JPH09134611A - 埋込型機器の取付装置 - Google Patents
埋込型機器の取付装置Info
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- JPH09134611A JPH09134611A JP7293897A JP29389795A JPH09134611A JP H09134611 A JPH09134611 A JP H09134611A JP 7293897 A JP7293897 A JP 7293897A JP 29389795 A JP29389795 A JP 29389795A JP H09134611 A JPH09134611 A JP H09134611A
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Abstract
埋込型機器の取付装置を得ること。 【解決手段】 取付バネ20を埋込型機器の取付装置の
本体10に取り付けて本体10側に折り曲げ、天井等に
設けた埋込孔に挿入した後、取付バネ20の復元力によ
って埋込孔に天井等に本体10を取付ける埋込型機器の
取付装置であって、本体10の側壁に対向して平面部を
有するバネ取付部13を設け、バネ取付部13の平面部
に取付バネ20を取付けるようにする。
Description
サ、温度センサ、リモコン受光部、照明器具の如き埋込
型機器の取付装置に関するものである。
号公報に開示された従来の天井埋込型照明器具の取付装
置の一例を示す斜視図である。1は円筒状の本体、2は
天井取付バネで、この天井取付バネ2を本体1に取り付
けできるようになっている。そして、天井取付バネ2に
は、係止爪3、耳片4a,4b、取付ネジ5を挿通する
ネジ挿通孔6a,6bが設けられており、また、本体1
には、天井取付バネ2の係止爪3を受け入れる爪係止孔
7a,7a、耳片4a,4bを受け入れる耳片係止孔8
a,8b及び取付ネジ5を受け入れる長孔9が設けられ
ている。
1の爪係止孔7a(又は7b)に係止させ、耳片4a,
4aを耳片係止孔8a,8bに係止させた後、取付ネジ
5を天井取付バネ2のネジ挿通孔6a,6bから本体1
の長孔9に挿通してネジ止めし、本体1に固定する。こ
の場合、係止爪3を爪係止孔7a,7bのどちらに入れ
るかで、天井の厚み変化に対応させている。
で、図7で示した天井取付バネ2の耳片4a,4bと円
筒状の本体1の耳片係止孔8a,8bを省略して、本体
1に振れ止め用のガイド溝7を設けたもので、天井取付
バネ2を本体1のガイド溝7に嵌合させ、取付ネジ5で
固定する。
従来の天井埋込型照明器具の取付装置によれば、円筒状
の本体1と天井取付バネ2は、取付ネジ5を使って固定
しているだけであり、係止爪3を爪係止孔7a(7b)
に挿入させ耳片4a,4bを耳片係止孔8a,8bにさ
せている部分はずれ防止のためだけのものである。ま
た、本体1は円筒状であるため天井取付バネ2と本体1
との接触面が狭い。このため、本体1を設置場所に埋め
込み設置する場合や設置した後に、安定かつ安全な状態
を保持することは困難であった。
になされたもので、常時、安定かつ安全な設置状態を保
持できる埋込型機器の取付装置を得ることを目的とす
る。
器の取付装置は、次のように構成したものである。 (1) 取付バネを埋込型機器の取付装置の本体に取り
付けて本体側に折り曲げ、天井等に設けた埋込孔に挿入
した後、取付バネの復元力によって天井等に本体を取付
ける埋込型機器の取付装置であって、本体の側壁に対向
して平面部を有するバネ取付部を設け、バネ取付部の平
面部に取付バネを取付けるようにしたものである。
置において、本体の平面部に凹状でその底部両側に溝状
の取付ガイドを有する断面ほぼT字状のバネ取付部を設
けると共に、一方の側に取付ガイドに沿ってスライドす
るバネ取付片を有し他方の側に復元力によって埋込孔に
係止するバネ係止片を有するほぼV字状の取付バネを備
えたものである。
置において、本体のバネ取付部にほぼL字状の係止爪を
対向して設けると共に、一方の側に係止爪に沿ってスラ
イドするバネ取付片を有し他方の側に復元力によって埋
込孔に係止するバネ係止片を有するほぼV字状の取付バ
ネを設けたものである。
器の取付装置において、本体のバネ取付部の平面部又は
取付バネのバネ取付片に係止突起部を設けると共に、取
付バネのバネ取付片又は本体のバネ取付部の平面部に係
