JPH09135795A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH09135795A
JPH09135795A JP32100095A JP32100095A JPH09135795A JP H09135795 A JPH09135795 A JP H09135795A JP 32100095 A JP32100095 A JP 32100095A JP 32100095 A JP32100095 A JP 32100095A JP H09135795 A JPH09135795 A JP H09135795A
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dust
suction
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path
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JP32100095A
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Inventor
Kazuichi Tsukamoto
和一 塚本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面等の掃除中に塵埃の異臭が臭って不快感
を与えることなく、床面の塵埃の浮遊もなくて掃除中の
室内を衛生的に保持でき、吸引フインによる騒音も抑制
できる電気掃除機を提供することを目的とする。 【構成】 床面上に配置され、空気と共に塵埃を吸込む
塵埃吸込部12と、この塵埃吸込部で空気と共に吸込ん
だ塵埃を集塵濾過する集塵本体部14とを備え、これら
塵埃吸込部と集塵本体部とには、前記塵埃を含んだ空気
の吸引路16と濾過空気の戻し路18を含む循環路20
が設けられ、該塵埃吸込部には、前記戻し路から戻され
た空気を前記吸引路へ回流させる回流部22が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床面等の塵埃を集塵除
去する電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機においては、シリンダ
形、ポット形等の集塵本体部内に、集塵フイルタを内装
した集塵濾過室と、この集塵濾過室に連通し、モータに
直結した吸引フインを設置し、先端に塵埃吸込部を接続
した吸引パイプと集塵本体部の吸引口とを空気ホースで
接続し、スイッチ操作で吸引ファンを高速回転させ、塵
埃吸込部を室内の床面等に沿って移動させながら床面に
付着している塵埃を空気と共に塵埃吸込部の吸込口へ吸
引させ、この吸込口から空気ホースを経由して集塵本体
部の集塵濾過室へ前記空気を吸込み、集塵濾過室内を通
過中に空気中の塵埃を集塵フイルタで捕捉し、塵埃が除
去された清浄な空気を吸引ファン側から外部へそのまま
放出しながら床面の塵埃を除去しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
電気掃除機では、(1)集塵濾過室内に装着した集塵フ
イルタを通過する空気が集塵フイルタに捕捉されている
塵埃中を通過し、そのまま直接外部に排出されるために
異臭が発生する。(2)集塵本体部から外部へ排出され
る空気流で床面の塵埃が巻き上がり、室内に浮遊して非
衛生的となる。(3)吸引力を高めるために吸引ファン
の出力を大きくすると、どうしても吸引ファンの風切り
音が大きな騒音を発生する等の問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、床面等の掃除中に塵埃の
異臭が臭って不快感を与えることなく、床面の塵埃の浮
遊もなくて掃除中の室内を衛生的に保持でき、吸引ファ
ンによる騒音も抑制できる電気掃除機を提供することに
ある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、床面F上に配置され、空
気と共に塵埃を吸込む塵埃吸込部12と、この塵埃吸込
部12で空気と共に吸込んだ塵埃を集塵濾過する集塵本
体部14とを備え、これら塵埃吸込部12と集塵本体部
14とには、前記塵埃を含んだ空気の吸引路16と濾過
空気の戻し路18を含む循環路20が設けられ、該塵埃
吸込部12には、前記戻し路18から戻された空気を前
記吸引路16へ回流させる回流部22が設けられてなる
電気掃除機10から構成される。
【0006】また、請求項2に係る発明では、前記塵埃
吸込部12は、下面が開口24された箱形状のケース体
