JPH09131574A - 物品の選別装置 - Google Patents

物品の選別装置

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JPH09131574A
JPH09131574A JP29287795A JP29287795A JPH09131574A JP H09131574 A JPH09131574 A JP H09131574A JP 29287795 A JP29287795 A JP 29287795A JP 29287795 A JP29287795 A JP 29287795A JP H09131574 A JPH09131574 A JP H09131574A
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JP29287795A
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Takashi Iwakawa
隆 岩川
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の選別装置における判別装置の判別精度
を向上させる。 【解決手段】 積出部4から選別対象物を1個づつ取出
して、その選別対象物の等級を判別装置6により判別
し、等級ごとに仕分けて積込部7の等級別の所定箇所に
積み込む物品の選別装置であって、前記判別装置6を構
成するに、選別対象物を搬送するコンベア8と、選別対
象物が搬送路上の所定の判別位置Bに位置したときにそ
の等級を判別する画像処理式の判別センサー9とを設
け、前記コンベア8の搬送面を網状体26で形成してあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積出部から選別対
象物を1個づつ取出して、その選別対象物の等級を判別
装置により判別し、等級ごとに仕分けて積込部の等級別
の所定箇所に積み込む物品の選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の物品の選別装置では、判別
装置を構成するに、選別対象物を搬送するコンベヤと、
選別対象物が搬送路上の所定の判別位置に位置したとき
にその等級を判別する画像処理式の判別センサーとを設
け、コンベヤの搬送面をベルト状のゴム板などで形成し
てあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、コンベヤの搬送面をベルト状のゴム板などで形成し
てあったために、長期間の使用等により前記搬送面が選
別対象物と同一色に変色したり、選別対象物にごみ等の
異物が付着していたりすると、判別を正確に行うことが
困難になるという問題があった。
【0004】本発明の目的は判別装置の判別精度を向上
させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕請求項1にかかる発明の特徴構成は、判別装置
を構成するに、選別対象物を搬送するコンベヤと、選別
対象物が搬送路上の所定の判別位置に位置したときにそ
の等級を判別する画像処理式の判別センサーとを設け、
前記コンベヤの搬送面を網状体で形成してあることにあ
る。
【0006】請求項2にかかる発明の特徴構成は、判別
装置を構成するに、選別対象物を搬送するコンベアと、
選別対象物が搬送路上の所定の判別位置に位置したとき
にその等級を判別する画像処理式の判別センサーとを設
け、前記コンベアの選別対象物受入位置と取り出し位置
とを、前記判別位置から反対方向に同じ距離だけ離れた
位置に設定し、前記コンベアを間欠的に送る間欠送り手
段を設けるとともに、その送りピッチを、前記受入れ位
置又は取出し位置から前記判別位置までの距離と同一に
設定してあることにある。
【0007】請求項3にかかる発明の特徴構成は、判別
装置を構成するに、選別対象物を搬送するコンベアを設
け、前記コンベアの搬送面に、この搬送面の幅方向に沿
う姿勢で選別対象物よりも高く立ち上がる複数の立上が
り壁を一定のピッチで設けて、複数の選別対象物収容区
画を形成し、この選別対象物収容区画内の選別対象物
が、搬送路上の所定の判別位置に位置したときに、その
選別対象物収容区画から上方の所定の空間が閉塞空間に
