JPH09132099A - モジュールカバー取付構造 - Google Patents

モジュールカバー取付構造

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JPH09132099A
JPH09132099A JP7314927A JP31492795A JPH09132099A JP H09132099 A JPH09132099 A JP H09132099A JP 7314927 A JP7314927 A JP 7314927A JP 31492795 A JP31492795 A JP 31492795A JP H09132099 A JPH09132099 A JP H09132099A
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JP
Japan
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module cover
base plate
inflator
cover mounting
insertion hole
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JP7314927A
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English (en)
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Yuichi Sugiyama
友一 杉山
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のリベットにより、モジュールカバーを
ベースプレートに固定する、エアバッグ装置のモジュー
ルカバー取付構造では、前記リベットを設ける分、エア
バッグ装置の部品点数を増加させると共に、モジュール
カバーの取付工程を困難なものとし、エアバッグ装置の
コスト上昇の原因となっていた。 【解決手段】 ベースプレート3のモジュールカバー取
付部3bに係止孔3gを備えた突状部3fを形成する一
方、モジュールカバー4の固定部4bにベースプレート
3の突状部3fを挿通させる挿通孔4cを形成し、さら
に、ベースプレート3の突状部3fをモジュールカバー
4の挿通孔4cに挿通させた状態で、突状部3fの係止
孔3gに、係止される係止爪5cを備えた押えプレート
5を設け、この押えプレート5をベースプレート3に固
定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグ装置の
モジュールカバー取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エアバッグ装置のモジュールカバ
ー取付構造としては、図7に示すようなものがある。こ
れについて説明すると、20はエアバッグ装置であり、
このエアバッグ装置20では、衝突発生時にガスを噴出
するインフレータ21とエアバッグ22とを取付けたベ
ースプレート23に、モジュールカバー24を固定して
いる。
【0003】前記ベースプレート23は、エアバッグ取
付部23aと、このエアバッグ取付部23aの外周を屈
曲させて形成したモジュールカバー取付部23bとから
成り、モジュールカバー取付部23aには、複数のリベ
ット孔23cが形成されている。一方、モジュールカバ
ー24は、エアバッグ装置20を外装するカバー部24
aと、このカバー部24aの縁に形成された固定部24
bとから成り、この固定部24bには、ベースプレート
23のリベット孔23cに対応した複数のリベット孔2
4cが形成してあり、このリベット孔24cを挿通させ
たリベット25を、ベースプレート23のモジュールカ
バー取付部23bのリベット孔23cに鋲着し、モジュ
ールカバー24をベースプレート23に固定するように
している。
【0004】また、この従来例においては、リベット2
5を、金属プレート26を介して、モジュールカバー2
4の固定部24bに挿通させていて、モジュールカバー
24の固定部24bの下端部に、金属プレート26と、
ベースプレート23のモジュールカバー取付部23bに
当接する突出部24dを形成している。これにより、モ
ジュールカバー24の、矢印C方向の動きが規制される
ようになっていて、エアバッグ22の膨脹時にモジュー
ルカバー24に加わる衝撃力、即ち、矢印C方向の衝撃
力が、リベット25の剪断抗力と、モジュールカバー取
付部23bが突出部24dに当接して生ずる反力とに分
散して支持されるようになっており、リベット25のみ