止孔を設けて、係止突起部に係止孔を嵌合させ係止させ
るようにしたものである。
置において、係止突起部又は係止突起部に嵌合する係止
孔を複数箇設け、係止孔又は係止突起部をスライド方向
にずらして係止突起部又は係止孔に嵌合することにより
埋込面の厚さに対応するようにしたものである。
(5)の埋込型機器の取付装置において、一対の取付バ
ネの上部を連結して一体に形成したものである。
(5)又は(6)の埋込型機器の取付装置において、取
付バネのバネ係止片に落下防止用爪を設けたものであ
る。
ぼ円筒状で、上部は天板11で閉塞され、下部につば部
12が設けられて内部に例えばセンサを有する埋込型照
度センサの本体(以下本体という)で、13,13は本
体10の側壁に対向して設けられたバネ取付部である。
20はほぼV字状で例えばバネ鋼からなる一対の取付バ
ネ(図には一方だけ示してある)で、本体10のバネ取
付部13,13に差し込んで取り付けられる。
に設けられた一方の側のみ)について詳述すると、14
はバネ取付部13の外側壁で、本体10の一部を上下方
向に平面状に切除したものである。15は外側壁14の
ほぼ中央部付近から本体10の中心部方向に向かって設
けられた凹状のバネ係止部で、16はバネ係止部15の
最奥部に設けられた平面状の取付背板(底面)、17
a,17bは取付背板16の両側部に外側方向に向けて
溝部を形成した取付ガイドで、これらにより、断面ほぼ
T字状に形成されている。18は取付背板16のほぼ中
央近傍に設けられた係止突起部で、例えば下側方向に狭
くなるテーパ部によって形成されている。
示してある)について詳述すると、21はほぼV字状の
取付バネ20の一方の側(バネ取付部13に差し込む
側)に設けられたバネ取付片で、その両側部には背面に
突設したバネガイド部22a,22bが設けられてい
る。そして、バネ取付片21を本体10のバネ係止部1
5の取付背板16に沿って上方からその両側縁を取付ガ
イド17a,17bに差し込んで、バネガイド部22
a,22bでガタを抑えて下方向にスライドさせるよう
になっている。23a,23bはバネ取付片21の上下
方向の中央部付近に設けられた上部係止孔及び下部係止
孔で、そのいずれかを本体10のバネ係止部15の係止
突起部18に嵌合させて固定するようになっている。2
4は取付バネ20の他方の側(天井等の埋込部に係止さ
せる側)に設けられたバネ係止片、25はバネ係止片2
4の先端部に外側方向に折り曲げて形成した落下防止爪
である。
用を説明する。埋込型機器の取付装置の本体10に設け
られたバネ係止部15に上方から取付バネ20のバネ取
付片21を取付背板16に沿って差し込み、取付ガイド
17a,17bでガイドして下方向にスライドさせる。
そして、バネ取付片21の上部係止孔23aと下部係止
孔23bのいずれか一方を係止突起部18に嵌合させて
係止する。なお、他方の側のバネ取付部13にも同様に
して取付バネ20を取付ける。
0,20を取付けた取付装置により埋込型機器を天井や
壁等に取付けるには、次のようにして行う。まず、図2
に示すように、比較的厚い材料からなる天井、壁等の埋
込面26に設けた埋込孔27に埋込型機器を取付ける場
合について説明する。この場合は、バネ取付片21の下
方向に設けられた下部係止孔23bを係止突起部18に
嵌合して係止させ、バネ係止片24が本体10の側面の
やや上方に位置するようにしておく。なお、40は本体
10内に設けた例えばセンサの如き内部機器である。
のバネ係止片24,24を本体10側に圧縮して折り曲
げ、その状態のままで本体10を埋込孔27の下方から
埋込孔27内に挿入する。そして、つば部12が埋込面
に当接すると、取付バネ20,20のバネ係止片24,
24がその復元力によって本体10の外側方向に付勢さ
れ、埋込孔27の側壁に圧接されて固定される。その
後、本体10の取付け方向を調整する。なお、埋込型機
器を埋込孔27に挿入した際の、及び取付バネ20,2
0が本体10の外側方向に付勢されその反発力によって
埋込型機器が埋込孔27に固定された際の、埋込型機器
の落下は落下防止爪25によって防止される。
的薄い埋込面28に取付ける場合を説明する。図2で
は、取付バネ20の下部係止孔23aを本体10の係止
突起部18に係止させたが、図3に示すように、取付バ
ネ20のバネ取付片21を取付背板16に沿って下方向
にずらして、係止突起部18に上方係止孔23bを嵌合
