JPH09133040A - エンジンの気筒別燃焼制御装置 - Google Patents

エンジンの気筒別燃焼制御装置

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JPH09133040A
JPH09133040A JP29151495A JP29151495A JPH09133040A JP H09133040 A JPH09133040 A JP H09133040A JP 29151495 A JP29151495 A JP 29151495A JP 29151495 A JP29151495 A JP 29151495A JP H09133040 A JPH09133040 A JP H09133040A
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cylinder
lean
effective pressure
engine
stability
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Yasuyuki Ito
泰之 伊藤
Hirobumi Tsuchida
博文 土田
Akira Tayama
彰 田山
Akio Isobe
明雄 磯部
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの各気筒をリッチ気筒とリーン気筒
とに分けて制御して触媒の低温活性を向上させる場合
に、エンジンの安定度を向上させる。 【解決手段】 気筒別燃焼制御条件(触媒温度が基準値
以下)にて、リッチ気筒とリーン気筒とについて、燃料
噴射量及び点火時期をそれぞれ初期設定する(S2,S
3)。そして、各気筒の図示平均有効圧力Piを検出し
ていて、これに基づいて、エンジンの安定度として、リ
ーン気筒のPiのサイクル変動を検出し、これが安定度
限界となるように、リーン気筒の燃料噴射量をフィード
バック補正する(S4)。そして、リッチ気筒のPiと
リーン気筒のPiとが同じになるように、リッチ気筒の
点火時期をフィードバック補正する(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの各気筒
を空燃比を相対的にリッチ側とリーン側とにそれぞれ制
御する2つのグループに分けて気筒別燃焼制御を行うエ
ンジンの気筒別燃焼制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの気筒別燃焼制御装
置として、エンジン始動直後などに排気浄化用触媒の早
期活性化のため、エンジンの各気筒を空燃比を相対的に
リッチ側とリーン側とにそれぞれ制御する2つのグルー
プに分けてグループ毎に制御するものがある(特開平2
−19627号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の気筒別燃焼制御装置にあっては、全気筒の排
気ガス組成による気筒別燃焼制御となっていたため、各
気筒の図示平均有効圧力(Pi)が一定にならず、エン
ジンの安定度が良好ではないという問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、エンジンの各気筒の空燃比を相対的にリッチ側とリ
ーン側とに分けて制御するものの、各気筒間の図示平均
有効圧力のばらつきをなくすことができるようにするこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明では、図1に示すように、エンジンの各気筒を空
燃比を相対的にリッチ側とリーン側とにそれぞれ制御す
る2つのグループに分け、各グループ毎に燃料噴射量及
び点火時期をそれぞれ設定する手段を備えるエンジンの
気筒別燃焼制御装置において、各気筒の図示平均有効圧
力を検出する図示平均有効圧力検出手段と、検出された
図示平均有効圧力に基づいてエンジンの安定度を検出す
る安定度検出手段と、検出された安定度が安定度限界と
なるように、リーン気筒グループの燃料噴射量を補正す
るリーン気筒燃料噴射量フィードバック補正手段と、リ
ッチ気筒グループの図示平均有効圧力がリーン気筒グル
ープの図示平均有効圧力と同じになるように、リッチ気
筒グループの点火時期を補正するリッチ気筒点火時期フ
ィードバック補正手段と、を設けたことを特徴とする。
【0006】すなわち、各気筒の図示平均有効圧力を検
出し、また、これに基づいてエンジンの安定度を検出す
る。そして、検出された安定度が安定度限界となるよう
