JPH09135723A - 元巻用ヘアーアイロン - Google Patents

元巻用ヘアーアイロン

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JPH09135723A
JPH09135723A JP32387595A JP32387595A JPH09135723A JP H09135723 A JPH09135723 A JP H09135723A JP 32387595 A JP32387595 A JP 32387595A JP 32387595 A JP32387595 A JP 32387595A JP H09135723 A JPH09135723 A JP H09135723A
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JP
Japan
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shaft
heat rod
cover roller
glove
gear
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JP32387595A
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English (en)
Inventor
Masahito Aoki
雅人 青木
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 元巻き性能が良く、しかも、低コストで
使い易い元巻用ヘアーアイロンを提供する。 〔解決手段〕 ヒートロッド10の外周に離接可能に設
けられるグローブ14をヒートロッド10の周囲に公転
させると、ヒートロッド10がグローブ14の公転方向
と逆方向に自転する元巻用ヘアーアイロンにおいて、ヒ
ートロッド10の後部をシャフト12に回転可能に挿通
し、ヒートロッド10とシャフト12の外周にカバーロ
ーラ16を回転可能に嵌着してカバーローラ16にグロ
ーブ14を取り付けるとともに、カバーローラ16に内
歯歯車26、ヒートロッド10に太陽歯車24、シャフ
ト12に両者に噛み合う遊星歯車30を取り付け、カバ
ーローラ16を回してヒートロッド10にこれと逆方向
の回転を与えることを特徴とする元巻用ヘアーアイロ
ン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、理髪に使用する元
巻用ヘアーアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヒートロッドとグローブとで髪を挟み、
両者を回転させながら髪を巻いて行くとき、髪の根元側
をむやみに引っ張ることがないようにすれば、所謂、元
巻きができて作業の効率が良くなる。このため、ヒート
ロッドの外周にグローブを配置し、グローブをヒートロ
ッドの外周に公転させると、ヒートロッドはグローブの
公転方向と逆方向に自転する、所謂、逆回動機構を有す
る元巻用ヘアーアイロンが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この逆回動機構には種
々の構造のものがあるが、大きく分けると、差動歯車式
と遊星歯車式とがある。差動歯車式のものは、ヒートロ
ッドとグローブとの間にそれぞれ歯数の違う二枚の歯車
を並べて組み込んだものであるが、心間距離が同じであ
るため、歯数の違いが僅かなものになってグローブの回
転数に対してヒートロッドの回転数が非常に小さいもの
になる。このため、根元側の髪に十分な緩みを与えるこ
とができないという欠点がある。
【0004】これに対して遊星歯車式のものは、ヘアー
アイロンを構成するヒートロッド、グローブ及びシャフ
トに遊星歯車機構を組み込んだものであるが、従来のも
のは、それぞれに所要の回転数及び方向を出すためにシ
ャフトをヒートロッドを挟んで平行に二本設けている。
このため、シャフトを回転させるときにその中心にある
ヒートロッドが踊ったりして良好な巻きができないとい
う欠点がある。又、部品数が増えてコストが高くなると
いう欠点もある。本発明は、遊星歯車式を採用するもの
の、このような欠点のない元巻用ヘアーアイロンを現出
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題下、本発明
は、ヒートロッドの外周に離接可能に設けられるグロー
ブをヒートロッドの周囲に公転させると、ヒートロッド
がグローブの公転方向と逆方向に自転する元巻用ヘアー
アイロンにおいて、ヒートロッドの後部をシャフトに回
転可能に挿通し、ヒートロッドとシャフトの外周にカバ
ーローラを回転可能に嵌着してカバーローラにグローブ
を取り付けるとともに、カバーローラに内歯歯車、ヒー
トロッドに太陽歯車、シャフトに両者に噛み合う遊星歯
車を取り付け、カバーローラを回してヒートロッドにこ
れと逆方向の回転を与えることを特徴とする元巻用ヘア
ーアイロンを提供する。
【0006】又、本発明は、ヒートロッドの外周に離接
可能に設けられたグローブをヒートロッドの周囲に公転
させると、ヒートロッドがグローブの公転方向と逆方向
に自転する元巻用ヘアーアイロンにおいて、ヒートロッ
ドの後部をシャフトに回転可能に貫通させてその突出部
に歯車を取り付け、歯車に噛み合うラックをシャフトに
設けられるピンを中心に回動してシャフトに対して遠近