に負担が集中することを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
の従来例においては、モジュールカバー24を、複数の
リベット25によりベースプレート23に固定するた
め、このリベット25を設ける分、エアバッグ装置20
の部品点数を増加させることとなる。また、複数のリベ
ット25をベースプレート23のリベット孔23cと、
モジュールカバー24のリベット孔24cとに取付ける
ため、モジュールカバー24の取付工程を困難なものと
している。更に、モジュールカバー24の固定部24b
には、突出部24dを形成するため、モジュールカバー
24の成形性を悪化させる虞があり、上記従来のモジュ
ールカバー取付構造を適用したエアバッグ装置20の、
製作コストを上昇させる原因となっていた。
【0006】本発明は上記実状に着目して成されたもの
であり、エアバッグ装置の部品点数を少なく抑えると共
に、モジュールカバーの成形性の向上と、取付工程の簡
略化を可能にし、エアバッグ装置のコスト低減を達成す
ることのできるモジュールカバー取付構造を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するために、本発明は、インフレータ及びこのインフレ
ータからの噴出ガスにより膨脹するエアバッグとを取付
けるベースプレートに、モジュールカバー取付部を設
け、このモジュールカバー取付部に、モジュールカバー
の固定部を取付けて成るモジュールカバー取付構造であ
って、前記ベースプレートのモジュールカバー取付部に
係止孔を備えた突状部を形成する一方、前記モジュール
カバーの固定部に前記ベースプレートの突状部を挿通さ
せる挿通孔を形成し、さらに、前記ベースプレートの突
状部を前記モジュールカバーの挿通孔に挿通させた状態
で、突状部の係止孔に係止される係止爪を備えた押えプ
レートを設け、この押えプレートを前記ベースプレート
に固定するようにした。
【0008】この発明においては、前記モジュールカバ
ーに形成した挿通孔内に、前記ベースプレートに形成し
た突状部を挿通する。その後、前記突状部の係止孔内
に、押えプレートの係止爪を挿入係止させ、この押えプ
レートを前記ベースプレートに固定する。この固定方法
としては、例えば、別体のボルト、ナット、クリップま
たは取付ねじ等の締結手段を用いて固定する。
【0009】この構成においては、前記モジュールカバ
ーの動きは、モジュールカバーの固定部の挿通孔に挿通
させたベースプレートの突状部により規制される。ま
た、前記突状部の係止孔に押えプレートの係止爪を係止
することにより、ベースプレートの突状部がモジュール
カバーの挿通孔からの抜脱することが防止される。ま
た、エアバッグ膨脹時の衝撃力は、モジュールカバーの
挿通孔を介し、ベースプレートの突状部へと伝わるよう
になる。このベースプレートの突状部は、ベースプレー
トと一体に形成されているため、前記衝撃力に十分耐え
得ることができる。このため、従来のように、リベット
等を用いなくとも、モジュールカバーのベースプレート
への良好な取付け状態が得られ、エアバッグ装置の部品
点数の削減とモジュールカバーの取付工程の簡略化が達
成できる。また、従来のようにモジュールカバーに、ベ
ースプレート等に当接する突出部を形成しなくても良く
モジュールカバーの成形性を向上させることができる。
したがって、本発明のモジュールカバー取付構造を適用
したエアバッグ装置では、その製作コストを低減するこ
とができる。
【0010】好ましくは、前記突状部を、ベースプレー
トのモジュールカバー取付部の端部を折曲して形成して
もよく、この場合、モジュールカバーの突状部の成形工
程を簡略化することができる。したがって、エアバッグ
装置の製作コストを、さらに少なく抑えることができ
る。また、突状部をモジュールカバー取付部の端部に形
成するため、モジュールカバー取付部の幅、即ち、ベー
スプレートの高さ寸法を小さくすることができ、エアバ
ッグ装置を薄くする点で有利になる。さらに、突状部の
断面積が小さくなるため、この突状部を挿通させるモジ
ュールカバーの挿通孔の開口面積を小さくできると共
に、モジュールカバーの固定部の挿通孔と固定部端部と
の間隔を大きくすることができる。このため、モジュー
ルカバーの固定部の剪断抗力を高めることができる。
【0011】また、前記押えプレートは、前記締結手段
によって、インフレータの端部と共にベースプレートに
締結してもよく、この場合、前記締結手段により、押え
プレートとインフレータの端部とが同時にベースプレー
トに固定可能となるから、押えプレートとインフレータ
の端部とに、個々に、締結手段を用いることなく、エア
