JPH0913410A - マンホール補修方法並びに閉塞材、マンホール補修材及び拡径具 - Google Patents
マンホール補修方法並びに閉塞材、マンホール補修材及び拡径具Info
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- JPH0913410A JPH0913410A JP7184852A JP18485295A JPH0913410A JP H0913410 A JPH0913410 A JP H0913410A JP 7184852 A JP7184852 A JP 7184852A JP 18485295 A JP18485295 A JP 18485295A JP H0913410 A JPH0913410 A JP H0913410A
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Abstract
ことのできるマンホール補修方法を提供する。 【構成】 マンホール内壁面Aの直壁部を覆うためのマ
ンホール補修材1,3及び斜壁部を覆うためのマンホー
ル補修材9を準備し、下水管口E部分を閉塞材45で閉
塞してから順次マンホール内に挿入して嵌め込み積み重
ねる。マンホール補修材1,3,9を拡径してマンホー
ル内壁面Aを隙間89を有して覆う状態にした後、ライ
ニング用硬化性注入材115をこの隙間89に充填す
る。
Description
グして補修するマンホール補修方法並びにこの補修方法
に用いるのに特に適した閉塞材、マンホール補修材及び
拡径具に関する。
あり、長い間には地中管、特に下水管内で発生する硫化
水素や雨水中の硫黄酸化物によって内壁面が腐食する。
また、マンホールの多くは公道に埋設されているために
車両の振動によって内壁面に亀裂が発生する場合もあ
る。マンホールの内壁面の腐食が進行したり、内壁面に
亀裂が生じたりすると地下水が地中管内に侵入し、下水
管の場合には侵入した地下水により下水量が増大し、下
水処理工数の増加をまねく可能性もある。この状態をさ
らに放置すればマンホールの崩壊のおそれもあるので、
適当な時期にマンホールの内壁面を補修しなければなら
ない。
例えば特開昭64−29526号公報、特開昭64−4
3623号公報又は特開平1−198325号公報に記
載されているように、筒状のマンホール補修材を内壁面
に固着させるものが一般的に採用されているが、セラミ
ック含有液状樹脂や硬質液状ウレタン樹脂を内壁面に吹
き付けてライニング層を形成するという方法も用いられ
ている。
の内壁面が激しく腐食していたり、大きな亀裂が生じて
いる場合に上記の補修方法を用いてライニング層を形成
すると、腐食や亀裂に応じて、形成されるライニング層
が凹凸にうねって補修内面の仕上がり具合がよくない。
しかも、内壁面に液状樹脂を吹き付ける方法では、内壁
面から地下水が侵入している場合には侵入部分で樹脂が
充分に内壁面に接着せず、この部分のライニング層が剥
がれ落ちるおそれがある。
面を高圧水等で清掃した後に漏水部分を急結セメント等
で止水し、その後、モルタルで内壁面の凹凸を修正して
平滑面を形成する前処理作業が必要となるが、この前処
理作業の完了には数日を要するので作業効率が悪く、ま
た交通障害の発生も問題視されている。
面が平滑であるライニング層を短時間で形成することの
できるマンホール補修方法として、内壁面を隙間を有し
て覆うようにプラスチック製の薄肉の筒状マンホール補
修材をマンホール内に配置し、その後、内壁面とこのマ
ンホール補修材との隙間にライニング用硬化性注入材を
充填して硬化させるという補修方法が提案されている
が、本発明は、内面が平滑であるライニング層をより簡
単に得ることのできるマンホール補修方法並びにこの補
修方法に用いるのに適した閉塞材、マンホール補修材及
び拡径具の提供を目的とする。
め、本発明のマンホール補修方法は、縦方向に1箇所切
断されたプラスチック製の薄肉の筒状マンホール補修材
を用いてマンホール内をライニングし補修するマンホー
ル補修方法であって、マンホール内壁面の直壁部を覆う
ための複数個のマンホール補修材、及び必要に応じて斜
壁部を覆うためのマンホール補修材を準備する準備工程
と、マンホール内の流水路への液漏れを防止するために
下水管口位置に閉塞材を配置する閉塞工程と、前記マン
ホール補修材をオーバーラップ状態となるように縮径さ
せ、順次マンホール内に挿入して嵌め込み積み重ねる積
み重ね工程と、積み重ね工程中又は積み重ね工程後に、
前記マンホール補修材を拡径させ、マンホール内壁面を
隙間を有して覆う状態に保持する拡径工程と、マンホー
ル内壁面と前記マンホール補修材との前記隙間に液状の
ライニング用硬化性注入材を充填して硬化させるライニ
