JPH09134780A - 電子レンジの電源リレー制御方法 - Google Patents

電子レンジの電源リレー制御方法

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JPH09134780A
JPH09134780A JP8213903A JP21390396A JPH09134780A JP H09134780 A JPH09134780 A JP H09134780A JP 8213903 A JP8213903 A JP 8213903A JP 21390396 A JP21390396 A JP 21390396A JP H09134780 A JPH09134780 A JP H09134780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源リレーの接点が離れるとき発生するスパ
ークを減らして、電源リレー接点の損傷を減少させリレ
ーの寿命を延長し得る電子レンジの電源リレーの制御方
法を提供しようとするものである。 【解決手段】 50Hz/60Hzのクロック信号が入力す
ると、それ以前に電源リレーが電源電圧の「+」サイク
ルでオフされたか、又は電源電圧の「−」サイクルでオ
フされたかを判断し、この判断に従いリレー駆動信号の
出力時間を所定時間の間遅延させ電源電圧の「+」
「−」サイクルの頂点以後に電源リレーをオフさせるよ
うにした電子レンジの電源リレー制御方法が提供され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジのマグ
ネトロンに連結された電源リレーを制御する方法に係る
もので、詳しくは、電源リレーの接点が離脱される時発
生するスパークを減らして、電源リレー接点の損傷を減
少させリレーの寿命を延長し得る電子レンジの電源リレ
ー制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジの電源リレーオン/オ
フ制御装置では、図3に示すように、各部に電源を供給
する電源部10と、入力した制御信号により電子レンジ
の全ての動作を制御するマイクロコンピューター1と、
電源のオン/オフ時に該マイクロコンピューター1を初
期化させるリセット部2と、50Hz/60Hzの周波数を
有したクロック信号を前記マイクロコンピューター1に
供給する50Hz/60Hzクロック入力部3と、電子レン
ジの非動作時に制御信号を前記マイクロコンピューター
1に出力して警報音を発生させるブザー制御部4と、電
子レンジドアの開閉を感知するドア感知部5と、前記マ
イクロコンピューター1の制御により電子レンジの動作
状態を表示する表示制御部7と、使用者が所望の調理モ
ードを選択するために押した選択キーの状態を感知する
キー入力感知部8と、前記マイクロコンピューター1の
制御により駆動負荷を制御する主リレー制御部9と、か
ら構成されていた。
【0003】さらに、前記マイクロコンピューター1
は、図4に示すように、入力信号に従い各種制御を行う
CPU11と、前記クロック入力部3から印加された5
0Hz/60Hzのクロック信号を該CPU11の制御によ
り感知して感知信号を出力する50Hz/60Hzクロック
入力感知部12と、該50Hz/60Hzクロック入力感知
部12の感知信号によりリレー駆動信号を前記電源リレ
ー制御部6に出力し該電源リレー制御部6に包含された
電源リレーの接点を電源電圧の「+」及び「−」のサイ
クル中の何れのサイクルでターンオンすべきかを決定す
る電源リレーオン/オフ制御部18と、前記CPU11
から出力された制御信号によりリレーオン/オフ制御信
号を発生するリレーオン/オフ信号発生装置14と、前
記50Hz/60Hzクロック入力感知部12及びCPU1
1の出力信号によりリレーオン/オフ信号発生装置14
の動作を制御する制御装置13と、前記CPU11から
出力されたデータを格納する内部レジスター15、RA
M16、及びROM17と、を備えていた。
【0004】又、前記電源リレーオン/オフ制御部18
は、図5に示すように、前記CPU11の制御により5
0Hz/60Hzの周波数を有したクロック信号を発生する
50Hz/60Hzクロック発生装置18aと、該50Hz/
60Hzクロック発生装置18aの出力信号を反転するイ
ンバーターI1と、前記マイクロコンピューター1のリ
レーオン/オフ信号発生装置14から出力された信号を
反転するインバーターI2と、インバーターI2及びイ
ンバーターI1の出力信号を論理積するANDゲートA
