JPH09133347A - 蓄熱燃焼バ−ナ装置 - Google Patents

蓄熱燃焼バ−ナ装置

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JPH09133347A
JPH09133347A JP7287012A JP28701295A JPH09133347A JP H09133347 A JPH09133347 A JP H09133347A JP 7287012 A JP7287012 A JP 7287012A JP 28701295 A JP28701295 A JP 28701295A JP H09133347 A JPH09133347 A JP H09133347A
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JP
Japan
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tile
heat storage
outer tubular
combustion burner
burner device
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JP7287012A
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Kenji Koizumi
健司 小泉
Takayoshi Kurihara
孝好 栗原
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 蓄熱燃焼バ−ナ装置の構造の簡略化、低コス
ト化及びバーナ強度の向上、排ガス対策。 【解決手段】 外側筒状タイル１内の先端部に、内側タ
イル２を設けて、その内側タイル２の上流側の外側筒状
タイル１内を蓄熱室３に構成すると共に、前記内側タイ
ル２と、前記外側筒状タイル１間に蓄熱体３の径よりも
小さい空気ノズル５に形成し、前記内側タイル２の中央
に設けた燃料噴出部６には燃料管１４を内蔵した冷却空
気管７を装入したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は蓄熱燃焼バーナ装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は蓄熱ボールの一部を炉壁の中に収
納する従来の蓄熱バーナ装置を示す。蓄熱ボールはＳｉ
Ｃ等から成る目皿（プレートに複数の孔が開いたもの）
で押える構成である。バーナタイルは蓄熱室と一体的に
構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 蓄熱ボールは目皿により押さえられているため、部品
点数を少なくすることが困難である。目皿の部分で空
気圧力損失が大きく、圧力の高いブロワが必要である。
目皿の耐久性が問題であり、これを解決するためには
高価な材料を使う必要がある。バーナの大きさ（バー
ナ径）は目皿の径で決まり、小さくすることが出来な
い。バーナタイルは空気ノズル・目皿受け部・蓄熱ボ
ール収納部を一体成形するために構造が複雑であり、か
つ温度勾配による熱応力が発生するため、破損し易い構
造である。
【０００４】
【課題を解決する手段】前記課題を解決するために、本
発明は、外側筒状タイル内の先端部に、内側タイルを設
けて、その内側タイルの上流側の外側筒状タイル内を蓄
熱室に構成すると共に前記内側タイルと、前記外側筒状
タイルと間に畜熱体の径よりも小さい空気ノズルに形成
し、前記内側タイルの中央に設けた燃料噴出部には燃料
管を内蔵した冷却空気管を装入したことを特徴とする蓄
熱燃焼バーナ装置を提供するものである。
【０００５】前記課題を解決するために、本発明は、外
側筒状タイルと、内側タイルを一体に構成したことを特
徴とする蓄熱燃焼バーナ装置を提供するものである。
【０００６】また、前記課題を解決するために、本発明
は、内側タイルの周囲に切欠部を形成して、外側筒状タ
イルの内壁とによって形成される空間部を空気ノズルに
構成したことを特徴とする蓄熱バーナ装置を提供するも
のである。
【０００７】また、前記課題を解決するために、本発明
は、切欠部を複数個形成し、複数個の空気ノズルを形成
したことを特徴とする蓄熱燃焼バーナ装置を提供するも
のである。
【０００８】また、前記課題を解決するために、本発明
は、内側タイルの縦断面形状を矩形状に構成し、縦断面
が円形状の外側筒状タイルとによって形成されるスリッ