バッグ装置の部品点数をさらに少なく抑えることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明に係わるモジュールカ
バー取付構造の第一の実施の形態を図面に基づき説明す
る。図1は本発明の第一の実施の形態に係わるモジュー
ルカバー取付構造を適用したエアバッグ装置の分解斜視
図である。
【0013】この図において、エアバッグ装置1は、イ
ンフレータ2と、押えプレート5と、ベースプレート3
と、エアバッグ(図示せず)と、リテーナリング8と、
モジュールカバー4とから成る。
【0014】前記ベースプレート3は、エアバッグ取付
部3aと、このエアバッグ取付部3aの周囲を屈曲させ
て形成したモジュールカバー取付部3bとから成る。エ
アバッグ取付部3aの略中央部には、インフレータ取付
孔3cが形成してあり、このインフレータ取付孔3cの
周囲には、ボルト挿通孔3dと、ねじ孔3eが形成して
ある。また、モジュールカバー取付部3bには、複数の
突状部3fが凸設してあり、この突状部3fは、水平断
面を矩形とし、その中央部には、垂直方向に係止孔3g
が形成してある。
【0015】前記ベースプレート3には、始めにインフ
レータ2と前記エアバッグとリテーナリング8が取付け
られる。
【0016】前記インフレータ2は略円盤状に形成して
あり、このインフレータ2の側面には、ボルト挿通孔2
cを有するフランジ部(端部)2bと、ガス吐出孔2a
が形成してある。
【0017】前記リテーナリング8は、略円環状のリテ
ーナリング本体8aとこのリテーナリング本体8aに凸
設したスタッドボルト(締結手段)8bとを備えてい
る。
【0018】また、前記エアバッグはベースプレート3
のインフレータ取付孔3cとほぼ同径の開口部を有する
袋状に形成し、その開口縁にリテーナリング8のスタッ
ドボルト8bが挿通する挿通孔を形成する。
【0019】これら、インフレータ2、エアバッグ、リ
テーナリング8のベースプレート3への取付けは、ま
ず、ベースプレート3のインフレータ取付孔3cに、イ
ンフレータ2のガス吐出孔2a形成部位を挿入すると共
に、ベースプレート3のエアバッグ取付部3aの下面
に、前記エアバッグの開口縁を配置する。次に、この状
態で重合する、前記エアバッグの挿通孔と、ベースプレ
ート3のエアバッグ取付部3aのボルト挿通孔3dと、
インフレータ2のフランジ部2bのボルト挿通孔2cと
に、ベースプレート3の下側よりリテーナリング8のス
タッドボルト8bを挿通し、このスタッドボルト8bに
ナット(締結手段)9を螺着する。これにより、前記エ
アバッグの開口縁と、ベースプレート3のエアバッグ取
付部3aと、インフレータ2のフランジ部2aが、リテ
ーナリング8のスタッドボルト8bとナット9により締
結されることとなる。さらに、この状態より、ベースプ
レート3には、モジュールカバー4及び押えプレート5
が取付けられる。
【0020】前記モジュールカバー4は、エアバッグ装
置1を外装するカバー部4aと、このカバー部4aの内
面に凸設された固定部4bとから成り、この固定部4b
には、ベースプレート3の突状部3fを挿通させる挿通
孔4cが形成されている。
【0021】前記押えプレート5は、固着部5aと係止
部5bとから成る。固着部5aにはねじ孔5dが形成し
てあり、係止部5bの一端部には係止爪5cが形成して
ある。この係止爪5cは、その中間部を逆U字状に屈曲
形成してあり、ベースプレート3の突状部3fをモジュ
ールカバー4の挿通孔4cに挿通させた状態で重合す
る、ベースプレート3のモジュールカバー取付部3a
と、モジュールカバー4の固定部4bの上を迂回し、そ
の先端部が、モジュールカバー4の挿通孔4cを挿通し
たベースプレート3の突状部3fの係止孔3gに係止す
るようになっている。
【0022】次にモジュールカバー4の取付工程を図2
(1)乃至図2(3)に基づき説明する。
【0023】前記エアバッグ装置1では、モジュールカ
バー4の固定部4bを弾性変形により、拡開させて(図
2(1)に示す状態)、ベースプレート3の突状部3f
をモジュールカバー4の挿通孔4c内に挿通させて、ベ
ースプレート3をモジュールカバー4の固定部4b内に
嵌め込む(図2(2)に示す状態)。この状態より、さ
らに、モジュールカバー4の挿通孔4cを挿通させたベ
ースプレート3の突状部3fの係止孔3gに押えプレー
ト5の係止爪5cを係止して、この押えプレート5を取
付ねじ6によりベースプレート3に固定する。これによ
り、モジュールカバー4はベースプレート3に固定され
ることになる(図2(3)に示す状態)。
【0024】なお、図1に示す符番7は、インフレータ
2に取付けられるインフレータカバーである。
【0025】上述した第一の実施の形態のモジュールカ