ング工程と、を行うものである。最も下側に位置すべき
マンホール補修材の下端は閉塞材上に載せられることが
好ましく、この場合には閉塞材に収容溝を形成してお
き、マンホール補修材の下端がこの収容溝に収まって載
せられるようにするのが効果的である。また、下側に位
置すべき前記マンホール補修材の上端部及び上側に位置
すべき前記マンホール補修材の下端部の一方の内径を大
径に形成しておき、マンホール補修材の積み重ね工程で
は、他方をこの一方の内側に嵌め込むことにより積み重
ねるようにするのが好ましい。さらに、マンホール補修
材の切断箇所の周方向一端部を、内径が大径となるよう
に形成しておき、マンホール補修材の拡径工程では、こ
の一端部の内側に他端部が重なるようにマンホール補修
材を拡径するのが適当である。
は、下水管口部分のマンホール内壁面に対応するように
湾曲する背板部と、この背板部から内側に延びる載置用
底部と、から構成されたものであり、さらに、載置用底
部の内側に、背板部との間に細い収容溝を構成する前板
部を備えていることが効果的である。
覆うための本発明のマンホール補修材は、プラスチック
製の薄肉の筒状体を縦方向に1箇所切断し、この筒状体
の上端部内側又は下端部内側を大径に形成して構成した
ものであり、複数個積み重ねられて直壁部全体を覆い、
また、マンホール内壁面の斜壁部を隙間を有して覆うた
めの本発明のマンホール補修材は、截頭円錐状部と、こ
の截頭円錐状部の下端に設けられた円筒状部と、から形
成されたプラスチック製の薄肉の筒状体を、縦方向に一
箇所切断して構成したものである。筒状体の外周面には
複数個の小さなリブが一体的に形成されていることが好
ましく、また、切断箇所の周方向一端部の内径が大径と
なるように形成されていることが適当である。そして、
いずれのマンホール補修材も透明又は半透明であること
が効果的である。
径具は、一箇所切断されて切断位置の両端部が重ね合わ
されたリング体と、前記両端部の重なり幅を調整してこ
の両端部を固定するストッパと、から構成され、マンホ
ール内でマンホール補修材の内面を押圧する。
る剛性を備えたマンホール補修材(繊維強化プラスチッ
ク製の場合が多い)を用い、しかもマンホール補修材全
体をマンホール内壁面に直接押し付けてライニング層を
形成するわけではないので、マンホール補修材に内壁面
の凹凸に対応したうねりは生じにくい。マンホール補修
材とライニング用硬化性注入材(常温硬化性である場合
が多い)とによりきわめて優れた補修効果が達成される
のであるが、場合によってはライニング用硬化性注入材
が硬化した後にマンホール補修材を取り去って注入材だ
けでライニング層を構成することもある。この場合にも
ライニング用硬化性注入材の内面はマンホール補修材と
接触していたので平滑に形成されている。マンホール補
修材の外周面にはリブが設けられるのが普通であり、こ
のリブがマンホール内壁面に押し付けられるまでマンホ
ール補修材を拡径させれば、マンホール補修材とマンホ
ール内壁面との間には自動的に所定の隙間が形成される
こととなる。ライニング用硬化性注入材の充填されない
部分が広く又は長くならないように、リブとして小さな
突起状のものを複数個(多数個)設けることが多く、こ
のリブをマンホール補修材の成形時に一体的に形成する
場合には、内側が凹状となることが多い。また、リブの
内側を凹状としておけば、マンホール補修材を重量の小
さなものとして構成することができる。マンホール内壁
面とマンホール補修材との隙間に充填されたライニング
用硬化性注入材は内壁面の腐食部分や亀裂に入り込んで
十分な止水機能や補強機能を有することとなる。したが
って、前処理作業としては必要に応じて高圧水や回転ブ
ラシなどを用いて内壁面の清掃を行なえば十分である。
が開口しているので、充填されたライニング用硬化性注
入材がこの下水管口に漏れ出ないように閉塞材で下水管
口を塞ぐ必要がある。マンホール底面が平坦に構成され
ている場合には、単純なプレート状の閉塞材を用いて下
水管口を塞げばよいが、図16に示すように下水管口E
に連なってマンホール底面Fに流水溝H(流水路)が形
成されている場合には、ライニング用硬化性注入材がこ
の流水溝Hに漏れ出ることをも防止しなければならな
い。閉塞材が背板部の内側に、最も下側に位置すべきマ
ンホール補修材の下端を載せるための載置用底部を備え
ていれば、この背板部が下水管口Eの上半分を塞ぎ、か
つ載置用底部が流水溝Hを跨ぐように閉塞材を配置し、
載せられたマンホール補修材と閉塞材との間を密封して
流水溝Hへの液漏れを防止することができる。さらに、
載置用底部の内側に前板部を形成してこの前板部と背板
部との間に細い収容溝を構成し、マンホール補修材の下
端をこの収容溝に収容すれば、シール材を用いてマンホ
