JPH09130076A - 電磁気シールド装置 - Google Patents

電磁気シールド装置

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Publication number
JPH09130076A
JPH09130076A JP30210495A JP30210495A JPH09130076A JP H09130076 A JPH09130076 A JP H09130076A JP 30210495 A JP30210495 A JP 30210495A JP 30210495 A JP30210495 A JP 30210495A JP H09130076 A JPH09130076 A JP H09130076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
electromagnetic shield
case
electromagnetic
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30210495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzuru Sakamoto
譲 坂本
Tatsuya Okawa
竜也 大川
Toshio Takagi
俊夫 高木
Koji Kato
幸治 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP30210495A priority Critical patent/JPH09130076A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路基板に実装された電子回路素子等の電磁気
シールドを有効に行い、量産化が図れる様にする。 【解決手段】本発明は、回路基板4の電磁気シールドを
必要とする部分の周囲にアース回路導体4aを形成し、
該アース回路導体に当接する周端を有するシールドケー
ス1を弾性を有する電磁気シールド層6を介在させ前記
回路基板に設け、又前記電磁気シールド層は導電性イン
キを印刷して形成し、導電性インキ等から成る電磁気シ
ールド層により、シールドケースと回路基板との合接面
からの電磁気の漏洩を効果的に遮蔽でき、ケース内部に
収納されている電子回路素子は有効に電磁気シールドさ
れ、電磁気シールド層が印刷により形成されるので量産
が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路素子等の
電磁気シールド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】IC、LSIチップの半導体チップ等の
電子回路素子を実装したプリント配線基板等の高周波回
路部分、論理回路部分は電磁気シールドが必要であり、
導電性を有するシールドケースにプリント配線基板を収
納し、電子回路素子を被覆した状態で小型携帯無線機等
の各種電子機器に搭載される。
【0003】従来のシールドケースには、上ケースと下
ケースとから成る構造のものが知られ、この場合、上下
ケースの接合面に導電性のガスケットを装着したり、フ
ィンガーを使用する等して、接合面の間隙からの電磁気
漏洩を防止したり、或は多数のネジにより上下ケースを
接合固定する構造が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電磁気の漏
洩防止にガスケットを使用する場合、材料コストが高
く、かなりの重量と肉厚を有する為に機器の軽減化と薄
型化に不利であり、又組立てに時間を要する為に量産に
不向きといった不具合がある。
【0005】一方、フィンガーを使用したり、多数のネ
ジで結合する構造のものにあっては、上記ガスケット使
用時の不具合に加えて次の不具合がある。例えば、ネジ
による結合構造の場合、隣接するネジとネジとの締込み
ピッチ間では上下ケースの接合面の密着度が緩いことか
ら、その部分の間隙から電磁気が漏洩し易いという不具
合がある。
【0006】本発明の目的は、プリント配線基板に実装
された電子回路素子等の電磁気シールドに有効で、量産
化が図れる様な電磁気シールド装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回路基板の電
磁気シールドを必要とする部分の周囲にアース回路導体
を形成し、該アース回路導体に当接する周端を有するシ
ールドケースを弾性を有する電磁気シールド層を介在さ
せ前記回路基板に設けたものであり、又前記電磁気シー
ルド層は導電性インキを印刷して形成されているもので
ある。
【0008】上記構成によって、シールドケースと回路
基板との合接面に導電性インキ等から成る電磁気シール
ド層を設けてある為、その合接面からの電磁気の漏洩を
効果的に遮蔽でき、ケース内部に収納されている電子回
路素子は有効に電磁気シールドされ、電磁気シールド層
が印刷により形成されるので量産化が可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1に示す様に、シール
ドケース1は、それぞれ導電性を有する上部ケース2と
下部ケース3とから成る合接方式のものであり、この場
合上部ケース2が蓋部材を兼ねている。前記上部ケース
2と前記下部ケース3は互いに止めネジ5によって結合
され、その為のネジ孔2aが上部ケース2に形成され、
前記下部ケース3には円筒状の螺子込み部3aが立上げ
てある。該下部ケース3の4方の側壁3bの一辺には長
矩形状の開口窓3cが設けられ、該開口窓3cに後述す
るプリント配線基板等の回路基板4に設けた接続コネク
タ4bが合致し、該開口窓3cを通して外部に臨む様に
なっている。
【0010】又、前記上部ケース2と前記下部ケース3
は周縁で回路基板4に当接する様になっており、上部ケ
ース2と下部ケース3の周縁合接面のいずれか一方側に
は、本実施の形態の場合は図示の様に前記下部ケース3
の側壁3bの上端面に導電性インキから成る電磁気シー
ルド層6が例えば印刷方式で形成されている。印刷され
る導電性インキとしては、硬化後に弾性を有する素材の
ものが使用される。
【0011】一方、前記下部ケース3の内部には前記回