26を備え、このケース体26の内部に前記回流部22
が設けられ、この回流部22が前記循環路20の一部を
形成してなることとしてもよい。
【0007】また、請求項3に係る発明では、前記回流
部22は、前記ケース体26内に設けられ、前記吸引路
16と連通する吸込口部40と、前記戻し路18に連通
し、かつこの吸込口部40に連通する様に区画する隔壁
体42を備えてなることとしてもよい。
【0008】また、請求項4に係る発明では、前記隔壁
体42の下面部52は、塵埃を吸引する床面Fより上方
に配置されてなることとしてもよい。
【0009】また、請求項5に係る発明では、前記隔壁
体42の下面部52は、下方に向けて凸となる様に断面
略円弧状に形成されてなることとしてもよい。
【0010】また、請求項6に係る発明では、前記隔壁
体42の下面部52には、ブラシ54が植設されてなる
こととしてもよい。
【0011】また、請求項7に係る発明では、前記循環
路20は、前記空気の吸引路16と戻し路18を形成す
る二重筒状の空気ホース56で形成されてなることとし
てもよい。
【0012】また、請求項8に係る発明では、前記空気
ホース56は、前記空気の吸引路16と戻し路18とを
形成する複数のホースを並列状に接合させた複列空気ホ
ース66からなることとしてもよい。
【0013】また、請求項9に係る発明では、前記循環
路20は、前記塵埃吸込部12に接続された把手状の長
い柄体102内に構成され、かつ前記集塵本体部14は
前記柄体102の略中間位置に配置されてなることとし
てもよい。
【0014】また、請求項10に係る発明では、前記集
塵本体部14は、集塵フイルタ88を通過した後の清浄
な空気を、前記循環路20の戻し路18へ通流させるた
め、同戻し路18に連通した連通路88を備えてなるこ
ととしてもよい。
【0015】
【作用】本発明の請求項1に係る電気掃除機は、床面上
に配置され、空気と共に塵埃を吸込む塵埃吸込部と、こ
の塵埃吸込部で空気と共に吸込んだ塵埃を集塵濾過する
集塵本体部とを備え、これら塵埃吸込部と集塵本体部と
には、前記塵埃を含んだ空気の吸引路と濾過空気の戻し
路を含む循環路が設けられ、該塵埃吸込部には、前記戻
し路から戻された空気を吸引路へ回流させる回流部が設
けられている。前記電気掃除機を用いて室内の床面等を
掃除するときには、集塵本体部内の駆動部を起動して吸
引負圧を発生させながら塵埃吸込部で床面の塵埃を空気
と共に吸込み、循環路内の吸引路を経由して集塵本体部
内へ通流させて塵埃を捕捉し、清浄化された濾過空気の
みを循環路内の戻し路を経由して塵埃吸込部内へ戻す。
この戻された濾過空気は塵埃吸込部内の回流部で吸引側
へ回流されて再び吸引路へ吸引されるもので、集塵本体
部から塵埃吸込部へ濾過空気を循環させながら塵埃吸込
部内で回流する空気の吸引負圧で床面の塵埃を吸引処理
するものである。従って、集塵本体部内において集塵濾
過された濾過空気が外部へ排出されることがないため、
捕捉された塵埃の異臭が臭ったり、或は床面の塵埃が巻
き上がって浮遊したりすることがなく、掃除中の室内を
衛生的に保持できる。また、吸引ファンの騒音も小さく
抑制できる。
【0016】また、請求項2によれば、前記塵埃吸込部
は、下面が開口された箱形状のケース体を備え、このケ
ース体の内部に前記回流部が設けられ、この回流部が前
記循環路の一部を形成している。循環路からケース体内
へ戻された空気は、回流部によって吸引側へ吸引されて
回流し、このケース体内を回流中の空気の吸引負圧で床
面の塵埃を敏速に吸引処理できる。
【0017】また、請求項3によれば、前記回流部は、
前記ケース体内に設けられ、前記吸引路と連通する吸込
口部と、前記戻し路に連通し、かつこの吸込口部に連通
する様に区画する隔壁体を備えている。戻し路からケー
ス体内に戻された空気は、隔壁体に沿って回流しながら
吸引路に連通した吸込口部へ均等に吸引され、吸込口部
に作用する吸引負圧で床面に付着している塵埃を回流す
る空気と共に吸引処理でき、ケース体内で戻し路側から
吸引路側への気流の変換、転回を効率よくおこなって循
環路を形成できる。
【0018】また、請求項4によれば、前記隔壁体の下
面部は、塵埃を吸引する床面より上方に配置されてい
る。ケース体内の隔壁体の下面部と床面とに、戻し路と
吸引路とを連通する間隙が形成され、この間隙内を戻し
路から戻された空気が吸引路側へ高速度で通流しながら
床面の塵埃を吸引処理できる。
【0019】また、請求項5によれば、前記隔壁体の下
面部は、下方に向けて凸となる様に断面略円弧状に形成
されている。戻し路からケース体内へ戻された空気は、
