインク滴を噴射する場合に有効
である。この例では、チャネル基板2の表面を気体保持
部13の一部として用いているため、共通リザーバ6よ
り後方の部分の長さが必要となり、また、貼着部分の気
密性が必要となる。この第4の変形例の更なる変形例と
して、形成が可能であれば、インク供給部材11中で折
れ曲がる気体保持部13を形成することも考えられる。
【0033】図14は、本発明のインクジェットプリン
トヘッドの実施の一形態における第5の変形例を示す図
1におけるD−D’断面である。この例は、共通リザー
バ6の開口に沿った断面形状を有する気体保持部13を
形成した例である。このように共通リザーバ6との連通
部の面積を広くすることで、共通リザーバ6内に伝搬し
た圧力を広い範囲で受けとめ、これを減衰させることが
できる。また、気体保持部13の容量を増加させること
ができるので、圧力変動を抑える効果を高めることがで
きる。ただし、あまり広くすると、インクの流れを誘発
し、気体保持部13内の気泡が共通リザーバ6内に流出
することも考えられるので、適度な広さに設定すること
が必要である。
【0034】上述の各変形例の他にも、種々の変形を行
なうことができる。例えば気体保持部13の断面形状
は、上述の実施の形態および各変形例では円形や楕円形
としたが、これ以外でもよく、例えば矩形や三角形など
であってもよい。また、気体保持部13の形状および配
置は、共通リザーバ6の開口に沿っていれば、様々な構
成が可能であり、上述の実施の形態および各変形例のい
くつかを組み合わせた構成でもよい。
【0035】また、上述の実施の形態および各変形例で
は、インク流路5と共通リザーバ6を凹部7で連通させ
た流路構造を有するインクジェットプリントヘッドを示
したが、本発明はこの流路構造に限らず、例えば、イン
ク流路5と共通リザーバ6を直接結ぶ構成や、発熱素子
4上の凹部と、インク流路5と共通リザーバ6を連通す
る凹部が別に設けられた構成、一部に共通スリットを有
する構成など、種々の流路構造について、共通リザーバ
6を有するインクジェットプリントヘッドであれば適用
可能である。
【0036】さらに、上述のようなインクジェットプリ
ントヘッドをプリンタに搭載することにより、白抜けや
濃度ムラなどのない、高画質の印字画像を得ることので
きるインクジェットプリンタを構成することができる。
【0037】
【実施例】図15は、本発明のインクジェットプリント
ヘッドの実施の一形態における具体的な実験例の説明図
である。また、図16ないし図18は、実験例において
設けた気体保持部の位置および形状の説明図である。具
体例として、ノズルが125本配列され、1つのノズル
から噴射されるインク滴の容量が80plであるインク
ジェットプリントヘッドを印字周波数7KHzで駆動す
る。ベタ印字時のインクの最大流量は、125本×80
pl×7KHz=0.07cc/sec=70mm3
secである。また、共通リザーバ6の貫通口の大きさ
は、幅0.5mm、長さ10.4mmである。なお、図
15では、複数の気体保持部13内の総気体量をインク
の最大流量で除算したインク噴射量当たりの気体量を示
している。また、ヘッド番号は、実験で用いたヘッドを
識別するための番号である。
【0038】ヘッド番号0のインクジェットプリントヘ
ッドは、気体保持部13を設けていない従来のヘッドを
示している。この場合には、上述のように図20で示し
たような濃度ムラや白抜けなどが発生した。
【0039】ヘッド番号1のインクジェットプリントヘ
ッドは、直径0.4mm×深さ2mmの気体保持部13
を4本設けた例である。このインクジェットプリントヘ
ッドでは、図16に示すように、共通リザーバ6の貫通
口の両端に寄せて2本ずつの気体保持部13を設けた。
この場合には、ヘッド番号0で見られたような白抜けや
濃度ムラは見られなかったが、気体保持部13を設けて
いないヘッドの中央部付近で若干の濃度ムラが発生し
た。
【0040】ヘッド番号2のインクジェットプリントヘ
ッドは、直径0.4mm×深さ2mmの気体保持部13
を8本設けた例である。このインクジェットプリントヘ
ッドでは、図17に示すように、気体保持部13を共通
リザーバ6の貫通口にほぼ均等に配置した。この場合に
は、白抜けや濃度ムラは発生せず、良好な画質を得るこ
とができた。
【0041】ヘッド番号0〜2のインクジェットプリン
トヘッドの印字結果を比較すればわかるように、気体保
持部13を設けることによって、従来発生していた白抜
けや濃度ムラを減少させることができる。また、ヘッド
番号1とヘッド番号2の比較から、気体保持部13は、
共通リザーバ6の貫通口にほぼ均等に配置することによ
って、ヘッド幅全体にわたり白抜けや濃度ムラを防止
し、良好な画質を得ることができることがわかる。
【0042】ヘッド番号3のインクジェットプリントヘ
ッドは、直径0.7mm×深さ2mmの気体保持部13
を6本設けた例である。このインクジェットプリントヘ
ッドは、上述の第1の変形例に相当するもので、図18
に示すように、共通リザーバ6の幅よりも大きな径の気
体保持部13を共通リザーバ6の貫通口にほぼ均等に配
置した。この場合にも、白抜けや濃度ムラは発生せず、
良好な画質を得ることができた。
【0043】ヘッド番号4のインクジェットプリントヘ
ッドは、直径0.5mm×深さ2mmの気体保持部13
を30゜傾けて8本設けた例である。このインクジェッ
トプリントヘッドは、上述の第3の変形例に相当するも
のである。各気体保持部13は、共通リザーバ6の貫通
口にほぼ均等に配置した。この場合にも、白抜けや濃度
ムラは発生せず、良好な画質を得ることができた。
【0044】このように、上述の各種の変形例によって
