JPH09134923A - はんだボール供給装置 - Google Patents

はんだボール供給装置

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Publication number
JPH09134923A
JPH09134923A JP29244895A JP29244895A JPH09134923A JP H09134923 A JPH09134923 A JP H09134923A JP 29244895 A JP29244895 A JP 29244895A JP 29244895 A JP29244895 A JP 29244895A JP H09134923 A JPH09134923 A JP H09134923A
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JP
Japan
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solder balls
mask
jig
holes
semiconductor element
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Pending
Application number
JP29244895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Odajima
均 小田島
Kosuke Inoue
康介 井上
Takamichi Suzuki
高道 鈴木
Tomoaki Sakata
智昭 坂田
Tomohiko Murase
友彦 村瀬
Takeshi Yamaguchi
山口  剛
Yoshitatsu Naitou
芳達 内藤
Mitsuhiro Suzuki
光弘 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Seiko Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09134923A publication Critical patent/JPH09134923A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3478Applying solder preforms; Transferring prefabricated solder patterns

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  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】半導体素子あるいはパッケージ基板のパットパ
ターンへはんだボールを所定の位置に供給する装置の提
供。 【解決手段】はんだボールaを貯蔵するストック部A、
1回に必要なはんだボール数ずつに分ける分離部B、品
種のパターンの配置ごとに合わせてはんだボールの通る
孔を設けているマスク30を装着している振込部C、マ
スク30の孔を通ったはんだボールaを整列・保持する
孔をもつ治具11を有する保持部D、治具11の全部の
孔に入り余ったはんだボールaを回収する回収部Eで構
成される。半導体素子あるいはパッケージ基板で、品種
の切替えは、簡単に着脱出来るマスクを交換するのみで
可能となったため、非常に短時間で行うことが可能とな
った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子あるい
はパッケージ基板のパットパターンへはんだボールを所
定の位置に供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、はんだボールを所定の位置に供
給,整列させる方法として、特開平3−225832号
公報がある(図14)。この方法では、はんだボールを
数時間連続して供給できる数をストック(ストッカ1)
し、一定数量ずつに分け(ボール押上げ軸19)、分け
られたはんだボールを半導体素子のパット配列に合わせ
て孔を設けた治具に送りこみ、治具の全孔にはんだボー
ルを入れて整列させる。なお、治具の全孔に入り余って
いるはんだボールは、回収容器16に回収される。次の
工程で治具に整列されたはんだボールと半導体素子のパ
ットと位置を合わせて、リフロー等の加熱手段で溶融さ
せ、半導体素子のパット面に固着させる方法である。
【0003】他の実施例として、図15が紹介されてい
る。これはパッケージ基板のパターンに合わせてはんだ
ボールを供給する方法で、パッケージ基板のパターンと
同じ配置と吸着手段をもつ孔を設けた治具ではんだボー
ルを吸着(吸着工程:図中50a)し、次工程へ移動し