ト状間隙部を空気ノズルに構成したことを特徴とする蓄
熱燃焼バーナ装置を提供するものである。
【０００９】また、前記課題を解決するために、本発明
は、内側タイルにおいて、炉内側に空気ノズルを形成
し、蓄熱室側の全周をスリット状空気通過部に構成した
ことを特徴とする蓄熱燃焼バーナ装置を提供するもので
ある。
【００１０】また、前記課題を解決するために、本発明
は、スリット状空気通過部は蓄熱体の径よりも小さくし
たことを特徴とする蓄熱燃焼バーナ装置を提供するもの
である。
【００１１】また、前記課題を解決するために、本発明
は、内側タイルの先端部を外側筒状タイルよりも突出さ
せたことを特徴とする蓄熱燃焼バーナ装置を提供するも
のである。
【００１２】
【発明の実施の形態】符号１は外側筒状タイルであっ
て、２はその外側筒状タイル１内の先端部に設けた内側
タイルである。その内側タイル２を設けたことによっ
て、その内側タイル２の上流側の外側筒状タイル１内に
蓄熱室３を構成する。更に、前記内側タイル２の周囲
に、蓄熱体４の径よりも小さい空気ノズル５を形成す
る。そして、前記内側タイル２の中央部に設けた燃料噴
出部６には、燃料管１４を内蔵した冷却空気管７を装入
する。前記外側筒状タイル１と、前記内側タイル２とは
一体に構成して所定個所に空気ノズル５を設けてもよ
い。また、前記外側筒状タイル１と、前記内側タイル２
とを分離して構成する場合には、前記内側タイル２の周
囲に切欠部８を形成して、外側筒状タイル１の内壁とに
よって形成される空間部を空気ノズル５に構成してもよ
い。その場合、切欠部８を複数個形成し、複数個の空気
ノズル５を形成してもよい。また、前記内側タイル２の
縦断面形状を矩形状に構成し、縦断面が円形状の外側筒
状タイル１とによって形成されるスリット状間隙部９を
空気ノズル５に構成してもよい。また、内側タイル２に
おいて、炉内側１３に空気ノズル５を形成し、蓄熱室側
３は、その全周をスリット状空気通過部１０に構成す
る。また、スリット状空気通過部１０は蓄熱体４の径よ
りも小さく構成する。また、内側タイル２の先端部を外
側筒状タイル１よりも突出させて構成してもよい。１５
は必要に応じて燃焼させる保炎部である。
【００１２】蓄熱燃焼バーナ装置は、炉体１１に対で設
置し、交互に燃焼させるものであるが、便宜上、図で
は、一ツの蓄熱燃焼バーナ装置を示した。いま、図に於
いて、空気導入部１２から導入された空気は蓄熱体４に
よって予熱されてスリット状空気通過部１０を経て空気
ノズル５から炉内１３内に噴出する。この時、同時に、
燃料管１４から燃料が炉内１３に噴出する。燃料と空気
は炉内１３で混合し燃焼する。燃焼ガスは、対で設置し
た同様の蓄熱燃焼バーナ装置の空気ノズル５から入って
スリット状空気通過部１０を経て蓄熱体４を加熱して空
気導入部１２から排気ガスとして排出される。
【００１３】以上の燃焼に際して、内側タイル２を外側
筒状タイル１よりも突出した構成であるので、予熱空気
が燃料を混合して燃焼する前に、炉内ガスを伴流し、再
循環効果が効果的に実行され、ＮＯｘの一層の低下が達
成できる。
【００１４】前記燃焼に際して、空気ノズル５を複数個
形成することによって空気を分割的に噴出することがで
き、炉内ガスとの接触面積を大きくすることができる。
【００１５】外側筒状タイル１と内側タイル２は、分離
した構成でなく、一体に構成してもよい。その場合、空
気ノズル５の形状は、円形状、半円形状、又はスリット
形状でもよく、形成の仕方も自由である。
【００１６】内側タイル２の周囲に切欠部８を設けるこ
とによって空気ノズル５を形成し、外側ノズル１に装入
すればよく、空気ノズル５の形成が容易である。空気ノ
ズル５の数も、単数でも複数でもよい。
【００１７】内側タイル２の縦断面形状を矩形状とし、
外側筒状タイル１の円形状と組み合せることによってス
リット状の空気ノズル５の形成が容易である。
【００１８】空気ノズル５とスリット状空気通過部１０
は蓄熱体４の径よりも小さくしてあるので、蓄熱体４の
流出を防ぐことができると同時に、スリット状空気通過
部１０は全周がスリット状であるので、圧力損失が少な
い。
【００１９】外側筒状タイル１は、耐熱金属、セラミッ
ク、キャスター、ファイバー等で構成される。
【００２０】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるので、次の諸
効果がある。 従来は蓄熱ボールをＳｉＣ等で押さえていたが、本発
明により目皿が不要となり大幅に簡略化・低コストが図
られる。目皿での空気圧力損失がなくなり、圧力の低
い空気で燃焼が可能である。蓄熱ボール径を変えるこ
とにより、大容量から小容量までのバーナ設計が可能で
ある。目皿を必要としないため、バーナの強度が大幅
に向上する。空気ノズル数は任意に選択することが出
来る。バーナタイルは外側と内側とを分割することが
出来、熱応力は大幅に緩和され破壊し難い。ガスと混
合するまでの間に、空気の排ガス再循環効果が増し、更
に低ＮＯｘができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は従来バーナ装置の断面的説明図である。
【図２】図２は本発明バーナ装置の断面的説明図であ
る。
【図３】図３は本発明のバーナ装置の断面的説明図であ
る。
【図４】図４は空気のノズルの実施例である。
【図５】図５は空気のノズルの実施例である。
【図６】内側ノズルの一例を示す正面説明図である。
【図７】内側ノズルの側面的説明図である。
【図８】Ａ−Ａ線の説明的断面図である。
【符号の説明】
１ 外側筒状タイル ２ 内側タイル ３ 蓄熱室 ４ 蓄熱体 ５ 空気ノズル ６ 燃料噴出部 ７ 冷却空気管 ８ 切欠部 ９ スリット状間隙部 １０ スリット状空気通過部 １１ 炉体 １２ 空気導入部 １３ 炉内 １４ 燃料管 １５ 保炎部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 外側筒状タイル内の先端部に、内側タイ
    ルを設けて、その内側タイルの上流側の外側筒状タイル
    内を蓄熱室に構成すると共に、前記内側タイルと、前記
    外側筒状タイル間に蓄熱体の径よりも小さい空気ノズル
    に形成し、前記内側タイルの中央に設けた燃料噴出部に
    は燃料管を内蔵した冷却空気管を装入したことを特徴と
    する蓄熱燃焼バーナ装置。
  2. 【請求項２】 外側筒状タイルと、内側タイルを一体に
    構成したことを特徴とする請求項１記載の蓄熱燃焼バー
    ナ装置。
  3. 【請求項３】 内側タイルの周囲に切欠部を形成して、
    外側筒状タイルの内壁とによって形成される空間部を空
    気ノズルに構成したことを特徴とする請求項１記載の蓄
    熱バーナ装置。
  4. 【請求項４】 切欠部を複数個形成し、複数個の空気ノ
    ズルを形成したことを特徴とする請求項１又は３記載の
    蓄熱燃焼バーナ装置。
  5. 【請求項５】 内側タイルの縦断面形状を矩形状に構成
    し、縦断面が円形状の外側筒状タイルとによって形成さ
    れるスリット状間隙部を空気ノズルに構成したことを特
    徴とする請求項１、２、３又は４記載の蓄熱燃焼バーナ
    装置。
  6. 【請求項６】 内側タイルにおいて、炉内側に空気ノズ
    ルを形成し、蓄熱室側は全周をスリット状空気通過部に
    構成したことを特徴とする請求項１，２，３，４又は５
    記載の蓄熱燃焼バーナ装置。
  7. 【請求項７】 スリット状空気通過部は蓄熱体の径より
    も小さくしたことを特徴とする請求項１，２，３，４、
    ５又６は記載の蓄熱燃焼バーナ装置。
  8. 【請求項８】 内側タイルの先端部を外側筒状タイルよ
    りも突出させたことを特徴とする請求項１、２、３、
    ４、５、６又は７記載の蓄熱燃焼バーナ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004309111A (ja) * 2002-10-22 2004-11-04 Ngk Insulators Ltd 低ＮＯｘバーナ
KR100649323B1 (ko) * 2005-11-01 2006-11-24 재단법인 포항산업과학연구원 축열식 버너의 연료노즐 소손방지방법 및 장치
US7175423B1 (en) * 2000-10-26 2007-02-13 Bloom Engineering Company, Inc. Air staged low-NOx burner

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KR100649323B1 (ko) * 2005-11-01 2006-11-24 재단법인 포항산업과학연구원 축열식 버너의 연료노즐 소손방지방법 및 장치

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