JPH09134594A - 半導体不揮発メモリ - Google Patents
半導体不揮発メモリInfo
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- JPH09134594A JPH09134594A JP7289596A JP28959695A JPH09134594A JP H09134594 A JPH09134594 A JP H09134594A JP 7289596 A JP7289596 A JP 7289596A JP 28959695 A JP28959695 A JP 28959695A JP H09134594 A JPH09134594 A JP H09134594A
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- memory cell
- memory
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Abstract
(57)【要約】
【課題】強誘電体キャパシタの疲労に対して長寿命で、
かつ高信頼性の高集積不揮発性強誘電体メモリを提供す
る。 【解決手段】一トランジスタ一キャパシタ型の強誘電体
メモリで、常誘電体キャパシタおよびメモリセルと同形
の強誘電体キャパシタを含むダミーセルにより、強誘電
体キャパシタが疲労する前のメモリセルの二値の分極情
報に対応する二つのデータ線電位の丁度中間の電位より
低い参照電位を発生させる。
かつ高信頼性の高集積不揮発性強誘電体メモリを提供す
る。 【解決手段】一トランジスタ一キャパシタ型の強誘電体
メモリで、常誘電体キャパシタおよびメモリセルと同形
の強誘電体キャパシタを含むダミーセルにより、強誘電
体キャパシタが疲労する前のメモリセルの二値の分極情
報に対応する二つのデータ線電位の丁度中間の電位より
低い参照電位を発生させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は強誘電体を用いた不
揮発性の半導体メモリに関する。
揮発性の半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体を用いたメモリは、現在広く用
いられているダイナミックランダムアクセスメモリ(D
RAM)とほぼ同等の短時間で読み書きができる。加え
て、電源が無くとも情報が保持される不揮発性を有す
る。強誘電体メモリの形式は主に、DRAM同様のセル
構成を持つトランジスタ付きキャパシタ方式と強誘電体
膜をMOSトランジスタの絶縁膜に用いるMOSトラン
ジスタ方式がある。前者には、互いに相反する残留分極
の向きの二つのセルを一組として分極の組み合わせで一
つの情報を記録する二トランジスタ二キャパシタ(以下
2Tr2C)型と、一つのセルで一つの情報を記録する
一トランジスタ一キャパシタ(以下1Tr1C )型がある。
高集積化に適する1Tr1C型では、読み出すときに残
留分極の向きを判別するために基準となる電位(参照電
位)を発生させる必要がある。
いられているダイナミックランダムアクセスメモリ(D
RAM)とほぼ同等の短時間で読み書きができる。加え
て、電源が無くとも情報が保持される不揮発性を有す
る。強誘電体メモリの形式は主に、DRAM同様のセル
構成を持つトランジスタ付きキャパシタ方式と強誘電体
膜をMOSトランジスタの絶縁膜に用いるMOSトラン
ジスタ方式がある。前者には、互いに相反する残留分極
の向きの二つのセルを一組として分極の組み合わせで一
つの情報を記録する二トランジスタ二キャパシタ(以下
2Tr2C)型と、一つのセルで一つの情報を記録する
一トランジスタ一キャパシタ(以下1Tr1C )型がある。
高集積化に適する1Tr1C型では、読み出すときに残
留分極の向きを判別するために基準となる電位(参照電
位)を発生させる必要がある。
【0003】参照電位を発生する方法として、ダミーセ
ルを用いる方法がいくつか提案されている。一例とし
て、特開昭63−201998号公報で述べられているダミーセ
ルを用いたアレー構成を図10に示す。この例ではダミ
ーセルのキャパシタ面積をメモリセルキャパシタ面積の
2倍以上にして、ダミーセルの分極非反転時の容量を、
メモリセルキャパシタの分極反転時の容量と非反転時の
容量の間の容量値とする。読み出し時には、ダミーセル
のキャパシタを反転させずに用いてダミーセル側データ
線に、メモリセル側データ線の反転時の電位と非反転時
の電位の間の電位を発生する。参照電位は従来、例えば
アイエスエスシーシー 1994 ダイジェスト オブ
テクニカル ペーパーズ(ISSCC Dig.Tech.Pap.)26
8頁から269頁に示されるように、反転時と非反転時
とのメモリセル側データ線電位の丁度中間が最適とされ
てきた。
ルを用いる方法がいくつか提案されている。一例とし
て、特開昭63−201998号公報で述べられているダミーセ
ルを用いたアレー構成を図10に示す。この例ではダミ
ーセルのキャパシタ面積をメモリセルキャパシタ面積の
2倍以上にして、ダミーセルの分極非反転時の容量を、
メモリセルキャパシタの分極反転時の容量と非反転時の
容量の間の容量値とする。読み出し時には、ダミーセル
のキャパシタを反転させずに用いてダミーセル側データ
線に、メモリセル側データ線の反転時の電位と非反転時
の電位の間の電位を発生する。参照電位は従来、例えば
アイエスエスシーシー 1994 ダイジェスト オブ
テクニカル ペーパーズ(ISSCC Dig.Tech.Pap.)26
8頁から269頁に示されるように、反転時と非反転時
とのメモリセル側データ線電位の丁度中間が最適とされ
てきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のダミーセルによ
る参照電位発生法には以下の問題点がある。 (1)分極反転を繰り返すことによりメモリセルの強誘
電体キャパシタは疲労して読み出し時のデータ線電位が
変化することが考慮されておらず、この変化を想定した
ときに、最適な参照電位をどのように設定すべきかとい
う問題。
る参照電位発生法には以下の問題点がある。 (1)分極反転を繰り返すことによりメモリセルの強誘
電体キャパシタは疲労して読み出し時のデータ線電位が
変化することが考慮されておらず、この変化を想定した
ときに、最適な参照電位をどのように設定すべきかとい
う問題。
【0005】(2)上記のダミーセルのキャパシタ面積
を2倍以上にする方法では、微細な強誘電体膜では膜質
の制御が難しいため容量は必ずしも面積に比例せず所望
の容量を得るのが難しいという問題。
を2倍以上にする方法では、微細な強誘電体膜では膜質
の制御が難しいため容量は必ずしも面積に比例せず所望
の容量を得るのが難しいという問題。
【0006】本発明は、上記(1),(2)の問題を解決
するための1Tr1C型強誘電体メモリの参照電位発生
法を提供するものである。
するための1Tr1C型強誘電体メモリの参照電位発生
法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1Tr1C型メ
モリセル構造の強誘電体メモリは、情報を記憶するメモ
リセルと、上記メモリセルの二値の記憶情報を判定する
ための参照電位をデータ線に発生するダミーセルとを有
し、上記ダミーセルは、常誘電体キャパシタと上記メモ
リセルと同形の強誘電体キャパシタとを含む。上記ダミ
ーセルが上記データ線に出力する参照電位は、上記メモ
リセルの強誘電体キャパシタが疲労する前の状態にある
とき上記メモリセルの二値の記憶情報に対応してデータ
線に出力される二つの信号電位の丁度中間の電位よりも
低くなるように、望ましくは上記の二つの信号電位のう
ち低い方の電位よりも高くその差がセンスアンプの最小
検知可能電位差になるように、上記ダミーセルの常誘電
体キャパシタの容量を決める。参照電位を上記の二つの
信号電位の丁度中間の電位よりも低くすることにより、
メモリセルの強誘電体キャパシタの疲労現象による信号
量低下に対して、より大きなメモリアクセス可能回数を
実現できる。また、ダミーセルにメモリセルと同形の強
誘電体キャパシタを用いて上記の二つの信号電位の低い
ほうの電位の分を発生させ、確立された技術であるSi
O2 ,Si3N4等の常誘電体キャパシタを用いてセンス
アンプで増幅する電位差の分を発生する参照電位発生法
により、強誘電体膜の加工ばらつき等によるメモリセル
の信号量ばらつきに対して高信頼の、かつ信号量の低下
に対する読み出しの余裕を大きく精密に設定できる参照
電位を発生できる。
モリセル構造の強誘電体メモリは、情報を記憶するメモ
リセルと、上記メモリセルの二値の記憶情報を判定する
ための参照電位をデータ線に発生するダミーセルとを有
し、上記ダミーセルは、常誘電体キャパシタと上記メモ
リセルと同形の強誘電体キャパシタとを含む。上記ダミ
ーセルが上記データ線に出力する参照電位は、上記メモ
リセルの強誘電体キャパシタが疲労する前の状態にある
とき上記メモリセルの二値の記憶情報に対応してデータ
線に出力される二つの信号電位の丁度中間の電位よりも
低くなるように、望ましくは上記の二つの信号電位のう
ち低い方の電位よりも高くその差がセンスアンプの最小
検知可能電位差になるように、上記ダミーセルの常誘電
体キャパシタの容量を決める。参照電位を上記の二つの
信号電位の丁度中間の電位よりも低くすることにより、
メモリセルの強誘電体キャパシタの疲労現象による信号
量低下に対して、より大きなメモリアクセス可能回数を
実現できる。また、ダミーセルにメモリセルと同形の強
誘電体キャパシタを用いて上記の二つの信号電位の低い
ほうの電位の分を発生させ、確立された技術であるSi
O2 ,Si3N4等の常誘電体キャパシタを用いてセンス
アンプで増幅する電位差の分を発生する参照電位発生法
により、強誘電体膜の加工ばらつき等によるメモリセル
の信号量ばらつきに対して高信頼の、かつ信号量の低下
に対する読み出しの余裕を大きく精密に設定できる参照
電位を発生できる。
【0008】本発明の別の1Tr1C型メモリセル構造
の強誘電体メモリは、ダミーセルに属する上記データ線
の一部は電源電圧に、その他のデータ線部分およびこれ
と対をなし所望のメモリセルが接続するデータ線を別電
位にプリチャージし、読み出し動作を行う。上記方法に
より発生する参照電位が、上記メモリセルの強誘電体キ
ャパシタが疲労する前の状態のとき上記メモリセルが二
値の記憶情報に対応してデータ線に出力される二つの信
号電位の丁度中間の電位よりも低くなるように、望まし
くは上記の二つの信号電位のうち低い方の電位よりも高
くその差がセンスアンプの最小検知可能電位差になるよ
うに、上記参照電位を発生させる上記データ線を分割プ
リチャージする。参照電位を上記の二つの信号電位の丁
度中間の電位よりも低くすることにより、メモリセルの
強誘電体キャパシタの疲労現象による信号量低下に対し
て、より大きなメモリアクセス可能回数を実現できる。
また、メモリセルとの同形のダミーセルとプリチャージ
させたデータ線の一部とを用いて上記参照電位を発生さ
せることにより、強誘電体膜の加工ばらつき等によるメ
モリセルの信号量ばらつきに対して高信頼の、かつ高集
積な強誘電体メモリを実現できる効果が得られる。
の強誘電体メモリは、ダミーセルに属する上記データ線
の一部は電源電圧に、その他のデータ線部分およびこれ
と対をなし所望のメモリセルが接続するデータ線を別電
