JPH11261292A - Icチップの供給方法、供給装置、及びそれに使用する短冊テープ状支持体 - Google Patents

Icチップの供給方法、供給装置、及びそれに使用する短冊テープ状支持体

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JPH11261292A
JPH11261292A JP10059311A JP5931198A JPH11261292A JP H11261292 A JPH11261292 A JP H11261292A JP 10059311 A JP10059311 A JP 10059311A JP 5931198 A JP5931198 A JP 5931198A JP H11261292 A JPH11261292 A JP H11261292A
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Hiroyuki Kiyomura
浩之 清村
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Koichi Kumagai
浩一 熊谷
Shinji Kanayama
真司 金山
Yoshinori Wada
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Takahiro Yonezawa
隆弘 米澤
Kazuji Azuma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICチップをその収納部材から実装工程まで
取り出すことなく、実装前処理などをICチップに行う
ことができるICチップの供給及び実装方法及びそれら
の装置及びそれに使用する短冊テープ状支持体を提供す
る。 【解決手段】 ICチップ2を保持するベースフィルム
5aと、上記テープ状ベースフィルムを支持する枠状キ
ャリア5cとを備えて構成する収納部材である短冊テー
プ状支持体5から取り出すことなく、短冊テープ状支持
体5に収納された状態で、実装前処理などを行うように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベースフィルムと
該ベースフィルム上に配置されかつICチップを保持す
る、例えば粘着層などの保持層と、上記ベースフィルム
を支持する枠状キャリアとを備えて構成する短冊テープ
状支持体の上記キャリア内の上記ベースフィルムの上記
保持層上に、上記ICチップを保持した状態で上記IC
チップにバンプ形成、バンプ高さのレベリング、バンプ
形成の良否検査処理などの実装前処理を行うことができ
るICチップの供給方法及び装置並びにICチップの実
装方法及び装置及びそれに使用される短冊テープ状支持
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICチップは、ウェーハのままウ
ェーハ収納ケースに収納された状態か、又は、ウェーハ
から取り出されたICチップがトレーの各凹部に収納さ
れた状態で実装前処理工程まで搬送されている。そし
て、実装前処理工程でウェーハ又はトレーからICチッ
プを1個ずつ取り出して、バンプを形成し、バンプの高
さのレベリング及びバンプ形成の良否検査、又は、バン
プの高さのレベリングを行うこと無くバンプ形成の良否
検査を行ったのち、再び、ウェーハ収納ケース又はトレ
ーに再び戻されて、実装工程まで搬送されている。そし
て、実装工程でウェーハ処理ケース又はトレーからIC
チップを1個ずつ取り出して基板に実装するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICチ
ップをトレーなどから取り出し、実装前処理工程で所定
の実装前処理を行ったのち、再び、トレーなどに収納
し、そして、実装工程で、再びトレーなどからICチッ
プが取り出されて実装されるため、トレーから取り出し
又はトレーに戻されるときにICチップが損傷すること
が多かった。これは、本来、ICチップは傷などが付き
易いため、なるべく触らないほうが良いのにもかかわら
ず、トレーなどに対して頻繁にICチップの取り出し収
納を行うからであった。従って、ICチップを実装工程
までできる限り触らずに実装前処理などを行う方法が望
まれていた。従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、ICチップをその収納部材から実装
工程まで取り出すことなく、実装前処理などをICチッ
プに行うことができるICチップの供給方法及びその装
置並びにICチップの実装方法及びその装置及びそれに
使用する短冊テープ状支持体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】上記目
的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、ICチップに実装前処理を
行ったのち、該ICチップを基板に実装するICチップ
を供給するICチップの供給方法において、上記ICチ
ップを保持するベースフィルムと、上記ベースフィルム
を支持する枠状キャリアとを備えて構成する短冊テープ
状支持体の上記キャリア内の上記ベースフィルム上に、
上記ICチップを保持した状態で実装前処理を上記IC
チップに行うようにしたことを特徴とするICチップの
供給方法を提供する。本発明の第2態様によれば、上記
ベースフィルムは、上記ベースフィルム上に配置されか
つ上記ICチップを保持する粘着層を備えて、上記キャ
リア内の上記ベースフィルムの上記粘着層上に、上記I
Cチップを保持した状態で実装前処理を上記ICチップ
に行うようにした第2態様に記載のICチップの供給方
法を提供する。本発明の第3態様によれば、上記ベース
フィルムの上記粘着層上に上記ICチップを保持した状
態で実装前処理を上記ICチップに行ったのち、上記I
Cチップを上記ベースフィルムから取り外した後、上記
短冊テープ状支持体の上記ベースフィルムを上記キャリ
アから剥離させて新しい粘着層を有するベースフィルム
を上記キャリアに貼り付けるようにした第2態様に記載
のICチップの供給方法を提供する。
【0005】本発明の第4態様によれば、上記実装前処
理は、上記ICチップを短冊テープ状支持体に移載を行
う処理である第1〜3態様のいずれかに記載のICチッ
プの供給方法を提供する。本発明の第5態様によれば、
上記実装前処理は、上記ICチップの表面にバンプを形
成する処理である第1〜3態様のいずれかに記載のIC
チップの供給方法を提供する。本発明の第6態様によれ
ば、上記実装前処理は、上記ICチップの表面にバンプ
を形成し、バンプ形成の良否を検査する処理である第
1,2,3又は5態様に記載のICチップ供給方法を提
供する。本発明の第7態様によれば、上記実装前処理
は、上記ICチップの表面にバンプを形成し、該バンプ
の高さのレベリングを行い、バンプ形成の良否を検査す
る処理である第1,2,3又は5態様に記載のICチッ
プの供給方法を提供する。本発明の第8態様によれば、
第1〜7態様のいずれかに記載のICチップの供給方法
により供給される上記ICチップに上記実装前処理を行
った後、上記短冊テープ状支持体から上記ICチップを
取り外して上記基板に実装する実装処理を行うようにし
たICチップの実装方法を提供する。
【0006】本発明の第9態様によれば、上記実装処理
は、表面に上記バンプが形成された上記ICチップの表
面を吸着した後ICチップの表裏を反転し、上記基板側
に上記ICチップのバンプが対向するようにして、上記
ICチップのバンプを上記基板の電極パッドに接触する
ように実装するようにした第8態様に記載のICチップ
の実装方法を提供する。本発明の第10態様によれば、
ICチップに実装前処理を行ったのち、該ICチップを
基板に実装するICチップを供給するICチップの供給
装置において、上記ICチップを保持するベースフィル
ムと、上記ベースフィルムを支持する枠状キャリアとを
備えて構成する短冊状テープ支持体の上記キャリア内の
上記ベースフィルム上に、上記ICチップを移載するI
Cチップ移載装置を備えるようにしたことを特徴とする
ICチップの供給装置を提供する。本発明の第11態様
によれば、上記ベースフィルムは、該ベースフィルム上
に配置されかつ上記ICチップを保持する粘着層を備え
て、上記ICチップ移載装置は、上記キャリア内の上記
ベースフィルムの上記粘着層上に、上記ICチップを移
載するようにした第10態様に記載のICチップの供給
装置を提供する。本発明の第12態様によれば、上記キ
ャリア内の上記ベースフィルム上に、上記ICチップを
短冊テープ状支持体に保持した状態で実装前処理を上記
ICチップに行う実装前処理部をさらに備えるようにし
た第10又は11態様に記載のICチップの供給装置を
提供する。
【0007】本発明の第13態様によれば、ICチップ
に実装前処理を行ったのち、該ICチップを基板に実装
するICチップを供給するICチップの供給装置におい
て、上記ICチップを保持するベースフィルムと、上記
ベースフィルムを支持する枠状キャリアとを備えて構成
する短冊状テープ支持体の上記キャリア内の上記ベース
フィルム上に、上記ICチップを短冊テープ状支持体に
保持した状態で実装前処理を上記ICチップに行う実装
前処理部を備えるようにしたことを特徴とするICチッ
プの供給装置を提供する。本発明の第14態様によれ
ば、上記ベースフィルムは、該ベースフィルム上に配置
されかつ上記ICチップを保持する粘着層を備えて、上
記実装前処理部は、上記キャリア内の上記ベースフィル
ムの上記粘着層上に、上記ICチップを短冊テープ状支
持体に保持した状態で実装前処理を上記ICチップに行
うようにした第13態様に記載のICチップの供給装置
を提供する。本発明の第15態様によれば、上記実装前
処理部での上記実装前処理は、上記ICチップの表面に
バンプを形成する処理である第12〜14態様のいずれ
かに記載のICチップの供給装置を提供する。
【0008】本発明の第16態様によれば、上記実装前
処理部での上記実装前処理は、上記ICチップの表面に
バンプを形成し、バンプ形成の良否を検査する処理であ
る第12〜14態様のいずれかに記載のICチップの供
給装置を提供する。本発明の第17態様によれば、上記
実装前処理部での上記実装前処理は、上記ICチップの
表面にバンプを形成し、該バンプの高さのレベリングを
行い、バンプ形成の良否を検査する処理である第12〜
14態様のいずれかに記載のICチップの供給装置を提
供する。本発明の第18態様によれば、第12〜17態
様のいずれかに記載のICチップの供給装置により供給
される上記ICチップに上記実装前処理部で上記実装前
処理を行った後、上記短冊テープ状支持体から上記IC
チップを取り外して上記基板に実装する実装部を備える