てはんだボールにフラックスを塗布(塗布工程50b
し、最終の工程ではんだボールをパッケージ基板のパタ
ーンとはんだボールの位置を合わせて搭載(搭載工程:
図中50c)するまでを自動で行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平3−2
25832号公報では、半導体素子のパターン位置に合
わせて孔を設けたガラス治具にはんだボールを整列,供
給する。ガラス治具の孔に入っているはんだボールにフ
ラックスを塗布(図示せず)し、半導体素子のパット位
置とガラス治具に入っているはんだボールとの位置を合
わせ、リフロー炉等で加熱溶融してはんだボールを半導
体素子のパターンに固着させる。この方法では、半導体
素子のパターンの位置,数量が変わるとパターンに合わ
せてガラス治具を交換する必要がある。よって多品種に
対応するためには、形状の違ったガラス治具を数多く用
意することが必要となり管理が大変である。又、半導体
素子が大きくなるとガラス治具の外径も変わり、ガラス
治具の乗せる台も交換することが必要となり段取り替え
時間も多く掛る等の問題がある。
【0005】他方の発明(図15)でも、同様に、パッ
ケージ基板50のパターン位置に合わせてはんだボール
aを吸着する孔55aをもつ吸着治具50bを使用して
いる。この方法では、パッケージ基板の品種が変わりパ
ットパターン位置、数が変わると、吸着治具を装置より
取りはずして、別の品種のパットパターンに合わせて作
った治具と交換する必要がある。この治具では、はんだ
ボールを吸着する孔位置精度のばらつきは、パッケージ
基板のパットパターンとの位置ずれとなるため極めて高
い精度(0.1mm以下)で加工されているため高価で
あること、又、この高価な治具を品種数持っている必要
があり管理も大変であり、段取変えも高い取付け精度が
必要であり多くの時間が掛る等の問題がある。
【0006】本発明の目的は、マスクを交換するだけで
品種交換ができるようにしたはんだボール供給装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、目的を達成す
るため、半導体素子あるいはパッケージ基板の多くの品
種のパットパターンに適用してはんだボールを整列と保
持が可能な治具と、各品種ごとにパットパターンと合っ
ている所だけにはんだボールを供給する様に孔位置を設
けたマスクとを用いて、半導体素子あるいはパッケージ
基板のパットパターンに合った位置にだけはんだボール
を供給する様にした。
【0008】半導体素子あるいはパッケージ基板の品種
切替えする時、品種が変わっても交換せずにはんだボー
ルを配列と保持出来る治具と、品種のパットパターンの
みにはんだボールを供給出来るように孔位置を設けたマ
スクとを用いたはんだボール供給装置である。これよ
り、マスクに設けてある孔パターンによってはんだボー
ルを供給する位置は決められるため、治具にはマスクの
孔パターン(品種のパターンと合致)と合わせてはんだ
ボールを供給することができる。一方の治具は多品種に
対応してはんだボールを整列,保持できるため交換しな
くともよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図1乃至
図7を用いて説明する。
【0010】この方法は、図1で数時間供給出来る数量
のはんだボールをストックするストック部A、ストック
部Aに入っている多数のはんだボールを一定の数量ずつ
に分ける分離部B、一定の容積をもつホッパを有し上下
動とはんだボールをガラス治具に供給する機能をもつ振
込みヘッド部C、ガラス治具の全部の孔に装着後の余っ
たはんだボールを回収するための吸引手段を有する回収
部E、ガラス治具を定位置に保持する機能と吸引手段を
もつ保持部Dと各部を有機的にコントロールする制御部
(図示せず)で構成している。
【0011】ここで、ストック部Aは、数時間供給する
ことができる数量のはんだボールaを貯蔵するストッカ
1と、ストッカ1の中央に位置し先端に一定数のはんだ
ボールが乗るV溝19aを形成した押し上げ軸19(上
下動する)で構成している。分離部Bは押し上げ軸19
が上昇した時に先端のV溝形成部を包みこむ様に開口部
17aを持つ供給ホッパ17と、振込みヘッド部Cへは
んだボールを送給するための配管26a,26bを供給
ホッパ17の左右の対向位置に取付けている。なお、押
し上げ軸19の上昇した位置は配管26aに圧縮空気を
吹き込むとボール押し上げ軸19の先端V溝内のはんだ
ボールaは配管26b内を通り、振込みヘッド部cへ送
給出来る高さに設置されている。
【0012】振込みヘッド部Cは、下降した時はガラス
治具11の上面(図3で11a)に密着し、上昇した時
はガラス治具を(人手等で)取り出せる位置まで上昇す
るように上下機構を具備しているホッパ15と、ホッパ