位にプリチャージし、読み出し動作を行う。上記方法に
より発生する参照電位が、上記メモリセルの強誘電体キ
ャパシタが疲労する前の状態のとき上記メモリセルが二
値の記憶情報に対応してデータ線に出力される二つの信
号電位の丁度中間の電位よりも低くなるように、望まし
くは上記の二つの信号電位のうち低い方の電位よりも高
くその差がセンスアンプの最小検知可能電位差になるよ
うに、上記参照電位を発生させる上記データ線を分割プ
リチャージする。参照電位を上記の二つの信号電位の丁
度中間の電位よりも低くすることにより、メモリセルの
強誘電体キャパシタの疲労現象による信号量低下に対し
て、より大きなメモリアクセス可能回数を実現できる。
また、メモリセルとの同形のダミーセルとプリチャージ
させたデータ線の一部とを用いて上記参照電位を発生さ
せることにより、強誘電体膜の加工ばらつき等によるメ
モリセルの信号量ばらつきに対して高信頼の、かつ高集
積な強誘電体メモリを実現できる効果が得られる。
【0009】本発明の別の1Tr1C型メモリセル構造
の強誘電体メモリは、情報を記憶するメモリセルと、上
記メモリセルと同形の強誘電体キャパシタを備えた第1
のダミーセルが付属したデータ線対と、常誘電体キャパ
シタと上記メモリセルと同形の強誘電体キャパシタとを
備えた第2のダミーセルが付属したデータ線対とが、交
互に配置され、隣り合う2本のデータ線間すべてに置か
れた差動型センスアンプと、隣り合う二つの差動型セン
スアンプを同時に選択駆動できる選択回路と、隣り合う
3本のデータ線を同時に選択できるプリチャージ回路と
を有する。読み出し時にはメモリセルの情報を出力する
データ線に隣り合う2本のデータ線に、上記第1および
第2のダミーセルから参照電位をそれぞれ発生して、こ
れらの参照電位と上記メモリセルの情報を出力したデー
タ線の電位とを、上記メモリセルの情報が出力されるデ
ータ線につながる二つのセンスアンプを選択駆動するこ
とによって比較し、上記メモリセルの情報を判定する。
の強誘電体メモリは、情報を記憶するメモリセルと、上
記メモリセルと同形の強誘電体キャパシタを備えた第1
のダミーセルが付属したデータ線対と、常誘電体キャパ
シタと上記メモリセルと同形の強誘電体キャパシタとを
備えた第2のダミーセルが付属したデータ線対とが、交
互に配置され、隣り合う2本のデータ線間すべてに置か
れた差動型センスアンプと、隣り合う二つの差動型セン
スアンプを同時に選択駆動できる選択回路と、隣り合う
3本のデータ線を同時に選択できるプリチャージ回路と
を有する。読み出し時にはメモリセルの情報を出力する
データ線に隣り合う2本のデータ線に、上記第1および
第2のダミーセルから参照電位をそれぞれ発生して、こ
れらの参照電位と上記メモリセルの情報を出力したデー
タ線の電位とを、上記メモリセルの情報が出力されるデ
ータ線につながる二つのセンスアンプを選択駆動するこ
とによって比較し、上記メモリセルの情報を判定する。
【0010】上記常誘電体キャパシタの容量は、第2の
ダミーセルが発生する参照電位が、上記メモリセルの強
誘電体キャパシタが疲労前の状態にあるとき上記メモリ
セルの二値の記憶情報に対応してデータ線に出力される
二つの信号電位の丁度中間の電位よりも低くなるよう
に、望ましくは上記の二つの信号電位のうち低い方の電
位よりも高く、その差がセンスアンプの最小検知可能電
位差になるように決める。第1のダミーセルからは上記
の二つの信号電位のうち低い方の電位と同電位の参照電
位を発生する。第2のダミーセルから発生する参照電位
を上記の二つの信号電位の丁度中間の電位よりも低くす
ることにより、メモリセルの強誘電体キャパシタの疲労
現象による信号量低下に対して、より大きなメモリアク
セス可能回数を実現できる。また、参照電位を二つ発生
させ、メモリセルの低い方の出力電位を高い方の参照電
位で判定し、メモリセルの高い方の出力電位を低い方の
参照電位で判定することによって、実効的にセンスアン
プの感度が向上し、メモリセルの強誘電体キャパシタの
疲労現象による信号量低下に対して大きなメモリアクセ
ス可能回数が得られる。
ダミーセルが発生する参照電位が、上記メモリセルの強
誘電体キャパシタが疲労前の状態にあるとき上記メモリ
セルの二値の記憶情報に対応してデータ線に出力される
二つの信号電位の丁度中間の電位よりも低くなるよう
に、望ましくは上記の二つの信号電位のうち低い方の電
位よりも高く、その差がセンスアンプの最小検知可能電
位差になるように決める。第1のダミーセルからは上記
の二つの信号電位のうち低い方の電位と同電位の参照電
位を発生する。第2のダミーセルから発生する参照電位
を上記の二つの信号電位の丁度中間の電位よりも低くす
ることにより、メモリセルの強誘電体キャパシタの疲労
現象による信号量低下に対して、より大きなメモリアク
セス可能回数を実現できる。また、参照電位を二つ発生
させ、メモリセルの低い方の出力電位を高い方の参照電
位で判定し、メモリセルの高い方の出力電位を低い方の
参照電位で判定することによって、実効的にセンスアン
プの感度が向上し、メモリセルの強誘電体キャパシタの
疲労現象による信号量低下に対して大きなメモリアクセ
ス可能回数が得られる。
【0011】上記のいずれの発明でも、センスアンプで
電位差を増幅する前にダミーセルに付属するワード線を
制御して上記ダミーセルに含まれるトランジスタを非導
通にし、一連の読み出し動作の最後に上記ワード線を制
御して上記トランジスタを導通させて上記ダミーセルに
含まれるキャパシタにかかる電圧を0にする駆動法が好
ましい。この駆動法により、ダミーセルの強誘電体キャ
パシタの破壊読み出しを回避でき、安定した参照電位の
発生が実現できる。
電位差を増幅する前にダミーセルに付属するワード線を