ようにしたICチップの実装装置を提供する。
【0009】本発明の第19態様によれば、上記実装部
では、表面に上記バンプが形成された上記ICチップの
裏面を吸着して上記基板側に上記ICチップの表面が対
向するようにして、上記ICチップのバンプを上記基板
の電極パッドに接触するように実装するようにした第1
8態様に記載のICチップの実装装置を提供する。本発
明の第20態様によれば、第12〜17態様のいずれか
に記載のICチップの供給装置により供給される上記I
Cチップを、上記実装前処理部により上記ベースフィル
ムの上記粘着層上に保持した状態で実装前処理を上記I
Cチップに行ったのち、上記ICチップを上記ベースフ
ィルムから取り外した後、上記短冊テープ状支持体の上
記ベースフィルムを上記キャリアから剥離させて新しい
粘着層を有するベースフィルムを上記キャリアに貼り付
けるベースフィルム剥離貼付け装置をさらに備えるよう
にした第18〜19態様のいずれかに記載のICチップ
の実装装置を提供する。
【0010】本発明の第21態様によれば、ICチップ
を保持するベースフィルムと、上記ベースフィルムを支
持するキャリアとを備えて構成し、かつ、上記ベースフ
ィルムは、上記ベースフィルム上に上記ICチップを保
持した状態で上記ICチップに実装前処理を行うときに
上記ICチップを固定するための真空吸引する際、上記
ベースフィルムを通して上記ICチップを真空吸引して
上記ICチップを所定位置に固定保持可能な程度の通気
性を有するようにしたことを特徴とする短冊テープ状支
持体を提供する。本発明の第22態様によれば、上記ベ
ースフィルムは、該ベースフィルム上に配置されかつ上
記ICチップを保持する粘着層を備えて、上記ベースフ
ィルム及びその粘着層は、上記粘着層上に上記ICチッ
プを保持した状態で上記ICチップに実装前処理を行う
ときに上記ICチップを固定するための真空吸引する
際、上記ベースフィルム及びその粘着層を通して上記I
Cチップを真空吸引して上記ICチップを所定位置に固
定保持可能な程度の通気性を有するようにした第21態
様に記載の短冊テープ状支持体を提供する。
【0011】本発明の第23態様によれば、ICチップ
を保持するベースフィルムと上記ベースフィルムを支持
するキャリアとを備えて構成し、かつ、上記ベースフィ
ルムに通気性のないことを特徴とする短冊テープ状支持
体を提供する。本発明の第24態様によれば、上記ベー
スフィルムは、該ベースフィルム上に配置されかつ上記
ICチップを保持する粘着層を備えて、上記ベースフィ
ルムに通気性のないようにした第23態様に記載の短冊
テープ状支持体を提供する。本発明の第25態様によれ
ば、上記ベースフィルムと上記粘着層にエアー抜きの穴
を設けた第22態様に記載の短冊テープ状支持体を提供
する。
【0012】本発明の第26態様によれば、第21〜2
5態様のいずれかに記載の上記短冊テープ状支持体は、
複数の上記短冊テープ状支持体を互いに所定間隔をあけ
て積み重ねて収納するマガジンストッカーに収納可能な
ものであって、上記実装前処理と実装処理において、そ
れぞれ、上記短冊テープ状支持体を短冊テープ状支持体
供給用マガジンストッカーから取り出して各処理を行っ
たのち、上記短冊テープ状支持体を短冊テープ状支持体
収納用マガジンストッカーに収納するようにした第8又
は9態様に記載のICチップの実装方法を提供する。本
発明の第27態様によれば、第21〜25態様のいずれ
かに記載の複数の上記短冊テープ状支持体を互いに所定
間隔をあけて積み重ねて収納するマガジンストッカーを
複数備えて、上記実装前処理部と実装部において、それ
ぞれ、上記短冊テープ状支持体を短冊テープ状支持体供
給用として一方のマガジンストッカーから取り出して各
部で各処理を行ったのち、上記短冊テープ状支持体を短
冊テープ状支持体収納用として他方のマガジンストッカ
ーに収納するようにした第18又は19態様に記載のI
Cチップの実装装置を提供する。本発明の第28態様に
よれば、第21〜25態様のいずれかに記載の上記短冊
テープ状支持体を使用するようにした第1〜9態様のい
ずれかに記載のICチップの実装方法を提供する。
【0013】本発明の第29態様によれば、第21〜2
5態様のいずれかに記載の上記短冊テープ状支持体を使
用するようにした第10〜20態様のいずれかに記載の
ICチップの実装装置を提供する。本発明の第30態様
によれば、上記短冊テープ状支持体は、上記ベースフィ
ルム上に上記ICチップがダイボンディングされたもの
である第1態様に記載のICチップの実装方法を提供す
る。本発明の第31態様によれば、ベースフィルム上に
上記ICチップをダイボンディングして上記短冊テープ
状支持体を製造するダイボンディング装置を備える第1
0態様に記載のICチップの実装装置を提供する。本発
明の第32態様によれば、上記短冊テープ状支持体か
ら、上記実装前処理後の上記ICチップを取り出すと
き、上記短冊テープ状支持体を切り取るようにした第3
0態様に記載のICチップの実装方法を提供する。本発
明の第33態様によれば、上記短冊テープ状支持体から
上記実装前処理後の上記ICチップを取り出すICチッ
プ取り出し装置として短冊テープ状支持体切り取り装置
を備える第32態様に記載のICチップの実装装置を提
供する。本発明の第34態様によれば、上記ベースフィ
ルムの切り取り方法は、レーザ照射により上記短冊テー
プ状支持体を焼き切る第32態様に記載のICチップの
実装方法を提供する。
【0014】本発明の第35態様によれば、上記ベース
フィルムの切り取り装置は、レーザ照射により上記短冊
テープ状支持体を焼き切るレーザ照射装置である第33
態様に記載のICチップ実装装置を提供する。本発明の
第36態様によれば、上記ベースフィルムの切り取り方
法は、カッターにより上記短冊テープ状支持体を切断す
る第32態様に記載のICチップの実装方法を提供す
る。本発明の第37態様によれば、上記ベースフィルム
の切り取り装置は、上記短冊テープ状支持体をカッター
で切断するカッター装置である第33態様に記載のIC
チップの実装装置を提供する。本発明の第38態様によ
れば、上記ベースフィルムの切り取り方法は、打ち抜き
用金型による打抜きである第32態様に記載のICチッ
プの実装方法を提供する。本発明の第39態様によれ
ば、上記ベースフィルムの切り取り装置は、上記短冊テ
ープ状支持体を打ち抜く打ち抜き用金型である第33態
様に記載のICチップの実装装置を提供する。本発明の
第40態様によれば、上記短冊テープ状支持体の上記ベ
ースフィルムは金属製である第1〜9,26,28,3
0,32,34,36,38態様のいずれかに記載のI
Cチップの実装方法を提供する。
【0015】本発明の第41態様によれば、上記短冊テ
ープ状支持体の上記ベースフィルムは金属製である第1
0〜20,27,29,31,33,35,37,39
態様のいずれかに記載のICチップの実装装置を提供す
る。上記目的を達成するために、本発明は、ICチップ
を収納部材である短冊テープ状支持体から取り出すこと
なく、短冊テープ状支持体に収納された状態で、実装前
処理などを行うように構成する。上記構成によれば、実
装前処理工程において、短冊テープ状支持体からICチ
ップを取り外すことなく、短冊テープ状支持体にICチ
ップを保持した状態でバンプ形成工程などの実装前処理
を行うことができるため、実装工程前においてトレーな
どからICチップを取り外すとき及び再び保持させると
きにICチップに生じていた損傷を確実に防止すること
ができるとともに、取り外し作業及び保持し直し作業用
の装置が不要となる。また、実装前処理工程でICチッ
プをトレーなどから取り外したり、保持させたりする工
程が省略でき、ICチップの実装工程全体のタクトを短
くすることができる。
【0016】また、従来トレーにICチップを収納する
場合には、トレーの収納凹部はICチップが不用意に移
動しないようにICチップの大きさに対応させた大きさ
となっているため、ICチップの大きさが異なると、そ
の大きさに対応したトレーを用意しなければならなかっ
た。しかしながら、本発明では、短冊テープ状支持体で
はそのICチップの収納用の開口を種々のICチップの
最大寸法以上とすることにより、大きさの異なるICチ
ップに対しても1種類の短冊テープ状支持体があれば保
持可能であり、汎用性の高いものとなる。よって、従来
の問題を解消することができる。また、短冊テープ状支
持体に汎用性を持たせた場合において、短冊テープ状支
持体の例えば粘着層などの保持層により開口内のICチ
ップを保持させるようにすれば、開口の大きさがICチ
ップの大きさより大きくてもICチップが開口内で不用
意に移動することがなく、ICチップが損傷するのを防
止することができる。
【0017】また、ICチップが小さなものでは、各処
理工程においてICチップを真空吸引するとき、ICチ
ップに対向してICチップを吸引できる真空吸引孔の数
が少なくなり、ICチップの吸引保持力が小さいといっ
た問題があるが、短冊テープ状支持体のベースフィルム
に粘着層を備えてその粘着層の粘着力を大きくすれば、
吸引保持力の不足分を補うこともできる。また、実装前
処理工程で、バンプ形成後にバンプの高さのレベリング
を行うとき、ICチップ自体に反りがある場合には、バ
ンプのレベリングが不均一になる傾向があったが、短冊
テープ状支持体にICチップを保持した状態でレベリン
グを行えば、レベリング時に短冊テープ状支持体及びI
Cチップに押圧力が作用したとき、ICチップの反りを
短冊テープ状支持体のベースフィルムなどで吸収するこ
とができ、レベリングの精度をより向上させることがで
きる。また、短冊テープ状支持体から、短冊テープ状支
持体の一部とICチップとを一体的に取り出すようにす
れば、実装時の一例としてのフリップチップボンディン
グでの接合状態を良好にすることができるとともに、短
冊テープ状支持体からICチップを取り出すときにIC
チップが万が一にでも損傷することが効果的に防止する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】以下に、本発明の種々の実施形態にかかる
ICチップの供給方法、ICチップの供給装置、ICチ
ップの実装方法、ICチップの実装装置、及び短冊テー
プ状支持体を図面に基づいて詳細に説明する。本発明の
第1実施形態にかかるICチップの供給及び実装方法
は、図1に示すように、通常、ICチップが入荷した状
態から、すなわち、多数のICチップ2を有するウェー
ハ1を収納するウェーハ収納ケース13から、又は、多
数のICチップ2を収納するトレー3又は4から、図
2,図3(B),図3(C)に示すように、ICチップ
2を短冊テープ状支持体5に1個ずつ順に複数個保持さ
せる。この明細書では、このように短冊テープ状支持体
5にICチップ2を保持する処理を「ICチップテーピ
ング」又は単に「テーピング」と称する。このように複
