JPH09130438A - 無線装置 - Google Patents
無線装置Info
- Publication number
- JPH09130438A JPH09130438A JP28025995A JP28025995A JPH09130438A JP H09130438 A JPH09130438 A JP H09130438A JP 28025995 A JP28025995 A JP 28025995A JP 28025995 A JP28025995 A JP 28025995A JP H09130438 A JPH09130438 A JP H09130438A
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- JP
- Japan
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- symbol
- phase
- differential
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- Granted
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定包絡差動位相変調方式を使用し、パーシャ
ルレスポンスの位相割り当てを最適とすることにより、
狭帯域化とともに受信感度の向上を図る。 【解決手段】 ２値をｋビット毎のグレイ符号化された
ｍ値に変換する多元符号化部１１と、クラス１パーシャ
ルレスポンスを行なうプリコーダ１８と、ｍ値をｎ値
（ｎ＝２ｍ−１）のシンボルに変換するためのクラス１
パーシャルレスポンスフィルタ１９と、帯域制限を行な
うＬＰＦ１４と、非線形の位相割り当てを行なう差動位
相変調器１５とから構成する。
ルレスポンスの位相割り当てを最適とすることにより、
狭帯域化とともに受信感度の向上を図る。 【解決手段】 ２値をｋビット毎のグレイ符号化された
ｍ値に変換する多元符号化部１１と、クラス１パーシャ
ルレスポンスを行なうプリコーダ１８と、ｍ値をｎ値
（ｎ＝２ｍ−１）のシンボルに変換するためのクラス１
パーシャルレスポンスフィルタ１９と、帯域制限を行な
うＬＰＦ１４と、非線形の位相割り当てを行なう差動位
相変調器１５とから構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭帯域化を実現す
るための定包絡差動位相変調を行なうデジタル式の無線
装置に関する。
るための定包絡差動位相変調を行なうデジタル式の無線
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の定包絡差動位相変調を行
なう無線装置としては、４相ＰＳＫ変調方式やデュオバ
イナリが広く利用されてきた。そして、より狭帯域化を
行なうために、８相ＰＳＫ変調方式やデュオカテナリを
利用するといった方法も提案されている。
なう無線装置としては、４相ＰＳＫ変調方式やデュオバ
イナリが広く利用されてきた。そして、より狭帯域化を
行なうために、８相ＰＳＫ変調方式やデュオカテナリを
利用するといった方法も提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の８相ＰＳＫ変調方式やデュオカテナリといった方式
は、同一ビットレートで狭帯域化を図る場合、受信感度
が著しく劣化するという問題があった。
来の８相ＰＳＫ変調方式やデュオカテナリといった方式
は、同一ビットレートで狭帯域化を図る場合、受信感度
が著しく劣化するという問題があった。
【０００４】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、同一ビットレートで狭帯域化を行なって
も、８相ＰＳＫ変調方式やデュオカテナリといった方式
に比べて、受信感度を向上できる優れた無線装置を提供
することを目的とする。
るものであり、同一ビットレートで狭帯域化を行なって
も、８相ＰＳＫ変調方式やデュオカテナリといった方式
に比べて、受信感度を向上できる優れた無線装置を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、２値をｋビット毎のグレイ符号化された
ｍ値に変換する多元符号化部と、クラス１パーシャルレ
スポンスを行なうためのプリコーダと、ｍ値をｎ値のシ
ンボルに変換するクラス１パーシャルレスポンスフィル
タと、帯域制限を行なうＬＰＦと、非線形の位相割り当
てを行なう差動位相変調器とを備えたものであり、これ
により、受信感度をあまり劣化させずに同一ビットレー
トでの狭帯域化、または同一伝送帯域での伝送速度の高
速化を図ることができる。
成するために、２値をｋビット毎のグレイ符号化された
ｍ値に変換する多元符号化部と、クラス１パーシャルレ
スポンスを行なうためのプリコーダと、ｍ値をｎ値のシ
ンボルに変換するクラス１パーシャルレスポンスフィル
タと、帯域制限を行なうＬＰＦと、非線形の位相割り当