ール補修材と閉塞材との間に十分な密封構造を簡単に構
成することができ、しかも、最も下側に位置すべきマン
ホール補修材を安定した状態で配置することが可能とな
る。
径に構成されている場合が多い。したがって、マンホー
ル補修材は入口を通過できるように変形させられてマン
ホール内に挿入され、そしてマンホール内で内壁面を覆
うように形が整えられることとなるが、マンホール補修
材はある程度の剛性を有することが好ましいので変形さ
せやすい構造を採用すべきである。単純な筒状体は小径
に変形させにくいし、単純なプレート体はロール状に巻
いて小径に変形させることがなかなか困難な場合が多
い。マンホール補修材として1箇所縦方向に切断した筒
状体を用いれば、この筒状体をオーバーラップ状態とな
るように変形させて簡単に縮径させることができるし、
またマンホール内で簡単にオーバーラップ状態を解除
し、拡径させて内壁面を覆うこともできる。
筒内面状部)は比較的高く延びていて、この直壁部全体
を一つのマンホール補修材で覆うこととすれば、マンホ
ール補修材の背が高くなり取扱いが難しくなる。特に、
マンホール内で拡径させる場合に問題があり、背が高い
とマンホール補修材全体を一度に上から下まで均一に拡
径することが難しいので、例えば、まずマンホール補修
材の上側を拡径して保持し、次ぎに下側を拡径して保持
するといった手法が採用される。しかしながら、背の高
いマンホール補修材を部分的に順次拡径していくとマン
ホール補修材にねじれやうねりが生じやすく、ねじれや
うねりが生じないようにするためにはきわめて慎重な拡
径作業が必要となる。マンホール内壁面の直壁部全体を
複数個のマンホール補修材を積み重ねることにより覆う
こととすれば、背の低い、すなわち短いマンホール補修
材を取り扱うこととなるので、一度に上から下まで均一
に拡径できる場合もあり、また、順次拡径していかなけ
ればならない場合にも、簡単な作業によりねじれやうね
りが生じないようにマンホール補修材を拡径することが
できる。マンホール補修材の積み重ねは、下側のマンホ
ール補修材と上側のマンホール補修材とを嵌め込むこと
によって行われる。嵌め込み手段を用いることにより、
簡単に、かつ安定して、しかも密封的にマンホール補修
材を積み重ねることができるが、さらに下側のマンホー
ル補修材の上端部内側又は上側のマンホール補修材の下
端部内側を大径に形成してこれらのマンホール補修材を
嵌め込むことにより、嵌め込み箇所内側に段差が生じな
いようにすることができる。マンホール内でマンホール
補修材を拡径したときには、切断箇所の周方向両端部が
重なっていることが密封状態を確保する上で好ましい
が、さらに切断箇所の一端部を内径が大径となるように
形成すれば、切断箇所の内側に段差が生じないようにす
ることができる。なお、マンホール補修材はマンホール
内壁面に対応する形状に形成されるのが普通であり、マ
ンホール内壁面が角を有する場合にはマンホール補修材
も角を有する形状に形成され、例えば、断面形状が円形
ではなく四角形の筒状体に形成されることもある。
向かって縮径する截頭円錐形状(上端部分は円筒形状に
形成されている場合が多い)に形成されているのが普通
である。マンホールの内壁面を全体的にライニングする
場合には、上側部(斜壁部)を覆う截頭円錐状の筒状マ
ンホール補修材を用いなければならないが、截頭円錐状
のマンホール補修材と、直壁部を覆う円筒状のマンホー
ル補修材とを一体的に形成すると、截頭円錐状部と円筒
状部とでは円滑にオーバーラップさせる変形態様が異な
るためにオーバーラップさせて縮径させることがなかな
か困難となってしまう。そこで、マンホール内壁面の斜
壁部のみを覆うための、縦方向に1箇所切断されたプラ
スチック製の薄肉の筒状マンホール補修材を準備し、こ
のマンホール補修材を直壁部を覆うマンホール補修材に
嵌め込み積み重ねることとなる。斜壁部用のマンホール
補修材が下端部に、オーバーラップに支障がない程度の
短い円筒状部を有している場合には、この円筒状部を直
壁部用のマンホール補修材の上端部、好ましくは大径に
形成された上端部内側に嵌め込む。
隙間は狭いので、慎重に充填作業を行っても未充填部分
が生じるおそれがある。マンホール補修材がライニング
用硬化性注入材の充填状態を目視することができるよう
な透明体又は半透明体であれば、未充填部分が生じない
ように監視しながら効率的に充填作業を遂行することが
でき、また、複数回に分けてライニング用硬化性注入材
を充填する場合には、各充填段階で所定の高さまで正確
に充填することができる。
保持する手段としては、手作業によってマンホール補修
材を押し拡げ、切断箇所を粘着テープで固定するといっ
たことが考えられるが、慎重な作業が必要となり、ま
た、粘着テープがライニング用硬化性注入材の液圧に耐