数個のICチップ2を保持した短冊テープ状支持体5を
マガジンストッカー6(図3(A))に複数枚収納す
る。このようにICチップ2がマガジンストッカー6に
収納された短冊テープ状支持体5に収納された状態で、
ICチップテーピング工程から実装前処理工程にマガジ
ンストッカー6を搬送する。次いで、各工程において
は、マガジンストッカー6から短冊テープ状支持体5を
一枚ずつ順次取り出し、短冊テープ状支持体5にICチ
ップ2が保持された状態で、短冊テープ状支持体5上の
ICチップ2にバンプボンディングなどの実装前処理を
行う。その後、短冊テープ状支持体5からICチップ2
を1個ずつ取り出して基板100に実装する(図2参
照)。まず、以下の各実施形態で使用される上記短冊テ
ープ状支持体5の構造について説明する。
【0020】短冊テープ状支持体5は、図1,図3
(B),(C)に示すように、テープ状ベースフィルム
5aと、該ベースフィルム5a上に配置されかつICチ
ップ2を保持する保持層の例としての粘着層5bと、テ
ープ状ベースフィルム5aを支持する枠状の金属キャリ
ア5cとを備えて構成している。上記ベースフィルム5
a及び粘着層5bは、上記粘着層5b上に上記ICチッ
プ2を保持した状態で上記ICチップ2に実装前処理の
バンプボンディング時にICチップ2を固定するため真
空吸引する際、上記ベースフィルム5a及び粘着層5b
を通して、粘着層5bに接触している上記ICチップ2
の裏面を真空吸引して上記ICチップ2を所定位置に固
定保持可能な程度の通気性及び厚さをそれぞれ有するも
のであってもよいし、ベースフィルム5aは通気性が無
くてもよい。
【0021】上記ベースフィルム5aは、ポリイミドな
どの樹脂から構成されることが好ましく、実装前処理工
程で、短冊テープ状支持体5のICチップ2を高温まで
加熱する場合には、耐熱性のあるものが好ましい。ま
た、ベースフィルム5aは、実装前処理工程でICチッ
プ2を粘着層5bに保持した状態で実装前処理を円滑に
行うことができる程度の剛性が必要である。すなわち、
例えば、バンプ形成工程でのレベリング時に圧力が作用
しても損傷しない程度の剛性は必要である。また、図示
しないが、ベースフィルム5aに多数の孔を形成するこ
とにより所定の通気性を確保して、各処理工程での真空
吸引のとき、これらの孔を利用してICチップ2をより
確実に吸引できるようにしてもよい。また、ベースフィ
ルム5aは、上記特性を満たすことを条件としてリサイ
クル性を考慮して金属製で構成してもよい。さらに、粘
着層5bをベースフィルム5aとともに金属キャリア5
cから取り外して新たな粘着層5bを有するベースフィ
ルム5aを金属キャリア5cに取り付けるとき、ベース
フィルム5aを金属キャリア5cから剥がしやすくする
ため、ベースフィルム5aの少なくとも一端好ましくは
両端を金属キャリア5cから露出させるのが好ましい。
【0022】上記粘着層5bは、各工程間での搬送中及
びテーピング工程及び実装前処理工程中でも、その上に
ICチップ2を保持し続けることができる程度の粘着力
を有する一方、実装工程では、ノズルによりICチップ
2を吸着して短冊テープ状支持体5から取り出すときに
は、円滑に粘着層5bからICチップ2が取り外せる程
度の粘着力を有するようにする。粘着層5bは、ベース
フィルム5a上に大略均一の厚さで全面に形成するのが
好ましいが、ICチップ2の上記したような保持が可能
であれば、ドット状やストライプ状などの任意のパター
ンに形成してもよい。ICチップ2を保持するための粘
着層5bの粘着力は、テーピング工程及び実装前処理工
程でベースフィルム5aを通してICチップ2を十分に
真空吸引できる場合には、短冊テープ状支持体5を搬送
させたりマガジンストッカー6に収納して搬送などする
ときにICチップ2が粘着層5bから外れない程度まで
粘着力を弱くすることも可能である。また、実装工程で
の粘着層5bの粘着力を低下させるため、粘着層5bと
して熱軟化性樹脂や紫外線軟化性樹脂などから構成し、
実装工程で吸着ノズル44によりICチップ2をICチ
ップ供給装置40から取り出す前に、粘着層5bを加熱
又は紫外線照射などして粘着層5bを軟化させてその粘
着力を低下させるようにしてもよい。
【0023】さらに、短冊テープ状支持体5に剛性を付
与する金属キャリアテープとして金属キャリア5cを配
置し、かつ、該金属キャリア5cは、上記ICチップ2
を上記粘着層5bに保持させるための開口5dを配置す
るようにしている。この金属キャリア5cは、粘着層5
bの粘着力を利用して粘着層5bの上に配置してもよ
い。しかしながら、粘着層5bを金属キャリア5cの開
口5dに対向するベースフィルム5aの中央部分にのみ
形成し、両端部ではベースフィルム5aと金属キャリア
5cとを熱圧着又は粘着層5bより強力な固着力を有す
る接着層を形成してこの接着層により固着するようにし
てもよい。一例としては、金属キャリア5cを1.6m
m程度とするとき、粘着層5bとベースフィルム5の合
計厚みが0.12〜0.15mm程度とするのが好まし
い。金属キャリア5cの開口5dの大きさは、種々の大
きさのICチップ2をその中に一列又は複数列に収納保
持できるように、短冊テープ状支持体5に保持すべき最
大のICチップ2の大きさより若干大きいものにすれば
全てのICチップ2に対応することができる。例えば、
開口5d内に短冊テープ状支持体5の幅方向に2個のI
Cチップ2を並べて配置し、2個のICチップ2を保持
できるようにすることもできる。開口5dの寸法として
は、例えば25mm角の大きい正方形のICチップ2か
ら0.2〜0.3mm角の正方形の小さなICチップ2
までのICチップ2を短冊テープ状支持体5に保持させ
るとき、25mm角よりも大きい開口5dにすれば、い
ずれの種類のICチップ2でも1つの短冊テープ状支持
体5に保持することができ、1種類の短冊テープ状支持
体5により、25mm角のICチップ2を保持するため
に製造した短冊テープ状支持体5を0.2mm角のIC
チップ2を保持するために使用することができて、短冊
テープ状支持体5に汎用性をもたらすことができる。ま
た、25mm角のICチップ2を保持するために使用し
た短冊テープ状支持体5を実装工程終了後に回収して、
0.2mm角のICチップ2を保持するために再使用す
ることができ、短冊テープ状支持体5に汎用性をもたら
すことができる。金属キャリア5cの材質としては、1
50℃程度でのバンプ形成を行うことができるために2
00℃以上の耐熱性を必要とし、かつ、剛性、耐久性を
考慮して、リードフレームと同様な材質、例えば、ステ
ンレス鋼が好ましい。
【0024】また、図3(D)に示すように、金属キャ
リア5cの開口5dの真ん中付近に補強用支柱5eを形
成して、金属キャリア5cを補強するようにしてもよ
い。また、図3(E)に示すように、粘着層5bの両端
部5fの粘着力を他の部分よりも強くして、短冊テープ
状支持体5の数回の使用に粘着力が耐えるようにしても
よい。
【0025】上記トレー3などからICチップ2を上記
短冊テープ状支持体5に保持させるテーピング工程及び
テーピング装置101を図4,図5に示す。図中、6b
はICチップ2を保持させるための短冊テープ状支持体
5を収納した供給マガジンストッカーであり、モータな
どの駆動装置11aの駆動によりネジ軸11bなどが回
転して下方向に所定ピッチずつ駆動される送り爪11に
係合保持されている。6aはICチップ2を保持した後
の短冊テープ状支持体5を収納する収納マガジンストッ
カーであり、モータなどの駆動装置12aの駆動により
ネジ軸12bなどが回転して下方向に所定ピッチずつ駆
動される送り爪12に係合保持されている。60は短冊
テープ状支持体5を供給マガジンストッカー6bから収
納マガジンストッカー6aに向けて移動させるとき、短
冊テープ状支持体5を上下から把持して持ち上げたのち
所定位置まで移動させる送り送りユニット、61は短冊
テープ状支持体5の下面に貼り付けられた古い粘着層5
bをベースフィルム5aとともに金属キャリア5cから
剥がすテープ剥離ユニット、62は送りユニット60の
下方に配置されて各短冊テープ状支持体5の下面に新し
い粘着層5bを有するベースフィルム5aを、剥離紙か
ら剥離させつつ又は剥離紙が無い場合にはそのまま、金
属キャリア5cに貼り付けるテープ貼付ユニットであ
る。8は供給マガジンストッカー6bから供給された短
冊テープ状支持体5を安定して収納マガジンストッカー
6aに向けて走行させるためのレールである。
【0026】なお、11c,12cはそれぞれマガジン
ストッカー6b,6aを上下方向に案内するための枠状
の案内部材である。図6(A),(B)にこの案内部材
11c,12cについて詳細に説明する。案内部材11
c,12cは同一の案内装置400により構成される。
案内装置400は、大略コ字状の案内枠401内にマガ
ジンストッカー6を上下方向に移動可能に収納し、マガ
ジンストッカー6の底面を2本の支持アーム407で支
持する。この2本の支持アーム407は、可動板406
に固定され、この可動板406のナット部405に、案
内枠401の背面に上下方向沿いに立設したネジ軸40
4がねじ込まれている。このネジ軸404はモータ40
2の回転により正逆回転駆動されることにより、ネジ軸
404に螺合されたナット部405を有する可動板40
6の2本の支持アーム407が上下動して、マガジンス
トッカー6を案内枠401で案内されつつ上下方向に移
動させる。なお、403は可動板406の上下動を案内
する案内ロッドである。案内枠401内にマガジンスト
ッカー6を挿入する場合、まず、所定枚数の短冊テープ
状支持体5が所定間隔を置いて収納保持されたマガジン
ストッカー6を案内枠401内に上端側から下向きに挿
入して、2本の支持アーム407で支持する。そして、
所定ピッチずつモータ402の回転駆動により可動板4
06を下降させつつ、短冊テープ状支持体5を一枚ずつ
搬送チャック9aでマガジンストッカー6内から搬送す
る。マガジンストッカー6内の全ての短冊テープ状支持
体5を搬送し終えると、案内枠401内から空のマガジ
ンストッカー6が下方に離脱した状態となり、この状態
でマガジンストッカー押圧シリンダ410で空のマガジ
ンストッカー6が一対の搬入レール409上に押出され
る。空のマガジンストッカー6が、一対の搬入レール4
09間の先端に配置されたマガジンストッカー検出セン
サー411で検出されると、この空のマガジンストッカ
ー6を運搬装置で運搬する。なお、415は案内枠40
1内に1つのマガジンストッカー6を使用中に新たな別
のマガジンストッカー6を上から挿入したのち、下側の
マガジンストッカー6を取り出すとき、上側のマガジン
ストッカー6を一時的に保持して下側のマガジンストッ
カー6の取り出しを妨げないようにするマガジンストッ
カー分離用シリンダである。
【0027】一方、送りユニット60は、図7に示すよ