に、リーン気筒グループの燃料噴射量をフィードバック
補正して、リーン気筒グループの空燃比を安定度限界ま
でリーン側に制御する。そして、この上で、リッチ気筒
グループの図示平均有効圧力がリーン気筒グループの図
示平均有効圧力と同じになるように、リッチ気筒グルー
プの点火時期をフィードバック補正する。これにより、
リーン気筒グループを安定度限界までリーン化した上
で、各気筒間の図示平均有効圧力のばらつきをなくし
て、エンジンの安定度を良好なものとすることができ
る。
【0007】請求項2に係る発明では、前記安定度検出
手段は、エンジンの安定度として、リーン気筒グループ
の図示平均有効圧力のサイクル変動を検出するものであ
り、前記リーン気筒燃料噴射量フィードバック補正手段
は、リーン気筒グループの図示平均有効圧力のサイクル
変動が安定度限界となるように制御するものであること
を特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明では、前記安定度検出
手段は、エンジンの安定度として、リーン気筒グループ
の図示平均有効圧力のサイクル変動と、全気筒の図示平
均有効圧力のサイクル変動とを検出するものであり、前
記リーン気筒燃料噴射量フィードバック補正手段は、リ
ーン気筒グループの図示平均有効圧力のサイクル変動が
安定度限界となるように制御し、更に全気筒の図示平均
有効圧力のサイクル変動が安定度限界となるように制御
するものであることを特徴とする。
【0009】請求項4に係る発明では、リーン気筒グル
ープの気筒数をリッチ気筒グループの気筒数より多くし
たことを特徴とする。請求項5に係る発明では、前記図
示平均有効圧力検出手段は、各気筒毎に筒内圧力センサ
を有し、各気筒毎に筒内圧力より図示平均有効圧力を算
出するものであることを特徴とする。
【0010】請求項6に係る発明では、前記図示平均有
効圧力検出手段は、図13に示すように、同一燃焼行程内
で予め定めた第1のクランク角区間と第2のクランク角
区間とでそれぞれ角速度を計測する角速度計測手段と、
各気筒毎に燃焼行程における第2のクランク角区間の角
速度と第1のクランク角区間の角速度との差として角加
速度を算出する角加速度算出手段とを有し、各気筒毎に
角加速度より図示平均有効圧力を算出するものであるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項7に係る発明では、請求項6に係る
発明の場合に、前記角加速度算出手段により算出された
角加速度を第1のクランク角区間の角速度により補正す
る角加速度補正手段を有することを特徴とする(図13参
照)。請求項8に係る発明では、請求項6に係る発明の
場合に、燃焼行程中の平均角速度を検出する平均角速度
検出手段と、検出された平均角速度に応じて、平均角速
度が大きくなるほど広くなるように前記角速度計測手段
における第1及び第2のクランク角区間の区間幅を変更
する計測区間幅変更手段とを有することを特徴とする
(図13参照)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図2は本発明の一実施例を示すシステム図であ
る。先ず、これについて説明する。車両に搭載されるエ
ンジン1には、エアクリーナ2から吸気ダクト3、スロ
ットル弁4及び吸気マニホールド5を介して空気が吸入
される。吸気マニホールド5の各ブランチ部には各気筒
毎に燃料噴射弁6が設けられている。
【0013】燃料噴射弁6は、ソレノイドに通電されて
開弁し、通電停止されて閉弁する電磁式燃料噴射弁であ
って、後述するコントロールユニット12からの駆動パル
ス信号により通電されて開弁し、図示しない燃料ポンプ
から圧送されてプレッシャレギュレータにより所定圧力
に調整された燃料をエンジン1に噴射供給する。エンジ
ン1の各燃焼室には点火栓7が設けられており、これに
より火花点火して混合気を着火燃焼させる。
【0014】そして、エンジン1からの排気は、排気マ
ニホールド8、排気ダクト9、排気浄化用触媒(三元触
媒)10及びマフラー11を介して大気中に放出される。コ
ントロールユニット12は、CPU、ROM、RAM、A
/D変換器及び入出力インターフェイス等を含んで構成
されるマイクロコンピュータを備え、各種センサからの
入力信号を受け、後述のごとく演算処理して、燃料噴射
弁6及び点火栓7の作動を制御する。
【0015】前記各種センサとしては、吸気ダクト3中
にエアフローメータ13が設けられていて、エンジン1の
吸入空気流量が検出される。また、図示していないディ