制御して上記ダミーセルに含まれるトランジスタを非導
通にし、一連の読み出し動作の最後に上記ワード線を制
御して上記トランジスタを導通させて上記ダミーセルに
含まれるキャパシタにかかる電圧を0にする駆動法が好
ましい。この駆動法により、ダミーセルの強誘電体キャ
パシタの破壊読み出しを回避でき、安定した参照電位の
発生が実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、強誘電体メモリのセル構
成を示す本発明の第1の実施例である。1アレー単位
は、一つのセンスアンプに2本の対データ線DLMmと
BLMmが結合されている。mはアレーの順番をあらわ
す。各データ線には強誘電体キャパシタCFEと電界効
果トランジスタからなるメモリセルがn個(DLMmには
MC1 2mからMC2n-1 2m-1,BLMmにはMC2 2mから
MC2n 2m-1 )と、メモリセルと同形セルおよび常誘電
体キャパシタCOと電界効果トランジスタからなるセル
を組み合わせたダミーセルが1個(DLMmにはDC
2m-1,BLMmにはDC2m)結合されている。ダミーセ
ルの強誘電体キャパシタは動作中分極反転が起こらない
方向に分極させておく。常誘電体キャパシタCOの容量
は(VREF−VSS)/(VCC−VREF)×CD
ーCFE0(CFE0はCFEの非反転時容量、VREF
は参照電位)とする。
成を示す本発明の第1の実施例である。1アレー単位
は、一つのセンスアンプに2本の対データ線DLMmと
BLMmが結合されている。mはアレーの順番をあらわ
す。各データ線には強誘電体キャパシタCFEと電界効
果トランジスタからなるメモリセルがn個(DLMmには
MC1 2mからMC2n-1 2m-1,BLMmにはMC2 2mから
MC2n 2m-1 )と、メモリセルと同形セルおよび常誘電
体キャパシタCOと電界効果トランジスタからなるセル
を組み合わせたダミーセルが1個(DLMmにはDC
2m-1,BLMmにはDC2m)結合されている。ダミーセ
ルの強誘電体キャパシタは動作中分極反転が起こらない
方向に分極させておく。常誘電体キャパシタCOの容量
は(VREF−VSS)/(VCC−VREF)×CD
ーCFE0(CFE0はCFEの非反転時容量、VREF
は参照電位)とする。
【0013】図2は、図1の実施例で発生させる参照電
位である。読み出し時に、メモリセルの強誘電体キャパ
シタの分極が非反転の場合データ線に発生する電位が非
反転信号、反転した場合に発生する電位が反転信号であ
る。参照電位VREFは反転信号と非反転信号との丁度
中間の電位よりも低く、望ましくは非反転信号より高く
その差がセンスアンプで検知可能な電位差(例えば20
0mV)である電位とする。
位である。読み出し時に、メモリセルの強誘電体キャパ
シタの分極が非反転の場合データ線に発生する電位が非
反転信号、反転した場合に発生する電位が反転信号であ
る。参照電位VREFは反転信号と非反転信号との丁度
中間の電位よりも低く、望ましくは非反転信号より高く
その差がセンスアンプで検知可能な電位差(例えば20
0mV)である電位とする。
【0014】図3は、図1における読み出し動作を示す
ものである。MC1 2m-1セル選択の例を示す。ダミーセ
ルは、選択メモリセルのデータ線対で、選択メモリセル
側でないデータ線BLMm に結合しているDC2mが選択
される。まずPCSスイッチを切り、VSSにプリチャ
ージされていたデータ線対を分離しフローティング状態
にする。同時にメモリセルのワード線VW1 とダミーセ
ルのワード線VWD2を駆動する。この状態でVSSに
プリチャージされていたプレート線VP1 とVPD2を
VCCに駆動する。このとき、ダミーセル側データ線B
LMmには図1に示した参照電位VREFが発生する。
一方メモリセル側データ線DLMm には、書き込まれて
いる分極方向に応じて反転信号か非反転信号(図2参
照)が発生する。その後、ダミーセルのCFEが分極反
転しないようにVWD2 を閉じた上で、センスアンプで
DLMmとBLMmとの電位差をVSSとVCCに増幅す
る。増幅したデータ線電位はYSm によりI/O線に読
み出す。読み出し終了後、プレート線VP1とVPD2を
VSSに戻してメモリセルのCFEの再書き込みを行
い、センスアンプをオフにする。DLMmとBLMmをV
SSに再びプリチャージし、VWD2 をオンにしてダミ
ーセルのキャパシタにかかっている電位差を0にする。
VWD2 をオフにして一連の読み出し動作を終了する。
ものである。MC1 2m-1セル選択の例を示す。ダミーセ
ルは、選択メモリセルのデータ線対で、選択メモリセル
側でないデータ線BLMm に結合しているDC2mが選択
される。まずPCSスイッチを切り、VSSにプリチャ
ージされていたデータ線対を分離しフローティング状態
にする。同時にメモリセルのワード線VW1 とダミーセ
ルのワード線VWD2を駆動する。この状態でVSSに
プリチャージされていたプレート線VP1 とVPD2を
VCCに駆動する。このとき、ダミーセル側データ線B
LMmには図1に示した参照電位VREFが発生する。
一方メモリセル側データ線DLMm には、書き込まれて
いる分極方向に応じて反転信号か非反転信号(図2参
照)が発生する。その後、ダミーセルのCFEが分極反
転しないようにVWD2 を閉じた上で、センスアンプで
DLMmとBLMmとの電位差をVSSとVCCに増幅す
る。増幅したデータ線電位はYSm によりI/O線に読
み出す。読み出し終了後、プレート線VP1とVPD2を
VSSに戻してメモリセルのCFEの再書き込みを行
い、センスアンプをオフにする。DLMmとBLMmをV
SSに再びプリチャージし、VWD2 をオンにしてダミ