うに、支持ベース60a上に、所定間隔をあけてレール
8沿いに3台設けられており、以下に記載するように、
モータなどの駆動装置の駆動により、上下一対の把持チ
ャック60qで短冊テープ状支持体5を一枚ずつ把持し
て間欠的に送るようにしている。3台の送りユニット6
0の大略L字状のベース60e,60f,60gは、横
バー60hにより互いに固定されて、同期して一体的に
レール8沿いに進退移動可能に直進ガイド60iにより
案内支持されている。ベース60e,60f,60gの
うちの1つのベース60eには、支持ベース60a上の
レール8沿いに延在するネジ軸60cに螺合するナット
60dを有している。ネジ軸60cは、モータ60bに
より正逆回転駆動され、このネジ軸60cの正逆回転に
より、ネジ軸60cに螺合するナット60dをレール8
沿いに進退させて、ナット60dに連結されたベース6
0eと横バー60hで一体的に連結された他の2つのベ
ース60f,60gとが、直進ガイド60iの案内によ
り、一体的に進退する。60j,60m,60kはそれ
ぞれナット60dの後端位置、ナット60dの先端位
置、ナット60dの後端位置と先端位置との中間でかつ
先端位置に向かってナット60dが移動するときに減速
を開始する減速開始位置を検出するセンサーである。
【0028】一方、各ペースにおいては、バネ60rに
より常時は開き状態に保持される上下一対の側面L字状
の把持チャック60qを上下動可能に備えている。各ベ
ースに固定されたシリンダ60nの駆動によりピストン
を上昇させると、レバー60oが支点60v回りに時計
方向に回転してレバー60oの両端にロッド60pでそ
れぞれ連結された上下一対の把持チャック60qが互い
に接近して、短冊テープ状支持体5をレール8から持ち
上げて把持する。その後、モータ60bによるネジ軸6
0cの例えば正回転により、ネジ軸60cに螺合するナ
ット60dを介して、ベース60e,60f,60g
が、直進ガイド60iの案内により、例えば後端側から
先端側に一体的に進む。このとき、制御装置160の制
御により、先端位置検出センサー60jと減速開始位置
検出センサー60kとの間ではある程度高速でベースが
移動し、減速開始位置検出センサー60kと後端位置検
出センサー60mの間では上記速度より小さな減速され
た速度で移動するようにしている。この結果、3つのベ
ース60e,60f,60gにそれぞれ支持された3つ
の把持チャック60qにより把持された3枚の短冊テー
プ状支持体5を同期して同時に送ることができる。後端
位置検出センサー60mにより後端位置が検出されるま
での所定距離だけ送った後、各ベースに固定されたシリ
ンダ60nの逆駆動によりピストンを下降させると、レ
バー60oが支点60v回りに反時計方向に回転してレ
バー60oの両端にロッドでそれぞれ連結された上下一
対の把持チャック60qが互いに離れる方向に移動し
て、短冊テープ状支持体5をレール8上に載置する。そ
の後、モータ60bによるネジ軸60cの逆回転によ
り、ネジ軸60cに螺合するナット60dを介して、ベ
ース60e,60f,60gが、直進ガイド60iの案
内により、例えば先端側から後端側に一体的に後退す
る。このようにして、レール8沿いに配置された例えば
3枚の短冊テープ状支持体5を間欠的に送ることができ
る。なお、シリンダ60nの駆動及びモータ60b等の
駆動は制御装置160で制御されている。また、テープ
剥離ユニット61は、供給マガジンストッカー6bから
送り出される短冊テープ状支持体5の搬送方向前方側に
設置されていて、短冊テープ状支持体5の下面に貼付ら
れた古い粘着層5bを剥がし、剥がした粘着層5bを巻
き取るユニットである。
【0029】テープ貼付ユニット62は、ICチップ2
を短冊テープ状支持体5に保持させる位置の下方に設置
され、ICチップ2を保持させるとき、又はその前にテ
ープ状の粘着層5bを短冊テープ状支持体5の下面に貼
付けるユニットである。搬送チャック9aは、図8に示
すような構成となっている。すなわち、搬送チャック9
aを必要とする装置のフレームなどに固定される固定ブ
ラケット9gにモータ9を固定し、モータ9の回転軸の
先端にレバー9bを固定する。固定ブラケット9gに固
定されたコ字状の案内筒9d内を、搬送チャック9aの
基端が摺動可能に取り付けるとともに、固定ブラケット
9gと搬送チャック9aの基端との間にバネ9hを設け
て、案内筒9dで移動案内されつつバネ9hの付勢力に
より搬送チャック9aを図8の左下方向に移動してスト
ッパ9jで規制される先端位置まで移動可能に付勢す
る。モータ9の回転軸が例えば時計方向に大略90度回
転すると、回転軸の先端のレバー9bが回転軸の中心軸
回りに90度回転し、レバー9bの先端でベアリング9
cを後方に移動させる。このとき、ベアリング9cを備
えた搬送チャック9aはその基端が案内筒9dで移動案
内されつつ後端位置まで移動させる。搬送チャック9a
の先端位置と後端位置は、それぞれ、搬送チャック9a
の一部が先端側及び後端側の光センサー9e,9fの発
光素子と受光素子との間を通過することにより検出する
ことができる。従って、後端位置に搬送チャック9aが
位置したことを光センサー9fが検出すると、モータ9
の駆動を停止する。よって、モータ9の回転軸に固定さ
れたレバー9bにより搬送チャック9aの移動が規制さ
れている搬送チャック9aの後端位置で、搬送チャック
9aが搬送待機させられる。そして、短冊テープ状支持
体5を搬送するとき、モータ9を駆動させて回転軸を介
してレバー9bを初期位置まで反時計方向に回転させる
と、バネ9hの付勢力によりゆっくりと搬送チャック9
aが後端位置から先端位置まで移動する。これにより、
搬送チャック9aの先端で短冊テープ状支持体5の一端
を押して、短冊テープ状支持体5を所定ピッチずつ搬送
させることができる。なお、モータ9は上記制御装置1
60により駆動制御されている。
【0030】10はウェーハ1を載置する載置台であ
る。この載置台10は、図4に示すように、XYテーブ
ルであり、Xテーブル10aはモータなどの駆動装置1
0bにより短冊テープ状支持体5の走行方向と平行なX
軸方向に往復運動され、Yテーブル10cはモータなど
の駆動装置10dにより短冊テープ状支持体5の走行方
向と直交する方向、言い換えれば、X軸方向と直交する
方向であるY軸方向に往復運動される。7はウェーハ1
からICチップ2を1個ずつ吸着するノズル7aを有す
るICチップ搬送部である。このICチップ搬送部7
は、図4に示すように、モータなどの駆動装置7bによ
りノズル7aを上下動及び回転させるとともに、ノズル
7aと駆動装置7bをY軸方向沿いに移動ユニット7e
の案内により、該移動ユニット内のモータなどの駆動装
置によりY軸方向にのみ往復運動するようにしている。
一方、載置台10はXYテーブルによりX軸及びY軸の
両方向に移動可能となっているため、載置台10が適宜
XY軸方向に移動することにより、載置台10上のIC
チップを総てノズル7aで吸着できるようになってい
る。63は制御装置であり、ICチップ搬送部7の上下
動用及び回転用駆動装置7b及びY軸方向移動用駆動装
置、上下ピッチ駆動軸11b,12bの駆動装置11
a,12a、載置台10の駆動装置10b,10d、テ
ープ剥離ユニット61、テープ貼付ユニット62などの
駆動を制御する。このテーピング装置101では、搬送
チャック9aの間欠的な送りにより供給マガジンストッ
カー6bから短冊テープ状支持体5をレール8に供給す
る。このように短冊テープ状支持体5が一枚ずつ供給マ
ガジンストッカー6bからレール8に供給されるとき、
レール8に沿って複数配置された短冊テープ状支持体送
りユニット60の同期駆動により、例えば、レール8に
載置されている短冊テープ状支持体5がそれぞれ一旦把
持されてレール8から持ち上げられレール8沿いに供給
マガジンストッカー6bから収納マガジンストッカー6
aに向けて所定距離だけ搬送され、再びレール8上に送
りユニット60により保持される。供給マガジンストッ
カー6bから短冊テープ状支持体5が一枚レール8上に
送り出される度にレール8上の短冊テープ状支持体5が
一枚だけ短冊テープ状支持体送りユニット60により収
納マガジンストッカー6a内に収納される。一方、短冊
テープ状支持体5は、上記送りユニット60によりレー
ル8の表面に間欠的に保持されるとともに、ICチップ
搬送部7の駆動に基づき、ノズル7aによりウェーハ1
からICチップ2を1個ずつ吸着してレール8上の保持
された短冊テープ状支持体5の所定位置まで搬送し、吸
着したICチップ2を短冊テープ状支持体5の接着層5
b上に保持させる。ICチップ2が保持された短冊テー
プ状支持体5は所定ピッチ毎に間欠的に移動させられて
最終的には収納マガジンストッカー6aに収納される。
このようにして、短冊テープ状支持体5に所定間隔毎に
保持されたICチップ2は、短冊テープ状支持体5が収
納マガジンストッカー6aに収納された状態で実装前処
理工程に搬送される。なお、図5において、200はト
レー3上のICチップ2の有無などを認識するための認
識カメラ、201は1個のICチップ2をトレー3から
上方に突き上げてノズル7aで吸着しやすくするための
突き上げピンである。
【0031】この実施形態では、実装前処理の例とし
て、バンプ形成装置102によるバンプ形成工程につい
て説明する。この実装前処理工程では、図2,9,10
に示すように、ICチップ2のパッド2aに金などから
なるバンプ20をバンプボンディング装置25で形成し
たのち、1個のICチップ2に形成されたすべてのバン
プ20のICチップ2の表面(実装面)からの高さをレ
ベリングユニット30でレベリングして大略均一な高さ
としたのち、バンプ20がICチップ2のパッド2aに
形成されているか否か、バンプ20がICチップ2のバ
ンプ形成位置であるパッド2aの外側にはみ出していな
いか否かなどのバンプ形成の良否検査を行う。バンプ形
成に合格したICチップ2は、実装工程に搬送される。
この実装前処理工程を行うバンプ形成装置102では、
テーピング工程から搬送されてきたICチップ2を保持
した短冊テープ状支持体5を収納したマガジンストッカ
ー6を供給マガジンストッカー6cとして、搬送チャッ
ク9aの間欠的な送りと同期する送りユニット60の駆
動によりICチップ2を保持した短冊テープ状支持体5
をバンプ形成位置、レベリング位置・検査位置にそれぞ
れ搬送して位置決めし、最終の収納マガジンストッカー
6dに収納される。バンプボンディング装置25はバン
プボンディングヘッド26の先端のキャピラリ27より
金製のバンプ形成用線材を供給してキャピラリ27の先
端でボール部を一旦形成したのち、超音波振動を利用し
つつ、図12に示すように、レール8の下方に設けられ
カートリッジヒータ28aを内蔵したヒートブロック2
8上に、真空吸引装置28bによる真空吸引などにより
