JPH09132138A - 車体の艤装用装置 - Google Patents

車体の艤装用装置

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JPH09132138A
JPH09132138A JP7313475A JP31347595A JPH09132138A JP H09132138 A JPH09132138 A JP H09132138A JP 7313475 A JP7313475 A JP 7313475A JP 31347595 A JP31347595 A JP 31347595A JP H09132138 A JPH09132138 A JP H09132138A
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vehicle
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弘政 須賀
Yasuhiko Izumi
安彦 泉
Kimio Kotani
喜美男 小谷
Hiroshi Kitamura
博 北村
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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KAWAJU TETSUDO SHARYO ENG KK
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性及び生産能率が向上する車体の艤装用
装置を提供する。 【解決手段】 車体1の両端部と連結する固着装置3
a、3bと、この固着装置3a、3bを回転可能に支持
する2基の支持装置2a、2bとを装備し、車体1の重
心を通る長手方向軸回りに車体1を回転させて艤装を行
う車体の艤装用装置であって、支持装置2a、2bのう
ち少なくとも一方には、車体進入方向に対して直角方向
に往復移動可能な左右移動機構を装備し、支持装置2
a、2bのうち少なくとも一方には、車体進行方向に往
復移動可能な前後移動機構を装備するものである。又
は、支持装置2a、2bを車体1が通過可能な門型と
し、支持装置2a、2bのうち少なくとも一方には車体
進行方向に往復移動可能な前後移動機構を装備するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の艤装用装
置、特に鉄道車両の車体に好適な艤装用装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車体の艤装作業は、天井や床下などの部
分に対して上向きの姿勢で行うことが多く、かかる作業
の困難性を解消すべく、近年、車体を適宜天地逆転させ
下向きの姿勢で作業が行える艤装用装置が開発されてい
る。
【0003】このような車体反転機能を有する艤装用装
置は、従来、図12に示すように、車体101の両端部
と連結する一対の固着装置103a、103bと、この
固着装置103a、103bを所定位置まで回転可能に
支持する一対の支持装置102a、102bとにより構
成される。かかる一対の支持装置102a、102b
は、艤装を行う特定の車体101の車長に適合させた位
置間隔に固定され、また前記一対の固着装置103a、
103bは、その回転軸が、連結した状態における車体
101の長手方向の重心軸に略一致するように構成され
ている。かかる装置により車体101を所定位置まで回
転し、艤装作業を行うことができる。
【0004】また、上記艤装用装置に車体101を搬
入、設置するため、車体101を乗せ前後を支持する一
対の専用トロッコ104a、104bが必要とされる。
この専用トロッコ104a、104bは、前記一対の固
着装置103a、103bに車体101の所定位置を連
結させるため、車体101を上下方向及び左右方向(横
方向)に摺動させる機構が装備されている。このような
艤装用装置は、特公昭63−58459号公報に開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上で紹介した従来の
装置には、次に示すような不都合がある。
【0006】特定の車体101の車長に合わせて支持装
置102a、102bの位置間隔が決定され、また車体
101の車高、車幅、及び重心位置に合わせて固着装置
103a、103bの構造が決定されているため、異な