隔壁体の断面略円弧状の下面部を吸引路側へ向け円滑に
流れ、気流の抵抗損失も少なく、床面の塵埃の吸引処理
を確実に行える。
【0020】また、請求項6によれば、前記隔壁体の下
面部には、ブラシが植設されている。ケース体を床面上
で移動させるときに、隔壁体の下面部のブラシが下面と
接摺しながら床面に付着している塵埃を掻き揚げ、吸込
口部へ容易に吸引処理できる。
【0021】また、請求項7によれば、前記循環路は、
前記空気の吸引路と戻し路を形成する二重筒状の空気ホ
ースで形成されている。空気ホース内に吸引路と戻し路
をコンパクトに形成でき、空気ホースが嵩張ることがな
く、携帯、格納が容易となる。
【0022】また、請求項8によれば、前記空気ホース
は、前記空気の吸引路と戻し路とを形成する複数のホー
スを並列状に接合させた複列空気ホースからなる。複数
の既製のホースを並列状に接合固定するだけで吸引路と
戻し路を備えた複列空気ホースとして利用でき、構造も
簡単で安価に製造できる。
【0023】また、請求項9によれば、前記循環路は、
前記塵埃吸込部に接続された把手状の長い柄体内に構成
され、かつ前記集塵本体部は前記柄体の略中間位置に配
置されている。塵埃吸込部と集塵本体部とを連通した循
環路の長さが短く、循環路内を循環する空気流の抵抗損
失が小さくて吸引ファンの出力も大きくする必要もな
く、電気掃除機を小形で、製造コストも安価に製造でき
る。また、掃除中に集塵本体部を床面で引き摺ることな
く、長い柄体の上端側を把持して集塵吸込部を床面に容
易に移動できる。
【0024】また、請求項10によれば、前記集塵本体
部は、集塵フイルタを通過した後の清浄な空気を、前記
循環路の戻し路へ通流させるため、同戻し路に連通した
連通路を備えている。集塵本体部内の集塵濾過室内で塵
埃を捕捉した清浄な濾過空気を連通路を経由して循環路
内の戻し路へ通流でき、濾過空気を外部へ直接排出する
ことなく、異臭の発生や、床面塵埃の巻き上り等を防止
し、吸引ファンによる雑音も抑制できる。
【0025】
【実施例】以下、添付図面により、本発明の好適な実施
例を説明する。図1には、本発明の実施例に係る電気掃
除機10の内部構造の概略説明図が示されている。図よ
り明らかな様に、電気掃除機10は、床面F上に接摺し
て移動しながら、空気と共に塵埃を吸込む塵埃吸込部1
2と、この塵埃吸込部12から空気と共に吸込んだ塵埃
を集塵濾過する集塵本体部14とを備えている。これら
塵埃吸込部12と集塵本体部14とには、前記塵埃を含
んだ空気の吸引路16と濾過空気の戻し路18を含む循
環路20が設けられており、更に、前記塵埃吸込部12
内には、戻し路18から戻された空気を吸引路16へ回
流させる回流部22が設けられている。
【0026】集塵本体部14は、硬質合成樹脂や軽金属
等を素材として中空密閉状に形成された筒形ケース体6
8を備え、この筒形ケース体68内の一端側には、筒形
ケース体68の内面と間隙をおいて二重筒形に形成され
た集塵濾過室74と、吸引室80とが設けられている。
集塵濾過室74内には濾過フイルタ84が内装され、吸
引室80内には集塵濾過室74内の空気を吸引する吸引
ファン82が軸支されている。そして、前記塵埃吸込部
12から集塵本体部14へ接続された循環路20から塵
埃を含む空気が集塵濾過室74へ吸引される。この集塵
濾過室74の外周面に沿って吸引室80から循環路20
の接続口側へ複数の連通部88が設けられている。この
連通部88により集塵フイルタ84で塵埃を捕捉した後
の清浄な空気を吸引室80から循環路20側へ戻す。
【0027】循環路20は、集塵本体部14側に接続さ
れる空気ホース56と、塵埃吸込部12を床面でスムー
ズに移動させるための把手として前記空気ホース56に
連結され、塵埃吸込部12に接続された把手兼用空気パ
イプ58とを備え、この空気ホース56と把手兼用空気
パイプ58とは、内部に相互に連通した吸引路16と戻
し路18とを有している。そして、空気ホース56の一
端を集塵本体部14に接続したときに吸引路16は集塵
濾過室74と、戻し路18は連通部88と連通する。従
って、吸引路16から集塵濾過室74へ通流し、更に吸
引室80へ通流した空気は連通路88を経由して戻し路
18へ回流することとなる。
【0028】塵埃吸込部12は、前記把手兼用空気パイ
プ58の下端に連結され、下面が開口24された中空箱
形状のケース体26を備え、この中空箱形状のケース体
26内には、把手兼用空気パイプ58の吸引路16に連
通した吸込口部40と、把手兼用空気パイプ58の戻し
路18を吸込口部40に連通させるための回流部22が
設けられている。これにより、戻し路18内からケース