15には、はんだボールを分離部Bからはんだボールを
送りこむための配管26bとはんだボールを撹乱するた
めの配管26dと下部には着脱が可能なマスク30が取
付けてある。ここで、マスク30には、はんだボールが
自由に通れる孔30hを設けてあり、位置は次のように
している。半導体素子Zは図4の(b),(c),
(d)(ここでは3種類の平面図でそれぞれ半導体素子
P,Q,Rを示す)の様に、外径サイズ(図4(a)の
Z01×Z02)がZ11×Z12〜Z31×Z32の
様に、パターンのピッチ(図4(a)のZP01×ZP
02)もZP11×ZP12〜ZP33×ZP34の様
に変わる。そこで、マスク30は図5のP’,Q’,
R’(それぞれ半導体素子P,Q,Rに対応)に示す様
に、外径寸法のZ41×Z42は全部同寸法としており
ホッパ15には同じ取付け方で固定出来る様にしてい
る。更に、孔30hの位置,数は、半導体素子Pのパタ
ーンピッチであるZP11×ZP12に、Qのパターン
にはZP21×ZP22に、RのパターンにはZP31
×ZP32とそれぞれ合わせてあけてある。又、マスク
30の取付けは孔30hとパターンZaが常に位置が合
うように、外周付近にマスク30を位置決めするための
孔15hが設けてあり、ホッパ15には孔15hとはめ
合うピン15bを固定している。したがって、孔30h
とピン15bをはめ合わせるとマスク30の孔30hと
ガラス治具11の孔12aの位置が合致する。マスク3
0の取付けは図7に示す様にホッパ15の下部にマグネ
ット15aで吸着され、孔30hの直径hoはんだボー
ルaの直径aoより大きくはんだボールが自由に通れる
径で加工されている。したがって、ホッパ15に送られ
てきたはんだボールはマスク30に設けてある孔30h
を通りガラス治具11の孔に送りこまれる。つまり、マ
スク30の孔の数、ピッチ、配列通り(パターン位置と
同)にはんだボールが治具側に送りこまれる。
【0013】治具保持部Dは、はんだボールaを入れる
孔12aと、はんだボールを吸引するための小孔12b
を同心にもつガラス治具11(図2,図3)と、ガラス
治具11を所定の位置に位置決め固定する固定手段(図
示せず)とはんだボールを吸引するための吸引手段とを
(吸引口20bで吸引手段と接続)もつ固定台20で構
成している。このガラス治具11は、図4の(b),
(c),(d)に示す半導体素子(P,Q,R)のどの
品種のパターンにも適用できる共通の治具としている。
つまり、図6に示す様に、位置決め用孔15hを基準と
して半導体素子の図4(a)のPのパターンと寸法を合
わせて孔12a(12b)を加工(図6(a)の黒丸で
示す)する。
【0014】次に、半導体素子Qの品種パターンについ
ても同様に寸法を合わせて孔12a(12b)を加工
(図6(a)の斜線で示す)し、半導体素子Rの品種に
ついても同様孔12a(12b)を加工(無印)してい
る。以上によりガラス治具11の孔12a(小孔12
b)の全部の孔にはんだボールが入ると、半導体素子
P,Q,R(図4(a))のどのパターンにも合致する
ことになる。
【0015】したがって、半導体素子のPのパターンと
同じ配列ではんだボールを治具11に配列したい時は、
上述したマスク30を半導体素子P用を用いて、はんだ
ボールを供給すれば、上述したように半導体素子Pのパ
ターンと合っているところのみにはんだボールが供給さ
れ、他のパターン用の孔は塞がれ半導体素子のPのパタ
ーンと同じ配列で治具に供給され目的は達成される。な
お、治具の共用出来る半導体素子の種類を本例では3種
類を示したが、はんだボールを入れる孔の数、配置を変
えれば多くの種類に適用できることは明らかである。
又、はんだボールの入る孔の径や深さを変えればはんだ
ボール径の違うものにも同時に1ケの治具で適用が可能
となる。
【0016】回収部Eは、吸引手段(図示せず)と接続
している配管26eと、振込みヘッド部Cに接続してい
る配管26Cとを内包している回収容器16で構成して
いる。なお、この構成で回収容器16に内包されている
配管26eの先には網21が取付けてあり、配管26e
の一方端に吸引手段が働いてもはんだボールは回収容器
16の内側にとどまる様にしている。
【0017】以上の構成で、はんだボールaは以下の様
にしてガラス治具11の所定の孔に供給される。図1を
用いて説明する。
【0018】まず、ストック部Aのストッカ1に数時間
供給出来る量のはんだボールaを入れておき、振込みヘ
ッド部Cのホッパ15には半導体素子の種類に対応した
マスク30を取付けガラス治具11の上面と密着させて
おき、ガラス治具11の小孔12bには吸引力を働かせ
ておく。この状態でストッカ1の中央に位置している押
し上げ軸19を上昇させ、1回供給するのに必要なはん
だボール数(ガラス治具孔数より多い数)を持ち上げ、