る形状の車体101には適応できず、個別に艤装用装置
を製造する必要がある。つまり種々の車体101に対し
て汎用性がなく、混合車種の生産ラインに使用できな
い。
【0007】また上述のように、前記一対の固着装置1
03a、103bに車体101の所定位置を連結させ、
固着装置103a、103bの回転軸と車体101の長
手方向の重心軸とを略一致させるため(以下、車体のセ
ンタリングという)、車体101を上下方向及び左右方
向(横方向)に摺動させる機構が装備された専用トロッ
コ104a、104bが必要になる。このため、生産ラ
インの艤装工程で車体101の専用トロッコ104a、
104bへの積み替え作業が必要で、当該工程に必要な
タクトタイムが長期化し、生産能率の促進が困難にな
る。
【0008】さらに、上述の艤装用装置は人力に依ると
ころが多く、この点からも生産能率の向上が困難であ
る。
【0009】本発明は上述の従来の不都合を解決するた
めになされたもので、汎用性及び生産能率が向上する車
体の艤装用装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の車体の艤装用装置は、車体の両端部と連結
する固着装置と、この固着装置を回転可能に支持する2
基の支持装置とを装備し、車体の重心又はその近傍を通
る長手方向軸回りに該車体を回転させて艤装を行う車体
の艤装用装置であって、前記支持装置のうち少なくとも
一方には、車体進入方向(両支持装置を結ぶ方向と同一
である。以下同じ)に対して直角方向に往復移動可能な
左右移動機構を装備し、前記支持装置のうち少なくとも
一方には、車体進行方向に往復移動可能な前後移動機構
を装備するものである。
【0011】上記の構成を有する本発明の車体の艤装用
装置によれば、以下に示す作用が発揮できる。
【0012】(1)前記支持装置のうち少なくともどち
らか一方は、車体進入方向に対して直角方向に往復移動
可能な左右移動機構を装備することから、かかる左右移
動機構を有する支持装置側を車体進入方向に対して右又
は左に移動し、退避させることで、車体の搬入及び搬出
が可能になる。このため従来の艤装用装置のように、支
持装置の一方に車体を通過させるための開閉機構を設け
る必要がなく、支持装置の構造を簡易かつ堅固にするこ
とが容易になる。また、左右にスライドさせるだけの機
構であるため、かかる機構の機械化及び無人化が容易に
なる。
【0013】(2)前記支持装置のうち少なくともどち
らか一方は、車体進行方向に往復移動可能な前後移動機
構を装備することから、かかる前後移動機構を有する支
持装置を前後移動させることで、種々の車長の車体への
対応が可能になる。つまり、車長面での汎用性が取得で
きる。
【0014】請求項2記載のように、車体の両端部と連
結する固着装置と、この固着装置を回転可能に支持する
2基の支持装置とを装備し、車体の重心又はその近傍を
通る長手方向軸回りに該車体を回転させて艤装を行う車
体の艤装用装置であって、前記支持装置は、その内部を
車体が通過可能な門型とし、前記支持装置のうち少なく
とも一方には、車体進行方向に往復移動可能な前後移動
機構を装備するものである。
【0015】この車体の艤装用装置によれば、以下に示
す作用が発揮できる。
【0016】(1)前記支持装置はその内部を車体が通
過可能な門型とすることから、車体の搬入、搬出時に、
上記艤装用装置のように支持装置を車体進入方向に対し
て左右に移動させたり、従来の艤装用装置のように支持
装置に車体を通過させる開閉機構を設けたりする必要が
なく、支持装置の構造及び機能をさらに簡易にすること
ができる。このため機械化、省力化等をさらに促進でき
る。
【0017】(2)前記支持装置のうち少なくともどち
らか一方は、車体進行方向に往復移動可能な前後移動機
構を装備することから、上記請求項1記載の装置と同様
に、異なる車長の車体に対応が可能で、車長面での汎用
性が取得できる。
【0018】請求項3記載のように、前記支持装置に
は、前記固着装置の回転軸を昇降可能にする昇降機構を
設け、前記固着装置には、その回転軸に対して車体との
係合部を自在に変位可能にする車体のセンタリング機構
を設けるとよい。
【0019】この車体の艤装用装置によれば、以下に示
す作用が発揮できる。
【0020】(1)前記支持装置に前記固着装置の回転
軸を昇降可能にする昇降機構を設けていることから、任
意の高さの車体との連結が可能になる。このため、従来
