JP5207517B2 - ディジタル変調方法、ディジタル変調回路、ディジタル復調回路、およびディジタル伝送システム - Google Patents

ディジタル変調方法、ディジタル変調回路、ディジタル復調回路、およびディジタル伝送システム Download PDF

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Description

本発明は、高速なディジタル伝送を行うためのディジタル変調方法、ディジタル変調回路、ディジタル復調回路、およびディジタル伝送システムに関する。
無線通信技術は、無線LANに代表されるように、100Mビット毎秒を越える高速化へと進んでいる。今後、1Gビット毎秒へ進展することは間違いなく、高速通信に適した通信方式は必須である。現在の高速伝送は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)による通信で実現されている。OFDMは、現在、20MHzのRF(Radio Frequency:無線周波数)帯域で54Mビット毎秒を実現しており、次世代無線LAN規格においても1Hz当り3ビット伝送を実現しており、高速伝送に適している。
しかしながら、無線装置を構築する際には、OFDM信号のPAPR(Peak to Average Power Ratio:ピーク電力と平均電力の比)が大きく、増幅器、ミキサなどにバックオフ(線形動作させるための動作マージン)を大きくとる必要があり、デバイスへの負担が大きい。1Gビット毎秒の通信を実現する周波数帯として、数十GHzの周波数帯が有望であるが、5GHz帯以下のデバイスと比べ、デバイス性能が相対的に低く、デバイスに負担の少ない通信方式が必須である。
また、高速伝送を実現するに当り、ベースバンド帯での信号処理の帯域幅をできる限り小さくし、デバイスの負担を軽減することも同時に必要となる。なお、その他に、できるだけ狭いRF帯域を使用して高速伝送を可能とすることは、周波数有効利用の観点からも重要となる。
振幅を一定にしたまま、位相を連続的に変化させる変調方式として、MSK(Minimum Shift Keying)、さらに、多値化することにより高速化を図る4値MSKなどがある(例えば、非特許文献1、2参照)。従来のMSKは、1ビットのディジタルデータにより、位相偏移を±90度のどちらかを選択して、連続的に変化させている。一方、4値MSKは、伝送すべきディジタルデータの2ビットのデータ値に基づき、±135度、±45度を選択し、伝送速度を向上させている。
また、さらなるMSK方式の変形として、1ビットの伝送すべきディジタルデータにより、±90度のどちらかを選択する従来の±90度の位相偏移のあるMSKに加え、連続する2ビットのデータパターンがある特別な配列になる場合に位相偏移0度とすることを加える方式がある(例えば、特許文献1参照)。この方式では、公知のMSK方式と異なる位相偏移パターンを用いることで、占有帯域幅を2/3まで低減することが可能である。
さらに、従来のMSKを狭帯域化する技術として、TFM(Tamed Frequency Modulation)がある(例えば、非特許文献2参照)。TFMは、1ビットのデータを送信するために、送るべき1ビットデータと、それまでに送った過去の2ビットのデータ、つまり合計3ビットのデータパターンに応じて、位相偏移を決定する方法である。
そのルールは、π/2×(d−1/4+d/2+d/4)である。ここで、d−1はすでに送信した2ビット前のデータ、dはすでに送信した1ビット前のデータ、dは伝送すべきデータである。データパターンにより、±π/2、±π/4、0の位相偏移を取るため、従来のMSK方式より3dB帯域幅を狭くすることができる。
S. Pasupathy, " Minimum Shift Keying: A Spectrally Efficiency Modulation," IEEE Communication Magazine, vol.17, pp.14-22, July 1979. 斎藤洋一著 「ディジタル無線通信の変復調」電子情報通信学会 P78〜88 特表2000−511009号公報(第1頁、図1)
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。非特許文献2における4値MSKは、多値化したことにより伝送速度を向上させることを可能としているが、偏移させる位相の最大値が±135度とするため占有帯域幅が著しく拡大し、結果的にベースバンド帯域およびRF帯域が従来のMSK方式と同等になってしまい、狭帯域化できないという問題があった。
また、特許文献1におけるMSKの変形方式は、従来のMSK方式に比べて占有帯域幅を2/3まで低減することが可能であるが、1回の位相偏移で1ビットのみの伝送である点、また狭帯域化も充分ではなく、これ以上の狭帯域化を図る変調方式に拡張して適用できない点が問題であった。