体26内に流入した戻し空気は回流部22により吸込口
部40へ回流して再び吸引路16へ通流する。
【0029】本発明に係る電気掃除機の1つの特徴的な
ことは、塵埃吸込部と集塵本体部に塵埃を含んだ空気の
吸引路と濾過空気の戻し路を含む循環路を設け、塵埃吸
込部には、前記戻し路から戻された空気を前記吸引路へ
回流させる回流部を設けたことである。すなわち、塵埃
吸込部と空気の濾過部と吸引駆動部との間に循環路を設
けて閉鎖された循環サイクル系を形成するようにしたも
のである。これによって、外部の塵埃を空気と共に吸引
して捕捉し、清浄化された濾過空気を外部へ放出するこ
となく塵埃吸込部側へ循環させるものである。そして、
掃除中に塵埃の異臭が臭って不快感を与えることなく、
床面の塵埃の浮遊もなくて室内を衛生的に保持でき、吸
引ファンによる騒音も抑制できることにある。
【0030】図2、図3、図4、図5に示す様に、塵埃
吸込部12のケース体26には、その上面側の中央部に
左右の長手方向へ向け中空の突陵部28が端面視逆T形
状に突設されている。このケース体26内に循環路20
を連通させるために、突陵部28の上面側の略中央位置
に突陵部28と交差する方向に調整孔30が開孔され、
この調整孔30の位置に継手部32が設けられている。
この継手部32は、例えば、調整孔30の下面となる突
陵部28の内面側に設けられた受縁33、33に、同突
陵部28の長手方向の回りに摺動回転し得る様に保持さ
れた逆T字状の戻し筒34と、この戻し筒34内に嵌装
され、同じく逆T字状に形成された吸引筒36とを有し
ている。この吸引筒36と戻し筒34とは、内部を通流
する気流が略同一量になる形状に形成され、また、吸引
筒36は、図示しない支持部材で戻し筒34内に支持さ
れている。この戻し筒34と吸引筒36との上端側に
は、循環路20を構成する一方の把手兼用空気パイプ5
8の戻し路18と吸引路16とを着脱自在に連通させる
ため、例えばソケット継手等の継手38が設けられてい
る。また、ケース体26の長手方向の両下端には、床面
を抵抗もなく摺動させるためのブラシやローラ等の摺動
体39、39が設けられている。なお、実施例では、ケ
ース体26の上面側に継手部32を設けて把手兼用空気
パイプ58に連結しているが、必ずしも継手部32を設
けることに限定されることなく、ケース体26の突陵部
28の上面中央位置に把手兼用空気パイプ58を連設し
て固定し、把手兼用空気パイプ58内の吸引路16をケ
ース体26内の吸込口部40に、把手兼用空気パイプ5
8内の戻し路18をケース体26内の回流部22に連通
させてもよい。
【0031】図3、図4に示す様に、前記ケース体26
の内部には、回流部22が設けられ、この回流部22が
前記循環路20の一部を形成している。この回流部22
は、吸引路16と連通する吸込口部40と、戻し路18
に連通し、かつこの吸込口部40に連通する様に区画す
る隔壁体42とを備えている。これにより、ケース体2
6内に塵埃吸込部12と回流部22とを併存させて循環
路形成を実現でき、集塵本体部14から塵埃吸込部12
へ戻された濾過空気は、ケース体26内の回流部22を
経由して吸引路16側へ高速に吸引され、この吸引され
る空気の吸引負圧が大きくなって床面Fの塵埃を敏速に
吸引処理できる。
【0032】実施例において、前記隔壁体42は、図
2、図4に示すケース体26の長手方向の壁面44、4
4との間隙が回流部22、22となる様にケース体26
内に配置され、この隔壁体42の両端がケース体26の
両端側の壁面46、46に架設されている。また、隔壁
体42の下面中央部に長手方向に沿い、かつ上方へ向け
凹陥された中空の吸込口部40が設けられている。この
吸込口部40の両端寄りの上面側に略L字状の吸込管4
8、48が連通突設され、この吸込管48、48の先端
部に前記逆T字状の吸込筒36の両端が回転自在に連通
されている。
【0033】従って、循環路20の把手兼用空気パイプ
58の戻し路18は、継手部32の戻し筒34を経由し
てケース体26内の回流部22、22に連通され、この
回流部22、22は隔壁体42の長手方向に沿った両縁
部50、50の下面側を迂回して吸込口部40に連通さ
れる。更に、吸込口部40は吸込管48、48及び継手
部32の吸引筒36を経由して把手兼用空気パイプ58
の吸引路16へ連通される。これにより、ケース体26
内の回流部22、22で循環路20の戻し路18と吸引
路16との相互の連通、及び気流の変換、転回を行うこ
とができ、ケース体25内に循環路20の一部を具体的
に形成できる。また回流のための特別な装置が不要であ
り、ケース体26や内部の隔壁体42の構造も簡単で軽