てを行なう差動位相変調器とを備えたものであり、これ
により、受信感度をあまり劣化させずに同一ビットレー
トでの狭帯域化、または同一伝送帯域での伝送速度の高
速化を図ることができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、連続的に入力された２値系列をｋビット毎のグレイ
符号化されたｍ値系列（ｍ＝２k ）に変換する多元符号
化部と、クラス１パーシャルレスポンスを行なうための
プリコーダと、ｍ値をｎ値（ｎ＝２ｍ−１）のシンボル
に変換するためのクラス１パーシャルレスポンスフィル
タと、帯域制限を行なうＬＰＦと、非線形の位相割り当
てを行なう差動符号化器および位相変調器からなる差動
位相変調器とを備えたものであり、２値をｍ値に多元符
号化する際にグレイ符号化し、パーシャルレスポンスに
おいてはバイナリ配置とすることにより、発生頻度の高
いシンボルは位相遷移を小さく、発生頻度の低いシンボ
ルは位相遷移を大きくすることができるので、平均位相
遷移を小さくすることができ、送信スペクトルの狭帯域
化を図ることができる。また、グレイ符号化によって、
隣接シンボルへのビット誤りが１ビット誤りのみとなる
ので、ＢＥＲ（Ｂit Ｅrror Ｒate ）を向上させるこ
とができる。
は、連続的に入力された２値系列をｋビット毎のグレイ
符号化されたｍ値系列（ｍ＝２k ）に変換する多元符号
化部と、クラス１パーシャルレスポンスを行なうための
プリコーダと、ｍ値をｎ値（ｎ＝２ｍ−１）のシンボル
に変換するためのクラス１パーシャルレスポンスフィル
タと、帯域制限を行なうＬＰＦと、非線形の位相割り当
てを行なう差動符号化器および位相変調器からなる差動
位相変調器とを備えたものであり、２値をｍ値に多元符
号化する際にグレイ符号化し、パーシャルレスポンスに
おいてはバイナリ配置とすることにより、発生頻度の高
いシンボルは位相遷移を小さく、発生頻度の低いシンボ
ルは位相遷移を大きくすることができるので、平均位相
遷移を小さくすることができ、送信スペクトルの狭帯域
化を図ることができる。また、グレイ符号化によって、
隣接シンボルへのビット誤りが１ビット誤りのみとなる
ので、ＢＥＲ（Ｂit Ｅrror Ｒate ）を向上させるこ
とができる。
【０００７】本発明の請求項２に記載の発明は、差動位
相変調器による差動位相変調において、発生頻度の高い
シンボルはシンボル間距離を大きくし、発生頻度の低い
シンボルはシンボル間距離を小さくする非線形の位相割
り当てを行なうものであり、シンボルの発生頻度に応じ
てシンボル間距離を非線形に割り当てることにより、発
生頻度の低いシンボルのＢＥＲは劣化するが、発生頻度
の高いシンボルのＢＥＲは向上するので、平均ＢＥＲを
向上させることができる。
相変調器による差動位相変調において、発生頻度の高い
シンボルはシンボル間距離を大きくし、発生頻度の低い
シンボルはシンボル間距離を小さくする非線形の位相割
り当てを行なうものであり、シンボルの発生頻度に応じ
てシンボル間距離を非線形に割り当てることにより、発
生頻度の低いシンボルのＢＥＲは劣化するが、発生頻度
の高いシンボルのＢＥＲは向上するので、平均ＢＥＲを
向上させることができる。
【０００８】本発明の請求項３に記載の発明は、非線形
の位相割り当てにおいて、信号間距離が等差数列となる
ように位相割り当てを行なうものであり、装置構成を容
易にすることができる。
の位相割り当てにおいて、信号間距離が等差数列となる
ように位相割り当てを行なうものであり、装置構成を容
易にすることができる。
【０００９】（実施の形態）図１は本発明の一実施の形
態を示すものである。図１において、１１は多元符号化
部であり、２値のデータをｋビット毎にｍ値（ｍ＝
２k ）のグレイ符号化を行なう。１２はｍｏｄ演算素子
であり、１３は１シンボル（ｋビット遅延素子である。
１２および１３はクラス１パーシャルレスポンスを行う
ためのプリコーダ１８を構成し、また１３はｍ値をｎ値
（ｎ＝２ｍ−１）のシンボルに変換するクラス１パーシ
ャルレスポンスフィルタ１９を構成する。１４は帯域制
限を行なうＬＰＦ（ローパスフィルタ）であり、１５は
差動符号化器１６および位相変調器１７からなる差動位
相変調器である。
態を示すものである。図１において、１１は多元符号化
部であり、２値のデータをｋビット毎にｍ値（ｍ＝
２k ）のグレイ符号化を行なう。１２はｍｏｄ演算素子
であり、１３は１シンボル（ｋビット遅延素子である。
１２および１３はクラス１パーシャルレスポンスを行う
ためのプリコーダ１８を構成し、また１３はｍ値をｎ値
（ｎ＝２ｍ−１）のシンボルに変換するクラス１パーシ
ャルレスポンスフィルタ１９を構成する。１４は帯域制
限を行なうＬＰＦ（ローパスフィルタ）であり、１５は
差動符号化器１６および位相変調器１７からなる差動位
相変調器である。
【００１０】次に上記実施の形態における動作について
説明する。多元符号化部１１は、連続的に入力された２
値のデータをｋビット毎にｍ値（ｍ＝２k ）のグレイ符
