JPH0330632Y2 - - Google Patents

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JPH0330632Y2
JPH0330632Y2 JP12147286U JP12147286U JPH0330632Y2 JP H0330632 Y2 JPH0330632 Y2 JP H0330632Y2 JP 12147286 U JP12147286 U JP 12147286U JP 12147286 U JP12147286 U JP 12147286U JP H0330632 Y2 JPH0330632 Y2 JP H0330632Y2
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oil
compressor
pipe
cooler
oil supply
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は圧縮機への給油装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 圧縮機の吐出配管に介設した油回収器の油タン
クを接続配管を介して油冷却器に接続し、上記油
冷却器から上記圧縮機へ給油すべく構成した圧縮
機への給油装置は公知である。この給油装置につ
いて、第3図に基づいて説明すると、図におい
て、51はスクリユー圧縮機であつて、このスク
リユー圧縮機51の上方には吸入濾器52が配置
されると共に、その下方には油回収器53が配置
されている。上記吸入濾器52はスクリユー圧縮
機51の吸込配管54に、上記油回収器53はス
クリユー圧縮機51の吐出配管55にそれぞれ介
設されている。上記油回収器53は下部に油タン
ク56を備えており、この油タンク56は接続配
管57を介して油冷却器58の底部に接続されて
いる。そして油冷却器58は給油配管59を介し
て上記スクリユー圧縮機51の各部a〜dに接続
されており、その途中に油フイルタ60が介設さ
れている。また給油配管59の油フイルタ60よ
り上流側部分と、上記吸込配管54の吸入濾器5
2より下流側部分とが注油配管61によつて接続
され、この注油配管61に第1電磁弁62が介設
されている。なお上記吸込配管54の吸入濾器5
2より上流側部分と、上記油回収器53の本体と
は均圧配管63によつて接続されており、この均
圧配管63に第2電磁弁64が介設されている。
上記給油装置においては、蒸発器側65から導
かれた冷媒は吸入濾器52、スクリユー圧縮機5
1、油回収器53を経て凝縮器側66へと送られ
る。そして油回収器53において冷媒から分離さ
れた油は油タンク56に溜められ、この後、油冷
却器58、油フイルタ60を経てスクリユー圧縮
機51の各部a〜dに供給される。この場合、油
タンク56内は高圧であるのに対し、スクリユー
圧縮機51の各部a〜dは低圧であるため、この
高低差圧が駆動力となつて上記油が循環するので
ある。
一方冷凍機の停止中は、再起動を容易にするた
め、第2電磁弁64を開弁し、高圧部と低圧部と
を均圧させる。したがつて起動直後は高低差圧が
小さく、スクリユー圧縮機51への油の注入量が
不足することになる。そこで冷凍機の再起動時
は、注油配管61の第1電磁弁62を開弁し、一
番早く低圧になるスクリユー圧縮機51の吸込配
管54に注油配管61を通して油を注入するよう
にしている。
ところで上記のように圧縮機51を停止して高
低圧間を均圧させた場合、油冷却器58も低圧部
と均圧することになり、この結果、第4図に示す
ように油冷却器58内の油に溶け込んでいた冷媒
がガス化することになる。この場合、上記接続配
管57が油冷却器58の底部に接続されているの
で、このガス冷媒は油タンク56の方向へは移動
せず、給油配管59を経て圧縮機51へと流出す
ることになる。しかしながら冷凍機の停止直後の
状態においては、圧縮機51の各部a〜dの各口
径が小さいため、流出するガス冷媒量よりも発生
するガス冷媒量が多くなり、この結果、油冷却器
58の上部には、発生するガス冷媒によるガス相
が一時期、形成されることになる。したがつてこ
の状態で冷凍機を再起動させ、第1電磁弁62を
開弁して注油配管61から圧縮機51に油を供給
しようとしても、上記ガス相の除去に時間を要
し、そのため冷凍機の起動直後には、圧縮機51
へ油を供給し得ないという不具合が生じていた。
そこで本出願人は、冷凍機の停止直後に再起動
を行つても、確実に圧縮機51へ注油を行なうこ
とを目的として、実願昭60−188168号にて、第5
図に示すような給油装置を提案した。これは、油
タンク56から接続配管57を経て油冷却器58
に至る流路内の油溜り部、例えば接続配管57の
中途部に注油配管61を接続すると共に、この注
油配管61に電磁開閉弁62を介設した構造のも
のであり、このような構造を採用することによつ
て、上記ガス相の影響を防止しようとするもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記した圧縮機への給油装置において
は、冷凍機の停止直後に再起動が行われても確実
に圧縮機51への注油を行い得るものの、その反
面、次のような問題が生じる。それは、注油配管
61の配管長が長くなつてしまい、配管構成が複
雑になるということである。また圧縮機51の耐
久性の点からすれば、油冷却器58にて冷却され
る前の高温油が圧縮機51へ注入されてしまうと
いう不具合もある。
この考案は上記した従来の問題点を解決するた
めになされたものであつて、その目的は、冷凍機
の再起動時に確実に圧縮機への低温油の注入が行
え、しかも配管構成の簡素な給油装置を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の圧縮機への給油装置において
は、圧縮機1の吐出配管5に介設した油回収器3
の油タンク6を接続配管7を介して油冷却器8に
接続し、上記油冷却器8から給油配管9を介して
上記圧縮機1へ給油すべく構成した圧縮機1への
給油装置において、上記接続配管7の油冷却器8
への接続部を油冷却器8の上部に配置すると共
に、上記給油配管9と上記圧縮機1の吸込配管4
とを注油配管11により接続し、この注油配管1
1に開閉手段12を介設してある。
(作用) 上記のように、この考案の圧縮機への給油装置
においては、油冷却器8の上部が接続配管7を介
して油タンク6に連通していることと、油冷却器