えられない事態も生じ得る。そこで、一箇所切断されて
切断位置の周方向両端部が重ね合わされた金属製又はプ
ラスチック製のリング体をマンホール補修材の内側に挿
入し、ストッパの操作により重なり幅を小さくしてリン
グ体を大径に拡径させ、マンホール補修材の内面を押圧
すれば、作業が簡単であり、かつ強固に拡径状態を保持
することができる。
する。
閉塞材の斜視図である。
5mmの厚さを有するマンホール補修材1,3は、積み
重ねられてマンホール内壁面Aの直壁部Bを覆うもので
あり(図2参照)、上端部分に円筒状部分4を備えた截
頭円錐状部5及び下端部の円筒状部7とから形成され、
やはり約1.5mmの厚さを有するプラスチック製のマ
ンホール補修材9は、マンホール補修材3上に積まれて
マンホール内壁面Aの斜壁部Cを覆うものである(図2
参照)。マンホール補修材1,3,9のそれぞれは縦方
向に1箇所切断されていて、それぞれの切断箇所11,
13,15の両端部17a・17b,19a・19b,
21a・21bは重なった状態となっている(図はマン
ホール内壁面Aに押し付けた状態を示す)。切断箇所1
1,13,15の外側端部17b,19b,21b(一
端部)は、周方向の幅約100mmにわたって外方向に
膨らむように形成されているので、外側端部17b,1
9b,21bの内径は内側端部17a,19a,21a
(他端部)を収めるように大径に形成され、したがって
切断箇所11,13,15の内側には重なりによる段差
は生じていない。重なり幅は通常80mm乃至100m
mであるが、マンホール内壁面Aの腐食が激しい場合に
は、マンホール補修材1,3,9がより大きく拡径され
るので、重なり幅は30mm程度になることもある。
5は外方向に拡がるように構成されているので(外方向
に拡がるように構成されている上端部23,25の高さ
は約100mmである)、上端部23,25の内径は、
マンホール補修材3の下端部27、マンホール補修材9
の円筒状部7(下端部)を収めるように大径に形成され
ていて、したがって積み重ね箇所(嵌め込み箇所)の内
側には重なりによる段差は生じない。マンホール補修材
1,3の上端部23,25にはまた、マンホール補修材
3,9の外側端部19b,21bを収容するための外側
への膨らみ29,31が形成されている。
は、外側に膨らませることにより内側が凹状となった多
数の小さな突起状の隙間形成用リブ33,35が設けら
れていて、マンホール補修材3,9の下端部27,7に
設けられたリブ33には、積み重ね用のフック37が一
体的に形成されている。リブ33の外側への突出量(高
さ)は約6mmであり、リブ35の外側への突出量は約
3mmであるが、切断箇所11,13,15の外側端部
17b,19b,21b上に設けられたリブ33の外側
への突出量は約3mmとすることが好ましい。マンホー
ル内壁面Aとマンホール補修材1,3,9との隙間は2
mm以上10mm以下であるのが効果的である。なぜな
らば、隙間が2mm未満であるとライニング用硬化性注
入材を充填しにくく、空気留まりが発生したり、注入材
が下端まで行き届かないおそれもあるからであり、逆に
10mmを超えると不必要にライニング用硬化性注入材
を使用することとなり、また注入材の硬化にともなう収
縮程度が大きすぎてマンホール補修材1,3,9にうね
りが生じるおそれもあるからである。したがって、リブ
33の外側への突出量は2mm以上10mm以下の範囲
で適当に選択することができる。なお、内面の平滑性を
重視する場合にはリブ33、35の内側凹部を硬化性樹
脂などで埋めることもある。さらに、小さな突起状のリ
ブに代えてマンホール補修材1,3,9の上端から下端
まで、又は下端の手前まで延びる筋状のリブを周方向に
等間隔で複数個設ける場合もある。また、図中39,4
1,43は吊り下げ孔である。
円柱外面を有する金型に繊維強化不飽和ポリエステルを
ハンドレイアップ法により成形し、型抜きを行なった後
に縦方向に1箇所切断する。また、マンホール補修材9
を形成するには、上端部分に円柱外面を有する截頭円錐
外面の下側に円柱外面を備えた金型に繊維強化不飽和ポ
リエステルをハンドレイアップ法により成形し、型抜き
を行なった後に縦方向に1箇所切断する。これらの金型
の外面は補修すべきマンホール内壁面Aと対応するよう
に形成されている。なお、切断箇所11,13,15は
成形時に形成してもよい。そして、マンホール補修材
1,3,9はいずれも透明体である。
しては、不飽和ポリエステルの他にポリエチレン、ポリ
プロピレン、塩化ビニル、ポリアミド等の熱可塑性プラ
スチックや、アクリル、エポキシ等の熱硬化性プラスチ
ックを用いることもできる。いずれの材料を用いる場合
にも、マンホール補修材の曲げ弾性率は100kg/m