も、白抜けや濃度ムラを防止し、良好な画質が得られる
ことがわかる。
【0045】ヘッド番号5〜7は、ヘッド番号3のイン
クジェットプリントヘッドにおいて、気体保持部13内
に残存する気体の量を調節して変化を調べたものであ
る。ヘッド番号5では、ヘッド内を真空にしてインクを
充填したものであり、各気体保持部13内に残存する気
体の総量は0.415mm3 である。ヘッド番号6で
は、ヘッド内の気体を多少吸引してインクを充填したも
のであり、各気体保持部13内に残存する気体の総量は
2.05mm3 である。ヘッド番号7では、少しだけ吸
引してインクを充填したものであり、各気体保持部13
内に残存する気体の総量は3.39mm3 である。この
結果、ヘッド番号5では若干の濃度ムラが発生したが、
ヘッド番号6,7では白抜け、濃度ムラは発生せず、良
好な画質を得ることができた。このように、気体保持部
13内に気体がほとんど存在しない場合は従来の気体保
持部13のない構造のものと同様であり、濃度ムラなど
が発生するが、気体保持部13内に気体がある程度保持
されていれば、濃度ムラなどは発生しないことがわか
る。
【0046】ヘッド番号8では、ヘッド番号5〜7と同
様に、ヘッド番号2のインクジェットプリントヘッドに
ついて、ヘッド内を真空にしてインクを充填したもので
あり、各気体保持部13内に残存する気体の総量は0.
0025mm3 である。このように気体保持部13内に
ほとんど気体の存在しない状態では、従来の気体保持部
13を設けない構造のヘッドと同様、濃度ムラが発生し
た。
【0047】これらの実験結果から、気体保持部13を
設け、内部に気体を保持させることによって、白抜けや
濃度ムラなどの発生を抑え、良好な画質が得られること
がわかる。また、気体保持部13に保持させる気体の量
は、単位時間当たりのインク噴射量1mm3 /secあ
たり0.014mm3 では若干の濃度ムラが発生したこ
とから、0.015mm3 以上の気体が保持されていれ
ば、良好な画質を得ることができるであろう。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数の気体保持部に保持される気体の圧縮/
膨張によって、印字に伴うインクの流れによるイナータ
ンスや共通リザーバ内の圧力伝搬を抑制することがで
き、常に安定したインクの噴射を行ない、白抜けや濃度
ムラなどのない高画質を実現することができる。また、
気体保持部は共通リザーバのインクの流れの少ない部分
に連通しているため、インクの流れによって気体保持部
内の気体が流失せず、常に安定した圧力調整機能を実現
することができる。さらに、インク供給部材に気体保持
部を形成する構成であるので、新たな部品は必要なく、
ヘッドのサイズもそのままで、特別の工程を経ることな
く製造することができるなどの効果がある。
【0049】気体保持部は、請求項3に記載の発明のよ
うに、インク流路の配列方向に沿って略等間隔に設ける
ことによって、ヘッド全体にわたり、白抜けや濃度ムラ
などを防止することができる。また、気体保持部の総体
積は、請求項4に記載の発明のように、吐出させるイン
ク量1mm3 /sec当たり0.015mm3 以上とす
れば、白抜けや濃度ムラなどを防ぐことができる。さら
に、請求項5に記載の発明のように、気体保持部よりも
連通部分の面積を小さくすることによって、気体保持部
内に保持されている気体の流出を防止することができ、
長期間にわたり、安定した画質を維持することができ
る。
【0050】さらに、請求項7に記載の発明のように、
上述のようなインクジェットプリントヘッドをプリンタ
に搭載することにより、白抜けや濃度ムラなどのない、
高画質の印字画像を得ることのできるインクジェットプ
リンタを得ることができる。
【0051】さらに、請求項8に記載のメンテナンス方
法によってインクジェットプリントヘッドのメンテナン
スを行なうことにより、気体保持部に保持される気体の
量を適正にすることができ、例えば、ヘッドの昇温等に
よる気体保持部内の気体の放出を防止し、確実に安定し
た圧力変動の調整機能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェットプリントヘッドの実
施の一形態を示す斜視図である。
【図2】 本発明のインクジェットプリントヘッドの実
施の一形態を示すA−A’断面図である。
【図3】 本発明のインクジェットプリントヘッドの実
施の一形態を示すB−B’断面図である。
【図4】 本発明のインクジェットプリントヘッドの実
施の一形態を示すD−D’断面図である。
【図5】 本発明のインクジェットプリントヘッドの実
施の一形態を示すC−C’断面図である。
【図6】 本発明のインクジェットプリントヘッドの実
施の一形態において共通リザーバで発生する圧力変動の
一例を示すグラフである。
【図7】 本発明のインクジェットプリントヘッドの実
施の一形態における第1の変形例を示す図1におけるB
−B’断面図である。
【図8】 本発明のインクジェットプリントヘッドの実
施の一形態における第1の変形例を示す図1におけるD
−D’断面図である。
【図9】 本発明のインクジェットプリントヘッドの実
施の一形態における第2の変形例を示す図1におけるB
−B’断面図である。
【図10】 本発明のインクジェットプリントヘッドの
実施の一形態における第2の変形例を示す図1における
D−D’断面図である。
【図11】 本発明のインクジェットプリントヘッドの
実施の一形態における第3の変形例を示す図1における
B−B’断面図である。
【図12】 本発明のインクジェットプリントヘッドの