ストリビュータにクランク角センサ14が内蔵されてい
て、爆発間隔( 180°)毎に各気筒の圧縮上死点(TD
C)前の所定位置、例えばBTDC 110°でHレベルの
パルスとなる基準信号REFを出力すると共に、クラン
ク角の単位角度(例えば1°)毎にHレベルのパルスと
なる単位信号POSを出力する。尚、基準信号REFの
うち第1気筒に対応するもののパルス幅を変えるなどし
て、気筒判別可能としている。また、基準信号REFの
周期、又は一定時間内での単位信号POSのカウント値
より、エンジン回転数を算出可能である。
【0016】また、排気マニホールド8の集合部に空燃
比センサとしての酸素センサ15が設けられていて、排気
空燃比に応じた信号を出力する。また、エンジン1のウ
ォータジャケット内に臨ませて水温センサ16が設けられ
ていて、冷却水温度が検出される。また、スロットル弁
4にスロットルセンサ17が取付けられていて、スロット
ル開度が検出される。アイドル状態はアイドルスイッチ
18により検出される。
【0017】また、排気浄化用触媒10内に臨ませて触媒
温度センサ19が設けられていて、触媒温度(触媒担体温
度)が検出される。また、各気筒毎に、点火栓7の取付
座金として、筒内圧力センサ20が設けられていて、各気
筒の筒内圧力(燃焼圧力)が検出される。次に、コント
ロールユニット12の演算処理内容、特に本発明に係る気
筒別燃焼制御の演算処理内容について、図3〜図6のフ
ローチャートにより説明する。
【0018】尚、本実施例は、4気筒エンジンにおい
て、リッチ気筒を2気筒、リーン気筒を2気筒としたも
のとする。図3は気筒別燃焼制御ルーチンのフローチャ
ートである。ステップ1(図にはS1と記してある。以
下同様)では、クランク角センサからの信号に基づいて
検出されるエンジン回転数から、エンジンが回転中か否
かを判定する。そして、回転中であれば、ステップ2へ
進み、停止していれば、本ルーチンを終了する。
【0019】ステップ2では、エンジンが気筒別燃焼制
御を行うべき条件にあるか否かを判定する。具体的に
は、触媒温度センサにより検出される触媒温度を読込ん
で、基準温度(例えば 200℃)以下であれば、気筒別燃
焼制御を行うべき条件であるとして、ステップ3へ進
み、行うべき条件になければ、本ルーチンを終了する。
ステップ3では、酸素センサを用いた空燃比フィードバ
ック制御を停止し、気筒別燃焼制御の初期設定、すわな
ち、リッチ気筒の燃料噴射量、リーン気筒の燃料噴射
量、リッチ気筒の点火時期、リーン気筒の点火時期の初
期設定を行う。
【0020】リッチ気筒の燃料噴射量は、次のように設
定する。CO、O2 濃度と触媒低温活性(触媒活性温
度)との関係は図7に示すようであり、CO濃度はA1
を境にそれ以上であれば余り影響しなくなっていること
から、リッチ気筒の燃料噴射量は、全気筒合計時の排気
ガス中CO濃度がA1以上になるように設定する。詳し
くは、空燃比とCO濃度との関係は図8に示すような関
係にあるので、CO濃度がA1となるような目標空燃比
になるように、エアフローメータにより検出される吸入
空気流量とエンジン回転数とから、次式により、リッチ
気筒の燃料噴射量Frichを演算する。
【0021】Frich=(Q/N)×KMR×COEF ここで、Qは吸入空気流量、Nはエンジン回転数、KM
Rは目標空燃比による補正係数、COEFは水温補正等
の各種補正係数である。リーン気筒の燃料噴射量は、リ
ッチ気筒の燃料噴射量を基に、相対的にリーン側になる
ように、設定する。具体的には、次式により、リーン気
筒の燃料噴射量Fleanを演算する。
【0022】Flean=Frich×K1 (但し、K1
はリーン化補正係数) リッチ気筒の点火時期及びリーン気筒の点火時期は、M
BTに合わせて設定する。ステップ4では、リーン気筒
の燃料噴射量のフィードバック補正を行う。このフィー
ドバック補正の詳細を図4のフローチャートに示す。
【0023】先ずステップ41では、別ルーチンにより検
出されている各気筒毎の図示平均有効圧力Piを読込
む。ここで、図示平均有効圧力Piは、所定のサンプリ
ング角度毎に実行される図6のPi検出ルーチンにより
検出されている。すなわち、図6のPi検出ルーチンに
おいては、ステップ101 で燃焼行程における所定の積算
開始角〜終了角までの積算区間か否かを判定し、積算区
間であれば、ステップ102 で筒内圧力センサにより検出
される筒内圧力(燃焼圧力)を読込んで、ステップ103
でその筒内圧力を積算する。そして、ステップ104 で積