号化を行ない、結果を出力する。プリコーダ１８におけ
るｍｏｄ演算素子１２には、多元符号化部１１からｍ値
のシンボルが連続的に入力され、時刻ｔに入力されたシ
ンボルから時刻ｔ−１に入力されたシンボルの減算を行
ない、ｍｏｄ ｍ演算したものを出力する。この出力
は、ｍｏｄ ｍ演算を行なっているため、ｍ値のデータ
である。図２はｍｏｄ演算素子１２が、ｍ＝４でｍｏｄ
演算を行なった場合の加算および減算の結果を示してい
る。次に、クラス１パーシャルレスポンスフィルタ１９
における１シンボル遅延素子１３に、ｍｏｄ演算素子１
２から連続的にｍ値のシンボルが入力されて１シンボル
が遅延され、次いで時刻ｔに入力されたシンボルと時刻
ｔ−１に入力されたシンボルの加算を行ない、ｎ値（ｎ
＝２ｍ−１）のシンボルが出力される。このｎ値は、Ｌ
ＰＦ１４により帯域制限され、差動符号化器１６により
差動符号化され、位相変調器１７により位相変調信号が
出力される。
説明する。多元符号化部１１は、連続的に入力された２
値のデータをｋビット毎にｍ値（ｍ＝２k ）のグレイ符
号化を行ない、結果を出力する。プリコーダ１８におけ
るｍｏｄ演算素子１２には、多元符号化部１１からｍ値
のシンボルが連続的に入力され、時刻ｔに入力されたシ
ンボルから時刻ｔ−１に入力されたシンボルの減算を行
ない、ｍｏｄ ｍ演算したものを出力する。この出力
は、ｍｏｄ ｍ演算を行なっているため、ｍ値のデータ
である。図２はｍｏｄ演算素子１２が、ｍ＝４でｍｏｄ
演算を行なった場合の加算および減算の結果を示してい
る。次に、クラス１パーシャルレスポンスフィルタ１９
における１シンボル遅延素子１３に、ｍｏｄ演算素子１
２から連続的にｍ値のシンボルが入力されて１シンボル
が遅延され、次いで時刻ｔに入力されたシンボルと時刻
ｔ−１に入力されたシンボルの加算を行ない、ｎ値（ｎ
＝２ｍ−１）のシンボルが出力される。このｎ値は、Ｌ
ＰＦ１４により帯域制限され、差動符号化器１６により
差動符号化され、位相変調器１７により位相変調信号が
出力される。
【００１１】図３は差動位相変調器１５による差動位相
変調において、ｋ＝２の場合のｎ値シンボルの非線形位
相配置の例を示している。図３（ａ）に示すように、ｋ
＝２の場合、ｎ値のシンボルの発生頻度は３が最も高
く、次いで２および４、１および５、０および６の順と
なっている。そこで、発生頻度の最も高い３において隣
接シンボルとのシンボル間距離が最も大きくなるように
し、発生頻度に応じてシンボル間距離を小さくしてい
く。すなわち、図３（ｂ）のように、発生頻度の高いシ
ンボルはシンボル間距離を大きくし、発生頻度の低いシ
ンボルはシンボル間距離を小さくする非線形の位相割り
当てを行なう。ちなみに、ｋ＝２の場合のｎ値の線形位
相配置は図３（ｃ）のようになる。
変調において、ｋ＝２の場合のｎ値シンボルの非線形位
相配置の例を示している。図３（ａ）に示すように、ｋ
＝２の場合、ｎ値のシンボルの発生頻度は３が最も高
く、次いで２および４、１および５、０および６の順と
なっている。そこで、発生頻度の最も高い３において隣
接シンボルとのシンボル間距離が最も大きくなるように
し、発生頻度に応じてシンボル間距離を小さくしてい
く。すなわち、図３（ｂ）のように、発生頻度の高いシ
ンボルはシンボル間距離を大きくし、発生頻度の低いシ
ンボルはシンボル間距離を小さくする非線形の位相割り
当てを行なう。ちなみに、ｋ＝２の場合のｎ値の線形位
相配置は図３（ｃ）のようになる。
【００１２】非線形の位相割り当てにおいて、図３
（ｂ）に示すように、信号間距離が等差数列となるよう
に位相割り当てを行なうことにより、装置構成を容易に
することができる。
（ｂ）に示すように、信号間距離が等差数列となるよう
に位相割り当てを行なうことにより、装置構成を容易に
することができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、２値をｋビット毎のグレイ符号化されたｍ値に
変換する多元符号化部と、クラス１パーシャルレスポン
スを行なうためのプリコーダと、ｍ値をｎ値のシンボル
に変換するためのクラス１パーシャルレスポンスフィル
タと、帯域制限を行なうＬＰＦと、非線形の位相割り当
てを行なう差動位相変調器とを備えているので、受信感
度をあまり劣化させることなく伝送帯域の狭帯域化を図
ることができ、周波数利用効率を向上させることができ
る。
ように、２値をｋビット毎のグレイ符号化されたｍ値に
変換する多元符号化部と、クラス１パーシャルレスポン
スを行なうためのプリコーダと、ｍ値をｎ値のシンボル
に変換するためのクラス１パーシャルレスポンスフィル
タと、帯域制限を行なうＬＰＦと、非線形の位相割り当
てを行なう差動位相変調器とを備えているので、受信感
度をあまり劣化させることなく伝送帯域の狭帯域化を図
ることができ、周波数利用効率を向上させることができ
る。
【図１】本発明の一実施の形態を示す無線装置の要部ブ
ロック図
ロック図