量であり、製造コストも安価に製造できる。
【0034】図4、図3に示す様に、隔壁体42の両縁
部50、50側の下面部52、52は、ケース体26の
開口24を塵埃を吸引する床面Fに接摺させたときに、
この床面Fよりも上方に配置され、この下面部52、5
2は、下方に向けて凸となる様に断面略円弧状に形成さ
れ、更に、下面部52、52には、ブラシ54、54が
植設されている。これにより、ケース体26内の回流部
22、22における戻し路18と吸引路16との連通を
確保でき、吸引負圧のみにより戻し路18から吸引路1
6への気流変換を簡単な構成で実現できる。また、回流
部22、22となる隔壁体42の下面側を円滑に戻し空
気が流れて気流の抵抗損失が少なく、吸引路16側への
戻し空気の回流を円滑、確実に行える。また、床面Fに
付着している塵埃をブラシ54、54で掻き上げながら
離脱させ、離脱した塵埃を吸引口部40へ容易に吸引処
理できる。なお、前記隔壁体42は、前記実施例に示す
形状に限定されることなく、塵埃吸込部12と集塵本体
部14とに塵埃を含んだ空気の吸引路16と濾過空気の
戻し路18を含む循環路を形成しながら、塵埃吸込部1
2内で戻し路18から戻された空気を吸引路16へ円滑
に回流させつつ床面の塵埃を空気と共に吸引できる形状
であればよい。
【0035】図1に示す様に、前記循環路20の集塵本
体部14側に接続される空気ホース56は、フレキシブ
ルホースを素材として中心位置に配置された吸引路16
と、この吸引路16の外周面に周設された戻し路18と
で二重筒状に形成されている。この二重筒状の空気ホー
ス56の一端は、前記把手兼用空気パイプ58に継手6
0を介して相互の吸引路16と戻し路18が連通する様
に接続され、また、空気ホース56の他端には、吸引路
16に連通した吸引接続管62と戻し路18に連通した
戻し接続管64とが設けられ、この吸引接続管62と戻
し接続管64とは、集塵本体部14の集塵濾過室74
と、この集塵濾過室74を通過した後の濾過空気を戻し
接続管64へ回流させるための連通路88とにそれぞれ
着脱自在に接続されている。これにより、空気ホース5
6は、内部に吸引路16と戻し路18とを簡易に形成で
き、携帯、格納するときの嵩張りもなく使用できる。ま
た、空気ホース56、把手兼用空気パイプ58、塵埃吸
込部12、集塵本体部14を個別に分離して簡易に携
帯、格納できる。
【0036】図6、図7に示す様に、空気ホース56
は、空気の吸引路16と戻し路18とが並列された複列
空気ホース66に形成してもよい。この複列空気ホース
66は、その両端において吸引路16に接続した吸引接
続管62を中心に配置し、その外周に戻し路18に接続
した戻し接続管64を周設する。そして、複列空気ホー
ス66の両端を把手兼用空気パイプ58と集塵本体部1
4とに接続するものであり、既製の二つのホースを接合
するだけで吸引路16と戻し路18とを形成できるた
め、空気ホースの構造が簡単となり、安価に製造できる
こととなる。
【0037】図8、図9に示す様に、前記集塵本体部1
4の筒形ケース体68の一端側には、空気ホース56の
吸引接続管62と戻し接続管64とを着脱自在に接続す
る蓋体70を備え、この蓋体70は筒形ケース体68の
一端側に係止具72、72で締着されている。前記集塵
濾過室74は筒形ケース体68内の蓋体70側に設けら
れ、この集塵濾過室74内に空気ホース56の端部の吸
引接続管62が連通されている。集塵濾過室74の蓋体
70側に集塵フイルタ84は係止され、蓋体70を取外
すことにより集塵フイルタ84を容易に交換できる。ま
た、前記吸引室80は、集塵濾過室74の後続壁76に
隣接され、筒形ケース体68内に立設された仕切壁78
で区画されている。この仕切壁78に吸引ファン82が
軸支されると共に後続壁76に複数の吸引孔86が開孔
されている。集塵フイルタ84を通過した後の清浄な空
気を吸引室80から空気ホース56側へ戻すための連通
路88は、吸引室80から集塵濾過室74の外周面に沿
って蓋体70内に接続された戻し接続管64に連通する
様に延設されている。これにより、塵埃を含む空気の集
塵濾過側において、濾過空気を空気ホース56の戻し路
18に連通して誘導する構成を実現でき、循環路の形成
を具体化できる。なお、図中において、90は吸引ファ
ンの駆動モータ、92は駆動モータと連動する冷却ファ
ン、94は通気孔、96は排気孔、98は車輪、100
は電源線を示す。
【0038】次に、本発明の実施例に係る電気掃除機1
0の作用を説明する。前記電気掃除機10は、図1に示
す様に、塵埃吸込部12の継手部32に把手兼用空気パ