実施の一形態における第3の変形例を示す図1における
D−D’断面図である。
【図13】 本発明のインクジェットプリントヘッドの
実施の一形態における第4の変形例を示す図1における
B−B’断面図である。
【図14】 本発明のインクジェットプリントヘッドの
実施の一形態における第5の変形例を示す図1における
D−D’断面である。
【図15】 本発明のインクジェットプリントヘッドの
実施の一形態における具体的な実験例の説明図である。
【図16】 実験例において設けた気体保持部の位置お
よび形状のヘッド番号1のインクジェットプリントヘッ
ドの例の説明図である。
【図17】 実験例において設けた気体保持部の位置お
よび形状のヘッド番号2のインクジェットプリントヘッ
ドの例の説明図である。
【図18】 実験例において設けた気体保持部の位置お
よび形状のヘッド番号3のインクジェットプリントヘッ
ドの例の説明図である。
【図19】 従来のインクジェットプリンタにおける共
通液室における圧力変動の一例を示すグラフである。
【図20】 従来のインクジェットプリンタにおける画
質不良時の印字状態の説明図である。
【符号の説明】
1…ヒータ基板、2…チャネル基板、3…ノズル、4…
発熱素子、5…インク流路、6…共通リザーバ、7…凹
部、11…インク供給部材、12…インク供給路、13
…気体保持部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富川 伊知朗 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルからインクを吐出させ画像
    を形成するインクジェットプリントヘッドにおいて、前
    記ノズルからインクを吐出させるための複数のエネルギ
    ー発生手段と、該エネルギー発生手段にそれぞれ個別に
    対応して配置され前記エネルギー発生手段にインクを供
    給する複数のインク流路と、複数の前記インク流路が共
    通して連通するインクリザーバが形成されたインクジェ
    ットヘッドと、該インクジェットヘッドの前記インクリ
    ザーバにインクを供給するためのインク供給管が設けら
    れたインク供給部材を有し、該インク供給部材には前記
    インクリザーバにのみ連通し気体を内部に保持する複数
    の気体保持部が設けられていることを特徴とするインク
    ジェットプリントヘッド。
  2. 【請求項2】 前記気体保持部は、断面が略円形である
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリ
    ントヘッド。
  3. 【請求項3】 前記気体保持部は、前記インク流路の配
    列方向に沿って略等間隔に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のインクジェットプリントヘッド。
  4. 【請求項4】 前記気体保持部の総体積は、前記エネル
    ギー発生手段により吐出させるインク量1mm3 /se
    c当たり0.015mm3 以上であることを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェットプリントヘッド。
  5. 【請求項5】 前記気体保持部が前記インクリザーバに
    直接接合してできた連通部分の面積が、前記気体保持部
    の前記インクリザーバに対向する面の断面積よりも小さ
    いことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプ
    リントヘッド。
  6. 【請求項6】 熱により発生するバブルの圧力によって
    インクをノズルから噴出させて画像を形成するインクジ
    ェットプリントヘッドにおいて、前記バブルを生じさせ
    るために発熱する複数の発熱抵抗体を設けた第1の基板
    と、該第1の基板に対向して設けられ前記発熱抵抗体上
    にインクを供給する複数のチャネルおよび該複数のチャ
    ネルに共通した共通インクリザーバを設けた第2の基板
    と、前記共通インクリザーバにインクを供給するインク
    供給路および空気を内部に保持し前記共通インクリザー
    バにのみ連通した複数の空気室を設けたインク供給部材
    を備えたことを特徴とするインクジェットプリントヘッ
    ド。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    のインクジェットプリントヘッドを有することを特徴と
    するインクジェットプリンタ。
  8. 【請求項8】 圧力発生源により圧力を発生させ、その
    圧力によりインクを吐出口から噴出させて画像を形成
    し、前記圧力発生源から伝搬する圧力振動を空気室で吸
    収するインクジェットプリントヘッドのメンテナンス方
    法において、初期インク充填後、またはインク交換後、
    またはインク吸引動作後に、インクジェットプリントヘ
    ッドの温度を上げ、前記吐出口からインクを吸引するこ
    とを特徴とするインクジェットプリントヘッドのメンテ
    ナンス方法。
JP29546795A 1995-11-14 1995-11-14 インクジェットプリントヘッド、インクジェットプリンタおよびインクジェットプリントヘッドのメンテナンス方法 Expired - Fee Related JP3102324B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29546795A JP3102324B2 (ja) 1995-11-14 1995-11-14 インクジェットプリントヘッド、インクジェットプリンタおよびインクジェットプリントヘッドのメンテナンス方法