短冊テープ状支持体5が間欠的に固定されるとともに熱
電対28cにより温度調節制御されるカートリッジヒー
タ28aで加熱された短冊テープ状支持体5上のICチ
ップ2のパッド2aにバンプ20を形成する。このと
き、短冊テープ状支持体5の金属キャリア5cがカート
リッジヒータ28aで加熱されて熱変形しないように、
金属キャリア5cを加熱せず金属キャリア5cの開口5
d内に対応するベースフィルム5aの該当部分を加熱す
るのが好ましい。1つのICチップ2にバンプ20の形
成が完了する毎に搬送チャック9aの間欠送りにて、I
Cチップ2に形成されたバンプ20がレベリング装置3
0に短冊テープ状支持体5を介して送られ、レベリング
装置30に、真空吸引装置30bにより真空吸着されて
保持される。そして、上下のプレス盤30a,30dに
よりICチップ2に形成された全てのバンプ20に押圧
力を加えてバンプ20の先端を若干押し潰し、ICチッ
プ2の表面からのバンプ20の高さを大略均一にする。
例えば、バンプ20の高さが50〜60μmとなりバラ
ツキのある状態から、バンプ20の高さを45±2μm
に揃える。その後、搬送ユニット60の間欠送りによ
り、レベリングされたバンプ20を有するICチップ2
がバンプ形成良否検査装置31に短冊テープ状支持体5
を介して送られる。この検査装置31では、CCDカメ
ラ31aにより、ICチップ2の上方から平面的にバン
プ20の形状及び位置が検査される。すなわち、各バン
プ20がICチップ2のバンプ20を形成すべきパッド
2aに形成されているか否か、パッド2aの外側にはみ
出していないか否か、などが検査される。ここで、不適
切なバンプ20があると判断されたICチップ2は、図
11に示されるICチップ取り出し装置17により、短
冊テープ状支持体5から取り外されるか、又は図13に
示されるバッドマーク塗布装置430により、バッドマ
ーク440をつける。なお、図10ではバンプ形成良否
検査装置31を省略して図示している。
【0032】ICチップ取り出し装置17は、図11に
示すように、検査装置31の下流側に配置され、短冊テ
ープ状支持体5の走行方向と平行なX軸方向沿いに、モ
ータなどの駆動装置17cの駆動により、支持アーム1
7gがX軸ユニット17d沿いに移動し、支持アーム1
7gに支持されたY軸ユニット17eに吊り支持された
吸着ノズル17aがモータなどの駆動装置17fの駆動
により、Y軸方向沿いに往復移動する。吸着ノズル17
aは、モータなどの駆動装置17bにより上下動するよ
うに駆動される。よって、短冊テープ状支持体5上の不
適切なICチップ2を吸着ノズル17aにより吸着して
短冊テープ状支持体5から取り出したのち、不適切チッ
プ回収部18内に不適切なICチップ2を回収するよう
にしている。このICチップ取り出し装置17の各駆動
装置17b,17c,17fの駆動は、検査装置31で
の検査結果に基づき、上記制御装置162により制御さ
れる。
【0033】このようにICチップ取り出し装置17で
ICチップを取り除く代わりに、図13に示されるバッ
ドマーク塗布装置430が検査装置31の下流に配置さ
れ、シリンダ等の駆動装置18aにてマーキングペン1
8bを上下させて不適切なICチップ2に例えば黒又は
赤色の×印のバッドマーク440をマーキングするよう
にしてもよい。検査装置31での検査結果に基づき、上
記制御装置162の制御により、バッドマーク塗布装置
430を駆動して不適切なICチップ2にバッドマーク
440を自動的にマーキングすることができる。なお、
上記した各制御装置及び後記する制御装置は互いに必要
に応じて必要な情報を適宜入力又は出力して、全体とし
て適切な動作が行えるようにしている。 一方、検査に
合格したバンプ20を有するICチップ2は、短冊テー
プ状支持体5に保持されたまま収納マガジンストッカー
6dに収納される。短冊テープ状支持体5が収納された
収納マガジンストッカー6dは実装工程に搬送される。
このとき、実装前工程と実装工程とがクリーンルームな
どにより隣接して配置されている場合には、そのまま、
実装工程に搬送されるが、クリーンルームなどによりつ
ながっておらず、実装工程への搬送の際にICチップ2
にゴミなどが付着する恐れがある場合には、マガジンス
トッカーをパックするなどして搬送するのが好ましい。
なお、バンプボンディング装置25のバンプボンディン
グ動作、短冊テープ状支持体5の走行方向と平行なX軸
方向の移動用のモータなどの駆動装置25a、X軸方向
と直交するY軸方向の移動用のモータなどの駆動装置2
5bの駆動は、制御装置66により制御される。レベリ
ング装置30の上下プレス盤30a,30dを駆動する
モータなどの駆動装置30cの駆動は、制御装置65に
より制御される。検査装置31の検査動作、CCDカメ
ラ31aのX軸方向及びY軸方向沿いの移動用のモータ
など駆動装置31bの駆動は、制御装置64により制御
される。 実装機103でICチップ2の実装を行う実
装工程では、図15,16に示すように、実装前工程か
ら搬送されてきた短冊テープ状支持体5が収納されたマ
ガジンストッカー6は供給マガジンストッカー6として
ICチップ供給装置40にセットされる。このICチッ
プ供給装置40は、モータなどの駆動装置の駆動により
短冊テープ状支持体供給部材41aによりマガジンスト
ッカー6から一枚の短冊テープ状支持体5が供給部42
に送られる。供給部42においては、カメラ49によ
り、短冊テープ状支持体5のICチップ2を認識し、す
なわち、チップの有無又はバッドマークの有無を認識
し、バッドマークの無いICチップ2についてのみ位置
補正の後、反転装置45の吸着ノズル44で短冊テープ
状支持体5から一枚ずつピックアップする。
【0034】ICチップ2を吸着した吸着ノズル44
は、モータ48の駆動により反転装置45が、一挙に又
は90度ずつ、最終的に180度回転することにより、
下向きから上向きの状態まで回転させられてICチップ
2の姿勢を180度変更する。すなわち、ICチップ供
給装置40から吸着ノズル44で吸着した状態では、I
Cチップ2はその実装面である表面が上向きになってお
り、この表面を吸着ノズル44が吸着している。そし
て、反転装置45により180度反転されて、吸着ノズ
ル44が上向きになると、ICチップ2の裏面が上向き
に向いた状態となり、このICチップ2の裏面を別のノ
ズル46で吸着すると、ICチップ2の表面が下向きに
向いた状態となる。この状態で、ノズル46を膜状の導
電ペースト皿47に対して昇降させて、ノズル46に吸
着されたICチップ2の表面のバンプ20に導電ペース
トを付着(転写)させたのち、吸着ノズル44を基板保
持装置50に保持された基板100の実装位置の上方ま
で移動し、ノズル46を下降させて基板100の実装位
置にICチップ2を実装する。
【0035】ノズル46は、モータなどの駆動装置46
aにより上下動されるとともに、モータなどの駆動装置
46cの駆動により、移動案内ユニット46b沿いに、
反転装置45と、導電ペースト皿47と、基板保持装置
50との間を移動する。よって、基板100に対して、
ノズル46がX軸方向に移動する一方、基板100がモ
ータ50aによりY軸方向に移動することにより、基板
100のX軸及びY軸の両方向の所望の位置に実装する
ことができるようにしている。なお、図15には、ノズ
ル46の軌跡を矢印で示す。 ICチップ2が実装され
た基板100は、高温炉内に搬送されてICチップ2の
バンプ20と基板100との間などにある導電ペースト
を軟化させたのち、封止用樹脂をICチップ2と基板1
00との間などに供給し、高温炉でこの封止用樹脂を硬
化させて、実装工程を終了する。
【0036】ICチップ供給装置40の短冊テープ状支
持体供給部材41aの駆動、カメラ49による認識動
作、上記反転装置45のモータ48及び吸着ノズル44
の吸着及び吸着解放動作、ノズル46の吸着及び吸着解
放動作、ノズル46の上下動用の駆動装置46a、ノズ
ル移動用の駆動装置46c、基板保持装置50のY軸方
向移動用の駆動装置50a等の駆動装置の駆動は、上記
他の制御装置と関連して制御動作を行う制御装置67に
より制御される。
【0037】上記第1実施形態では、複数のICチップ
2を短冊テープ状支持体5に保持させるテーピング工程
と、実装前処理工程と、実装工程とのそれぞれにおい
て、工程完了時、短冊テープ状支持体5を収納したマガ
ジンストッカーを各工程毎に供給マガジンストッカーと
している。しかしながら、本発明の第2実施形態として
は、具体的には図示しないが、供給マガジンストッカー
から収納マガジンストッカーに向けて短冊テープ状支持
体5を間欠的に走行させつつ、テーピング装置101で
テーピング工程を行い、バンプ形成装置102でバンプ
ボンディング、レベリング、バンプ検査の実装前処理工
程を行い、実装機103でICチップ2の基板100へ
の実装工程を行うようにしてもよい。これらの工程は通
常クリーンルーム内で行う。この場合には、各工程毎に
短冊テープ状支持体5を収納・供給操作する必要がな
く、かつ、マガジンストッカー搬送時にパッキングなど
する必要がなくなる。
【0038】上記金属キャリア5cの開口5dは、他の
工程との関係でICチップ2の大きさより相当大きくし
てもよい。例えば、上記実装前処理工程でバンプ20を
ICチップ2に形成するとき、ICチップ2が小さ過ぎ
て、吸着ブロック28の吸引穴28aから真空吸引して
もICチップ2を吸着ブロック28側に十分に吸着でき
ない場合には、本発明の第3実施形態として図17,1
8に示すように、枠体の押え具70を金属キャリア5c
の開口5d内に挿入できる程度の大きさの開口5dとす
る。このようにすることにより、押え具70により、I
Cチップ2の周囲の粘着層5b及びベースフィルム5a
をヒートブロックの吸着ブロック28側に押え付けて、
押え具70の開口枠の開口70a内のICチップ2を吸
着ブロック28で安定して固定保持することができるの
で、小さいICチップも十分に吸着することができる。
なお、粘着層5bにおいて、押え具70により押え付け
られる部分は、この部分に他の大きさのICチップ2も
載置されない場合には、粘着層5bを形成しないように
するか、又は、押え具70で押え付ける部分に他の大き
さのICチップ2が保持される場合には、開口70の中
央部分は全面又は細かいドット状に粘着層5bを形成し
てICチップ2を確実に保持できるようにする一方、押
え具70で押え付けられる部分は粗いドット状に形成し
て粘着力を小さくするようにして、押え具70で押え付
けたのち、押え具70を短冊テープ状支持体5から取り
外すとき、円滑に取り外すことができるようにしてもよ
い。また、本発明の他の実施形態として、上記金属キャ
リア5cを配置する代わりに、短冊テープ状支持体5に
金属キャリア5cと同様な剛性を付与しうる合成樹脂な
どからなる非金属キャリアを用いてもよい。