イプ58を接続し、この把手兼用空気パイプ58に空気
ホース56の一端を接続すると共に、空気ホース56の
他端を集塵本体部14の蓋体70側に接続する。この状
態で塵埃吸込部12のケース体26内の吸込口部40
は、把手兼用空気パイプ58内の吸引路16から空気ホ
ース56内の吸引路16を経由して集塵本体部14内の
集塵濾過室74へ連通され、この集塵濾過室74は吸引
室80から連通路88を経由して空気ホース56内の戻
し路18及び把手兼用空気パイプ58内の戻し路18へ
連通され、更に、塵埃吸込部12のケース体26内の回
流部22、22によって前記吸込口部40へ回流連通さ
れる。これにより塵埃吸込部12から集塵本体部14へ
空気の循環路が形成されることとなる。また、塵埃吸込
部12の継手部32の戻し筒34と吸引筒36とは、共
にケース体26の長手方向と交差する方向に回動できる
ため、継手部32に連結した把手兼用空気パイプ58を
把持してケース体26を床面Fに沿って移動させるとき
に把手兼用空気パイプ58はケース体26に自由な角度
で回動でき、ケース体26の下面の開口24を常に床面
F上に接摺させながら移動できることとなる。
【0039】そこで、電源線100を電源に接続してス
イッチ操作により駆動モータ90を起動すると吸引ファ
ン82が高速回転して塵埃吸込部12の吸引口部40に
吸引負圧が発生し、塵埃吸込部12を床面Fの上面で移
動させると床面Fに付着している塵埃は空気と共に循環
路20内の吸引路16へ吸引され、集塵本体部14内の
集塵濾過室74内に設けた濾過フイルタ84を通過する
ときに塵埃は濾過フイルタ84に捕捉される。塵埃が捕
捉されて清浄化された濾過空気は吸引室80へ吸引さ
れ、この吸引室80から複数の連通路88内を吸引方向
と逆方向へ向け通流しながら循環路20内の戻し路18
内を塵埃吸込部12へ向け戻される。そして、塵埃吸込
部22のケース体26内の回流部22、22から隔壁体
42の両縁部50、50の下面へ迂回しながら吸込口部
40へ塵埃と共に高速で吸引される。
【0040】また、駆動モータ90と連動する冷却ファ
ン92が筒形ケース体68の端部側で回転し、通気孔6
8から空気が吸引されて排気孔96へと通流しながら駆
動モータ90を冷却する。この冷却ファン92の風切り
音は仕切壁78の内面側に軸支された吸引ファン82に
比べて小さく、大きな騒音を発生することもない。
【0041】従って、集塵本体部14内で集塵濾過した
後の濾過空気を外部へ排出させずに集塵本体部14内に
設けた連通路88から循環路20内の戻し路18を経由
して塵埃吸込部12側へ戻して循環できるため、掃除中
に塵埃の異臭が臭って不快感を与えることがなく、ま
た、床面Fの塵埃が排気流で巻き上がって浮遊する様な
こともなくて掃除中の室内を衛生的に保持できる。更
に、吸引ファン82が設置された吸引室80は外部と遮
断されているため、吸引ファン82の風切り音が外部へ
伝播することなく、大きな騒音発生も抑制できることと
なる。
【0042】次に、図10には他の実施例に係る電気掃
除機10が示されている。本実施例の電気掃除機10に
おいては、前記循環路20は、前記塵埃吸込部12に接
続された把手状の長い柄体102内に構成され、かつ前
記集塵本体部14は前記柄体102の略中間位置に配置
されている。この実施例の構成において、先の実施例と
同一部材には同一番号を付し、その詳細な説明は省略す
る。前記塵埃吸込部12は、先の実施例と同様にケース
体26を備え、このケース体26の内部に回流部22が
設けられ、この回流部22は、循環路20の吸引路16
と連通する吸込口部40と、循環路20の戻し路18に
連通し、かつこの吸込口部40に連通する様に区画する
隔壁体42とを備えている。
【0043】この塵埃吸込部12と集塵本体部14とを
連結した柄体102は、硬質合成樹脂、軽金属等を素材
とし、中心に吸引路16が配置されると共に外周に戻し
路18が配置された二重筒状に形成されている。そし
て、吸引路16が塵埃吸込部12の吸込口部40に、戻
し路18が隔壁体42で区画された回流部22を経由し
て吸込口部40に連通されている。また、この柄体10
2内の吸引路16の上端側は集塵本体部14内の集塵濾
過室に連通され、この集塵濾過室を通過した濾過空気を
前記戻し路18へ戻すための連通路に柄体102内の戻
し路18が連通されている。集塵本体部14の上端から
突設された柄体102は、中空筒体で単なる把手として
連結されている。
【0044】本実施例の電気掃除機10は、集塵本体部
14内の駆動モータで吸引ファンを駆動しながら上方の
柄体102を把持して塵埃吸込部12を床面Fに添って