また、非特許文献2におけるTFMは、従来のMSK方式より3dB帯域幅を狭くすることができるものの、1回の位相偏移で1ビットのみの伝送である点、メインローブは従来のMSKの4/3倍となる点が問題であった。
ここで、MSK変調信号の帯域幅は、シンボル点が偏移する際に必要となるベクトル位相変化量の最大値で決定される。通常のMSK変調方式では、1ビット伝送での最大偏移は±90度となり、かつ位相が連続的に変化することから、ベースバンド帯域幅は、シンボル速度の3/4となる。
例えば、1Gビット毎秒以上の高速データ伝送を考えた場合、1シンボルで伝送するビット数が2ビットの場合、500Mシンボル毎秒となり、RF帯域は750MHz以上、ベースバンド帯域は375MHz以上必要となる。
一方、非特許文献2の4値MSKの場合、シンボル速度は250Mシンボル毎秒に低下するものの、1回の位相偏移の最大値が±135度であるためRF帯域は750MHz、ベースバンド帯域は375MHzとなり、従来のMSKと同じ周波数帯域が必要となる。また、特許文献1に記載の変形MSK方式を用いた場合でも、RF帯域は500MHz、ベースバンド帯域幅は250MHz以上必要となる。
ベースバンド信号の処理の容易さを考慮すると、1シンボル当りのビット数を増加させた上で、さらに、ベースバンド帯域幅を狭く処理することが可能な変調方式が必要となる。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、シンボル当りの伝送ビット数を増加させた上で、かつベースバンド帯域幅を狭くすることが可能となるディジタル変調方法、ディジタル変調回路、ディジタル復調回路、およびディジタル伝送システムを得ることを目的とする。
本発明に係るディジタル変調方法は、搬送波信号の位相を連続的に偏移させディジタルデータを伝送するディジタル変調方法において、シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行い、1回の位相偏移により2ビット以上のディジタルデータを伝送する際に、前記2ビット以上のディジタルデータに対応するそれぞれのデータの位相変化量を±100度以下となるように制限し、かつ前記2ビット以上のディジタルデータで決定される位相量を、前記±100度以下の範囲において偏移した位相点の位相間隔が等しくなるように定義して、位相平面上にそのシンボル点配置を決定するものである。
また、本発明に係るディジタル変調回路は、シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行い、1回の位相偏移により送信すべき2ビット以上のディジタルデータに対応して、それぞれのデータの位相変化量を±100度以下となるように制限し、かつ前記2ビット以上のディジタルデータで決定される位相量を、前記±100度以下の範囲において偏移した位相点の位相間隔が等しくなるように定義して、位相平面上にそのシンボル点配置を決定することでベースバンド信号を生成するベースバンド信号発生回路と、生成されたベースバンド信号を直交変調する直交変調器とを備えたものである。
さらに、本発明に係るディジタル伝送システムは、同じ搬送波周波数もしくは異なる搬送波周波数を用いて基地局と端末との双方向通信を行うディジタル伝送システムにおいて、基地局もしくは端末の少なくともいずれか1つは、本発明のディジタル変調回路を備えるものである。
本発明によれば、シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行った後、位相平面上にそのシンボル点配置を決定する際に、位相変化量が限定されるように、配置する位相平面の領域を制限することにより、シンボル当りの伝送ビット数を増加させた上で、かつベースバンド帯域幅を狭くすることが可能となるディジタル変調方法、ディジタル変調回路、ディジタル復調回路、およびディジタル伝送システムを得ることができる。
本発明の実施の形態1における多値MSKのシンボル点の第1の遷移例を示す図である。 本発明の実施の形態1における多値MSKのシンボル点の第2の遷移例を示す図である。 本発明の実施の形態1における多値MSKのシンボル点の第3の遷移例を示す図である。 本発明の実施の形態1における第3の遷移例と従来技術との通信性能の比較をまとめた図である。 本発明の実施の形態1における第1の変調回路のブロック図である。 本発明の実施の形態1における第2の変調回路のブロック図である。 本発明の実施の形態1における第3の変調回路のブロック図である。 本発明の実施の形態1における第1の復調回路のブロック図である。 本発明の実施の形態1における第2の復調回路のブロック図である。 本発明の実施の形態1における第3の復調回路のブロック図である。 本発明の実施の形態1における変調回路の全体ブロック図である。 本発明の実施の形態1における変調回路の全体ブロック図の別の例である。 本発明の実施の形態1における変調方法を適用したディジタル伝送システムの全体構成図である。