配管26aに圧縮空気25を供給すると、ホール押し上
げ軸19に乗っているはんだボールaは配管26bの中
を通りホッパ15内に送りこまれ、上述したマスク30
の孔30hを通りガラス治具11の孔12aに入り込
む。この時ガラス治具11の孔12aに送りこまれたは
んだボールの配置は、マスク30の孔30の配置通りと
なる。なお、上述したはんだボールを1回供給しただけ
ではガラス治具の全部の孔に入らないことがあるため、
配管26bより圧縮空気を連続又は断続してホッパ内に
送りこんで、はんだボールをホッパ内で撹乱し入ってい
ない孔に入れる様にしている。ガラス治具の全部の孔に
入った後の余ったはんだボールは、マスク30の上面に
残るが上述した回収手段(回収部Eに吸引手段を働か
せ)で配管26Cを通し回収される。この時ガラス治具
に入っているはんだボールは、ガラス治具の下部の吸引
手段によりガラス治具に保持されているため回収される
ことはない。次に、はんだボールの入ったガラス治具
は、ホッパを上昇させ装置より取り出され次工程に送ら
れる。
【0019】以上、説明した様にはんだボールは、数時
間分供給できる量を貯蔵しているストッカより1回に必
要な数だけずつに分けてマスク上面に送り、マスクに設
けている孔を通してガラス治具の孔に供給した後装置よ
り取り出され次工程へ送られる。以上の動作は、図示し
ない制御装置で有機的にコントロールされている。以上
により、はんだボールをマスク30に設けている孔を通
して治具に供給する様にしていること、ガラス治具に設
けている孔は半導体素子のどの品種のパターンにも合う
ように配置している。よって、マスクの種類によってガ
ラス治具へのはんだボールを供給する位置を変えること
ができるので、半導体素子の品種の切替は、品種により
対応しているマスクを交換すれば可能である。
【0020】次に、本発明の実施例でマスクの取付はマ
グネット吸引力を用いて吸着させる例を示したが、図9
に示す様に、ホッパ15の下方にマスクを吸着させるた
めの溝40と、吸引手段に接続している吸引口で構成
し、マスクをホッパ15の下面に押し当て、溝40に吸
引力を働かせ吸着固定する方法、又、機械的にマスクを
位置決め固定(図示せず)する方法でも目的は達成でき
る。一方、マスクの位置決めについても本実施例では、
マスクに形成した位置決め用孔とホッパに固定している
位置決め用ピンをはめ合わせて行う方法を示したが、図
10に示す様にマスクの外径とホッパにマスクの外径が
入るように切欠きを設けて位置決めしても目的は達成で
きる。なお、マスクの固定方法及び位置決めについて
は、品種交換時に常に品種のパターンに合った位置に設
定できれば上記例以外の位置決めでも固定方法でも目的
は達成できる。
【0021】次に、本実施例では、はんだボールを入れ
る治具は取りはずせて材質はガラスを用いているがその
他の材質でもよく、図8(a)に示す様に一体構造にし
ても効果は同じである。又、本実施例ではマスクを治具
の上のホッパに取付ける例を示したが、図8(b)に示
す様に治具の上にマスクを上述した同様な各種固定と位
置決め手段(着脱可能に)によって固定する方法、図8
(c)に示す様に、上述したガラス治具(図6(a))
と同様多くの品種に共通して使用できる様にはんだボー
ルの入る孔と吸引手段をもつ固定台20と、固定台20
の途中にマスク30が出し入れできる溝20aを設け、
溝20aには品種に対応した孔位置をもつマスク30を
挿入している。ここで、マスク30を溝20aに入れた
時には、マスク30に設けている孔30hと固定台20
の孔12bの位置が合致している個所は、固定台20の
はんだボールの入る孔12aに吸引力が働き(固定台2
0の吸引手段と通じているため)、一方、マスク30に
孔30hがない所は孔12bが防がれているため吸引力
が断たれて吸引力は働かない。よって、本発明の装置
で、はんだボールが固定台に送られてくると、吸引力の
働いている孔には、はんだボールは吸着されているた
め、回収手段が働いてもはんだボールは固定台の孔の中
にとどまっている一方のマスク30の孔30hが防がれ
ている所は、はんだボールは孔12aに入るが、吸引力
がないため回収手段により回収され治具には残らない。
したがって、品種の切替は、マスク30の孔位置を品種
にパターンに合わせて作っておき、品種の切替ごとにマ
スクを交換すればよい。以上の方法では、マスクは上述
した様なマスクに設けた孔をはんだボールを通して行う
のではなく、はんだボールを治具に吸着させるための吸
引力を働かせる孔と働かせない孔とを設けて行う方法で
も目的は達成される。
【0022】次に、図8(d)には固定台20にマスク
30を固定するのでなく、図示しない方法でマスク30
を揺動又は摺動させて、固定台20あるいはガラス治具
上に乗せられる様にした例を示した。