8内よりも油タンク6内が先に低圧になることと
から、冷凍機の停止後に油冷却器8内でガス化し
たガス冷媒は、油冷却器8内に貯留することな
く、油タンク6へと流出することになる。したが
つて油冷却器8内は、常時油で充された状態とな
つており、この結果、冷凍機を、その停止直後に
再起動しても、油冷却器8にて冷却された低温油
を直ちに圧縮機1へ注入することが可能となる。
(実施例) 次にこの考案の圧縮機への給油装置の具体的な
実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
第1図において、1はスクリユー圧縮機であつ
て、このスクリユー圧縮機1の上方には吸入濾器
2が配置されると共に、その下方には油回収器3
が配置されている。上記吸入濾器2はスクリユー
圧縮機1の吸込配管4に、上記油回収器3はスク
リユー圧縮機1の吐出配管5にそれぞれ介設され
ている。上記油回収器3は下部に油タンク6を備
えており、この油タンク6は接続配管7を介して
油冷却器8に接続されている。この場合、上記接
続配管7の油冷却器8への接続部は、油冷却器8
の上面に配置されているが、その理由については
後述する。そして油冷却器8は給油配管9を介し
て上記スクリユー圧縮機1の各部a〜dに接続さ
れており、その途中に油フイルタ10が介設され
ている。またこの油フイルタ10よりも圧縮機1
側の給油配管9と、圧縮機1の吸込配管4におけ
る吸入濾器2よりも圧縮機1側との間は、注油配
管11で接続されており、この注油配管11に
は、開閉手段としての第1電磁開閉弁12が介設
されている。なお上記吸込配管4と上記油回収器
3とは均圧配管13によつて接続され、この均圧
配管13に第2電磁開閉弁14が介設されてい
る。図の場合、均圧配管13は、吸込濾器2より
も上流側の位置に接続されているが、吸込濾器2
よりも下流側で逆止弁よりも上流側の位置に接続
することもある。
本実施例における給油装置においては、蒸発器
側15から吸込まれた冷媒は吸入濾器2、スクリ
ユー圧縮機1、油回収器3を経て凝縮器側16へ
と吐出される。そして油回収器3において冷媒か
ら分離された油は油タンク6に溜められ、この
後、油冷却器8、油フイルタ10を経てスクリユ
ー圧縮機1の各部a〜dに注入される。この場
合、油タンク6内は高圧であるのに対し、スクリ
ユー圧縮機1の各部a〜dは低圧であるため、こ
の高低差圧が駆動力となつて上記油が循環するこ
とになるのである。
一方冷凍機の停止中は、次の再起動を容易にす
るため、第2電磁開閉弁14を開弁し、高圧部と
低圧部とを均圧させる。したがつて起動直後は高
低差圧が小さく、スクリユー圧縮機1への油の注
入量が不足することになる。そこで冷凍機の再起
動時は、注油配管11の第1電磁弁12を開弁
し、最も早く低圧になるスクリユー圧縮機1の吸
込配管4に注油配管11を介して油の供給を開始
する。なおこの第1電磁弁12は起動後の短時間
のみ開弁する。そうすると、油冷却器8内の低温
油が給油配管9及び注油配管11を介して上記圧
縮機1の吸込配管4に注入されることになる。こ
の場合、油冷却器8の上部が接続配管7を介して
油タンク6に連通していることと、油冷却器8内
よりも油タンク6内が先に低圧になることとか
ら、冷凍機の停止後に油冷却器8内でガス化した
ガス冷媒は、油冷却器8内に貯留することなく、
油タンク6へと流出することになる。したがつて
油冷却器8内は、常時油で充された状態となつて
おり、この結果、冷凍機を、その停止直後に再起
動しても、油冷却器8にて冷却された低温油を直
ちに圧縮機1へと注入することが可能となる。
(考案の効果) この考案の圧縮機への給油装置においては、油
冷却器内において発生するガス冷媒を、油タンク
へと放出するようにしてあるので、油冷却器内で
のガス相の形成が防止でき、そのため配管構成を
簡素にしながらも、冷凍機の停止直後の再起動時
においても、油冷却器にて冷却された低温油を直
ちに圧縮機へと注入することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の圧縮機への給油装置の一実
施例を示す回路図、第2図は第1図の回路の一部
を角度を変えて見た回路図、第3図は従来の圧縮
機への給油装置の回路図、第4図は第3図の回路
の一部を角度を変えて見た回路図、第5図は他の
従来例の回路図である。 1……スクリユー圧縮機、3……油回収器、4
……吸込配管、5……吐出配管、6……油タン
ク、7……接続配管、8……油冷却器、9……給
油配管、11……注油配管、12……第1電磁開
閉弁(開閉手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機1の吐出配管5に介設した油回収器3の
    油タンク6を接続配管7を介して油冷却器8に接
    続し、上記油冷却器8から給油配管9を介して上
    記圧縮機1へ給油すべく構成した圧縮機1への給
    油装置において、上記接続配管7の油冷却器8へ
    の接続部を油冷却器8の上部に配置すると共に、
    上記給油配管9と上記圧縮機1の吸込配管4とを
    注油配管11により接続し、この注油配管11に
    開閉手段12を介設したことを特徴とする圧縮機
    への給油装置。
JP12147286U 1986-08-06 1986-08-06 Expired JPH0330632Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12147286U JPH0330632Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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JP12147286U JPH0330632Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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Publication Number Publication Date
JPS6326787U JPS6326787U (ja) 1988-02-22
JPH0330632Y2 true JPH0330632Y2 (ja) 1991-06-27

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