ーセルのキャパシタにかかっている電位差を0にする。
VWD2 をオフにして一連の読み出し動作を終了する。
【0015】この実施例によれば、ダミーセルにメモリ
セルと同形の強誘電体キャパシタを用いてメモリセルの
非反転信号量を発生し、既に確立した技術のある常誘電
体キャパシタを用いてセンスアンプで検知する電位差を
高精度に発生する。このため、メモリセルの強誘電体キ
ャパシタの特性のばらつきに対して信頼性が高く、疲労
による信号量の低下に対して許容メモリアクセス回数を
大きくとれる参照電位を精密に供給できる。
セルと同形の強誘電体キャパシタを用いてメモリセルの
非反転信号量を発生し、既に確立した技術のある常誘電
体キャパシタを用いてセンスアンプで検知する電位差を
高精度に発生する。このため、メモリセルの強誘電体キ
ャパシタの特性のばらつきに対して信頼性が高く、疲労
による信号量の低下に対して許容メモリアクセス回数を
大きくとれる参照電位を精密に供給できる。
【0016】図4に、第1の実施例の参照電位VREF
を発生させる、図1に示した実施例以外のダミーセルの
例を示す。図4(a)は、強誘電体キャパシタの非反転容
量がCD・(VREF−VSS)/(VCCーVRE
F)の1Tr1C型のダミーセルである。容量を持つな
らば、常誘電体キャパシタに代えることもできる。図4
(b)はメモリセルと同形の1Tr1C型のダミーセルで
ある。ただし読み出す際には、ダミーセルプレート線を
VCCではなく(1+CD/CFE0)×VREF−CD
/CFE0×VSS に駆動する。図1のダミーセルを図
4のダミーセルに置き換えても、疲労による信号量の低
下に対して許容メモリアクセス回数を大きく取れる効果
がある。
を発生させる、図1に示した実施例以外のダミーセルの
例を示す。図4(a)は、強誘電体キャパシタの非反転容
量がCD・(VREF−VSS)/(VCCーVRE
F)の1Tr1C型のダミーセルである。容量を持つな
らば、常誘電体キャパシタに代えることもできる。図4
(b)はメモリセルと同形の1Tr1C型のダミーセルで
ある。ただし読み出す際には、ダミーセルプレート線を
VCCではなく(1+CD/CFE0)×VREF−CD
/CFE0×VSS に駆動する。図1のダミーセルを図
4のダミーセルに置き換えても、疲労による信号量の低
下に対して許容メモリアクセス回数を大きく取れる効果
がある。
【0017】図5は強誘電体メモリのセル構成を示す本
発明の第2の実施例である。この実施例でも、第1実施
例と同じ参照電位VREFを発生させる。ダミーセルは
メモリセルと同形である。データ線DLMmはPCB1,
BLMmはPCB2によりメモリセル側(DLM1m,BL
M1m)とダミーセル側(DLM2m,BLM2m)に分けら
れる。ただしメモリセル側DLM1m,BLM1m のデー
タ線容量をCD1,ダミーセル側DLM2m,BLM2mの
データ線容量CD2 としたときに、VREF=(CFE
0+CD2)VCC/(CFE0+CD1+CD2)が成り立
つように分割する。メモリセル側データ線にはVSSプ
リチャージ回路、ダミーセル側データ線にはVCCプリ
チャージ回路が付属している。
発明の第2の実施例である。この実施例でも、第1実施
例と同じ参照電位VREFを発生させる。ダミーセルは
メモリセルと同形である。データ線DLMmはPCB1,
BLMmはPCB2によりメモリセル側(DLM1m,BL
M1m)とダミーセル側(DLM2m,BLM2m)に分けら
れる。ただしメモリセル側DLM1m,BLM1m のデー
タ線容量をCD1,ダミーセル側DLM2m,BLM2mの
データ線容量CD2 としたときに、VREF=(CFE
0+CD2)VCC/(CFE0+CD1+CD2)が成り立
つように分割する。メモリセル側データ線にはVSSプ
リチャージ回路、ダミーセル側データ線にはVCCプリ
チャージ回路が付属している。
【0018】図6は図5における読み出し動作を示すも
のである。MC1 2m-1セル選択の例を示す。待機時には
PCA,PCB1,PCB2はオンであり、データ線はメ
モリセル側とダミーセル側がつながった状態でVSSに
プリチャージされている。読み出し開始するときにはP
CB2 をオフにして選択ダミーセル側のデータ線を分離
し、PCC2をオンにしてBLM2m をVCCにプリチャ
ージする。その後PCC2,PCAをオフにしてデータ
線をフローティングにし、PCB2をオンにして、以下
第1実施例と同様の手順により読み出し動作を行う。
のである。MC1 2m-1セル選択の例を示す。待機時には
PCA,PCB1,PCB2はオンであり、データ線はメ
モリセル側とダミーセル側がつながった状態でVSSに
プリチャージされている。読み出し開始するときにはP
CB2 をオフにして選択ダミーセル側のデータ線を分離
し、PCC2をオンにしてBLM2m をVCCにプリチャ
ージする。その後PCC2,PCAをオフにしてデータ
線をフローティングにし、PCB2をオンにして、以下
第1実施例と同様の手順により読み出し動作を行う。
【0019】本実施例によれば、図1から図3の実施例
と同じ効果がある。また、常誘電体キャパシタが不要な
分、高集積な強誘電体メモリを実現できる。
と同じ効果がある。また、常誘電体キャパシタが不要な
分、高集積な強誘電体メモリを実現できる。
【0020】図7は、別の参照電位発生法により読み出
しを行う強誘電体メモリのセル構成を示す本発明の第3
の実施例である。データ線はセンスアンプで連続的に結
ばれている。例えば、データ線DLMx-1とDLMxの
間、DLMxとDLMx+1との間にセンスアンプが一つず
つ配置されている。各データ線には、第1実施例と同形
のダミーセルと、メモリセルと同形のダミーセルが2個