の艤装用装置に必要な専用トロッコの車体昇降機構が不
要になる。
【0021】(2)前記固着装置に、回転軸に対して自
在に変位可能にするセンタリング機構を設けていること
から、固着装置側で車体とのセンタリングが可能にな
り、従来の艤装用装置の専用トロッコの横方向摺動機構
が不要になる。つまり本案装置では、車体を乗せる専用
のトロッコは不要であり、汎用のトロッコでよい。よっ
て、生産ラインの艤装工程での車体の積み替え作業等が
なく、作業能率が向上する。また、種々の車高の車体に
対しても適応可能になるため、車高面での汎用性が取得
できる。
【0022】(3)車体のセンタリングが自在に行える
ため、固着装置の回転、つまり車体の反転に必要な駆動
力を低減化できる。また、艤装作業中における車体の重
心の変化に合わせて車体のセンタリングを再調整するこ
とができる。
【0023】請求項4記載のように、前記固着装置に設
けた前記車体のセンタリング機構は、その接線方向(固
着装置の回転の接線方向を意味する。以下同じ)に回転
可能に支持したネジと、前記係合部に固定したナットと
を螺合させた構造とするとよい。
【0024】この車体の艤装用装置によれば、固着装置
に対して前記係合部を前記接線方向に往復移動可能にす
ることができるため、固着装置を鉛直下方に向けて、車
体と前記係合部とを緊締後、かかる係合部を左右に移動
させることにより、両支持装置の回転軸と車体の長手方
向の重心軸とを同一鉛直面内に位置させることができ
る。このため、かかる簡易なセンタリング機構により上
述の車体の反転に必要な駆動力の低減化等の作用を発揮
できる。但し、当該センタリング機構では、車体を上下
方向に移動させて、両支持装置の回転軸と車体の長手方
向の重心軸とを一致させることはできないが、かかる高
さ方向の重心軸の位置は車体毎においてあまり違いがな
く、平均的な重心軸の位置に合わせて固着装置を定めれ
ばよい。
【0025】請求項5記載のように、前記固着装置に連
結した車体の周囲に作業用デッキを設け、その車体側端
縁部を車体方向に伸縮自在にするとよい。
【0026】この車体の艤装用装置によれば、以下に示
す作用が発揮できる。
【0027】(1)作業用デッキの車体側端縁部を車体
方向に伸縮できることから、種々の車幅の車体について
対応でき、車幅面での汎用性が取得できる。
【0028】(2)以上のことから、車体の車長、車
高、及び車幅について汎用性が取得できる。このため当
該艤装用装置は種々の車両の混合生産ラインに使用でき
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車体の艤装用
装置について各実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0030】(1)実施例Aに係る車体の艤装用装置の
概説 当該装置全体の側面図を図1に、各構成部分を図2以降
に示す。当該艤装用装置は、図1に示すように、艤装対
象の車体1の前後を支持する2基の支持装置2a、2b
等からなる。かかる支持装置2a、2bは、車体1を乗
せて移動させるトロッコ(図示していない)の軌道上
に、車体1と連結する固着装置3a、3bが対向するよ
う、前記車体1の車長とほぼ見合う間隔で配設した。
【0031】車体1の搬入、搬出を行う側に位置する支
持装置2a(以下、「I位側支持装置」という)は、前
記トロッコの軌道方向(図1では、紙面横方向である)
に対して左又は右方向(紙面垂直方向)に移動可能に設
け、当該艤装用装置への車体1の搬入、搬出を可能にし
た。また、他方の支持装置2b(以下、「II位側支持装
置」という)は、前記トロッコの軌道と同方向(紙面横
方向)に移動可能に設け、車体1の車長に合わせて両支
持装置2a、2bの間隔を調整可能にした。前記支持装
置2a、2bの移動は、床に付設された軌道に、支持装
置2a、2b底部の台座8に設けた車輪4a、4bを組
み合わせ、かかる車輪4a、4bをモータ5a、5bに
より駆動することによる。かかる機構は以下に詳述す
る。
【0032】なお、車体1を乗せて移動させるトロッコ
の軌道には、両支持装置2a、2bの間において、ター
ンテーブル6とこのターンテーブル6と連結した別の軌
道とを設けた。車体1が支持装置2a、2bに支持され
た後にトロッコを前記別の軌道に退避させ、車体1の艤
装作業中支障がないようにした。
【0033】(2)支持装置 まず、I位側支持装置2aについて説明する。I位側支持