算終了角と判定されると、ステップ105 でそのときの積
算値を図示平均有効圧力Piとして検出し、ステップ10
6 で次回のために積算値をクリアする。
【0024】尚、図示平均有効圧力Piは各気筒毎に所
定のサンプリング数n(例えば20程度)記憶し、新たに
1つ検出される毎に、一番古い値を捨てて、次々と更新
していく。次にステップ42では、リーン気筒の図示平均
有効圧力Piのサイクル変動σPiを演算する。
【0025】ここで、図示平均有効圧力Piのサイクル
変動σPiは、次式により、演算する。
【0026】
【数1】
【0027】ここで、nはサンプリング数、MPiはn
個のPiの平均値である。次にステップ43では、リーン
気筒のPiのサイクル変動σPiを安定度限界値γと比
較して、リーン気筒σPi<γであれば、安定度限界ま
で余裕があるので、ステップ44へ進み、リーン気筒の燃
料噴射量Fleanを所定量ΔF減少させて(Flean=Fle
an−ΔF)、ステップ41へ戻る。
【0028】リーン気筒σPi<γでない場合は、ステ
ップ45へ進んで、リーン気筒σPi=γか否かを判定
し、リーン気筒σPi=γであれば、目標とする安定度
限界であるので、本サブルーチンを終了する。リーン気
筒σPi=γでない場合(リーン気筒σPi>γの場
合)は、安定度限界を超えてしまったので、ステップ46
へ進み、リーン気筒の燃料噴射量Fleanを所定量ΔF増
大させて(Flean=Flean+ΔF)、ステップ41へ戻
る。
【0029】尚、ステップ42の部分が安定度検出手段に
相当し、ステップ43〜46の部分がリーン気筒燃料噴射量
フィードバック補正手段に相当する。図3に戻って、ス
テップ5では、リッチ気筒の点火時期のフィードバック
補正を行う。このフィードバック補正の詳細を図5のフ
ローチャートに示す。
【0030】先ずステップ51では、別ルーチンにより検
出されている各気筒毎の図示平均有効圧力Piを読込
む。次にステップ52では、リッチ気筒の図示平均有効圧
力Piとリーン気筒の図示平均有効圧力Piとを比較
し、リッチ気筒Pi>リーン気筒Piであれば、ステッ
プ53へ進み、両者が等しくなるように、リッチ気筒の点
火時期を所定量遅角側に補正して(ADV=ADV−Δ
A)、ステップ51へ戻る。
【0031】リッチ気筒Pi>リーン気筒Piでない場
合は、ステップ54へ進んで、リッチ気筒Pi=リーン気
筒Piか否かを判定し、リッチ気筒Pi=リーン気筒P
iであれば、点火時期の修正の必要はないため、本サブ
ルーチンを終了する。リッチ気筒Pi=リーン気筒Pi
でない場合(リッチ気筒Pi<リーン気筒Piの場合)
は、ステップ55へ進み、再修正のため、リッチ気筒の点
火時期を所定量進角側に補正して(ADV=ADV+Δ
A)、ステップ51へ戻る。
【0032】尚、ステップ52〜55の部分がリッチ気筒点
火時期フィードバック補正手段に相当する。このよう
に、リーン気筒の燃料噴射量については、リーン気筒の
Piのサイクル変動σPiを演算し、演算結果からフィ
ードバック補正を行う。これは、リーン気筒のPiのサ
イクル変動と全気筒のPiのサイクル変動(平均)との
関係が図9に示すようになっているので、エンジンの安
定度限界はリーン気筒のPiのサイクル変動を安定度限
界に合わせることで決まる。よって、リーン気筒のPi
のサイクル変動を安定度ぎりぎりに制御することにな
る。これは触媒の低温活性向上にはCO、O2 の量(排
気ガス中の濃度)が関係しているためであり、共に高濃
度であるほどに触媒の低温活性が向上するので、ここで
はO2 の量を増やすために、できるだけ空燃比をリーン
側に制御する。これにより、リーン気筒の空燃比が決定
され、リッチ気筒で合わせるPiが図10に示すように決
定される。
【0033】この後、各気筒の図示平均有効圧力Piを
検出し、その検出結果より、リッチ気筒のPiがリーン
気筒のPiと同じになるように、リッチ気筒の点火時期
をフィードバック制御する(図11参照)。次に、本発明
の他の実施例を説明する。図12は本発明の他の実施例の
気筒別燃焼制御ルーチンのフローチャートである。
【0034】ステップ1〜5までは前述の実施例と同じ
であり、ステップ5の実行後に、ステップ61〜66を実行
する。ステップ61では、図6のルーチンにより検出され
ている各気筒毎の図示平均有効圧力Piを読込む。ステ
ップ62では、全気筒の図示平均有効圧力Piのサイクル
変動(平均)σPiを演算する。
【0035】ステップ63では、全気筒のPiのサイクル