ずつ交互に付属している。例えば、データ線DLMx-1
とDLMxにはメモリセルと同形のセルと常誘電体キャ
パシタを備えたセルからなるダミーセル、DLMx+1,
DLMx+2にはメモリセルと同形のダミーセルがついて
いる。ダミーセルの強誘電体キャパシタは動作中分極反
転が起こらない方向に分極させておく。また、データ線
にはPCx 等で制御され、同時に3本のデータ線を選択
できるVSSプリチャージ回路が付属している。センス
アンプは、PCSx 等により同時に二つ選択駆動できる
回路を備えている。
しを行う強誘電体メモリのセル構成を示す本発明の第3
の実施例である。データ線はセンスアンプで連続的に結
ばれている。例えば、データ線DLMx-1とDLMxの
間、DLMxとDLMx+1との間にセンスアンプが一つず
つ配置されている。各データ線には、第1実施例と同形
のダミーセルと、メモリセルと同形のダミーセルが2個
ずつ交互に付属している。例えば、データ線DLMx-1
とDLMxにはメモリセルと同形のセルと常誘電体キャ
パシタを備えたセルからなるダミーセル、DLMx+1,
DLMx+2にはメモリセルと同形のダミーセルがついて
いる。ダミーセルの強誘電体キャパシタは動作中分極反
転が起こらない方向に分極させておく。また、データ線
にはPCx 等で制御され、同時に3本のデータ線を選択
できるVSSプリチャージ回路が付属している。センス
アンプは、PCSx 等により同時に二つ選択駆動できる
回路を備えている。
【0021】図8は図7の実施例で発生させる参照電位
を示す。読み出し時に、メモリセルの強誘電体キャパシ
タの分極が非反転の場合データ線に発生する電位が非反
転信号、反転した場合に発生する電位が反転信号であ
る。参照電位VREF1 は第1の実施例の参照電位VR
EFと同電位とする。別の参照電位VREF2 は非反転
信号量と同電位とする。反転信号はVREF2との差
を、非反転信号はVREF1との差をセンスアンプで増
幅する。
を示す。読み出し時に、メモリセルの強誘電体キャパシ
タの分極が非反転の場合データ線に発生する電位が非反
転信号、反転した場合に発生する電位が反転信号であ
る。参照電位VREF1 は第1の実施例の参照電位VR
EFと同電位とする。別の参照電位VREF2 は非反転
信号量と同電位とする。反転信号はVREF2との差
を、非反転信号はVREF1との差をセンスアンプで増
幅する。
【0022】図9は図7における読み出し動作を示すも
のである。MC2 x セル選択の例を示す。待機時には全
てのデータ線をVSSにプリチャージしておく。読み出
し開始時にはPCxをオフにして3本のデータ線DLM
x-1,DLMx,DLMx+1をフローティングにする。同
時にVW2とVWD2をオンにしてメモリセルMC2xとダ
ミーセルDCx-1,DCx+1を選択する。また、PCSx
をオンにしてDMLxに隣接する二つのセンスアンプを
選択しておく。次に、プレート線VPx,VPDx-1,V
PDx+1をVSSからVCCに駆動すると、DLMx-1に
は参照電位VREF1,DLMxには分極方向に応じて反
転信号あるいは非反転信号電位、DLMx+1には参照電
位VREF2 が発生する(図8参照)。ダミーセルに分
極反転が起こらないようにVWD2をオフにした後、セ
ンスアンプをオンにしてDLMxとDMLx-1,DML
x+1との電位差をVCCにまで増幅する。このときメモ
リセルの反転信号電位はVREF2との間で主に増幅さ
れ、非反転信号電位はVREF1との間で主に増幅され
る。このためメモリセルの強誘電体キャパシタが疲労し
て反転信号電位が次第に減少しても、見掛け上非反転信
号電位(疲労しても減少しない)との差が、VREF1
−VREF2以下になるまでは、メモリセルの分極情報
を読み出すことができる。増幅後、YSx によりI/O
線にメモリセルの分極情報を読み出す。その後、駆動し
たプレート線VPx ,VPDx-1,VPDx+1をVSSに
戻してメモリセルにもとの情報を再書き込みした後、セ
ンスアンプをオフにする。PCxをオンにして3本のデ
ータ線DLMx-1,DLMx,DLMx+1を再びVSSに
プリチャージする。同時にPCSx をオフにしてセンス
アンプを非選択の状態に戻しておく。最後にVWD2 を
オンにしてダミーセルのキャパシタにかかる電圧を0に
リセットし、VW2とVWD2をオフにする。
のである。MC2 x セル選択の例を示す。待機時には全
てのデータ線をVSSにプリチャージしておく。読み出
し開始時にはPCxをオフにして3本のデータ線DLM
x-1,DLMx,DLMx+1をフローティングにする。同
時にVW2とVWD2をオンにしてメモリセルMC2xとダ
ミーセルDCx-1,DCx+1を選択する。また、PCSx
をオンにしてDMLxに隣接する二つのセンスアンプを
選択しておく。次に、プレート線VPx,VPDx-1,V
PDx+1をVSSからVCCに駆動すると、DLMx-1に
は参照電位VREF1,DLMxには分極方向に応じて反
転信号あるいは非反転信号電位、DLMx+1には参照電
位VREF2 が発生する(図8参照)。ダミーセルに分
極反転が起こらないようにVWD2をオフにした後、セ
ンスアンプをオンにしてDLMxとDMLx-1,DML
x+1との電位差をVCCにまで増幅する。このときメモ
リセルの反転信号電位はVREF2との間で主に増幅さ
れ、非反転信号電位はVREF1との間で主に増幅され
る。このためメモリセルの強誘電体キャパシタが疲労し
て反転信号電位が次第に減少しても、見掛け上非反転信
号電位(疲労しても減少しない)との差が、VREF1
−VREF2以下になるまでは、メモリセルの分極情報
を読み出すことができる。増幅後、YSx によりI/O
線にメモリセルの分極情報を読み出す。その後、駆動し