以下、本発明のディジタル変調方法、ディジタル変調回路、ディジタル復調回路、およびディジタル伝送システムの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
本発明は、RFデバイスへの負担軽減のため定振幅変調方式であるMSK変調方式に着目し、ベースバンド帯域の負担軽減およびRF帯域の狭帯域化のために多値化を行い、高速伝送に適したディジタル変調方法、ディジタル変調回路、ディジタル復調回路、およびディジタル伝送システムを提供するものである。
すなわち、本発明は、搬送波信号の振幅を一定にしたまま、位相を連続的に変化させることにより、ディジタルデータを伝送する変調方式において、必要帯域を著しく減少させることが可能な変調方式を提供するもので、ギガビット毎秒以上の超高速無線伝送システムにおいて、装置構成を容易にするものである。
より具体的には、本発明は、シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行った後、位相平面上にそのシンボル点配置を決定する際に、位相変化量が限定されるように、配置する位相平面の領域を制限することにより、必要な帯域幅を狭くすることを技術的特徴とするものである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における多値MSKのシンボル点の第1の遷移例を示す図である。図1において、横軸は、位相空間の実軸であり、縦軸は、位相空間の虚軸である。この第1の遷移例においては、伝送すべきビット数を、1回の位相偏移毎に2ビットとしている。さらに、現在のシンボル点の位相(図1における1aに相当)からの位相偏移の制限範囲(図1における1bの範囲に相当)を、±90度としている。そして、2ビットのデータに対応する位相変化量は、±90度である位相偏移の制限範囲において、φ1〜φ4の4種類となる。
このような遷移を用いることにより、4種類の位相を使うことによる高速伝送が可能となり、かつ、最大位相偏移量を90度とすることで、最大位相偏移を180度あるいは135度とする場合に比べて、帯域を狭く抑圧したままでの高速伝送が可能となる。
なお、図1においては、最大位相偏移量を90度とする場合を例示したが、これに限定されない。最大位相偏移量を135度未満とすることにより、最大位相偏移を180度あるいは135度とする場合に比べて、帯域を狭く抑圧したままでの高速伝送が可能となる。
図2は、本発明の実施の形態1における多値MSKのシンボル点の第2の遷移例を示す図である。図2において、横軸は、位相空間の実軸であり、縦軸は、位相空間の虚軸である。この第2の遷移例においては、伝送すべきビット数を、1回の位相偏移毎に3ビット、最大位相偏移量を100度とし、また、配置するシンボル点を正負対称としている。
この結果、現在のシンボル点の位相(図2における2aに相当)から、3ビットのデータに対応する位相変化量は、±φ1(=100度)、±φ2、±φ3、±φ4の8種類となる。さらに、これらのシンボル点は、制限した最大偏移量100度以下(図2における2bの範囲に相当)において、偏移する位相をランダムに配置していることが特徴である。
このような遷移を用いることにより、8種類の位相を使うことによる高速伝送が可能となり、かつ、最大位相偏移量を100度とすることで、最大位相偏移を180度や135度とする場合に比べて、帯域を狭く抑圧したままでの高速伝送が可能となる。
図3は、本発明の実施の形態1における多値MSKのシンボル点の第3の遷移例を示す図である。図3において、横軸は、位相空間の実軸であり、縦軸は、位相空間の虚軸である。この第3の遷移例においては、伝送すべきビット数を、1回の位相偏移毎に2ビット、最大位相偏移量を90度とし、また、配置するシンボル点を、正負対称としている。
さらに、偏移した後の各シンボル点は、位相間隔が等しくなるように配置されている。すなわち、現在のシンボル点の位置(図3における3aに相当)を位相0度とすると、2ビットのデータに対応する位相変化量は、それぞれ、±90度、±30度となり、制限した最大偏移量90度以下(図3における3bの範囲に相当)において、位相間隔がどれも60度で均一化されている。
このような等間隔な配置とすることにより、符号誤りを起こさないための雑音余裕を均一にして、ビット誤り率を最低にすることができる。ただし、配置するシンボル点は、必ずしも、90度、30度、また正負対称である必要はない。例えば、等間隔となる配置から±10%ずれた位置に配置された場合にも、ビット誤り率を大きく劣化させることなく、高速伝送することができる。
この図3における第3の遷移例によると、たとえば、1Gbpsを実現する際に、1シンボル時間(=位相が±180度まで回転するのに要する時間の最小値)で4ビット伝送できるため、シンボルレートが250Mbpsで、必要帯域幅はその3/4の187.5MHzとなり、公知のMSK方式の半分の占有帯域幅となることが、シミュレーションにより明らかになっている。