なるように、前記判別位置周りに、搬送面側に向けて開
口する箱体を設け、前記選別対象物収容区画内の選別対
象物が前記判別位置に位置した状態で、前記箱体の開口
側の端部と、前記選別対象物収容区画を形成する一対の
立上がり壁の上端部との間から外部の光が箱体内に入り
込むのを阻止する遮蔽体を、前記箱体の開口側の端部又
は各立上がり壁に、前記立上がり壁の搬送移動を許容可
能に設け、前記箱体の内部に、選別対象物の等級を判別
する画像処理式の判別センサーを設けてあることにあ
る。
【0008】請求項4にかかる発明の特徴構成は、請求
項3にかかる発明において、前記コンベアの搬送面を網
状体で形成し、前記選別対象物収容区画内の選別対象物
が前記判別位置に位置した状態で、前記網状体の下方側
から把持対象物を照らす光源部を設けてあることにあ
る。
【0009】請求項5にかかる発明の特徴構成は、前記
判別装置を構成するに、選別対象物を搬送するコンベア
と、選別対象物が搬送路上の所定の判別位置に位置した
ときにその等級を判別する画像処理式の判別センサーと
を設け、前記判別位置よりも上手側の搬送面上で、この
搬送面の幅方向に沿わせた把持対象物の一端部を、前記
搬送面上に設定した搬送方向に沿う縦基準ライン上に位
置決めする位置決め手段を設けてあることにある。
【0010】請求項6にかかる発明の特徴構成は、判別
装置を構成するに、選別対象物を搬送するコンベアと、
選別対象物が搬送路上の所定の判別位置に位置したとき
にその等級を判別する画像処理式の判別センサーとを設
け、前記コンベアの搬送面を、搬送方向に沿う多数の縦
線状体とこれに交差する多数の横線状体とから成る網状
体で形成し、前記判別位置よりも上手側の搬送面上で、
この搬送面の幅方向に沿わせた把持対象物の一端部を、
前記搬送面上に設定した搬送方向に沿う縦基準ライン上
に位置決めする位置決め手段を設け、前記縦基準ライン
と複数の所定の前記縦線状体との間隔が、把持対象物の
複数の等級長さに各別に一致するように、前記複数の縦
線状体を配置してあることにある。
【0011】請求項7にかかる発明の特徴構成は、判別
装置を構成するに、選別対象物を搬送するコンベアと、
選別対象物が搬送路上の所定の判別位置に位置したとき
にその等級を判別する画像処理式の判別センサーとを設
け、前記コンベアの搬送面を、搬送方向に沿う多数の縦
線状体と前記搬送面の幅方向に沿う多数の横線状体とか
ら成る網状体で形成し、各横線状体を等間隔に配置する
とともに、所定の横線状体を横基準ラインに設定してあ
ることにある。
【0012】〔作用〕請求項1の構成によれば、〔イ〕
選別対象物を搬送するコンベアと、選別対象物が搬送路
上の所定の判別位置に位置したときにその等級を判別す
る画像処理式の判別センサーとを設け、前記コンベアの
搬送面を網状体で形成してあるから、長期間の使用等に
より前記搬送面が選別対象物と同一色に変色することが
あっても、網を構成する縦横の線状体が変色するだけ
で、網目を通して選別対象物の例えば長さや曲がり等の
等級を正確に判別することができる。また、選別対象物
にごみ等の異物が付着していた場合、網目から落下しや
すくなり、同様に等級を正確に判別することができる。
【0013】請求項2の構成により、〔ロ〕第1の選別
物収容区画を前記受入れ位置に位置させて、そこに選別
対象物を収容した後、間欠送り手段でコンベアを1ピッ
チ送ると、第1の選別物収容区画の選別対象物が判別位
置に位置するとともに、前記第1の選別物収容区画に隣
接する上手側の第2の選別物収容区画が前記受入れ位置
に位置する。この状態で第1の選別物収容区画の選別対
象物の等級を判別センサーで判別し、第2の選別物収容
区画に選別対象物を収容する。コンベアをさらに1ピッ
チ送ると、第1の選別物収容区画の選別対象物が取出し
位置に位置し、第2の選別物収容区画の選別対象物が前
記判別位置に位置するとともに、第3の選別物収容区画
が前記受入れ位置に位置する。この状態で、第1の選別
物収容区画の選別対象物を取出し、第2の選別物収容区
画の選別対象物の等級を判別センサーで判別し、第3の
選別物収容区画に選別対象物を収容する。
【0014】以上の動作の繰り返して選別対象物の判別
作業を行う。従って、判別作業を流れよく行うことがで
きる。また、コンベアが静止したときに選別対象物を判