DE1996620979 DE69620979T2 (de) 1995-11-14 1996-11-13 Tintenstrahldruckkopf, Tintenstrahldruckvorrichtung und Verfahren zur Wartung eines Tintenstrahldruckkopfes
EP19960118185 EP0774356B1 (en) 1995-11-14 1996-11-13 Ink jet print head, ink jet printer and method for maintaining ink jet print head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29546795A JP3102324B2 (ja) 1995-11-14 1995-11-14 インクジェットプリントヘッド、インクジェットプリンタおよびインクジェットプリントヘッドのメンテナンス方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09136415A true JPH09136415A (ja) 1997-05-27
JP3102324B2 JP3102324B2 (ja) 2000-10-23

Family

ID=17820980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29546795A Expired - Fee Related JP3102324B2 (ja) 1995-11-14 1995-11-14 インクジェットプリントヘッド、インクジェットプリンタおよびインクジェットプリントヘッドのメンテナンス方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0774356B1 (ja)
JP (1) JP3102324B2 (ja)
DE (1) DE69620979T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6659600B2 (en) 2000-07-24 2003-12-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Inkjet recording head cartridge and inkjet recording apparatus
JP2009202499A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
WO2010041553A1 (ja) 2008-10-08 2010-04-15 コニカミノルタIj株式会社 インクジェット記録装置
US10071553B2 (en) 2015-09-08 2018-09-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid ejection device

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100405530C (zh) 1996-05-15 2008-07-23 精工爱普生株式会社 薄膜器件的制造方法
KR100412743B1 (ko) 1999-03-30 2003-12-31 세이코 엡슨 가부시키가이샤 박막 트랜지스터의 제조 방법
US6557989B1 (en) * 1999-08-24 2003-05-06 Canon Kabushiki Kaisha Print head and ink jet printing apparatus
ATE309909T1 (de) 2002-05-07 2005-12-15 Brother Ind Ltd Tintenstrahlkopf
JP3768973B2 (ja) 2002-05-17 2006-04-19 キヤノン株式会社 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録ヘッドの製造方法
JP4543952B2 (ja) * 2004-11-17 2010-09-15 ブラザー工業株式会社 インクジェットヘッド
JP5248421B2 (ja) * 2009-06-22 2013-07-31 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2681350B2 (ja) 1986-11-19 1997-11-26 キヤノン株式会社 インクジェット装置
JPH01308644A (ja) 1988-06-07 1989-12-13 Canon Inc インクジェット記録ヘッド
EP0591989B1 (en) * 1992-10-09 2000-01-26 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing head and printing apparatus using same
JPH06344558A (ja) * 1992-10-20 1994-12-20 Canon Inc インクジェットヘッド、該ヘッドの製造方法およびインクジェットヘッドを用いたインクジェット装置
EP0684134B1 (en) * 1994-05-27 2003-02-12 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet head, ink jet apparatus and method of filling buffer chamber with bubbles

