JPH09133078A - 空気圧縮装置 - Google Patents

空気圧縮装置

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Publication number
JPH09133078A
JPH09133078A JP31732495A JP31732495A JPH09133078A JP H09133078 A JPH09133078 A JP H09133078A JP 31732495 A JP31732495 A JP 31732495A JP 31732495 A JP31732495 A JP 31732495A JP H09133078 A JPH09133078 A JP H09133078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
separator
air compressor
air
upper limit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31732495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiminobu Sato
仁宣 佐藤
Masumi Sekida
真澄 関田
Tetsuo Wakamatsu
哲夫 若松
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP31732495A priority Critical patent/JPH09133078A/ja
Publication of JPH09133078A publication Critical patent/JPH09133078A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルセパレータ6の内部に過大量の油が補
給されるのを防止する。 【解決手段】 オイルセパレータ6にその内部に貯溜さ
れた油の上限油面UL位置に開口するように油補給口30を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油冷式の空気圧縮機
を具備する空気圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種空気圧縮装置の略示的系統
図が図4に示されている。油冷式の圧縮機1をモータ28
によって駆動すると、空気がエアフィルタ2、逆止弁
3、吸入管4を経て圧縮機1に吸入されて圧縮される。
圧縮機1から吐出された圧縮空気は吐出管5を通ってオ
イルセパレータ6内に導入され、この内部で転向するこ
とによって圧縮空気中に含まれる油の大部分が分離され
る。
【0003】次いで、この圧縮空気は円筒状のオイルセ
パレータエレメント7を流過する過程で残存する油を分
離した後、逆止弁8、可撓性ホース9、開閉操作弁10を
通って需要先に供給される。
【0004】オイルセパレータ6で圧縮空気から分離さ
れた油は滴下してオイルセパレータ6内下部に一旦貯溜
される。そして、この油Oはオイルセパレータ6の底部
から返油管11により抽出され、可撓性ホース12を経てオ
イルクーラ13内に入り、ここでフアン29により送風され
る外気によって冷却された後、可撓性ホース14、温調弁
15、オイルフィルタ16、電磁開閉弁17、オリフィス18を
経て吸気管4内に入り、この中を流過する空気に伴われ
て圧縮機1内に吸入される。
【0005】オイルセパレータエレメント7によって圧
縮空気から分離された油はオイルセパレータエレメント
7の下端開口を掩蓋するオイルパン7A内に溜まり、吸上
管19、逆止弁20、キャピラリチューブ21を経て吸気管4
内に入り、この中を流過する空気に伴われて圧縮機1内
に吸入される。
【0006】温調弁15を通る油の温度が所定値以下に低
下したとき、温調弁15が開となる。これによって油は返
油管11からバイパス管22、温調弁15を通ってオイルフィ
ルタ16に導かれる。なお、23は空気抜き管で、この空気
抜き管23には安全弁24、圧力スイッチ25、圧力計26、電
磁開閉弁27が介装されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気圧縮装
置においては、需要先に供給される圧縮空気中に微量の
油が含まれているため、その運転に伴ってオイルセパレ
ータ6の内部に貯溜されている油Oの量が徐々に減少す
る。
【0008】この油Oの液面OLが下限油面以下に低下す
ると、圧縮機1への油供給量が減少し或いは圧縮機1に
油を供給できなくなって圧縮機1のシール及び潤滑がで
きなくなるとともにその温度が異常に上昇して圧縮機1
が損傷する。
【0009】そこで、空気圧縮装置の累積運転時間が所
定時間、例えば300 時間に到達したとき又はオイルセパ
レータ6の内部の油面OLを監視しこれが下限油面に接近
したとき、オイルセパレータ6内に油補給管31から油を
補給していたが、その際、補給油量が過大となる場合が
あった。
【0010】すると、オイルセパレータエレメント7が
油中に浸漬したり、オイルセパレータ6内で油を十分に
分離できないため、オイルセパレータ6から需要先に供
給される圧縮空気中に多量の油が混入したり、圧縮機1
が油を圧縮することによって損傷する等の不具合を発生
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、油冷式の空気圧縮機と、この空気圧縮
機で圧縮された圧縮空気から油を分離するオイルセパレ
ータと、このオイルセパレータで分離された油を上記空
気圧縮機の吸入側へ戻す油回路を備えた空気圧縮装置に
おいて、上記オイルセパレータにその内部に貯溜された
油の上限油面位置に開口するように油補給口を設けたこ
とを特徴とする空気圧縮装置にある。
【0012】しかして、油補給口からオイルセパレータ
内に油を補給することによってオイルセパレータの内部
の油面が上限油面に上昇すると、この油面を油補給口か
ら見ることができるので、以後油を補給を止めることに
よって補給油量が過大となるのを防止できる。
【0013】第2の発明の要旨とするところは、油冷式
の空気圧縮機と、この空気圧縮機で圧縮された圧縮空気
から油を分離するオイルセパレータと、このオイルセパ
レータで分離された油を上記空気圧縮機の吸入側へ戻す
油回路を備えた空気圧縮装置において、上記オイルセパ
レータに油補給管を内部に挿入して設けるとともに、こ
の油補給管の内端開口を上記オイルセパレータの内部に
貯溜された油の上限油面に位置せしめたことを特徴とす
る空気圧縮装置にある。
【0014】しかして、油補給管からオイルセパレータ
内に油を補給することによってオイルセパレータの内部
の油面が上限油面に上昇すると、油補給管の内端開口が
油中に没入し、以後油を補給することができなくなる。
【0015】第3の発明の要旨とするところは、油冷式
の空気圧縮機と、この空気圧縮機で圧縮された圧縮空気
から油を分離するオイルセパレータと、このオイルセパ
レータで分離された油を上記空気圧縮機の吸入側へ戻す
油回路を備えた空気圧縮装置において、上記オイルセパ
レータにその内部に抜差自在に油補給管を設け、この油
補給管をオイルセパレータの内部に差し込んだときその
内端開口を上記オイルセパレータの内部に貯溜された油
の上限油面位置より若干下位に位置せしめたことを特徴
とする空気圧縮装置にある。
【0016】しかして、オイルセパレータの内部に油補
給管を差し込みこの油補給管からオイルセパレータ内に
油を補給することによってオイルセパレータの内部の油
面が油補給管の内端開口位置に上昇すると、油補給管内
に油が充満する。そこで、油補給管を持ち上げると、油
補給管内の油がオイルセパレータ内に入ることによって
その内部の油面が上昇して上限油面に到達する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態が図1に
示されている。図1に示すように、オイルセパレータ6
にはその上限油面UL位置に開口するように油補給口30が
設けられている。なお、31は油補給管、32は油補給口30
を閉塞するキヤップである。他の構成は図4に示す従来
のものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付し
てその説明を省略する。
【0018】しかして、オイルセパレータ6内の油が減
少したとき、キヤップ32を取り外して油補給口30から油
を補給する。これによって、オイルセパレータ6の内部
の油Oの油面OLが上昇して上限油面ULに到達すると、こ
の油面OLを油補給口30から見ることができ、以後、油の
補給を止めることによって補給油量が過大となるのを防
止しうる。
【0019】本発明の第2の実施形態が図2に示されて
いる。この第2の実施形態においては、オイルセパレー
タ6の内部に油補給管33が挿入して固定され、この油補
給管33の内端開口33A は上限油面ULに位置するように位
置決めされている。なお、34はキヤップである。他の構
成は図4に示す従来のものと同様である。
【0020】しかして、油補給管33を通して油をオイル
セパレータ6内に補給することによって油面OLが上昇し
て上限油面ULに到達すると、油補給管33の内端開口33A
が油O中に没入し、以後、油が入らなくなるので、油補
給量が過大となるのを阻止しうる。
【0021】本発明の第3の実施形態が図3に示されて
いる。この第3の実施形態においては、油補給管35がオ
イルセパレータ6の給油穴6Aからその内部に抜き差し自
在に設けられている。そして、この油補給管35を給油穴
6Aからセパレータ6の内部に差し込んだとき、その内端
開口35A が上限油面ULより若干下位に位置するように位
置決めされている。 他の構成は図4に示す従来のもの
と同様である。
【0022】しかして、油を補給する場合には給油穴6A
から油補給管35を差し込み、この油補給管35を通して油
をオイルセパレータ6の内部に補給する。これによって
油面OLが上昇し、油補給管35の内端開口35A が油O中に
浸漬されると、以後、油が入らなくなり、油補給管32内
に油が充満する。
【0023】そこで、油補給管35を若干量持ち上げる
と、油補給管35と給油穴6Aとの隙間から空気がオイルセ
パレータ6の内部に入り、これによって油補給管32の内
部に滞留していた油がオイルセパレータ6の内部に入る
ことによって油面OLが上限油面ULに上昇する。しかる
後、油補給管35を給油穴6Aから抜き取り、給油穴6Aを図
示しない蓋で掩蓋する。
【0024】この第3の実施形態においてもオイルセパ
レータ6内の油面OLが所定位置まで上昇すれば、以後油
が入らなくなるので、油補給量が過大となるのを防止で
きる。
【0025】
【発明の効果】第1の発明においては、油補給口からオ
イルセパレータ内に油を補給することによってオイルセ
パレータの内部の油面が上限油面に上昇すると、この油
面を油補給口から見ることができるので、以後油を補給
を止めることによって油補給量が過大となるのを防止で
きる。この結果、オイルセパレータの油分離機能が損な
われるのを防止することができ、従って、需要先に供給
される圧縮空気中に多量の油が混入したり、圧縮機が油
を圧縮することによって損傷するのを防止できる。
【0026】第2の発明においては、油補給管からオイ
ルセパレータ内に油を補給することによってオイルセパ
レータの内部の油面が上限油面に上昇すると、油補給管
の内端開口が油中に没入し、以後油を補給することがで
きなくなる。この結果、第1の発明と同様の効果を奏す
ることができる。
【0027】第3の発明においては、オイルセパレータ
の内部に油補給管を差し込みこの油補給管からオイルセ
パレータ内に油を補給することによってオイルセパレー
タの内部の油面が油補給管の内端開口位置に上昇する
と、油補給管内に油が充満する。そこで、油補給管を持
ち上げると、油補給管内の油がオイルセパレータ内に入
ることによってその内部の油面が上昇して上限油面に到
達する。この結果、第1の発明と同様の効果を奏するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す系統図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す系統図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す系統図である。
【図4】従来の空気圧縮装置の系統図である。
【符号の説明】
1 空気圧縮機 6 オイルセパレータ 11 返油管 14 吸気管 30 油補給口 O 油 OL 油面 UL 上限油面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若松 哲夫 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油冷式の空気圧縮機と、この空気圧縮機
    で圧縮された圧縮空気から油を分離するオイルセパレー
    タと、このオイルセパレータで分離された油を上記空気
    圧縮機の吸入側へ戻す油回路を備えた空気圧縮装置にお
    いて、 上記オイルセパレータにその内部に貯溜された油の上限
    油面位置に開口するように油補給口を設けたことを特徴
    とする空気圧縮装置。
  2. 【請求項2】 油冷式の空気圧縮機と、この空気圧縮機
    で圧縮された圧縮空気から油を分離するオイルセパレー
    タと、このオイルセパレータで分離された油を上記空気
    圧縮機の吸入側へ戻す油回路を備えた空気圧縮装置にお
    いて、 上記オイルセパレータに油補給管を内部に挿入して設け
    るとともに、この油補給管の内端開口を上記オイルセパ
    レータの内部に貯溜された油の上限油面に位置せしめた
    ことを特徴とする空気圧縮装置。
  3. 【請求項3】 油冷式の空気圧縮機と、この空気圧縮機
    で圧縮された圧縮空気から油を分離するオイルセパレー
    タと、このオイルセパレータで分離された油を上記空気
    圧縮機の吸入側へ戻す油回路を備えた空気圧縮装置にお
    いて、 上記オイルセパレータにその内部に抜差自在に油補給管
    を設け、この油補給管をオイルセパレータの内部に差し
    込んだときその内端開口を上記オイルセパレータの内部
    に貯溜された油の上限油面位置より若干下位に位置せし
    めたことを特徴とする空気圧縮装置。
JP31732495A 1995-11-11 1995-11-11 空気圧縮装置 Withdrawn JPH09133078A (ja)

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JP31732495A JPH09133078A (ja) 1995-11-11 1995-11-11 空気圧縮装置

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JPH09133078A true JPH09133078A (ja) 1997-05-20

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030204