するプッシュアームに連結する他、ヒートロッドとシャ
フトの外周にカバーローラを回転可能に嵌着してカバー
ローラにグローブを取り付けるとともに、カバーローラ
に内歯歯車、ヒートロッドに太陽歯車、シャフトに両者
に噛み合う遊星歯車を取り付け、プッシュアームを回動
させてヒートロッドを回転させ、カバーローラにこれと
逆方向の回転を与えることを特徴とする元巻用ヘアーア
イロンを提供する。
【0007】本発明が以上の各手段をとることにより、
ヒートロッドとシャフトとは一本の連続したものとな
り、回転時に心振れ等を起こさない。又、カバーローラ
に内歯歯車、ヒートロッドに太陽歯車、シャフトに遊星
歯車を取り付けるものであるため、ヒートロッドはカバ
ーローラ、即ち、グローブより少なくとも増速された回
転数となり、髪の根元側への送り量が多くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一例を示す元巻用
ヘアーアイロンの縦断面図、図2は図1のA−A断面
図、図3は同じくB−B断面図であるが、本例における
元巻用ヘアーアイロンは、髪をカールして加熱するヒー
トロッド10と、手で持つときの把持体であるシャフト
12と、ヒートロッド10とで髪を挟むグローブ14
と、グローブ14を取り付けるカバーローラ16等から
構成される。
【0009】ヒートロッド10、シャフト12及びカバ
ーローラ16は相互に回転可能に組み付けられる。本例
では、ヒートロッド10の後部はシャフト12に対して
回転可能に内嵌されており、カバーローラ16はヒート
ロッド10とシャフト12に対してその嵌合箇所にベア
リング18によって外嵌されている。グローブ14はカ
バーローラ16に設けられるピン20に枢着されてヒー
トロッド10に対して接離可能に構成される。尚、グロ
ーブ14はバネ22によって常にヒートロッド10側に
付勢されている。
【0010】以上により、グローブ14を開いてヒート
ロッド10とで髪を挟み、グローブ14をヒートロッド
10の周囲に公転させる。すると、髪はヒートロッド1
0の外周に巻かれてこれにアイロンをかけることができ
るのであるが、このとき、ヒートロッド10がグローブ
14の公転方向と逆方向に自転する逆回動機構を採用す
れば、根元側の髪をむやみに引っ張ることがないから、
所謂、元巻きができるのは前述したとおりである。
【0011】本発明に係る元巻用ヘアーアイロンは、勿
論、この逆回動機構を有するものであるが、本例におけ
る逆回動機構は次のように構成される。即ち、カバーロ
ーラ16内において、ヒートロッド10に太陽歯車24
を、カバーローラ16に内歯歯車26をそれぞれ形設す
るとともに、シャフト12に腕28を出してこれに両歯
車24、26に噛み合う遊星歯車30を回転自在に取り
付けるのである。
【0012】これにより、シャフト12を手で持ち、カ
バーローラ16の外周を手で送ってこれを、例えば、図
3に示すように時計方向に回転させてやれば、その回転
力は遊星歯車30から太陽歯車24に伝えられ、太陽歯
車24、即ち、ヒートロッド10をカバーローラ16の
回転方向とは逆の反時計方向に回転させる。この場合、
ヒートロッド10の太陽歯車24はカバーローラ16の
内歯歯車よりも歯数が小さくなるから、ヒートロッド1
0の回転数はカバーローラ16のそれよりも増速された
ものとなる。
【0013】この他、ヒートロッド10は内部に固定的
に挿通される導管32に組み込まれるニクロム線等によ
って発熱されるが、この導管32はシャフト12の後端
等にこれと一体的に取り付けられるコネクタ34に固定
されている。又、カバーローラ16の手で送る部分等に
はこれを容易にするためのロレット加工等の送り部36
が形成されている。
【0014】図4は本発明の他の一例を示す元巻用ヘア
ーアイロンの側面図、図5は図4のC−C断面図、図6
は同じくD−D断面図であるが、本例のものは、ヒート
ロッド10をシャフト12の後方に覗かせてその突出部
に歯車38を取り付けるとともに、歯車38に噛み合う
ラック40をシャフト12に設けられるピン42を中心
に回動してシャフト12に対して遠近するプッシュアー
ム44にピン46等で枢着したものである。
【0015】これにより、プッシュアーム44を上下さ
せれば、歯車38、即ち、ヒートロッド10が回転し、
カバーローラ16、即ち、グローブ14がこれと逆方向
に公転する。尚、プッシュアーム44の一方向移動のと
きのみ(例えば、下降時)、歯車38を回転させるのが
望ましいから、本例におけるラック40は、下降すると
き歯車38と噛み合い、上昇するときは滑るラチェット
構造にしておく。又、プッシュアーム44はバネ48に
よって常にシャフト12から離反する方向に付勢してお
く。更に、ラック40は歯車38との噛合いを外れない
ようにシャフト12等に取り付けられるガイド50で案
内されるようにしておく。
【0016】以上により、シャフト12を手で掴み、プ
ッシュアーム44を適宜上下させると、ヒートロッド1
0とグローブ14とは共に異なる方向に自転と公転する
から、両者で髪を巻いて行くことができる。ところで、
以上の二例は適宜変更できるようにすることもできる。
即ち、歯車38を常時設けておき、プッシュアーム44
やラック40を着脱可能にしておけば、この操作をする
ことで逆回動機構の変更ができる。これにより、指が元
気なときには前者の機構で、疲れたときには後者の機構
でといった使い分けが可能になる。
【0017】
【発明の効果】以上、本発明は、前記したものであるか