1と、前記マイクロコンピューター1のリレーオン/オ
フ信号発生装置14から出力された信号により微分され
たパルス信号を発生するパルス発生装置18bと、パル
ス発生装置18bの出力信号及び前記インバーターI1
の出力信号を論理積するANDゲートA2と、前記パル
ス発生装置18b及び50Hz/60Hzクロック発生装置
18aの出力信号を論理積するANDゲートA3と、前
記インバーターI1及び50Hz/60Hzクロック発生装
置18aの出力信号を論理積するANDゲートA4と、
前記ANDゲートA1の出力信号によりパルス信号を発
生するパルス発生装置18cと、リレーの接点を電源電
圧の「+」及び「−」のサイクル中の何れのサイクルで
ターンオンすべきかを決定するTフリップフロップ18
dと、該Tフリップフロップ18dの出力端子*Q(Q
の反転を示す)の信号及び前記パルス発生装置18cの
出力信号を論理積するANDゲートA5と、前記Tフリ
ップフロップ18dの出力端子*Qの信号及び前記AN
DゲートA2の出力信号を論理積してTフリップフロッ
プ18dに印加するANDゲートA6と、前記Tフリッ
プフロップ18dの出力端子Qの信号及び前記ANDゲ
ートA3の信号を論理積するANDゲートA7と、前記
ANDゲートA4の出力信号に従いパルス信号を発生す
るパルス発生装置18eと、該パルス発生装置18eの
出力信号及び前記Tフリップフロップ18dの出力端子
Qの信号を論理積するANDゲートA8と、該ANDゲ
ートA8及び前記ANDゲートA5の出力信号によりク
ロック信号Rを出力するリレーオフ制御装置18fと、
前記各ANDゲートA6,A7の出力信号によりクロッ
ク信号Sを出力するリレーオン制御装置18gと、該リ
レーオン制御装置18g及びリレーオフ制御装置18f
の出力信号R,Sを受けリレー駆動信号を電源リレー制
御部6に出力して電源リレーを制御するリレー駆動装置
18hと、を備えていた。
【0005】このように構成された従来の電子レンジの
電源リレーオン/オフ制御装置の動作を以下に説明す
る。即ち、図4乃至図6に示すように、先ず、50Hz/
60Hzクロック入力部3から出力された50Hz/60Hz
のクロック信号がマイクロコンピューター1の50Hz/
60Hzクロック入力感知部12に入力され、該50Hz/
60Hzクロック入力感知部12はCPU11の制御によ
り50Hz/60Hzクロックの状態を感知した後、該感知
信号を電源リレーオン/オフ制御部18の50Hz/60
Hzクロック発生装置18aに印加する。
【0006】次いで、ステップST1で、マイクロコン
ピューター1のCPU11は、50Hz/60Hzクロック
信号が50Hz/60Hzクロック発生部18aから電源電
圧の「+」及び「−」サイクル中の何れのサイクルで出
力されるかを判断し、もし、前記50Hz/60Hzクロッ
ク信号が「+」サイクルから出力されるときは、ステッ
プST2でRAM16に格納されたリレーオンプラグが
セットされているか否かを判断する。このとき、リレー
オンプラグは電源リレーがオン又はオフされているかを
表示するデータである。
【0007】次いで、該リレープラグがセットされてい
るときは、CPU11はステップST3で「+」サイク
ルオンプラグがセットされているかを判断し、該「+」
サイクルオンプラグがセットされているときはステップ
ST4を行う。ここで、「+」サイクルオンプラグは、
RAM16に格納され、電源リレーが電源電圧の「+」
又は「−」サイクル中の何れの方にオンされているかを
表示するデータである。次いで、ステップST4では、
CPU11の制御によりリレーオン/オフ信号発生装置
14がハイレベルの信号を出力し、50Hz/60Hzクロ
ック発生装置18aはハイレベルの信号を出力するよう
に制御する。
【0008】次いで、該50Hz/60Hzクロック発生装
置18aがハイレベルの信号を出力すると、各ANDゲ
ートA1,A2,A5,A6はローレベルの信号を夫々
出力し、各ANDゲートA3,A7はハイレベルの信号
を夫々出力する。次いで、各リレーオフ及びリレーオン
制御装置18f,18gは制御信号を夫々出力し、リレ
ー駆動装置18hはリレー駆動信号を電源リレー制御部
6に印加して電源リレーがターンオンされる。以後、C
PU11は「+」サイクルオンプラグをリセットさせた
後、制御を終了する。
【0009】一方、前記ステップST2で、リレーオン
プラグがセットされていないと判断されるときは、CP
U11はステップST5で「+」サイクルオンプラグが
セットされているかを判断し、セットされているときは