【0039】上記各実施形態によれば、実装前処理工程
において、短冊テープ状支持体5からICチップ2を取
り外すことなく、短冊テープ状支持体5にICチップ2
を保持した状態でバンプ形成工程などの実装前処理を行
うことができるため、実装工程前においてトレーなどか
らICチップ2を取り出すとき及び再び収納させるとき
にICチップ2に生じていた損傷を確実に防止すること
ができるとともに、取り出し作業及び収納作業用の装置
が不要となる。また、実装前処理工程でICチップ2を
トレーなどから取り出したり、収納したりする工程が省
略でき、ICチップ2の実装工程全体のタクトを短くす
ることができる。
【0040】また、従来トレーにICチップを収納する
場合には、トレーの収納凹部はICチップが不用意に移
動しないようにICチップ2の大きさに対応させた大き
さとなっているため、ICチップの大きさが異なると、
その大きさに対応したトレーを用意しなければならなか
った。しかしながら、上記各実施形態では、金属キャリ
ア5cのある短冊テープ状支持体5では、そのICチッ
プ2の収納用の開口5dを種々のICチップ2の最大寸
法以上とすることにより、そのままの状態で、大きさの
異なるICチップ2に対しても1種類の短冊テープ状支
持体5があれば保持可能であり、汎用性の高いものとな
る。よって、従来の問題を解消することができる。ま
た、上記各実施形態のように短冊テープ状支持体5に汎
用性をもたせた場合において、短冊テープ状支持体5の
粘着層5bにより開口5d内のICチップ2を保持する
ため、開口5dの大きさがICチップ2の大きさより大
きくてもICチップ2が開口5d内で不用意に移動する
ことがなく、ICチップ2が損傷するのを防止すること
ができる。
【0041】また、ICチップ2が小さなものでは、各
処理工程においてICチップ2を真空吸引するとき、I
Cチップ2に対向してICチップ2を吸引できる真空吸
引孔の数が少なくなり、ICチップ2の吸引保持力が小
さいといった問題があるが、短冊テープ状支持体5の粘
着層5bの粘着力を大きくすれば、吸引保持力の不足分
を補うこともできる。また、実装前処理工程で、バンプ
形成後にバンプ20の高さのレベリングを行うとき、I
Cチップ2自体に反りがある場合には、バンプ20のレ
ベリングが不均一になる傾向があったが、短冊テープ状
支持体5にICチップ2を保持した状態でレベリングを
行えば、レベリング時に短冊テープ状支持体5及びIC
チップ2に押圧力が作用したとき、ICチップ2の反り
を短冊テープ状支持体5のベースフィルム5aなどで吸
収することができ、レベリングの精度をより向上させる
ことができる。
【0042】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施できる。例え
ば、実装前処理は、上記バンプ形成に限定されるもので
はなく、バンプ形成以外の、実装前に必要な他の処理で
あってもよい。
【0043】上記第1実施形態及び第2実施形態ではテ
ーピング装置101でテーピング工程を行っているが、
本発明の第4実施形態としては、短冊テープ状支持体5
であるベースフィルム5aを金属(例えば厚さ数10μ
m〜100μmのリードフレーム用のアルミニウム又は
銅などの金属)とし、まず、ベースフィルム5a上にペ
ースト塗布装置51によりダイボンディング用ペースト
(例えば銀バラジウムなど)52を塗布し、次に、上記
ペースト52上にICチップ2を載置した後、キュア部
53で昇温(例えば銀ペーストで180℃で5分間加
熱)させてペースト52を固めるダイボンディング法を
用いている(図19及び20)。この方法では、ICチ
ップ2とベースフィルム5aとが完全固定されるため、
実装前処理であるバンピングの接合状態が良好になる。
また、ベースフィルム5aが金属単層であるため、テー
プ品質やコストやリサイクルの面で有利である。
【0044】さらに、この第4実施形態では、ICチッ
プ2をベースフィルム5aから取り出す際、図21に示
すように、ICチップ取り出し装置の一例としての切り
取り装置の一例のレーザ照射装置54によるレーザ照射
を用いて金属のベースフィルム5aを焼き切り、ベース
フィルム5aがICチップ2にくっついたままの状態で
次の実装工程へ移載される。金属のベースフィルム5a
がICチップ2の裏面に接合された状態で実装されるこ
とにより、金属のベースフィルム5aがICチップ2の
放熱板の役割を果たすことができ、実装後の回路の動作
の安定性の向上になる。また、この実施形態によれば、
ベースフィルム5aをレーザ照射による焼き切るため、
ICチップ2の大きさが異なったり、形状が異なって
も、レーザ照射の位置をそれらに対応して変更するだけ
で容易に対応することができる。
【0045】また、他の方法としては、本発明の第5実
施形態として図22に示すように、ICチップ取り出し
装置の一例としての切り取り装置の一例のカッター装置
55のカッター56による金属のベースフィルム5aの
切断があり、ベースフィルム5aの一部とICチップ2
とが一体的に取り出すことができ、上記第4実施形態と
同様の効果が得られる。カッター装置55の先端に固定
される上記カッター56としては、例えばダイヤモンド
カッター等が用いられる。この実施形態によれば、ベー
スフィルム5aをカッター56で切断するため、ICチ
ップ2の大きさが異なったり、形状が異なっても、カッ
ター56による切断位置をそれらに対応して変更するだ
けで容易に対応することができる。
【0046】さらに、他の方法としては、本発明の第6
実施形態として図23に示すように、ICチップ取り出
し装置の一例としての切り取り装置の一例の打ち抜き用
金型57により、ICチップ2とベースフィルム5aの
一部とを一体的に打ち抜く打抜き方法があり、上記第4
実施形態と同様の効果が得られる。図23において、案
内盤128は、金型57の下降によりベースフィルム5
aを打ち抜くとき、金型57に対する開口部を有してお
り、金型57の打ち抜き時に案内盤128が損傷しない
ようにしている。この実施形態によれば、金型57によ
る打ち抜きのために、ベースフィルム5aの切断速度が
他の実施形態より早く行うことができる。
【0047】図21〜図23において、ICチップ2の
移動による移載ミスを防ぐために、ベースフィルム5a
を切り取る際に、ベースフィルム5aからICチップ2
とベースフィルム5aの一部を残りのベースフィルム5
aから完全に切り放すのではなく、残りのベースフィル
ム5aと一部つながっている部分であるICチップ保持
部58を残しておくとよい。なお、図21〜図23で
は、ICチップ保持部58は1箇所であるが、複数箇所
設けてもよい。図21〜図32では、ICチップをベー
スフィルム5aの一部とともにベースフィルム5aから
切り取った後、ベースフィルム5aの一部とともにIC
チップ2を移動させているが、移動による移載ミスを防
止するため、次工程の実装工程のICチップ2のピック
アップ装置(例えば、図14の反転装置45)が、上記
切り取り位置まで移動してピックアップするようにして
もよい。なお、図21,22において、案内盤128
は、例えば超硬合金などの剛体が好ましいが、短冊テー
プ状支持体5の材質などに応じて交換可能として、他の
種々の材料のものを使用することができる。
【0048】図24,25に、上記第4〜6実施形態に
おいて、ベースフィルム5aの一部と一体的にICチッ
プ2をベースフィルム5aから切り取ったのち、基板1
00に実装し、封止樹脂71により封止した状態を示
す。図24では、ベースフィルム5aの一部から基板1
00までの間を総て封止樹脂71で封止する場合を示
す。この例では、ICチップ2に固定されているベース
フィルム5aの一部を利用して、封止樹脂71を保持す
ることができる。また、図25では、ICチップ2と基
板100との間のみ封止樹脂71で封止する場合を示
す。図24,25のいずれの場合にも、金属製のベース
フィルム5aをICチップ2の上面側に露出して配置し
ているため、ベースフィルム5aを放熱板として機能さ
せることにより、ICチップ2の放熱効果を向上させる
ことができる。 上記実施形態によれば、リードフレー
ムと大略同様な形状及び厚さに短冊テープ状支持体5を
構成すれば、リードフレーム用の搬送装置、把持装置等
を転用することができ、特別に搬送装置、把持装置等を
設計、製造、又は購入する必要が無い。
【0049】また、マガジンストッカー6内に短冊テー
プ状支持体5を収納保持するとき、ICチップ2が短冊
テープ状支持体5などに接触しない程度に間隔をあけて
互いに離れた状態で収納保持すれば、ICチップ2が短
冊テープ状支持体5などに不用意に接触して損傷すると
いったことが防止できる。よつて、ICチップ2が、単
なる薄い平板状のもののみならず、球形や直方体形状な
どの立体的なものであっても、このように収納保持すれ
ば、ICチップ2が短冊テープ状支持体5などに不用意
に接触して損傷するといったことが防止できる。また、
短冊テープ状支持体5単位でICチップ2の種類を簡単
にかつ用意に変更することができ、トレーやテープカセ
ットなどで多量にICチップを供給するものと比較し
て、少量単位でICチップを交換することができ、多種
のICチップ基板を少量生産に好適なものとなる。
【0050】また、短冊テープ状支持体5は、ベースフ
ィルム5aを枠状のキャリア5cで支持するようにした
ので、ベースフィルム5aのみの場合と比較して、キャ
リア5cの剛性により短冊テープ状支持体5全体の剛性
を高めることができ、短冊テープ状支持体5を搬送する
ときなど取り扱いやすくなる。また、ICチップ2を保
持するベースフィルム5aは、その粘着層5bの粘着力
が低下したときなどには、キャリア5cからベースフィ
ルム5aを剥がして新たな粘着層5bを有するベースフ
ィルム5aをキャリア5cに貼り付けることにより、キ
ャリア5cを再利用することができる。また、ベースフ
ィルム5aを金属製により構成する場合には、ベースフ
ィルム5aをキャリア5cから取り外したのち溶融する
などして再利用することができる。
【0051】上記実施形態においては、ベースフィルム
5aとキャリア5cとを同一の金属で形成する場合には
一体的に製造して、必要に応じて、粘着層5bをベース
フィルム5aに貼り付けるようにしてもよい。なお、上
記各実施形態において、短冊状テープ状支持体に保持す
る対象としては、直方体状のICチップに限らず、球形
など任意の形状のICチップを短冊状テープ状支持体に
保持することもできる。本発明は、添付図面を参照しな
がら好ましい実施形態に関連して充分に記載されている
が、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修
正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請