ら、まず、ヒートロッドとシャフト及びカバーローラと
は共に連続した一本のものとなるから、グローブを取り
付けるカバーローラ又はヒートロッドを回転させた場合
もシャフトに対して心振れを起こさない。従って、髪を
巻くときに髪を引っ張ったりしない。次に、前記した逆
回動機構によれば、いずれの場合も、ヒートロッドの自
転回転数はグローブの公転回転数より大きくなるから、
その分、髪の根元側への送りが大きくなり、髪の引っ張
りがない。従って、元巻きを安心してできる。更に、カ
バーローラは遊星歯車機構を被覆してこれを露出させな
い恰好のカバー体となる。その他、部品点数等もそれほ
ど多くなく、全体がコンパクトに納まり、コストも安く
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す元巻用ヘアーアイロンの縦
断面図である。
【図2】図1のA一A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明の他の一例を示す元巻用ヘアーアイロン
の側面図である。
【図5】図3のC一C断面図である。
【図6】図3のD−D断面図である。
【符号の説明】 10 ヒートロッド 12 シャフト 14 グローブ 16 カバーローラ 22 バネ 24 太陽歯車 26 内歯歯車 30 遊星歯車 38 歯車 40 ラック 42 ピン 44 プッシュアーム 48 バネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートロッドの外周に離接可能に設けら
    れるグローブをヒートロッドの周囲に公転させると、ヒ
    ートロッドがグローブの公転方向と逆方向に自転する元
    巻用ヘアーアイロンにおいて、ヒートロッドの後部をシ
    ャフトに回転可能に挿通し、ヒートロッドとシャフトの
    外周にカバーローラを回転可能に嵌着してカバーローラ
    にグローブを取り付けるとともに、カバーローラに内歯
    歯車、ヒートロッドに太陽歯車、シャフトに両者に噛み
    合う遊星歯車を取り付け、カバーローラを回してヒート
    ロッドにこれと逆方向の回転を与えることを特徴とする
    元巻用ヘアーアイロン。
  2. 【請求項2】 ヒートロッドの外周に離接可能に設けら
    れたグローブをヒートロッドの周囲に公転させると、ヒ
    ートロッドがグローブの公転方向と逆方向に自転する元
    巻用ヘアーアイロンにおいて、ヒートロッドの後部をシ
    ャフトに回転可能に貫通させてその突出部に歯車を取り
    付け、歯車に噛み合うラックをシャフトに設けられるピ
    ンを中心に回動してシャフトに対して遠近するプッシュ
    アームに連結する他、ヒートロッドとシャフトの外周に
    カバーローラを回転可能に嵌着してカバーローラにグロ
    ーブを取り付けるとともに、カバーローラに内歯歯車、
    ヒートロッドに太陽歯車、シャフトに両者に噛み合う遊
    星歯車を取り付け、プッシュアームを回動させてヒート
    ロッドを回転させ、カバーローラにこれと逆方向の回転
    を与えることを特徴とする元巻用ヘアーアイロン。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のラックが、プッシュアー
    ムがシャフトに対して接近する方向に動くときのみ歯車
    を駆動し、離反するときには滑るものであることを特徴
    とする元巻用ヘアーアイロン。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のプッシュアームが
    バネによって常時シャフトから離反する方向に付勢され
    ていることを特徴とする元巻用ヘアーアイロン。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれかに記載グローブが
    バネによって常時ヒートロッドに接近する方向に付勢さ
    れていることを特徴とする元巻用ヘアーアイロン。
JP32387595A 1995-11-16 1995-11-16 元巻用ヘアーアイロン Pending JPH09135723A (ja)

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JP32387595A JPH09135723A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 元巻用ヘアーアイロン

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JP (1) JPH09135723A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100364470C (zh) * 2002-09-18 2008-01-30 翁贝托·萨沃内 卷发器
EP2335514A1 (en) * 2009-12-17 2011-06-22 Sinelco International Naamloze Vennootschap Hair curling tong
KR101506086B1 (ko) * 2013-09-11 2015-03-26 주식회사 터보이온코리아 회전형 롤 고데기

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