バー取付構造においては、図3に示すように、モジュー
ルカバー4の矢印B方向の動きは、モジュールカバー4
の挿通孔4cに挿通させたベースプレート3の突状部3
fにより規制される。また、突状部3fの係止孔3gに
押えプレート5の係止爪5cを係止することにより、ベ
ースプレート3の突状部3fがモジュールカバー4の挿
通孔4cから抜脱することが防止される。また、エアバ
ッグの膨脹時にモジュールカバー4に加わる衝撃力は、
モジュールカバー4の挿通孔4cより、ベースプレート
3の突状部3fへと伝わるようになる。このベースプレ
ート3の突状部3fは、ベースプレート3と一体に形成
されているため、前記衝撃力に十分耐え得ることができ
る。このため、従来のように、リベット等を用いなくと
も、モジュールカバー4のベースプレート3への良好な
取付け状態が得られ、エアバッグ装置1の部品点数の削
減とモジュールカバー4の取付工程の簡略化が達成でき
る。また、従来のようにモジュールカバー4に、ベース
プレート3等に当接する突出部を形成しなくても良くモ
ジュールカバー4の成形性を向上させることができる。
したがって、前記第一の実施の形態のモジュールカバー
取付構造を適用したエアバッグ装置1では、その製作コ
ストを低減することができる。
【0026】次に本発明のモジュールカバー取付構造の
第二及び、第三の実施の形態について図4乃至図6に基
づき説明する。なお、これら第二、第三の実施の形態は
上記第一の実施の形態の変形例であり、類似する構成に
は同じ符号を記し、その説明を省略する。
【0027】図4は、本発明の第二の実施の形態を示す
図1と同様な図面である。この図において、ベースプレ
ート3のモジュールカバー取付部3bに形成した突状部
3fの内、押えプレート5の係止爪5cが係止する突状
部3f1 と、この突状部3f1 に対向する位置に形成し
た突状部3f2 を、ベースプレート3のモジュールカバ
ー取付部3bの端部を屈曲させて形成している。この第
二の実施の形態においては、前記第一の実施の形態と同
じ効果が得られるのに加え、モジュールカバー3の突状
部3f1 ,3f2 の成形工程を簡略化することができ
る。したがって、エアバッグ装置1の製作コストを、さ
らに少なく抑えることができる。また、突状部3f1
3f2 をモジュールカバー取付部3bの端部に形成する
ため、モジュールカバー取付部3bの幅、即ち、ベース
プレートの高さ寸法l1 を小さくすることができ、エア
バッグ装置1を薄くする点で有利になる。さらに、突状
部3f1 ,3f2 の断面積が小さくなるため、この突状
部3f1 ,3f2 を挿通させるモジュールカバー4の挿
通孔4cの開口面積を小さくできると共に、モジュール
カバー4の挿通孔4cと固定部4bの端部との間隔l2
を大きくすることができる。このため、モジュールカバ
ー4の固定部4bの剪断抗力を高めることができる。
【0028】また、図5は、本発明の第三の実施の形態
を示す図1と同様な図面であり、図6は、本発明の第三
の実施の形態に係わるモジュールカバー取付構造を適用
したエアバッグ装置の一部破断した平面図である。この
第三の実施の形態では、押えプレート5の固着部5aを
延長し、この固着部5aのねじ孔5dと、インフレータ
2のボルト挿通孔2cとが重合するようにしている。こ
れにより、リテーナリング8のスタッドボルト8bとナ
ット9によって、押えプレート5とインフレータ2のフ
ランジ部2bとを同時にベースプレート3に取付けるこ
とができるようになる。したがって、この第三の実施の
形態おいては、前記第一の実施の形態と同じ作用・効果
が得られるの加え、押えプレート5をベースプレート3
へ取付ける、取付ねじ6を省略することができ、エアバ
ッグ装置1の部品点数をさらに少なく抑えることができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のモ
ジュールカバー取付構造においては、従来のように、リ
ベット等を用いなくとも、モジュールカバーのベースプ
レートへの取付けが可能となり、エアバッグ装置の部品
点数の削減とモジュールカバー取付工程の簡略化が達成
できる。また、従来のようにモジュールカバーに、ベー
スプレート等に当接する突出部を形成しなくても良くモ
ジュールカバーの成形性を向上させることができる。し
たがって、請求項1記載のモジュールカバー取付構造を
適用したエアバッグ装置では、その製作コストを低減す
ることができる。
【0030】また、請求項2記載のモジュールカバー取
付構造においては、請求項1記載の発明と同じ作用・効
果が得られるのに加え、モジュールカバーの突状部の成
形工程を簡略化することができる。したがって、エアバ
ッグ装置の製作コストを、さらに少なく抑えることがで