変動σPiを安定度限界値αと比較して、全気筒σPi
<αであれば、まだリーン気筒の空燃比をリーン側に制
御できる余裕があるということなので、ステップ64へ進
んで、リーン気筒の燃料噴射量Fleanを所定量ΔF減少
させ(Flean=Flean−ΔF)、ステップ5へ戻って、
再びリッチ気筒の点火時期フィードバック補正を行う。
【0036】全気筒σPi<αでない場合は、ステップ
65へ進んで、全気筒σPi=αか否かを判定し、全気筒
σPi=αであれば、目標とする安定度限界であるの
で、本ルーチンを終了する。全気筒σPi=αでない場
合(全気筒σPi>αの場合)は、全気筒のPiのサイ
クル変動が安定度限界を超えてしまったので、ステップ
66へ進んで、リーン気筒の燃料噴射量Fleanを所定量Δ
F増大させ(Flean=Flean+ΔF)、ステップ5へ戻
って、再びリッチ気筒の点火時期フィードバック補正を
行う。
【0037】これにより、より良くエンジンを安定度限
界に制御した上で、CO、O2 濃度を確保することによ
り、触媒の活性を早めることができる。尚、ステップ62
の部分も安定度検出手段に相当し、ステップ63〜66の部
分もリーン気筒燃料噴射量フィードバック補正手段に相
当する。また、以上の実施例においては、リッチ気筒の
数とリーン気筒の数を同数に設定したが、リーン気筒の
数がリッチ気筒の数より多くなるように、例えば4気筒
エンジンであれば、リッチ気筒を1気筒、リーン気筒を
3気筒、6気筒エンジンであれば、リッチ気筒を2気
筒、リーン気筒を4気筒に設定して、同様に制御を行う
ようにしてもよい。
【0038】これによれば、リーン気筒の空燃比を安定
度限界までリーン化したときのO2排出量を多くするこ
とができ、触媒の低温活性をより向上できるという効果
が得られる。次に、本発明の更に他の実施例を説明す
る。以上の実施例においては、図示平均有効圧力検出手
段として、各気筒毎に筒内圧力センサを有し、各気筒毎
に筒内圧力より図示平均有効圧力Piを算出している
が、筒内圧力センサを用いることなく、図示平均有効圧
力を検出するようにした実施例について説明する。
【0039】すなわち、特開平2−64252号公報に
開示されているように、同一燃焼行程内で予め定めた第
1のクランク角区間と第2のクランク角区間とでそれぞ
れ角速度を計測し、各気筒毎に燃焼行程における第2の
クランク角区間の角速度と第1のクランク角区間の角速
度との差として角加速度を算出し、各気筒毎に角加速度
より図示平均有効圧力を算出する。
【0040】但し、前記公報に記載の技術では、角速度
の計測区間幅は固定された構成となっているため、計測
された角速度は回転数による影響を受け易いという問題
点がある。そこで、以下に述べる実施例では、機関回転
数の変化による角加速度の変動成分を取除き、精度良く
気筒毎の燃焼状態を検出できるようにしている。
【0041】具体的には、角加速度算出手段により算出
された角加速度を第1のクランク角区間の角速度により
補正、具体的には回転レベルが大のときに角加速度が小
さくなるように補正することで、回転数の変化による角
加速度の変動成分を取除くことができるようにしてい
る。この場合の図示平均有効圧力の検出について、図14
〜図15のフローチャートにより説明する。
【0042】図14は角速度計測用ルーチンのフローチャ
ートである。尚、本ルーチンは単位信号POSの発生毎
に実行される。ステップ201 では、基準信号REFの立
上がり(L→H)か否かを判定し、立上がりの場合は、
ステップ202 で、気筒判別を行うと共に、基準信号から
の経過角度POSNをリセットし(POSN=0)、ま
た第1計測終了フラグFLG1及び第2計測終了フラグ
FLG2をそれぞれクリアする(FLG1=0,FLG
2=0)。立上がりでない場合は、ステップ203 で、基
準信号からの経過角度POSNをカウントアップする
(POSN=POSN+1)。
【0043】ステップ204 では、第1計測終了フラグF
LG1の値を判定し、FLG1=0の場合は、ステップ
205 へ進む。ステップ205 では、基準信号からの経過角
度POSNを予め定めた第1のクランク角区間(以下第
1区間という)の開始角OMGS1(θ1)と比較し、
POSN<OMGS1の場合は、ステップ206 へ進み、
タイマTMPOSをクリアして(TMPOS=0)、本
ルーチンを終了する。
【0044】POSN≧OMGS1の場合は、ステップ
207 へ進んで、基準信号からの経過角度POSNを第1
区間の終了角OMGE1(θ2)と比較し、POSN<