図4は、本発明の実施の形態1における第3の遷移例と従来技術との通信性能の比較をまとめた図である。図4から明らかなように、同一のビット速度に対して、本発明におけるベースバンド帯域およびRF帯域が公知技術より狭帯域化されている。
すなわち、シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行った後、位相平面上にそのシンボル点配置を決定する際に、位相変化量が限定されるように、配置する位相平面の領域を制限する本発明の変調方式を用いることにより、RF帯域およびベースバンド帯域を狭帯域化させることが可能となる。
位相平面の領域を制限することにより、全領域を使用する場合と比較してビット誤り率は高くなってしまう。しかしながら、高速伝送を実現するに当り、ベースバンド帯での信号処理の帯域幅をできる限り小さくし、デバイスの負担を軽減することが可能となり、発熱等の問題が重要となる数十GHzの周波数帯においても、既存のデバイスを適用した高速伝送を可能とし、結果として、周波数有効利用を図ることができる。
次に、上述のようなシンボル点の配置に基づくディジタル変調方式を実施するためのディジタル伝送システムを構成する変調回路および復調回路について説明する。まず始めに、変調回路について説明する。図5は、本発明の実施の形態1における第1の変調回路のブロック図である。この第1の変調回路は、送信すべきディジタルデータに基づき、定義されたベクトルの偏移を実現するベースバンド信号を発生するベースバンド信号発生回路11と、局部発振器12aを備え、搬送波周波数を直交変調するための直交変調回路12とから構成される。
ベースバンド信号発生回路11は、送信すべきディジタルデータに対応して位相空間上のシンボル点を特定するために、図1〜図3で示された位相空間の実軸と虚軸に相当する2つの値を出力する。そして、直交変調回路12は、ベースバンド信号発生回路11からの2つの出力信号に対して、直交変調を施すことにより、ディジタルデータに対応した変調信号を生成する。
図6は、本発明の実施の形態1における第2の変調回路のブロック図である。この第2の変調回路は、ベースバンド信号発生回路11と直交変調回路12との間に新たに逆高速フーリエ変換回路(逆FFT)13を備えている点が、先の図5における第1の変調回路と異なる。
そして、この第2の変調回路は、送信すべきディジタルデータに基づき、定義されたベクトルの偏移を実現するベースバンド信号を発生するために、ベースバンド信号発生回路11と逆高速フーリエ変換回路13とを組み合わせた回路を用いている。なお、図6においては、ベースバンド信号発生回路11と逆高速フーリエ変換回路13とを別々に記載しているが、ベースバンド信号発生回路11の中に逆高速フーリエ変換回路13を含む構成とすることも可能である。
最終的に、逆高速フーリエ変換回路13は、先の図5におけるベースバンド信号発生回路11と同様の2つの値を出力することとなる。さらに、直交変調回路12は、逆高速フーリエ変換回路13からの2つの出力信号に対して、直交変調を施すことにより、ディジタルデータに対応した変調信号を生成する。
図7は、本発明の実施の形態1における第3の変調回路のブロック図である。この第3の変調回路は、送信すべきディジタルデータに基づき、定義されたベクトルの偏移を実現する制御信号発生回路14と、電圧制御発信器15とから構成される。MSKの場合には、このような構成をとることにより、連続的に位相を変化させた変調波を発生させることができる。
次に、復調回路について説明する。図8は、本発明の実施の形態1における第1の復調回路のブロック図である。この第1の復調回路は、局部発振器21aを備えた直交復調回路21と、ベースバンド信号判定回路22とから構成される。
直交復調回路21は、直交変調されて送信されたベースバンド信号を変換する。さらに、ベースバンド信号判定回路22は、直交復調回路21により変換されたベースバンド信号に基づき、受信波のベクトル偏移を検出し、受信ディジタルデータを復調する。
図9は、本発明の実施の形態1における第2の復調回路のブロック図である。この第2の復調回路は、局部発振器21aを備えた直交復調回路21とベースバンド信号判定回路22との間に新たに高速フーリエ変換回路(FFT)23を備えている点が、先の図8における第1の復調回路と異なる。
本発明の変調方式は、本質的に周波数変調であり、周波数検出回路を用い、その検出結果から受信データを復調可能である。そこで、この第2の復調回路では、受信周波数の検出を行うために、高速フーリエ変換回路(FFT)23を用いることを特徴としている。なお、図9においては、高速フーリエ変換回路23とベースバンド信号判定回路22とを別々に記載しているが、ベースバンド信号判定回路22の中に高速フーリエ変換回路23を含む構成とすることも可能である。