別することで、等級を正確に判別することができる。
【0015】請求項3の構成によれば、〔ハ〕画像処理
式の判別センサーによる判別の際に外部の光の影響を受
けにくくなって選別対象物の等級を正確に判別すること
ができる。前記遮蔽体は箱体の開口側の端部又は各立上
がり壁に、前記立上がり壁の搬送移動を許容可能に設て
あるから、コンベアの搬送移動に伴って、一対の立上が
り壁と、前記箱体一対の側壁の端部との間を所定位置で
自動的に遮蔽することができる。各立上がり壁は、搬送
面の幅方向に沿う姿勢で選別対象物よりも高く立ち上が
っているから、コンベアの搬送移動時に選別対象物が遮
蔽体に接触することがなく、搬送面上での選別対象物の
位置ずれを回避できる。
【0016】請求項4の構成によれば、上記請求項1の
構成による作用と同様の作用を奏することができるのに
加え、〔ニ〕請求項3にかかる発明において、一対の立
上がり壁が箱体の一対の側壁の端部近傍に各別に位置し
て、それらの間から外部の光が前記箱体の内部に入り込
むのを遮蔽体で阻止した状態で、光源部により網状体の
下方側から把持対象物を照らすから、選別対象物の輪郭
を明確に表すことができ、等級を正確に判別することが
できる。また、例えば前記箱体の内部に光源部を設けた
場合に比べて、判別センサーが光源部の熱の影響を受け
にくく、判別センサーの精度の低下を防止できる。
【0017】請求項5の構成によれば、〔ホ〕前記判別
位置よりも上手側の搬送面上で、この搬送面の幅方向に
沿わせた把持対象物の一端部を、搬送方向に沿う縦基準
ライン上に位置決めすることができるから、例えば等級
として選別対象物の長さを判別する場合、画像処理式の
判別センサーを把持対象物の他端部側に寄せて判別する
ことで視差を小さくでき、等級を正確に判別することが
できる。
【0018】請求項6の構成によれば、〔ヘ〕上記請求
項1,5による作用と同様の作用を奏することができる
のに加え、例えば等級として選別対象物の長さを判別す
る場合、選別対象物の他端側の縦線状体によって、把持
対象物の等級長さを判別することができ、等級をより正
確に判別することができる。
【0019】請求項7の構成によれば、〔ト〕上記請求
項1による作用と同様の作用を奏することができるのに
加え、例えば選別対象物が胡瓜のような長物で曲がって
いた場合、その曲がりの中心部を容易に判別することが
できる。
【0020】〔効果〕従って、請求項1〜6の構成によ
れば、上記作用〔イ〕〜〔ヘ〕により、判別装置の判別
精度を向上させることができた。
【0021】また、請求項7の構成によれば、上記作用
〔ト〕により、判別装置の判別精度を向上させることが
でき、しかも例えば、判別後の選別対象物を掴んで積込
み部に積み込むような構造の選別装置では、選別対象物
の曲がりの中心部に、把持体を簡単かつ正確に位置させ
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1に示すように、複数の積出コンテナ
4(積出部の一例)に収容された多数の胡瓜(選別対象
物の一例)を、第1ロボットハンドH1でひとつづつ取
出して、積出コンテナ4に隣接する画像処理式の胡瓜の
形状判別装置6に送り込み、形状判別後の胡瓜を第2ロ
ボットハンドH2で取出して、複数の積込コンテナ7
(積込部の一例)に、長さごとに仕分けて積み込む胡瓜
の選別装置(物品の選別装置に相当)を設けてある。前
記積出コンテナ4側には、積出コンテナ4内の胡瓜の積
層状態を検出する超音波式の位置認識装置10を設け
て、第1ロボットハンドHで一番高い位置にある胡瓜か
ら先に取出し可能に構成してある。
【0023】前記第1,第2ロボットハンドH1,H2
は同一の構成で、これらを構成するに、図1,図2に示
すように、支柱13の上端部で第1アーム12の基端部
を上下軸芯周りに回転自在に支持するとともに、前記第
1アーム12の遊端部で第2アーム14の基端部を上下
軸芯周りに回転自在に支持し、第2アーム14の遊端部
に、縦姿勢の支持ロッド15を上下スライド移動自在に
設け、前記支持ロッド15の下端部に設けた支持部材2
で2本の指形成体1を支持し、第1,第2ロボットハン
ドH1,H2の把持部が任意の位置に位置変更可能に、
第1,第2アーム12,14及び支持ロッド15を回転