移動させて集塵する。吸込口部40から空気と共に吸引
された塵埃は柄体102内の吸引路16を経由して集塵
本体部14内へ通流しながら濾過フイルタで捕捉され
る。そして、清浄化された濾過空気が連通路から柄体1
02内の戻し路18を経由して塵埃吸込部12内へもど
され、同じく回流部22により吸込口部40へ循環され
て床面Fの塵埃を集塵する。従って、先の実施例と同様
に濾過空気が外部へ排出されることがないため異臭が臭
ったり、塵埃が浮遊したりすることなく、騒音も抑制で
きる。特に本実施例では塵埃吸込部12と集塵本体部1
4とを連通した循環路20の長さが短く、循環路20内
を循環する空気流の抵抗損失が小さくて吸引ファンの出
力を大きくする必要もなく、電気掃除機を小形で、製造
コストも安価に製造できる。また、集塵本体部14を床
面Fで引き摺る必要がなく、柄体102を把持しながら
集塵吸込部12を床面Fに容易に移動できて床面掃除に
おける作業性も向上することとなる。
【0045】
【発明の効果】以上、説明した様に請求項1に係る電気
掃除機によれば、床面上に配置され、空気と共に塵埃を
吸込む塵埃吸込部と、この塵埃吸込部で空気と共に吸込
んだ塵埃を集塵濾過する集塵本体部と、を備え、これら
塵埃吸込部と集塵本体部とには、前記塵埃を含んだ空気
の吸引路と濾過空気の戻し路を含む循環路が設けられ、
該塵埃吸込部には、前記戻し路から戻された空気を前記
吸引路へ回流させる回流部が設けられてなることによ
り、集塵本体部内で集塵濾過した後の空気を外部へ排出
させることなく、塵埃吸込部へ戻して循環させるために
掃除中に塵埃の異臭が臭って不快感を与えることがな
い。また、床面の塵埃が巻き上がって浮遊する様なこと
がなく、掃除中の室内を衛生的に保持できる。更に、吸
引ファンの風切り音の伝播も遮断されて大きな騒音発生
を抑制できる。
【0046】また、請求項2によれば、前記塵埃吸込部
は、下面が開口された箱形状のケース体を備え、このケ
ース体の内部に前記回流部が設けられ、この回流部が前
記循環路の一部を形成してなることにより、ケース体内
に塵埃吸込部と回流部とを併存させて循環路形成を実現
できる。そして、塵埃吸込部へ戻された空気は、ケース
体内の回流部を経由して吸引路側へ高速に吸引され、こ
の吸引される空気の吸引負圧が大きくなって床面の塵埃
を敏速に吸引処理できる。
【0047】また、請求項3によれば、前記回流部は、
前記ケース体内に設けられ、前記吸引路と連通する吸込
口部と、前記戻し路に連通し、かつこの吸込口部に連通
する様に区画する隔壁体を備えてなることにより、ケー
ス体内で戻し路と吸引路との連通、及び気流の変換、転
回を行え、循環路形成を具体化できる。また回流のため
の特別な装置が不要であり、構造も簡単、軽量で製造コ
ストも安価である。
【0048】また、請求項4によれば、前記隔壁体の下
面部は、塵埃を吸引する床面より上方に配置されてなる
ことにより、ケース体内の回流部における戻し路と吸引
路との連通を確保し、吸引負圧のみによる戻し路から吸
引路への変換を簡単な構成で実現できる。
【0049】また、請求項5によれば、前記隔壁体の下
面部は、下方に向けて凸となる様に断面略円弧状に形成
されてなることにより、回流部となる隔壁体の下面側を
円滑に戻し空気が流れるから、気流の抵抗損失が少な
く、吸引路への回流を円滑、確実に行える。
【0050】また、請求項6によれば、前記隔壁体の下
面部には、ブラシが植設されてなることにより、床面に
付着している塵埃をブラシで掻き上げながら離脱させ、
離脱した塵埃を吸引口部へ容易に吸引処理できる。
【0051】また、請求項7によれば、前記循環路は、
前記空気の吸引路と戻し路を形成する二重筒状の空気ホ
ースで形成されてなることにより、空気ホース内に吸引
路と戻し路とを簡易に形成でき、携帯、格納するときの
嵩張りもなく使用できる。
【0052】また、請求項8によれば、前記空気ホース
は、前記空気の吸引路と戻し路とを形成する複数のホー
スを並列状に接合させた複列空気ホースからなることに
より、既製のホースを並列状に接合固定するだけで吸引
路と戻し路とを形成でき、空気ホースの構造が簡単で、
安価に製造できる。
【0053】また、請求項9によれば、前記循環路は、
前記塵埃吸込部に接続された把手状の長い柄体内に構成
され、かつ前記集塵本体部は前記柄体の略中間位置に配
置されてなることにより、塵埃吸込部と集塵本体部とを
連通した循環路の長さが短く、循環路内を循環する空気
流の抵抗損失が小さくて吸引ファンの出力を大きくする
必要もなく、電気掃除機を小形で、製造コストも安価に
製造できる。また、集塵本体部を床面で引き摺る必要が