【0023】従来例(図15)で、はんだボール吸着工
50aにも適用が可能であり、その実施例を図11乃
至13を用いて説明する。この実施例では、図15で示
した様に、はんだボールを吸着するための吸引手段をも
つ吸着治具50bにパッケージ基板50のパターンに合
わせた位置に孔55aを配置し、数時間分供給できるは
んだボール数が入っているストッカ56から、はんだボ
ールを孔55aに吸引して(図の50a)、吸引したま
まの状態で次工程のフラックス塗布工程(図の50
)、パッケージ基板へのはんだボールの搭載工程(図
50c)と順次工程をへてパッケージ基板のパターン
上にはんだボールを搭載する装置である。ここで、上述
した各工程間の移動方法、各工程の目的を達成するため
の方法については、本発明の本質とは関係ないので除く
が、吸着治具50bに本発明と同じ目的のマスクを用い
ることが可能であり、その例を図12,図13に示す。
【0024】この従来例は、パッケージ基板にはんだボ
ールを供給する。パッケージ基板でも、本発明例で述べ
た半導体素子と同様に各種のパターンがあることが報告
されており、上述したと同様に各品種のパターンに合わ
せてはんだボールを供給する必要があります。ここでは
分かりやすくするため、パッケージ基板のパターンも上
述した半導体素子のパターンと同じパターンであってと
して説明する。
【0025】図12は、吸着治具50bをはんだボール
を吸着する孔の位置を多品種に適用できる位置(図6の
治具と同じ)に設け、本発明例で示した(図5)と同様
品種ごとのパターンに合わせて孔位置を設けたマスク
を、吸着治具55bの下部に取付け(取付けは同じ方
式)ている。この方法では、吸着治具55bには多品種
に対応できる位置に吸引孔55aを設けているが、マス
クの孔位置は品種に対応している個所だけであり、した
がって吸着治具55bにはマスクの孔のあいているとこ
ろには、はんだボールが吸着され他の孔は吸引手段と通
じている孔が塞がれるため吸着されない。よって、品種
交換は、吸着治具55bは交換せず品種に対応してはん
だボールの供給位置を決めるマスク30を交換するのみ
で可能である。
【0026】図13には、実施例の図8(c)と同じ思
想で、吸引ホッパの一部に溝55aを設け、溝に品種に
対応して孔位置を設けているマスクを交換可能にはめ合
う様にした例であり、このマスクを交換して品種交換に
対応できる様にした。
【0027】次に、図16に示す様なパッケージ基板あ
るいは半導体素子で、はんだボールが中央部にない製品
に本発明を用いた実施例を示した。この実施例では、上
述した振込みヘッド部C(図1)のホッパ15内に図1
7(a)に示す様に支持台15a,15bに支えられて
いる平板15cで構成している。平板15cの下面はホ
ッパ15の下面と同じ高さでマスク30を固定する手段
(マグネット又は吸引、メカチャック等)をもってお
り、支持台15a,15bははんだボールがホッパ15
内を充分に動き回れて滞留しない形状(図17)として
いる。つまりマスクを分割(外週と中中央部に)して取
付けられる様にした。
【0028】以上のいずれの例でも、はんだボールを入
れる治具は1種類の例について述べたが、大きさが大き
く違うもの、パターンがあまりにも違う品種について
は、治具は大きさ、パターンの類似別にブロック単位に
分け、ブロック毎に共通な治具を作りこの治具を交換す
る様にしてもよいことは明らかである。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、半導体素子あるいはパ
ッケージ基板へのパットパターンへはんだボールを供給
する装置で、1ケの治具で多品種に対応可能な治具と品
種に対応してはんだボールの供給位置を決めるマスクで
構成したことにより、品種の交換はマスクの交換のみで
可能とした。このマスクは安価で簡単に着脱交換出来る
ため、段取時間が非常に短く、治具が共通のため治具の
数も少なく管理も極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すはんだボール供給装置
の正面図。
【図2】本発明のはんだボール供給装置に用いているガ
ラス治具の斜視図。
【図3】本発明のガラス治具の局部の拡大図。
【図4】半導体あるいはパッケージ基板のパターンの種
類を示す説明図。
【図5】半導体あるいはパッケージ基板のパターンに合
わせた時のマスクノ種類を示す説明図。
【図6】本発明のマスクの構造を示す説明図。
【図7】本発明のマスクを別の所に取り付けた説明図。
【図8】本発明の各種マスクを取り付けた状態を示す正
面図。
【図9】本発明の各種マスクの固定方法を示す正面図。
【図10】本発明のマスクの固定方法を示す正面図。
【図11】本発明のマスクを用いた第二の実施例を示す
正面図。
【図12】本発明のマスクを用いた第三の実施例を示す