m2 以上1500kg/mm2 以下であることが好まし
い。マンホール補修材の曲げ弾性率が100kg/mm
2 未満では自重及びライニング用硬化性注入材の液圧に
より内側に大きく湾曲するおそれがあり、またマンホー
ル内壁面Aの凹凸に応じてうねる可能性もある。逆に曲
げ弾性率が1500kg/mm2 を越えると挿入時に変
形させて縮径させにくくなる。
E(図2参照)部分のマンホール内壁面Aに対応するよ
うに湾曲する背板部47と、この背板部47の下端から
内側に延びる載置用底部49と、この載置用底部49の
内側から上方に延び、背板部47と同心的に湾曲する前
板部51と、から構成され、背板部47と前板部51と
の間には、約5mmの幅を有し、マンホール補修材1の
下端52を収容するための収容溝53が構成されてい
る。
3は閉塞材45部分の詳細を示す図である。
れて洗浄されているが、汚れが激しい場合には回転ブラ
シによる洗浄も行われる。次ぎに、ステップDが切断さ
れ、両側の下水管口E位置に閉塞材45が配置されて閉
塞工程が行われる。閉塞材45は、背板部47が下水管
口Eの上半分を塞ぎ、載置用底部49が流水溝Hを跨ぐ
ようにマンホール底面F上に配置されるが、背板部47
は下水管口Eを密閉して塞ぐように、背面の曲率がマン
ホール内壁面Aの曲率と等しくなるように、かつ高さが
下水管口Eの半径より50mm乃至100mm高くな
り、幅が下水管口Eの直径より100mm乃至200m
m大きくなるように形成されていて、この背板部47と
マンホール内壁面Aとの間はシール材により密封され
る。シール材としては水分の存在下でも硬化するもの、
例えば水中硬化エポキシ樹脂や急結モルタルを用いるこ
とが好ましく、複数のシール材を用いる場合にも、少な
くとも一つのシール材には水中硬化型のものを使用すべ
きである。ここでは、図3に示すように下水管口E周辺
のマンホール内壁面Aと、閉塞材45の背板部47背面
とにそれぞれ水中硬化エポキシ樹脂55を塗布してか
ら、背板部47背面をマンホール内壁面Aに押し付ける
ようにして閉塞材45を配置する。そして、背板部47
の周縁に2液硬化型シリコーン樹脂57を塗布して密封
機能を増加させる。なお、閉塞材45の背板部47を下
水管口Eの半径より50mm乃至100mm大きい半径
を有する半円板に構成してもよい。
に配置した状態を示す図、図5はマンホール補修材1を
マンホール内壁面Aに押し付けた状態を示す図である。
0kg/mm2 であり、マンホール底面Fが傾斜してい
る場合には下端52がこのマンホール底面Fの傾斜に対
応するように形成される。そして、例えば紐などで縛る
ことにより図1の仮想線で示すような態様でオーバーラ
ップ状態となるように縮径され、マンホールの入口Gか
ら挿入され、積み重ね工程が開始される。挿入作業は、
マンホール補修材1の吊り下げ孔39に、吊り下げ紐5
9を接続してこのマンホール補修材1を下降させること
により行われる(図2も参照)。マンホール内に挿入さ
れたマンホール補修材1はオーバーラップ状態を解除さ
れ、下端52が閉塞材45の収容溝53内に収まるよう
に配置される。
示す拡径具61をマンホール補修材1内に挿入し、拡径
工程を行う(図6は拡径具61の斜視図)。拡径具61
は、一箇所切断されたばね鋼製のリング体63の周方向
一端部64に、ピニオン(図示せず)を有するストッパ
65を設け、内側にラック67が形成されている周方向
他端側68をこのストッパ65に通してピニオンと噛み
合わせたもので、ストッパ65の調整部69の六角孔に
六角棒状具(図示せず)を嵌め込んで操作し、ピニオン
を回転させることにより一端部64と他端側68との重
なり幅を調整してリング体63の径を変化させることの
できるものである。リング体63の内側には吊り下げリ
ング71が取り付けられている。挿入作業は、吊り下げ
ワイヤ73に取り付けられた複数個(3個)のターンバ
クル75から延びる吊り下げ紐77を、吊り下げリング
71に接続して拡径具61をマンホール補修材1内に下
降させることにより行われる(図4)。マンホール補修
材1内に挿入された拡径具61は吊り下げられた状態で
拡径され、図5に示すようにマンホール補修材1のリブ
33,35(図1も参照)がマンホール内壁面Aの直壁
部Bに押し付けられるまで内面を押圧してマンホール補
修材1を拡径させる。拡径具61が水平状態で吊り下げ
られていない場合には、ターンバクル75を操作して拡
径具61を水平状態に調整する。なお、ラック67に代
えてチェーンを用い、ストッパ65内にこのチェーンと
噛み合うスプロケットを設けてもよい。
を2液硬化型シリコーン樹脂79でシールするととも
に、図7に詳細を示すように、マンホール補修材1の下
端部と閉塞材45の前板部51との間も2液硬化型シリ