あるいはスライド移動させる駆動部16を設けてある。
【0024】前記指形成体1は、基端部が開口し遊端部
が閉塞した細長い筒状のゴム材で形成してあり、各指形
成体1の開口部側の端部を、支持部材2に突設した丸ボ
ス2aに外嵌固着してある。そして丸ボス2aに形成し
た空気流通孔に丸ボス2aの背部側からホース11の先
端部を連通接続するとともに、ホース11の基端部に第
1エアシリンダC1を連通接続し、指形成体1の長手方
向中間周部を、各ひだの高さ寸法が指形成体1の背部側
になるほど高い蛇腹18に形成して(図3参照)、第1
エアシリンダC1からの加圧空気の給排により各指形成
体1が腹部側に折曲した把持姿勢と、背部側に復帰伸長
した把持解除姿勢とに、各指形成体1の姿勢を切換え自
在に構成してある。
【0025】また、各指形成体1の外方側にある胡瓜に
吸着ノズルNを吸着させて、その胡瓜を、各指形成体1
で把持可能な位置まで引寄せるノズル機構3を、各指形
成体1の内側で前記支持部材2によって支持してある。
前記ノズル機構3は、支持部材2の中央部に基端側から
先端側に向けて貫通固定した中空支持軸17の先端部
に、前記吸着ノズルNを、そのノズル先端部が各指形成
体1の先端よりも突出する状態に連通接続し、第2エア
シリンダC2に前記中空支持軸17の基端部を連通接続
して、吸着ノズルN内の空気を吸引するよう構成してあ
る。前記吸着ノズルNはその全長を長めに設定して、胡
瓜に吸着した状態で、吸着ノズルN内の負圧で収縮する
ことによって、胡瓜が把持位置内に引寄せられるように
構成してある。
【0026】図1,図4に示すように、前記形状判別装
置6は、一対の帯状体25の間に設けた網状体26で搬
送面を形成したコンベア8と、このコンベア8の搬送路
上に位置する画像処理式の判別センサー9とから成り、
共に制御装置21に制御されて、胡瓜がコンベア8の搬
送路上の所定の判別位置Bに位置したときに、その胡瓜
の長さを判別するよう構成してある。
【0027】前記搬送面に、この搬送面の幅方向に沿う
姿勢で胡瓜よりも高く立ち上がる複数の立上がり壁20
を一定のピッチで設けて、複数の選別対象物収容区画R
を形成し、前記選別対象物収容区画Rのほぼ中央部が、
搬送路上の所定の判別位置Bに位置したときに、その選
別対象物収容区画Rから上方の所定の空間が閉塞空間に
なるように、前記判別位置Bに、搬送面側に向けて開口
する箱体22を設け、前記選別対象物収容区画Rが前記
判別位置Bに位置した状態で、前記箱体22の開口側の
端部と前記一対の立上がり壁20の上端部との間から外
部の光が箱体22内に入り込むのを阻止するゴムたれ2
3(遮蔽体の一例)を、前記箱体22の開口側の端部
に、前記立上がり壁20の搬送移動を許容可能に設けて
ある。
【0028】前記箱体22は角形で、搬送方向の一対の
側壁の間隔を、コンベア8の一対の立上がり壁20の間
隔と同一に設定し、幅方向の一対の側壁の下端部をコン
ベア8の搬送フレーム24に固着して(図1参照)、上
部空間に前記判別センサー9を下向き姿勢状態で収容し
ている。網状体26の下方には胡瓜の輪郭を明確にする
ための黒色板27を設けてある。箱体22の上部には胡
瓜を照らす光源部としてのライト29を設けてある。
【0029】この形状判別装置6においては、前記コン
ベア8を間欠的に送る間欠送り手段を制御プログラム形
式で設けて、その送りピッチを、前記コンベア8の一対
の立上がり壁20間の距離と同一の距離に設定し、箱体
22の搬送方向の一対の側壁28と、コンベア8の一対
の立上がり壁20とが、搬送方向で同一の位置に位置し
たときに、コンベア8の送りを一旦停止させるよう構成
してある。この停止状態で、箱体22よりも搬送上手側
の選別対象物収容区画Rの中心部に対応する位置を選別
対象物受入位置Aに、箱体22よりも搬送下手側の選別
対象物収容区画Rの中心部に対応する位置を選別対象物
取出し位置Cに設定してある。つまり、前記選別対象物
受入位置Aと選別対象物取出し位置Cとを、前記判別位
置Bから同一距離だけ反対方向に離れた位置に設定し、
前記間欠送り手段の送りピッチを、前記受入れ位置A又
は取出し位置Cから前記判別位置Bまでの離間距離と同
一に設定してある。
【0030】前記位置認識装置10や判別センサー9か
らの検出情報に基づいて、第1,第2ロボットハンドH