OMGE1の場合は、本ルーチンを終了する。ここで、
タイマTMPOSはコントロールユニットに内蔵された
フリーランニングタイマであり、内容をクリアしない限
り内蔵クロックに同期してカウントアップされる。従っ
て、この間に、タイマTMPOSは第1区間の開始角O
MGS1からの時間を計時する。
【0045】POSN≧OMGE1になった場合は、ス
テップ208 へ進んで、タイマTMPOSの値を読込み、
これを第1時間計測値T1i とする。このT1i は、第
1区間の開始角から終了角までの時間計測値であり、添
字のiは気筒判別結果に従って気筒毎に計測することを
意味する。そして、第1計測終了フラグFLG1をセッ
トして(FLG1=1)、本ルーチンを終了する。
【0046】第1計測終了フラグFLG1のセット(F
LG1=1)後は、ステップ204 からステップ209 へ進
む。ステップ209 では、第2計測終了フラグFLG2の
値を判定し、FLG2=0の場合は、ステップ210 へ進
む。ステップ210 では、基準信号からの経過角度POS
Nを予め定めた第2のクランク角区間(以下第2区間と
いう)の開始角OMGS2と比較し、POSN<OMG
S2の場合は、ステップ211 へ進み、タイマTMPOS
をクリアして(TMPOS=0)、本ルーチンを終了す
る。
【0047】POSN≧OMGS2の場合は、ステップ
212 へ進んで、基準信号からの経過角度POSNを第2
区間の終了角OMGE2と比較し、POSN<OMGE
2の場合は、本ルーチンを終了する。この間に、タイマ
TMPOSは第2区間の開始角OMGS2からの時間を
計時する。POSN≧OMGE2になった場合は、ステ
ップ213 へ進み、タイマTMPOSの値を読込んで、こ
れを第2時間計測値T2i とする。このT2i は、第2
区間の開始角から終了角までの時間計測値であり、添字
のiは気筒判別結果に従って気筒毎に計測することを意
味する。そして、第2計測終了フラグFLG2をセット
して(FLG2=1)、本ルーチンを終了する。
【0048】以上により、同一燃焼行程で予め定めた第
1区間と第2区間とでそれぞれ時間T1i ,T2i が計
測される(図16参照)。図15は角加速度算出ルーチンの
フローチャートである。尚、本ルーチンは基準信号RE
Fの発生毎に実行される。ステップ221 では、気筒判別
を行う。
【0049】ステップ222 では、第1区間の時間T1i
より、第1区間の角速度ω1i =K/T1i を求め、ま
た、第2区間の時間T2i より、第2区間の角速度ω2
i =K/T2i を求める。尚、Kは第1区間及び第2区
間の区間幅である。この部分が角速度計測手段に相当す
る。ステップ223 では、第2区間の角速度ω2i と第1
区間の角速度ω1i との差として、次式のごとく、角加
速度Δωi を算出する。この部分が角加速度算出手段に
相当する。
【0050】Δωi =ω2i −ω1i ステップ224 では、第1区間の角速度ω1i により、次
式に従って、角加速度Δωi の大きさに補正を加え、行
程毎の角速度変動の影響を取除く。この部分が角加速度
補正手段に相当する。 Δωi =Δωi ×(J/ω1i ) ここで、Jは正規化定数である。
【0051】正規化定数Jについては、可変とするとよ
い。具体的には、燃焼行程中の平均角速度に相当するも
のとして、基準信号REFの周期、すなわち燃焼行程 1
80°CA間の時間Tref を読込み、この時間Tref か
ら、図17の検索テーブルを参照して、正規化定数Jを設
定する。この場合、時間Tref が大きくなるに従って、
正規化定数Jを小さく切換える。
【0052】ステップ225 では、角加速度ωi に基づい
て、図示平均有効圧力Pi=f(ω i )を算出する。次
に図18のフローチャートについて説明する。この実施例
は、計測された角加速度に補正を加えるのではなく、計
測時間幅を拡大・縮小することにより、検出値そのもの
を増減して、回転変動によるゲインの変化を取除くもの
であり、図15のルーチンに代えて、図18のルーチンを実
行する。
【0053】図18のルーチンは基準信号RRFの発生に
同期して実行される。ステップ301 では、燃焼行程中の
平均角速度に相当するものとして、基準信号REFの周
期、すなわち燃焼行程 180°CA間の時間Tref を読込
む。これはエンジン回転数を算出するために計測されて
いるものである。この部分が平均角速度検出手段に相当
する。
【0054】ステップ302 では、時間Tref の前回値
(Tref-old )から、図19の検索テーブルを参照して、