コーン樹脂81でシールする(図7はマンホール補修材
1の下端部と閉塞材45との密封状態を示す図)。ま
た、マンホール補修材1の下端部とマンホール底面Fと
の間をシール材で密封するのであるが、このシール材も
水分の存在下でも硬化するものであることが好ましい。
ここでは、図8に詳細に示すように、マンホール補修材
1の下端52とマンホール底面Fとの隙間に2液硬化型
シリコーン樹脂83を充填してから水中硬化エポキシ樹
脂85を塗布し、この水中硬化エポキシ樹脂85の上か
ら急結モルタル87を塗布している(図8はマンホール
補修材1の下端部とマンホール底面Fとの密封状態を示
す図)。そして、マンホール補修材1の外側の隙間89
に少量の止水用硬化性樹脂91を注入し、マンホール補
修材1の下側に大きな液圧に耐え得る十分な止水構造を
構成する。止水用硬化性樹脂91はマンホール底面Fか
ら10cm程度まで注入するのが適当である。このよう
にシール材83,85,87及び止水用硬化性樹脂91
でまず、下側の止水構造を十分なものとしておくと、ど
のような環境条件下でも次に充填するライニング用硬化
性注入材の動粘度を低くすることが可能である。ライニ
ング用硬化性注入材の動粘度が低ければ注入材がマンホ
ール内壁面Aの腐食部分や亀裂のすみずみにまで入り込
んで硬化するので、より優れた補強・止水効果を期待で
きる。止水用硬化性樹脂91としては、液状ウレタン樹
脂やポリブタジエン等の液状ゴムを用いることも可能で
あるが、常温硬化性のエポキシ樹脂、アクリル樹脂又は
不飽和ポリエステル樹脂を使用するのが適当であり、場
合によっては熱硬化性樹脂を用いることもある。ここで
は、25℃における動粘度が100cStである常温硬
化性アクリル樹脂が用いられている。
ホール内に配置し、マンホール内壁面Aに押し付けた状
態を示す図である。
率が約800kg/mm2 であり、マンホール補修材1
と同様にオーバーラップ状態となるように縮径され、吊
り下げ孔41,43(図1参照)に接続された吊り下げ
紐59(図2参照)に吊り下げられてマンホール内に挿
入される。マンホール内に挿入されたマンホール補修材
3はオーバーラップ状態を解除され、下端部27がマン
ホール補修材1の上端部23内に収まり、フック37
(図1及び図11参照)が上端部23外側に引っかかる
ように積み重ね状態で配置される。続いてマンホール補
修材3内に拡径具61を挿入し、マンホール補修材1の
場合と同様にしてリブ33,35(図1も参照)がマン
ホール内壁面Aの直壁部Bに押し付けられるまでマンホ
ール補修材3を拡径させ、切断箇所13(図1参照)及
び積み重ね箇所95を2液硬化型シリコーン樹脂97で
シールする。次ぎにマンホール補修材9がマンホール内
に挿入され、フック37(図1及び図11参照)がマン
ホール補修材3の上端部25外側に引っかかり、円筒状
部7が上端部25内に収まってから(積み重ね工程の完
了)、リブ33がマンホール内壁面Aの斜壁部C及び直
壁部B上端に押し付けられるまで拡径具61によりマン
ホール補修材9を拡径させる(拡径工程の完了)。マン
ホール補修材9の拡径に用いられる拡径具61は、外面
がマンホール補修材9に対応して傾斜していることが好
ましいが、図10に示すように、円筒状部分4及び円筒
状部7に傾斜外面を有しない拡径具61を配置してもよ
い(図10はマンホール補修材9の他の押し付け態様を
示す図)。そして、切断箇所15及び積み重ね箇所99
を2液硬化型シリコーン樹脂101でシールしてマンホ
ール補修材1,3,9の設置を完了する。積み重ねにあ
たっては、切断箇所13が膨らみ29(図1参照)に、
切断箇所15が膨らみ31(図1参照)に一致するよう
に作業を遂行することとなる。なお、マンホール補修材
1の上端部23内側及びマンホール補修材3の上端部2
5内側に、図11に示すように、剥離紙103で覆われ
た粘着層105を設けておき、積み重ねの際にこの剥離
紙103を剥がし、マンホール補修材3の下端部27及
びマンホール補修材9の円筒状部7をこの粘着層105
に押し付け接着することにより、安定した積み重ね状態
を確保するのが好ましい(図11は積み重ね箇所95,
99に粘着層105を設けた場合を示す図)。さらに、
図12に示すように、切断箇所11,13,15の外側
端部17b,19b,21b内側にも剥離紙107で覆
われた粘着層109を設けておき、拡径の際に外側端部
17b,19b,21bと内側端部17a,19a,2
1aとを接着することにより、マンホール補修材1,
3,9の各々のすべての部分を均一な拡径状態に維持す
るのが適当である(図12は切断箇所11,13,15
に粘着層109を設けた場合を示す平面図)。そして、
ライニング用硬化性注入材が内側に漏れ出ることを確実
に防止するために、液漏れ防止用のスポンジ111,1