ステップST6を行う。即ち、前記ステップST6で
は、CPU11の制御によりリレーオン/オフ信号発生
装置14がローレベルの信号を出力し、前記50Hz/6
0Hzクロック発生装置18aから出力されたクロック信
号がハイレベルであるときは、ANDゲートA4はハイ
レベルの信号をクロック発生装置18eに出力し、該パ
ルス発生装置18eはハイレベルの信号をANDゲート
A8に出力する。よって、各リレーオフ及びリレーオン
制御装置18f,18gは制御信号を夫々出力し、リレ
ー駆動装置18hはリレー駆動信号を電源リレー制御部
6に印加して電源リレーをターンオフさせる。
【0010】さらに、前記ステップST6で、50Hz/
60Hzクロック発生装置18aの出力信号がローレベル
であるときは、ステップST7でCPU11はリレーオ
ンプラグがセットされているか否かを判断し、リレーオ
ンプラグがセットされているときはステップST8を行
う。即ち、ステップST8で、CPU11は「+」サイ
クルオンプラグがセットされているか否かを判断し、セ
ットされているときは制御を終了し、セットされていな
いときは50Hz/60Hzクロック発生装置18aがロー
レベルの信号を出力するようにする。このとき、リレー
オン/オフ信号発生装置14はハイレベルの信号を出力
する。次いで、50Hz/60Hzクロック発生装置18a
の出力がローレベルであるときは、各ANDゲートA
3,A4,A7,A8がローレベルの信号を出力し、各
ANDゲートA1,A2,A6はハイレベルの信号を出
力する。
【0011】又、前記ステップST7で、リレーオンプ
ラグがセットされていないと判断されるときは、CPU
11はステップST9で「+」サイクルオンプラグがセ
ットされているかを判断し、セットされているとき制御
を終了し、「+」サイクルオンプラグがセットされてい
ないとき、CPU11の制御によりリレーオン/オフ信
号発生装置14がローレベルの信号を出力しANDゲー
トA5の一方側入力端にパルスを印加する。その後、T
フリップフロップ18dの出力端子Qを通って出力され
る信号がハイ状態であるとき、リレーオフ制御装置18
fが作動し前記ステップST6の過程に従い電源リレー
がオフされる。そして、この場合、図7(A)(B)に
示すように、電源リレーのリレー接点が電源電圧波形の
任意点A,A′でオフされるとき、該任意点A,A′か
らC,C′点までの長時間の間スパークが発生する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来の電子レンジの電源リレー制御方法においては、電源
リレーのリレー接点が電源電圧波形の任意の点A
(A′)でオフされる場合、前記リレー接点はA
(A′)点でオフされても、該A(A′)点からC
(C′)点までの長時間の間スパークが前記リレー接点
から発生し、電流が流れるため、リレー接点が破損され
リレーの寿命が短縮されるという不都合な点があった。
【0013】本発明の目的は、「+」サイクルでは電圧
位相の(2n−1)π+3/4π時点で、「−」サイク
ルでは電圧位相の(2nπ+3/4π)時点で夫々電源
リレーをオフさせ、電源リレーの接点が離れる時発生す
るスパークを減少させてリレーの寿命を延長し得る電子
レンジの電源リレー制御方法を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような本発明に係る
電子レンジの電源リレー制御方法においては、50Hz/
60Hzのクロック信号が入力すると、それ以前に電源リ
レーを電源電圧の「+」サイクルでオフされたか、又は
電源電圧の「−」サイクルでオフされたかを判断する第
1段階と、該第1段階の判断に従い、リレー駆動信号の
出力時間を所定時間の間遅延させた後電源電圧の「+」
「−」サイクルの頂点以後に電源リレーをオフさせる第
2段階と、電源リレーをオフさせた後次の過程を行う第
3段階と、を順次行うようになっている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対し
説明する。本発明に係る電子レンジの電源リレー制御方
法は、図3乃至図5に示した従来の装置を用い次のよう
に行う。即ち、図1に示すように、ステップST20
で、CPU11はリレーオンプラグがセットされている
かを判断し、セットされているとき、ステップ21で電
源リレーをオンさせる。このとき、「+」サイクルオン
プラグもセットされる。また、前記リレーオンプラグが
セットされていないとき、ステップST22でCPU1