正面図。
【図13】本発明のマスクを用いた第四の実施例を示す
正面図。
【図14】従来のはんだボール供給装置の系統図。
【図15】従来のはんだボール供給装置の第二の実施例
を示す正面図。
【図16】本発明のマスクを用いた第五の実施例を示す
正面図。
【図17】本発明のマスク固定方法の他の実施例を示す
正面図。
【符号の説明】
A…ストック部、B…分離部、C…振込ヘッド部、D…
保持部、E…回収部、Z…半導体素子、Za…パター
ン、a…はんだボール、11…ガラス治具、12b…吸
引孔、15a…マグネット、20…保持台、30…マス
ク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 高道 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 坂田 智昭 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 村瀬 友彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 山口 剛 神奈川県海老名市上今泉2100番地日立精工 株式会社内 (72)発明者 内藤 芳達 神奈川県海老名市上今泉2100番地日立精工 株式会社内 (72)発明者 鈴木 光弘 神奈川県海老名市上今泉2100番地日立精工 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子あるいはパッケージ基板のパッ
    トパターンに合わせてはんだボールを供給する装置にお
    いて、上記はんだボールを保持する手段をもつ治具に、
    マスクを装着して上記半導体素子あるいは上記パッケー
    ジ基板の各パットに上記はんだボールを整列・供給する
    ようにしたことを特徴とするはんだボール供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記はんだボールを品
    種に合わせて整列させるための孔位置を、多品種に共通
    に使える治具構造としたはんだボール供給装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記マスクの孔径をは
    んだボールが自由に通れる径の大きさとし、配列は上記
    半導体素子あるいは上記パッケージ基板の上記パットパ
    ターンに合わせた位置に配置したはんだボール供給装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1において、上記半導体素子あるい
    は上記パッケージ基板の上記パットパターンに合ってい
    る所だけに、吸引手段が働くように孔を配置としたはん
    だボール供給装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、上記マスクを分離・分
    割して取付けられる構造としたはんだボール供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6186389B1 (en) 1999-04-30 2001-02-13 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Apparatus and process for mounting conductor balls on terminal pads of semiconductor devices
US6541364B2 (en) 2000-11-10 2003-04-01 Hitachi, Ltd. Bump forming method and bump forming apparatus

Cited By (3)

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US6186389B1 (en) 1999-04-30 2001-02-13 Shinko Electric Industries Co., Ltd. Apparatus and process for mounting conductor balls on terminal pads of semiconductor devices
US6279816B1 (en) 1999-04-30 2001-08-28 Shinko Electric Industries Co., Ltd Apparatus and process for mounting conductor balls on terminal pads of semiconductor devices
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