装置2aの側面図を図2(a)に、正面図を図2(b)
に示す。このI位側支持装置2aは、図2(b)に示す
ように、左右2本の支柱10、10’と、それらの支柱
間に横架した横梁11とが台座8上で門型を形成するよ
うに構成した。
【0034】前記支柱10、10’間には、摺動梁12
を昇降可能に横架した。かかる摺動梁12の昇降は、図
5(c)に示すように、摺動梁12に連結したボールネ
ジ13と、横梁11に固定したナット14とを螺合さ
せ、かかるボールネジ13を連結したモータ15で回動
させることによる。このような摺動梁12の昇降は本実
施例に限定されず、ボールネジ13を摺動梁12に固定
し、かかるボールネジ13と螺合した横梁11のナット
14をモータ15により回動させる方法等でもよい。ま
た、摺動梁12と支柱10、10’とは、図5(e)
(e’)に示すように、摺動梁12の先端部にガイドロ
ーラプレート18を介して回動可能に突設したガイドロ
ーラ16と、支柱10、10’の内部に固定したガイド
すり板17とを係合することにより摺動可能に連結し
た。
【0035】また摺動梁12と支柱10、10’との間
には上下動ロック装置20、20’を設け、摺動梁12
が移動する上下端の位置決めを可能にした。この上下動
ロック装置20、20’は、その正断面図である図5
(d’)と平断面図である図5(d)に示すように、摺
動梁12に連結し、ノックピン22を突出可能に保持し
た上下動ロックシリンダ21と、支柱10、10’に設
けた前記ノックピン22に嵌合可能な穴23とにより構
成し、上下動ロックシリンダ21からノックピン22を
突出させ、支柱10、10’の穴23に挿通させること
で摺動梁12の位置が固定できる。かかる上下動ロック
シリンダ21と摺動梁12との連結は、上下動ロックシ
リンダ21に回動可能に保持したネジ24と、摺動梁1
2に固定したナット25とを螺合させることによる。従
って、かかるネジ24を回動させることで上下動ロック
シリンダ21と摺動梁12との間隔が任意に変更でき、
艤装対象の車体1別に摺動梁12の上下位置を変更でき
る。
【0036】また摺動梁12は、図2(a)(b)に示
すように、車体1と連結する固着装置3aを回動可能に
支持する。これは、摺動梁12に固定した軸受け30と
固着装置3aに連結した軸31とを組み合わせ、さらに
摺動梁12に固定した駆動モータ33の出力軸35に連
結したピニオンギヤ34と前記軸31に固定した略半円
形のブルギヤ32とを組み合わせてなる。かかる連結の
詳細を図5(a)に示す。これにより駆動モータ33の
回転を軸31に伝達し、固着装置3aを180度回転さ
せることができる。なお、図5(a)に示す本実施例の
軸受け30はプランマブロック軸受けであり、駆動モー
タ33と出力軸35との間にはサイクロ減速機を付設し
た。
【0037】さらに、支持装置2a、2bの台座8の底
部には、車体1(図1参照)を搬入出するトロッコ(図
示していない)の軌道7と平行に設けた回転軸40と、
その回転軸40の両端に連結した車輪4aとを回動可能
に支持し、かかる車輪4aを前記トロッコの軌道7と垂
直な軌道(図示していない)に組み合わせた。これによ
り支持装置2aをトロッコの軌道7に対して垂直に移動
可能にした。また、支持装置2aには前記車輪4a駆動
用のモータ5aを設け、このモータ5aと車輪4aとを
ベルト41で連結した。従って、モータ5aの回転によ
り、支持装置2aの移動を可能にした。
【0038】一方、II位側支持装置2bは、上述のI位
側支持装置2aと殆ど同様であるため、共通する個所は
同一番号を付して説明を省略する。但し、以下に示す点
でI位側支持装置2aと相違する。
【0039】a)I位側支持装置2aとII位側支持装置
2bとで車体1の両端部を支持するため、各固着装置3
a、3bは両支持装置2a、2bの対向する面に付設し
ている。また、II位側支持装置2bの固着装置3bを1
80度回転(反転)させる機構については、図5(b)
に示すようにI位側支持装置2aのもと少し異なるが
(図5(a)参照)、駆動モータ33’の配置の違いに
よるものであり、その機構は同様である。
【0040】b)上述のようにII位側支持装置2bの移
動方向は前記トロッコの搬入出方向と同一である点で、
I位側支持装置2aの移動方向と90度異なる。従っ
て、図3(a)(b)に示すように、支持装置2bの底
部に設けた車輪4bの回転軸42はトロッコの軌道7
(図示していない)と垂直方向にした。このため支持装