1はRAM16に格納された50Hz/60Hzクロック入
力プラグがセットされているか否かを判断し、このと
き、50Hz/60Hzのクロック信号が50Hz/60Hzク
ロック入力感知部12に入力されると、CPU11は5
0Hz/60Hzクロック入力プラグをセットする。
【0016】次いで、該ステップST22の判断結果、
50Hz/60Hzクロック入力プラグがセットされていな
いとき、CPU11は次の過程を継続し、50Hz/60
Hzクロック入力プラグがセットされているとき、「+」
サイクルオンプラグのセットの適否をステップST23
で判断し、このとき、「+」サイクルオンプラグがセッ
トされているとき、CPU11はそれ以前に電源リレー
が電源電圧の「+」サイクルでオフされたと判断する。
【0017】次いで、ステップST24で、CPU11
はリレー駆動信号の出力時点が所定遅延時間T1の間遅
延されるように電源リレーオン/オフ制御部18を制御
し、この場合、前記遅延時間T1は電源電圧位相の(2
nπ+3/4π)時点に該当する。即ち、ステップST
24で、CPU11はリレーオン/オフ信号発生装置1
4及び電源リレーオン/オフ制御部18に制御信号を夫
々出力し、電源電圧位相の(2nπ+3/4π)時間の
間リレー駆動信号の出力を遅延させる。
【0018】次いで、ステップST25で、CPU11
はそれ以前に電源リレーがオンされたか否かをチェック
し、オンの状態でないと次の過程を行い、オンの状態で
あると「+」サイクルオンプラグをステップST26で
リセットさせる。次いで、ステップST27で、リレー
オン/オフ信号発生装置14はCPU11の制御により
リレーオフ信号を電源リレーオン/オフ制御部18に出
力し、該電源リレーオン/オフ制御部18はCPU11
の制御信号及びリレーオン/オフ信号発生装置14のリ
レーオフ信号によりリレー駆動信号を出力して電源リレ
ーをオフさせる。
【0019】そして、前記ステップST23で、「+」
サイクルオンプラグがセットされていないと判断される
とき、CPU11はそれ以前に電源リレーが電源電圧の
「−」サイクルでオフされたと判断し、ステップST2
8で、CPU11はリレー駆動信号の出力時点が所定遅
延時間T2の間遅延されるように電源リレーオン/オフ
制御部18を制御する。このとき、前記遅延時間T2は
電源電圧位相の(2n−1)π+3/4π時点に該当す
る。即ち、ステップST28で、CPU11はリレーオ
ン/オフ信号発生装置14及び電源リレーオン/オフ制
御部18に制御信号を夫々出力し、電源電圧位相の(2
n−1)π+3/4π時間の間リレー駆動信号の出力を
遅延させる。
【0020】次いで、ステップST29で、CPU11
はそれ以前に電源リレーがオンされたかをチェックし、
オンの状態でないと次の過程を行い、オンの状態である
とき「+」サイクルオンプラグをステップST30でリ
セットする。その後、前記ステップST27の過程と同
様に、電源リレーがオフされる。この場合、図2(A)
に示すように、以前に電源リレーが「+」サイクルでオ
フされた時は、電源電圧の位相でB点が遅延時間T1の
(2nπ+3/4π)時点に該当し、図2(B)に示す
ように、以前に電源リレーが「−」サイクルでオフされ
た時は、電源電圧の位相でB′点が遅延時間T2の(2
n−1)π+3/4π時点に該当する。このとき、C又
はC′点に最も近接した時点で電源リレーがオフされる
ことが好ましいが、本発明では製品の大量生産時に発生
する誤差を勘案し、C点又はC′点から1/4πだけ先
立った時点で電源リレーがオフされるようにさせ、大部
分のリレー接点がC又はC′点の以前にオフされるよう
にした。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電子レ
ンジの電源リレー制御方法においては、電源電圧位相の
(2nπ+3/4π)又は(2n−1)π+3/4π時
点で電源リレーの接点が交互にオフされるようになって
いるため、従来よりもスパークの発生時間及び発生量を
減少させることができ、電源リレー接点の破損を防止
し、製品の寿命を延長し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子レンジの電源リレー制御方法
を示したフローチャートである。
【図2】本発明の制御方法に従い電源リレーがオフされ
る時点を示した電源電圧波形図で、(A)は電源電圧の
「−」サイクルの波形図、(B)は電源電圧の「+」サ
イクルの波形図である。
【図3】従来の電子レンジの電源リレーオン/オフ制御