求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおい
て、その中に含まれると理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかるICチップの
供給及び実装方法においてICチップを短冊テープ状支
持体に保持する状態の説明図である。
【図2】 上記第1実施形態の供給及び実装方法の説明
図である。
【図3】 (A),(B),(C),(D),(E)は
それぞれマガジンストッカーの斜視図、短冊テープ状支
持体の端部での断面図、短冊テープ状支持体のキャリア
の開口部分での断面図、変形例にかかる短冊テープ状支
持体の変形例の斜視図、さらに別の変形例にかかる短冊
テープ状支持体の粘着層の斜視図である。
【図4】 上記供給及び実装方法のテーピング工程を行
うテーピング装置の部分的な概略斜視図である。上記テ
ーピング装置の概略斜視図である。
【図5】 上記テーピング装置の概略斜視図である。
【図6】 (A),(B)はそれぞれ案内部材を説明す
るための概略斜視図及び背面図である。
【図7】 上記第1実施形態での送りユニットの斜視図
である。
【図8】 上記第1実施形態での短冊テープ状支持体の
搬送チャックの斜視図である。
【図9】 上記供給及び実装方法のバンプ形成工程を行
うバンプ形成装置の部分的な概略斜視図である。
【図10】 上記バンプ形成装置の概略斜視図である。
【図11】 上記供給及び実装方法において不適切なI
Cチップを取り出すためのICチップ取り出し装置の斜
視図である。
【図12】 上記バンプ形成装置のヒートブロック及び
レベリング装置下部の概略斜視図である。
【図13】 上記供給及び実装方法において不適切なI
Cチップにバッドマークをマーキングするためのバッド
マーク塗布装置などの斜視図である。
【図14】 上記実装方法の実装工程の分解説明図であ
る。
【図15】 図14の実装工程を行う実装機の部分的な
概略斜視図である。
【図16】 上記供給方法を実施するための供給装置を
含む上記実装機の概略斜視図である。
【図17】 本発明の第3実施形態にかかる短冊テープ
状支持体に押え具を挿入したときの部分斜視図である。
【図18】 本発明の第3実施形態として、バンプ形成
工程において、図17の状態での短冊テープ状支持体及
び案内盤の部分的な一部断面側面図である。
【図19】 本発明の第4実施形態のICチップの供給
及び実装方法の説明図である。
【図20】 本発明の上記第4実施形態にかかる、IC
チップを短冊テープ状支持体に保持するためのダイボン
ディング工程を備えたICチップの供給装置の概略斜視
図である。
【図21】 本発明の上記第4実施形態にかかるベース
フィルムの切り取り装置の斜視図である。
【図22】 本発明の第5実施形態にかかるベースフィ
ルムの切り取り装置の斜視図である。
【図23】 本発明の第6実施形態にかかるベースフィ
ルムの切り取り装置の斜視図である。
【図24】 本発明の上記第4〜6実施形態にかかる封
止後の実装状態の断面図である。
【図25】 本発明の上記第4〜6実施形態にかかる封
止後の実装状態の断面図である。
【符号の説明】
1…ウェーハ、2…ICチップ、2a…パッド、3,4
…トレー、5…短冊テープ状支持体、5a…ベースフィ
ルム、5b…粘着層、5c…金属キャリア、6…マガジ
ンストッカー、6a,6d…収納マガジンストッカー、
6b,6c…供給マガジンストッカー、7…ICチップ
搬送部、7a…ノズル、7b…駆動装置、7e…移動ユ
ニット、8…レール、9…モータ、9a…搬送チャッ
ク、9b…レバー、9c…ベアリング、9d…案内筒、
9e,9f…光センサー、9g…固定ブラケット、9h
…バネ、9j…ストッパ、10…載置台、10a…Xテ
ーブル、10b…駆動装置、10c…Yテーブル、10
d…駆動装置、11,12…送り爪、11a,12a…
駆動装置、11b,12b…上下ピッチ駆動軸、11
c,12c…案内部材、13…ウェーハ収納ケース、1
7…ICチップ取り出し装置、17a…吸着ノズル、1
7b,17c…駆動装置、17d…X軸ユニット、17
e…Y軸ユニット、17f…駆動装置、17g…支持ア
ーム、18…不適切チップ回収部、18a…駆動装置、
20…バンプ、25…バンプボンディング装置、25
a,25b…駆動装置、26…バンプボンディングヘッ
ド、27…キャピラリ、28…ヒートブロック、28a
…カートリッジヒータ、28b…真空吸引装置、28c
…熱電対、30…レベリングユニット、30b…真空吸
引装置、30a,30d…上下プレス盤、30c…駆動
装置、31…バンプ形成良否検査装置、31a…CCD
カメラ、40…ICチップ供給装置、41a…短冊テー
プ状支持体供給部材、42…供給部、44…吸着ノズ
ル、45…反転装置、46…ノズル、46a…駆動装
置、46b…移動案内ユニット、46c…駆動装置、4
7…導電ペースト皿、48…モータ、49…カメラ、5
0…基板保持装置、50a…駆動装置、51…ペースト
塗布装置、52…ダイボンディング用ペースト、53…
キュア部、54…レーザ照射装置、55…カッター装
置、56…カッター、57…打ち抜き用金型、58…I
Cチップ保持部、60…送りユニット、60a…支持ベ
ース、60b…モータ、60c…ネジ軸、60d…ナッ
ト、60e,60f,60g…ベース、60h…横バ
ー、60i…直進ガイド、60j…先端位置検出センサ
ー、60k…減速開始位置検出センサー、60m…後端
位置検出センサー、60n…シリンダ、60o…レバ
ー、60p…ロッド、60q…把持チャック、60r…
バネ、61…テープ剥離ユニット、62…テープ貼付ユ
ニット、63,64,65,66,67…制御装置、7
0…押え具、100…基板、101…テーピング装置、
102…バンプ形成装置、128…案内盤、160…制
御装置、200…認識カメラ、201…突き上げピン、
210…短冊テープ状支持体送り装置、400…案内装
置、401…案内枠、402…モータ、403…案内ロ
ッド、404…ネジ軸、405…ナット部、406…可
動板、407…支持アーム、409…搬入レール、41
0…マガジンストッカー押圧シリンダ、411…マガジ
ンストッカー検出センサー、415…マガジンストッカ
ー分離用シリンダ、430…バッドマーク塗布装置、4
40…バッドマーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北山 喜文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 熊谷 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 金山 真司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 和田 義則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 米澤 隆弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 東 和司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップ(2)に実装前処理を行った
    のち、該ICチップを基板(100)に実装するICチ
    ップを供給するICチップの供給方法において、 上記ICチップを保持するベースフィルム(5a)と、
    上記ベースフィルムを支持する枠状キャリア(5c)と
    を備えて構成する短冊テープ状支持体(5)の上記キャ
    リア内の上記ベースフィルム上に、上記ICチップを保
    持した状態で実装前処理を上記ICチップに行うように
    したことを特徴とするICチップの供給方法。
  2. 【請求項2】 上記ベースフィルムは、上記ベースフィ
    ルム上に配置されかつ上記ICチップを保持する粘着層
    (5b)を備えて、上記キャリア内の上記ベースフィル
    ムの上記粘着層上に、上記ICチップを保持した状態で
    実装前処理を上記ICチップに行うようにした請求項2
    に記載のICチップの供給方法。
  3. 【請求項3】 上記ベースフィルムの上記粘着層上に上
    記ICチップを保持した状態で実装前処理を上記ICチ
    ップに行ったのち、上記ICチップを上記ベースフィル
    ムから取り外した後、上記短冊テープ状支持体の上記ベ
    ースフィルムを上記キャリアから剥離させて新しい粘着
    層を有するベースフィルムを上記キャリアに貼り付ける
    ようにした請求項2に記載のICチップの供給方法。
  4. 【請求項4】 上記実装前処理は、上記ICチップを短
    冊テープ状支持体に移載を行う処理である請求項1〜3
    のいずれかに記載のICチップの供給方法。
  5. 【請求項5】 上記実装前処理は、上記ICチップの表
    面にバンプ(20)を形成する処理である請求項1〜3
    のいずれかに記載のICチップの供給方法。
  6. 【請求項6】 上記実装前処理は、上記ICチップの表
    面にバンプを形成し、バンプ形成の良否を検査する処理
    である請求項1,2,3又は5に記載のICチップ供給
    方法。
  7. 【請求項7】 上記実装前処理は、上記ICチップの表
    面にバンプを形成し、該バンプの高さのレベリングを行
    い、バンプ形成の良否を検査する処理である請求項1,
    2,3又は5に記載のICチップの供給方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のICチ
    ップの供給方法により供給される上記ICチップに上記
    実装前処理を行った後、上記短冊テープ状支持体から上
    記ICチップを取り外して上記基板に実装する実装処理
    を行うようにしたICチップの実装方法。
  9. 【請求項9】 上記実装処理は、表面に上記バンプが形
    成された上記ICチップの表面を吸着した後ICチップ
    の表裏を反転し、上記基板側に上記ICチップのバンプ
    が対向するようにして、上記ICチップのバンプを上記
    基板の電極パッドに接触するように実装するようにした
    請求項8に記載のICチップの実装方法。
  10. 【請求項10】 ICチップ(2)に実装前処理を行っ
    たのち、該ICチップを基板(100)に実装するIC
    チップを供給するICチップの供給装置において、 上記ICチップを保持するベースフィルム(5a)と、 上記ベースフィルムを支持する枠状キャリア(5c)と
    を備えて構成する短冊状テープ支持体の上記キャリア内
    の上記ベースフィルム上に、上記ICチップを移載する
    ICチップ移載装置(101)を備えるようにしたこと
    を特徴とするICチップの供給装置。