路基板4が収納されている。該回路基板4には電子回路
が配線され、図示しない半導体チップ等の電子回路素子
が実装されている。又、前記回路基板4の周縁に沿って
アース回路導体4aが形成され、前記回路基板4の一端
側には外部回路に電気的に接続する為の接続コネクタ4
bが設けられている。該接続コネクタ4bは前記下部ケ
ース3に設けた開口窓3cに合致し、前記接続コネクタ
4bを介して外部回路に回路基板4を電気的に接続でき
る様になっている。而して、前記下部ケース3に回路基
板4を重ね、更に該回路基板4に前記上部ケース2を重
ね、前記止めネジ5により、下部ケース3、回路基板
4、上部ケース2を固着する。前記アース回路導体4a
に下部ケース3が前記電磁気シールド層6を介して電気
的に接続され、前記回路基板4の電子回路がシールドさ
れる。又、前記電磁気シールド層6は弾力性を有するの
で前記止めネジ5の締付けで、前記アース回路導体4a
と全周に亘って密着する。
【0012】以上の構成による電磁気シールド装置を小
型携帯無線機等の電子機器に内蔵させると、シールドケ
ース1に於ける上部ケース2と下部ケース3との合接面
に設けた電磁気シールド層6によって、その合接面から
の電磁気漏洩が防止され、回路基板4上の電子回路は電
磁気シールドされるので、安定した特性で動作が可能に
なる。
【0013】尚、上記実施の形態ではシールドケース1
により回路基板4全体を覆う様にしたが、高周波回路弁
シールドが必要な回路が回路基板4の一部に形成されて
いる場合は、シールドケースを回路基板4に対して部分
的に設けてもよく、更に回路基板の上部ケース側が金属
板等で遮蔽されている様な状況では上部ケースを省略す
ることも可能である。更に又、電磁気シールド層6は前
記アース回路導体4a上に印刷形成してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明による電磁気
シールド装置によれば、プリント配線基板等の回路基板
に実装された電子回路素子に対して有効な電磁気シール
ドが可能であり、更にガスケットに代わる電磁気シール
ド層が印刷手方で形成できるので部品点数が減少し、更
に量産化が可能であり、而もシールドケース自体の組立
分解が従来の様にガスケットや多数のネジ等を使用せず
1本のネジで行えるので容易化でき、材料費の低減、作
業性の向上、製造工程の短縮等によるコスト低減が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態の電磁気シールド装置
を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 シールドケース 2 上部ケース 3 下部ケース 4 回路基板 4a アース回路導体 6 電磁気シールド層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 幸治 秋田県南秋田郡天王町天王字長沼64番地 五洋電子工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板の電磁気シールドを必要とする
    部分の周囲にアース回路導体を形成し、該アース回路導
    体に当接する周端を有するシールドケースを弾性を有す
    る電磁気シールド層を介在させ前記回路基板に設けたこ
    とを特徴とする電磁気シールド装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁気シールド層は導電性インキを
    印刷して形成されている請求項1記載の電磁気シールド
    装置。
JP30210495A 1995-10-26 1995-10-26 電磁気シールド装置 Pending JPH09130076A (ja)

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JP30210495A JPH09130076A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 電磁気シールド装置

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JP30210495A JPH09130076A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 電磁気シールド装置

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JPH09130076A true JPH09130076A (ja) 1997-05-16

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016152177A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置、電動機用制御装置及び電動流体ポンプ
JP2018508046A (ja) * 2015-03-10 2018-03-22 フィニサー コーポレイション 光学モジュールのラッチおよびemi遮蔽機構
WO2021213774A1 (de) * 2020-04-23 2021-10-28 Robert Bosch Gmbh Antriebsvorrichtung für ein fahrzeug und fahrzeug

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016152177A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置、電動機用制御装置及び電動流体ポンプ
JP2018508046A (ja) * 2015-03-10 2018-03-22 フィニサー コーポレイション 光学モジュールのラッチおよびemi遮蔽機構
WO2021213774A1 (de) * 2020-04-23 2021-10-28 Robert Bosch Gmbh Antriebsvorrichtung für ein fahrzeug und fahrzeug

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