1,H2の駆動部16・第1,第2エアシリンダC1,
C2等も前記制御装置21で制御可能に構成してあり、
上記胡瓜の選別装置は制御装置21の制御の実行により
次のように作動する。
【0031】〔1〕位置認識装置10が、最も高い位置
にある胡瓜を検出すると、その検出情報に基づいて、第
1ロボットハンドH1の第1,第2アーム12,14及
び支持ロッド15が作動して、支持部材2・指形成体1
がその胡瓜の上方に位置する。そして、第2エアシリン
ダC2が駆動して、指形成体1の外方側にある胡瓜に吸
着ノズルNを吸着させ、胡瓜を、各指形成体1で把持可
能な位置まで引寄せ、第1エアシリンダC1が駆動して
指形成体1が腹部側に折曲し、その胡瓜を把持する。 〔2〕前記第1,第2アーム12,14及び支持ロッド
15が作動して、指形成体1が胡瓜を把持したまま、形
状判別装置6における箱体22よりも搬送上手側の前記
選別対象物受入位置A上に位置する。そして上記〔1〕
と逆の動作により指形成体1及び吸着ノズルN内から加
圧空気を排出して把持を解除し、第1の選別対象物収容
区画Rの搬送面に胡瓜を載置する。 〔3〕図4,図5に示すように、コンベア8が1ピッチ
送られて、前記搬送面上の胡瓜が箱体22内の判別位置
Bに位置するとともに、搬送上手側の第2の選別対象物
収容区画Rが選別対象物受入位置A上に位置する。この
状態で箱体22内の判別センサー9が第1の選別対象物
収容区画Rの胡瓜の等級を判別し、第1ロボットハンド
H1が前記第2の選別対象物収容区画Rに新たな胡瓜を
供給する。上記の箱体22等を設けたことで、判別セン
サー9による判別の際に外部の光の影響を受けにくくな
って胡瓜の等級を正確に判別することができる。 〔4〕コンベア8が1ピッチ送られて、第1の選別対象
物収容区画Rの胡瓜が前記取出し位置Cに、第2の選別
対象物収容区画Rの胡瓜が箱体22内の判別位置Bにそ
れぞれ位置するとともに、第2の選別対象物収容区画R
に隣接する搬送上手側の第3の選別対象物収容区画Rが
前記受入れ位置A上に位置する。この状態で第2ロボッ
トハンドH2が前記第1の選別対象物収容区画Rの胡瓜
を取出して、所定の積込コンテナ7内の所定の位置に積
み込み、箱体22内の判別センサー9が前記第2の選別
対象物収容区画Rの胡瓜の等級を判別し、第1ロボット
ハンドH1が前記第3の選別対象物収容区画Rに新たな
胡瓜を供給する。 〔5〕以上の〔1〕〜〔4〕の作動を繰り返して、積込
コンテナ7の多数の胡瓜を長さごとに仕分ける。
【0032】〔別実施形態〕 図6に示すように、前記選別対象物収容区画Rが前
記判別位置に位置した状態で、前記網状体26の下方側
から把持対象物を照らす光源部としてのライト29を設
けてもよい。この構成によれば、箱体22内にライト2
9を収容しなくてもよいので、判別センサー9がライト
の熱影響を受けず、しかも胡瓜の輪郭が明確に現れて正
確に等級を判別できる。
【0033】 図7に示すように、前記箱体22より
も上手側の搬送面上で、この搬送面の幅方向に沿わせた
胡瓜の一端部を、搬送方向に沿うよう設定した縦基準ラ
インL1上に位置決めする位置決め手段30を設けても
よい。この位置決め手段30は、搬送面上で縦軸芯P周
りに揺動する揺動プレート31を、スプリング34を介
して搬送上手側に揺動付勢した状態に設け、揺動プレー
ト31の所定揺動量を検出するリミットスイッチSWを
設けて構成してある。
【0034】つまり、図7(イ)に示すように、第1ロ
ボットハンドH1により胡瓜を前記受入位置A上で搬送
面の幅方向に横移動させ、揺動プレート31が胡瓜に押
されることにより所定量揺動して、胡瓜の一端部が縦基
準ラインL1上に位置すると、リミットスイッチSWが
揺動プレート31から離れ、そのリミットスイッチSW
の検出情報に基づいて、制御装置21の制御により第1
ロボットハンドH1の横移動が停止するよう構成してあ
る(図7(ロ)参照)。前記スプリング34の付勢力は
弱く設定して、胡瓜はその一端部を縦基準ラインL1上
に位置させたまま揺動プレート31を押し退けながら搬
送されるようになっている。
【0035】この構成によれば、胡瓜の一端部を縦基準
ラインL1上に位置させてあるので、胡瓜の他端部の位
置を判別すれば胡瓜の長さを判別できて判別の精度がよ
くなる。また、ロボットハンドの位置制御も簡単かつ正