13を上側及び外側に設けておくことが好ましい。マン
ホール補修材1の上端部23、マンホール補修材3の上
端部25及び外側端部17b,19b,21bの外側へ
の膨らみは1mm乃至2mm程度でよいが(好ましくは
1.5mm)、粘着層105,109を設ける場合には
3mm程度とすることが適当である。
して充填した状態を示す図である。
に、ライニング用硬化性注入材115をマンホール補修
材1,3,9とマンホール内壁面Aとの隙間89全体に
上方から充填して硬化させ、ライニング工程を行う。ラ
イニング用硬化性樹脂115としては、液状ウレタン樹
脂やポリブタジエン等の液状ゴムを用いることも可能で
あるが、安価で、かつ接着性に優れた常温硬化性のエポ
キシ樹脂、アクリル樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂を
使用するのが適当であり、場合によっては熱硬化性樹脂
を用いることもある。ここでは、25℃における動粘度
が300cStである常温硬化性エポキシ樹脂が用いら
れている。ライニング用硬化性注入材115の動粘度は
25℃において3000cSt以下であることが好まし
く、25℃で100cSt乃至500cStが最適であ
る。25℃における動粘度が3000cStを超えると
マンホール内壁面Aとマンホール補修材1,3,9との
隙間89にライニング用硬化性注入材115を充填しに
くく、空気留まりが発生したり、ライニング用硬化性注
入材115が下端まで行き届かないおそれもある。ただ
し、動粘度が3000cSt以下であっても大きい場合
には、環境条件によって空気留まりが発生するなどの可
能性が全くないとはいえない。したがって、ライニング
用硬化性注入材115の動粘度は小さい方が好ましい。
至6時間程度であるので、マンホール補修材1,3,9
をすべて設置してからライニング用硬化性注入材115
を一度に充填するのが補修時間を短縮する上で好ましい
が、複数回に分けて充填し、しかも前に充填したライニ
ング用硬化性注入材115が硬化又は半硬化してから次
ぎの充填を行うようにしてもよい。また、場合によって
は各マンホール補修材1,3,9を設置するたびにライ
ニング用硬化性注入材115を充填することも可能であ
る。
る。
たら、拡径具61を取り外し(図13参照)、下水管口
E部分に孔117を穿けるとともに、ステップ(図示せ
ず)を新たに取り付ける。そして、孔117の切断面を
エポキシ樹脂等の硬化性樹脂で覆うなどの外観仕上げを
行って補修作業を完了する。ライニング用硬化性注入材
115は図15に示すようにマンホール内壁面Aの腐食
部分や亀裂に十分入り込んで硬化している(図15はラ
イニング用硬化性注入材115の硬化状態を示す図)。
なお、マンホール補修材1,3,9を取り去る場合には
マンホール補修材1,3,9の外面に離型剤を塗布して
おけばよいが、マンホール補修材1,3,9がポリプロ
ピレン、ポリエチレン又はフッ素樹脂製等の離型性が良
好なものである場合には、あえて離型剤を塗布する必要
はない。また、下水管口Eの上半分がマンホール内壁面
Aによって塞がれていて開口していない場合には、下水
管口E部分に孔を穿けないで補修作業を完了する。
ル補修方法を用いれば、マンホールの直壁部全体を複数
個のマンホール補修材を積み重ねることにより覆うの
で、各マンホール補修材を迅速に拡径処理してもマンホ
ール補修材にねじれやうねりが生じることがなく、した
がって、簡単に補修内面の仕上がり具合が良好な補修結
果を得ることができる。しかも、マンホール補修材の積
み重ねは嵌め込み手段を用いて行われるので、積み重ね
に手間がかかるということがなく、かつマンホール補修
材間の密封性を容易に確保できる。
ール底面に流水溝が形成されている場合にも、ライニン
グ用硬化性注入材の液漏れを効果的に阻止することが可
能となる。
れば、積み重ねによってマンホール補修材内面に段差が
形成されるのを防ぐことができる。
ホール補修材を簡単に拡径させることができ、しかも、
安定した拡径状態を保つことが可能となる。
視図である。
態を示す図である。
けた状態を示す図である。
態を示す図である。
の密封状態を示す図である。
し、マンホール内壁面に押し付けた状態を示す図であ
る。
図である。
である。
である。
た状態を示す図である。
図である。
合を示す斜視図である。
ール補修材の下端部) 11,13,15 切断箇所 17a,19a,21a 内側端部(他端
部) 17b,19b,21b 外側端部(一端
部) 23,25 マンホール補修材
の上端部 27 マンホール補修材
の下端部 33,35 リブ 45 閉塞材 47 背板部 49 載置用底部 51 前板部 52 マンホール補修材
の下端 53 収容溝 61 拡径具 63 リング体 65 ストッパ 115 ライニング用硬化