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6659600B2 (en) 2000-07-24 2003-12-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Inkjet recording head cartridge and inkjet recording apparatus
JP2009202499A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
WO2010041553A1 (ja) 2008-10-08 2010-04-15 コニカミノルタIj株式会社 インクジェット記録装置
US8500262B2 (en) 2008-10-08 2013-08-06 Konica Minolta Ij Technologies, Inc. Inkjet recording device
US10071553B2 (en) 2015-09-08 2018-09-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid ejection device
US10744767B2 (en) 2015-09-08 2020-08-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid ejection device

Also Published As

Publication number Publication date
DE69620979T2 (de) 2002-10-10
DE69620979D1 (de) 2002-06-06
EP0774356A2 (en) 1997-05-21
EP0774356A3 (en) 1997-10-01
EP0774356B1 (en) 2002-05-02
JP3102324B2 (ja) 2000-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1184183B1 (en) Ink-jet recording head and recording apparatus
JP3706671B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドを用いたヘッドカートリッジ、液体吐出装置、および液体吐出方法
KR101347144B1 (ko) 역류를 억제하기 위한 구조를 가진 리스트릭터와 이를구비한 잉크젯 헤드
JP4323947B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
JP2002036556A (ja) インクジェットプリントヘッド
KR100506079B1 (ko) 버블젯 방식의 잉크젯 프린트 헤드
KR20020009081A (ko) 버블 젯 방식의 잉크 젯 프린트 헤드
KR100754392B1 (ko) 잉크젯 프린트헤드의 잉크유로 구조체 및 이를 구비한잉크젯 프린트헤드
JP3102324B2 (ja) インクジェットプリントヘッド、インクジェットプリンタおよびインクジェットプリントヘッドのメンテナンス方法
JP4027281B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
JP3408060B2 (ja) 液体吐出方法および装置とこれらに用いられる液体吐出ヘッド
JP4593063B2 (ja) インクジェット式記録装置
JPH1076654A (ja) 液体吐出方法、液供給方法、液体吐出ヘッド、該液体吐出ヘッドを用いた液体吐出ヘッドカートリッジ、及び液体吐出装置
JP3552024B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JPH0820111A (ja) 液体噴射記録ヘッドおよびこれを搭載する液体噴射記録装置
JP3239417B2 (ja) インクジェット式印字ヘッド、及びその製造方法
JP3571929B2 (ja) 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JPH09207336A (ja) インクジェット記録装置
JP3025584B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクカセット
JP3432077B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出装置および液体吐出方法
JP2984415B2 (ja) 発熱素子を用いたインクジェット記録装置
JP3472080B2 (ja) 液体吐出方法、液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドカートリッジおよびインクジェット記録装置
KR20070087817A (ko) 잉크젯 프린트헤드
JP2005125696A (ja) インクジェット記録ヘッド
JPH10264393A (ja) 粘性インクに適したサーマルインクジェットプリントヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070825

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees