JPH07253253A - 冷凍機の液戻し装置 - Google Patents

冷凍機の液戻し装置

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JPH07253253A
JPH07253253A JP4695994A JP4695994A JPH07253253A JP H07253253 A JPH07253253 A JP H07253253A JP 4695994 A JP4695994 A JP 4695994A JP 4695994 A JP4695994 A JP 4695994A JP H07253253 A JPH07253253 A JP H07253253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
liquid
accumulator
sub
tank
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4695994A
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English (en)
Inventor
Toru Otsu
亨 大津
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低負荷運転等における冷凍機の低負荷運転時
においても、圧縮機へ必要な量の油を含む冷媒液を戻し
て、冷凍機の運転停止等の支障の発生を防止する。 【構成】 冷媒のサブタンク4をアキュームレータ1と
は別に設け、アキュームレータ1の底部に溜る一定液以
上の油を含む冷媒液をオーバーフロー管2でサブタンク
4に送るようにし、サブタンク4内の油を含む冷媒液を
圧縮機7へ液戻し管8で戻すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクリュー冷凍機等の冷
凍機の吸込側に設けられたアキュームレータの底部に溜
る油を含む冷媒液を回収する液戻し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アキュームレータは、スクリュー冷凍機
等の圧縮機、特にヒートポンプ装置などの吸込ラインに
取り付けられ冷媒液のバックを防止するものである。従
来のアキュームレータでは、図2に示すように、蒸発器
よりアキュームレータ21の入口管22に戻った冷媒ガ
スは、アキュームレータ21内で液分(油を含む)を分
離されアキュームレータ21内に内蔵されたU字型吸込
管23から圧縮機吸込側に送られる。フロン系冷凍装置
等では、一般に満液型蒸発器は使用されないからアキュ
ームレータ21で分離された冷媒の液分は蒸発器側に返
却されず通常液だめとして働くことが多い。
【0003】前記の冷媒の液分の中には油も含まれて溜
るから、図2に示すように、U字型吸込管23の底部に
は小さな穴径の液回収用穴24が設けられていて、この
液回収用穴24から油を含んだ冷媒液を少量づつ圧縮機
に戻している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
冷凍機では、アキュームレータ内で分離した油を含む冷
媒液を運転中、液回収用穴から徐々に回収しているが、
その口径は全負荷時の風量に合せて決められている。そ
のため低負荷時に冷媒の風量が減少した場合、油を含む
冷媒液は搬送されず戻りが悪くなりアキュームレータ底
部に溜る液量が増す。このため、潤滑油量の不足や、油
温の低下を惹き起し運転不能になる場合がある。
【0005】本発明は、以上の問題点を解消するために
なされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の冷凍機の液戻し
装置は、圧縮機吸込側に冷媒のアキュームレータを備え
た冷凍機において、冷媒のサブタンク、前記アキューム
レータの底部に溜る油を含む冷媒液を前記冷媒のサブタ
ンクへ送るオーバーフロー管、及び前記冷媒のサブタン
ク内の油を含む冷媒液を圧縮機へ戻す液戻し管を備えた
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、低負荷時等において、アキューム
レータから圧縮機への冷媒液の戻りが悪くアキュームレ
ータ内に溜る油を含む冷媒液の液量が増加して液面が上
昇すると、油を含む冷媒液は、オーバーフロー管を経て
冷媒のサブタンク内へ送られ、同サブタンクから液戻し
管を経て圧縮機へ戻される。
【0008】従って、低負荷時等においてアキュームレ
ータから圧縮機への冷媒液の戻りが悪い場合でも、アキ
ュームレータに滞溜する油を含む冷媒液を一定量以下と
して所要の量の油を含む冷媒液を圧縮機へ戻すことがで
き、運転不能等の支障を回避することができる。
【0009】また、急激な液バックによってアキューム
レータに冷媒液が充満した場合においても、冷媒液を冷
媒のサブタンクへ送ることによって、冷凍機の運転を停
止することなく徐々に冷媒液の回収を行うことができ
る。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を、図1によって説明す
る。1は、図2に示すと同様な入口管22と液回収用穴
24をもつU字型吸込管23を備えたアキュームレータ
であり、同アキュームレータ1には、その底部内に開口
する冷媒液のオーバーフロー管2と同オーバーフロー管
2の開口部より上方でアキュームレータ1の側壁に開口
する冷媒ガスのオーバーフロー管3が設けられている。
このオーバーフロー管2,3は、別に設けられたサブタ
ンク4に電磁弁5,6を介して接続されている。なお、
オーバーフロー管2はサブタンク4の側部に、オーバー
フロー管3はサブタンク4の上部に接続されている。
【0011】サブタンク4には、サブタンクの底部とス
クリュー圧縮機7のロータの途中の適当な圧力部位に接
続された液戻し管8が配設されていて、液戻し管8にも
電磁弁9が設けられている。
【0012】前記サブタンク4には、液面スイッチ10
が取り付けられていて、3個の電磁弁5,6及び9に開
閉動作を与えるようになっている。この液面スイッチ1