図10は、本発明の実施の形態1における第3の復調回路のブロック図である。この第3の復調回路は、周波数判定回路24と、ベースバンド信号判定回路22とから構成される。
本発明の変調方式は、本質的に周波数変調であり、周波数検出回路を用い、その検出結果から受信データを復調可能である。そこで、この第3の復調回路では、直交変調されて送信された信号を受信して、受信周波数の検出を行うために、周波数判定回路24を用いることを特徴としている。
図11は、本発明の実施の形態1における変調回路の全体ブロック図であり、ディジタルデータ発生回路30、変調回路10、RF/IFアナログ回路40から構成される。ここで、変調回路10には、先に図5〜7を用いて説明した第1の変調回路〜第3の変調回路のいずれもが適用可能である。
ディジタルデータ発生回路30は、送信すべきディジタルデータを順次発生させる。変調回路10は、ディジタルデータに基づいて変調信号を生成する。さらに、RF/IFアナログ回路40は、変調回路10で生成されたベースバンド帯の変調信号を無線周波数帯にアップバージョンして無線送信を行う。このような構成により、本願の第1の変調回路〜第3の変調回路を具現化できる。
図12は、本発明の実施の形態1における変調回路の全体ブロック図の別の例である。図12の全体ブロック図は、ディジタルデータの拡散変調を行う拡散変調回路50を新たに備えている点が、先の図11の全体ブロック図と異なっている。ここで、拡散変調回路50は、拡散符号を生成する拡散符号発生回路51と、拡散符号に基づいてディジタルデータを拡散符号化する拡散操作実現回路52とで構成される。
このような回路構成を取ることにより、本発明による変調方式に対して拡散符号化を加味することが可能となる。この結果、本発明による変調方式は、拡散符号化が有する干渉に強く、秘匿性に優れた効果を兼ね備えることが可能となる。
図13は、本発明の実施の形態1における変調方法を適用したディジタル伝送システムの全体構成図である。図13のディジタル伝送システムは、インターネットに接続されている無線アクセスポイント60と、複数のノートPCなどに接続される無線端末61〜63とで構成された無線通信システムを例示しており、本発明による変調方式を無線LANとして適用する場合を示している。
それぞれの端末は、無線アクセスポイント60から各無線端末61〜63へ、そして、各無線端末61〜63から無線アクセスポイント60へのそれぞれの通信回線を維持するわけであるが、該回線の両方、もしくは片方の回線に本発明の変調方式を用いることが可能である。
すなわち、本発明の通信方式を適用した無線通信システムにおいては、システム全体として必ずしも統一した変調方式を用いる必要はない。各無線端末61〜63で個別の変調方式あるいは異なる搬送波周波数を用いることが可能である。さらに、同一の無線端末においても、上り方向(各無線端末61〜63から無線アクセスポイント60へ)と下り方向(無線アクセスポイント60から各無線端末61〜63へ)とで個別の変調方式あるいは異なる搬送波周波数を用いることも可能である。また、一部の通信方式に従来技術による変調方式を併存させることも可能である。
これにより、特定の変調方法に縛られずに無線通信システムを構築することができるとともに、高速伝送が要求される通信に本発明の変調方式を適用することができる。
以上のように、本発明の実施の形態1によれば、シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行った後、位相平面上にそのシンボル点配置を決定する際に、位相変化量が限定されるように、配置する位相平面の領域を制限することにより、シンボル当りの伝送ビット数を増加させた上で、かつベースバンド帯域幅を狭くすることが可能となるディジタル変調方法を得ることができる。
本発明の変調方法は、定振幅変調であることから、特に電力増幅器やミキサの動作マージンを不要とするため、他の位相変調などを用いた高速化手法に比べデバイスへの負担が小さい。さらに、ガウシアンフィルタにより帯域制限を行うGMSKの多値化は、従来のMSKのフィルタリングによる拡張であるため、本発明の変調方法を適用することが可能である。
さらに、本発明の変調方法を用いたディジタル変調回路あるいはディジタル伝送システムを容易に構築することが可能となり、高速伝送を可能にし、かつ、ベースバンド帯域幅を狭くした通信を実現できる。

Claims (10)

  1. 搬送波信号の位相を連続的に偏移させディジタルデータを伝送するディジタル変調方法において、
    シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行い、1回の位相偏移により2ビット以上のディジタルデータを伝送する際に、前記2ビット以上のディジタルデータに対応するそれぞれのデータの位相変化量を±100度以下となるように制限し、かつ前記2ビット以上のディジタルデータで決定される位相量を、前記±100度以下の範囲において偏移した位相点の位相間隔が等しくなるように定義して、位相平面上にそのシンボル点配置を決定する