して係止させる。
のバネ係止片24,24を本体10側に圧縮して折り曲
げ、その状態のままで本体10を埋込孔29の下方から
埋込孔29内に挿入すると、取付バネ20,20のバネ
係止片24,24がその復元力によって本体10の外側
方向に付勢され、埋込孔29の側壁に圧接されて固定さ
れる。その後、本体10の取付け方向を調整する。
機器の取付装置の本体10に設けたバネ係止部15の取
付背板16を平面状に形成したので、取付バネ20を本
体10に取り付けたときに両者の接触面が従来よりも広
くなり、安定かつ確実に固定され、強度が大となる。ま
た、本体1のバネ係止部15に取付ガイド17a,17
bと係止突起部18を設けて、取付バネ20を取付ガイ
ド17a,17bでガイドしつつスライドさせ、係止突
起部18を上部又は下部係止孔23a,23bに嵌合さ
せるようにしたので、取付バネ20の強度が増し本体1
0に容易、正確かつ確実に固定することができる。
方向に向かって凹状に形成したので、従来のように埋込
面に本体とバネを合わせた大きさの埋込孔を設ける必要
はなく、埋込孔の大きさを最小限にすることができる。
そして、本体10を埋込孔に埋め込む方向を自由に設定
することができるので作業が容易になり、また安定した
バネの反発力と構造によって確実で安定、かつ安全に取
付けることができる。
係止孔23a,23bを設け、埋込面の厚さに応じて係
止突起部18に係止する係止孔の位置をずらして嵌合す
るようにしたので、例えば9mm〜18mm厚さの天井
材はもちろんのこと、5mm程度の厚さの壁の金属パー
テーションや20mm以上の厚さのシステム天井等の、
埋め込む箇所の材料の厚さ変化に対応して安定して取付
けることができる。
設けたので、取付け時及び取付け後に埋込型機器の落下
を防止でき、安全性を保持することができる。また、取
付バネ20の取付けを差し込み式にしたので、取付バネ
20を本体10に固定するためのボルト、ナット等のネ
ジ部品等が不要になり、省部品化、製造の容易化、効率
向上が実現できる。
上下方向に上部係止孔23aと下部係止孔23bを2箇
所設けたが、本実施形態では係止孔を上下方向に3箇所
以上設けたものである。本実施形態によれば、第1の実
施形態に示した場合と同様の効果を有するが、さらに、
取付バネ20の3箇所以上に係止孔を設け、埋込面の厚
さに応じて係止突起部18に係止する係止孔の位置をず
らすようにしたので、埋込面の厚さ変化に緻密に対応し
てより安定した状態で取付けることができる。
21に係止孔23a,23aを設け、本体10の取付背
板16に係止突起部18を設けたが、本実施形態では取
付バネ20のバネ取付片21に係止突起部を設け、本体
10の取付背板16に凹状の係止孔を設けて、これらの
係止突起部を凹状の係止孔に嵌入して係止させるように
したものである。本実施形態によれば、第1の実施形態
に示した場合と同様の効果を有するが、さらに、係止突
起部と係止孔の位置選定を多様化することができる。
ネ20,20を別個に2個設けたが、本実施形態では、
図4に示すように、取付バネ20,20のバネ取付片2
1,21の上部を連結部20aにより相互に連結して門
型に形成し、1個の取付バネとして、その連結部20a
を本体10の上面に接触させて係止するようにしたもの
である。なお、連結部20aを本体10の天板11にね
じ止めしてもよい。従って、本実施形態によれば、第1
の実施形態に示した場合と同様の効果を有するが、さら
に、取付バネ20のバネ取付片21,21の上部を相互
に連結したので取付バネ20を本体10により確実に固
定することができる。
ほぼ円筒状で、上部に天板11が取付けられ、下部につ
ば部12を有し、内部に例えば照度センサのセンサを有
する埋込型機器の取付装置の本体で、13,13は本体
10の側壁の対向位置に設けた一対のバネ取付部であ
る。16はバネ取付部13に設けた取付背板で、本体1
0の一部を平面状に切除して形成したものである。30
a,30aはバネ取付部13の取付背板16に対向して
設けたL字状の係止爪で、上方から差し込まれた取付バ
ネ20のバネ取付片21の両側をガイドしてスライドさ
せる。18は係止爪30a,30bの間に設けられた係
止突起部である。
一対の取付バネで、本体10のバネ取付部13,13に
差し込んで取り付けられる。21はほぼV字状の取付バ
ネ20の一方の側(バネ取付部13に取付ける側)に設
けられたバネ取付片で、その両側にはガタ防止用のバネ
