JPH09133071A - 斜板形可変容量アキシャルピストンポンプ - Google Patents

斜板形可変容量アキシャルピストンポンプ

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Publication number
JPH09133071A
JPH09133071A JP7319631A JP31963195A JPH09133071A JP H09133071 A JPH09133071 A JP H09133071A JP 7319631 A JP7319631 A JP 7319631A JP 31963195 A JP31963195 A JP 31963195A JP H09133071 A JPH09133071 A JP H09133071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swash plate
piston
high speed
pump
tilt angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7319631A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Shimotomai
光博 下斗米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshinbo Industries Inc, Nisshin Spinning Co Ltd filed Critical Nisshinbo Industries Inc
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Priority to US08/740,610 priority patent/US5868555A/en
Priority to GB9623167A priority patent/GB2307009B/en
Priority to DE19646913A priority patent/DE19646913A1/de
Publication of JPH09133071A publication Critical patent/JPH09133071A/ja
Priority to US09/006,830 priority patent/US5975858A/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ自身が吐出した作動油の圧力を使用せ
ずに斜板の傾転角を可変させ、斜板形可変容量アキシャ
ルピストンポンプの吐出量を高速に可変制御可能とす
る。 【解決手段】 斜板4の傾転角を可変させるピストン7
と、高速回転可能な電動機10との間に、回転運動を直
線運動に変換する運動変換装置12を介在させる。減速
機11を介して電動機10により回転駆動される回転軸
13に円弧カム15を取り付け、ピストン7に回転可能
に取り付けたローラフォロワ17を接触させる。減速機
11を介して電動機10で回転軸13を回転させ、円弧
カム15を所定角度回転させると、ピストン7がその軸
方向で直線的に移動して斜板4の傾転角を変える。電動
機10を高速回転させて斜板4の位置決めすれば、シリ
ンダブロック6内のピストン5のストロークを高速で可
変させ、ポンプの吐出量を高速で可変制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は斜板形可変容量アキシャ
ルピストンポンプに関し、特にポンプ吐出量の制御駆動
について改良した斜板形可変容量アキシャルピストンポ
ンプに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タレッ
レパンチプレスのようにラムを高速に往復運動させるプ
レス機械の液圧駆動装置においては、従来はサーボバル
ブにより作動油の流量と方向を制御している。ところが
サーボバルブを用いた場合、ポンプから吐出された作動
油をサーボバルブで絞って用いるため、ポンプが余分に
吐出した作動油はリリーフ弁を介してタンクへ戻す必要
がある。このため、リリーフ弁を通過する作動油の分だ
け動力損失となり、非効率的である。
【0003】このため斜板形可変容量アキシャルピスト
ンポンプを使用して作動油の吐出量を制御し、動力損失
を低減させることが試みられている。周知のように、斜
板形可変容量アキシャルピストンポンプは、斜板の傾転
角をピストンで可変させて吐出量を制御するものである
が、一般的に、ポンプ自身から吐出された作動油の圧力
をピストンに引き込むことによって上記ピストンの駆動
を行うようにしている(圧力制御補償機構:コンペンセ
ータ)ため、吐出圧が立ち上がるまでの時間が遅れとな
っていた。従って高速にラムを往復運動させて打ち抜き
加工等をする場合は、そのスピードに充分に追従できる
ようにポンプの吐出量を制御することが困難であり、動
力損失の低減を充分には行えていなかった。
【0004】斜板傾転用のピストンを駆動するための専
用のポンプとバルブ等を別途設け、常時圧力を発生させ
続けてピストンを制御すれば応答性は確保できるが、こ
の場合、専用のポンプとバルブ等の分だけ動力が常に必
要となり、やはり非効率的であるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の斜板形可変容量
アキシャルピストンポンプは、上記従来の問題点に鑑
み、斜板形可変容量アキシャルピストンポンプにおい