たプレート線VPx ,VPDx-1,VPDx+1をVSSに
戻してメモリセルにもとの情報を再書き込みした後、セ
ンスアンプをオフにする。PCxをオンにして3本のデ
ータ線DLMx-1,DLMx,DLMx+1を再びVSSに
プリチャージする。同時にPCSx をオフにしてセンス
アンプを非選択の状態に戻しておく。最後にVWD2 を
オンにしてダミーセルのキャパシタにかかる電圧を0に
リセットし、VW2とVWD2をオフにする。
【0023】本実施例によれば、メモリセルの疲労によ
り次第に反転信号が低下しても、見かけ上反転信号量と
非反転信号量との差がセンスアンプの検知できる最小の
電位差になるまで読み出しが可能になるので、実効的に
センスアンプの感度が向上する効果がある。
り次第に反転信号が低下しても、見かけ上反転信号量と
非反転信号量との差がセンスアンプの検知できる最小の
電位差になるまで読み出しが可能になるので、実効的に
センスアンプの感度が向上する効果がある。
【0024】以上の三つの実施例はいずれもプレート線
をVCCに駆動して読み書きを行う方式を示したが、プ
レート線をVCC/2に固定して読み書きを行う方式で
も本発明の参照電位発生法は有効である。
をVCCに駆動して読み書きを行う方式を示したが、プ
レート線をVCC/2に固定して読み書きを行う方式で
も本発明の参照電位発生法は有効である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、強誘電体膜疲労に対し
て高信頼性の高集積不揮発性強誘電体メモリが得られ
る。
て高信頼性の高集積不揮発性強誘電体メモリが得られ
る。
【図1】本発明の参照電位発生ダミーセルを用いたアレ
ー構成の説明図。
ー構成の説明図。
【図2】本発明の発生方式による参照電位の特性図。
【図3】図1のアレーにおける読み出し動作のタイミン
グチャート。
グチャート。
【図4】図1の参照電位を発生するダミーセルの例の説
明図。
明図。
【図5】本発明のアレー構成の説明図。
【図6】図5のアレーにおける読み出し動作のタイミン
グチャート。
グチャート。
【図7】本発明の参照電位発生ダミーセルを用いたアレ
ー構成の説明図。
ー構成の説明図。
【図8】本発明の発生方式による参照電位の特性図。
【図9】図7のアレーにおける読み出し動作のタイミン
グチャート。
グチャート。
【図10】従来の参照電位発生ダミーセルを用いたアレ
ー構成の説明図。
ー構成の説明図。
VREF…参照電位、DLMm,BLMm,DLM,DL
M1m,DLM2m,,BLM1m,BLM2m,DLM,BL
M…データ線、VW1,VW2,VW2n-1,VW2n,VW
…メモリセルのワード線、VWD1,VWD2,VWD…
ダミーセルのワード線、VP1,VP2,VPx-1,V
Px,VPx+1,VPx+2…メモリセルのプレート線、V
PD1,VPD2,VPD,VPDD,VPDx-1,VP
Dx,VPDx+1,VPDx+2…ダミーセルのプレート
線。
M1m,DLM2m,,BLM1m,BLM2m,DLM,BL
M…データ線、VW1,VW2,VW2n-1,VW2n,VW
…メモリセルのワード線、VWD1,VWD2,VWD…
ダミーセルのワード線、VP1,VP2,VPx-1,V
Px,VPx+1,VPx+2…メモリセルのプレート線、V
PD1,VPD2,VPD,VPDD,VPDx-1,VP
Dx,VPDx+1,VPDx+2…ダミーセルのプレート
線。
Claims (6)
- 【請求項1】一トランジスタ一キャパシタ型メモリセル
構造の強誘電体メモリにおいて、情報を記憶するメモリ
セルと、上記メモリセルの二値の記憶情報を判定するた
めの参照電位をデータ線に発生するダミーセルとを有
し、上記ダミーセルは、常誘電体キャパシタと上記メモ
リセルと同形の強誘電体キャパシタとを含むことを特徴
とする半導体不揮発メモリ。 - 【請求項2】請求項1において、上記ダミーセルが上記
データ線に出力する参照電位は、上記メモリセルの強誘
電体キャパシタが疲労前の状態にあるとき上記メモリセ
ルの二値の記憶情報に対応してデータ線に出力される二
つの信号電位の丁度中間の電位よりも低くなるように、
ダミーセルの常誘電体キャパシタの容量が設定されてい
る半導体不揮発メモリ。 - 【請求項3】上記常誘電体キャパシタは上記データ線の
一部からなる請求項1又は請求項2に記載の半導体不揮
発性メモリ。 - 【請求項4】情報を記憶するメモリセルと、上記メモリ
セルと同形の強誘電体キャパシタを備えた第1のダミー
セルが付属したデータ線対と、請求項1又は請求項2に
記載の第2のダミーセルが付属したデータ線対とが交互
に配置され、隣り合う2本のデータ線間すべてに置かれ
た差動型センスアンプと、隣り合う二つの差動型センス
アンプを同時に選択駆動できる選択回路と、隣り合う3
本のデータ線を同時に選択できるプリチャージ回路とを
有する半導体不揮発メモリ。 - 【請求項5】請求項4において、読み出し時にメモリセ
ルの情報を出力するデータ線に隣り合う2本のデータ線
に、上記第1および第2のダミーセルから参照電位をそ
れぞれ発生して、これらの参照電位と上記メモリセルの
情報を出力したデータ線の電位とを、上記メモリセルの
情報が出力されるデータ線につながる二つのセンスアン
プを選択駆動することによって比較し、上記メモリセル
の情報を判定する半導体不揮発メモリ。 - 【請求項6】センスアンプで電位差を増幅する前に参照
電位を出力するダミーセルに付属するワード線を制御し
て上記ダミーセルに含まれるトランジスタを非導通に
し、一連の読み出し動作の最後に上記ワード線を制御し
て上記トランジスタを導通させて上記ダミーセルに含ま
れるキャパシタにかかる電圧を0にする請求項1,請求