  11. 【請求項11】 上記ベースフィルム(5a)は、該ベ
    ースフィルム上に配置されかつ上記ICチップを保持す
    る粘着層(5b)を備えて、上記ICチップ移載装置
    は、上記キャリア内の上記ベースフィルムの上記粘着層
    上に、上記ICチップを移載するようにした請求項10
    に記載のICチップの供給装置。
  12. 【請求項12】 上記キャリア内の上記ベースフィルム
    上に、上記ICチップを短冊テープ状支持体(5)に保
    持した状態で実装前処理を上記ICチップに行う実装前
    処理部(102)をさらに備えるようにした請求項10
    又は11に記載のICチップの供給装置。
  13. 【請求項13】 ICチップ(2)に実装前処理を行っ
    たのち、該ICチップを基板(100)に実装するIC
    チップを供給するICチップの供給装置において、 上記ICチップを保持するベースフィルム(5a)と、 上記ベースフィルムを支持する枠状キャリア(5c)と
    を備えて構成する短冊状テープ支持体の上記キャリア内
    の上記ベースフィルム上に、上記ICチップを短冊テー
    プ状支持体(5)に保持した状態で実装前処理を上記I
    Cチップに行う実装前処理部(102)を備えるように
    したことを特徴とするICチップの供給装置。
  14. 【請求項14】 上記ベースフィルム(5a)は、該ベ
    ースフィルム上に配置されかつ上記ICチップを保持す
    る粘着層(5b)を備えて、上記実装前処理部は、上記
    キャリア内の上記ベースフィルムの上記粘着層上に、上
    記ICチップを短冊テープ状支持体に保持した状態で実
    装前処理を上記ICチップに行うようにした請求項13
    に記載のICチップの供給装置。
  15. 【請求項15】 上記実装前処理部での上記実装前処理
    は、上記ICチップの表面にバンプ(20)を形成する
    処理である請求項12〜14のいずれかに記載のICチ
    ップの供給装置。
  16. 【請求項16】 上記実装前処理部での上記実装前処理
    は、上記ICチップの表面にバンプを形成し、バンプ形
    成の良否を検査する処理である請求項12〜14のいず
    れかに記載のICチップの供給装置。
  17. 【請求項17】 上記実装前処理部での上記実装前処理
    は、上記ICチップの表面にバンプを形成し、該バンプ
    の高さのレベリングを行い、バンプ形成の良否を検査す
    る処理である請求項12〜14のいずれかに記載のIC
    チップの供給装置。
  18. 【請求項18】 請求項12〜17のいずれかに記載の
    ICチップの供給装置により供給される上記ICチップ
    に上記実装前処理部で上記実装前処理を行った後、上記
    短冊テープ状支持体から上記ICチップを取り外して上
    記基板に実装する実装部(103)を備えるようにした
    ICチップの実装装置。
  19. 【請求項19】 上記実装部では、表面に上記バンプが
    形成された上記ICチップの裏面を吸着して上記基板側
    に上記ICチップの表面が対向するようにして、上記I
    Cチップのバンプを上記基板の電極パッドに接触するよ
    うに実装するようにした請求項18に記載のICチップ
    の実装装置。
  20. 【請求項20】 請求項12〜17のいずれかに記載の
    ICチップの供給装置により供給される上記ICチップ
    を、上記実装前処理部により上記ベースフィルムの上記
    粘着層上に保持した状態で実装前処理を上記ICチップ
    に行ったのち、上記ICチップを上記ベースフィルムか
    ら取り外した後、 上記短冊テープ状支持体の上記ベースフィルムを上記キ
    ャリアから剥離させて新しい粘着層を有するベースフィ
    ルムを上記キャリアに貼り付けるベースフィルム剥離貼
    付け装置(61,62)をさらに備えるようにした請求
    項18〜19のいずれかに記載のICチップの実装装
    置。
  21. 【請求項21】 ICチップ(2)を保持するベースフ
    ィルム(5a)と、 上記ベースフィルム(5a)を支持するキャリア(5
    c)とを備えて構成し、かつ、上記ベースフィルムは、
    上記ベースフィルム上に上記ICチップを保持した状態
    で上記ICチップに実装前処理を行うときに上記ICチ
    ップを固定するための真空吸引する際、上記ベースフィ
    ルムを通して上記ICチップを真空吸引して上記ICチ
    ップを所定位置に固定保持可能な程度の通気性を有する
    ようにしたことを特徴とする短冊テープ状支持体。
  22. 【請求項22】 上記ベースフィルム(5a)は、該ベ
    ースフィルム上に配置されかつ上記ICチップ(2)を
    保持する粘着層(5b)を備えて、上記ベースフィルム
    及びその粘着層は、上記粘着層上に上記ICチップを保
    持した状態で上記ICチップに実装前処理を行うときに
    上記ICチップを固定するための真空吸引する際、上記
    ベースフィルム及びその粘着層を通して上記ICチップ
    を真空吸引して上記ICチップを所定位置に固定保持可
    能な程度の通気性を有するようにした請求項21に記載
    の短冊テープ状支持体。
  23. 【請求項23】 ICチップ(2)を保持するベースフ
    ィルム(5a)と上記ベースフィルム(5a)を支持す
    るキャリア(5c)とを備えて構成し、かつ、上記ベー
    スフィルムに通気性のないことを特徴とする短冊テープ
    状支持体。
  24. 【請求項24】 上記ベースフィルム(5a)は、該ベ
    ースフィルム上に配置されかつ上記ICチップ(2)を
    保持する粘着層(5b)を備えて、上記ベースフィルム
    に通気性のないようにした請求項23に記載の短冊テー
    プ状支持体。
  25. 【請求項25】 上記ベースフィルム(5a)と上記粘
    着層(5b)にエアー抜きの穴を設けた請求項22に記
    載の短冊テープ状支持体。
  26. 【請求項26】 請求項21〜25のいずれかに記載の
    上記短冊テープ状支持体は、複数の上記短冊テープ状支
    持体を互いに所定間隔をあけて積み重ねて収納するマガ
    ジンストッカー(6)に収納可能なものであって、上記
    実装前処理と実装処理において、それぞれ、上記短冊テ
    ープ状支持体を短冊テープ状支持体供給用マガジンスト
    ッカー(6b,6c)から取り出して各処理を行ったの
    ち、上記短冊テープ状支持体を短冊テープ状支持体収納
    用マガジンストッカー(6a,6d)に収納するように
    した請求項8又は9に記載のICチップの実装方法。
  27. 【請求項27】 請求項21〜25のいずれかに記載の
    複数の上記短冊テープ状支持体を互いに所定間隔をあけ
    て積み重ねて収納するマガジンストッカー(6)を複数
    備えて、上記実装前処理部と実装部において、それぞ
    れ、上記短冊テープ状支持体を短冊テープ状支持体供給
    用として一方のマガジンストッカー(6b,6c)から
    取り出して各部で各処理を行ったのち、上記短冊テープ
    状支持体を短冊テープ状支持体収納用として他方のマガ
    ジンストッカー(6a,6d)に収納するようにした請
    求項18又は19に記載のICチップの実装装置。
  28. 【請求項28】 請求項21〜25のいずれかに記載の
    上記短冊テープ状支持体を使用するようにした請求項1
    〜9のいずれかに記載のICチップの実装方法。
  29. 【請求項29】 請求項21〜25のいずれかに記載の
    上記短冊テープ状支持体を使用するようにした請求項1
    0〜20のいずれかに記載のICチップの実装装置。
  30. 【請求項30】 上記短冊テープ状支持体(5)は、上
    記ベースフィルム上に上記ICチップ(2)がダイボン
    ディングされたものである請求項1に記載のICチップ
    の実装方法。
  31. 【請求項31】 ベースフィルム上に上記ICチップ
    (2)をダイボンディングして上記短冊テープ状支持体
    (5)を製造するダイボンディング装置(51)を備え
    る請求項10記載のICチップの実装装置。
  32. 【請求項32】 上記短冊テープ状支持体(5)から、
    上記実装前処理後の上記ICチップを取り出すとき、上
    記短冊テープ状支持体を切り取るようにした請求項30
    に記載のICチップの実装方法。
  33. 【請求項33】 上記短冊テープ状支持体(5)から上
    記実装前処理後の上記ICチップを取り出すICチップ
    取り出し装置として短冊テープ状支持体切り取り装置
    (54,55,57)を備える請求項32に記載のIC
    チップの実装装置。
  34. 【請求項34】 上記ベースフィルムの切り取り方法
    は、レーザ照射により上記短冊テープ状支持体を焼き切
    る請求項32に記載のICチップの実装方法。
  35. 【請求項35】 上記ベースフィルムの切り取り装置
    は、レーザ照射により上記短冊テープ状支持体を焼き切
    るレーザ照射装置(54)である請求項33に記載のI
    Cチップ実装装置。
  36. 【請求項36】 上記ベースフィルムの切り取り方法
    は、カッター(56)により上記短冊テープ状支持体を
    切断する請求項32に記載のICチップの実装方法。
  37. 【請求項37】 上記ベースフィルムの切り取り装置
    は、上記短冊テープ状支持体をカッター(56)で切断
    するカッター装置(55)である請求項33に記載のI
    Cチップの実装装置。
  38. 【請求項38】 上記ベースフィルムの切り取り方法
    は、打ち抜き用金型(57)による打抜きである請求項
    32に記載のICチップの実装方法。
  39. 【請求項39】 上記ベースフィルムの切り取り装置
    は、上記短冊テープ状支持体を打ち抜く打ち抜き用金型
    (57)である請求項33に記載のICチップの実装装
    置。
  40. 【請求項40】 上記短冊テープ状支持体の上記ベース
    フィルムは金属製である請求項1〜9,26,28,3
    0,32,34,36,38のいずれかに記載のICチ
    ップの実装方法。
  41. 【請求項41】 上記短冊テープ状支持体の上記ベース
    フィルムは金属製である請求項10〜20,27,2
    9,31,33,35,37,39のいずれかに記載の
    ICチップの実装装置。
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