て、斜板傾転角を可変させて吐出量を制御する手段が、
一端側が上記斜板に当接して該斜板の傾転角を位置決め
するピストン、該ピストンの他端に連係し、回転あるい
は揺動運動を直線運動に変換して上記ピストンをその軸
方向で移動させる運動変換手段、及び該運動変換手段に
連結する回転あるいは揺動用のアクチュエータとからな
ることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では各実施形態において共
通する部分には共通する符号を付して説明する。
【0007】図1は本発明の第1の実施形態の部分破断
側面図、図2は同部分破断平面図である。本実施形態の
斜板形可変容量アキシャルピストンポンプは主に、ポン
プ本体1と、そのケーシング2の外側に取り付けた吐出
量制御部3とからなる。
【0008】ポンプ本体1のケーシング2内には、斜板
4と、複数のピストン5・・を備えるシリンダブロック
6と、斜板4の傾転角を可変させるピストン7と、ピス
トン7との間に斜板4を挟んでピストン7を押し戻し付
勢するバネ8が設けてある。またケーシング2の一方側
から入力軸9を挿入して斜板4を貫通させ、シリンダブ
ロック6内でシリンダブロック6が一緒に回転するよう
にスプライン等(図示せず)で連結してある。なお図中
6aはバルブプレート、4aはシューである。
【0009】一方、吐出量制御部3は、電動機10、減
速機11及び運動変換装置12とからなる。運動変換装
置12は回転運動を直線運動に変換する手段で、減速機
11を介して電動機10により回転駆動される回転軸1
3をケーシング14内で軸支し、この回転軸13に板カ
ム15を取り付け、斜板4の傾転角を可変させるピスト
ン7の基端にピン16で回転可能に取り付けたローラフ
ォロワ17をカム15接触させて構成してある。なおカ
ムには図示のような円弧カムだけでなく、他の形態のも
のも採用できる。またこれらの変換手段を回転あるいは
揺動駆動する手段としては、サーボモータを採用可能で
あるが、もちろん油圧あるいは液圧モータ、あるいは揺
動アクチュエータも採用できる。
【0010】即ち本実施形態においては、減速機11を
介して回転軸13を電動機10で回転駆動し、円弧カム
15を所定角度回転させ、バネ8の付勢力に抗して、あ
るいはバネ8の付勢力と共働させてピストン7をその軸
方向で直線的に移動させ、斜板4の傾転角を可変させ
る。電動機10を高速回転させて斜板4の位置決めを行
えば、シリンダブロック6内のピストン5のストローク
を高速で可変させることができ、従ってポンプの吐出量
を高速で可変制御することが可能となる。
【0011】図3は本発明の第2の実施形態の部分破断
側面図である。本実施形態の斜板形可変容量アキシャル
ピストンポンプは、運動変換装置12にカム機構に替え
てスライダ・クランク機構を用いたもので、斜板4の傾
転角を可変させるピストン7の基端とクランクシャフト
18をピン16およびコンロッド19を介して連結し、
ピストン7を往復動させ得るようにしたものである。そ
の他の構成及び動作については第1の実施形態と同様で
あるので説明は省略する。
【0012】図4は本発明の第3の実施形態の部分破断
側面図である。本実施形態の斜板形可変容量アキシャル
ピストンポンプは、運動変換装置12にカム機構やスラ
イダ・クランク機構に替えてボールネジ機構を用いたも
ので、ピストン7の基端にボールネジナットケース20
を介してボールネジナット21を取り付け、運動変換装
置12のケーシング14に軸受けユニット22を介して
ボールネジ23を取り付けて組み合わせてある。ボール
ネジ23は、ケーシング14の外へ突出したボールネジ
23の端部に取り付けたプーリ24と、ケーシング14
に支持した電動機25の出力軸に取り付けたプーリ26
との間にベルト27を掛け回して駆動するようになって
いる。なお図中28は摺動部材であり、ボールネジナッ
トケース20の摺動をガイドするようにケーシング14
に取り付けてある。その他の構成及び動作については第
1の実施形態と同様であるので説明は省略する。
【0013】なお図示は省略するが、運動変換装置12
には図示のような機構だけでなく、種々公知の運動変換
手段を採用できる。
【0014】
【発明の効果】本発明の斜板形可変容量アキシャルピス
トンポンプは、以上説明してきたように、斜板傾転角を
可変させて吐出量を制御する手段に、斜板の傾転角を位
置決めするピストンと連係してピストンをその軸方向で
移動させるために回転あるいは揺動運動を直線運動に変
換する運動変換手段と、この運動変換手段に連係する回
転あるいは揺動用の電動駆動手段とからなるものを用い
るようにしたので、斜板の傾転角を制御するピストンを
ポンプ自身から吐出された作動油の圧力を使用せずに可
変させることが可能になり、従って、斜板の傾転角を可
変させるピストンの位置決めに吐出圧が立ち上がるまで
の時間分の遅れが影響しなくなり、回転あるいは揺動駆
動用のアクチュエータを高速作動させることによりポン
プの吐出量を高速に可変制御できるようになるという効
果がある。また、打ち抜き加工等のように作動油の圧力
が瞬時的に大きくなっても、それに応じた反力のみがピ
ストンを駆動するアクチュエータに掛かるようにしたた
め、効率的にピストンを駆動できるようになるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の側面部分破断図であ
る。
【図2】同平面部分破断図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の側面部分破断図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施形態の側面部分破断図であ