なく、柄体を把持しながら集塵吸込部を床面に容易に移
動できて床面掃除における作業性も向上する。
【0054】また、請求項10によれば、前記集塵本体
部は、集塵フイルタを通過した後の清浄な空気を、前記
循環路の戻し路へ通流させるため、同戻し路に連通した
連通路を備えてなることにより、塵埃を含む空気の集塵
濾過側において、濾過空気を戻し路に連通して誘導する
構成を実現できて循環路の形成を具体化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電気掃除機の概略を示し
た断面説明図である。
【図2】図1に示す電気掃除機の塵埃吸込部の一部を切
開した拡大正面図である。
【図3】同じく塵埃吸込部の一部を切開した拡大斜視図
である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【図6】循環路の空気ホースに複列空気ホースを使用し
た電気掃除機の概略を示した断面説明図である。
【図7】図6のC−C線拡大断面図である。
【図8】集塵本体部の側面中央拡大横断面図である。
【図9】図8のD−D線断面図である。
【図10】長い柄体内に循環路を設けると共に柄体の中
間位置に集塵本体部を配置した他の実施例の電気掃除機
の側面説明図である。
【符号の説明】
10 電気掃除機 12 塵埃吸込部 14 集塵本体部 16 吸引路 18 戻し路 20 循環路 22 回流部 24 開口 26 ケース体 40 吸込口部 42 隔壁体 52 下面部 54 ブラシ 56 空気ホース 66 複列空気ホース 84 集塵フイルタ 88 連通路 F 床面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面上に配置され、空気と共に塵埃を吸
    込む塵埃吸込部と、この塵埃吸込部で空気と共に吸込ん
    だ塵埃を集塵濾過する集塵本体部と、を備え、 これら塵埃吸込部と集塵本体部とには、前記塵埃を含ん
    だ空気の吸引路と濾過空気の戻し路を含む循環路が設け
    られ、 該塵埃吸込部には、前記戻し路から戻された空気を前記
    吸引路へ回流させる回流部が設けられてなる電気掃除
    機。
  2. 【請求項2】 前記塵埃吸込部は、下面が開口された箱
    形状のケース体を備え、 このケース体の内部に前記回流部が設けられ、 この回流部が前記循環路の一部を形成してなる請求項1
    記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 前記回流部は、前記ケース体内に設けら
    れ、前記吸引路と連通する吸込口部と、前記戻し路に連
    通し、かつこの吸込口部に連通する様に区画する隔壁体
    を備えてなる請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 前記隔壁体の下面部は、塵埃を吸引する
    床面より上方に配置されてなる請求項3記載の電気掃除
    機。
  5. 【請求項5】 前記隔壁体の下面部は、下方に向けて凸
    となる様に断面略円弧状に形成されてなる請求項3また
    は4記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 前記隔壁体の下面部には、ブラシが植設
    されてなる請求項3ないし5のいずれかに記載の電気掃
    除機。
  7. 【請求項7】 前記循環路は、前記空気の吸引路と戻し
    路を形成する二重筒状の空気ホースで形成されてなる請
    求項1記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】 前記空気ホースは、前記空気の吸引路と
    戻し路とを形成する複数のホースを並列状に接合させた
    複列空気ホースからなる請求項7記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 前記循環路は、前記塵埃吸込部に接続さ
    れた把手状の長い柄体内に構成され、かつ前記集塵本体
    部は前記柄体の略中間位置に配置されてなる請求項1記
    載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】 前記集塵本体部は、集塵フイルタを通
    過した後の清浄な空気を、前記循環路の戻し路へ通流さ
    せるため、同戻し路に連通した連通路を備えてなる請求
    項1記載の電気掃除機。
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