第1区間(θ1〜θ2)及び第2区間(θ3〜θ4)を
定める定数OMGS1,OMGE1,OMGS2,OM
GE2をそれぞれ設定する。ここでは、時間Tref が大
きくなるに従って、計測区間幅を広くする。この部分が
計測区間幅変更手段に相当する。
【0055】ステップ303 では、次回のため、今回のT
ref をTref-old に代入する。以降は、図15のルーチン
と同様に、ステップ221 〜225 を実行するが、ステップ
224 はなく、角加速度の補正は行わない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、リーン気筒を安定度限界までリーン化し
て、触媒の低温活性効果を確保した上で、リッチ気筒の
点火時期制御により、各気筒間の図示平均有効圧力のば
らつきをなくして、エンジンの安定度を良好なものとす
ることができるという効果が得られる。
【0057】請求項2に係る発明によれば、エンジンの
安定度として、リーン気筒グループの図示平均有効圧力
のサイクル変動を検出して、これが安定度限界となるよ
うに制御することで、エンジンの安定度を十分に確保で
きるという効果が得られる。請求項3に係る発明によれ
ば、エンジンの安定度として、リーン気筒グループの図
示平均有効圧力のサイクル変動の他、全気筒の図示平均
有効圧力のサイクル変動を検出して、最終的には全気筒
の図示平均有効圧力のサイクル変動が安定度限界となる
ように制御することで、よりリーン化して、触媒の低温
活性をより向上できるという効果が得られる。
【0058】請求項4に係る発明によれば、リーン気筒
の気筒数の方を多くすることで、リーン化時のO2 排出
量を多くして、触媒の低温活性をより向上できるという
効果が得られる。請求項5に係る発明によれば、筒内圧
力センサを用いて、図示平均有効圧力を正確に求めるこ
とができるという効果が得られる。
【0059】請求項6に係る発明によれば、筒内圧力セ
ンサを用いることなく、角加速度の検出から、図示平均
有効圧力を推定的に求めることができるという効果が得
られる。請求項7に係る発明によれば、角加速度の補正
により、回転数の変化による角加速度の変動成分を取除
くことができ、精度の良い検出が可能になるという効果
が得られる。
【0060】請求項8に係る発明によれば、計測区間幅
の拡大・縮小により、回転数の変化による角加速度の変
動成分を取除くことができ、精度の良い検出が可能にな
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の一実施例を示すシステム図
【図3】 気筒別燃焼制御ルーチンのフローチャート
【図4】 リーン気筒燃料噴射量フィードバック補正の
フローチャート
【図5】 リッチ気筒点火時期フィードバック補正のフ
ローチャート
【図6】 Pi検出ルーチンのフローチャート
【図7】 CO、O2 濃度における触媒活性温度の特性
【図8】 空燃比とCO濃度との関係図
【図9】 リーン気筒のサイクル変動と全気筒のサイク
ル変動との関係図
【図10】 空燃比とPiとの関係図
【図11】 点火時期とPiとの関係図
【図12】 他の実施例の気筒別燃焼制御ルーチンのフロ
ーチャート
【図13】 更に他の実施例の図示平均有効圧力の検出の
機能ブロック図
【図14】 角速度計測用ルーチンのフローチャート
【図15】 角加速度算出ルーチンのフローチャート
【図16】 クランク角センサ信号等の説明図
【図17】 正規化定数検索テーブルを示す図
【図18】 更に他の実施例の角加速度算出ルーチンのフ
ローチャート
【図19】 計測区間定数検索テーブルを示す図
【符号の説明】
1 エンジン 6 燃料噴射弁 7 点火栓 10 排気浄化用触媒 12 コントロールユニット 14 クランク角センサ 19 触媒温度センサ 20 筒内圧力センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯部 明雄 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの各気筒を空燃比を相対的にリッ
    チ側とリーン側とにそれぞれ制御する2つのグループに
    分け、各グループ毎に燃料噴射量及び点火時期をそれぞ
    れ設定する手段を備えるエンジンの気筒別燃焼制御装置
    において、 各気筒の図示平均有効圧力を検出する図示平均有効圧力
    検出手段と、 検出された図示平均有効圧力に基づいてエンジンの安定
    度を検出する安定度検出手段と、 検出された安定度が安定度限界となるように、リーン気