【図２】本発明の一実施の形態におけるｍｏｄ ｍ演算
結果の例を示す一覧図
結果の例を示す一覧図
【図３】（ａ）本発明の一実施の形態におけるｎ値シン
ボルの発生頻度例を示す模式図 （ｂ）本発明の一実施の形態におけるｎ値シンボルの非
線形位相配置例を示す模式図 （ｃ）従来例におけるｎ値シンボルの線形位相配置例を
示す模式図
ボルの発生頻度例を示す模式図 （ｂ）本発明の一実施の形態におけるｎ値シンボルの非
線形位相配置例を示す模式図 （ｃ）従来例におけるｎ値シンボルの線形位相配置例を
示す模式図
１１ 多元符号化部 １２ ｍｏｄ演算素子 １３ １シンボル（ｋビット）ルタ） １４ ＬＰＦ（ローパスフィルタ） １５ 差動位相変調器 １６ 差動符号化器 １７ 位相変調器 １８ プリコーダ １９ クラス１パーシャルレスポンスフィルタ
Claims (3)
- 【請求項１】 連続的に入力された２値系列をｋビット
毎のグレイ符号化されたｍ値系列（ｍ＝２k ）に変換す
る多元符号化部と、クラス１パーシャルレスポンスを行
なうためのプリコーダと、ｍ値をｎ値（ｎ＝２ｍ−１）
のシンボルに変換するためのクラス１パーシャルレスポ
ンスフィルタと、帯域制限を行なうＬＰＦと、非線形の
位相割り当てを行なう差動符号化器および位相変調器か
らなる差動位相変調器とを備えた無線装置。 - 【請求項２】 差動位相変調器による差動位相変調にお
いて、発生頻度の高いシンボルはシンボル間距離を大き
くし、発生頻度の低いシンボルはシンボル間距離を小さ
くする非線形の位相割り当てを行なう請求項１記載の無
線装置。 - 【請求項３】 非線形の位相割り当てにおいて、信号間
距離が等差数列となるように位相割り当てを行なう請求
項２記載の無線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28025995A JP3273880B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28025995A JP3273880B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 無線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09130438A true JPH09130438A (ja) | 1997-05-16 |
| JP3273880B2 JP3273880B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=17622507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28025995A Expired - Fee Related JP3273880B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 無線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3273880B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005269258A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Nec Corp | 符号化変調装置および方法 |
| WO2007043443A1 (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-19 | Mitsubishi Electric Corporation | ディジタル変調方法、ディジタル変調回路、ディジタル復調回路、およびディジタル伝送システム |
| JP2010538502A (ja) * | 2007-06-05 | 2010-12-09 | マジュド エフ． バーソウム | 容量を最適化したコンステレーションで信号を送信する設計方法論及び方法及び装置 |
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| US9887870B2 (en) | 2007-06-05 | 2018-02-06 | Constellation Designs, Inc. | Methods and apparatuses for signaling with geometric constellations |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP28025995A patent/JP3273880B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (41)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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