る。
【符号の説明】
1 ポンプ本体 2 ケーシング 3 吐出量制御部 4 斜板 4a シュー 5 ピストン 6 シリンダブロック 6a バルブプレート 7 ピストン 8 バネ 9 入力軸 10 電動機 11 減速機 12 運動変換装置 13 回転軸 14 ケーシング 15 円弧カム 16 ピン 17 ローラフォロワ 18 クランクシャフト 19 コンロッド 20 ボールネジナットケース 21 ボールネジナット 22 軸受けユニット 23 ボールネジ 24、26 プーリ 25 電動機 27 ベルト 28 摺動部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜板形可変容量アキシャルピストンポン
    プにおいて、斜板傾転角を可変させて吐出量を制御する
    手段が、一端側が上記斜板に当接して該斜板の傾転角を
    位置決めするピストン、該ピストンの他端に連係し、回
    転あるいは揺動運動を直線運動に変換して上記ピストン
    をその軸方向で移動させる運動変換手段、及び該運動変
    換手段に連結する回転あるいは揺動用のアクチュエータ
    とからなることを特徴とする斜板形可変容量アキシャル
    ピストンポンプ。
JP7319631A 1995-11-13 1995-11-13 斜板形可変容量アキシャルピストンポンプ Pending JPH09133071A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7319631A JPH09133071A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 斜板形可変容量アキシャルピストンポンプ
US08/740,610 US5868555A (en) 1995-11-13 1996-10-31 Hydraulic drive unit of a press machine and a swash plate type variable capacity axial piston pump to use for said device
GB9623167A GB2307009B (en) 1995-11-13 1996-11-07 A hydraulic drive unit and piston pump for use therein
DE19646913A DE19646913A1 (de) 1995-11-13 1996-11-13 Hydraulische Antriebseinheit einer Presse und eine Taumelscheiben-Axialkolbenpumpe mit variabler Kapazität zur Verwendung mit dieser Vorrichtung
US09/006,830 US5975858A (en) 1995-11-13 1998-01-14 Hydraulic drive unit of a press machine and swash plate type variable capacity axial piston pump to use for said device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7319631A JPH09133071A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 斜板形可変容量アキシャルピストンポンプ

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JPH09133071A true JPH09133071A (ja) 1997-05-20

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ID=18112455

Family Applications (1)

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JP7319631A Pending JPH09133071A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 斜板形可変容量アキシャルピストンポンプ

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JP (1) JPH09133071A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009257288A (ja) * 2008-04-21 2009-11-05 Yuken Kogyo Co Ltd 可変容量型ポンプ
JP2009269325A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Nissei Plastics Ind Co 射出成形機及びその制御方法
KR101510349B1 (ko) * 2013-12-13 2015-04-16 현대자동차 주식회사 가변 용량 컴프레서
WO2023181516A1 (ja) * 2022-03-23 2023-09-28 川崎重工業株式会社 液圧ポンプ

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