    筒グループの燃料噴射量を補正するリーン気筒燃料噴射
    量フィードバック補正手段と、 リッチ気筒グループの図示平均有効圧力がリーン気筒グ
    ループの図示平均有効圧力と同じになるように、リッチ
    気筒グループの点火時期を補正するリッチ気筒点火時期
    フィードバック補正手段と、 を設けたことを特徴とするエンジンの気筒別燃焼制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記安定度検出手段は、エンジンの安定度
    として、リーン気筒グループの図示平均有効圧力のサイ
    クル変動を検出するものであり、 前記リーン気筒燃料噴射量フィードバック補正手段は、
    リーン気筒グループの図示平均有効圧力のサイクル変動
    が安定度限界となるように制御するものであることを特
    徴とする請求項1記載のエンジンの気筒別燃焼制御装
    置。
  3. 【請求項3】前記安定度検出手段は、エンジンの安定度
    として、リーン気筒グループの図示平均有効圧力のサイ
    クル変動と、全気筒の図示平均有効圧力のサイクル変動
    とを検出するものであり、 前記リーン気筒燃料噴射量フィードバック補正手段は、
    リーン気筒グループの図示平均有効圧力のサイクル変動
    が安定度限界となるように制御し、更に全気筒の図示平
    均有効圧力のサイクル変動が安定度限界となるように制
    御するものであることを特徴とする請求項1記載のエン
    ジンの気筒別燃焼制御装置。
  4. 【請求項4】リーン気筒グループの気筒数をリッチ気筒
    グループの気筒数より多くしたことを特徴とする請求項
    1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの気筒別
    燃焼制御装置。
  5. 【請求項5】前記図示平均有効圧力検出手段は、各気筒
    毎に筒内圧力センサを有し、各気筒毎に筒内圧力より図
    示平均有効圧力を算出するものであることを特徴とする
    請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のエンジンの
    気筒別燃焼制御装置。
  6. 【請求項6】前記図示平均有効圧力検出手段は、 同一燃焼行程内で予め定めた第1のクランク角区間と第
    2のクランク角区間とでそれぞれ角速度を計測する角速
    度計測手段と、 各気筒毎に燃焼行程における第2のクランク角区間の角
    速度と第1のクランク角区間の角速度との差として角加
    速度を算出する角加速度算出手段とを有し、 各気筒毎に角加速度より図示平均有効圧力を算出するも
    のであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    か1つに記載のエンジンの気筒別燃焼制御装置。
  7. 【請求項7】前記角加速度算出手段により算出された角
    加速度を第1のクランク角区間の角速度により補正する
    角加速度補正手段を有することを特徴とする請求項6記
    載のエンジンの気筒別燃焼制御装置。
  8. 【請求項8】燃焼行程中の平均角速度を検出する平均角
    速度検出手段と、検出された平均角速度に応じて、平均
    角速度が大きくなるほど広くなるように前記角速度計測
    手段における第1及び第2のクランク角区間の区間幅を
    変更する計測区間幅変更手段とを有することを特徴とす
    る請求項6記載のエンジンの気筒別燃焼制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6804953B2 (en) 2001-12-27 2004-10-19 Denso Corporation Air-fuel ratio control system for multi-cylinder engine
JP2007231923A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Toyota Motor Corp 内燃機関
JP2011027061A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Honda Motor Co Ltd 空燃比推測検知装置

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