装置のブロック図である。
【図4】従来の電子レンジのマイクロコンピューターの
ブロック図である。
【図5】従来の電子レンジの電源リレーオン/オフ制御
部の詳細回路図である。
【図6】従来の電子レンジの電源リレーオン/オフ制御
方法を示したフローチャートである。
【図7】従来の電子レンジの制御方法に従い電源リレー
がオフされる時点を示した電源電圧波形図で、(A)は
電源電圧の「+」サイクルの波形図、(B)は電源電圧
の「−」サイクルの波形図である。
【符号の説明】
1…マイクロコンピューター 3…クロック入力部 6…電源リレー制御部 9…主リレー制御部 10…電源部 11…CPU 12…50Hz/60Hzクロック入力感知部 13…制御装置 14…リレーオン/オフ信号発生装置 16…RAM 17…ROM 18…電源リレーオン/オフ制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源を供給する電源部(10)と、50
    Hz/60Hzの周波数を有したクロック信号をマイクロコ
    ンピューター(1)に供給する50Hz/60Hzクロック
    入力部(3)と、 入力信号により各部を制御するCPU(11)と、前記
    クロック入力部(3)から印加する50Hz/60Hzのク
    ロック信号を該CPU(11)の制御により感知して感
    知信号を出力する50Hz/60Hzクロック入力感知部
    (12)と、該50Hz/60Hzクロック入力感知部(1
    2)の感知信号によりリレー駆動信号を電源リレー制御
    部(6)に出力し電源リレーの接点を「+」「−」電源
    電圧サイクル中のどのサイクルでターンオンすべきかを
    決定する電源リレーオン/オフ制御部(18)と、リレ
    ーオン/オフ制御信号を発生するリレーオン/オフ信号
    発生装置(14)と、前記CPU(11)の出力データ
    を格納するRAM(16)及びROM(17)と、を有
    したマイクロコンピューター(1)と、 該マイクロコンピューター(1)の制御により負荷を駆
    動する主リレー制御部(9)と、を備え、電子レンジの
    マグネトロンに連結された電源リレーを制御する電子レ
    ンジの電源リレー制御方法であって、 50Hz/60Hzのクロック信号が入力されると、それ以
    前に電源リレーが電源電圧の「+」サイクル及び「−」
    サイクル中の何れのサイクルでオフされたかを判断する
    第1段階と、 該第1段階の判断に従いリレー駆動信号の出力時間を所
    定時間の間遅延させた後、電源電圧の「+」及び「−」
    サイクルの頂点以後に電源リレーをオフさせる第2段階
    と、 該電源リレーをオフさせた後、次の過程を行う第3段階
    と、を順次行うことを特徴とする電子レンジの電源リレ
    ー制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1段階は、リレーオンプラグがセ
    ットされているか否かを判断する段階と、 該リレーオンプラグがセットされているとき電源リレー
    をターンオンさせ、前記リレーオンプラグがセットされ
    ていないとき50Hz/60Hz入力プラグがセットされて
    いるか否かを判断する段階と、 該50Hz/60Hz入力プラグがセットされているとき、
    「+」サイクルオンプラグがセットされているか否かを
    判断する段階と、を順次行う請求項1記載の電子レンジ
    の電源リレー制御方法。
  3. 【請求項3】 前記第2段階は、電源リレーが以前に電
    源電圧の「+」サイクルでオフされたとき、リレー駆動
    信号の出力時間を電圧位相の(2nπ+3/4π)時点
    だけ遅延させ、前記電源リレーが以前に電源電圧の
    「−」サイクルでオフされたときは、リレー駆動信号の
    出力時間を電圧位相の(2n−1)π+3/4π時点だ
    け遅延させる請求項1記載の電子レンジの電源リレー制
    御方法。
  4. 【請求項4】 前記第3段階は、それ以前に電源リレー
    がターンオンされたか否かを判断する段階と、 該電源リレーがターンオンされているとき、「+」サイ
    クルオンプラグをリセットする段階と、 電源リレーをターンオフさせる段階と、 次の過程を行う段階と、を順次行う請求項1記載の電子
    レンジの電源リレー制御方法。
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