    ことを特徴とするディジタル変調方法。
  2. シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行い、1回の位相偏移により送信すべき2ビット以上のディジタルデータに対応して、それぞれのデータの位相変化量を±100度以下となるように制限し、かつ前記2ビット以上のディジタルデータで決定される位相量を、前記±100度以下の範囲において偏移した位相点の位相間隔が等しくなるように定義して、位相平面上にそのシンボル点配置を決定することでベースバンド信号を生成するベースバンド信号発生回路と、
    生成された前記ベースバンド信号を直交変調する直交変調器と
    を備えたことを特徴とするディジタル変調回路。
  3. 請求項2に記載のディジタル変調回路において、
    前記ベースバンド信号発生回路は、前記ベースバンド信号を生成するための逆高速フーリエ変換回路を有することを特徴とするディジタル変調回路。
  4. 請求項2または3に記載のディジタル変調回路において、
    前記ディジタルデータをベースバンド帯で拡散した信号を生成する拡散変調回路をさらに備え、
    前記ベースバンド信号発生回路は、前記ディジタルデータをベースバンド帯で拡散した信号に対応して前記ベースバンド信号を生成する
    ことを特徴とするディジタル変調回路。
  5. シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行い、1回の位相偏移により送信すべき2ビット以上のディジタルデータに対応して、それぞれのデータの位相変化量を±100度以下となるように制限し、かつ前記2ビット以上のディジタルデータで決定される位相量を、前記±100度以下の範囲において偏移した位相点の位相間隔が等しくなるように定義して、位相平面上にそのシンボル点配置を決定することで位相制御信号を生成する制御信号発生回路と、
    生成された前記位相制御信号に応じて連続的に位相を変化させた発振信号を生成する電圧制御発振器と
    を備えたことを特徴とするディジタル変調回路。
  6. 請求項5に記載のディジタル変調回路において、
    前記ディジタルデータをベースバンド帯で拡散した信号を生成する拡散変調回路をさらに備え、
    前記制御信号発生回路は、前記ディジタルデータをベースバンド帯で拡散した信号に対応して前記位相制御信号を生成する
    ことを特徴とするディジタル変調回路。
  7. シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行い、1回の位相偏移により送信すべき2ビット以上のディジタルデータに対応して、それぞれのデータの位相変化量を±100度以下となるように制限し、かつ前記2ビット以上のディジタルデータで決定される位相量を、前記±100度以下の範囲において偏移した位相点の位相間隔が等しくなるように定義して、位相平面上にそのシンボル点配置を決定することで生成されたベースバンド信号を直交変調した信号を受信し、前記直交変調した信号を変換して前記ベースバンド信号を生成する直交復調回路と、
    生成された前記ベースバンド信号から受信波のベクトル偏移を検出し、前記ディジタルデータを復調するベースバンド信号判定回路と
    を備えたことを特徴とするディジタル復調回路。
  8. 請求項7に記載のディジタル復調回路において、
    前記ベースバンド信号判定回路は、生成された前記ベースバンド信号の受信周波数を解析することにより受信波のベクトル偏移を検出するための高速フーリエ変換回路を有することを特徴とするディジタル復調回路。
  9. シンボルあたりのビット数を増加させるために多値化を行い、1回の位相偏移により送信すべき2ビット以上のディジタルデータに対応して、それぞれのデータの位相変化量を±100度以下となるように制限し、かつ前記2ビット以上のディジタルデータで決定される位相量を、前記±100度以下の範囲において偏移した位相点の位相間隔が等しくなるように定義して、位相平面上にそのシンボル点配置を決定することで連続的に位相が変化する発振信号を受信し、前記発振信号の受信周波数を判定する周波数判定回路と、
    判定された前記受信周波数から受信波のベクトル偏移を検出し、前記ディジタルデータを復調するベースバンド信号判定回路と
    を備えたことを特徴とするディジタル復調回路。
  10. 同じ搬送波周波数もしくは異なる搬送波周波数を用いて基地局と端末との双方向通信を行うディジタル伝送システムにおいて、
    前記基地局もしくは前記端末の少なくともいずれか1つは、請求項5ないし9のいずれか1項に記載のディジタル変調回路を備えることを特徴とするディジタル伝送システム。
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