置2bの車輪4bが組み合わされる軌道(図示していな
い)とトロッコの軌道7とは平行であるが、本実施例の
場合支持装置2bの軌道の方が幅が広い。なお、当該II
位側支持装置2bもI位側支持装置2aと同様にベルト
43を介してモータ5bと連結し、かかるモータ5bに
より移動が駆動される。
【0041】なお、図2及び図3に示すように両支持装
置2a、2bの底部には、各支持装置における車体支持
位置の固定等のため、アウトリガー装置45、レールク
ランプ装置46、47を付設した。以下それぞれの装置
別に説明する。
【0042】a)アウトリガー装置45は、各支持装置
2a、2bの対向端側のそれぞれ左右2カ所に設け、車
体支持時の荷重支持の補強や支持位置の決定などの目的
を有する。このアウトリガー装置45の詳細は、図5
(f)に示すように、支持装置2a、2bの底部に固定
したナット48と、かかるナット48に螺合し、鉛直に
設けたスクリューネジ49とにより構成した。このスク
リューネジ49に固定したハンドル51を回転させて先
端部50を降下させ、床に設けた穴52に嵌合させるこ
とにより支持装置2a、2bを床に固定できる。
【0043】b)レールクランプ装置46は、図2
(b)に示すように、I位側支持装置2aに左右2基装
備し、トロッコの軌道7に対してI位側支持装置2aを
固定し、主に軌道7と垂直方向(左右方向)への移動を
防止する。このレールクランプ装置46の構造は、図4
(a)に示すように、台座8に固定したガイドレール5
0と案内本体51とを案内本体51が上下にスライド可
能に組み合わせ、かかる案内本体51にレールクランプ
本体52を固定した構造である。このレールクランプ本
体52にはスクリューネジ58が鉛直に螺合し、スクリ
ューネジ58上端に固定したハンドル57を回転させる
ことで、下端と連結したクランプ部56を上下させ、軌
道7に嵌合させることができる。また、ガイドレール5
0側に鉛直かつ回動可能に保持したボルト53を案内本
体51に螺合させた。このため、ボルト53の上端に固
定したハンドル54を回転させることにより、案内本体
51ひいてはレールクランプ本体52を上下に移動させ
ることができる。これは支持装置2a、2bの軌道とト
ロッコの軌道7との高低差を調整するためである。
【0044】c)レールクランプ装置47は、図3
(a)に示すように、II位側支持装置2bの後端部(固
着装置3bがある側を前方とし、その反対側を意味す
る)に左右2基装備し、本支持装置2bを当該装置の軌
道に対して固定する。同様にI位側支持装置2aも当該
レールクランプ装置47を1基装備する。このレールク
ランプ装置47は、図4(b)に示すように、前記レー
ルクランプ装置46と同様のレールクランプ本体52、
スクリューネジ58、ハンドル57、及びクランプ部5
6を有するが、レールクランプ本体52が台座8に直接
固定され、案内機構を介さない点で相違する。同一個所
は同一の番号を付して説明を省略する。
【0045】(3)固着装置 両固着装置3a、3bは、図2及び図3に示すように、
各支持装置2a、2bへの付設方向が異なる点を除き、
その構造、機能は同一である。固着装置3a、3bは、
回転軸31に垂直に固定した四角柱状のアーム60と、
このアーム60の先端に固定した本体部61とにより構
成した。この本体部61は、該アーム60及び回転軸3
1に垂直に、かつ、前方(各支持装置において対向する
方向を意味する)に突出させて固定した。
【0046】また、図6(a)、(b)に示すように、
本体部61の左右2カ所に定盤62(特許請求の範囲の
請求項3、4に記載の「車体との係合部」に該当する)
を、アーム60下向き状態で、その表面が水平上向きに
なるように設けた。このため定盤62に車体1(図1参
照)を固定し、固着装置3a、3bを180度回転させ
ることで、車体1を反転させることができる。
【0047】前記定盤62と車体1との固定は、図7に
示すように、定盤62の表面に切ってある複数のT溝に
ボルト63の頭部を挿入し、このボルト63とナット6
4により断面がH形の車体緊締用アタッチメント65を
定盤62に固定し、さらにこのアタッチメント65と車
体1とをボルト66とナット67とで固定することによ
り完了する。
【0048】さらに、本体部61と定盤62とは、図6
(c)に示すように、定盤62に固定した案内本体71
と、本体部61側に長手方向に向け付設したガイドレー
ル70とを組み合わせ、さらに本体部61側において長
手方向に向けて回転可能に支持したネジ72と、定盤6
2に固定したナット73とを組み合わせることで連結し
た。従って、前記ネジ72とギヤで連結したハンドル7
4を回転させることにより、定盤62のみを本体部61
の長手方向に一定量だけ往復移動可能にした。このた
め、固着装置3a、3bに車体1を固定した後に、固定
装置側で車体1を左右に移動させ、車体1の長手方向の
重心軸と回転軸31とが同一鉛直平面内に位置するよう
に調整することができる(以下、車体のセンタリングと
いう)。なお、車体のセンタリングは、本来、以上の機
能に加え、前記アーム60を任意に伸縮可能にし、車体
1の長手方向の重心軸と回転軸31とを一致させるもの
であるが、本実施例ではかかる機能は装備していない。
各種車体の重心軸は、高さ方向の違いが比較的少なく、
かかるセンタリングのズレがあっても反転に影響は少な
いことからである。
【0049】(4)当該装置の運転 まず、I位側支持装置2aを車体進入方向に対して直角
方向に移動し、トロッコに乗せて車体1を搬入する(図
1参照)。搬入完了後I位側支持装置2aを元の位置に
戻し、レールクランプ装置46、47及びアウトリガー
装置45により固定する(図2参照)。II位側支持装置
2bは車体1の車長に合わせて車体進入方向に移動さ
せ、レールクランプ装置46、47及びアウトリガー装
置45により固定する(図2参照)。この操作時、両支
持装置2a、2bの固着装置3a、3bは鉛直下方を向
けておく。以上の操作により、あらゆる車長の車体1に
も対応できる。
【0050】次に、固着装置3a、3bの定盤62と車
体1とを固定し、ハンドル74を回すことで車体1を左
右に移動させ、車体1のセンタリングを行う(図2、図
3参照)。これにより支持装置2a、2bに対する車体
1のセンタリングが支持装置側の機能により完了し、そ
の結果車体1を搬入出するトロッコは車体揚重装置、左
右移動装置等がない汎用のものでよくなり、車体生産ラ
イン上での車体移動をスムーズにすることができる。
【0051】さらに、両支持装置2a、2bの摺動梁1
2を車体1の車高に合わせた量だけ上昇させ、摺動梁ロ
ック装置20で摺動梁12を固定する。この状態でトロ
ッコをターンテーブル6を使用し、本艤装装置外に退避
させる。
【0052】その後、駆動モータ33を駆動して固着装
置3a、3bを180度回転させ、車体1を反転させ
る。これにより艤装作業が行える。かかる作業は、当該
艤装用装置を紙面垂直方向に2基並列に設けた状態の正
面図である図8(b)に示すように、車体1の周囲に設
けた作業用デッキ80を使用して行う。この作業用デッ
キ80は、図8(a)に示すように、その車体側端81
(特許請求の範囲の請求項5に記載の「車体側端縁部」
に該当する)が車幅に合わせて開閉及び伸縮可能になっ
ている。艤装作業終了後は上述の工程を逆に行い車体1
を搬出する。
【0053】本実施例の支持装置は、II位側支持装置2
bに車体進入方向移動機能を与え、I位側支持装置2a
に左右方向移動機能を与えているが、本発明の艤装用装
置はこれには限定されず、一方の支持装置に両機能を付
与し、他方の支持装置は固定型にする場合、両支持装置
に左右方向移動機能を付与する場合等も可能であり、前
者の場合は一の支持装置を固定型にできレイアウト的、
経済的に利点があり、後者の場合は車体を後戻りさせる
必要がなく生産工程のストリームライン化が達成できる
利点がある。
【0054】(5)実施例B 本発明に係る別の実施例について図9、10、11を基
に説明する。図9、10に示すように、支持装置83
a、83bは、上記実施例Aと同様に鉛直に立設した一
対の支柱84と、この支柱84に橋架した横梁85とで
門型を形成するような構造であるが、かかる門型の内部
を車体が通過できる大きさにした。このため、一方の支
持装置を退避させなくても車体の搬入出が可能になり、
実施例実施例AのI位側支持装置2aような左右移動機
構(図2参照)は不要になる。
【0055】つまり、支持装置83aは、図9に示すよ
うに、車体進入方向と平行に付設したガイドレール88
と、底部の台座87に設けたリニアベース89とを組み
合わせて車体進入方向に移動可能にし、かかる移動をモ
ータ90により駆動する。一方、支持装置83bは、図
10に示すように、底部の台座87を床に固定し、移動
機構を保持しない。かかる機能のみで車体の搬入出が可
能で、また図11に示すように、車体搬入後に支持装置
83aを前後に移動させ、車体の車長に合致した支持装
置間隔に定めることができる。
【0056】なお、昇降可能に設けた摺動梁86、摺動
梁86に回転可能に支持した固着装置91a、91bは
上記実施例Aと同様である。但し、摺動梁86の昇降
は、支柱84と平行に支持したボールネジ93と摺動梁
86の両端とを係合させ、このボールネジ93をモータ
92により回転可能にしたことによる。また、本実施例
の場合、車体を比較的高く上昇させることができるた
め、艤装作業中、搬入出用のトロッコを装置外に退避さ
せる必要はない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明に係る車体の艤装用装置によれば、次のような効
果がある。
【0058】(1)請求項1記載の車体の艤装用装置に
よれば、上記従来の艤装用装置のように、支持装置の一
方に車体を通過させるための開閉機構を設ける必要がな
く、支持装置の構造を簡易かつ堅固にすることが容易に
なる。
【0059】また、支持装置自体を左右にスライドさせ
るだけの機構であるため、かかる機構の機械化及び無人
化が容易になる。このため、車体生産ラインにおける艤
装工程のタクトタイムの短縮化を図ることができる。
【0060】さらに、支持装置に前後移動機構を付与す
ることで、異なる車長の車体に対応が可能になり、車長
面での汎用性が取得できる。
【0061】(2)請求項2記載の車体の艤装用装置に
よれば、車体の搬入、搬出時に、上記艤装用装置のよう
に支持装置を車体進入方向に対して左右に移動させた
り、従来の艤装用装置のように支持装置に車体を通過さ
せる開閉機構を設けたりする必要がなく、支持装置の構
造及び機能をさらに簡易にすることができる。このため
機械化、省力化等をさらに促進できる。
【0062】また、上記請求項1記載の装置と同様に、
異なる車長の車体に対応が可能で、車長面での汎用性が
取得できる。
【0063】(3)請求項3記載の車体の艤装用装置に
よれば、任意の高さの車体との連結が可能になるため、
従来の艤装用装置に必要な専用トロッコの車体昇降機構
が不要になる。また、固着装置側で車体とのセンタリン
グが可能になり、従来の艤装用装置の専用トロッコの横
方向摺動機構が不要になる。
【0064】つまり本案装置では、車体を乗せる専用の
トロッコは不要であり、汎用のトロッコでよい。よっ
て、生産ラインの艤装工程において、従来の装置で必要
な車体積み替え作業等が省略でき、作業能率が向上す
る。また、種々の車高の車体に対しても適応可能になる
ため、車高面での汎用性が取得できる。
【0065】(4)請求項4記載の車体の艤装用装置に
よれば、両支持装置の回転軸と緊締後の車体の長手方向
の重心軸とを同一鉛直面内に位置させること、つまり前
記両軸を略一致させることができる。このため、かかる
簡易なセンタリング機構により上述の車体の反転に必要
な駆動力の低減化等の作用を発揮できる。
【0066】(5)請求項5記載の車体の艤装用装置に
よれば、種々の車幅の車体について対応でき、車幅面で
の汎用性が取得できる。
【0067】以上のことから、車体の車長、車高、及び
車幅について汎用性が取得できるため、当該艤装用装置
は種々の車両の混合生産ラインに使用できる。このた
め、車種別に特別装置を装備する必要はなく、投資コス
ト、工場スペースの低減化等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例Aに係る車体の艤装用装置を示
す側面図である。
【図2】(a)は図1の車体の艤装用装置を構成する一
方の支持装置を示す側面図で、(b)はその正面図であ
る。
【図3】(a)は図1の車体の艤装用装置を構成する他
方の支持装置を示す側面図で、(b)はその正面図であ
る。
【図4】(a)(b)は、図2及び図3の支持装置に装
備したレールクランプ装置を示す側面図である。
【図5】(a)と(b)はそれぞれ図2と図3の支持装
置に装備した固着装置の反転駆動機構を示す説明図で、
(c)は図2及び図3の支持装置に装備した摺動梁の昇
降機構を示す説明図で、(d)と(d’)は前記支持装
置に装備した摺動梁ロック機構を示す平面図と側面図
で、(e)と(e’)は前記支持装置に装備した摺動梁
の摺動機構を示す側面図と正面図で、(f)は図2及び
図3の支持装置に装備したアウトリガー装置を示す側面
図である。
【図6】(a)(b)(c)は、それぞれ図2及び図3
の支持装置に装備した固着装置を示す正面図、下方から
見た図、側面図である。
【図7】図6の固着装置と車体とを緊締した状態を示す
説明図である。
【図8】(a)は図1の車体の艤装用装置に装備した作
業用デッキの端部を示す説明図で、(b)は図1の車体
の艤装用装置を2基並列に装備そた状態を示す正面図で
ある。
【図9】(a)は本発明の実施例Bに係る車体の艤装用
装置を構成する一方の支持装置を示す側面図で、(b)
はその正面図である。
【図10】(a)は本発明の実施例Bに係る車体の艤装
用装置を構成する他方の支持装置を示す側面図で、
(b)はその正面図である。
【図11】図9及び図10の車体の艤装用装置を示す側
面図である。
【図12】従来の車体の艤装用装置を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 車体 2a・2b 支持装置 3a・3b 固着装置 4a・4b 車輪 5a・5b モータ 6 ターンテーブル 8 台座 10・10’ 支柱 11 横梁 12 摺動梁 13 ボールネジ 16 ガイドローラ 17 ガイドすり板 20 摺動梁ロック装置 21 上下動ロックシリンダ 22 ノックピン 30 軸受け 31 回転軸 32 ブルギヤ 34 ピニオンギヤ 45 アウトリガー装置 46・47 レールクランプ装置 60 アーム 61 本体部 62 定盤 65 アタッチメント 80 作業用デッキ 81 車体側端 83a・83b 支持装置 84 支柱 85 横梁 86 摺動梁 88 レール 89 リニアベース 91a・91b 固着装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 安彦 兵庫県神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18 号 川崎重工業株式会社兵庫工場内 (72)発明者 小谷 喜美男 兵庫県神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18 号 川崎重工業株式会社兵庫工場内 (72)発明者 北村 博 兵庫県神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18 号 川重鉄道車両エンジニアリング株式会 社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の両端部と連結する固着装置と、こ
    の固着装置を回転可能に支持する2基の支持装置とを装
    備し、車体の重心又はその近傍を通る長手方向軸回りに
    該車体を回転させて艤装を行う車体の艤装用装置であっ
    て、 前記支持装置のうち少なくとも一方には、車体進入方向
    に対して直角方向に往復移動可能な左右移動機構を装備
    し、 前記支持装置のうち少なくとも一方には、車体進行方向
    に往復移動可能な前後移動機構を装備したことを特徴と
    する車体の艤装用装置。
  2. 【請求項2】 車体の両端部と連結する固着装置と、こ
    の固着装置を回転可能に支持する2基の支持装置とを装
    備し、車体の重心又はその近傍を通る長手方向軸回りに
    該車体を回転させて艤装を行う車体の艤装用装置であっ
    て、 前記支持装置は、その内部を車体が通過可能な門型と
    し、 前記支持装置のうち少なくとも一方には、車体進行方向
    に往復移動可能な前後移動機構を装備したことを特徴と
    する車体の艤装用装置。
  3. 【請求項3】 前記支持装置には、前記固着装置の回転
    軸を昇降可能にする昇降機構を設け、 前記固着装置には、その回転軸に対して車体との係合部
    を自在に変位可能にする車体のセンタリング機構を設け
    た請求項1又は2記載の車体の艤装用装置。
  4. 【請求項4】 前記固着装置に設けた前記車体のセンタ
    リング機構は、その接線方向に回転可能に支持したネジ
    と、前記係合部に固定したナットとを螺合させた構造と
    した請求項3記載の車体の艤装用装置。
  5. 【請求項5】 前記固着装置に連結した車体の周囲に作
    業用デッキを設け、その車体側端縁部を車体方向に伸縮
    自在にした請求項1、2、3、又は4記載の車体の艤装
    用装置。
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