確に行うことができる。
【0036】 図8に示すように、前記網状体26
を、搬送方向に沿う多数の縦線状体32とこれに交差す
る多数の横線状体33とで形成し、前記判別位置Bより
も上手側の搬送面上で、この搬送面の幅方向に沿わせた
胡瓜の一端部を、搬送方向に沿う縦基準ラインL1上に
位置決めする位置決め手段を設け(上記のの位置決め
手段と同一構成のもので図示せず)、前記縦基準ライン
L1と複数の所定の前記縦線状体32との距離が、胡瓜
の複数の等級長さSS,S,M,L,LLに各別に一致
するように、前記複数の縦線状体32を配置してもよ
い。
【0037】 図9に示すように、前記網状体26
を、搬送方向に沿う多数の縦線状体32と前記搬送面の
幅方向に沿う多数の横線状体33とで形成し、各横線状
体33を等間隔に配置するとともに、所定の横線状体3
3を横基準ラインL2に設定してもよい。
【0038】選別対象物の長さ以外に、曲がり具合や太
さや等を前記判別装置6で判別して、その等級ごとに選
別対象物を仕分けるよう構成してもよい。
【0039】なお、特許請求の範囲の項に図面との対照
を便利にするために符号を記すが、この記入により本発
明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】胡瓜の選別装置の全体斜視図
【図2】ロボットハンドの把持部の縦断正面図
【図3】指形成体の横断面図
【図4】判別装置の縦断面図
【図5】判別装置の平面図
【図6】別実施形態の縦断面図
【図7】(イ) 別実施形態の作動状態を示す平面図 (ロ) 別実施形態の作動状態を示す平面図
【図8】別実施形態の平面図
【図9】別実施形態の平面図
【符号の説明】
4 積出部 6 判別装置 7 積込部 8 コンベア 9 画像処理式の判別センサー 20 立上がり壁 22 箱体 23 遮蔽体 29 光源部 30 位置決め手段 32 縦線状体 33 横線状体 A 受入れ位置 B 判別位置 C 取出し位置 L1 縦基準ライン L2 横基準ライン R 選別対象物収容区画

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積出部(4)から選別対象物を1個づつ
    取出して、その選別対象物の等級を判別装置(6)によ
    り判別し、等級ごとに仕分けて積込部(7)の等級別の
    所定箇所に積み込む物品の選別装置であって、 前記判別装置(6)を構成するに、選別対象物を搬送す
    るコンベア(8)と、選別対象物が搬送路上の所定の判
    別位置(B)に位置したときにその等級を判別する画像
    処理式の判別センサー(9)とを設け、前記コンベア
    (8)の搬送面を網状体(26)で形成してある物品の
    選別装置。
  2. 【請求項2】 積出部(4)から選別対象物を1個づつ
    取出して、その選別対象物の等級を判別装置(6)によ
    り判別し、等級ごとに仕分けて積込部(7)の等級別の
    所定箇所に積み込む物品の選別装置であって、 前記判別装置(6)を構成するに、選別対象物を搬送す
    るコンベア(8)と、選別対象物が搬送路上の所定の判
    別位置(B)に位置したときにその等級を判別する画像
    処理式の判別センサー(9)とを設け、前記コンベア
    (8)の選別対象物受入位置(A)と取り出し位置
    (C)とを、前記判別位置(B)から反対方向に同じ距
    離だけ離れた位置に設定し、前記コンベア(8)を間欠
    的に送る間欠送り手段を設けるとともに、その送りピッ
    チを、前記受入れ位置又は取出し位置から前記判別位置
    までの距離と同一に設定してある物品の選別装置。
  3. 【請求項3】 積出部(4)から選別対象物を1個づつ
    取出して、その選別対象物の等級を判別装置(6)によ
    り判別し、等級ごとに仕分けて積込部(7)の等級別の
    所定箇所に積み込む物品の選別装置であって、 前記判別装置(6)を構成するに、選別対象物を搬送す
    るコンベア(8)を設け、前記コンベア(8)の搬送面
    に、この搬送面の幅方向に沿う姿勢で選別対象物よりも
    高く立ち上がる複数の立上がり壁(20)を一定のピッ
    チで設けて、複数の選別対象物収容区画(R)を形成
    し、この選別対象物収容区画(R)内の選別対象物が、