0は、サブタンク4内の液面の高さが一定以上になった
時には電磁弁5,6を閉じて電磁弁9を開き、サブタン
ク4内の液面の高さが一定以下になった時には電磁弁
5,6を開き電磁弁9を閉じるように作動する。また、
サブタンク4には、またヒーター11が取り付けられて
いてサブタンク4内を加圧してサブタンク内の液を液戻
し管8を通して圧縮機ロータの適当な圧力部位に戻すよ
うになっている。
【0013】本実施例において、冷凍機の低負荷運転時
には、「従来の技術」欄で説明したように、アキューム
レータ1内の油を含む冷媒液の戻りが悪くなってその液
面が上昇する。この場合には、油を含む冷媒液は、オー
バーフロー管2を経てサブタンク4内に導入され、同時
に冷媒ガスもアキュームレータ1よりサブタンク4内に
導入される。サブタンク内の油を含む冷媒液の液面が一
定の高さに達すると、液面スイッチ10によって電磁弁
5,6が閉となり電磁弁9が開となる。これによって、
サブタンク4とアキュームレータ1との間の連絡が遮断
され、サブタンク4とスクリュー圧縮機7のロータの間
が連絡される。その上で、サブタンク4内の冷媒ガスと
油を含む冷媒液はヒーター11によって加熱され、サブ
タンク4内は加圧状態となる。従って、サブタンク4内
で加圧された油を含む冷媒液は、液戻し管8を通ってス
クリュー圧縮機7の適当な圧力部位にインジェクション
される。
【0014】以上の通り、本実施例では、低負荷時の液
の戻りの悪い場合にも、アキュームレータ1に滞溜する
冷媒液を一定量以下として冷媒液をサブタンク4よりス
クリュー圧縮機7へ戻すことができ、冷媒液の不足によ
る運転不能等の支障を回避することができる。
【0015】また急激な液バックによりアキュームレー
タ1内に冷媒液が充満した場合にも、冷凍機の運転を停
止することなく本装置により徐々に冷媒液の回収を行う
ことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、冷媒のサブタンク、アキュー
ムレータの底部に溜る油を含む冷媒液を前記サブタンク
へ送るオーバーフロー管、及び前記サブタンク内の油を
含む冷媒液を圧縮機へ戻す液戻し管を備えているので、
低負荷時等の冷媒液の戻りの悪い場合にもアキュームレ
ータ内に滞溜する油を含む冷媒液を一定量以下としてこ
れを圧縮機へ戻すことができ、油を含む冷媒液不足によ
って運転不能等の運転の支障が発生することを回避する
ことができる。
【0017】また、急激な液バックによりアキュームレ
ータに冷媒液が充満する場合には、従来は冷凍機の運転
が停止し外部に仮配管を設けて冷媒液を戻していたが、
本発明によれば、冷媒のサブタンクへアキュームレータ
内の冷媒液を送ることによって、このような事態の発生
を防ぐことができ、運転の操作性を極めて良好にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略図である。
【図2】従来の冷凍機のアキュームレータの概略図であ
る。
【符号の説明】
1 アキュームレータ 2 オーバーフロー管 3 オーバーフロー管 4 サブタンク 5 電磁弁 6 電磁弁 7 スクリュー圧縮機 8 液戻し管 9 電磁弁 10 液面スイッチ 11 ヒーター 21 アキュームレータ 22 入口管 23 U字型吸込管 24 液回収用穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機吸込側に冷媒のアキュームレータ
    を備えた冷凍機において、冷媒のサブタンク、前記アキ
    ュームレータの底部に溜る油を含む冷媒液を前記サブタ
    ンクへ送るオーバーフロー管、及び前記サブタンク内の
    油を含む冷媒液を圧縮機へ戻す液戻し管を備えたことを
    特徴とする冷凍機の液戻し装置。
JP4695994A 1994-03-17 1994-03-17 冷凍機の液戻し装置 Withdrawn JPH07253253A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4695994A JPH07253253A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 冷凍機の液戻し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4695994A JPH07253253A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 冷凍機の液戻し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07253253A true JPH07253253A (ja) 1995-10-03

Family

ID=12761827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4695994A Withdrawn JPH07253253A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 冷凍機の液戻し装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07253253A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101858662A (zh) * 2010-05-26 2010-10-13 广东欧科空调制冷有限公司 螺杆式风冷冷水机组及其制冷工作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101858662A (zh) * 2010-05-26 2010-10-13 广东欧科空调制冷有限公司 螺杆式风冷冷水机组及其制冷工作方法
WO2011147195A1 (zh) * 2010-05-26 2011-12-01 广东欧科空调制冷有限公司 螺杆式风冷冷水机组及其制冷工作方法

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605