JPH09132135A - 索道等の懸垂輸送設備の搬器 - Google Patents

索道等の懸垂輸送設備の搬器

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JPH09132135A
JPH09132135A JP31717095A JP31717095A JPH09132135A JP H09132135 A JPH09132135 A JP H09132135A JP 31717095 A JP31717095 A JP 31717095A JP 31717095 A JP31717095 A JP 31717095A JP H09132135 A JPH09132135 A JP H09132135A
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JP
Japan
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platform
carrier
passenger car
type
getting
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Application number
JP31717095A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Kuwano
晃好 桑野
Yasushi Fukushima
安史 福島
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Nippon Cable Co Ltd
Original Assignee
Nippon Cable Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 索道等の懸垂輸送設備の停留場に構築したプ
ラットホーム型乗降場の曲線区間でも乗客の乗降を行う
場合の搬器の客車を提供することにある。 【解決手段】 停留場の搬器が低速で移動する移動経路
に沿って構築したプラットホーム型乗降場の内で、特に
曲線区間の客車の乗降側の周縁の凹形をした輪郭と、客
車の凸形をした外形が移動する際の軌跡とを平面視で同
芯円状の近似した半径の曲線形状にする。これにより、
プラットホーム型乗降場の曲線区間においても、搬器の
客車とプラットホーム型乗降場の間を一定した僅少な間
隔に保ことができるので、客車の外部にステップ等の乗
降用の補助具が不要になり客車の軽量化ができる。ま
た、客車の外観がデザイン的にも有利になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は索道等の懸垂輸送設備の
客車型搬器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の索道等の懸垂輸送設備の搬器につ
いて以下に記す。図4,5は従来の搬器の曲線区間で乗
客の乗降を行う客車型搬器の外観の平面図および正面図
である。図示するように、搬器33の構成は索条43を
握索する握索装置34と、角型あるいは丸型鋼管を湾曲
して形成した懸垂機35と乗客が乗車する箱型の客車3
6とで構成されている。停留場30には搬器33,3
3,…の移動経路に沿ってプラットホーム型乗降場32
が構築されている。しかも、図示するように、プラット
ホーム型乗降場32の上面と客車36の床36aとが同
一レベルになるようにしている。
【0003】また、客車36の下方には案内ロッド39
を延出して具え、停留場30のフロア30aにはフロア
ガイド40,40が配備されている。搬器33,33,
…はフロアガイド40,40で誘導されて低速あるいは
微速でプラットホーム型乗降場32を移動する。また、
図4,5で示すように、客車36の床面36aとほぼ同
じレベルに合わされており、さらに、客車36からは床
面36aと同じレベルでプラットホーム型乗降場32側
へ向けて平面視で略扇型をしたステップ38を水平方向
に突出して曲線区間のプラットホーム型乗降場32と客
車36との間にできる間隔を埋めるようにしている。こ
うして、プラットホーム型乗降場32から乗客が搬器3
3へ乗車したり、逆に搬器33から降車する際に客車3
6とプラットホーム型乗降場32との間に乗客の足が挟
まれないようにして円滑に乗降動作が行われるようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、客車36の外
部に乗客が乗降するためのステップ38を各搬器33,
33,…に具えることは搬器重量がそれだけ増えること
になる。また、スキー場等の降雪地帯でこのような客車
36を用いて運行するとステップ38,38,…に着雪
するために除雪作業が必要となる。さらに、客車36,
36,…の外観もデザイン的に不利となる等の問題点が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、停留場に設けたプラットホーム型乗降場から乗
客が搬器の客車に乗降を行うようにした索道等の懸垂輸
送設備で、前記プラットホーム型乗降場の乗降側の凹形
をした曲線区間の形状と前記搬器の客車の凸形をした外
形とを平面視で同芯円の近似した半径の曲線形状に形成
するようにする。
【0006】これにより、従来は客車の床面と同一レベ
ルでプラットホーム型乗降場に向けて延出して取り付け
ていたステップ等の乗客が乗降するための補助器具が不
要となる。従って、それだけ搬器が軽量化できる。さら
に、降雪地域でこうした搬器を用いた場合にはステップ
等の除雪作業も不要になり、客車の外観がデザイン的に
も有利になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の索道等の懸垂輸送
設備の搬器の一具体的な実施の形態として索条を半永久
的に握索する形式の握索装置で箱型の客車を索条に懸垂
して乗客を輸送する索道で説明をする。このような形式
の索道設備で実現されているものとしては4〜5台の搬
器を一群にした複数の搬器群を乗客が乗降する停留場で
は低速にして、索道線路中では通常の運転速度で運転を
するようにした間欠的に運転速度を変化させるパルス式
ゴンドラリフトがある。
【0008】始めに、図3は本発明の搬器20を用いた
索道設備1の概略の構成を示した平面図である。両端の
停留場4と停留場7にはそれぞれ滑車6と滑車9が水平
方向に回転可能に枢設されている。そして、両滑車6と
滑車9との間には無端状にした索条3を半周分づつ巻き
回して張架をする。つぎに、索条3には図3で示すよう
に、握索装置21で索条3を握索して懸垂機22で客車
23を懸垂した構成の搬器20,20,…が索道線路2
の全線に懸架されている。
【0009】こうして、滑車6と滑車9とが回転駆動さ
れると搬器20,20,…を懸垂した索条3も索道線路
2を循環移動して搬器20,20,…の運転が行われ
る。そして、それぞれの搬器20,20,…が停留場4
または停留場7を通過する時に乗客の乗降が行われる。
図1は一端側の停留場4に設けたプラットホーム型乗降
場5を扉24,24が開いた搬器20が通過している状
態を示した平面図である。図示するように、停留場4の
フロアレベル4aより一段高くして構築したプラットホ
ーム型乗降場5の上面と客車23の床面25とはほぼ同
じレベルの高さに合わされている。つぎに、図2で示す
ように、搬器20,20,…は客車23,23,…の下
方へ突出して装着した案内ロッド27が停留場4または
停留場7の搬器20,20,…の移動経路に配備された
フロアガイド28,28で誘導されて進行方向の左右に
振れることなく低速で移動をする。
【0010】つぎに、図3で示すように停留場4には平
面視で馬蹄型をしたプラットホーム型乗降場5がフロア
レベル4aより一段高く構築されている。そして、乗降
側の内周縁5aは中心点Pより半径Raの凹形の半円形
をした曲線区間Bと、これに連続した両側の直線区間
A,Cとより成り立っている。他方の停留場7において
も左右が対称で平面視で同形をした馬蹄型のプラットホ
ーム型乗降場8が構築されている。つぎに、搬器20を
構成する客車23につては平面視で前記のプラットホー
ム型乗降場5の内周縁5aを形成した半径Raより客車
23が移動中に乗降側の内周縁5aに接触しない程度の
僅かな間隔d(例えば2cm程)を確保して、同一の中
心点Pより半径Rbで描く同芯円の凸形円弧と同形に客
車23の外形26を形成する。即ち、搬器20がプラッ
トホーム型乗降場5,8の曲線区間Bを周回する際の客
車23の凸形の外形26の移動する軌跡は中心点Pを中
心とする半径Rbが描く半円形状になる。
【0011】このようにすることで、搬器20が停留場
4を周回移動する際の何れの通過位置においても客車2
3とプラットホーム型乗降場5の乗降側の内周縁5aと
の間隔dは一定に確保される。従って、乗客はプラット
ホーム型乗降場5から搬器20の客車23へ乗降する際
にプラットホーム型乗降場5と客車26との間に足など
が挟まれることなく安全に乗降できるのである。
【0012】同様にして、他方の停留場7に構築したプ
ラットホーム型乗降場8を搬器20,20,…が低速あ
るいは微速で移動する間に乗客は客車23へ扉24,2
4が開口された乗降口23aから乗降する。その際に、
前記したように、プラットホーム型乗降場8と搬器20
の客車23との間隔dは僅かな量であるので、乗降に際
して乗客がプラットホーム型乗降場8から足を踏み外す
ようなことなく安全に乗降できるものである。こうし
て、従来の客車の乗降口に具えていたステップ等の補助
器具が不要になり、客車の軽量化ができ、また、客車の
外部に突出した物がなくなることでデザイン的にも良好
になる。
【0013】
【発明の効果】両端の停留場の搬器が周回する移動経路
に沿って段差のあるプラットホーム型乗降場を構築して
搬器に乗客が乗降する索道等の懸垂輸送設備で、搬器を
構成する客車についてはその外形を客車の周回する円弧
状の移動軌跡と合わせるようにする。そして、プラット
ホーム型乗降場については搬器が通過する側の平面視で
の輪郭を客車の移動軌跡と同芯円の近似した半径の曲線
形状にする。故に、搬器が停留場のプラットホーム型乗
降場の曲線区間を通過する場合にもプラットホーム型乗
降場と客車との間隔は僅少な量でほぼ一定になる。
【0014】従来は、客車とプラットホーム型乗降場と
の間にできるすき間を埋めるために、客車の外部へ突出
して具えていたステップ等の乗降用の補助器具が不要に
なる。これにより、スキー場等の降雪地帯で本発明の客
車を用いて乗客を輸送する場合にはステップ等の除雪作
業が不要になる。また、客車の重量軽減ができ、さら
に、客車の外部に突出する部分がなくなるのでデザイン
的にも有利となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の搬器の客車がプラットホーム型乗降
場の曲線区間を通過している状態を説明した概略の平面
図である。
【図2】 図1の搬器がプラットホーム型乗降場の曲線
区間を通過している状態を説明した概略の正面図であ
る。
【図3】 本発明の搬器を用いた懸垂輸送設備の一形式
である索道設備の概略の全体構成を説明した平面図であ
る。
【図4】 従来の搬器の客車がプラットホーム型乗降場
の曲線区間を通過している状態を説明した概略の平面図
である。
【図5】 図4の従来の搬器がプラットホーム型乗降場
の曲線区間を通過している状態を説明した概略の正面図
である。
【符号の説明】
1 索道設備 2 索道線路 3 索条 4 停留場 4a フロアレベル 5 プラットホーム型乗降場 5a 内周縁 6 滑車 7 停留場 7a フロアレベル 8 プラットホーム型乗降場 8a 内周縁 9 滑車 10,11,12,13 矢印 14,15,16 矢印 20 搬器 21,21 握索装置 22,22,… 懸垂機 23,23,… 客車 23a,23a,… 乗降口 24,24 扉 25,25,… 床面 26 外形 27 案内ロッド 28,28 フロアガイド 30 停留場 30a フロア 31 滑車 32 プラットホーム型乗降場 33,33,… 搬器 34,34,… 握索装置 35,35,… 懸垂機 36,36,… 客車 36a 床面 36b 乗降口 37,37 扉 38,38,… ステップ 39 案内ロッド 40,40 フロアガイド 41,42 矢印 43 索条 A,C 直線区間 B 曲線区間 Ra,Rb 半径 P 中心点 d 間隔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停留場に設けたプラットホーム型乗降場
    から乗客が搬器の客車に乗降を行うようにした索道等の
    懸垂輸送設備で、 前記プラットホーム型乗降場の乗降側の凹形をした曲線
    区間の形状と前記搬器の客車の凸形をした外形とを平面
    視で同芯円の近似した半径の曲線形状に形成したことを
    特徴とする索道等の懸垂輸送設備の搬器。
JP31717095A 1995-11-10 1995-11-10 索道等の懸垂輸送設備の搬器 Pending JPH09132135A (ja)

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JP31717095A JPH09132135A (ja) 1995-11-10 1995-11-10 索道等の懸垂輸送設備の搬器

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ID=18085245

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030640A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Nippon Cable Co Ltd プラットホーム用ステップ装置
JP2016084018A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 東洋電機製造株式会社 循環式索道装置
KR102649790B1 (ko) * 2023-01-18 2024-03-21 한국모노레일주식회사 현수식 모노레일의 탑승장 자세제어장치

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