    搬送路上の所定の判別位置(B)に位置したときに、そ
    の選別対象物収容区画(R)から上方の所定の空間が閉
    塞空間になるように、前記判別位置(B)周りに、搬送
    面側に向けて開口する箱体(22)を設け、前記選別対
    象物収容区画(R)内の選別対象物が前記判別位置
    (B)に位置した状態で、前記箱体(22)の開口側の
    端部と、前記選別対象物収容区画(R)を形成する一対
    の立上がり壁(20)の上端部との間から外部の光が箱
    体内に入り込むのを阻止する遮蔽体(23)を、前記箱
    体(22)の開口側の端部又は各立上がり壁(20)
    に、前記立上がり壁(20)の搬送移動を許容可能に設
    け、前記箱体(22)の内部に、選別対象物の等級を判
    別する画像処理式の判別センサー(9)を設けてある物
    品の選別装置。
  4. 【請求項4】 前記コンベア(8)の搬送面を網状体
    (26)で形成し、前記選別対象物収容区画(R)内の
    選別対象物が前記判別位置に位置した状態で、前記網状
    体(26)の下方側から把持対象物を照らす光源部(2
    9)を設けてある請求項3記載の物品の選別装置。
  5. 【請求項5】 積出部(4)から選別対象物を1個づつ
    取出して、その選別対象物の等級を判別装置(6)によ
    り判別し、等級ごとに仕分けて積込部(7)の等級別の
    所定箇所に積み込む物品の選別装置であって、 前記判別装置(6)を構成するに、選別対象物を搬送す
    るコンベア(8)と、選別対象物が搬送路上の所定の判
    別位置(B)に位置したときにその等級を判別する画像
    処理式の判別センサー(9)とを設け、前記判別位置
    (B)よりも上手側の搬送面上で、この搬送面の幅方向
    に沿わせた把持対象物の一端部を、前記搬送面上に設定
    した搬送方向に沿う縦基準ライン(L1)上に位置決め
    する位置決め手段(30)を設けてある物品の選別装
    置。
  6. 【請求項6】 積出部(4)から選別対象物を1個づつ
    取出して、その選別対象物の等級を判別装置(6)によ
    り判別し、等級ごとに仕分けて積込部(7)の等級別の
    所定箇所に積み込む物品の選別装置であって、 前記判別装置(6)を構成するに、選別対象物を搬送す
    るコンベア(8)と、選別対象物が搬送路上の所定の判
    別位置(B)に位置したときにその等級を判別する画像
    処理式の判別センサー(9)とを設け、前記コンベア
    (8)の搬送面を、搬送方向に沿う多数の縦線状体(3
    2)とこれに交差する多数の横線状体(33)とから成
    る網状体(26)で形成し、前記判別位置(B)よりも
    上手側の搬送面上で、この搬送面の幅方向に沿わせた把
    持対象物の一端部を、前記搬送面上に設定した搬送方向
    に沿う縦基準ライン(L1)上に位置決めする位置決め
    手段(30)を設け、前記縦基準ライン(L1)と複数
    の所定の前記縦線状体(32)との間隔が、把持対象物
    の複数の等級長さに各別に一致するように、前記複数の
    縦線状体(32)を配置してある物品の選別装置。
  7. 【請求項7】 積出部(4)から選別対象物を1個づつ
    取出して、その選別対象物の等級を判別装置(6)によ
    り判別し、等級ごとに仕分けて積込部(7)の等級別の
    所定箇所に積み込む物品の選別装置であって、 前記判別装置(6)を構成するに、選別対象物を搬送す
    るコンベア(8)と、選別対象物が搬送路上の所定の判
    別位置(B)に位置したときにその等級を判別する画像
    処理式の判別センサー(9)とを設け、前記コンベア
    (8)の搬送面を、搬送方向に沿う多数の縦線状体(3
    2)と前記搬送面の幅方向に沿う多数の横線状体(3
    3)とから成る網状体(26)で形成し、各横線状体
    (33)を等間隔に配置するとともに、所定の横線状体
    (33)を横基準ライン(L2)に設定してある物品の
    選別装置。
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