項3または請求項4に記載の半導体不揮発メモリの駆動
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7289596A JPH09134594A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 半導体不揮発メモリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7289596A JPH09134594A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 半導体不揮発メモリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09134594A true JPH09134594A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17745289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7289596A Pending JPH09134594A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 半導体不揮発メモリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09134594A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100293622B1 (ko) * | 1997-07-16 | 2001-07-12 | 가네꼬 히사시 | 강유전체기억장치 |
JP2002269970A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-20 | Samsung Electronics Co Ltd | 強誘電体ランダムアクセスメモリ装置のデータ感知方法 |
US6853600B2 (en) | 2002-10-15 | 2005-02-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ferro-electric random access memory using paraelectric and ferroelectric capacitor for generating a reference potential |
KR100492793B1 (ko) * | 1997-12-24 | 2005-08-25 | 주식회사 하이닉스반도체 | 불량셀리페어기능을갖는강유전체메모리장치 |
JP2007141371A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Toshiba Corp | 温度検知回路、電圧発生回路及び半導体記憶装置 |
US7930467B2 (en) | 2007-03-08 | 2011-04-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of converting a hybrid hard disk drive to a normal HDD |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP7289596A patent/JPH09134594A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100293622B1 (ko) * | 1997-07-16 | 2001-07-12 | 가네꼬 히사시 | 강유전체기억장치 |
KR100492793B1 (ko) * | 1997-12-24 | 2005-08-25 | 주식회사 하이닉스반도체 | 불량셀리페어기능을갖는강유전체메모리장치 |
JP2002269970A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-20 | Samsung Electronics Co Ltd | 強誘電体ランダムアクセスメモリ装置のデータ感知方法 |
US6853600B2 (en) | 2002-10-15 | 2005-02-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ferro-electric random access memory using paraelectric and ferroelectric capacitor for generating a reference potential |
JP2007141371A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Toshiba Corp | 温度検知回路、電圧発生回路及び半導体記憶装置 |
US7930467B2 (en) | 2007-03-08 | 2011-04-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of converting a hybrid hard disk drive to a normal HDD |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051004 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060307 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |