JPH06255478A - ロープウェイの乗降装置 - Google Patents

ロープウェイの乗降装置

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Publication number
JPH06255478A
JPH06255478A JP4262793A JP4262793A JPH06255478A JP H06255478 A JPH06255478 A JP H06255478A JP 4262793 A JP4262793 A JP 4262793A JP 4262793 A JP4262793 A JP 4262793A JP H06255478 A JPH06255478 A JP H06255478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
lifting
carrying box
passenger carrying
carrying
Prior art date
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Pending
Application number
JP4262793A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Okaya
岡谷信彦
Toshio Kumagai
熊谷敏男
Hiroshi Wakasaki
浩 若崎
Shoji Shimizu
清水昭治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP4262793A priority Critical patent/JPH06255478A/ja
Publication of JPH06255478A publication Critical patent/JPH06255478A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】建設用地および建設費の低減を図るとともに、
地上での乗客の乗降を可能とし、また、建設時における
道路の交通渋滞を防止する。 【構成】走行路に沿って複数設置される搬送用支柱3
と、搬送用支柱3より高さが低く設置される2本の乗降
用支柱2と、乗降用支柱2および搬送用支柱3に滑車
4、5を介して張架されるワイヤー6と、乗降用支柱2
および搬送用支柱3の先端部に固定される昇降用部材7
と、ワイヤー6に把持部材12を介して着脱可能に懸架
される吊り下げ部材11と、吊り下げ部材11に固定さ
れる乗客搬送ボックス10と、吊り下げ部材11の先端
部に設けられる昇降車9とを備え、前記昇降用部材7
は、中央に水平面7aを有し両側に水平面7aに向かっ
て下降する傾斜面7bを有しおり、前記吊り下げ部材1
1の昇降車9が傾斜面7bおよび水平面7aを走行可能
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市における交通機関
として用いられるロープウェイの乗降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ニューヨーク市やシンガポールに
おいては、通勤や買い物などの足としてロープウェイが
利用されている。ロープウェイは、在来のモノレールや
新都市交通システムに比較して、最小限の建設用地です
むとともに、建設費が格段に安く、また、建設時を含め
て既存道路の交通渋滞を増大させることがないため、と
くに我国においては有望な交通機関として注目されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のロープウェイは地上から相当の高さをもって走行さ
せる方式のため、乗降用のプラットフォームは、ロープ
ウェイの高さに合わせて建設しなければならず、建設用
地および建設費の増大を招くとともに、乗客は地上から
プラットフォームまで昇降しなければならないというい
う問題を有している。また、建設用地の確保の面から、
乗降装置を既存の道路に沿って設けることが考えられる
が、その場合に道路の交通渋滞を増大させるという問題
を有している。
【0004】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、建設用地および建設費の低減を図ることができると
ともに、地上面での乗客の乗降を可能とし、また、建設
時における道路の交通渋滞を防止することができるロー
プウェイの乗降装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のロー
プウェイの乗降装置は、走行路に沿って複数設置される
搬送用支柱3と、搬送用支柱3より高さが低く設置され
る2本の乗降用支柱2と、乗降用支柱2および搬送用支
柱3に滑車4、5を介して張架されるワイヤー6と、乗
降用支柱2および搬送用支柱3の先端部に固定される昇
降用部材7と、ワイヤー6に把持部材12を介して着脱
可能に懸架される吊り下げ部材11と、吊り下げ部材1
1に固定される乗客搬送ボックス10と、吊り下げ部材
11の先端部に設けられる昇降車9とを備え、前記昇降
用部材7は、中央に水平面7aを有し両側に水平面7a
に向かって下降する傾斜面7bを有しおり、前記吊り下
げ部材11の昇降車9が傾斜面7bおよび水平面7aを
走行可能にすることを特徴とする。なお、上記構成に付
加した番号は、本発明の理解を容易にするために図面と
対比させるためのもので、これにより本発明の構成が何
等限定されるものではない。
【0006】
【作用】本発明においては、乗客搬送ボックス10が乗
降装置1に達すると、吊り下げ部材11の先端に設けた
昇降用車9が、昇降用部材7に乗り上げると同時にワイ
ヤー把持部材12はワイヤー6から外れて、乗客搬送ボ
ックス10は昇降用部材7に支持される。そして、昇降
用車9が昇降用部材7の傾斜面7bを降下してゆき、昇
降用部材7の水平面7aに到達すると乗客搬送ボックス
10が地上面に達して停車される。乗客の乗降が終了す
ると、昇降用車9が昇降用部材7の傾斜面7bを上昇し
てゆき、昇降用車9が昇降用部材7から外れる位置で、
再びワイヤー把持部材12はワイヤー6を把持し、乗客
搬送ボックス10がワイヤー6に支持され搬送走行され
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図1ないし図4は本発明のロープウェイの乗降装
置の1実施例を示し、図1は乗降装置の側面図、図2は
図1のX−X線に沿って矢印方向に見た断面図、図3は
図1のY方向から見た平面図、図4は乗客搬送ボックス
の支持構造を示す斜視図である。
【0008】図1、図2および図3において、乗降装置
1は、乗降部に設置される2本の乗降用支柱2、2と、
この乗降用支柱2、2の外側走行路に沿って多数設置さ
れる搬送用支柱3、3とを有し、後述する乗客搬送ボッ
クスを地上面に導くために乗降用支柱2の高さは搬送用
支柱3の高さより低くなるように設置される。それぞれ
の支柱2、3の両側には、Y字状に支持アーム2a、3
aが形成され、支持アーム2a、3aの先端部には、そ
れぞれ滑車4、5が回転自在に軸支され、滑車5の上側
と滑車4の下側を通って2本のワイヤー6が平行に張架
され、ワイヤー6は図示しない中央駆動装置の駆動源に
連結されている。
【0009】また、各支持アーム2a、3aの先端部に
は、中央に水平面7aを有し両側に水平面7aに向かっ
て下降する傾斜面7bを有する昇降用部材7が固定され
ている。この昇降用部材7の上面にはギヤ8が形成さ
れ、後述する昇降用歯車9と噛み合うように構成されて
いる。
【0010】一方、乗客搬送ボックス10は、吊り下げ
部材11およびワイヤー把持部材12を介してワイヤー
6に着脱可能に懸架される。吊り下げ部材11の先端に
は、図4に示すように、2つの昇降用歯車9が図示しな
いモータにより回転可能に装着され、さらにその先端に
ワイヤー把持部材12がピン13を中心に回動自在に装
着されている。
【0011】上記構成からなる本発明の作用について説
明すると、乗客搬送ボックス10は、通常の搬送走行時
には、搬送用支柱3の高さでワイヤー把持部材12によ
りワイヤー6に吊り下げられ、ワイヤー6を図示しない
駆動源により引っ張ることにより搬送走行される。乗客
搬送ボックス10が乗降装置1に達すると、吊り下げ部
材11の先端に設けた昇降用歯車9が、昇降用部材7に
乗り上げると同時にワイヤー把持部材12はワイヤー6
から外れて、乗客搬送ボックス10は昇降用部材7に支
持される。そして、昇降用歯車9が回転し昇降用部材7
のギヤ8と噛み合いながら傾斜面7bを降下してゆき、
昇降用部材7の水平面7aに到達すると乗客搬送ボック
ス10が地上面に達して停車される。乗客の乗降が終了
すると、昇降用歯車9が回転し昇降用部材7のギヤ8と
噛み合いながら傾斜面7bを上昇してゆき、昇降用歯車
9が昇降用部材7から外れる位置で、再びワイヤー把持
部材12はワイヤー6を把持し、乗客搬送ボックス10
がワイヤー6に支持され搬送走行される。
【0012】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の属する技術分野における通常の知
識を有する者にとって種々の変更が可能である。例えば
上記実施例においては、ロープウェイを複線とするため
に、支柱2、3の両側に支持アーム2a、3aを形成し
ているが、片側のみに支持アームを形成して単線にして
もよい。また、上記実施例においては、昇降用部材7の
上面にはギヤ8を形成しているが、傾斜が緩やかな場合
にはギヤ8を設けなくてもよく、昇降用歯車9は歯車の
ない昇降用車でよい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、乗降装置が地上で占める面積は、乗降用支柱間
の距離だけであり、また、簡単な構成部材だけで建設で
きるため、建設用地および建設費の低減を図ることがで
きるとともに、地上での乗客の乗降を可能とし、また、
建設時における道路の交通渋滞を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロープウェイの乗降装置の1実施例を
示す側面図である。
【図2】図1のX−X線に沿って矢印方向に見た断面図
である。
【図3】図1のY方向から見た平面図である。
【図4】乗客搬送ボックスの支持構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…乗降装置、2…乗降用支柱、3…搬送用支柱 2a、3a…支持アーム、4、5…滑車、6…ワイヤ
ー、7…昇降用部材 7a…水平面、7b…傾斜面、9…昇降用車、10…乗
客搬送ボックス 11…吊り下げ部材、12…ワイヤー把持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水昭治 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行路に沿って複数設置される搬送用支柱
    と、該搬送用支柱より高さが低く設置される2本の乗降
    用支柱と、該乗降用支柱および前記搬送用支柱に滑車を
    介して張架されるワイヤーと、前記乗降用支柱および搬
    送用支柱の先端部に固定される昇降用部材と、前記ワイ
    ヤーに把持部材を介して着脱可能に懸架される吊り下げ
    部材と、該吊り下げ部材に固定される乗客搬送ボックス
    と、前記吊り下げ部材の先端部に設けられる昇降車とを
    備え、前記昇降用部材は、中央に水平面を有し両側に水
    平面に向かって下降する傾斜面を有しおり、前記吊り下
    げ部材の昇降車が前記傾斜面および水平面を走行可能に
    することを特徴とするロープウェイの乗降装置。
JP4262793A 1993-03-03 1993-03-03 ロープウェイの乗降装置 Pending JPH06255478A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4880360A (en) * 1987-05-19 1989-11-14 Sanden Corporation Variable displacement compressor with biased inclined member
WO2012057414A1 (ko) * 2010-10-28 2012-05-03 (주) 한국 레드벤쳐 케이블카용 이송와이어
CN104931749A (zh) * 2015-07-01 2015-09-23 国网山东昌邑市供电公司 集表箱用抱箍
CN107901924A (zh) * 2017-12-11 2018-04-13 程丽丽 一种利用计算机进行安全控制的缆车系统

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