性注入材 A マンホール内壁面 B 直壁部 C 斜壁部 E 下水管口 H 流水溝
Claims (13)
- 【請求項1】 縦方向に1箇所切断されたプラスチック
製の薄肉の筒状マンホール補修材を用いてマンホール内
をライニングし補修するマンホール補修方法であって、 マンホール内壁面の直壁部を覆うための複数個のマンホ
ール補修材、及び必要に応じて斜壁部を覆うためのマン
ホール補修材を準備する準備工程と、マンホール内の流
水路への液漏れを防止するために下水管口位置に閉塞材
を配置する閉塞工程と、前記マンホール補修材をオーバ
ーラップ状態となるように縮径させ、順次マンホール内
に挿入して嵌め込み積み重ねる積み重ね工程と、積み重
ね工程中又は積み重ね工程後に、前記マンホール補修材
を拡径させ、マンホール内壁面を隙間を有して覆う状態
に保持する拡径工程と、マンホール内壁面と前記マンホ
ール補修材との前記隙間に液状のライニング用硬化性注
入材を充填して硬化させるライニング工程と、を行うこ
とを特徴とするマンホール補修方法。 - 【請求項2】 最も下側に位置すべき前記マンホール補
修材の下端は、前記閉塞材上に載せられることを特徴と
する請求項1記載のマンホール補修方法。 - 【請求項3】 前記閉塞材には収容溝が形成されてい
て、最も下側に位置すべき前記マンホール補修材の下端
は、この収容溝に収められて前記閉塞材上に載せられる
ことを特徴とする請求項2記載のマンホール補修方法。 - 【請求項4】 下側に位置すべき前記マンホール補修材
の上端部及び上側に位置すべき前記マンホール補修材の
下端部の一方の内径は大径に形成されていて、前記マン
ホール補修材の積み重ねは、他方をこの一方の内側に嵌
め込むことにより行われることを特徴とする請求項1、
2又は3記載のマンホール補修方法。 - 【請求項5】 前記マンホール補修材の切断箇所の周方
向一端部は内径が大径となるように形成されていて、前
記マンホール補修材の拡径は、この一端部の内側に他端
部が重なるように行われることを特徴とする請求項1、
2、3又は4記載のマンホール補修方法。 - 【請求項6】 マンホール補修方法に用いる流水路への
液漏れ防止用の閉塞材であって、 下水管口部分のマンホール内壁面に対応するように湾曲
する背板部と、この背板部から内側に延びる載置用底部
と、から構成されたことを特徴とする閉塞材。 - 【請求項7】 前記載置用底部の内側に、前記背板部と
の間に細い収容溝を構成する前板部を形成したことを特
徴とする請求項6記載の閉塞材。 - 【請求項8】 複数個積み重ねてマンホール内壁面の直
壁部を隙間を有して覆うマンホール補修材であって、 プラスチック製の薄肉の筒状体を縦方向に1箇所切断
し、この筒状体の上端部内側又は下端部内側を大径に形
成して構成したことを特徴とするマンホール補修材。 - 【請求項9】 マンホール内壁面の斜壁部を隙間を有し
て覆うマンホール補修材であって、 截頭円錐状部と、この截頭円錐状部の下端に設けられた
円筒状部と、から形成されたプラスチック製の薄肉の筒
状体を、縦方向に一箇所切断して構成したことを特徴と
するマンホール補修材。 - 【請求項10】 前記筒状体の外周面には、複数個の小
さなリブが一体的に形成されていることを特徴とする請
求項8又は9記載のマンホール補修材。 - 【請求項11】 前記筒状体の切断箇所の周方向一端部
を、内径が大径となるように形成したことを特徴とする
請求項8、9又は10記載のマンホール補修材。 - 【請求項12】 前記筒状体は透明又は半透明であるこ
とを特徴とする請求項8、9、10又は11記載のマン
ホール補修材。 - 【請求項13】 マンホール内でマンホール補修材の内
面を押圧してこのマンホール補修材を拡径させる拡径具
であって、 一箇所切断されて切断位置の両端部が重ね合わされたリ
ング体と、前記両端部の重なり幅を調整してこの両端部
を固定するストッパと、から構成されたことを特徴とす
る拡径具。
Priority Applications (1)
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JP7184852A JP2641713B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | マンホール補修方法並びに閉塞材、マンホール補修材及び拡径具 |
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JPH0913410A true JPH0913410A (ja) | 1997-01-14 |
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