ガイド部22a,22bが設けられている。そして、バ
ネ取付片21を取付背板17に沿って係止爪30a,3
0bの上方向から差し込んで、その両縁部を係止爪30
a,30bでガイドして下方向にスライドさせ、取付バ
ネ20を本体10に取付けるようにしてある。23はバ
ネ取付片21に設けられた係止孔で、取付背板16の係
止突起部18に嵌入して係止するようになっている。
説明する。取付バネ20のバネ取付片21を、本体10
の取付背板16に沿って係止爪30a,30bの上方向
から差し込んで、その両縁部を係止爪30a,30bで
ガイドして下方向にスライドさせ、つば部12を埋込面
28に当接させてバネ取付片21に設けられた係止孔2
3を取付背板16の係止突起部18に嵌合して係止させ
る。
20のバネ取付片21に係止突起部を設け、本体10の
取付背板16に凹状の係止孔を設けて、取付バネ20の
係止突起部を本体10の係止孔に嵌入して係止させるよ
うにしてもよい。また、実施形態4(図4)に示すよう
に、取付バネ20,20の上部を連結部20aで連結し
て一体に構成してもよく、さらに、取付バネ20,20
のバネ係止片24の先端部に落下防止爪を設けてもよ
い。
10に取り付けたときに両者の接触面が広くなり、安定
かつ確実に固定され、強度が大となる。また、取付バネ
20を係止爪30a,30aに沿ってスライドさせ、係
止突起部18に係止孔23を嵌入するようにしたので、
取付バネ20を本体10に容易かつ確実に固定すること
ができる。さらに、本体10の側壁の一部を平面状に切
除してバネ取付部13,13に平面状の取付背板16を
形成したので、天井等に設ける埋込孔の大きさを最小限
にすることができ、取付作業も容易になる。また、取付
バネ20の取付けを差し込み式にしたので、ボツト、ナ
ット等のネジ部品等が不要になり、省部品化、製造の容
易化、効率向上が実現できる。
る。
る。
る。
を示す斜視図である。
一例を示す斜視図である。
部、16 取付背板、17a,17b 取付ガイド、1
8 係止突起部、20 取付バネ、21 バネ取付片、
23a,23b 係止孔、24 バネ係止片、25 落
下防止爪、26,28 埋込面、27,29 埋込孔、
30a,30b 係止爪。
Claims (7)
- 【請求項1】 取付バネを埋込型機器の取付装置の本体
に取り付けて該本体側に折り曲げ、天井等に設けた埋込
孔に挿入した後、前記取付バネの復元力によって前記天
井等に前記本体を取付ける埋込型機器の取付装置におい
て、 前記本体の側壁に対向して平面部を有するバネ取付部を
設け、該バネ取付部の平面部に前記取付バネを取付ける
ようにしたことを特徴とする埋込型取付装置。 - 【請求項2】 本体の平面部に凹状でその底部両側に溝
状の取付ガイドを有する断面ほぼT字状のバネ取付部を
設けると共に、一方の側に前記取付ガイドに沿ってスラ
イドするバネ取付片を有し他方の側に復元力によって埋
込孔に係止するバネ係止片を有するほぼV字状の取付バ
ネを備えたことを特徴とする請求項1記載の埋込型機器
の取付装置。 - 【請求項3】 本体のバネ取付部にほぼL字状の係止爪
を対向して設けると共に、一方の側に係止爪に沿ってス
ライドするバネ取付片を有し他方の側に復元力によって
埋込孔に係止するバネ係止片を有するほぼV字状の取付
バネを設けたことを特徴とする請求項1記載の埋込型機
器の取付装置。 - 【請求項4】 本体のバネ取付部の平面部又は取付バネ
のバネ取付片に係止突起部を設けると共に、取付バネの
バネ取付片又は本体のバネ取付部の平面部に係止孔を設
けて、前記係止突起部に前記係止孔を嵌合させ係止させ
ることを特徴とする請求項2又は3記載の埋込型機器の
取付装置。 - 【請求項5】 係止突起部又は該係止突起部に嵌合する
係止孔を複数箇設け、前記係止孔又は係止突起部をスラ
イド方向にずらして前記係止突起部又は係止孔に嵌合す
ることにより埋込面の厚さに対応するようにしたことを
特徴とする請求項4記載の埋込型機器の取付装置。 - 【請求項6】 一対の取付バネの上部を連結して一体に
形成したことを特徴とする請求項2,3,4又は5記載
の埋込型機器の取付装置。 - 【請求項7】 取付バネのバネ係止片に落下防止用爪を
設けたことを特徴とする請求項2,3,4,5又は6記
載の埋込型機器の取付装置。
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