きる。また、突状部をモジュールカバー取付部の端部に
形成するため、モジュールカバー取付部の幅、即ち、ベ
ースプレートの高さ寸法を小さくすることができ、エア
バッグ装置を薄くする点で有利になる。さらに、突状部
の断面積が小さくなるため、この突状部を挿通させるモ
ジュールカバーの挿通孔の開口面積を小さくできると共
に、モジュールカバーの固定部の挿通孔と固定部端部と
の間隔を大きくすることができる。このため、モジュー
ルカバーの固定部の剪断抗力を高めることができる。
【0031】また請求項3記載のモジュールカバー取付
構造においては、請求項1及び請求項2記載の発明と同
じ作用・効果が得られるのに加え、締結手段により、押
えプレートとインフレータの端部とが同時にベースプレ
ートに固定可能となるから、押えプレートとインフレー
タの端部とに、個々に、締結手段を用いることなく、エ
アバッグ装置の部品点数をさらに少なく抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係わるモジュール
カバー取付構造を適用したエアバッグ装置の構成を示す
分解斜視図である。
【図2】(1)同モジュールカバー取付構造のベースプ
レートへのモジュールカバーの取付工程を説明する図で
あって、モジュールカバーの固定部を拡開させた状態を
しめす図である。 (2)同じく、モジュールカバーをベースプレートに嵌
め込んだ状態を示す図である。 (3)同じく、ベースプレートに押えプレートを取付け
た状態を示す図である。
【図3】図2(3)のA−A線に沿う断面図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態を示す図1と同様な
図面である。
【図5】本発明の第三の実施の形態を示す図1と同様な
図面である。
【図6】本発明の第三の実施の形態に係わるモジュール
カバー取付構造を適用したエアバッグ装置の一部破断し
た平面図である。
【図7】従来のモジュールカバー取付構造を適用したエ
アバッグ装置の縦断面図である。
【符号の説明】
2 インフレータ 3 ベースプレート 3b モジュールカバー取付部 3f 突状部 3g 係止孔 4 モジュールカバー 4b 固定部 4c 挿通孔 5 押えプレート 5c 係止爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インフレータ及びこのインフレータから
    の噴出ガスにより膨脹するエアバッグとを取付けるベー
    スプレートに、モジュールカバー取付部を設け、このモ
    ジュールカバー取付部に、モジュールカバーの固定部を
    取付けて成るモジュールカバー取付構造であって、前記
    ベースプレートのモジュールカバー取付部に係止孔を備
    えた突状部を形成する一方、前記モジュールカバーの固
    定部に前記ベースプレートの突状部を挿通させる挿通孔
    を形成し、さらに、前記ベースプレートの突状部を前記
    モジュールカバーの挿通孔に挿通させた状態で、突状部
    の係止孔に係止される係止爪を備えた押えプレートを設
    け、この押えプレートを前記ベースプレートに固定した
    ことを特徴とするモジュールカバー取付構造。
  2. 【請求項2】 前記突状部は、前記ベースプレートのモ
    ジュールカバー取付部の端部を折曲して形成したことを
    特徴とする請求項1記載のモジュールカバー取付構造。
  3. 【請求項3】 前記押えプレートとインフレータの端部
    とを、締結手段によって、前記ベースプレートに共締め
    したことを特徴とする請求項1及び請求項2記載のモジ
    ュールカバー取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6299196B1 (en) 1998-03-20 2001-10-09 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag apparatus
JP2007112433A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Delphi Korea Corp 運転席用エアバッグモジュールの結合構造

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DE19911930B4 (de) * 1998-03-20 2006-09-28 Toyoda Gosei Co., Ltd., Nishikasugai Airbagmodul
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